お知らせ
東京教区ニュース第237号
2006年11月01日
目次
カテドラルに歓声響く 恒例の子どもミサ
10月8日、 教区の子どもミサ (教会学校委員会主催)が岡田武夫大司教の司式によって行なわれ、 約44の教会から子どもとリーダー合わせて760人が集まった。
岡田大司教は 「皆さんこんなにたくさん、 東京カテドラル聖マリア大聖堂に来てくれてありがとう。 今日の福音の箇所は、 私の紋章5つのパンと2匹の魚が書かれているところです。 私は今年の福音の箇所を聞いてうれしくなりました。 分けても分けても増えていくパンはイエズス様ご自身の心です。 わたしたちも多くの人と分かち合いましょう」 と語られた。
また感謝の典礼に入ると子どもたちの長い列が続き、 手作りのパンや手紙、 祈りが奉納され、 岡田大司教の手に一つずつ手渡された。
ミサが終わると子どもたちは 「カテドラル探検マップ」 を手にし 「カテドラルシールラリー」 に挑戦した。 これは教会ごとにゲーム形式でカテドラルの構内を探検するもの。 カテドラルの大改修前に子どもたちに構内を見てもらいたいという願いがあった。 洗礼盤、 ピエタ、 地下聖堂、 納骨堂、 パイプオルガン下、 ケルンホール、 ルルド、 大司教館前でクイズに答え、 歌をうたい、 祈りを捧げた。 カテドラル中に子どもたちの元気な歓声が響いた。
光と愛に溢れる東京カテドラル聖マリア大聖堂が、 子どもたちを温かく包んだような、 そんな一日であった。 (小塚由利子)
小教区越え 中高生が集う
「みんなをつなぐもの」
「中高生の集い」 は2001年、 小教区を越えた中高生同士のつながりをつくっていこうと、 各教会の中高生会リーダーの有志が集まり始まった。 回を重ねるごとに参加教会も増え、 100人を超える中高生とリーダーが集い、 年に2度、 春は分かち合いを中心に、 秋は外に出て思いっきりからだを動かし、 交流を深めている。
9月24日、 今年の秋の集いのテーマは 「みんなをつなぐもの~派遣・発見・初体験~」。 麹町 (イグナチオ) 教会に集合の後、 麻布・板橋・高輪・徳田・松原の5つのチームに分かれ、 それぞれの教会に 「派遣」 され、 ミサ、 昼ご飯、 教会探検、 分かち合いなど全会場共通のプログラムを行なうというものだ。
その後、 目黒教会にとびっきりの笑顔で再集合した中高生たちは、 それぞれが 「発見」 した 「みんなをつなぐもの」 を発表し合った。 「教会に集う家族」 「ぶどうの木」 「信仰」 「みんなで歌うときにひとつになる感じ」 「教会が好き!」・・・・・・初めて行った教会でのいつもと違う 「初体験」 をとおし、 目に見えないそれらを身体と心で感じ、 発見してきたのだろうと思う。
「中高生の集い」 は 「参加する」 のでなく、 みんなで 「創る」 有志の集い。 各小教区の中高生会は規模も状況も異なるが、 リーダーたちの思いはひとつ――大きな大きな存在に愛され、 集められていること、 そこに仲間がいることを感じて欲しい、 教会を楽しんで欲しい。
次回の 「中高生の集い」 は、 来年2月4日に初台教会で行なわれる予定。
(山中恭子 徳田教会)
ミャンマーデー11月19日
東京教区では毎年11月の第3日曜日を 「ミャンマーデー」 とし、 ミサの中でミャンマーの教会のために祈り、 献金を呼びかけている。 今年は11月19日がミャンマーデーになる。
1954年以来、 東京教区は長い間ドイツのケルン教区から経済的な援助を受けてきた。 東京カテドラル聖マリア大聖堂をはじめ、 いくつもの小教区聖堂はケルン教区からの援助によって建てられた。
「自分のことだけを考えるのではなく、 他国の苦しむ教会に目を向ける」 というケルン教区の精神にならって、 東京教区では1979年よりミャンマーの教会の支援を始めた。
具体的には神学校の支援である。 ミャンマーの教会では神学生志願者が多い。 しかし、 現在の大神学校の校舎では受け入れる人数に限りがあり、 またかなり老朽化もしている。 現在、 東京教区はケルン教区と協力してミャンマーの大神学校建設支援を進めている。
エッファタ
Aさんが48歳の若さで亡くなった。 酒の飲み過ぎである。 医者からは 「命を縮める」 と脅され、 断酒療法などを勧められながら、 一度もそれに従うことはせず、 死ぬまで酒を断つことはしなかった。 奥さんによれば、 彼はアルコール依存症であった ▲職場では、 嫌なことがあると、 外に出て、 自動販売機でビールを買ってぐっと飲み、 酒の勢いで仕事を続けたり、 使用されていない会議室にこもって、 いびきをかいて寝ていたり、 とか。 そんな彼が、 仲間から信頼されるはずがなく、 窓際に追いやられてしまっていた。 そのために増幅するコンプレックスを解消するためにまた酒に走る。 悪循環である。 家では、 酒を飲んで、 奥さんを前にして愚痴・暴言を吐く ▲2人には子どもはなく、 奥さんは 「あなたが甘やかし過ぎる」 と周りから責められ、 何度も何度も別れようと思ったが、 「自分がこの人から去って行ったら、この人は独りぼっちになり、 完全にだめになってしまう」 という思いから、 離婚を踏み切れなかったという ▲そんな彼が、 息を引き取る直前に奥さんに言った言葉は 「ゆるしてくれ。 君には心から感謝している」 という言葉だった。 それは生涯ずっと悪事を働きながら、 十字架につけられて死ぬ直前にイエスに向かって「楽園に行かれたら私を思い出してください」 と言って、イエスに救われた強盗の姿につながるように思えるのだが、 読者はどう思われるだろう。(MK)
新司祭が誕生 喜びを分かち合う
サレジオ会
9月16日、 心配された天気も時おり陽が射すほどになり、 2人の助祭のために下井草教会に集まった家族、 友人、 サレジアン・ファミリー、 教会の仲間たちは、 待ちにまった日を迎えた。
幸田和生東京教区補佐司教の司式のもと、 サレジオ会・教区・諸修道会の多くの司祭たちの共同司式のうちに司祭叙階式が行なわれ、 サレジオ会のペトロ三島心 (みしま しん) 神父、 ベトナム・ブイチュー教区のビンセント・グェン・バン・マン神父が誕生した。
教会の秘跡と典礼をとおして、 神が土の器である新司祭、 そして共同体に大いなる恵みを注がれる叙階式は、 神と人との美しい関わりをあらためて思い起こさせた。
この日、 共に叙階を受けるとは、 少し前まで想像もしていなかったであろう2人の新司祭は、 異なる国で、 全く違う環境のなか、 それぞれ主の呼びかけに応えたのだった。 マリア様のように主に信頼して 「はい」 と応え、 これまでの道のりを歩んで来た2人の新司祭に感謝!人の思いをはるかに超える計らいを示してくださり、 これからも導いてくださる神様に感謝!
