お知らせ

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東京教区ニュース第177号

2000年11月01日

アンケート報告
敬老の集いを考える まがり角にきた教会の敬老理解

小教区の年中行事の一つである敬老の集いに、 最近変化が生じている。 4人に1人は、65歳以上という超高齢化社会に入ろうとしている昨今、 教会の敬老ということも考え直さなければならない時期にきているようだ。 招待者の年齢といい、 祝賀会の内容といい、 今まで通りでいいのだろうかと思いつつも、 急に変えるわけにもいかず、 気付いたら例年通りになっていたというのが現状だ。 それでも、 招待者が多すぎるから、 年齢を上げるとか、 1日だけの敬老ではなく、 じっくりと高齢化社会の状況に取り組んでいきたい、 という教会もある。

今後の参考に、 各教会にアンケートを送り、 答えていただいた。 回答率は70%で、 教区内の動きがかなり正確に出るデータとなった。 アンケートの質問は14項目あり、 かなり具体的な答えが返ってきた。 現状と将来への展望を中心にまとめてみた。 (編集部 西川哲弥神父)

敬老の集いは9月の行事

アンケートは、 「敬老の集いの開催日はいつか」 という質問から始まった。
答えは、 10月開催の二教会を除いて、 9月15日の敬老の日か、 その前後の日曜日だった。
以前は、 9月にこだわらず、 5月や6月、 あるいは10月、 11月に行う教会もあったようだ。 しかし結局、 9月に落ち着いたということである。
実際、 9月という月は、 行事を行うには適さない月である。 それは、 準備期間が夏休み中であり、 人が集まりにくいし、 それに食物を扱うには時期として適さない。
さらに、 季節として敬老行事が重なり、 区の主催、 施設の行事、その他いろいろな敬老行事が続いて、 若干食傷気味になる傾向がある。
「年寄りがちやほやされるのは、 9月だけですから、 精一杯甘えるんですよ」という、 なんとも皮肉な声も聞かれるわけである。
ある教会では、 結果的に敬老の集いを9月に行うが、 取り組みとして、 九月のある一日にとどめることなく、 年間を通して高齢者について考え、 行政で行う高齢者対策ではないものを行っていこうという試みもなされている。
教会だからできること、 つまり、 信仰を通して、 親兄弟姉妹以上の結びつきを持った者同士ができることを、 もっと積極的に行い、 それを支援していこうという取り組みである。

病者の塗油の秘跡を行う、 教会が増える傾向

開催日が日曜日ということは、 よほどのことがない限り、 ミサから始まって、 祝賀会とか会食で終わる、 というパターンになってくる。
ミサの中で、 敬老という意向を出していくのに、 いろいろな工夫がなされている。
その一つは、 病者の塗油の秘跡を行うこと。 アンケートでは、48教会のうち、 八教会がこの秘跡を行っている。 ということは、 20%近くということである。
これは、 少なくとも、 この10年くらいの現象である。 以前は珍しいことであったが、 今ではさほど珍しくなくなっている。
おそらく時期的に、 この秘跡を受ける方々の要望に合っているのかもしれない。
ただ、 敬老行事すなわち病者の塗油という傾向は、 秘跡の意向からして多少無理がある。 それに、 病者の塗油の秘跡が、 まだ「終油の秘跡」としてとらえられていることも事実であり、 癒しとしての秘跡理解を深めていくことも、 今後残された課題である。 そのほか、 ミサの中で工夫されているのは、 共同祈願である。 招待者からの祈り、 迎える者たちの祈り、 子どもたちの祈り、 ともどもに世界中の高齢者のために捧げる祈り、 まさに、 共同祈願の本来の姿になっている。
そこには、 人生の長い旅路を歩いてきた者へのねぎらいの気持ちがあふれている。 まさに、 敬老の心そのものである。

招待者の年齢は、 70歳か、 77歳か

いわゆる高齢化社会という時の高齢者は、 65歳からである。
教会の敬老の集いに招く方々の年齢については、 70歳という答えが大半を占めた。 しかし、 どの教会も、 70歳という年齢にとまどいを感じているようだ。 というのは、 この10年間で招待者が増えて、 食事や会場の関係で、 困難を生じはじめる傾向にあるからである。
つまり、 高齢化現象は、 例外なく、 教会にも押し寄せているということである。
70歳を75歳にした教会が5、 77歳にした教会が3、 思いきって80歳にした教会が3となっている。
ある教会は、 77歳の喜寿の方と80歳以上の方ということにして、 古来の喜寿・米寿のお祝いを強調している。
さすが80歳以上となると、 招待者が少なくなり、 まさに長寿を祝うという、 本来の意味がにじみ出ているそうである。
問題は、 人数の問題といえども、 70歳から75歳、 77歳、 80歳に引き上げるタイミングと理由説明であろう。
69歳の方で、 やっと来年は敬老の集いに招いてもらえるという方がいるとすると、 急に、 75歳になりましたという決定は、 楽しみを5年おあずけにすることになる。 そこで、 ある教会は、 招待年齢をスライド制にして、 今年は71歳、 来年は72歳と延ばしていき、 5年後に75歳にしてそのまま固定するという方法をとっている。 一つの知恵だと思う。
この招待年齢は、 今後の敬老の集いのあり方と密接に結びついている。 いずれにせよ、 70歳という年齢は、 いわゆるお年寄りという言葉にそぐわなくなっているのは事実であり、 75歳か80歳になっていくのは、 自然の傾向のような気がする。

招待者と、 実際の出席者

招待者は、 年々増加の傾向にあるが、 実際、 そのうちのどれくらいの方々が出席するかという質問に、 ほとんどの教会が、 半数あるいは、 3分の1と答えている。
ある教会は、 招待した方が222名で、 参加者は60名だったとのこと。 これだと4分の1強ということになる。
これと対照的なのは、 招待者30名のところ、 参加されたのが25名という教会。
招待されても出席しない理由は、 人それぞれにあるようだ。 ある方は、 「私は今73歳だが、 年寄り扱いされるのは迷惑だ。 先のことはわからないが、 私としては、 まだまだ現役のつもりだし、 元気なうちは、 出来るだけのことはしようと思っています」と、 参加しない理由を語っておられた。
その方は、 敬老の集いを 「年寄り扱いの日」 ととっているようだ。 敬老という言葉にも問題があるのかもしれない。
ある教会では、 敬老を慶老に変えたとのこと。 年を重ね、 生かされて生きていることを互いに慶び合う日にしようという趣旨である。
めまぐるしく動く現代社会にあって、 70年間生きてきたということは、 喜びに値する。
現役として第一線で働きながらも、 ちょっと手を休めて、 同輩と語らい、 神のみ業の不思議さを分かち合うというのも悪くない。 敬老という意味を考え直す時期に来ているのかもしれない。

アトラクションは、 子どもの歌声や楽器の演奏

敬老の集いには、 子どもたちの歌が似合うようだ。 回答の約3分の1に、 子どもたちの登場が報告されている。
夏休みをはさんでいるので、 子どもたちも改めて練習するという時間はないようで、 いつも歌っているものや、 夏のキャンプでやったものを披露したという教会が多い。
子どもがそこに出るだけで、 喜びの種になっているようだ。
その他に、 懐かしいメロディーの合唱、 専門家の楽器演奏等、 教会毎の工夫のあとがしのばれる。 参加する方も、 アトラクションは楽しみの一つであろう。

