お知らせ
クリスマス・年末年始期間における教会活動の制限について
2022年11月14日
カトリック東京大司教区の皆様
カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
クリスマス・年末年始期間における教会活動の制限について
2020年2月頃から始まって、これまでほぼ3年近く、それぞれの小教区で感染対策に努めてくださっている司祭をはじめ多くの信徒の方々に、心から感謝申しあげます。またこの状況の中で、不便を耐え忍びながら協力してくださる多くの方にも、心から感謝申しあげます。
今年も11月となり、クリスマスや年末年始の教会活動を計画する時期となりました。
冬に向かいインフルエンザの流行と相まって、第八波も懸念されています。現時点での状況は落ち着いているように見受けられますが、いましばらくは基本的な感染対策を継続することが適切かと思います。東京大司教区としては、いましばらくの間、基本的には「2022年6月25日以降におけるステージ2の対応指針」を原則とし、それぞれの小教区の状況に応じて対応を定めていただくことを継続いたします。
毎年、クリスマスミサや新年のミサには一般の方々も多く参加され、福音宣教の機会となっていることは充分承知しております。小教区の規模や事情にもよりますが、クリスマス・年末年始のミサにおいては、換気が充分であり、同時に会衆が聖歌を歌わない場合、通常の定員までの入場を可としてください。ただし、聖堂内でのマスクの着用は継続してください。なお、飲食を伴う祝賀会などは、会場内で密集を避け、換気を保つことができる場合には行っても構いません。また入堂時の手指消毒は継続しますが、それ以外の拝領前や退堂後の消毒は取りやめても構いません。
なお、クリスマスや新年の大司教司式ミサは、Youtubeの関口教会アカウントから配信いたします。
今年もまた、主の降誕をさまざまな制限下でお祝いせざるを得ないことは残念です。共に集まることが難しい今だからこそ、主イエスの「世の終わりまで共にいる」との約束に信頼し、誕生される幼子を囲んで一つの体における霊的な絆を再確認し、歩みをともにしましょう。
<参照>
2022年6月25日以降におけるステージ2の対応指針(改定)
※今回の改訂で削除した箇所には赤の訂正線を引いてあります。
1:聖堂内では、充分な換気に配慮しながら、互いにある程度の距離を保つように心掛け、通常の定員を超えないように配慮します。ただし充分な換気が出来ない聖堂構造の場合は、前後に充分な距離を取ることに特に留意し、必要な入堂制限をします。
2:高齢の方・基礎疾患のある方で、ご心配な方は、ご自宅でお祈りください。ご家族から懸念が表明されたときも、ご自宅でお祈りください。
なお、主日のミサにあずかる義務は、体調に関する事情のある方には、引き続いて免除します。
3:2020年1月31日以降の当初から行われてきた手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ち、しばらくの間、建物内ではマスクを着用してください。
4:ミサや集会などでは、全員で一緒に歌う事を控えます。広い空間があり充分に換気が出来る場合、祈りを一緒に唱えることや、聖歌隊の歌唱は可能ですが、マスクを必ず着用し、大声を避けてください。
5:しばらくの間、ミサでの奉納も行いません。またしばらくの間、聖体拝領は、必ず拝領の直前に消毒をした手でお受けください。口での拝領を希望される方は、特に司祭の手指を介した他者への感染を防ぐため、事前に司祭にご相談ください。
6:ミサ以外の、会議や会合、集い、勉強会などの対面の活動は、会場の収容人数を超えない程度で、充分な換気に配慮しながら、実施してください。なお食事を伴う行事は、いましばらく控えてください。
付記:聖体を授ける司祭や臨時の奉仕者は、必ず直前に手指を消毒し、マスクを着用してください。信徒の方に「聖体授与の臨時の奉仕者」をお願いすることも、主任司祭の判断にゆだねます。
なお、マスクはワクチン接種の有無にかかわらず着用してください。フェイスシールドはマスクの代わりにはなりません。フェイスシールドを使う場合でも、マスクを併用ください。また、不織布マスクを使用されることをお勧めします。