お知らせ
東京教区ニュース第317号
2014年11月01日
目次
カテドラル献堂50周年
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂は、今年12月8日に献堂50周年を迎えます。
現在の大聖堂は、東京教区のみならず日本の教会内外の多くの方々の祈りと献金により、特に日本と同じく敗戦国であったケルン教区からの多大な支援を受け、1964年無原罪の聖マリアの祭日に献堂されました。
東京教区の司教座聖堂(カテドラル)としてこれまで多くの役割を果たしてきた聖マリア大聖堂の50年を記念し、またこれからも司教を中心として、祈りと福音の喜びに共に生き、またそれを告げ知らせていくことを新たに、東京教区ではいくつかの記念行事を行います。どうぞみなさまご参加下さい。
この50周年を機に、カテドラルで主日・祭日の午後5時から「教会の祈り」をすることになりました。どなたでもご参加いただけます。(12月14日より。12月14日のみ午後4時から)
また8月に大司教より皆様にお願いしているとおり、聖母の被昇天から無原罪の聖マリアの祭日までの間、「東京カテドラル献堂50周年の祈り」をお捧げ下さい。この祈りはカードとして聖堂共同体に置かれています。
東京カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂 献堂50周年 記念行事
12/7 (日)
待降節第2主日
午後3時30分~ 献堂50周年記念ミサ 主司式:岡田武夫大司教
12/8 (月)
無原罪の聖マリアの祭日 献堂記念日
午後4時~ 幸田和生司教による講話 「使徒的勧告『福音の喜び』と東京教区の教会」
午後5時30分~ 無原罪の聖マリアの祭日のミサ 主司式:岡田武夫大司教
12/14(日)
待降節第3主日
午後4時~ 「教会の祈り」晩課
午後5時~ 浜矩子氏の講演 「『福音の喜び』を読んで (現代社会と教会の役割)」
ミャンマーデー
11月16日 (11月の第3日曜日)
ミャンマーの教会のためにお祈りと献金をお願いします。
今年ミャンマーでは宣教500年を迎えます。
幸田和生司教とレオ・シューマカ神父が記念行事に合わせて、
ミャンマーの教会を訪問します。
後日、教区ニュースにてご報告予定。
ミャンマーでも同日は東京デーとして祈りを捧げている。
写真は去年の東京デー。
ケルン大司教着座式
ケルン教区からも参加
9月20日にケルン教区大司教に任命されたライナー・マリア・ヴェルキ枢機卿の着座式がケルン大聖堂において執り行われた。東京教区からは岡田武夫大司教と高木賢一事務局長が参列した。着座式後のあいさつでヴェルキ枢機卿は岡田大司教に、今年は無理だが、来年にはぜひ東京教区を訪問したい意向を持っていること。12月の東京カテドラル献堂50周年の記念行事には、ケルン教区の司牧部門の責任者であるボスバッハ師と世界宣教部門担当責任者のゾルツバッハ氏を派遣することが、ヴェルキ枢機卿からあらためて伝えられた。
大阪大司教着座式
教皇フランシスコによりレオ池長潤大司教の後任として、大阪大司教に任命されたトマス・アクィナス前 田万葉(まえだまんよう)大司教の着座式が9月23日に大阪明星学園マリアンホールにて行われた。
ホールには大阪教区民、また前任地の広島教区民など合わせて2500人以上が集まり、新しい教区長の着任を祝い、祈った。
お知らせ
エキュメニズム教令 50周年合同礼拝
カトリック教会 日本聖公会 日本ルーテル教会
テーマ「いつくしみと愛のあるところ」
11月30日(日曜日・待降節第一主日) 午後3時より
東京カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂
プログラム
◆シンポジウム 15時~16時半 (パネラー 光延一郎、西原廉太、石居基夫、司会 江藤直純)
◆合同礼拝 17時~18時半 (共同司式者 岡田武夫、大畑喜道、大柴譲治、説教者 徳善義和)
インターナショナルデー
「分かち合いセッション」にも多くの参加者
東京カテドラルに、パリのサン=シュルピス教会のオルガニストを64年間務めたヴィドールのトッカータがきらびやかに響き渡る中2014年のインターナショナルミサは始まった。最初はアメリカ人とフィリピン人の女性が紡ぎ出す長胴太鼓(ながどうだいこ)と締(しめ)太鼓(だいこ)の鼓動。続いてグレゴリオ聖歌の旋律による諸聖人の連祷が英語で朗々と歌われた。そして「Jesus Christ, Yesterday, Today, and Forever」とゆったり歌われる中、侍者の手で高らかに掲げられた香の香りと、各国の参加者がそれぞれ持ち寄った優雅にたなびく様々な色のバナーに先導され、入祭の行列が進んだ。繰り返される「Jesus Christ, Yesterday, Today, and Forever」の旋律の上には英語、日本語、フランス語、中国語、ドイツ語、スペイン語のカンター(聖歌隊の先唱者)が重なる。祭壇では、まばゆい衣装を身に着けた韓国の子供たちが大きな扇子をしなやかにあおぎながら花道を作り、幸田司教を迎えた。
1時間半のミサがささげられたカテドラルには、確かに国籍、文化、言語を超越した時間と空間が存在した。そこには民族色を主張し、他者との差異を強調するのでは無く、キリストの兄弟姉妹として、より高い次元で融合しようとする波動があった。
現実の社会で問題となる国籍、文化、言語の違いが、教会の中にもあることはやはり事実だと思う。だからこそこの体験に価値がある。限られた時間と空間での出来事であっても、私たちの認識を変えるには十分な効果がある。
江戸時代の終(しゅう)焉(えん)とともに始まった再宣教から150年と、キリスト教2000年の歴史から考えると日本の教会はまだ若く、50年前までは日本でもラテン語でミサが捧げられていたことを考えれば言葉が大きな障がいになるとも思えない。日本人のカトリック信者数と在日外国人の信者数が拮抗(きっこう)するこの時代、インターナショナルミサが、今までの日本の教会の伝統や格式に捕らわれること無く、次世代の日本の教会の在り方を模索する第一歩を歩み出す良い機会となることを期待したい。