敬老の集いはこれからどうなっていくのか

アンケートの最後の質問は、 これからの敬老の集いを問うものであった。
答えの大多数は、 ますます重要な集いになるだろうというものだった。 というのは、 敬老という名目で、 70歳以上、 あるいはそれ以上の高齢者の様子を知り、 コンタクトがとれるからである。
教会はともすると、 そこに集まった者だけのものになってしまう傾向がある。 それは、 教会の一部であり、 そこに集まれない多くの者にとっても、 教会は教会である。 集まった者には、 集まれない者への配慮がなくてはならない。
高齢者で、 特に支障はないが、 教会に行きにくくなっている者への配慮が怠りがちになることは否めない。
敬老の集いは、 それを回復するいいチャンスである。 ただ、 高齢化が進むと、 世話をする者が少なくなっていくのも自然である。 そこで、 当然ながら、 「老いが老いを看る」という一般社会の原則が教会にも及んでくることになる。
60代・70代の方々が、 70代・80代の面倒を見るという構図である。 その中に、 40代・50代の人が手伝いに入るという形だろう。
となると、 招待者の年齢を引き上げてもあまり変わりない、 ということになってくる。 つまり、 9月のある日曜日を、 年を重ねた者が主役になって、 年を重ねたことの喜びを分かち合い、 共に神を賛美する集いとする、 ということになっていくのだろうか。
ある教会では、 主日のミサに来る方のほとんどが、 70歳を超えており、 特に敬老の集いはしないとのこと。 しかし、 その時期に、 ホイベルス師が紹介した「最上のわざ」という詩のコピーを渡して、 年をとることのすばらしい意味を味わってもらっている、 とのことだった。 これも、 これからの敬老の集いの姿を示しているかもしれない。

お忙しい中、 急なアンケートに多数お答え下さったことを、 末筆ながらお礼申し上げます。 (編集部)

東京教会管区司祭研修会開かれる
これからの日本の教会を 考えていくために

10月16日(月) から18日(水) まで、 札幌を会場に、 東京教会管区司祭研修会が開催された。

開催教区である札幌をはじめ、 仙台、 新潟、 浦和、 東京、 横浜教区から、 全司教と司祭有志が合わせて百十九名参加し、 盛会のうちに終了した。

第1回福音宣教推進全国会議 (ナイス1〉を受けて発足した「制度を考えるチーム」 が提言した「教区を越えて考えるシステム」 が、 教会管区を単位として具体化したのが教会管区会議である。

東京教会管区会議は、 1995年に始まり、 年1回の割で開催されてきた。

1997年6月に、 大宮で開催された管区会議で、 大聖年である2000年に、 管区の司祭研修会開催が決議され、 準備が進められてきた。 その時の担当教区が浦和で、 担当司教が岡田司教であった。

ナイスの認識は、 外国籍信徒の受け入れおよび司牧、 司祭の高齢化、 青少年の教会離れ、 バリヤフリーへの取り組み等を考えていくとき、 教区の協力は不可避であり、 何らかの形で超教区的システムを作っていかなければならないというものである。

今回のテーマは、 「これからの日本の教会を考えていくために、 自分たちの足元を確認し、 視点を広げていこう」 というものであった。

このテーマのために、 講師には台湾の原住民出身の曽建次司教と心理学者の河合隼雄氏が招かれた。

曽司教は、 自分たち原住民がたどってきた道のりの中で、 民族の伝統文化を守るために、 キリスト教が重要な役割を果たした事実を熱く語った。

河合隼雄氏は、 日本文化の独特なものの捉え方を説明し、 自身の臨床経験から、 21世紀の日本に求められる「個の確立・関係性の回復等」について、 ユーモアを交えて話された。 また、 昼食をはさみ2時間余りにわたって、 質疑にも丁寧に応じてくださった。

この研修会のもう一つの実りは、 司祭の熱い交流である。

100人以上の司祭が一堂に会するというのは、 もうそれだけでビックイベントである。

年齢、 国籍、 所属、 働きが違うにもかかわらず、 司祭職という共通項で大きなものが通い合う。 今回の研修会は、 そのことを余すところなく証しした。

休憩時間、 食事の時間、 自由時間等に談笑が巻き起こり、 笑顔が絶えなかった。 これだけでも、 今回の研修会の成果と言っても過言ではない。

管区の司祭たちが、 教区の枠を越えて集まることの意味を味わった。 懐かしい顔との再会もあった。 良いリフレッシュの機会となった。 来年とは言わないが、 また同じような機会が企画され、 リフレッシュしたいものである。

次回の開催期日や開催地については、 管区会議で検討していくことになった。

東京教区正義と平和委員会 発足10周年講演と祈りの集い

9月14日 (木) 午後6時から、 目黒教会アンセルモホールで、 東京教区正義と平和委員会 (担当:大倉一美神父) が発足10周年を迎え、 講演と祈りの集いを開いた (参加者は、 大阪、 九州からの参加者も含め、 90人以上)。

担当の大倉神父=写真は、 「10年前の9月10日に、 東京教区の正義と平和委員会は発足し、 各宗教団体、 市民団体とともに闘ってきた。 今年は、 ジュビリー沖縄の大会にも参加した。

小岩に居た時、 森山牧師と靖国問題等で話し合った際、 これを、 ずっと続けることが大切であること、 この働きには神の助けがあることを確認した。

21世紀になってきびしい状況になっても、 平和の火を消さないように、 憲法九条を廃止しないように、 神の望む平和の社会をつくろう」と挨拶した。

祈りの集いは、 日本カトリック正義と平和協議会担当の大塚喜直司教の祈りで始められ、 2000年「平和のメッセージ」を朗読し、 「加害の歴史の検証」、 「戦後の経済侵略の問題」に加え、 次の重点課題に取り組むことを強調した。

1)憲法第九条を守り、 それを活かし、 実行していくよう働きかける。 「憲法改悪」阻止の運動を展開する。
2)「日の丸・君が代」強制に反対し、 信教と思想及び良心の自由を守る。 元号を使わない運動をすすめる。
3)「脱原発」の運動を展開し、 大地と生命を守る輪を拡げる。
4)人権、 特に侵されている在日・滞日外国人、 女性・子ども、 ホームレス (野外生活者) の人権問題に取組む。
祈りの集いは、 同司教による最後の祈り「紀元二千年大聖年回心の祈り」で締めくくられた。

祈りの集いに続いて、 NCC議長の鈴木伶子氏の来賓挨拶、 高橋哲哉氏による「歴史と裁き」という講演、 祝賀会が行われた。

大司教、 司祭と協力の第一歩 ~今月末、 司祭集会開催~

11月27日(月)、 28日(火)の2泊3日で、 東京教区司祭集会が行われる。

東京教区では毎年秋に、 司祭研修会を開催している。 今年、 あえて研修会という形をとらなかったのは、 10月下旬に、 東京教会管区の司祭研修会(別掲)が開催されたことによる。
各教区の司祭研修会を取りやめて、 教会管区の研修会に合流しようという呼びかけだった。

