大司教

新年度:司教秘書交代

2022年04月01日

 
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教会の典礼の暦は待降節から新しい年になりますし、教区の会計年度は12月締めですし、教会の人事異動に伴う新しいスタートはたいてい復活祭(今年は4月17日)以降ですけれど、やはり4月1日は新しい年度の始まりには違いありません。特に教育関係では今日から新年度。教区でも通常は4月1日に東京教区カトリック幼保連盟が主催で、新入職員・園長研修会を行っており、例年私も出席してあいさつをさせていただいていました。

残念ながら感染症対策のため、今年の研修会は中止となり、オンラインでの配信に切り替わりました。事前にビデオを収録しましたが、今年は全体研修として、私の講話とサレジオ会の関谷神父様の講話が、関係者にはオンラインで配信されます。

ちょうど数日前29日に、教皇庁教育省から、「“The identity of the Catholic school for a culture of dialogue”(仮訳:対話の文化のためのカトリック学校のアイデンティティ」という、かなり長文の指針が発表されました。今後、翻訳され、読み込まれていくことになろうと思いますが、日本においてもカトリック教育機関のあり方に重要な意味を持つ指針となろうかと思います。

新年度の開始に合わせて、司教秘書が交代となりました。私のスケジュール調整に始まって、司牧訪問の際の運転にいたるまで、様々な場面で補佐していただいている司教秘書は、神言修道会の管区長様にお願いして会員を派遣していただいています。

これまで3年間、教区本部で勤めてくださったディンド・サンティアゴ神父様は、任期を終了し、昨日名古屋に戻られました。ディンド神父様には、私の仕事の支援だけでなく、様々な小教区でのミサのお手伝いや黙想指導など、3年間、活躍していただきました。ありがとうございます。今後の神言会日本管区でのさらなる活躍をお祈りいたします。(写真上、離任するディンド神父様。写真下、着任するオディロン神父様)

後任として神言会の管区長様は、韓国出身の神言会会員、オディロン金神父様を派遣してくださいました。これまで、秋田県や福岡県、また愛知県で司牧にあたってこられました。これからの東京でのお働きに期待しています。よろしくお願いします。

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