クリスマス・年末年始期間における教会活動の制限について

2020年10月12日

カトリック東京大司教区
大司教 菊地功

 

クリスマス・年末年始期間における教会活動の制限について

新型コロナウイルス感染症によって大きく影響を受けた2020年も10月となり、そろそろクリスマスや年末年始の教会活動について計画をする時期となりました。公開ミサを再開して以降、状況の変化を注視しながら徐々に制限を緩める方向で検討していますが、残念ながら、いのちを守るための慎重な対応は、まだまだ必要だと考えられます。毎年、クリスマスミサや新年のミサには一般の方々も多く参加され、福音宣教の機会となっていることは充分承知しております。しかし今年に限っては、「感染しない・感染させない」を徹底し、「密集・密接・密閉」を避けるために、例年のような多くの方々に自由に参加していただくミサは難しいと言わざるを得ません。小教区の規模や事情にもよりますが、別添のクリスマス・年末年始の感染症対策を参照の上、可能であれば以下のような対応をとられるように勧めます。

1:事前に、入場制限をせざるを得ないことを一般に告知する
2:ミサ参加者は、事前に登録した方だけに限定する。

なお、東京カテドラル聖マリア大聖堂からネット配信している土曜18時の大司教司式主日ミサは、10月31日をもって一旦休止としますが、その後も大きな祝日や教区行事には配信を行います。クリスマスや新年も大司教司式ミサを配信いたしますので、詳細は後日お知らせいたします。今年は、わたしたちの信仰にとって重要な復活祭を一緒に祝うことが出来なかったことに加え、主の降誕もさまざまな制限下でのお祝いとなることは残念です。共に集まることが難しい今だからこそ、主イエスの「世の終わりまで共にいる」との約束に信頼し、主を中心とした一つの体における霊的な絆を再確認いたしましょう。

<参照>若干の変更があります。変更部分は下線部です。

2020年クリスマス・年末年始におけるステージ3の対応

1:  聖堂内で、互いに最低でも1メートル、出来れば2メートルの距離を保つため、入堂人数の制限をします。それが不可能な場合は、聖堂を典礼に使うことはできません。なお現在同居している家族は、一緒に着席して構いません。またミサ後の聖堂周辺での「立ち話」もなるべく短く済ませましょう。

聖堂内で距離を確保するための具体的な方法について、主任司祭の指示に従ってください。また、ミサのある教会を求めて、移動することをお控えください。ご自分の所属教会、または共同体の一員となっている教会の指示に従ってください。なお小教区は、感染が発生した場合に保健所の要請に応えるため、ミサ参加者の情報を把握します。情報の取り扱いには注意し、後日破棄します。

2:  高齢の方・基礎疾患のある方には、体調を見極めて、不安がある場合などは、いのちを守ることを優先して、自宅でお祈りください。教会での年齢制限は行いません。

なお、主日、ならびに守るべき祝日(主の降誕の祭日と神の母聖マリアの祭日)のミサにあずかる義務は、教区内のすべての方を対象に免除します。

3:  2020131日以降の当初から行われてきた手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ち、しばらくの間は全員マスクを着用してください。

4:  しばらくの間、ミサや集会などで、聖歌を「全員で一緒に歌う」ことを控えてください。オルガン独奏や、距離をあけての独唱、互いの距離を保てる場合は聖歌隊などによる歌唱(広い空間がある場合のみ)は可能です。

5:  しばらくの間、ミサでの奉納も行いません。またしばらくの間、聖体拝領はできる限り、直前に消毒をした手でお受けください。口での拝領を希望される方は、特に司祭の手指を介した感染を防ぐため、事前に司祭にご相談ください。

6:  ミサ以外の会議などは、通常の室内定員の半分程度であれば、上記3のような対策をした上で、互いの距離をとり、時間をなるべく短くして行ってください。

付記:75歳以上の司祭にあっても、司式や聖体授与を行って構いません。聖体を授ける司祭や臨時の奉仕者は、必ず直前に手指を消毒し、マスクを着用してください。信徒の方に「聖体授与の臨時の奉仕者」をお願いすることも、主任司祭の判断にゆだねます。