三島新司祭の出身教会である西千葉教会 (幸田司教が主任司祭を務めておられた頃、 三島新司祭が大変お世話になったというご縁もある) からは、 バス2台を貸し切って、 信徒の皆さんが駆けつけてくださった。 マン新司祭のためには、 ベトナムから、 ブイチュー教区の2人の司祭がこの日のために来日し、 日本在住のベトナム人司祭と多くのベトナム人信徒と共に、 喜びを分かち合った。 ベトナム語の聖歌、 朗読、 共同祈願が典礼に取り入れられ、 国際色豊かな叙階式となった。
ドミニコ会でも
9月30日には渋谷教会で岡田武夫大司教司式によってドミニコ会のペトロ・川上栄治 (かわかみ えいじ) 助祭の司祭叙階式が行なわれた。 叙階式のミサに集まった人たちは新司祭の誕生を感謝し、 喜びを分かち合った。
合同堅信式を開催
玉川通り宣教協力体
10月1日、 渋谷教会にて玉川通り宣教協力体 (三軒茶屋・瀬田・渋谷)の合同堅信式が行なわれた。 ミサは岡田武夫大司教の主司式のもと、 各教会から主任司祭、 助任司祭が共同司式で参加し行なわれた。 当日は3教会から48名 (三軒茶屋 10、 瀬田 16、 渋谷 22) の堅信志願者が集い、代父母と共に岡田大司教の前へ進み出て、 聖香油の塗油を受け、 堅信の秘跡を授かった。 各教会で準備のための勉強をしてきた志願者たちは、 渋谷教会にて最終講義を合同で受講し、 当日の堅信式に備えた。
堅信式の後、 地下ホールにて受堅者を祝うパーティーが、 岡田大司教をはじめ、 司祭・助祭・代父母・信徒たちが集い、 和やかに行なわれた。
豊多摩北宣教協力体
快晴に恵まれた10月8日、 志村教会にて豊多摩北宣教協力体 (豊島・板橋・北町・志村)の合同堅信式が行なわれた。 ミサは岡田武夫大司教の主司式のもと、 各教会から主任司祭4名が共同司式で参加した。19名 (豊島 6、 板橋 5、 志村 8) の堅信志願者が集い、各教会の主任司祭から一人ひとり名前が呼ばれ、 代父母と集まった信徒に見守られながら岡田大司教より聖香油の塗油を受け、 堅信の秘跡を授かった。
志願者たちは最後の講義を志村教会にて、 リハーサルを兼ねた勉強会に臨み、 当日の堅信式を迎える準備を行なった。
岡田大司教は説教の中で「皆さんは洗礼を受けて神の子となり、 教会のメンバーとなりました。 今日、 聖霊の賜物を受けて、 力強く福音を伝える使徒となります。 (中略) 助け合い、 神を賛美するために男と女がいます。 力を合わせて神の国の到来を信じてほしいと思います。」 と話された。
受堅者の鈴木さん (中2) は 「今日、 堅信の秘跡に与り今まで以上に教会で勉強していきたいと思います。」 と話し、 緒方さん (20代本年4月受洗) は 「教会へ行き始めたきっかけはありますが、 受洗、 堅信へと歩むことができたのは神の導きを感じたからです。 普通に生活し、 意識しなくても信仰と共に歩めるように生きていきたいと思います。」 と心境を語った。
堅信式後は受堅者を祝うパーティーが、 信徒手作りの料理が所狭しと並べられたホールにて、 岡田大司教の挨拶と志村教会主任司祭のルイ神父の乾杯により始められ、 100名を超す人たちで和やかに行なわれた。 (郡司 誠)
カテドラルの大改修 祈りと献金のお願い
カトリック東京教区の皆様
いつも変わらぬ皆様のお祈り、 ご好意、 ご支援に感謝いたします。
先日お伝えいたしましたように、 このたび、 東京カテドラル聖マリア大聖堂の大規模な改修工事を実施することといたしました。 皆様のご理解、 ご協力を切にお願いする次第です。
つきましては皆様に、 お祈りと、 祈りに添えられた献金をお願いいたします。
皆様の上に主なる神様の豊かな祝福を祈ります。
東京教区 ペトロ 岡 田 武 夫
献金について
東京カテドラル聖マリア大聖堂大改修工事に要する資金は、 本体工事だけで約8億円です。
教区がこのようなときのために積み立ててきた基金の中から5億円強は支出できますが、 皆様にも献金をお願いせざるを得ません。
献金の目標額は3億円です。 これは通常主日のミサに参加されている信徒の数で割れば、 1人当たり約1万円という大きな金額です。 大変心苦しく存じますが、 何とぞよろしくお願い申し上げます。
これから募金委員会を立ち上げ、 いろいろな形で献金を呼びかけることにしておりますが、 すでに個人・団体から献金の申し出を受けておりますので、 送金方法をお知らせいたします。 右記の口座にお振込みください。 (法人事務部)
■銀行振込み先
三菱東京UFJ銀行 江戸川橋支店 普通預金 口座番号 1179068
口座名 宗教法人カトリック東京大司教区 カテドラル大改修献金口
(カナ) シュウ) カトリックトウキョウダイシキョウク カテドラル ダイカイシュウケンキングチ
■郵便振替先
口座番号 00110-0-761533
口座名義 宗教法人カトリック東京大司教区カテドラル大改修募金委員会
なお、 献金に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
東京教区本部法人事務部 (担当 塚本正司)
TEL 03-3943-3645(直通) FAX 03-3944-6677(直通)
E-mail m.tsukamoto@tokyo.catholic.jp
「東京カテドラルと教区のための祈り」
いつくしみ深い父よ、 東京カテドラル聖マリア大聖堂の大改修工事に際して祈ります。 あなたはわたしたち東京教区のカトリック信者を、 教区司教を中心とした一つの神の民として集めてくださいました。 今わたしたちは、 その目に見えるしるしである司教座聖堂を維持していくために、 大改修に取り組んでいます。 わたしたちのこの計画がみ心にかなうものとなり、 わたしたちが一つの心で支え合うことができますように。 東京カテドラルとそこで行なわれる神の民の典礼が、 あなたの愛と光を現すものとなり、 また、 多くの人にあなたのいやしと励ましを伝える場となりますように。 わたしたちの主イエス・キリストによって、 アーメン。
(東京カテドラルは、 無原罪の聖母に捧げられた大聖堂ですので、 これに加えて 「聖母マリアへの祈り」 を唱えてくださるようお願いいたします)
2006年 召命祈願のための合同ミサ
日 時 2006年11月12日(日) 午後2時
場 所 東京カテドラル聖マリア大聖堂
主司式 岡田 武夫 大司教
ミサ終了後、 関口会館ケルンホールで東京教区および各修道会の神学生を囲んで、 懇親のパーティーを開きますので、 皆さまご自由にご参加ください。
主催 東京教区一粒会
CTIC カトリック東京国際センター通信 第106号
困難を抱えた外国人をサポートする活動
ツリーハウスのように