しかし、 今回の教区の司祭集会を実施することになったのは、 岡田大司教と司祭の協力体制作りの一環として、 大司教の要請があったからである。

大司教は、 「この集まりが、 私と皆様方との協力体制つくりの第一歩となることを念願しております」というメッセージを司祭たちに送った。

テーマは、 「二十一世紀の東京教区の宣教・司牧のあり方」 ~小教区の統廃合の可能性を求めて~で、 開催場所は、 多摩市の 「サンピア多摩」。

基調講演を森一弘司教、 発題を幸田和生神父が行うことになっている。

岡田大司教は、 9月の着座式後、 9月、 10月の司祭月例集会で、 大勢の司祭に会う機会があったが、 今回の司祭集会が実質的に親しく話す初めての機会になる。

東京教区キリスト生誕2000年特別企画
講演会とシンポジウムのお知らせ

Ⅰ 講演会 「銃と金と十字架のはざまで=さまよう宣教」 =戦前戦後の宣教から学ぶ=

1 日時 11月18日(土) 13:30 ~ 17:00
場所 真生会館 4階 学習センター
講師 シェガレ・オリビエ師 (パリ外国宣教会司祭) 「戦争と謝罪の意味」
森 一弘司教 「大正・昭和のナショナリズムと教会」
司会 種谷清文氏 (麻布教会)
2 日時 12月2日(土) 13:30 ~ 17:00
場所 真生会館 4階 学習センター
講師 チェレスティーノ・カバーニャ師 (ミラノ外国宣教会司祭) 「第二次大戦後の教会」
ニコラス・アドルフォ師 (イエズス会司祭) 「第二ヴァチカン公会議と教会」
司会 幸田和生師 (東京教区司祭)
参加費 2回で1000円 (当日払い。 原則として2回参加)

Ⅱ シンポジウム 「21世紀の日本の教会の展望」 =司教たち大いに語る=

日時 11月11日(土) 13:30 ~ 16:30
場所 東京カテドラル構内 ケルンホール [関口会館地下1階]
パネリスト 大塚喜直司教(京都教区) 押川壽夫司教(那覇教区) 岡田武夫大司教(東京教区)
司会 森 一弘司教
参加費 大人 千円 学生 八百円 (当日払い)
問い合わせ先 〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15 東京大司教館事務局
Tel 03-3943-2301 / Fax 03-3944-8511
いずれも詳細については、 別途チラシをご覧下さい
主催者 東京大司教区 大聖年特別委員会

東京教区ホームページ 開設準備中!

ホームページの名前募集
いよいよ、 東京大司教区のホームページが開かれます。
教区事務局と広報委員会が現在、 21世紀始めに間に合うように準備中です。
そこで、 東京教区のホームページにふさわしい名前を募集いたしますので、 ふるってご応募下さい。
送り先: はがきまたはFaxで、 下記まで。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15 Fax:03-3944-8511
東京大司教館内 広報委員会宛
(ホームページ名前) と表記すること。
締切り:11月末日
◎応募される名前は、 オリジナル未発表なものに限ります。
◎採用の名前は、 東京教区事務局と広報委員会に属するものとし、ホームページ開始時より使用いたします。

第2回HIV・エイズ問題講演会 エイズが問う人間性
-新しい苦しみに共感と支援を-

日時 12月3日(日) 13時~17時
会場 東京カテドラル構内 地下 ケルンホール
主催 カトリック中央協議会 HIV諸問題検討特別委員会
講師 谷川 徹さん (レッド・ノット代表)
伊藤高章さん (日本聖公会執事)

昨年、 日本のカトリック教会としてはじめてHIV・エイズに関する講演会を開催し、 大きな反響を呼びました。

そこで、 第2回目の今回は、 タイ北部でHIV感染者の支援活動をし、 自らもHIV感染者である谷川徹さんのお話と、 日本聖公会でエイズプロジェクトを運営している伊藤高章執事のお話を伺います。

私たちがキリスト者個人として、 また共同体として、 HIV・エイズとどのように関わり、 行動すればよいのか、 共に考えていきましょう。

終了後、 委員長・押川壽夫司教司式によるミサがあります。 是非ご参加下さい。

※ 前月号でお知らせした講師が都合により変更になりました。 お詫び申し上げます。
問い合せ先 カトリック中央協議会 担当 岡江 03-5632-4445

10月15日 東京教区教会学校委員会主催
「大聖年子どものミサ」 九百人が集う

「子どものミサ」 と一致

10月15日午後2時より、 東京カテドラルで、 岡田武夫・東京大司教の司式のもと、 「子どものミサ」 が盛大に行なわれた。

その日は、 あいにくの曇り空であったにもかかわらず、 全部で900人以上の子ども、 親、 リーダーなどが集まった。 始めは少し騒がしく、 私の目から見ても、 「一つである」 とは言えなかった。 しかし、 ミサが進むにつれ、 歌や祈りに一致があらわれてきた。

その頂点は、 感謝の典礼で、 主の食卓を囲んで、 主の祈りを互いの手をつないで唱え、 一つとなったときであると思う。

ミサが終り、 場所を変えて、 教会紹介と交流に移った。 そこでの盛り上がりも、 最高であった。

子どもも大人も、 ゲームや踊りに夢中になれ、 互いに交わりを深めることができたと思う。 そして、 いい雰囲気の中で、 3時間という全てのイベントを無事に終えることができた。
私はこの一致を、 この場限りではなく、 互いに関わり続けることによって、 継続することを望んでいる。

この 「子どものミサ」 を導き、 主催してくださった稲川圭三神父 (教区教会学校委員会担当) によると、 これを行なうきっかけとなったのは、 毎年2回行われる教会学校委員会主催のリーダー研修会であったらしい。

その席で、 教会学校のリーダーたちから 「小教区を超えて教区中の子どもたちが集まるミサがあったらよい」 という要望が毎回出てはいたが、 それは、 なかなか実現しなかった。
しかし、 このリーダーたちの要望に応え、 大聖年というこの年に、 子どものためのミサということで、 稲川神父が日時、 場所だけを定めて、 教区中の教会学校のリーダーたちに呼びかけ、 「一緒に子どもミサを準備していきたい人」 を募った。

そして、 司祭を含め、 21名のスタッフが集まった。 3月27日 (月) の夜7時から、 第1回ミーティングが行なわれ、 以後月1回、 7月と9月には2回のミーティングが行なわれた。 それは、 少ない人数と力で、 できることから始めよう、 ということで進んだ。

このミサのテーマは 「神さま、 ありがとう!」。 私たちは、 すべてのものを与えてくださっている神様に対して、 感謝することを日ごろ忘れがちになると思う。

本当に 「ありがとう」 と言えるようになれたら、 それは神様の子どもとしてすばらしいことであると思う。

最後になったが、 「またこういうミサがあったらよい」、 と参加した皆が思ってくれていたようなので、 それをまた実現できたらと思う。 (葛西教会・山野法徳)

