お知らせ
ジャンクロード・オロリッシュ神父(イエズス会)ルクセンブルグ大司教任命のお知らせ
2011年07月13日
教皇大使より日本の各司教に以下のお知らせが届きましたので、東京教区の皆様にもお知らせいたします。
この度、教皇ベネディクト16世は、元上智大学の副学長であり、現在SJハウスの院長を務めるイエズス会士のジャンクロード・オロリッシュ(Jean-Claude Hollerich)神父様(1958年8月9日 生まれ、1990年4月21日 司祭叙階)をルクセンブルグ教区の大司教に任命されましたので、ここにお知らせ申し上げます。
この贈り物を教皇様に感謝すると共に、新たに大司教に任命されたオロリッシュ神父様とルクセンブルグ教区のために、私たちの心からのお祈りをお捧げいたしましょう。
ローマ法王庁大使
+アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教
「カトリック中央協議会プレスリリース」
ローマ教皇ベネディクト十六世は、ローマ時間7月12日(火)正午(日本時間同日19時)、元上智大学学長補佐のジャン・クロード・オロリッシュ(Jean-Claude Hollerich)神父(イエズス会、52歳)を、ルクセンブルク大司教区の大司教に任命すると発表しました。
ルクセンブルク大司教に任命されたジャン・クロード・オロリッシュ被選司教は1958年8月9日、ルクセンブルク大公国(ルクセンブルク)の生まれ。1990年4月21日、司祭叙階。イタリアとドイツの3つの大学で哲学、神学、教育学を学びました。1987年6月から上智大学外国語学部ドイツ語学科で教壇に立ち、以後、同大学外国語学部助教授、同教授、上智大学カトリック指導部長、カトリックセンター長、ドイツ語圏文化研究所所長、ヨーロッパ研究所所長、ドイツ語学科長などを歴任しました。また学校法人上智大学学長補佐を務めるなど、一貫して教育畑で活動してきました。現在は学校法人上智学院カトリック指導担当理事、国際交流担当理事のかたわら、イエズス会員たちの居住施設「S.J.ハウス」の院長として、会員の生活全般に気を配る仕事を続けてきました。
ルクセンブルクは西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家で、人口は49万4,000人(2009年現在)。ルクセンブルク大司教区はルクセンブルクにただ一つのカトリック教区で、カトリック信者数は39万5,000人、教会(小教区)数は275、司祭数(教区司祭、修道会司祭合わせて)211人、修道士70人、修道女566人です(2009年12月末現在)。 ルクセンブルクは国民の大多数がカトリック信者と言われる伝統的なカトリック国ですが、近年の西欧世界の例にもれず、聖職者の召命は減少傾向にあると言われています。
なお、オロリッシュ被選司教は2000年と2006年に、ルクセンブルク大公国から叙勲を受けています。
この件に関するお問合せ
「カトリック中央協議会 広報」
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