お知らせ

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東京教区ニュース第284号

2011年07月01日

東日本大震災ケルン教区からの届け物

~深い連帯とともに~

ケルン教区からの寄せ書き帳

全世界のドイツ人共同体の司牧のため、来日していたケルン教区のコッホ補佐司教が、5月19日岡田武夫大司教を表敬訪問した。

東京教区とパートナー関係にあるケルン教区では今回の日本の大震災のニュースを受け、深い連帯を表し、コッホ司教は教区内で行なわれた催しや献金などの報告と共に、祈りとお悔やみがつづられた寄せ書き帳を岡田大司教に手渡された。

寄せ書き帳はケルン大聖堂前のドーム・フォーラムに3月21日より設置されていた。寄せ書き帳の周りには日本の出来事を思いおこすためのロウソクが灯され、ドーム・フォーラムのスタッフによるイラストと祈り(寄せ書き)への招き文(※)が添えられていた。

招きの文章のページ

5月12日は同じくドーム・フォーラムにて「Japan-Tag(日本デー)」と題された催しが行なわれた。テーマは「日本との友好関係において~連帯の日~」。大震災から2ヶ月を経た次の日に、再生への願いをこめ、3つの団体が共催となり、食べ物やコーヒーの販売、音楽演奏、座談会が行なわれ、寄付金や売り上げはカリタス・インターナショナルを通して日本のために送られた。
座談会ではケルン教区世界宣教部門担当のルドルフ・ゾルツバッハ氏をまじめ、東京教区とのつながりの中で役割を担ってきた吉田慎吾氏、ハンス・バルデンフェルス神父が2ヶ月前に起こった出来事やその後の経過などについて、話し合った。

※寄せ書き帳の表紙にも貼られていた招きの文章。内容は次のようなもの。

「灯し火のついたロウソクは、時々、ほかの誰か、今はもうこの世にはいない誰かを思い出させるために立っている。

このロビーにいる私たちのもとにあるロウソクは日本の多くの人々のために立っている(中略)

多くの方の書込み

また、このロウソクは立っている、私たちにとって、どうでもよいわけではない日本の人々、および、彼らの運命のために、そして、私たちが、日々の歩みの中で、彼らを少し思い出して立ち止まろうとすることを思い起こさせるために、あるいはお悔やみと挨拶の言葉を書き込むために。

東京大司教区は、わたしたちの教区とパートナー教区であり、ケルンから、絶えず、心から、そして精一杯のつながりを持ち続けるパートナーの教区です。東京の岡田武夫大司教に私たちの寄せ書き帳が届くようにと望んでいます。」

広島教区 新司教任命

6月13日正午(ローマ時間)発表。
教皇ベネディクト16世は、広島教区ヨゼフ三末篤實(みすえあつみ)司教の辞任願いを受理され、トマス・アクィナス前田万葉(まえだまんよう)神父(長崎教区・現中央協議会事務局長)を広島教区の新司教として任命した。

前田万葉被選司教は1949年3月3日生まれ1975年3月19日司祭叙階。

平和旬間2011

8月6日(土)~8月15日(月)

~平和を実現する人々は幸い~

ヨハネ・パウロ2世 『広島平和アピール』30年

詳細はこちらのページをご覧下さい
平和旬間2011プログラム

教区本部・小教区一般会計収支報告

【小教区の決算】

2010年の経常収支は前年比144%で約3億4600万円。(前年度は過去6年間最低の2億4000万円弱)。過去6年間の平均は3億3000万円。

経常収入合計

献金等収入が全体の84%、墓地納骨堂管理収入が7%、児童福祉献金等の特別献金が4%。前年比では、経常収入合計は2%増の2800万円増加となった。

献金等収入の内訳は月定献金・ミサ献金・祭儀献金(翌年度の本部献金基礎額)が1060万円減収、墓地納骨堂積立献金は7万円減収となった一方で、臨時献金は200万円増収、建築営繕積立献金は2300万円増収となった。