福祉コーナー 福祉に関心のある方 来てください

東京教区の福祉委員会は、 定例の委員会を、 ひと月おきに開いている。 なにか行事でもあると、 臨時委員会が開かれるから、 時々毎月、 委員会になる。 月に1回だから何でもないようだが、 気がついたらもう、 委員会の日が来ているというのが現実だ。 というのは、 福祉関係で働いている方で、 それだけという方はほとんどなく、 なにかとやっているからである。 聞けば聞くほど、 気が遠くなるような働きをしている方ばかり、 時間をぬって委員会に駆けつけているといったところだろう。 初めからそうだというわけではなく、 おそらく、 福祉に関わり始めたら自然とそうなっていったのだと思う。 かといって、 誰一人忙しそうにしていないのも、 不思議といえば不思議だ。 福祉委員というと、 なんだか教会から選ばれて集まっているような印象を与えてしまう。 それは大きな誤解である。 司祭委員はともかくとして、 福祉に関心のある方が、 委員募集という呼びかけに応えて集まっただけというのが正解なのである。 ある方は、 「教区ニュース」 の委員募集の記事を見て入ってきたし、 またある方は、 人づてに募集を聞いて入った。 どの方も、 何ヶ月も経たないうちにもう、 何年も前からいるような感じでとけ込んでいる。 福祉委員会がどんなことをやっているかを、 これからこのコーナーで少しずつ紹介していきたい。 ともかく、 福祉に関心を持っておられる方、 どうぞ来てください。 お待ちしています。 (東京教区福祉委員会)

11月19日 は、 第21回ミャンマーデーです。 ミャンマーのために祈りと献金を お願いします。 (東京教区ミャンマー委員会)

東京大聖書展 開催中

◇開催期間 11月2日 (木) ~19日 (日) ◇場所 東京オペラシティ (初台) ◇主な出展物 死海写本、 グーテンベルグ42行聖書、 バチカン所蔵稀覯本、 シャガール聖書画、 マザーテレサの聖書、 ヘレンケラーの聖書 等
主催 東京大聖書展実行委員会、 日本聖書協会、 朝日新聞社 後援 外務省 イスラエル大使館

東京教区 福祉の集い ミサと講演会

◇日時 12月2日 (土) 13時 ミサ 司式 岡田大司教 14時 講演会 講師 岡田大司教 「イエス・キリストの心」 16時 茶話会 17時 解散 ◇場所 関口教会地下1F ケルンホール
主催 東京教区福祉委員会 問合せ 東京教区事務局 03-3943-2277 「福祉の集い」 窓口まで

CTIC

東京都K区役所の福祉事務所から、 フィリピンの母子が路上で困っている様子なので、 来てほしいと電話があった。 早速二人のスタッフが出かけた。 近所の住民によると、 2~3日、 路上で生活している様子らしい。 母親は20代前半くらい、 放心状態だ。 子どもは3歳くらいで、 汚れて真っ黒な顔。 風邪をこじらせたのか、 ひどい咳をしていて、 弱っているように見受けられる。 いろいろ聞くが、 母親はあまり多くを語らない。 取りあえず、 福祉事務所に向かう。

福祉事務所に着くと、 ケースワーカーが親切にもお湯を持ってきて、 子どもの顔、 手足を拭いてくれた。 母親は相変わらず放心状態だ。 所持金を聞くと、 10万円あるという。 所持金があると、 緊急保護の対象としては難しいとのこと。 夕方も五時を過ぎていたので、 その晩はCTICで近くのビジネスホテルを探して、 翌日詳しい話を聞くことにし、 福祉事務所を後にした。 しかし、 それからが大変だった。

CTIC事務所へ向かう。 夕食のお弁当を差し入れると、 子どもは余程空腹だったのか、 すごい勢いで食べた。 母親は、 相変わらずボォーとしたままだ。 今夜どうするのかと聞いても、 反応がない。 スタッフで話し合って、 ホテルを予約して連れて行こうと一緒に事務所を出た。 外は真っ暗だ。

事務所を出て、 ホテルへ行こうとすると、 頑としてきかない。 子どもは相変わらずひどい咳だ。 路上で一時間くらい説得した結果、 友だちのところへ行くという。 行く当てがあったら最初に言ってよ!と思いながら、 これで関係者へ繋げられると心の中で喜んだ。

彼女が向かった先は、 なんと、 最初に保護されたところだ。 あるビルのドアをたたく。 ようやく開いて、 中から出てきたのは、 日本人の男性2人とフィリピン人女性2人。 フィリピン人の女性は彼女を見るなり、 タガログ語で怒鳴りだした。 なにを言っているのか分からないが、 歓迎されていないことは分かった。

彼らによると、 彼女は2年くらい前に日本人夫と離婚し、 その後一人で生活していたが、 半年ほど前から精神的に不安定になり、 仕事もできない状態になってしまった。 フィリピンで治療を受けさせるために、 みんなで協力してやっとの思いで帰国させたが、 1ヶ月もたたないうちに、 国に残していた3歳になる娘と戻ってきてしまった。

自分たちの生活もあるし、 これ以上彼女の面倒を見ることは限界だとのこと。 CTICの説明と、 今日の経緯を簡単に説明して、 何とか1晩泊めてくれとお願いするが、 頑なに断られた。

やっと事情は分かったが、 もう、 夜の9時を回っている。 このままほっておくと、 この親子はまた、 今晩も路上で寝ることになるのだろう。 子どもがもつだろうか。 ホテルに行くことを勧めるが、 だめだ。 だんだん、 外は冷えてきた。 仕方なく、 またCTIC事務所に戻ることにした。 10時を回っていた。 オリンピックの日本対ブラジルのサッカーは、 もうすでに終わっていた。

そして、 この母子と2人のスタッフも、 事務所に泊まることになった。
翌日、 2人のフィリピン人のスタッフの応援を得るが、 昨晩と同じ反応、 またスタッフ2人が泊まるはめに。

スタッフの疲労も限界に達し、 だいぶ弱ってきた子どもの保護を第一にしようと、 児童相談所に一時保護をお願いした。 その後、 いろいろあって、 母親は 「措置入院」。 今後、 母子がどこで一緒の生活をスタートできるか、 フィリピンの家族と連絡を取りあっている。 (CTIC相談員 有川憲治)

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WYD(世界青年大会) レポート

8月15日から21日まで、 公式団体A・Bは、 共にローマ郊外のフラテルナ・ドムスという宿舎に滞在しました。

そこでは 「聖母被昇天ミサ (結団式)」 「十字架の勝利のミサ」 などが行われ、 札幌・東京・大阪・横浜といった教区が企画・演出を担当しました。 そして17日には森司教、 18日には松浦司教によるカテケージスが行われました。

森司教カテケージス

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居場所が不安定な中で、 人と人との関わりの中に可能性を見出だすようになった、 という司教様のお話しは、 いつものようにゆっくりと進みました。

愛することで自由になれる。 一人ひとりから湧き出る生命を汲み取る。 神様ばかりを見ているのではなく、 人間の営みの中にある優しさに目を注ぐ…そこに愛の根源、 すなわちキリストがおられる。 それを人々に伝えていこう。

「司教様、 今の居場所は?」 と後から尋ねたとき、 「みんなの中に」 とおっしゃられていたのが印象的でした。
揺るぎのない場所を求めていくうちに、 愛の絶対性を感じるようになられたそうです。