5月に子宮癌の手術をしたペルー人女性エスペランサ (仮名) の病状が思わしくない。 気難しく、 口を開くのは用事を言い付けるときだけで、 思う通りにならないと暴力を振るう。 そんな日本人の夫との結婚生活に30年耐えて来られたのは健康あってのこと。 化学療法で髪を全て失い、 気分が落ち込みがちな状態では、 彼との生活を続けることはできない。 彼女は1年前には既に子宮癌と診断され、 手術することを主治医から勧められていた。 しかし、 夫の理解を得ることができず、 治療は延ばし延ばしになっていたと言う。 5月に手術を受けたときには、 病巣が広がっており、 入退院を繰り返しながら化学療法を継続することになっていた。
「どこかでゆっくり療養させて下さい。」 海外に住む娘のかおりさん (仮名) も加わって、 区役所の婦人相談員と話し合う。 しかし、 役所で準備できる施設は、 日本語が充分でない上、 具合の悪いときに自分の身の回りのことができないエスペランサに適当だとは思えない。
そんな事情を東京教区のいくつかの修道会に話し、 エスペランサさんが化学療法を受けている約3ケ月間だけでも宿泊させてもらえないかと打診してみた。 「病人を預かるというのは責任のあることだから、 皆さん二の足を踏んで当然でしょう」 と半ば諦めていた私の元に、 声をかけたすべての修道会から快い返事が寄せられた。
3ケ月近くエスペランサを受け入れてくれたE修道会は、 快適な部屋と食事を準備してくれた。 そして、 落ち込みがちで、 時には我がままになるエスペランサを、 細やかな心遣いを持って諭し励まし続けてくれた。 エスペランサの隣に部屋を移し、 いつも気を配ってくださったシスターK。 修道院の廊下に飾られている修道会が創立された場所の写真を見つめていた私に 「会の創立者の精神は 『必要とする方に手を差し伸べることでした』」 と話してくださった。
また、 一週間お世話になったM修道会では、 看護師の資格を持つ修練者が付き添ってくれた。 夫との生活ではテレビを自由に見ることが許されなかったというエスペランサのために、 シスターMがレンタルビデオ店で 「タイタニック」 を借りてきてくれた。 落ち込みがちだった彼女が夜遅くまで、 大笑いしながら見たという。
9月の末、 健康状態の安定したエスペランサは夫の家に戻って行った。 数ケ月の別居生活が、 二人の夫婦関係にとってよい冷却期間となったようである。
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ドメスティック・バイオレンスが原因で家を出、 保護施設で暮らしているフィリピン人女性ジュリエッタ (仮名) と4歳のさやかちゃん (仮名) の落ち着き先を探していたところ、 CTICスタッフの旧知のJ神父が、 協力を申し出てくれた。 アパート探しの日には 「一日お抱え運転手」 になってくれたお蔭で、 親子が暮らすためによい条件の揃った物件を見つけることができた。 J神父の担当する小教区内に新居を構えたジュリエッタの家には、 CTICに寄せられた寄付の家具や電化製品がY神父によって運びこまれた。 リサイクル家具の調達方法からさやかちゃんの洗礼についての相談まで引き受け、 今やJ神父はジュリエッタの「頼れる日本の父 (祖父?)」になりつつある。 小教区の皆さんも、 温かく見守ってくださっているようで、 ジュリエッタもさやかちゃんも、 日曜のミサを心待ちにしている。 ミサの後にはしゃぎまわるさやかちゃんと、 それを見つめるジュリエッタの顔からは、 夫の元を出た直後のおどおどした表情がすっかり消えている。 東京都郊外にあるその町が、 喘息の持病を持つさやかちゃんにとって、 いい自然環境だったことは間違いない。 しかし、 それ以上に、 ジュリエッタ母子にとって、 その町と小教区が 「安心できる所」 になっていることが、 2人が健康になった一番の理由ではないだろうかと、 頻繁に送られてくるメールを読みながら感じている。
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2002年、 東京教区は、 教区として取り組む3つの優先課題を掲げた。 時には 「3本の柱」 と表現されるその優先課題のひとつに 「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」 が含まれている。 「困難を抱えた外国人をサポート」 する活動現場であるCTIC亀戸事務所にいると、 教区全体として、 組織として、 また個人として、 多くの方々が 「優先的に」 「意識的に」 協力して下さっているということを実感するこの頃である。 また、 「困難を抱えた外国人のサポート」 を通して、小教区や個人の壁を越えて、 出合いや協力が始まっている教会の現実を目の当たりにする。
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先日、 テレビで 「ツリーハウス」 が紹介されていた。 ツリーハウスとは、 「木の上にある家」 や 「木に寄り添って木と共存している建造物」 だそうだ。 ツリーハウスは生きている木につくる家なので、 デザインや大きさも木の大きさに合わせて作られる。 木が成長してくれば古いツリーハウスは取り壊され、 木の大きさにあったものに作り変えられる。 大きな木になれば、 人が住めるほどの家を支えることができる。 CTIC亀戸が行なっている 「困難を抱えた外国人をサポートする活動」 が柱に例えられるなら、 それは立派に据えられた床柱や大黒柱ではなく、 このツリーハウスにとって柱の役割を果たしている 「木の幹の一つ」 ではないだろうか。 人々に安らぎを与える家を支える幹。 大地から、 太陽から、 共存する生物から、 周りの木々から、 多くの恵を受けて自らを豊かな幹に成長させることによって、 その上の安らぎの家も、 常により大きなもの、 環境にあった物に作り変えて行く、 そんな柱でありたいものだと、 テレビの画面を見つめながら考えていた。(大迫こずえ 亀戸事務所 スタッフ)
原主水の生涯 (3) 高木一雄
+駿府の原主水佐 (はらもんどのすけ)
慶長10年 (1605) 2月28日、 徳川家康は将軍職を嫡男徳川秀忠に譲り駿河国府中に隠退するとした。 66歳のときである。 そこで慶長11年 (1606) 3月15日には江戸を発して3月20日府中に入り4日間滞在した。 そして慶長12年 (1607) 2月17日から駿府城の修築が始まり、 再度2月29日江戸を発って3月11日府中の仮屋敷に入り、 7月7日新装成った駿府城へと入った。 また、 その間7月3日には城下の町割りもできて徐々に家臣たちも江戸から移ってきている。 いわゆる、 その中に原主水佐や小笠原権之丞 (おがさわらごんのじょう) などが城下に屋敷を構えたわけであった。 それにおたあジュリアなども侍女として城中で仕えるようになった。