経常支出合計

約8億4350万円で、

本部献金支出が全体の28%、宣教司牧支出が21%、事務運営費支出20%、維持管理費支出が16%、特別献金支出が7%、人件費支出が6%。前年比では経常支出合計が7800万円の節減となった。本部献金支出は300万円経費増、宣教司牧支出は530万円経費増、事務運営費支出は510万円経費増、維持管理費支出は850万円節減、その他特別献金が大幅に減額となった特別献金支出は7480万円削減、人件費支出は140万円の節減となった。

【小教区の予算】

経常収入10億5562万円、経常支出9億1040万円、経常収支1億4522万円の予算を計上。

経常収入予算

2010年実績の89%にあたる1億3386万円減収の予算を計上。内訳としては、献金等収入は前年実績対比92%、特別献金収入は95%、墓地納骨堂管理収入は52%、その他収入は86%、他会計からの繰入金は85%。助成金・負担金収入だけは103%で増収とした。

経常支出予算

2010年実績の108%で6690万円経費増の予算を計上。内訳は、宣教司牧支出が675万円の経費増、その他特別献金が大幅に減額のため特別献金支出が1143万円減、本部献金支出が378万円減、維持管理費支出が4170万円の経費増、人件費が310万円経費増、事務運営費支出が1185万円経費増、他会計への繰入金支出が1874万円経費増となる。

【本部の決算】

経常収支実績は2007年以降赤字が続き、迎えた2010年度は予算より赤字が若干減額となったものの1億1314万円の赤字。

経常収入

2005年から2009年までの過去5年間、毎年下降線をたどってきたが、2010年度の実績は前年比103%で1276万円の増収となった。うち献金収入が全体の90%、その他収入が1%、他会計からの振替収入が10%。

献金収入(前年比107%)の内訳としては、小教区負担金が前年比101%の増収。また団体個人献金に臨時献金があり、前年比250%の2300万円増。しかし、この臨時献金がなかったとした場合、経常収入は前年比▲1.3%減で6年連続の下降線をたどったことになる。

経常支出実績

前年比127%増。内訳は、活動費が全体の5%、助成費が2%、協力費が2%、神学生養成費が4%、人件費が60%、教区本部経費が27%。教区本部経費はペトロの家建設費への9500万円の臨時の支出を含む。

【本部の予算】

2011年度の本部予算は、経常収支が▲6437万円の赤字予算となった。

経常収入予算

団体個人献金の臨時の入金を除くと、6年連続の下降線をたどっているため、2010年予算の96%で1460万円減額した3億8176万円の予算を計上。小教区からの収入予算は、2010年の月定献金・ミサ献金・祭儀献金(本部献金基礎額)実績受領前に予算を作成しているため、小教区分担金は3億1000万円と推定してこの費目の予算を作成。この結果、献金収入合計は、前年実績対比92%、前年予算対比では若干減収の3億5185万円の予算となった。

経常支出予算

過去の実績から臨時的な支払いを減額した金額を基礎に、担当の司祭から提出された案を考慮に入れ、4億4613万円の予算を計上した。前年予算対比では、活動費が104%で130万円経費増、助成費が103%で30万円経費増、教皇庁・中央協議会等への協力費は若干の経費増、神学生養成費は神学校分担金増と教区神学生の人数が増えたことにより155%で1143万円経費増、一方、人件費は98%で835万円削減した。教区本部経費はペトロの家建設費等の臨時の支出がないため30%で9000万円削減の予算となった。

【法人事務部より】

小教区の財務担当の皆様へ

まず、各小教区で決算作業をされた財務担当者の方々に、心から感謝いたします。12月31日の決算最終日から提出日の1月31日までの1ヶ月という短期間で、書類作成から決算の承認等まで、大変お世話になりました。また、提出後も法人事務部からの疑問質問に対応していただき、大変感謝しております。本部の決算書、東京教区全体の財産目録(企業会計の貸借対照表)等と一緒に、提出期限の4月28日に管轄官庁である文部科学省の文化庁に提出いたしました。

故人の遺志の献金

「○○の遺言で・・・」と、

2010年度も教区本部等に遺贈献金をいただきました。2010年に遺産相続が開始され、2011年に入金予定の手続中のものもあります。小教区からも、同様の献金をいただいたと聞いております。また、このようなことを明確にされずに、故人の遺志を献金してくださる方々もいらっしゃるようです。