松浦司教カテケージス

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人の名前を呼ぶことの大切さ、 というところからお話しが始まりました。

今、 私の目の前にいるこの人は、 私のところにやって来た、 私は時間を提供し、 その人の話を聴く…。

光の筋の中にあるホコリは、 太陽、 すなわちほんとうの愛の存在を映し出す。

ローマに集った私たちは、 まさにそのホコリのような存在。 光の道を歩むこと。 聖書のたとえ話を素材に、 「挫折を経験したとしても、 イエスによって開けられた穴からは、 苦しむ人々が見える」 というお話しもありました。
自分の殻を打ち破って、 共感する心を持とう。

司教様はどんなに疲れていても、 呼ばれたら 「はい」 と言ってみることを大切にされているそうです。

そこには、 苦しみと祈りと、 新たに生きることを感じさせてくれる場があるとか。

そういう 「時」 は、 いつでも誰にでも、 すぐそこにあるのだ、 という気がします。

19日から20日にかけての野宿・教皇 (強行?) ミサに先立ち、 18日には共同回心式と告解が行われました。 なかでも告解は、 広い宿舎の敷地の中、 司祭がいらっしゃればどこでも聴いていただける、 という恵まれた状況で秘跡に与ることができました。

WYDに参加して、 あなたは どのように変わりましたか?

前にも述べましたが、 今回のWYDには、 日本から350人もの人が集い、 各々いろんな体験をし、 さまざまな思いを胸に帰国しました。

ここで、 数人の参加者に、 「WYDに参加する前と帰ってきた後では、 どのようにあなたが変わりましたか?」 と質問してみた結果、 寄せられた回答をご紹介します。

●「私はWYDへ行って帰ってきてから、 私のまわりのもの全てを、 神様の視線で見ることができるようになりました。 いつも狭い世界にいた私にとって、 ローマは初めて経験する広い世界でした」
●「私は多くの若者とのコミュニケーションによって、 私自身がいただいている賜物を見出し、 発見することができました」
●「WYDへの参加は、 私にとって、 キリスト者、 修道者としての生き方を揺さぶられるものでした。 これがどんな影響を与えるのか、 はかり知れませんが、 私をキリストに近づけてくれるだろうと思います」
●「WYDに行って、 人々の絆を強く感じました。 右も左も前も後ろも、 みんな違う国の人たちだったけれど仲良くなれたし、 世界中の人は、 本当にみんな神様の子供なのだと思いました。
みんな一つであるということを、 改めて実感させられました」
●「今回のWYDは、 人生最大の出来事でした。 今までは自分が神様を好きでミサに行ったりしていたけれど、 このWYDで、 神様に自分が愛されていると実感しました。 神様に感謝するとともに、 このお恵みをどう伝えていくかが自分の中での課題です」
●「自分が変わったのかということについては、 まだわかりません。 これから、 WYDで共に集った仲間たちとの絆の中で体験を味わい、 分かち合いながら、 自分の中で深くそしてゆっくり考えていこうと思います」
それぞれの自分たちの場所、 例えば家族、 教会、 学校、 職場などに派遣された私たちが、 WYDで体験した多くのお恵みを、 今回参加できなかった人たちとも、 分かち合い伝えていくことが、 私たちに出された教皇様からの宿題だと思っています。
この宿題を忘れることなく、 これからの忙しい毎日を過ごしていこうと思います。
次回のWYDは、 2002年にカナダのトロントで開催されます。 教皇様のため、 また世界の若者たちのために、 これからもどうぞお祈りください。
最後になりましたが、 今回のこの旅では、 前東京教区補佐司教の森司教様をはじめ、 多くの神父様方、 シスター方が私たちに同行し、 支えてくださいました。
本当にありがとうございました。 (坂上千恵・本田まり)

第4回 Y.G.T.は11月26日13時00分から
テーマは 「キリストはどこに?」

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「司教様、 教えてくれ~!!」 のY.G.T.も、 次回でもう4回目を迎えます。 驚きだ!

まさか自分がここまでやってこられるとは。 第1回Y.G.T.の準備会では、 私は初めのうち、 全く話に入ることができず、 ただ会議に行くだけでした。

「司教様、 教えてくれ!!」 と描かれてあるロゴマークを見ながら、 ちょっと失礼なんじゃないの? そう思っていました。 スタッフでいながらも…。 自分は社会人、 学生とは違うんだ。 そんな気負いがあったのでしょう。

しかし、 会議に司教様も出席していただき、 回を重ねていくうちに皆がまとまっていくのを実感し、 これでいいんだなと思ってきました。

その後もいろいろと模索し、 迎えた第1回目。 わけも分からないまま気付いたら終わっていました。

第2回目は、 仕事の関係で途中から会議には参加出来なくなってしまい、 当日の参加のみとなってしまいました。 ですが、 おかげでY.G.T.への思い入れが深くなりました。

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第3回目は今年の7月に行われました。

そう! 今年は大聖年です。 しかもワールドユースデイの年でもあります。
「大聖年とは?」 と聞かれてもわからない、 私はそんな状態でした。 だからこそ、 司教様に教えてもらおう! Y.G.T.はそういうことを求めているのでは? そしていろんな人との出会いがあり、 非常に充実したものになりました。

僕はこれがきっかけでローマのワールドユースディに行くことになりました。 そしてまたいろんな人やできごとに、 出会い気付きました。

なによりも嬉しかったのは、 神様がこんな自分のことを愛してくださっていることに初めて触れられたことでした。 Y.G.T.から世界中の若者と出会い、 神様の愛を実感することまで発展するとは、 思ってもいなかったのです。

そして、 第4回目が、 11月26日(日)午後1時30分から東京カテドラルで、 フィリピンのラバィエン司教様をお迎えして行われます。

秋のY.G.T.は、 アジアの司教様をお迎えして、 春とはまた違うものにしてあります。
テーマは 「キリストはどこに?」 です。

司教様がどのようにしてキリストと出会えたのか等、 Y.G.T.ならではの 「教えてくれ~!」 でいっぱい聞いて、 吸収できると思います。

Y.G.T.がきっかけになっていろんなことが見えてくれたらとても嬉しく思います。
言っておいてなんですが、 そんなに堅く考えないで是非気軽に来てみて下さい。
フィリピンの司教様がいらっしゃるので、 国際色のあるものになりおおいに盛り上がるのは必至?! でしょう? (多摩教会 吉瀬 賢)

 

教会・修道院巡り 『小平教会』

『この教会が独立し、 はつらつとした息吹を感じることができる。 この時に私はイエズス様の種蒔きのたとえを思い出す。

…… この教会は聖母にささげられている。 聖母が如何に御子の御言葉を実践されたかを顧みるならば、 否、 顧みるだけではなく、 それを私たちのものとして実践したならば、 私たちの心は聖母のようなふくよかな良き土となって、 主の蒔かれた種子を立派に芽生えさせ、 熟させることができる。 天の父が刈入れにお見えになった時、 聖母と同じ栄光に浴することができるであろう。 …