慶長12年 (1607) 閏4月18日、 イエズス会日本準管区長フランシスコ・パシオ神父は江戸へ行く途中、 駿府で徳川家康に挨拶をした。 そのとき城下には家臣・町人に多くのキリシタンがいたため伏見のジェロニモ・デ・アンデリス神父に任せた。 そこで慶長17年 (1612) 2月には徳川家康の許しを得て、 駒形あたりに岡本大八名義でキリシタン寺をつくり、 伏見のジュアン道寿 (どうじゅ) とペトロ角助かくすけを住まわせた。
+聖フランシスコ帯紐の組
慶長12年 (1607) 頃、 原主水佐は駿府城下で聖帯紐の組 (せいおびひものくみ) (在世フランシスコ会) に所属した。 20歳のときである。 すでに慶長13年 (1608) 頃より城下の竹屋小路の小笠原権之丞屋敷には小さな礼拝堂があった。 そして慶長16年 (1611) 5月にはボナベンツラ・ディエゴ・イバニエス神父が徳川家康から許されたため、 一年間滞在して外濠の草深御門近くにキリシタン寺と施療院をつくり聖ヤコボに捧げた。 留守番の同宿 (どうじゅく) は傑心 (けつしん) ではなかったろうか。 その後、 相模国浦賀修道院にいたセバスチャン・デ・サン・ベルマロハ神父が常駐するようになった。
ところで慶長16年 (1611)、 江戸修道院長ルイス・カブレラ・イ・ソテロ神父の報告書によると 「彼は御殿に勤めている女の一人を誑 (たぶら) かした。 まことに大きな、 日本では従来未だ一度も聞いたことのない罪である」 としている。 事実、 野尻彦太郎の妹と交際していたらしいが、 慶長19年 (1614) 9月21日の 『徳川実記』 には 「原主水に密通の女房」 ともある。
+駿府のキリシタン追放
慶長16年 (1611) 8月、 徳川家康は駿府の側近本多正純の与力パウロ岡本大八とキリシタン大名有馬晴信との贈収賄事件の発覚に 「耶蘇は夷狄 (いてき) の邪法」 とまで決め付けてしまった。 そして翌慶長17年 (1612) 3月11日 「南蛮記利支旦之法 天下可停止之旨(なんばんきりしたんのほうてんかていしすべきのむね) 」 を言明して駿府町奉行彦坂光正 (ひこさかみつまさ) にキリシタンの登録をさせた。 それを当日の 『台徳院殿御実記(たいとくいんでんごじっき) 』 によると 「このごろ天主教は倫理を害し風俗をやぶる事をしろしめし、 厳に禁制せしめられんとて御家人10人ずつ一隊とし、 隊ごとに検査を命ぜらる。 原主水某年頃邪宗に惑溺するゆへ此制を恐れて亡命す」 とある。
そこで駿府の家臣に53人が発覚したため3月17日触書をもって諸大名にキリシタンの召し抱えを禁止させ、 併せて4月24日駿府のキリシタン家臣18人の中、 転ばない14人を追放してしまった。 その筆頭が原主水佐であった。 彼は大坂方面にいたらしい。 (高木一雄 キリスト教史研究家)
私にとっての教会(43)
渡邊 頼嗣 (初台教会)
もう一つの学び舎
教会で過ごす時間はさまざまな側面をもつ。 神様の声にそっと耳を傾けることをはじめ、 他の共同体の一員との共同祈願や対話、 そして自分自身と向き合う時間など、 日常とは少し異なった空間と時間を生きることができる。 人によってその側面が違ってくるのみならず、 ある一人の人についてもその年齢と共に異なった捉え方をするようになると思う。
そこで、 21歳の青年の一人である私にとって、 教会はどのような場所なのかを述べようと思う。
現在、 私は教会で日曜学校のリーダーをやらせていただいており、 毎週子どもたちと神様のことについて勉強をしている。 一体どのように教えれば、 子どもたちがより聖書に慣れ、 神様のことについて考えることができるか、 試行錯誤を続けている。 とくに子どもたちは素朴な疑問を聞いてくる。 例えば、 「父と子と聖霊の3つの中で何が一番重要なの?」 と聞かれたことがあり、 その子によると信じるものは一つじゃないとお祈りができない、 という理由だった。 私は三位一体の意味を説明しようと思ったのだが、 なかなかその子どもが理解できるように説明することができなかった。 私は自分の力が足りなかったことを自覚し、 さらにキリスト教について勉強しなければならないと感じた。
以上のように子どもたちとの会話の中で、 私が今まで疑問に思ってこなかったことを聞かれ、 考えさせられた。 教える立場の私が子どもから教わったのである。 「教会」 とは、 私にとって大学とは別の学び舎なのである。
教会・修道院巡り(129)
キリスト・イエズスの宣教会
スペインの北方、 ピレネー山脈のふもとの小さな谷間に小さな村があります。 それはハビエル村です。 そこにある城でちょうど500年前の1506年、男の子が生まれフランシスコと名づけられました。 後に日本に初めてキリスト教を伝え、 聖フランシスコ・サビエルと呼ばれるようになる方でした。
同じ所で、1944年、 今から62年前、 聖フランシスコ・サビエルの精神を受け継いで、 キリスト・イエズスの宣教会が創立されました。
今年、 聖フランシスコ・サビエルの生誕500周年にあたり、サビエルの誕生地で生まれたこの会が紹介されるのはふさわしいことではないでしょうか。
会の発足は単純でした。 1944年3月14日、 日本の宣教師であったイエズス会のドメンサイン神父の招きに従って、 ハビエル村で3人の若い女性が集まりました。 熱心に司牧活動に励んでいた彼女たちの夢はただ一つ、 フランシスコ・サビエルのように全世界のどこへでも行き、福音宣教に生きることでした。
初めの3人に次々に加わる人も出て、 4年後にはインドヘの最初の派遣がありました。 そして、 1951年日本に続いて、 コンゴ、 ベネゼーラ、 ボリビア、 フィリピン、 カメルーン、 チャドヘ姉妹たちが出かけました。 小さいグループで、 その場、 その時の必要にこたえようとする姿勢をもって、 御国のためなら何でもしたい気持ちで、 人々と共に生活しながら教育、 福祉、 司牧の分野で働きました。 それは今日に至っています。
現在、 日本では広島教区と東京教区にいます。 わたしたちは、 高校生や幼稚園の子ども、 外国人労働者、 教会の扉をたたいてキリスト教を知りたい方々や信者の方々と共に歩んでいます。 グローバリゼーションの時代にあって、 少人数の国際共同体で生活をとおしてキリストの福音をのべ伝えたい心は会が創立された62年前と同じです。
「神の御業なら続くでしょう」 と創立当初、 問題にぶつかるとき、 会の存続が難しいと思われるときに使った言葉を、 今になって感謝と共に味わっています。 キリスト・イエズスの宣教会創立が神の御業でしたので、 今もフランシスコ・サビエルの精神と模範にならい宣教に生きています。