教区のため、小教区のため、神学生のため、ペトロの家建設のために使ってくださいとの故人の方からの献金がありましたので、この場をお借りして、ご遺族の方々に心からの感謝を申し上げます。

献金について

教会の献金(月定献金、通常献金、臨時献金、特別献金)ってなんですか?どのように使われるのですか?と疑問に思われる方は、是非『教会の経済をご存知ですか』というパンフレットをお読み下さい。皆様の教会の会計担当の方に聞いていただければ手に入ると思います。

※在庫がない場合、財務担当の方から教区の法人事務部Tel 03-3943-3645へご連絡いただければ、小教区宛に送付いたします。

2010年度 小教区一般会計収支計算書 (PDFファイル)

2010年度 教区本部一般会計収支計算書 (PDFファイル)

「ペトロの家」についての会計報告

~感謝とお願い~

ペトロの家の食堂

2009年3月16日に岡田大司教が「新しい司祭の家の建設について」の書簡を発表いたしました。

そして、大司教からの呼びかけに答えて、信徒、小教区、修道会、司教・司祭の皆様方から沢山の献金をいただきました。

また、帰天なさった司祭の方々が東京教区のために遺産金を残してくださっていますので、そのお金も、ペトロの家の建設に使われています。

この場をお借りして、皆様方の志を心から感謝申し上げます。

教区本部では、ペトロの家の総工費約7億5000万円を計上し、工事に着手しました。

資金の内訳は、司祭基金などの本部会計から2億8000万円、皆様からの献金が3億2000万円、1億5000万円が借入金となります。

この借入金の返済計画は現在のところ、おかげさまで支障をきたしてはおりませんが、皆様からの援助を、引き続き、お願いできれば幸いです。

ちなみに、ペトロの家建設募金の呼びかけは、2014年復活祭までお願いしております。

なお、献金の送金方法に関するお問合せは、教区本部の法人事務部 Tel 03-3943-3645(直通)までご連絡ください。

世界召命祈願の日

復活節第四主日   一粒会主催ミサ

神学生・ブラぜー・シスター 一堂に会して

復活節第4主日は「世界召命祈願の日」と定められ、全世界のカトリック信者がそれぞれの教区における召し出しが盛んであるように祈る日になっています。

東京教区でも5月15日の午後2時から東京教区関口教会カテドラル聖マリア大聖堂に、日本カトリック神学院東京キャンパスで学ぶ神学生、各修道会の神学生、それぞれの養成担当者をお招きして一粒会主催のミサが捧げられました。

一粒会は、邦人司祭の召し出しを求めて祈りと献金で神学生を支援する活動としてスタートしたのですが、今では日本における神の働き手は邦人ばかりではなく韓国やベトナム、インドネシア、メキシコなどからも司祭を目指して学びに来ている方がおられます。

神学生・ブラぜー・シスター 一堂に会して
修道会、宣教会の修道士も重要な役割を担っている。また男子ばかりではなく女子修道会のシスター方も献身的な働きをしてカトリックを一般社会に知らしめておられます。そこで「召命」をもっと広く捉えなおそうと考えて全世界で召命の促進を祈る日である「世界召命祈願の日」に神学生、ブラザー、シスター、信徒が一堂に会してミサを捧げることになったのです。
神学生・ブラぜー・シスター 一堂に会して
例年、秋に開催していましたが、今回の方が神学生方にとって時間が取りやすいという声もあり、多くの神学生が参加され、共同司式で祭壇に登られた養成担当の司祭方も例年に比べて大勢いらっしゃいました。また、イエスのカリタス修道女会が聖歌隊としてご参加くださり、ベタニア修道女会やご聖体の宣教クララ修道会からも代表のシスターが纏(まと)まって参加され、一粒会の新たな考えを支援してくださいました。
神学生・ブラぜー・シスター 一堂に会して

ミサ後催したケルンホールでの懇親会は、和気藹々(あいあい)の内に交流が進み、神学生による合唱や自己紹介、シスター方の本格的なコーラス演奏で和やかな雰囲気の中で散会となりました。(幸田司教の説教と詳細は7月発行の会報「ひと粒の麦」に掲載予定です)

