お知らせ

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ミャンマー大地震救援の献金のお願い

2025年04月07日

東京教区の皆様

ミャンマー大地震救援の献金のお願い

3月28日午後にミャンマー中部のマンダレー近郊を震源として発生したマグニチュード7.7の大地震は、時間が経過するにつれ、その被害の大きさが日本にも伝わってきております。

ご存じのように、長年にわたり東京教区はケルン教区とのパートナーシップ関係の中で、両教区が協力しながら、ミャンマーの教会を支援し続けてまいりました。この数年は、震源地に近いマンダレー教区のピンウーリンにおいて、哲学過程の神学校建設や、クーデター以降の政情不安と教会に対する武力的な攻撃が始まってからは、「希望の種」プロジェクトとして、国内避難民と戦闘地域の子供たちが教育にアクセスできない状態を改善しようとする活動を支援しています。

東京教区とケルン教区の支援を通じて、地元の教会では、教育の場を作り、仮学校の資材、教育道具とボランティアへの支援などが実現され、希望の源である教育の種をまくことができてきました。

そのような不安定な国内情勢のところに、今回の大地震が襲い掛かりました。マンダレー教区のマルコ大司教様を通じて、避難している方々のための緊急支援のお願いが来ています。お互いの絆を心にとめながら、東京教区としての支援を行いたいと思います。

日本の教会全体としては、カリタスジャパンが募金を受け付けておりますが、それとは別に、東京教区としてのミャンマー地震被災者支援献金を行います。

献金は、それぞれの小教区で4月12日土曜日から4月30日の間に、ミサ献金とは別に献金箱などを設け、実施してください。教区本部で随時取りまとめを行い、ミャンマー支援の窓口を通じて現地の教会の支援に充てたいと思います。

皆様のご協力を、心からお願い申し上げます。


カトリック東京大司教
枢機卿 菊地功