インターナショナルミサ 実行委員会 岩楯聡(いわたてさとし)
バナー(旗)には各国語で「福音の喜び」の文字
こどものミサ
「子どもたちは 願いを舟に託して」
今年の「こどものミサ」が、10月12日の午後、東京カテドラルで行われた。例年、岡田武夫大司教の主司式だが、ローマでのシノドス(世界代表司教会議)出席のために、今年は幸田和生司教が主司式を務め、約20名の司祭団が祭壇を囲んだ。参加教会は45、700名を越える子どもたち、リーダー、関係者などが集まった。
今年のテーマは、マタイ福音書の14章28節の「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、そちらに行かせて下さい」―イエスさまの「来なさい」に信頼してーで、一見、ペトロの唐突な願いが、実はイエスとの出会いにつながり、ペトロにとってはイエスの理解につながる大きな体験であったことを踏まえ、子どもたちも率直にイエスさまに願いを伝える信仰者となる期待がテーマから伝わってきた。
幸田司教は説教で、前々日、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんについて触れ、マララさんはすべての子どもたちに教育の機会が保障されること、子どもの人権の尊重、平和の実現に対する並々ならぬ熱い思いと憧れを持っていることが、彼女の活動の源になっていること。ペトロの唐突な願いもまた、イエスに対する強い信頼から発せられたことを説明し、人間が直面する恐れを乗り越えさせる熱い思い、憧れ、信頼を神様に率直に語りかける子どもになろうと語りかけた。
こどもたちは、担当者からの勧めを参考にしながら、聖書の箇所を味わい、自分たちの願いを手紙に書き、それを教会ごとに作った舟に乗せて奉納物としてささげた。一人ひとりのこどもたちの願いが収められた舟が祭壇を囲んでいる様子は、なんとも素敵な光景であった。
ミサ後は、大聖堂の外で、教会学校委員会のスタッフたちのリードで、和やかなうちにレクリエーションが展開され、子どもたちの歓声が響き渡った。子どもたちが大勢集まる姿の中に、参加者は大きな力を感じ取ったに違いない。
祭壇を囲むように奉納物「信頼と希望の舟」が並ぶ
五井教会 50周年記念ミサ
1964年に千葉県市原市にスタートした五井教会は今年で50周年を迎え、去る10月4日に記念ミサが挙行されました。幸田司教、コロンバン会管区長レオ神父、前主任司祭の坂倉神父(成田教会)、安房上総宣教協力体世話人司祭の立花神父(木更津・館山教会)、その他、沢山の司祭たちが来て下さり、荘厳なミサとなりました。会衆席には五井教会信徒はもちろん、千葉県内の教会や都内の教会からも大勢の信徒の方が来て下さり、用意していたパイプ椅子が足りなくなるほどでした。聖堂内は日本人信徒、フィリピン人信徒をはじめベトナム人などアジア諸国の信徒、また南米、東欧の方など、多国籍の人々との一体感で満ちていました。
ミサの中では堅信式も行われ、24名の方が堅信を受けました。ミサの後、ホールで幸田司教から祝辞をいただき、お茶やソフトドリンクで乾杯し、歓談の時間を約1時間もった後、記念アトラクションとして招いたフィリピン伝統音楽集団 「LUMAD」(ルマド)の演奏と踊りが始まりました。テンポのよい曲の時には聴衆も立ち上がって踊り出し、大変な盛り上がりを見せました。ご多忙にも関わらず来てくださった方々、この日のためにお祈りして下さった皆様に心より感謝申し上げます。
五井教会教会委員長 久本千春(ひさもとちはる)
堅信の秘跡を受ける24名
ロゴス点字図書館 チャリティ映画会
10月9日、中野ZE(ゼ)RO(ロ)大ホールにて社会福祉法人ぶどうの木(き)ロゴス点字図書館(理事長岡田武夫)によるチャリティ映画会が開催された。同館の活動を支えるため、年に一度開催され、今年で43回目になる。挨拶に立った高橋秀治(ひではる)館長が「見た後にさわやかな気持ちになる映画を毎年選んでいる。」と話しているように、「この会で上映する映画」を楽しみに毎年通う参加者も多い。今年は井上靖の自伝的小説を基にした『わが母の記』が上映され、イヤホンによる音声ガイドもあり視覚障がいの方も多く楽しまれた。今年の収益はフランシスコ会訳注聖書の点字・音訳、またメンテナンスが出来なくなった点字プリンターの購入に当てられる。
聖書週間2014
11月16日(日)~11月23日(日)
テーマ「実に、キリストはわたしたちの平和であります。」
(エフェソの信徒への手紙2章14節参照)
リーフレットを各教会にて配布中
CTVC カトリック東京ボランティアセンター №28
暑さの時も雨の時も
2011年8月から始まった「白河みみずく」の活動。第1火曜日から第3火曜日の午後3時から(第4火曜日は傾聴研修)、午後の太陽のまぶしい時も、雨の時も地道に傾聴活動は続いています。
高齢の方にとっては午睡の時間かも知れないのに、心待ちにしていることがわかります。待ってくれているのです。
中田(なかだ)、郭内(かくない)と二つの仮設住宅のうち、中田グラウンド仮設の入居世帯は19世帯となりました。毎回お会いしていた方が引っ越してゆく時は、それが復興へ向かうための当然のステップだとは思いつつも、別れの寂しさは、出ていく人、見送るみみずくメンバーに共通の思いです。
櫛(くし)の歯が欠けたようにった状態でも、仮設住宅再統合などは聞かされていないようです。
双葉町民が入居している郭内仮設住宅には4年目に入っても展望が示されません。自治会は夏祭りを取り組みませんでした。みみずくは、秋祭りを知足庵(ちそくあん)で行おうとの計画を立案中です。