一粒会 木村寛子

粕谷甲一神父・ネラン・ジョルジュ神父 納骨式

粕谷甲一神父・ネラン・ジョルジュ神父 納骨式

5月28日(土)東京教区司祭粕谷甲一神父(2011年2月9日帰天)、ネラン・ジョルジュ神父(同3月24日帰天)の納骨式がカトリック府中墓地にて行われた。雨の降りしきる中、100名程度の人が墓地内聖堂でのミサに参列し、引き続き屋外の東京教区司祭墓所前で行われた納骨の儀に立ち会い、祈りを捧げた。

蒲田教会 献堂50周年ミサ

戦後、ケルン教区の支援を受け、1961年5月に献堂された蒲田教会(主任門馬邦男神父)が今年50周年を迎え、2011年5月15日に献堂50周年記念感謝ミサを行なった。ミサには岡田武夫大司教、幸田和生司教の両司教をはじめ、歴代の主任司祭や蒲田教会出身の神父など7名が集まり、合計10名の司教司祭からなる華やかな感謝ミサとなった。蒲田教会は土地柄国際色豊かな共同体でもあり、ミサではヴェトナムの民族衣装を身に包んだ聖歌隊がヴェトナム語の美しい聖歌を捧げ、パーティでのヴェトナム料理と共に他教会から参列した人たちに印象を与えた。

写真左端 蒲田教会主任 門馬邦男神父

この日にあわせ、聖櫃(ひつ)と信徒ホールを新装し、記念誌と式典の準備を2年がかりで緩やかにすすめてきた。1年前に実行委員会を作ってからは、教会全体で協力して準備をすすめてきた。ミサ後に引き続いて行なわれた記念式典であいさつをした門馬神父は蒲田教会について「自分が育った町の教会というイメージをもてた」と話し、幸田司教は「大きな茶の間というイメージをもった。いきいきと司牧する門馬神父と共に、中心にキリストがいる教会の姿としてよいと思った」と話した。あたたかで家庭的な雰囲気をもった蒲田教会らしく、明るく和やかな雰囲気の中、これまでの恵みへの感謝をこめた記念の一日となった。

築地教会 歴代教区長をしのぶ

6月5日(日)九時半より築地教会(主任:五十嵐秀和神父)で岡田武夫大司教主司式による、歴代教区長追悼ミサが行なわれた。

築地教会は東京で初めに建てられた教会であり、1877年から1920年の間、司教座聖堂とされていた。当時の鐘※(1876年フランス製)は今も聖堂後方に置かれ、この日もミサの始まりの時を告げた。

聖堂前方にはオズーフ大司教から白柳誠一枢機卿まで7人の歴代教区長の写真が順に掲げられ、ミサ後に行なわれた岡田大司教による講演会では、それぞれの教区長の説明が行なわれた。

岡田大司教は就任以来、歴代の教区長の墓参と追悼を大切にしてきたと話し、困難な時代を導いた歴代の教区長を偲び、これからの教会を考え、祈ることを勧められた。講演会の後、築地教会の方々による手作りのおもてなしが振舞われ、温かい懇親のひと時となった。

※この「江戸のジャン・ルイーズ」と名付けられた鐘と、対になっていたのは「アドレード・ジョセフィーヌ」で、今はカテドラル関口教会に置かれている。

教区合同堅信式

左より岡田武夫大司教 幸田和生補佐司教
6月12日(日)聖霊降臨の主日に東京教区合同堅信式がカテドラル関口教会聖マリア大聖堂にて行われた。

近年、宣教協力体などで堅信式を行なうこともあり、以前より申し込みの数は減少しているものの、この日は15教会から104名の受堅者とその代父母、関係者などが集まった。

主司式の岡田大司教は説教の中で、人はそれぞれ違う存在であり、人間の体が様々な部分から成っているように、教会も様々な働きをする人から成り立っている。違いがあるのは互いに助け合い尊敬し合いながら、美しい世界を建設するためだと述べ、それぞれが自分の役割を果たせるように、聖霊のしるしを授けられた。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第151号