(セリア・フェルナンデス)
お知らせ
第37回神学院ザビエル祭
11月23日(木) 勤労感謝の日
プログラム
10:00 ミサ当神学院中庭 (天候不順時は聖堂にて)
ミサ終了後:各種企画 ギンナン・展示・古本屋・お化け屋敷・スライド・雑貨販売・院内めぐり・
神学生ビンゴ・ステージ企画、 聖書紙芝居…etc.院外の団体による模擬店等
12:30 講演会
14:30 閉会
*晴天の場合、 屋外でのミサとなります。 服装にご留意ください。
*食事を販売しますが数に限りがありますので、 昼食はできるだけお弁当をご持参ください。
*会場内での飲酒はご遠慮下さい。
*お車でのご来院は企画関係者以外ご遠慮下さい。
東京カトリック神学
練馬区関町東 2-7-10 「西武新宿線武蔵関駅より10分」
TEL:03-3920-2121
社会に奉仕する教会
ひとが人として生きるために
手話通訳付き
講 演 岡田武夫大司教
日 時 2006年12月9日 (土)
12:30 受け付け
13:30 講演
15:30 ミサ (マリア聖堂)
16:30 解散
場 所 聖イグナチオ教会 ヨセフホール
参加費 無 料
問合せ カトリック東京教区事務所
03-3943-2301
主催 東京教区福祉委員会
東京教区のホームページでは、 待降節から降誕節の期間、 トップページをクリスマスの画像に模様替えしています。
皆さまからの作品を募集いたします。 クリスマスをイメージする写真 (たとえば馬小屋、 ツリー、 リース、 イルミネーションなど) がございましたら、 どうぞお送りください。 教会、 修道院、 家庭など撮影対象は自由です。
皆さまより寄せられました作品はスタッフで検討のうえ、 1つを選びトップページの画像として採用いたします (ただし、 待降節から降誕節の期間のみ)。 また、 集まった作品は後日アルバムにして皆さまに見ていただけるようにいたします。
なお、 作品は未発表のものに限ります。 住所、 氏名、 電話、 撮影場所を明記し、 下記へお送りください。 電子メールでも受け付けています。 しめきりは12月10日。
応募先 〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館 広報部HP係
E-mail info@tokyo.catholic.jp
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。 福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
黙想会・祈りの集い等
いやしのためのミサ
11/12 (第 2日曜日) 14:00~
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
癒しのためのミサ 「おかえりミサ」
11/18 (毎月 第 3土曜日) 16:00~
援助修道会聖堂で
(新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅下車徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
南無アッバのミサ
12/16 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車徒歩1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ:駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風の家」 機関紙 「風 (プネウマ)」
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm
祈りと学び マリア-知り、 愛し、 倣う-
11/11 12/9 2007/1/13 2/10 (毎月第 2 土曜日) 10:00~12:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院で
(〒194-0032 町田市本町田 3050-1 http://marianist.netty.ne.jp/)
担当:シスター小林幾久子
申込み:初めての方はシスター小林へ
Tel/042-483-3525 Fax/042-480-3881
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
聖書深読の案内
11/25 12/23 1/27 (土) 16:30~
メルセス会第4修道院で
対象:祈りたい方どなたでも
問合せ・申込み:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35 メルセス会第4修道院
Tel/03-3315-1550 シスター松田延代
青年男女のための黙想会
まことのコムニオを求めて-現代社会の中で-
11/25 (土) 16:00~11/26 (日) 16:00
上野毛聖テレジア修道院 (黙想) で
指導:九里彰神父・神学生
対象:高校生以上の青年男女 (35歳まで)
定員:20名
費用:一般 ¥5,500 学生 ¥4,000
申込み:住所・氏名・年齢・電話番号を記入のうえ、 ハガキ・FAX・Eメールで下記へ
締切:11/21 (火) 必着
問合せ・申込み:カルメル会上野毛聖テレジア修道院 (黙想)
〒158-0093 世田谷区上野毛2-14-25 Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764
e-mail: mokusou@carmel-monastery.jp
1日黙想会の案内
11/22 (水) 18:00~11/23 (木) 18:00
礼拝会練馬修道院で (練馬区南田中 2-2-4)
「イエスの価値観とイエスが大切にされた人たち(その1)」
指導:松田浩一神父(カルメル会)
対象:40歳ぐらいまでの独身女性
参加費:¥2,000
問合せ・申込み:FaxまたはEメールで下記へ 担当シスター荻原
Fax/03-3488-8543 e-mail:aascpjv@hotmail.co.jp
グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによる 「王であるキリストの祭日のミサ」
11/26 (日) 14:30~16:00
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾4-3-1 Tel/03-3407-5811)
司式:西脇純神父 (神言修道会)
指揮:花井哲郎