9月2日の傾聴には、那須で合宿中の神学生と幸田司教、養成担当司祭が参加されました。仮設住宅に学生が訪問するのはあまりないことなので、「イケメンの男性がきて、おばあちゃんたち、元気になったみたい。」とみみずく内で評判でした。
電話 03-6721-1421 メールアドレス tokyo@ctvc.jp
お知らせ
講演会シリーズ「福島から語る」の内容を英語、フランス語、スペイン語などで世界発信するサイトを開設しました。
CTIC カトリック東京国際センター通信 第184号
近年のフィリピン移民について
2013年に、フィリピン労働雇用局のフィリピン海外雇用機構(Overseas Employment Agency (POEA))はフィリピン国外で就労しているフィリピン人労働者は183万6345人に上ると報告した。またその報告によればその多くは家政婦あるいは家内労働者として働く女性である。さらに昨年だけで250万件に上る雇用契約が結ばれている。今や200カ国以上の国や地域で働くフィリピン人労働者の移民数は70年代半ばのマルコス政権下、労働力輸出と言う形でたった数千人から始まり、現在の数に至る。その数千人のフィリピン人海外労働者は、フィリピンにおいてただひとりの政権者も政治、経済の両面においてフィリピンを豊かにすることに失敗し続けた中で確実に増加してきた。フィリピン大統領府に所属する海外フィリピン人委員会の公式ホームページによれば2012年の在外フィリピン人の数は1048万9628人に達するということである。2013年に海外で雇用されているフィリピン人労働者の人数と合わせて鑑み、実にフィリピン人口の10%以上が海外に在住していると言うことは間違いないだろう。
他の開発途上国からの国際移民と同様、フィリピンからの国際移民における主な移住理由も経済的理由である。マルコス政権以来フィリピンのどの政権指導者も深刻な失業率と過少雇用の問題を解決しうるだけの雇用を創出することはできなかった。また、今日では就労機会が国内にあったとしても、政府規定の最低賃金では最低限の暮らしを送ることすら不可能である。従って、フィリピン国民にとって、海外へ雇用を求めて移住することは、もっとも効果的で手っ取り早く経済的に豊かになるための手段なのである。
海外からの送金を国家の効率的な経済発展に役立てることを目的として労働力の海外輸出を国家機関が管理しているフィリピンのような国ではこうした労働力輸出のビジネスはこれからも発展していくであろう。フィリピンが享受する右肩上がりの経済発展は国民の勢いある大量消費活動によって引き起こされている。フィリピン政府の発表では2013年の経済成長率は、ハイヤン台風(Yolanda)やボホール、セブにおいて発生した大きな地震の被害にも関わらず実に7.2%を記録した。この経済成長において特筆すべきは、海外在住フィリピン人労働者(The Overseas FilipinoWorkers: 以下OFWs)がフィリピン国内に残していった家族たちである。彼等は定期的に毎月海外から送金を受けており、これがフィリピン経済の継続的な成長に大きく寄与している。こうした家族が頻繁にショッピングモールに溢れかえる人々なのである。欧米諸国が長期にわたり経済が停滞した状況にも関わらずフィリピン経済の成長が続いているもっとも重要な原因のひとつがこのOFWsによる家族への送金にある。フィリピン中央銀行によれば昨年1年だけで2511億USドルの送金が在外フィリピン人からあったという。毎年この海外からの送金額は増加している。この海外からの送金によって多くの家族はよりよい食生活、子どものより質の高い教育、住環境の向上、より良い医療サービスなどへのアクセスが可能となっている。こうして残された家族にOFWsから多額の送金があることが、人々が海外へ雇用を求めて移住することに対して社会心理的に影響を与えている。こうした海外からの送金については定期的に指標化され、しかるべき政府関係機関から報告書として出版されていながら、社会心理的コストについての報告はごく僅かである。確かに、これらは明白には数値化できないものであり、またフィリピン人移民たちもこれについては話すことについて気が引けるものである。例えば孤立/孤独といったほとんどすべての移民たちが経験する感情については数値で表すことが出来ない。しかしながら不倫など、結婚生活への背信行為はそうした孤独や孤立の副産物であり、ひいては結婚生活の破綻や二重家族といった問題を引き起こすもととなり得る。結果的に移民の子どもたちはしばしばこうした問題を抱える夫婦生活の犠牲となってしまうのである。
こうした問題のために教会はいつも移民とその家族との間に起こりうる懸念を示して来た。20世紀に入る前にも多くの教会指導者がこうした移民やその家族を支援しようといくつかの対策を試みている。人々が移住した先で直面するであろうと思われる困難は多くある。例えば故国の文化を失うこと、あるいは自分自身のアイデンティティが危機に瀕すること、差別やいじめ、不法就労や人身売買のターゲットにされること、などが挙げられる。教会は常にこうした危機を含めて、移民の司牧のニーズ慎重に応えてきた。マタイによる福音書25章35節「(前略)私が旅をしていた時に宿を貸し(てくれた) 1」、がこの教会の取り組みをもっともよく表現している。
これらの教会の指導者たちに先駆けたのは、イタリア、ピアセンツァの枢機卿であった、ジョバンニ・バッティスタ・スカラブリニ師2である。スカラブリニ枢機卿は1887年に聖カロロ・ボロメオ宣教会(訳者:以下スカラブリニ宣教会)を創立し、教区司祭を新天地へ希望を求めてアメリカ大陸へ移住しようと旅立つイタリア移民たちに同行させた。スカラブリニ枢機卿宣教会の目的は多くの人々が旅立つ新たな世界で移民たちの精神的な、そして司牧的なケアをすることにあった。年月を経て、80年代初頭にフィリピンへやってきたのを始めとしてスカラブリニ宣教会は彼等の宣教の使命をアジアにも拡げている。80年代初頭とは、フィリピンから中東へ大量に国外移住が始まった時期である。これは、フィリピン人漁業従事者が国境を越えて国際船の乗組員として大海へと乗り出し始めたことがきっかけであった。フィリピンの後にスカラブリニ宣教会は台湾、インドネシア、日本、ベトナムでも活動を開始している。