難民受入から30年

レフュジーカフェ 毎週木曜日開かれている

「家がありません」

「食べ物がありません」

「服がありません」

「お金がありません」

「仕事がありません」

「体調が悪いです」

「歯が痛いです」

入管への面会支援の差入品の準備
これは、東日本大震災の被災者の話ではなく、CTICを毎日訪れる、難民の叫びである。

今年は、難民の地位に関する条約(難民条約)が国連で採択されて60周年、日本政府が批准して30周年にあたる。

昨年の日本政府への難民申請者は、1202人。ここ数年、申請者が急増しており、1000人を超える申請数が続いている。一方、昨年認定され、日本政府から保護された難民は、39人。手続きには、平均2年かかり、その間の公的な支援は限定的だ。原則、就労は許可されず、生活の糧がなく、放置され続けている。

複雑な難民認定申請手続きのため、申請方法や申請場所、機関が分からずに、超過滞在で摘発され、入国管理局に強制収容されてから難民申請をする方も多くいる。その際も、強制収容は解かれず、全国で207人(2010年6月末)が迫害を待つ国への強制送還に怯えながらも収容され続けている。

この状況に、多くのキリスト者が立ち上がり、各地で収容されている難民申請者への面会支援活動、仮放免手続き、仮放免後の生活支援を行っている。支援の輪が広がりつつあるが、仮放免の身元保証人、住居、生活支援が足りない。

日本のカトリック教会では、1975年代インドシナ難民が来日した直後から、支援活動を開始し、全国各地に定住支援センターを設置した。私自身、当時大学生であったが、名古屋で定住支援に関わった。ベトナム難民と一緒に、住居探し、仕事探し、日本語教育の支援を行った。

あるベトナム人兄弟から、日本語を教えて欲しいと頼まれた。2人は大工見習いの仕事を始めたばかりで、免許がなく車が運転できないため、できる仕事が限られるという。ぜひ、運転免許をとって、自分たちで現場にいけるようになりたいとのことだった。2人は当時、来日2年目で、片言の会話ができるだけで、読み書きはほとんどできなかった。

2人の仕事が終わった後、最初は、週1回、彼らの自宅に出向き、日本語を教えはじめた。その内、彼らが作るベトナム料理に魅せられて、毎日のように通うようになった。一緒に食事をしながら、彼らが何故、ベトナムを離れることになったのか、小さなボートで何故命がけで逃げなければならなかったのか。難民として日本で生活するとはどういうことか。逆に、色々と教えられた。2人の努力の結果、勉強を開始してわずか1年で、日本語で運転免許証を取得することができた。

しかし、数年がたち、「努力しても、日本には希望がない。チャンスがない」と言い残してアメリカに行ってしまった。

あれから、28年。難民にとって日本社会は「希望」のある社会になったであろうか? 彼らに「チャンス」を与えることができているだろうか?

CTICは、毎日、食糧、衣料、日用品などの生活支援を行っている。今年から、難民の情報交換の場として、週1回「レフュジーカフェ」を開いている。

日本に庇護を求めて来た難民に「安心、安全、チャンス、希望を与えることができるにはどうしたらよいか」日々、模索している

私たちは、東日本大震災の惨事を目の当たりにして、日々、何か被災者のために、具体的に助けになりたいと感じている。どうか、その気持ちを身近にいる難民にも向けて頂きたい。

「家がありません」

「食べ物がありません」

「服がありません」

「お金がありません」

「仕事がありません」

「体調が悪いです」

「歯が痛いです」

カトリック東京国際センター 副所長 有川憲治

カリタスの家だより 連載 第34回

カリタスの家の「フリースペース」

「フリースペース」のお昼の様子

カリタスの家のユニークな活動である「フリースペース」をご存知でしょうか?