主催:聖歌奉唱団
連絡・問合せ:Tel・Fax/045-402-5131 (藤井)
e-mail: m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp
祈りへの招き-師イエズス修道女会企画による-
若者の集い-出会いのとき-
12/17 (待降節第3主日) 10:00~15:00
典礼センターピエタで
対象:35歳までの女子カトリック信徒
参加無料
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ
Tel/03-3351-2692 (シスター戸村)
八王子市戸吹町1490 師イエズス修道女会
Tel/042-691-3236 (シスター寺田)
※ 10:00典礼センターピエタに集合し麹町 (聖イグナチオ) 教会ミサに参加
聖体礼拝 -ご聖体を囲んでの祈り-
11/8 12/13 (毎月第2水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2 F聖堂で
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ
Tel/03-3351-2692
神様ブレイク
11/18 12/16 (毎月第 3土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490 (シスター寺田)
Tel/042-691-3236
在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会例会
*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
11/19 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉17
謙遜な神のしもべ-解説と分かち合い
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
※ 初参加者は日時変更の有無確認要
マリアの御心会から祈りの案内
下記いずれも マリアの御心会で
(〒160-0012 新宿区南元町 6-2 JR信濃町駅下車徒歩 2分)
問合せ・申込み:Tel/03-3351-0297
Fax/03-3353-8089
e-mail: kiteminasai@yahoo.co.jp
http://www.meisen.org/maria
「来て、 見なさい」
11/26 (日) 14:00~16:30
テーマ: 「王であるキリストの呼びかけ」
指導:ブラザー エルナンデス (イエズス会)
対象:結婚・修道生活・独身を選定したい20~30代の独身女性
参加費:¥500
締切:11/23 (木)
聖書で祈る (聖書通読)
毎週金曜日 18:00~19:30
対象:どなたでも
講座・研修会等
ロゴスの文化教室-井上洋次神父講演会
11/11 (土) 14:00~16:00
日本カトリック会館で (JR京葉線 潮見駅 下車徒歩7分)
演題:「風に己を委せきってお生きなさい-ガラテヤ書 5.16」
参加費:¥1,000 (資料代込み、 当日支払)
定員:120名 (定員次第締切)
問合せ・申込み:ロゴス点字図書
Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454
CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座
旧約聖書を読む会
11/13 12/11 (月) 10:30~12:00
真生会館1階 第1会議室で
講師:前島誠氏
会費:¥500
問合せ:高橋 Tel/03-3717-3181
聖書と祈り
11/14 12/12 (火) 10:30~12:00 (11:30より待降節ミサ)
真生会館4階 第8会議室で
講師:九里彰神父 (カルメル会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629
宗教者が考える死刑廃止
11/29 (水) 18:45~20:30
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会 信徒会館203Bで
お話:柴田幸範さん (イエズス会社会司牧センター)
「わたしが来たのは、 正しい人を招くためではなく、 罪人招くためである (マタイ9.10-13)」
世界の2/3の国が廃止した死刑、 3年間にわたる 「死刑を止めよう」 宗教者ネットワークの活動を中心に考える
参加無料
主催:メルキゼデクの会
連絡:Tel/04-7153-4892 岩田
2006年度 カトリック全国社会福祉セミナー
「虐待・暴力・性暴力」 に被害者の視点で向き合う
-問われる教会・信仰のあり方-
下記いずれも 東京カテドラル ケルンホールで
参加費:¥3,000 (全日講演) ¥7,000 (全日講演と懇親会) 1日参加も可
申込み:参加希望者はカリタスジャパン (Tel/03-5632-4439またはhttp://www.caritas.jp) へ申込
書を請求 (当日受付不可)
申込書送付締切:11/15 (水)
主催:カリタスジャパン
■ 11/22 (水) 13:45~17:15 (17:30~19:00 懇親会)
テーマ: 「虐待・暴力・性暴力」 はなぜ減らないのか-社会の構造から考察する
講師:遠藤優子氏、 柏女霊峰氏
■ 11/23 (木・祝) 9:00~18:00
テーマ:子どもや女性にとって暴力を受けるとはどういうことか
講師:中島幸子氏、 福井和恵氏、 上岡陽江氏、 佐々木静子氏
■ 11/24 (金) 9:00~12:00 (12:15 派遣ミサ)
テーマ:あらゆる暴力にNoの教会を目指して
講師:幸田和生補佐司教、 小柳義夫氏、 松本和子氏
ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等
下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会
全会場同一条件
時間:13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500程度
申込み不要
11/7(火) 立川教会で
11/15(水) 成城教会で
11/17(金) 高輪教会で
11/21(火) 三軒茶屋教会で
聖書通読講話会
以下いずれも 土曜日 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるってご参加を
