ミャンマーカトリック司教協議会への手紙

2021年03月26日

去る3月19日、ミャンマーカトリック司教協議会チャールズ・ボ枢機卿様と司教団宛てに、菊地功大司教より、東京教区としてミャンマーの教会へ祈りによる連帯を約束する手紙を送りましたので、日本語訳と共に紹介いたします。ご存じの通り、東京教区はミャンマーの教会とは姉妹教会の関係にあります。苦難の中にあるミャンマーの教会のためにお祈りください。

以下、日本語訳

ミャンマーカトリック司教協議会
会長 チャールズ・ボ枢機卿様
ミャンマー司教団の皆様

2021.3.19

†主の平和

四旬節のこの時期、わたしたちは祈りと犠牲を通じてキリストへの献身を新たにし、コミュニティの中で新たな命を生きるよう務めています。同時に、東京教区では、ミャンマーの人々の犠牲と祈りが皆様の国に平和と再生をもたらすように祈っています。ミャンマーの教会と姉妹教会の関係を築いてきたわたしたちは、ミャンマーの現状と、それが国民に与える影響について憂慮しています。

わたしたちは、弱い人々に奉仕しすべての人々のために平和を求めるミャンマーの教会と祈りのうちに連帯することを約束します。わたしたちは、権力を持つ人々が「調和的、民主的、そして平和的な共存のために、共通善、基本的人権及び市民権、そして社会正義と国家の安定に奉仕しする誠実な意志を持って」(2021年2月12日、ジュネーブ国連本部、ローマ教皇庁国連常任オブザーバー、イヴァン・ユルコビッチ大司教の報告より)働くことを、教皇と心を合わせて祈ります。

ごく最近、2020年2月にミャンマーを訪問したことを思い出します。それはわたしにとって幸せな体験でした。わずか6日間でしたが、ミャンマーの教会の置かれている状況、そこにある喜びや試練、そして苦闘とそこからの回復について等、多くのことを学ぶことができました。わたしは、そこで出会った人々の献身に感銘を受けました。彼らの希望と志が損なわれないことを深く祈っています。

ボ枢機卿様が「平和は可能です。平和は唯一の道です」という言葉を受け、わたしは「ミャンマーのために祈り、自分たちなりのささやかな方法でミャンマーの兄弟姉妹を支え、励ましてほしい」と東京教区の教会に求めました。

キリストのうちに、友愛をこめて

東京大司教
菊地功