毎週木曜日は作業室「みんなの部屋」がお休みです。そこでこの日、「みんなの部屋」のスペースを利用して、家族福祉相談室が「フリースペース」を開きます。『来る人拒まず』が原則。第三木曜日だけは、独り住まいのかたという条件がついていますが、第一、第二、第四木曜日はどなたでも歓迎です。カリタスの家の利用者はもちろん、ボランティア、スタッフ、何年も通っている人、初めての人の区別なく、一緒にお昼を作り、食べ、遊び、ゆったりとした時間を過ごす・・・。それだけの集まりです。

朝10時。二人三人と集まり始めると朝のティータイム。お茶を飲みながら、元気? どうしてた? と四方の山の話が始まります。そのうち、誰が音頭をとるでもなく、お米を研ぐ人、野菜を刻む人、倉庫から重い食器をえっちらおっちら運んでくる人という具合に、少しずつお昼の支度が始まります。そのあいだも、すみっこで話しこむ人たち、ベルマークを整理する人たちがいて、誰も「こうしなきゃならない」とは考えないのがこの集まりの特徴です。それでも毎回、何とかお昼は出来上がって、ごちそうではありませんが温かくて栄養のバランスのとれた食卓をみんなで囲むことになります。

食後の片付けが済むと、日によっていろいろですが、その日の遊びが始まります。漢字クイズ、リレー俳句、簡単なヨガや体操、輪投げトーナメント、塗り絵(結構難しい)、お正月には百人一首や坊主めくりもします。体調の悪い人、気分の乗らない人は参加しなくても良いのです。でも、始めるとみんなかなり熱くなりますね。

「フリースペース」自慢の香り高いコーヒーが配られる午後のコーヒーブレイクで集まりは終わり。参加者の中には心身の不調に悩まされている人もいますから、帰りは充分に気をつけてね、来週も会いましょうと言って別れます。

集まって食事をし、好きなことをして過ごすのが「フリースペース」です。参加者のひとりひとりが、その日、そこを確かな居場所だと感じてくれるなら、その日の「フリースペース」は大成功です。同じ釜の飯を食べ、空間と時間を共にするところから、緩やかな絆が生まれてきます。目に見える成果はないこの活動は、おそらく専門家にはできないこと。素人の目線を大切にしてきたカリタスの家ならではの活動です。今度の木曜日、あなたも覗きにいらっしゃいませんか? 参加費は、どなたでも300円です。

教区司祭紹介 第16回

トマス・アキナス 川村昕司 神父

1933年9月1日生まれ
1962年3月18日叙階

いきなりですが「昕司」という名前は、珍しいですね。

川村 昕司 神父

川村:「昕」というのは「朝早く」という意味だそうです。祖父がいくつか準備した名前の中から、父が選びました。生まれた時間を盛り込んだのかもしれません。

川村家の信仰の始まりは?

川村:母が聖心の女学校の時に出会ったシスターたちがきっかけでしたね。当時は、公会議の前でしたので、教壇に立つ修道者は「マザー」、それ以外の修道者は「シスター」と区別されていた時代です。学校で用務に携わるシスターは、校内を黙々と掃除していたそうです。そんな姿に感銘を受け、自分もそのようになりたいということで、洗礼を父親に願ったそうです。祖父は、海外勤務の経験もあり、キリスト教への理解もあって、洗礼を許可しました。

シスターへのあこがれで洗礼を受けたお母様は、その後どうなさったのですか?

川村:母は、シスターへの道も祖父に願ったそうですが、祖父は洗礼は許しましたが、召命には反対でした。祖父は、校長様に相談に行くように指示し、母は校長様のもとを訪れました。

校長様と母は、ご聖体の前で一時間ほど過ごし、「あなたはひとり娘であるし、自分のことだけでなく、家族のことも考えなくてはなりません。あなたから生まれる子を待ちましょう」と言われたそうです。

この校長様の言葉を受け、祖父は母の婿探しに着手し、外交官で川村家に婿に入っても良い人物を見つけました。母は将来の外交官夫人としての準備のためにワシントンの聖心女子大学に入学しました。

向こうでお世話してくださったのが、イエズス会の山本襄治神父様のお母様です。母は、日本での父との挙式を待ちきれずに、ニューヨークで挙式してしまいました。でも父がまだ洗礼を受けていなかったので、聖堂ではなく、香部屋での挙式だったと言っていました。

司祭召命のことは?

