東京大司教区

カトリック葛西教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

教会堂名

聖アウグスチノ

住所・連絡先

〒134-0083 東京都江戸川区中葛西1-10-15 [Google地図]
電話:03-3689-0014 Fax:03-5696-4449
E-mail:

【東京メトロ東西線「葛西駅」中央口より】
6番のりば 都営バス 葛西24系統 船堀駅前行き 「葛西郵便局 停留所」下車 徒歩3分
 
【都営地下鉄新宿線「船堀駅」北口より】
4番のりば 都営バス 葛西24系統 なぎさニュータウン行き 「葛西郵便局 停留所」下車 徒歩3分

主日のミサ

土曜日 19:00
日曜日 10:00

平日のミサ

月~金曜日  朝の祈り 7:45 ミサ 8:00

外国語のミサ

日曜日 16:00 英語

 

主任司祭

トマス小崎 柴田 弘之 O.S.A. (しばた ひろゆき:聖アウグスチノ修道会)

創立年月日

1969年(江戸川区:松江教会) [1985年 葛西教会へ移転]

信徒数

1,171人(2019年12月31日現在)

 

宣教協力体

京葉

教会学校

毎週日曜9:00-9:50

講座

信仰講座 

下記ホームページ内を参照

福祉活動

路上生活者の昼食支給、老人ホーム訪問、ボリビア施設支援、他。

 

身障者設備

スロープ(または、バリア・フリー)、トイレ

 

 

歴史

前身は松江教会

葛西教会は、聖アウグスチノ修道会が司牧を担当しています。東京大司教区での当修道会の司牧は、1969年に江戸川区松江の同潤会通り沿いにある小さな教会で始まりました。この松江教会がやがて手狭になり、以後人口が増えると南部の葛西地区に移転を決め、葛西教会として再出発したのが1985年のことです。
予想通り、江戸川区南部、さらに浦安・行徳地区にわたって若い世帯が増え続け、東西線の葛西駅あるいは西葛西駅から教会までの15分の道のりを歩きながら眺める風景も、この20年間でずいぶんと変わってきました。教会は、住宅街 にすっぽり埋もれてしまった感があります。
 

トマス神父の精神を受け継ぐ

葛西教会の建設に奔走したトマス・パーセル神父は2004年11月27日に帰天されました。彼は、17世紀のキリシタン迫害で宣教が途絶えてから300余年を経て、1952年に再来日を果たした3人のアウグスチノ会の員の一人でした。米国ペンシルバニア州の貧しい炭鉱の町に生まれ育ったトマス神父は、日本でも貧しい人々の多い地区を選び、そこで共同体を創ってきました。彼の精神を継承し、現代の様々な問題にも取り組みながら、数名のシスターの助けを得て、教会は宣教司牧と社会福祉活動を続けています。豊島区のアウグスチノ会養成の家で学ぶ学生たちも、葛西教会での奉仕に携わりながら、共同体の一員として養成を受けています。
 

現状

外国籍信徒とともに

「ねえ、おじさんあの人だあれ?」 ある日曜日の午後、教会を初めて訪れたとみえる子どもが、祭壇後部の十字架を指差して尋ねました。「イエスさまだよ」すかさずに隣にいた女の子が答えます。「それに、おじさんじゃなくて、ファーザーだよ。」
午後4時の英語ミサ前後に集まってくる子どもたちは、友達を連れてくることが多く、彼らとのこうした会話も日常風景となってきました。この時間帯に聖堂に入ったとき、あたかも日本から外国のどこかに飛び込んだような印象をうけたのを覚えています。150人近い外国籍信徒たちが、毎日曜日に集まって聖歌とともに祈りを奉げる姿を、35年前に東京の下町で細々と司牧を始めた司祭たちの誰が想像できたでしょうか。
 

多様な活動

感謝の祭儀を中心とし、多くの人々がさまざまな形で奉仕に関わっています。各部会をはじめ、路上生活者の昼食支給、老人ホーム訪問、またボリビアの施設を支援するための募金といった福祉活動、教会学校、中高生会での信仰教育、グループでの祈りを分かち合いなど があります。さらに京葉宣教協力体の一員として、市川教会、小岩教会、潮見教会との協力の中で、この地域への奉仕の可能性を探っています。
(葛西教会 主任司祭 ヘスース・ダーニョ神父)