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
11/4 テーマ:パウロの教会と苦労話
指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
12/2 テーマ:インドの宗教 (ヒンズー教)
指導:泉富士男神父 (東京教区)
パッチワーク・キルト同好会
11/9 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント事務所でホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。
会員外もふるってご参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
気軽に聖書を読む会
11/24 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅下車)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、
時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180
シニアは語る
11/1 12/6 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅下車Tel/03-3466-0361)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
対象:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、 主体的な生き方とは何かを語る勉強会
テキスト:「老いは恵み」
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055
月例散策会
11/8 (水) 10:30
集合場所:京王線 高尾山口駅改札
行先:八王子教会
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
気楽に絵を描く会
11/1 11/15 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で (JR・地下鉄西日暮里駅下車)
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
信徒の月例会
-新要理書 「カトリック教会の教え」 を学ぶ-
11/18 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ)
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 アルペホールで
テーマ:「救いの到来、奇跡」
指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)
申込み不要
問合せ:Tel/03-3263-4584
「カトリック教会の教え」 を学ぶ会
11/4 12/2 (土) 14:00~16:00
ケルンホールで (東京カテドラル敷地内関口会館 B1F)
指導:岡田武夫大司教
テキスト:「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003)、 聖書
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
対象:どなたでも
申込み不要
問合せ:北文京宣教協力体 「学びの会」 実行委員会
赤羽 (飯野) Tel/03-3901-2902 本郷 (中本) Tel/03-3941-5916
関口 (久守) Tel/03-3619-9488 (南部) Tel/03-3984-4063
講演会
11/29 (水) 18:45~
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 主聖堂で
テーマ:心と体を活性化する遺伝子の不思議
講師:村上和雄氏 (つくば大学名誉教授)
参加無料
問合せ:カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 真和会
Tel/03-3263-4584
テイヤール・ド・シャルダン読書研究会
11/7 11/21 12/5 (火) 19:00~20:00 12/19 (火) 18:00~19:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅下車徒歩5分)
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
参加無料
教材:当方で用意
申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二
東京純心女子大学 公開講座案内
下記いずれも 申込み:各講座開始日の3日前まで下記へ
受付時間:平日8:30~17:00 土曜日8:30~12:00
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
e-mail: gakusyu@t-junshin.ac.jp
※ Fax、 E-mailでの申込みは名前 (ふりがな)、 住所、 電話番号、 希望講座を記入し
上記 「公開講座係」 宛送信
パイプオルガンレクチャーコンサート
11/18 11/25 (土) 13:30~15:00
東京純心女子大学 江角記念講堂で
講師:酒井多賀志 (本学芸術文化学科教授)
受講料:¥2,000
初めての油絵-絵画基礎入門-
11/4 11/18 11/25 12/2 12/9 (土) 10:30~16:30
東京純心女子大学で
講師:上原文丸 (本学芸術文化学科教授)
受講料:¥5,000
キリスト教的視点に基づく講座 「創造への道」
下記いずれも 土曜日
講話:14:00~15:10
ミサ:15:20~16:10 (本学チャペルで 2/17除く)
白百合女子大学で (京王線仙川駅下車徒歩10分)
講師:星野正道 (本学教授・司祭) 2/17 講師:田畑邦治 (本学教授・宗教科主任)
受講資格:どなたでも
受講料:コース ¥4,000 1回受講も可 (1回ごと ¥1,000)
申込み・問合せ:白百合女子大学 生涯学習・資格センター Tel/03-3326-5762・5763
http://www.shirayuri.ac.jp
テーマ:生き生きとした今を生きるヒント
10/7 基本的なことがら ミサ=病む人びとを思って
11/4 仕事の中で ミサ=亡くなった人びとを思って