1訳者註:原著者は、「私は移住者:出稼ぎ労働者(よそ者)であったが、あなたがたは受け入れてくれた」の意味でこの聖書箇所を引用している。
2訳者註:スカラブリニ枢機卿は1997年聖ヨハネ・パウロ2世によって列福された。
次号に続く
エドウィンD.コロス
スカラブリニ宣教会司祭 フィリピン・イロイロ出身。93年司祭叙階。
オーストラリアや台北大司教区にて司牧活動や教区移住移動者委員長等を務めた後、10年間フィリピン司教協議会移住・移動者司牧委員会事務局長。
今春来日、CTICにて英語圏司牧担当。
09年よりフィリピンの移住者の権利遂行を促すNGOネットワーク(PMRW)副会長。
カリタスの家 だより 連載 第67回
気づきは意外なところに
東京カリタスの家のスーパーバイザーを引き受けたものの、スタッフ会議に出られない日も多く、ただただスタッフの皆さんの寛大な心に受け止めていただきながら、細々とお手伝いさせていただいて早1年半が経とうとしています。
東京カリタスの家の存在は知りながらも、実際その活動についてはほとんど知らず、関わらせていただいて初めて、「あー、こんな素晴らしい活動を地道に続けておられる方々がいらっしゃったんだ」と感動した次第です。専門機関と連携しながら、あるいはそういったところに繋がることのできない人々のSOSに寄り添うために、ボランティア登録している方々が300名ほどいらっしゃいます。1969年に4名のボランティアで発足したこの活動が45年余りにわたって続いているのは、神様の愛と祝福に満たされながら、善意の輪が着実に広がっていることの証拠でしょう。
シスターとして「私の生涯を余すところなく神に捧げます」と教会の前に高らかに宣言しながらも、相手のことより自分中心に動いてしまうことがしばしばある私です。いくら素晴らしいことを思い描き、素晴らしいことを述べ、実際に行ったとしても、それは知らず知らずのうちに自分の満足のためであったり、人に認めてもらうためであったりということにふと気が付き、反省することも多々あります。
とても苦い経験を思い出します。2011年の震災以来、被災地支援のためにいろいろな活動をしてきました。ある時、大きなイベントを東京で行い、経済的に支援させていただいたことがありましたが、支援した先の対応にがっかりし、関わりが途絶えてしまいました。そのことで悶々(もんもん)としていましたが、かなり時が経ってから気が付(つ)いたのです。(相手が悪いのではない。支援しようと必死になってこちらの都合で動いていたところに非があったのだ。こちらが期待したような反応が得られなかったからといって相手を非難するとは本末転倒!本当の支援とは、こちらが支援したいようにすることではなく、相手が支援してもらいたいように支援することだ…と。)非常に基本的なことですが、プライドや高慢な態度が時としてせっかくの善意を台無しにしてしまうことがあります。神様の愛は無限で謙虚、自分を迫害する者のために祈るほどの愛です。その愛に到達することは私たちキリスト者にとって一生の課題だと改めて思いました。
私がここ東京カリタスの家で出来ることは本当に小さなことですが、一つとても手ごたえを感じているものがあります。ボランティアさんのための「自分を知る気づきの旅」のガイドです。人はたとえ高い理想を持っていても、無意識の欲求に振り回されてしまいます。パウロの言葉に「わたしは自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている。」(ローマ7・19)という言葉があるように、私たちの言葉と行いの間には多くの矛盾が存在します。自分の無意識にひそむ望みをかなえるために、周囲の人を都合よく動かしていることがどれほどあることでしょうか!もちろん知らずにしていることなので、罪にはなりませんが。関わる対象者が自分よりも立場の弱い人となると、問題は大きくなります。自分の傷、弱さ、限界と向き合いながら、自分をよく知ることで、より純粋に人々に奉仕していくことができることを目指して、これからも『気づきの旅』を続けていきたいと思います。
東京カリタスの家 シスター大野祐子(ゆうこ)
東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726
カリタスバザー2014
毎年、掘り出し物がいっぱいあると好評です!美味しい物も用意しています!ぜひ、お出かけください。
日時 2014年11月9日(日)10:00~14:00
場所 東京カテドラル構内
主催 東京カリタスの家の活動を支援するバザー有志の会
教区司祭紹介 第47回
使徒ヨハネ 小宇佐敬二(こうさけいじ) 神 父小宇佐敬二神 父
1948年 3 月 20日生まれ
1981年 2 月 11日司祭叙階
洗礼まで
宮崎県北郷村(きたごうそん)(現在の美郷町)で育ちました。田舎で、キリスト教のキの字も見当たらない所です。町の中学に行くことになって日向(ひゅうが)学院というサレジオ会の学校に入り、キリスト教と出会いました。
その前に小学2年生の頃、母の友人が表紙に十字架とドクロがついた本を母に持ってきて、その不気味さに強い印象を受けました。中学に行ったら、その十字架があり興味を持ちました。また宮崎の中でも山の僻地から出てきて文化的な先進性に触れたのも理由の一つだと思います。キリスト教に惹かれてゆき、DSC(ドメニコ・サビオ・クラブ)という日曜日にキリスト教的な活動をするクラブに入り、それとは別に洗礼のための勉強を行い、中学2年生の復活祭に洗礼を受けました。洗礼名は自分で決めました。「イエスに一番愛された弟子」だから。
その後も教会活動を?