川村:子供の時、印象深い出来事がありました。小学校5年の2学期のことですから昭和19年のことです。当時の先生は、キリスト教を敵視していた先生で、国史の時間に「キリストを信じる者はけしからん。キリストを信じている者は手を上げろ」と強い口調で言ったのです。私は手を上げることができずに、うつむいていました。その時、先生の「お前じゃ、しょうがない」という声が聞こえました。「お前」と呼ばれたのは、知的障害を持った子で、親に捨てられ、修道会が経営する施設から通う女子生徒でした。私の頭の中を「人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる」というイエスの言葉が駆け巡っていました。

子供だった私の中に、イエスを宣言する生き方へのあこがれ、希望が芽生えたのだと思います。それと、父は宣教師や司祭に対して、特別に敬意を払う人でした。父が尊敬する人へのあこがれということも私の召命の原点にあると思います。

神学生の思い出は?

川村:神学生になる前に、私は、上智大学ラテン語哲学科に入りました。ロス司教が週に12時間の特訓授業をしましたが、私は落第しました。他の成績は良かったのにラテン語だけが50点いかないのは、司祭に招かれていないのではと考えようとしました。しかし、それを申し出るだけの勇気もなく、聖心愛子会(現在の聖心の布教姉妹会)に入っていた姉から「そんないくじのない根性では何になるといったってろくな者にはなりません!」と厳しく叱りつけられました。しかし留年のショックは大きく、未だに尾を引いていると言ってもよいと思います。何しろ出さなければならない論文も書けなかったのです。文章恐怖症と言いますか、文章が未だに書けないのです。呪いを断ち切らなくっちゃなりませんね(笑)

失意からの回復は?

川村:大学4年の夏に将来の生きる道を探す黙想会に参加しました。その時、自分は教区司祭に呼ばれていると思い、決断しました。

いろいろな人が関わって今の私があります。麻布教会では、後に司祭となった岡野君と出会って教会活動に参加することになりました。

神学校にあっては、ホイヴェルス神父やルーメル神父、ゴンザレス神父が支えてくれました。イエズス会のロス司教のラテン語で落第しましたが、ここではイエズス会の神父様たちに助けられました。

神様のお召しに力いっぱい応えているとは未だにいえないうちに来年は司祭叙階50年を迎えます。私は小教区の管理などは向いていません。でも、神様はこんな臆病者でも、それなりに用いて下さっています。感謝している日々です。

教えて神父さま ~ こんなこと聞いちゃっていいのかな ~

質問:

先日の新聞に、千葉市に住む一人の少女が教皇ベネディクト16世に「なぜ子どもたちがこんなに悲しまなければならないのですか」という質問をし、教皇は「答えはないかもしれませんが、大切なのは神があなたがたのそばにいるということです」と答えたという記事がありました。この少女の質問は、私の考えをそのまま代弁しているようで、涙が出ました。このような問いに対して、どのように考えればよいのか、教会の基本的な理解を教えていただければ幸いです。

回答

「なぜこんな悲しいことに・・」

3・11大地震と共に津波が東日本の太平洋沿岸を襲い、自然災害の猛威を前に人間がいかに無力であるかを思い知らされました。この大震災と津波による大被害を目の当たりにして、「天罰だ」という人もいれば、「神は何も出来なかったのか」と自問する人、あるいは「神は全知全能であり、すべてを取り計らわれる方であるのに・・」。「神は人を殺した。・・もともとそこに神という存在そのものがないのだ」と神を否定する人もいるでしょう。誰の心にもこういう思いが、すくなからず湧き起こったに違いありません。千葉市のエレナさん(7歳)も一般視聴者からの質問に答える番組の中で、ベネディクト16世教皇に尋ね、それに対し教皇は「私も同じように『なぜ』と自問しています。答えは見つかりませんが、神はあなたと共にあります。」と応えました。

神の沈黙。大震災を前にして神の沈黙をどう理解するか。それは教皇が云うように、直接的に理解できることではありません。それは人には隠された神秘です。人類は歴史の中で今まで何度も、種々の大災害、戦争、殺戮(りく)、迫害などを通して、神の沈黙を経験して来ました。これからもまた神の沈黙に遭遇し戸惑うことでしょう。「神は・・本当に・・」