12/2 幸福への道 ミサ=クリスマスへの準備
1/13 争いのあるところに平和 ミサ=新年の希望
2/17 キリスト教的死生観における〈今〉 講師:田畑邦治
聖母大学 第29回 看護教育充実セミナー
-日本の看護師、 アフリカの看護師-
11/4 (土) 14:00~16:00
聖母大学講堂で (旧聖母女子短期大学
JR山手線目白駅前より江古田・練馬方面行バス約5分 聖母病院入口下車徒歩2分、
西武新宿線下落合駅より徒歩10分、
新宿駅西口より14番バス 丸山営業所行き 聖母病院前下車徒歩1分)
講師:徳永瑞子先生 (長崎大学医学部保健学科教授)
参加費:¥2,000 (学生¥1,000)
申込み:先着200名
往復はがき (一人1枚 連名不可) に郵便番号、 住所、 氏名、 電話番号を明記して下記へ
〒161-8550 新宿区下落合4-16-11 聖母女子短期大学同窓会セミナー係
Tel・Fax/03-3954-7145
上智大学ザビエル生誕 500年 記念行事
講演会 「アントニオ・ガウディに魅せられて-スペイン精神文化の心と形」
11/17 (金) 18:00 開演
上智大学10号館講堂で
講師: 外尾悦郎氏 (バルセロナ サグラダ・ファミリア教会主任彫刻家)
入場無料
演劇
12/2 (土) 16:00 12/3 (日) 14:00
上智大学10号館講堂で
ヘルマン・ホイヴェルス原作 「聖フランシスコ・ザビエルの来朝」
上演:上智大学教職員および学生
入場料:一般 ¥1,000 学生 ¥500
※ 以上すべて申込み制:上智大学ホームページ参照
聖フランシスコ ザビエル記念ミサ
12/3 (日) 19:30
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会で
司式:ヨセフ・ピタウ大司教、 岡田武夫大司教ほか
ESA講演会 -国境を越えた子どもたちから
自己肯定感について考える-
11/10 (金) 18:30~20:00
カトリック麹町 (聖イグナチオ) 教会1階 聖ヨセフホールで (JR・地下鉄四ツ谷駅前)
講師:今西乃子氏 (ノンフィクション作家、 ESA元理事)
参加無料 (どなたもご自由に)
問合せ:(特活) ESAアジア教育支援の会 狛江市東和泉1-23-3-101
e-mail: esa@cb3.so-net.ne.jp
♪ 音楽会等♪
オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-
11/10 (金) 19:00~19:50
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:宮本とも子
入場無料
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
Tel/03-3941-3029
ヴァイオリンとオルガンの夕べ 「祈り」
11/23 (木・祝) 18:00ミサ後 (18:35頃から約50分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂で
演奏:天満敦子 (ヴァイオリン) 小林英之 (オルガン)
入場無料
主催:聖イグナチオ教会オルガン委員会
問合せ:Tel/03-3263-4584
晴佐久昌英神父主催 クラシックコンサート
3rd Concert 佐藤文雄と愉快な歌姫たち
歌とピアノのコンサート「おさなごのように・・・」
12/3 (日) 昼公演 14:00開演 (13:30開場) 夜公演 17:30開演 (17:00開場)
聖パウロ女子修道会 聖堂で
(〒107-0052 港区赤坂 8-12-42 Tel/03-3479-3943
地下鉄千代田線 乃木坂駅 1番出口より徒歩5分)
出演:佐藤文雄 (ピアノ)、 澤江衣里 (ソプラノ)、 守谷由香 (ソプラノ)
曲目:R.シュトラウス作曲:歌劇 「ナクソス島のアリアドネ」 より 「偉大な王子様」
O.メシアン作曲:「おさなごイエスに注ぐ20のまなざし」 より 他
チケット:前売り券¥2,000 当日券¥2,500 全自由席
チケット取扱い:天使の森 (高円寺教会内) Tel/03-5307-6680
スペースセントポール (関口教会内) Tel/03-3941-4971
麹町 (聖イグナチオ) 教会案内所 Tel/03-3230-3509
問合せ:Tel/03-3414-2130 (留守番電話で対応)
e-mail:concert@koenji-catholic.jp
聖アンセルモ・チャリティーコンサート
目黒教会献堂50周年/聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊創立20周年記念
グレゴリオ聖歌と声明 (しょうみょう) の夕べ
~平和への祈り 真言宗とともに~
11/11 (土) 19:00 開演 (18:30 開場)
カトリック目黒教会聖堂で
出演:聖アンセルモ・グレゴリオ聖歌隊、 迦陵頻伽声明研究会 (真言宗豊山派僧侶10名)
フルート勝俣敬二 他
曲目:ベネディクト修道院長の祝日のミサ固有唱 (グレゴリオ聖歌)、
フルートと朗読による 「マザー・テレサ書簡集 平和をもたらす為に」、
上堂 (吸螺)、 奠供 (四智梵語)、 唄 (云何唄) 他
入場料:大人¥2,000 小中高生¥1,000
問合せ:チャペルコンサート・プロジェクト
Tel/0120-03-2574
e-mail:chapel-concert-project@m6.dion.ne.jp
Live 「VOICE」 4th
11/19 (日) 14:00~
カトリック高円寺教会 地下マイエホールで
入場無料
出演予定バンド:山口ブラザーズ、 Benny16th 他
問合せ:Live 「VOICE」 実行委員会
Tel/03-3314-5688 Fax/03-3314-8954 (高円寺教会)
e-mail: live-voice@koenji-catholic.jp
「VIVID」
★12月号(No.238)は、11月27日(月)発行、12月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 10月22日(日)
★1・2月号(No.239)は、12月26日(月)発行、12月31日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 11月26日(日)
必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511
E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp