お知らせ
3月以降の感染症対策に伴う教会活動の制限について
2023年02月22日
カトリック東京大司教区の皆様
カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
3月以降の感染症対策に伴う教会活動の制限について
東京教区においては、2020年1月30日に今回の感染症への対策について、最初の公示をいたしました。それ以降、状況に応じて、様々な段階での対策への取り組みをお願いして参りました。3年以上にわたり、教会における感染対策に取り組んでくださっている司祭をはじめ多くの信徒の方々に、心から感謝申しあげます。またこの状況の中で、不便を耐え忍びながら協力してくださる多くの方にも、あらためて感謝申しあげます。
全般的な状況が改善に向かっていることから、政府にあっては今年の3月13日以降、マスクの着用については個人の判断に任せることを決め、全般的な対策に関しても徐々に緩和する方向を定めています。
東京教区の教会にあっては、すでに屋外でのマスク着用は任意としておりますが、四旬節第二主日の3月5日前晩ミサからは、聖堂や建物内においても、マスクの着用は任意といたします。
みなさんそれぞれに健康状況、年齢、家族の状況など個別の事情がありますから、各人の判断を互いに尊重されますようにお願いいたします。
なお、基本的な感染対策については、しばらく継続いたします。3月5日前晩以降、基本的には添付の「2022年6月25日以降におけるステージ2の対応指針(再改定)」を原則とし、小教区の状況に応じて対応を定めてください。
四旬節から復活祭に向けて、徐々に暗闇にも光が見えてきました。主イエスの「世の終わりまで共にいる」との約束に信頼し、わたしたちも互いに思いやり支え合いながら、ともに歩んで参りましょう。
<参照>
2022年6月25日以降におけるステージ2の対応指針(再改定)
1: 聖堂内では、充分な換気に配慮しながら、互いにある程度の距離を保つように心掛け、通常の定員を超えて密にならないように配慮します。ただし充分な換気が出来ない聖堂構造の場合は、前後に充分な距離を取ることに特に留意し、必要な入堂制限をします。
2: 高齢の方・基礎疾患のある方で、ご心配な方は、また高熱など体調の優れない方はご自宅でお祈りください。ご家族から懸念が表明されたときも、ご自宅でお祈りください。
なお、主日のミサにあずかる義務は、体調に関する事情のある方には、引き続いて免除します。
3: 2020年1月31日以降の当初から行われてきた手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ちます。マスクの着用は任意です。しばらくの間、建物内ではマスクを着用してください。
4: ミサや集会などでは、全員で一緒に歌う事を控えます。広い空間があり充分に換気が出来る場合、祈りを一緒に唱えることや、聖歌隊の歌唱は可能ですが、マスクを必ず着用し、大声を避けてください。ミサや集会などで、全員で一緒に歌う場合は、マスクを着用することをお勧めします。祈りなどを一緒に唱える場合や、聖歌隊だけの歌唱の場合、マスクの着用は任意です。
5: しばらくの間、ミサでの奉納も行いません。またしばらくの間、聖体拝領は、必ず拝領の直前に消毒をした手でお受けください。口での拝領を希望される方は、特に司祭の手指を介した他者への感染を防ぐため、事前に司祭にご相談ください。
6: ミサ以外の、会議や会合、集い、勉強会などの対面の活動は、会場の収容人数を超えない程度で、充分な換気に配慮しながら、実施してください。なお食事を伴う行事は、いましばらく控えてください。
付記:聖体を授ける司祭や臨時の奉仕者は、必ず直前に手指を消毒し、マスクを着用してください。信徒の方に「聖体授与の臨時の奉仕者」をお願いすることも、主任司祭の判断にゆだねます。
なお、マスクはワクチン接種の有無にかかわらず着用してください。フェイスシールドはマスクの代わりにはなりません。フェイスシールドを使う場合でも、マスクを併用ください。また、不織布マスクを使用されることをお勧めします。