私たちは、 聖母の模範とその栄光を仰ぎ見ながら、 毎日を喜びを持って過ごそう。 聖母のように、 聖なる沈黙と祈りの中に私たちの内に生じた息吹を守り育てて、 大いなる御国の発展のために働こう』

この文章は、 昭和32年8月に発行された 「小平教会報1」 に、 主任司祭市川嘉男神父が巻頭言として書かれたものです。

吉祥寺教会のナーベルフェルイ神父によって、 昭和28年5月に磯野氏宅でささげられたミサと、 そこに集まった十数人の方々が、 小平教会の始まりだったのです。 昭和29年7月に聖堂が献堂され、 吉祥寺教会の分教会として、 神言会の司祭にお世話いただきました。 (当時の信徒数は58名、 世帯数29)

昭和31年にサンタマリア幼稚園が併設され、 開園しました。 聖堂、 幼稚園、 司祭館の土地・建物は、 磯野氏の寄贈によるものでした。 昭和32年4月、 復活の主日に小教区として独立し、 市川嘉男神父が任命されました。

昭和44年、 信徒の増加に伴い、 聖堂改築のための積立が開始、 昭和50年に現聖堂が建てられました。 (当時の信徒数は1010名、 世帯数499)

昭和58年2月に、 当時の主任司祭小林五郎神父が四ケ月の入院の後、 帰天されたことは、 忘れることのできない大きな出来事でした。

「第二バチカン公会議」 「福音宣教推進全国会議」 「カトリック新教会法典」 によって示されている精神の実現のために歴代の主任司祭の指導をいただきながら、 歩み続けている小平教会です。 (昨年度の数字で、 信徒数964名、 世帯数470)

今年3月末をもって、 併設されていたサンタマリア幼稚園が、 44年の歴史を閉じました。 この間、 千余名の卒園生を送り出してきましたが、 教区の方針によって廃園となりました。 旧幼稚園舎は、 教区のご配慮により 「小平教会信徒会館」 として手直しされ、 新しい活動の場となりました。

新しい活動の場と新しい主任司祭をいただき、 新しい世紀に向けて、 「変えるべきものと変えるべからざるものとを識別する勇気と知恵をお与えください」 と、 小平教会の保護者である聖母マリアの取り次ぎを願っております。 (小平教会広報部)

天国のわが輩はペトロである

おしゃべりをやめたら

鰯雲が高い空に浮かぶようになると、 爽やかな秋の風が吹き始める。

暑さで動きが緩慢だったジュリアとジュニアは動きが活発になり、 終日庭で過ごすようになった。 食欲も回復したらしく、 司祭館の食堂前に陣取り、 O神父に食べ物を要求して、 しつこく鳴きだした。

ガラス戸がガラッと開き、 「ニャーニャー、 ニャーニャーとうるさいわい」 と目を三角にしてO神父は怒鳴り出した。

このパターンは私の時とまったく同じで、 一向に進歩の跡が見えない。 「俺はお前らの餌係じゃないぞ。 ペトロがいなくなったと思ったら、 今度はお前らか。 本当に図々しいんだから」 とブツブツ言いながら、 かつお味と表示された 『キャッツフーズ』 の袋から餌を取り出し、 皿に入れた。

「餌係じゃないぞ」 と言いながらも、 彼らのためにキャッツフーズを買ってきているのだから、 文句を言わずにあげたらいいのにと思うのだが…。 O神父は、 餌もブツブツ言いながら買っているのだろうか。

過ごしやすい季節になったためか、 部屋から出ようとしなかったO神父は、 庭のベンチに腰を下ろすことが多くなった。 ぼーっと座っているO神父に、 女子高校生と思われる少女が近づき、 「神父さん今日は。 そこで何をしているんですか」 と声をかけた。

「君が来ると言ったので、 天気も良いし、 ここで待っていたんだ」 とO神父は答えた。 彼女は学校のこと、 家庭のこと、 趣味のことなどを話していたが、 「神父さん聞いてもいいですか」 と切り出した。

彼女は言葉を選びながら 「人は何のために生きているんですか。 何故生きなければいけないんですか。 幸せもあるけれど、 それ以上に苦しみも多いでしょう。 どうせみんな死んでしまうし、 人生には意味がないと思います」 と語った。

O神父は一瞬たじろいだが、 彼女に生きることの意味や人生の意味について、 必死になって語り始めた。 O神父が注意深く少女を見ていたなら、 彼女の顔に浮かんだ失望の色を見逃さなかったはずだ。 O神父が熱く語れば語るほど、 少女のこころは自分の内面に沈み込んでいくように思えてならなかった。

猫の分際で偉そうに言えないが、 どうしてO神父はお喋りばかりするのだろう。 神父である以上、 何でも答えなければならないとでも思っているのだろうか。 少女が話した言葉の一つひとつに耳をそばだて、 彼女のこころの中に何があるのかを見つめたらいいのに、 何故、 O神父は教えることにこだわるのだろう。

O神父さん、 こころの中にあるものは、 こころの目で見て、 こころの耳で聞こうとしない限り感じられないんだよ。 側にいて彼女のこころに寄り添うだけでいいんだよ。

人間たちはブツブツ言ったり、 お喋りばかりしているから、 肝心なことが見えないし分からないんだ。 ジュリアやジュニアに餌をやるときくらい、 ブツブツ言わずに、 じっと彼らを見つめていれば、 彼らのことが少しは分かるのに。

少女からの相談で神父らしい仕事をしたと思ったのか、 O神父は大変上機嫌で、 木陰でうとうとしていたジュニアに 「ほら、 高級秋刀魚だぞ」 と言って、 食べかけの秋刀魚をポンと投げた。

ジュニアが臭いを嗅いだだけで食べようとしなかったので、 O神父のブツブツが始まった。 「せっかく秋刀魚をあげたのに、 何で食わないんだ。 こんな美味しいものを!」 と恩着せがましい。 秋刀魚はスーパーで3匹380円で買ったものだった。

猫のペトロと読者の皆様へ
先月号の1段最後の部分で編集ミスがありました。 深くお詫びし、 次のように訂正いたします。 編集部
私は、 木陰で通り抜けていく風に身を任せ、 まどろむのがこの上なく好きだった。 エアコンを入れるのが当たり前になった人間たちは、 自然と付き合う在り方を忘れているようだ。 心地よい風を感ずることも自然に感謝することもなく、 エアコンによって外気の気温を上げ、 自然も自分たちをも壊し続けている。

『カトリック習志野教会』

カトリック船橋教会では、 昨年12月より聖堂建設工事を進めて参りましたが、 このほど完工の運びとなり、 名称も新たに 『カトリック習志野教会』 となりました。 つきましては、 東京大司教区 教区長 岡田武夫大司教様司式により、 下記のとおり献堂式・祝賀会を挙行することになりましたので、 お知らせいたします。

◇日時 2000年12月10日 (日) 献堂式ミサ 午後2時 (受付開始1時) ◇祝賀会 午後3時30分 ◇場所 カトリック習志野教会 (京成電鉄 「実籾」 駅徒歩約10分)
千葉市花見川区長作1385-2 電話 043 (216) 0035 FAX 043 (216) 0038
※駐車場は祝賀会場となりますので、 ご利用できません。 電車等の交通機関をご利用ください。