それが、高校生になると、中学の時に習った公教要理に理論として疑問を持つようになりました。卒業し、京都で一年浪人生活を送りましたが、何学部を受けていいのかわかりませんでした。何になりたいのかわからなかったのです。小さい頃は実家が医院なので医者になるのが夢でした。でも私には色覚の障がいがあって、当時医者になることはできませんでした。その頃、東大紛争も起こり、「学校なんてどうでもいいや」という気持ちになって、東京の山谷に行き、暮らしました。毎日地下鉄工事をしました。3ヶ月後、ある日一つのイメージのようなものを見ました。酒場のカウンターでみんなが飲んでいる中、イエスが後ろに立っている。何かを言いたそうだが言葉がない。それ以来、「彼らに語る言葉を探す」というのが私のテーマになりました。そして慌てて大学受験をして哲学科に行き、本郷教会にも通うようになりました。
大学生活から神学校へ
大学ではカトリック研究会(以下カト研)に入っていました。まだ大学紛争は続いており、マルクス主義的な言葉で話されていることをキリスト教的な表現で表現していくことができる。それがカト研の使命ではないかと思っていました。3年の頃、カト研に江部ちゃん(江部純一神父)が入ってきて、1年後には洗礼の代父になりました。
本郷教会では青年会として関口教会との交流も活発に行いました。私は神父になりたいという望みをもっていたので主任司祭の平田忠雄神父に伝えたところ、「あなたは家がカトリックではないからカトリックのご家庭にも行きなさい」と言われ、遊びに行ったりもしていました。
神学校に入り、哲学は大学で学んでいたので「特神」という4年で卒業するコースになりましたが、途中でローマから6年間の共同生活が義務付けられたので、神学部4年生を3年続けるような形で6年間を過ごしました。最後の一年は町田教会に住みながら週一日だけ神学校に通いました。
助祭叙階は町田教会でした。直前に新垣壬敏さんの聖歌指導に付き合い、青年たちと雪の聖母修道院(ドミニコ会・福島県磐梯町)に行き、休憩時間にスキーをして膝の靭帯断絶をし、車椅子で叙階を受けました。その姿を見て「障 碍(しょうがい)者でもがんばって司祭になろうとしている」と涙を流した人もいました。勘違いをさせてしまいました(笑)。
司祭叙階の恵み
司祭叙階後、本郷で初ミサをした時にある人に頼まれ、病床訪問に伺いました。80代のおばあちゃんで、ものすごく喜んで延々と話し始めました。戦争の最中から始まる人生の様々な痛みや苦しみのことを。それを聞いているうちに、病院の入り口にイエス様がきたイメージを感じました。そして一歩ずつ病室に近づいてきて、ドアを開け、おばあちゃんの傍らに立ち、手を握りました。本当にゆるされて受け入れられているという感じを受けました。一週間後にご聖体を持ってもう一度行ったら、あの3日後に亡くなったと聞きました。ご自分の生涯を清算し、ゆるしを受けて安心してやっと死ぬことができたのでしょう。そこに立ち会えたことは司祭叙階の一番大きな恵みに思いました。
神学生の頃から多摩ブロックとの関わりがあり、叙階後、立川教会に助任として赴任しました。そこでも病床訪問で「ああ司祭はミサを運ぶことも出来るんだ」という体験をしました。
好きな聖書の箇所は?
たくさんあるよ!例えば「姦通の女」(ヨハネ福音書8章1~11節)と言われているところ。あれは「姦通の嫌疑(冤罪)で捕らえられた女」だと思うのです。彼女が罪を犯していないことをイエスは証明した。すると、偽証の罪は同罪だから、実は救われたのはファリサイ派や律法学者の長老たちなのです。冤罪証明が公の場所でなされたのに死罪を免れました。こう読んでいるのは、私しかいないと思うな。
伝えたいことをどうぞ!
「おもしろく聖書を読もう!聖書は面白い!」
投稿募集
東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
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文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。
〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX (03-3944-8511)
電子メールvivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。
VIVID
ミサ・祈りの集い・黙想会
■ グレゴリオ聖歌・ラテン語典礼による荘厳司教ミサ
11/8(土)15:00~16:40
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で
整理券配布:13:00 開場:14:00「諸聖人の連祷」:14:40~
主司式:岡田武夫東京大司教
共同司式:駐日バチカン大使ヨセフ・チェノットゥ大司教 ほか
ミサの意向:「東京カテドラル献堂50周年を記念して」
ミサ曲:天使ミサ(カトリック聖歌集503番)
女性信徒はベールの着用をすすめる
ミサ後、関口会館中会議室で司祭との懇談会あり(会費¥700)
主催:カトリックアクション同志会 問合せ: Tel/03-3337-0815 秋山
■ 信徒の黙想会(2泊3日)
12/4(木)15:00 ~12/6(土)昼食
師イエズス修道女会・祈りの家で(カーザ・アルベリオーネ)
指導:山内堅治神父(聖パウロ修道会)
テーマ:待降節に
申込:祈りの家(カーザ・アルベリオーネ)Tel/042-691-9121(Sr.平岡)
申込締切:11/30
■ グレゴリオ聖歌による 死者のためのミサ
11/23(日)14:00 調布教会聖堂で(調布市富士見町3-21-12 Tel/042-482-3937)
司式:藤川長喜神父
聖歌隊:調布教会グレゴリオ聖歌の会
指揮:十枝正子
問合せ・連絡先:e-mail:mtoeda@m5.gyao.ne.jp Tel/080-8476-1217(トエダ)
http://chofu-church.ciao.jp (交通案内あり)
■ グレゴリオ聖歌による「聖セシリアおとめ殉教者」ミサ
11/15(土)14:00
田園調布教会大聖堂で(東横線多摩川下車5分)
司式:静一志神父
指揮:上村京子
聖歌:田園調布教会グレゴリオ聖歌研究会
自由献金 問合せ:拜郷(はいごう)雅子 Tel・Fax/03-3750-4785
■ 修道女の黙想会
12/26(金)~2015/1/4(日)
三位一体の聖体宣教会東京修道院で(東村山市久米川町1-17-5)
指導:雨宮慧神父(東京教区)
定員:修道女9名
連絡:Tel/042-393-3181 Fax/042-393-2407 e-mail:murayamainori@gmail.com
■ いやしのためのミサ 「おかえりミサ」
11/15(土)15:00 祈り16:00 ミサ
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)
どなたでも参加可
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください
■ マヌエル・ディアス司祭の一日黙想会
11/24(月)10:00~16:00
イエズス会上石神井修道院で(西武新宿線武蔵関下車)
指導:M・ディアス神父(イエズス会)
申込:11/20(木)まで、住所、氏名、所属教会を明記の上
問合せ:Tel/090-4124-9685 小林
e-mail:magdalenejapan@yahoo.co.jp
■ 黙想会のお知らせ
12/9(火)18:00~12/11(木)16:00 ¥20,000
12/10(水) 9:00~12/11(木)16:00 ¥17,000
三位一体東村山修道院で
テーマ:共にイエスを囲んで
講師:キッペス神父(レデンプトール会)
連絡先:Tel/0467-53-4466 Tel/090-4540-9455
■ マリアニスト祈りの集い
11/19(第3水曜日)19:30 ~20:30
マリア会シャミナード修道院で(JR・地下鉄飯田橋/ 九段下)神のみ言葉をレクチオ・ディヴィナで味わう
問合せ:シャミナード修道院 Tel/3261-2965
■ 麹町教会初金の祈りの集い
聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~
12/5(偶数月の第1金曜日)19:00~20:00
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)
司式:ヘネロソ・フローレス神父
どなたでも参加可
問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584
■ 「メジュゴリエ会」聖母マリアのメッセージを学ぶ
11/21 12/19(第3金曜日)10:30~12:00
サン・パウロ宣教センター4Fチャペルで(四ッ谷駅下車)
ミサ:パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
話:和気千穂子
申込不要
問合せ:Tel/03-3237-5350 青木
■ 七十二人の集い(ひきこもり支援)
-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 e-mail:info72nin@gmail.com http://72nin.com/
(日程の変更など要確認)
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J.(ひきこもり経験者、発達障害当事者)
ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために
◆ ひきこもり支援の意向のミサ
毎月第2日曜日 14:00~15:00
麹町教会ザビエル聖堂で
引き続きわかち合いの会 イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で
◆ 祈り-イグナチオの霊操によって-*当分の間休会。
◆「上石神井 相談室」 Br.沖下昌寛
イエズス会上石神井修道院で(練馬区上石神井4-32-11 Tel/03-3929-0847)
上記メールアドレスへ連絡を
◆「浅草 親の集い」 Ms.米林睦子
毎月第1・3土曜日14:00~16:00
浅草教会で
◆「市谷 親の集い」 Sr.藤本保子
毎月第1・3火曜日14:00~16:00
援助修道会リヒトハイム修道院で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3260-2000)
◆「信濃町 親の集い」 Sr.野間順子
毎月第1・3木曜日 14:00~18:00
マリアの御心会信濃町修道院で(新宿区南元町6-2 Tel/090-83 03-2042)
■ マリアニスト主催
下記共通 申込:住所、氏名、所属教会、霊名、メールアドレス、携帯番号を記入の上、
それぞれの申込み先へ http://www.marianist.jp/
◆ 半日黙想会 「イエスを見つめて ②」
11/8(土)14:00~17:30
汚れなきマリア修道会マリアンハウス修道院「マリアニスト宣教センター」で(〒182-0016 調布市佐須町5-28-6)
指導:青木勲神父(マリア会)
プログラムの最後に、ミサ(日曜日の典礼)あり
どなたでも
締切:11/1(土)Eメールまたは電話で
e-mail:marianist@marianist.jp Tel/080-5873-6637 Sr小林
◆ 青年のための練成会「福音の喜びを生きる。」
11/22(土)14:00~11/23(日)16:00 開始時間選択可
①14:00「奉献生活者年」のミサ
司式:岡田武夫大司教
麹町教会参加後会場へ
②17:45汚れなきマリア修道会町田修道院で(〒194-0032町田市本町田3050-1
Tel/042-722-6301)
対象:18歳~35歳の未婚の男女(年齢については相談可)
費用:¥3,000(当日徴収)
定員:15名
締切:11/16(日)
Fax/042-480-3881またはEメールで。(上記)
◆ 韓国人対象 1日黙想会「イエスの徳について ②」
11/29(土)10:00~16:00
汚れなきマリア修道会マリアンハウス修道院「マリアニスト宣教センター」で(〒182-0016 調布市佐須町5-28-6)
指導:Sr.レジナ金春玉(汚れなきマリア修道会)
プログラムの最後にミサ
対象:韓国人一般
定員:20名
費用:¥1,800(昼食代含む)
締切:11/23(日)Tel/042-391-4952 e-mail:regina@marianist.jp
担当:Sr.レジナ(19:00~21:00)
■ グレゴリオ聖歌(カトリック聖歌集581番)に よる追悼ミサ
11/29(土)15:00(14:00聖歌のリハーサル)
赤羽教会で
意向:ミサにご出席されてる皆様の家族、親戚、友人及び知人の追悼のため どなたでも参加可
司式:崎浜宏美神父(コンベンツアル聖フランシスコ修道会管区長)
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
■ 現代に生きる信仰体験の集い
毎月第2・4土曜日14:00~16:00(2015/3/28まで)
上石神井イエズス会修道院(旧神学院)1階会議室で
(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分・吉祥寺と三鷹駅発バスで武蔵関駅入口降車徒歩10分)
内容:静かに音楽を聴きながらイシドロ・リバス神父と共に聖書を使い黙想。
感じたことをどう教会外の人に伝えるか話し合う
問合せ:Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp
■ いやしのためのミサ
11/16 12/14 (日)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
ミサ後、個人別祈りの時間帯有
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
小平師: http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細: http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
■ ベタニアの集い(来て見なさい ヨハネ1:39)
11/1(土)17:00 ~11/2(日)16:00 1泊2日
2015/1/11(日) 17:00 ~1/12(月)16:00 1泊2日
上記以外でも問合せを
対象:独身女性信徒
申込:ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院で
(〒165-0022 中野区江古田3-15-2)
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533「ベタニアの集い」担当シスターまで
http://www.sistersofbethany.info/
■「黙想会」
11/22(土)10:00~11/23(日)14:00
三位一体の聖体宣教女会東京修道院で (東村山市久米川町1-17-5)
申込締切: 11/14(金)
申込・問合せ:クラウス・リーゼンフーバー神父(上智大学名誉教授)
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学S.J.ハウス
Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言)Fax/03-3238-5056
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
■「サダナ」黙想会
~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~
以下共通
指導:植栗神父
連絡先:若山美知子 Tel・Fax/03-5802-3844 (不在時:渡辺由子042-325-7554)
申込は開催日の8日前まで
◆ 日帰りフォローアップ
11/30(日)9:30~17:00
ニコラバレ修道院1Fで(四ツ谷)
◆ サダナⅠ
2015/1/9(金)17:30~1/12(月)16:00
三位一体聖体宣教女会東京修道院で(東村山市)
■ 一日静修<講話・念祷・ミサ>へのおさそい
