お知らせ

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カトリック泉町分教会について

2022年11月11日

東京教区の皆様

カトリック東京大司教区

                         大司教  菊地 功

カトリック泉町分教会について

☨主の平和

典礼の暦も一年の終わりを迎えています。新しい「ミサの式次第」の使用も近づき、落ち着かない日々ですが、体調の管理に気をつけて、日々の信仰生活を歩んでまいりしましょう。

八王子教会主任司祭、辻茂神父と運営委員から泉町分教会の今後についての意見書が提出されました。内容は、「泉町分教会はテストヴィド神父(パリ外国宣教会)によって八王子地区での宣教によって創立された、現在の八王子教会の始まりにさかのぼる大切な教会であり、泉町分教会の聖堂については、現状を維持しつつ、分教会というタイトルを外し、集会所としての存続を希望する」というものです。

八王子教会は、新型コロナウイルス感染防止のために、主日のミサの回数を増やして対応していること、教会の司牧は今年度より辻神父一人で担い、8月までは高幡教会の主任司祭を兼務することになり、その負担が過剰になっていること、今後の東京教区の状況を考慮する中で、八王子教会としての決断の時が来ていることを総合的に判断しての要望です。

9月の司教顧問会で、八王子教会からの要望を取り上げ、司教顧問の意見を聞いて、「泉町分教会については、分教会のタイトルを外すこととし、定期的なミサは行わない。八王子教会の歴史的な経緯を考慮し、聖堂については現状を維持する。そのための経済的、人的負担については、八王子教会が第一に責任を持ち、教区はその支援に協力すること、この対応は、2022年11月1日をもって、開始とする」ことを確認しました。この通知をもって、東京教区への公示とします。