編集部から

教区ニュースの使命の一つは、 司教と信徒のパイプ役である。
今、 司教が何を考え、 何をしたいと思っているかを、 正確に信徒の皆さんに伝えたいと思い、 そう願っている。

そのためにも、 「司教さまご臨席」で編集会議が開かれている。

先月から、 岡田大司教を交えて、 編集会議を行うことができ、 編集委員一同ほっとしている。 いるべき所に、 いる人がいるという感じだ。

編集会議の内容を伝えることは良くないが、 来月号の第1面は、 大司教の発案で決まった。
遠慮がちにおっしゃるが、 決して的ははずさない。 お楽しみ、 お楽しみ……。

VIVID

信徒会館建設のためのバッハオルガンシリーズ (全3回)

○日時:12/10(日) 13:00~14:00 ○場所:カトリック田園調布教会大聖堂 (東急東横線多摩川駅徒歩5分) ○曲目:前奏曲とフーガト長調、 パストラーレ、 「高き御空より我はきたれり」によるカノン風変奏曲他 ○オルガン演奏・解説:久野将健 (聖徳大学講師、 田園調布教会オルガニスト) ○主催:カトリック田園調布教会建設委員会 ○入場料:自由献金
※問合せ:村山 Tel 045-941-4924、 鎌居 Tel 03-3715-1481

追悼ミサと研修会のご案内

○日時:11/10(金) 10:30~14:00 ○場所:ミサ 東京カテドラル聖マリア大聖堂、 研修会関口会館2階 ○参加費:\1,000

特別聖書講座~みことばを生きるために~

○講師:稲川保明師 (神田教会主任司祭) ○①11/2(木) ②12/7(木) 13:30~15:30 ○場所:神田教会 (千代田区西神田1-1-12 Tel 03-3291-0861) ○参加費:\500
※いずれも○主催:東京カトリック女性同志会 ○問合せ先:森脇03-3447-2231、 滝口03-3844-7066、 武藤042-378-9377

聖地イスラエルってどんな国? 聖地の旅準備会のお知らせ ~大聖年の巡礼にそなえて~ 第8回

○日時:11/12(日) 14:00~16:00 ○テーマ:神の都エルサレム(3) 第9回 ○日時:12/10(日) 14:00~16:00 ○テーマ:救いの歴史は今も続く(勉強会後、希望者のためのミサ有り) ○場所:真生会館 (JR信濃町駅1分) ○講師:鈴木信一師 (聖パウロ修道会) 井上弘子(道の会) ○対象:聖地と聖書に興味のある方ならどなたでも ○会費:\1,000
※申込・問合せ:道の会 井上弘子 〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel/Fax 03-3379-5571e.mail hiroko@mars.dti.ne.jp 瀬川真佐子Tel/Fax 0492-86-6291
ユニークな聖地巡礼 (ゆっくりとした日程の祈りの旅) を企画しています。 体力に自信のない方もご遠慮なくお問い合わせください。

マリアの御心会より祈りのご案内

聖書深読黙想会

○日時:11/12(日) 10:00(ミサ)~16:30 ○対象:どなたでも

祈りの集い

○日時:11/18(土) 18:00~20:30 ○対象:40歳までの男女

詩篇講話

○日時:毎月第1火曜 10:00~12:00 ○対象:どなたでも
以上いずれも 場所:マリアの御心会(JR信濃町駅下車5分)

「来て見なさい」 プログラム 結婚、 修道生活、 独身生活を選定したい方

○テーマ:大聖年の巡礼・浅草教会 ○指導:沢田和夫師(東京教区司祭) ○日時:11/26(日) 9:30(JR浅草橋西口集合)~15:30(ミサあり) ○申込み締切り:11/24(金) ○対象:20代~30代の未婚女性 ○費用:献金
以上の問合せ・申込み先:〒160-0012 新宿区南元町6-2マリアの御心会 「来て見なさい」 係 Tel 03-3351-0297/Fax 03-3353-8089

若い人々の黙想会

○テーマ:共生と調和-教会とどうつきあっていこう?- ○日時:11/18(土) 18:00~11/19(日) 16:00 ○場所:汚れなきマリア修道会町田祈りの家 ○対象:青年男女 ○指導:清水一男師 (マリア会) ○参加費:\4,000
※申込:11/12(日) までに、 電話 Faxで下記へ 〒194-0032 町田市本町田3050-1 Tel 042-391-4952/Fax 042-395-2092 汚れなきマリア修道会Sr. 小林幾久子

コングレガシオン・ド・ノートルダムよりのご案内

黙想会

○テーマ: 「祈りのうちに神の呼びかけに耳をかたむけませんか」 自分の召命を考える ○日時:11/24(金) 20:00~11/26(日) 16:00 ○対象:20代~30代未婚の女性信徒 ○指導者:シスターシュラッツ、 シスター柴田 ○参加費:\4,000 (宿泊費、 食事等)
○持参品:聖書、 筆記用具、 洗面具等 ○場所:コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院 (〒182-0034東京都調布市下石原3-55) 京王線 調布駅南口より 徒歩15分、 タクシー5分(下石原3丁目歩道橋下車)
※申込み:11/22(水) までに下記へ

聖マルグリット・ブールジョワ帰天百周年記念祭

○日時:11/23(祭) 14:00 松尾貢氏 (サレジオ会司祭) によるミサ、 聖女の寸劇、 祝賀パーティー ○場所:同上 ○対象:どなたでも ○参加費:無料
※申込み:11/15(水) までに下記へ電話で
いずれも○申込み先:〒182-0034 調布市下石原3-55 コングレガシオン・ド・ノートルダム Tel 0424-82-2012Fax 0424-82-2163 シスター秋山

ビ・モンタント:カトリック高齢者会主催の講座

4会場での勉強会

○日時:11/14(火) 13:30~15:00 (時間は全会場共通)○会場:事務所◎指導:塚本伊和男師
○日時:11/17(金)○会場:高輪教会◎指導:泉富士男師
○日時:11/21(火)○会場:三軒茶屋教会◎指導:塚本伊和男師
○日時:11/15(水)○会場:成城教会◎指導:泉富士男師
※申込み:いずれも不要 会費:\300~500程度

第6回絵画同好会

○日時:11/15(水) 13:00~16:30 ○場所:洗足教会 ○参加資格:ビ・モンタント会員他どなたでも自由、 希望者は当日お出でください ○内容:水彩、 クレヨン、 パステル、 色鉛筆いずれでも(油は使わない) ○指導:日塔笑子 (カトリック美術会会員・日本美術家連盟会員・元一水会会員) ○会費:\2,000 (含画材料費、 光熱水費等)

気軽に 聖書を読む会「聖書と歴史」

○指導:吉山登師 ○テーマ:聖書と文学 ○日時:11/24(金) 14:00~16:00 ○場所:幼きイエス会 修道院 (JR四谷駅前、 地下鉄丸の内線・南北線四谷駅) ○会費:\500/月 ○対象:退職後、 もう一度聖書を読んでみたかった人、聖書研究会は堅苦しいと思った人、 視点を変えて読み、 さらに信仰を深めたい人。