11/29(土)10:00~16:00 9:30受付
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5 JR中央線/地下鉄 丸ノ内線・南北線四ッ谷駅下車)
テーマ:イエスとの新たな出会いを求めてー待降節の準備
指導:中川博道神父(カルメル修道会)
どなたでも参加可 献金あり、昼食持参
主催:「詩編の会」
問合せ e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp Tel・Fax/045-402-5131(藤井)
講座・研修会
■ 岡田大司教様による「続・カテキズム講座」
12/6(第22回)
2015/1/10(第23回)
2/7(第24回)
3/7(第25回)(土)14:00~15:30
以後、継続して開講
本郷教会聖堂2階レイ記念ホールで(JR駒込駅南口・南北線①出口徒歩6分)
費用:¥500(会場費・プリント代 他)
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」 どなたでも、いつからでも
申込不要
主催:本郷教会
問合せ:Tel/03-3941-5916
■ 江戸の殉教者記念祭に伴う講演会
11/16(日) 14:00~15:30 高輪教会聖堂で 講師:大塚喜直(カトリック中央協議会・列聖推進委員会委員長・京都司教) テーマ:「現代に響く右近の霊性」 参加無料 問合せ:Tel/03-3441-5556
※なるべく公共交通機関をご利用下さい。
■ 首都圏カトリック大学×カリタスジャパン
カリタス反貧困キャンペーン共同企画
豊かさの中の貧困 ~気付いていますか ?身近な貧困~
11/9(日)13:00~17:00
聖心女子大学 マリアンホールで
講演:13:00~15:00
講演:浜矩子(同志社大学教授)
定員:学生/一般400名 15:15~17:00 ワークショップ
定員:学生100名
参加無料 要事前申込 (15:30~派遣ミサ 聖心女子大学聖堂で)
申込み・問合せ:カリタスジャパン事務局 Tel/03-5632-4439 e-mail:info@caritas.jp
http://www.caritas,jp/ http://www.facebook.com/caritasjapan
共催:白百合女子大学・上智大学・聖心女子大学・清泉女子大学・東京純心女子大学・カリタスジャパン 後援:日本カトリック学校連合会
■ 船橋学習センター「ガリラヤ」講演会
12/6(土) 14:00~15:30 受付13:30 習志野教会聖堂で(京成本線実籾(みもみ)駅から徒歩15分)
講師:浜矩子(同志社大学大学院ビジネス研究科教授・信徒)
演題:「格差社会と女性~差別は真の強さへの怯みの表れ」
参加無料 申込不要
主催:カトリック船橋学習センター・ガリラヤ
問合せ:Tel/043-216-0035 習志野教会
■ 信徒の月例会
カトリックの信仰-その3「信仰宣言」
11/15(土)14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで
テーマ:秘跡①洗礼
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要
■ 「信仰と生活」小平正寿神父(フランシスコ会)
第3回 11/4、5 テーマ:「死者の月に思うこと」
~生きるとは何か? 私達を結ぶ3つの教会とは~
第4回 11/18、19 テーマ:「労働と休息の法則」
~社会にある種々の問題~
上記、①隔週火曜日19:00~修道院で、②隔週水曜日10:00~信徒会館で
東急東横線田園調布駅または多摩川駅徒歩8分
①と②は同内容 信者・未信者どなたでも
問合せ:田園調布教会Tel/03-3721-7271(9:00~17:00)
■ カトリック通信講座
全7講座
T001 キリスト教とは キリスト教の概要
T002 聖書入門〔Ⅰ〕 四福音書(イエスの生涯)Sr.渡辺和子のコラム有
T003キリスト教入門 秘跡や信仰生活(洗礼準備にも)
T004 神・発見の手引 人生、自然を通して神へ
T005 聖書入門〔Ⅱ〕 使徒言行録・書簡・黙示録
T006 幸せな結婚 結婚の意味や愛、幸福
T007 生きること・死ぬこと 命に関する問題
受講料(教材費・税込):T001~T004 各\4,800 T005~T007 各\5,300
申込:郵便振替用紙にご希望の講座名・講座番号(T001~T007)をご記入のうえ、
下記に送金 入金確認後教材を送付
振替口座番号:00170-2-84745
加入者名:オリエンス宗教研究所
問合せ:オリエンス宗教研究所 カトリック通信講座
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322 http://www.oriens.or.jp
■ テイヤール・ド・シャルダン研究読書会
11/22 12/6 12/20(土)14:00~15:00
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅アトレ側西口より徒歩5分)
講師:美田稔氏 (テイヤ-ル翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)
参加無料 申込不要
問合せ:Tel/03-3332-8866 竹田誠二
■ イエズス会社会司牧センター講座
年間テーマ「第二バチカン公会議 前~その後」
~社会問題とカトリック教会の考え 2014年度連続セミナー~
以下共通 麹町教会アルペホー信徒会館3Fで(JR・地下鉄の四ッ谷駅)
無料 会場での寄付歓迎
問合せ:イエズス会社会司牧センターTel/03-5215-1844
年間スケジュール http://www.jesuitsocialcenter-tokyo.com/?page_id=253
◆ 「働くことは罪の罰か? 働くのは何のためか?」
~働く人の権利~
11/5(水)18:45~20:15
講師:ボネット ビセンテ(イエズス会社会司牧センター・司祭)
◆「在日外国人の現状」
~外国人労働者の状況(現代の奴隷制度?)人身売買~
11/19(水)18:45~20:15
講師:鈴木雅子(弁護士、東京パブリック法律事務所)
■ ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等
下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877
4会場での勉強会
全会場同一条件 13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500
申込不要
11/4(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)
11/11(火)ビ・モンタント東京事務所で
11/18(火)三軒茶屋教会で
11/21(金)高輪教会で
12/2(火)立川教会で 泉富士男神父(東京教区)
聖書通読講話会
〔四谷会場〕
土曜日13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅Tel/03-3357-7651)
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
11/1「ルツ記」泉富士男神父(東京教区)
12/6「マタイによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)
〔関口会場〕
11/5 11/19 12/3(水)10:30~12:00
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
パッチワーク・キルト同好会
11/13(木)11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
月例散策会
11/12(水)10:30 JR西日暮里駅改札口集合
行先:足立教会と東京修道院(神の愛の宣教者会)及びその周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209
