新型コロナウイルス感染拡大下の待降節

2020年12月01日

カトリック東京大司教区の皆様

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功

新型コロナウイルス感染拡大下の待降節

新型コロナウイルス感染症によって大きく影響を受けた2020年も終わりに近づき、待降節が始まりました。

すでに10月12日付文書で、クリスマス・年末年始期間における教会活動の制限について」を公示し対応をお願いしたところですが、この数日、東京をはじめとして教区内では検査の陽性者が急増し、第三波の到来とも言われております。

今後の状況の推移次第では、再度のミサ公開中止も可能性は否定できないものの、できる限り安心してミサを行えるよう、対応していきたいと思います。同時に、感染症への対応が長期化するにつれ、基本的な対応がおろそかになりつつあるとの報告も受けております。そこで、現在の対応に関して、あらためて以下の点について皆様の注意を喚起すると共に、若干の対応変更をさせていただきます。現時点での対応の全体については、別添を参照ください。

1:小教区運営に関する最低限不可欠な会議を除き、教会におけるすべての会議、会合、集い、勉強会などを、当面の間、中止またはオンラインとしてください。ただし、ミサなどの典礼は継続します。

2:手指の消毒、マスクの着用、互いの距離など、基本的な感染対策を、あらためてご確認ください。

3:高齢の方、基礎疾患をお持ちの方は、できる限りご自宅で祈られることを勧めます。年齢制限はいたしません。

なお、クリスマス夜半(24日22時)、日中(25日10時)、新年(1月1日零時)には、東京カテドラル聖マリア大聖堂から大司教司式ミサをネット配信いたします。また毎土曜18時には、大司教の主日メッセージを「週刊大司教」と題して、配信しております。

共に集まることが難しい今だからこそ、主イエスの「世の終わりまで共にいる」との約束に信頼し、主を中心とした一つの体における霊的な絆を再確認いたしましょう。

<参照>若干の変更があります。変更部分は下線部です。

2020年待降節・クリスマス・年末年始におけるステージ3の対応

1:  聖堂内で、互いに最低でも1メートル、出来れば2メートルの距離を保つため、入堂人数の制限をします。それが不可能な場合は、聖堂を典礼に使うことはできません。なお現在同居している家族は、一緒に着席して構いません。またミサ後の聖堂周辺での「立ち話」もなるべく短く済ませましょう。

聖堂内で距離を確保するための具体的な方法について、主任司祭の指示に従ってください。また、ミサのある教会を求めて、移動することをお控えください。ご自分の所属教会、または共同体の一員となっている教会の指示に従ってください。なお小教区は、感染が発生した場合に保健所の要請に応えるため、ミサ参加者の情報を把握します。情報の取り扱いには注意し、後日破棄します。

2:  高齢の方・基礎疾患のある方は、できる限りご自宅でお祈りくださいただし、教会での年齢制限は行いません。

なお、主日、ならびに守るべき祝日(主の降誕の祭日と神の母聖マリアの祭日)のミサにあずかる義務は、教区内のすべての方を対象に免除します。

3:  2020131日以降の当初から行われてきた手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ち、しばらくの間は全員マスクを着用してください。

4:  しばらくの間、ミサや集会などで、聖歌を「全員で一緒に歌う」ことを控えてください。オルガン独奏や、距離をあけての独唱、互いの距離を保てる場合は聖歌隊などによる歌唱(広い空間がある場合のみ)は可能です。

5:  しばらくの間、ミサでの奉納も行いません。またしばらくの間、聖体拝領はできる限り、直前に消毒をした手でお受けください。口での拝領を希望される方は、特に司祭の手指を介した他者への感染を防ぐため、事前に司祭にご相談ください。

6:  ミサ以外については、小教区運営に関する最低限不可欠な会議を除き、教会におけるすべての会議、会合、集い、勉強会などを、当面の間、中止またはオンラインとしてください

7:  るしの秘跡については、衝立を使うなど飛沫感染に留意して下さい。フェイスシールドはマスクの代わりにはなりません。フェイスシールドを使う場合でも、マスクを併用ください。なお3月26日付の、「一般赦免に関する使徒座裁判所内赦院からの通達に関して」の公示は、現在も有効です。

付記:75歳以上の司祭にあっても、司式や聖体授与を行って構いません。聖体を授ける司祭や臨時の奉仕者は、必ず直前に手指を消毒し、マスクを着用してください。信徒の方に「聖体授与の臨時の奉仕者」をお願いすることも、主任司祭の判断にゆだねます。

以上