パッチワーク・キルト同好会

○日時:11/9(木) 13:30~15:00 ○会場:ビ・モンタント事務所 ○参加者:随時募集

第27回聖ザビエル友ゆうクラブ俳句会 (ビ・モンタント高齢者会参加)

○句会日時:2001/1/12 (金) 11:30~15:30 ○会場:カトリック神田教会信徒会館 ○兼題:「冬」 一般雑詠通して3句以内
○投句:住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠 (投句のみは欠席) を明記、 宛先〒101-0065千代田区西神田1-1-12 カトリック神田教会内 「聖フランシスコ・ザビエル友ゆうクラブ俳句会」 又は下記係宛 ○締切:12/29(金) 必着 ○参加資格:年齢不問
○当日会費:\1,000 ○年会費:\1,500 ○持参するもの:天景(\500以下の品物)、 筆記用具
○運営方法:互選 (準備済)・食事 (準備済)・互評 (気軽に輪番で自由に)・散会 (結果は作品集を全会員宛に郵送又は教会メールで)
※問合せ先:木田英也(世話人) 〒279-0011 浦安市美浜1-6-611 Tel/Fax 047-355-7478

以上俳句会以外の申込・問合せ先:荒川区西日暮里1-61-23 リレント西日暮里102 VMI東京支部事務所 執務時間 火・木・土 14:00~16:00 Tel 03-3806-9877/Fax 03-3806-9897

第41回 「イエズス探求会」

○日時:11/17(金) 19:00~11/19(日) 15:30 ○場所:日野ラサール研究所 (JR中央線日野駅下車徒歩5分) 日野市本町3-3-2 (Tel 0425-83-4224) ○参加費:\13,500(当日) 2泊3日5食 ○申込み先:〒262-0017 千葉市花見川朝日ヶ丘町2509-7 間野幹夫(西千葉教会所属)Tel 043-271-1869 ○締切:11/5(日) 定員25名 ○携帯品:聖書、 教会の祈り、 パジャマ、洗面具

カトリック高円寺教会ミレニアムイベント講演とコンサート

○日時:12/3(日) 14:00~15:40 ○場所:カトリック高円寺教会聖堂 ○整理券:\500 ○講演:「二十一世紀への祈り」-夫遠藤周作からの贈り物-遠藤順子 コンサート:カトリック高円寺教会合唱団 「クリスマス・キャロル」 ○主催:カトリック高円寺教会 「ウィズ21」
※問合せ先:カトリック高円寺教会ミレニアムイベント事務局 Tel 03-3314-5688 (10:00~16:00)〒166-0003 杉並区高円寺南2-33-32

講演会のご案内

○テーマ:旧約聖書の人間観-人間の限界と希望- ○講師:雨宮慧師 ○11/18(土) 14:00~15:30 ○場所:カトリック関町教会 練馬区関町北2-11-7 (西武新宿線武蔵関駅南口下車徒歩10分) ○参加費:無料
※問合せ:内藤瑞枝Tel 03-5991-5125

修道院でクリスマスを

○日時:12/24(日) 19:30 受付、 20:00 分かち合い、 21:00 ミサ、 22:00 茶話会 (遠方の方宿泊可) ○宮崎カリタス修道女会管区本部 ○40歳までの未婚の女性
※申込み:12/10(日) までに下記へ 〒167-0021 杉並区井草4-20-5Tel 03-3396-2171/Fax 03-3396-2150 担当:Sr.大野

祈りの集い

○テーマ:主を待ち望む-みことばを味わい、 ご聖体のうちにおられる主と共に祈りましょう- ○日時:12/3(日) 15:00~20:00
○場所:福音史家聖ヨハネ布教修道女会 小金井修道院(中央線武蔵小金井駅北口、 西武バスにて総合病院桜町病院前下車)
○対象:未婚の女性信徒 ○参加費:\300(含夕食) ○持ち物:聖書、 筆記用具
※申込み・問合せ:11/26(日) までに下記へ 〒184-8511 小金井市桜町1-2-20 Tel 042-383-4117 Fax 042-388-8527 シスター大村

聖ヨセフィーナ・パキタ列聖記念 感謝ミサ奉唱

○日時:11/12(日) 14:00 ○場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂 ○司式:白柳誠一枢機卿○主催:カノッサ修道女会 ○問合せ:Tel&Fax 03-5984-5277 辻/PHS 070-5809-7627田部

教会の聖堂に響く宗教音楽名曲集

○日時:12/23(土・祝) 15:00 ○場所:カトリック下井草教会 ○料金:前売り \2,000、 当日\2,500 ○指揮:菅野浩和、 戸崎裕子 ○合唱:静岡児童合唱団&青葉会スペリオル アヴェス・ユヴェネス ○オルガン:戸崎裕子
※問合せ:牧野宏子 Tel&Fax 0564-62-2116

キリスト教相互理解セミナー 旧約聖書に親しもう

○日時:11/15、 12/13(水) 18:30~20:30 ○場所:東京YMCA資料室(東京YMCAホテル 8階) ○旧約聖書 出エジプト記 ○指導(予定):高橋章 (日本大学国際関係学部教授)黒瀬宏牧師 (バプテスト東京西教会) ○参加費:各回\1,000
※問合せ:鈴木 090-3439-7028/東矢 070-5076-4074 主催:東京YMCAミッション推進委員会

待降節1日黙想会

○日時:12/8(金) 10:00~16:00 ○指導:V・デ・スーザ師 (イエズス会司祭) ○場所:麹町(聖イグナチオ) 教会 ヨゼフホール
○定員:80名 ○会費:\1,000(昼食、 通信費)
※申込み・問合せ:〒156-0043 世田谷区松原2-39-19山形伸子 Tel 03-3328-8800 11/30(木) までに葉書で申込んでください。

東京純心女子大学公開講座

講演会

○テーマ:イコンを読む ○日時:11/5(日)16:00~17:30 ○講師:リーナ・デルベーロ女史(イコン作家)
※申込み:不要、 直接会場へお越し下さい。

シェイクスピアのイギリス (全3回)

○日時:11/18、 11/25、 12/2(土) 14:00~15:30 ○講師:ピーター・ミルワード本学非常勤講師(イエズス会司祭) ○受講料:\3,000 ○対象:シェイクスピアに興味のある方ならどなたでも ○持ち物:筆記用具
上記いずれも、会場:フランシスコ会 六本木 聖ヨゼフ修道院1階ホール
※申込み・問合せ:東京純心女子大学事務局 〒192-0011 八王子市滝山町2-600 Tel 0426-92-0326 (受付時間:8:30~17:00 休日を除く、 土曜日は12:30)

VIVID

★ 12 月号 (No.178) は、 11月27日発行 12月3日に、 各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:11月5日(日)

★ 1・2 月号 (No.179) は、 12月26日発行 12月31日に、 各教会で配布の予定 情報掲載希望原稿の〆切:12月3日(日)
必要事項を記入の上、 郵便かFAXで 下記住所までお送りください。
〒112-0014東京都文京区関口3-16-15 カトリック東京大司教館 広報委員会 浦野雄二神父
TEL 03-3943-2301・FAX 03-3944-8511