気軽に絵を描く会
11/5 11/19 12/3(水)13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778
■ 南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う
11/22 12/20 2015/1/24(土) 13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで
(Tel/03-3261-0825)(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩 1分)
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合わせ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp
■ 土曜アカデミー
年間テーマ:超越理解と理性の自己発見 - II 近世・近代・現代
9:30~12:30
麹町教会岐部ホール4F, 404で (JR東京メトロ「四ツ谷」駅から徒歩2分)
11/8 対話哲学と汝としての神: ブーバー(20世紀ドイツ)
11/15 神秘と神: オットー、マルセル(20世紀、ドイツ・フランス)
11/29 価値論と宗教理解: シェーラー(20世紀、ドイツ)
講師と連絡先: K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通), 5111(伝言)
Fax/03-3238-5056
年間プログラムは http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html
■「沈黙のうちに神を求めてー観想の祈りへの道」
講演と祈りの実践
11/13(木)14:00~16:00
麹町教会岐部ホール4階404号室で
12/11(木)14:00~16:00(ミサ有)
麹町教会マリア聖堂で(JR・地下鉄丸ノ内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
アビラの聖テレジアの「霊魂の城」からの講話後、沈黙の祈り
指導:九里彰神父(カルメル会管区長)
どなたでも 献金歓迎 申込不要
問合せ:042-473-6287 篠原(11:00~20:00)
■ グレゴリオ聖歌を学びましょう
Stetit angelus iuxta aram templi(天使が神殿の祭壇のわきに立っていた)
11/15(土)13:00~
東京純心女子学園聖堂で(192-0011八王子市滝山町2-600)
講師:Sr.石川和子(本学客員教授)
聖歌隊:コール・マリエ
申込不要 無料
主催:東京純心女子大学キリスト教文化研究 センター
問合せ:Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551
e-mail:htanaka@t-junshin.ac.jp
音楽会
■「市民クリスマス in 千葉2014~かかわりの愛~」
12/6(土)14:00~16:00 13:30開場
京葉銀行文化プラザ音楽ホールで(千葉市中央区富士見1-3-2 JR千葉駅・東口徒歩約3分)
入場無料 席上にて献金あり
出演 クリスマスメッセージ 三吉信彦(日本基督教団千葉教会・牧師)
音楽ゲスト 沢知恵(ピアノ弾き語り)
主な曲目:『久しく待ちにし』『オーホーリーナイト』『サンタクロースメドレー』『こころ』他
主催:市民クリスマスin千葉実行委員会
問合せ:事務局(千葉YMCA) Tel/043-222-3811
■ ホープウィズクラシッククリスマスチャリティーコンサート
~癒しへの誘い~
荘厳なパイプオルガン、美しい歌とピアノハーモニーが奏でるクリスマス名曲の数々
12/17(水)19:00開演(18:30開場)
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
入場料:¥4,000
チケット問合せ:ホープウィズチャリティーコンサート事務局 Tel/080-6550-4672
ドン・ボスコ社:Tel/03-3351-7041
主催: ホープウィズチャリティーコンサート実行委員会Tel/090-4169-8196
収益の一部をカリタスジャパンへ(東日本大震災復興支援)
出演:高橋薫子、向野由美子、樋口達哉、立花敏弘、青田絹江、北村晶子
曲目:Xマスキャロルメドレー、アヴェマリア、トッカーターとフーガ 二短調 他
後援:ドン・ボスコ社、キリスト新聞社、カリタスジャパン
■ クリスマス・コンサートのご案内
12/7(日)15:30開演
田園調布教会大聖堂で(東急東横線・目黒線・多摩川線、多摩川駅下車徒歩5分)
指揮:細川裕介
出演:田園調布エクレシアアンサンブル
曲目:バッハ・クリスマスオラトリオから抜粋/モーツアルト・ラウダーテ ドミヌム/ヘンデル・ハレルヤコーラス他皆様と唄うクリスマス・キャロル
入場無料(自由献金あり)
問合せ:090-9687-0480 山野尊行
その他
■ サレジオ中学校 第3回学校説明会
12/20(土)15:00~16:30
小平市上水南町4-7-1
内容:入試説明、願書配布、学校見学、受験生ハンドベル体験(男子のみ)
予約不要 学校見学・入試(転編入)相談は随時可能(要事前連絡)
小学校(男女)併設
Tel/042-321-0312 http://www.salesio.ac.jp
■ 星美学園中学校・高等学校説明会
下記日程にて学校概要、進学実績・カリキュラムの紹介、校舎やクラブの見学など直接体験
〒115-8524 北区赤羽台4-2-14 Tel/03-3906-0054 Fax/03-3906-0765 e-mail:jsh_info@seibi.zc.jp
http://www.jsh.seibi.ac.jp/ (最寄り駅:JR赤羽駅、都営地下鉄南北線・埼玉高速鉄道 赤羽岩淵駅)
◆ 中学校 11/26(水)9:30~10:30(授業見学可能)
12/21(日)15:00~16:00、2015/1/17(土)9:30~10:30
※12/21は校舎見学できません
◆ 高等学校 11/29(土)14:00~15:00
■ 月刊『福音宣教』2015年のご案内
年間テーマ 愛―「デウスのご大切」を生きる
◆ 特別企画(1~12月)対談:「神を愛し、人を愛す」本田哲郎+浜矩子/宮台真司/山口里子
◆ 新連載:勝俣 誠「一人ひとりが大切にされる社会に向けて」、宮崎賢太郎「キリシタンの生き方に学ぶ」
◆ 新リレー連載:岩島忠彦 他「奉献生活への招き」
◆ 継続連載:和田幹男/足立洋子
年11回発行(8・9月合併号)、1部¥540(税込・送料別)
年間定期購読料¥6,300(税・送料込)
申込:郵便振替用紙にて年間定期購読料を送金
振替口座番号:00170-2-84745
加入者名:オリエンス宗教研究所
問合せ:オリエンス宗教研究所
Tel/03-3322-7601 Fax/03-3325-5322 http://www.oriens.or.jp
■ 聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内
10:00~17:00
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 川崎市宮前区菅生2-16-1)
開催中~12/3(水)すずきゆきお(鶴見教会所属)油絵展
12/3(水)~2015/2/17(火)森田貴博(千葉県在住アシジを描く画家)
油彩画展
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行
VIVID
★ 12月号(No.318)は、12月7日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:10月19日(日)
★ 1・2月号(No.319)は、12月28日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:11月16日(日)
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