しかしあえて聖書などを通して示されてきたことから推察するなら、次のように解釈できるかもしれません。

(1)「神は御自分にかたどって人を創造された」(創世記1・27)。神の似像(にすがた)として創造された人間は、地震を予想したり、災害を最低に押さえる工夫などを行うことで、与えられた知恵を尽くして「苦と死」を生じる種々の事態に対応することがある程度できます。しかしその限界はあり得ます。

(2)「苦と死」は罪の結果? 聖書は「苦と死」の現実を罪の結果として教えます。「一人の人によって罪が世に入り、罪によって死が入り込んだように、死はすべての人に及んだ」(ローマ5・12)。ここから「苦や死」は人の罪の結果であり、神による罰であるという考えに結びつきます。創世記6章から8章のノアの箱船と洪水物語や、19章から20章で示されるソドムとゴモラの硫黄の火による滅びなどでは、自然災害が神による罰として示されています。またヨナ書では悔い改めたニネベの町に、神は「災いをくだすのをやめた」とも記されています。しかし解釈の視点をかえれば、人にとって避けがたい自然災害に、神による罰という理由づけを行うことで、道徳生活の向上を目指したとも考えられるでしょう。根本的には「災難が神の罰である」ことを強調するのではなく、日頃からの正しい生活、あるいは悔い改めの生活を求めるための教えであるといえるでしょう。

(3)神は人を「苦と死」から解放します。「苦と死」を前に人は無力です。神は全知全能であり、全てを善きあり方に計らうのですが、現在、私たちに示されている方法は、「苦と死」をなくすという方法ではなく、キリストによる救いの方法においてであります。それは「苦と死」の現実を取り除くことではなく、神が人となり(フィリピ2・6―9)、人が味わうあらゆる苦難と死の現実を、イエスが引き受けることで「苦と死」の現実を超えて、復活のいのち、永遠のいのちに人を与らせることによってです。いわゆる啓示された「苦と死」からの解放・救いの方法は「神が共におられる」(マタイ1・23)ことによってであります。

(4)あなたの神である主を愛しなさい、また、隣人を自分のように愛しなさい(ルカ10・27)。神から愛を受けている人は自分をそして隣人を愛するように招かれます。「苦と死」に直面している人、被災者たちと連帯して歩むのが、神に愛され共に歩んで頂いているキリスト者の使命であり、そのための愛の力を神は私たち一人一人に下さる。

「・・なぜ・・」に答えはありません。しかし主はその私と共に歩んでくださるのでは::。

日本カトリック神学院

養成者 大山 悟 神父p.s.s

(p.s.sとはサン・スルピス会員の意味です)

お知らせ

あきる野・青梅教会電話番号が変りました!
あきる野教会: 042-596-1261
青 梅 教 会: 0428-22-4895
両教会共通 : 080-2391-4581

※ 尚、ファックス番号(あきる野教会:042-596-1261・青梅教会:0428-22-4100) は、従来通り、使用出来ます。

カトリックあきる野教会・青梅教会 主任司祭 猪熊太郎

投稿募集

<>質問・投稿募集

東京教区ニュースでは、「教えて神父様」への質問、または読者の皆様からの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、エッセイ (いずれも600字以内)、 写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表に限りまう)。

文章に関しては、 用語その他で添 削することがあります。また、投稿されたものについては、お返しいたしませんので あらかじめご了承ください。

【応募方法】 「教えて神父様」 あるいは「投稿」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号、所属教会を必ず書いてください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・黙想会・祈りの集い等

「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京

7/2(土)14:30~15:30

四谷サンパウロ東京宣教センター4階聖パウロ記念チャペルで

内容:ロザリオほかの祈り

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)

Tel/090-1107-8250(菅原)入場自由 無料

ファチマの初土

7/2 9/3(毎月第1土曜日)13:00~15:00

世田谷聖母幼稚園2階大聖堂で(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線 桜新町駅北口下車 徒歩8分)

司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)

内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美 持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ)

自由献金  静かに祈りたい方どなたでも

問合せ:Tel/042-525-4817
e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp新垣

※8月場所未定係まで直接お問合せください

ベタニアの集い(1泊2日)

7/23 (土) 17:00~7/24 (日) 16:30

ベタニア修道女会本部で(〒165-0022中野区江古田3-15-2)

対象:独身女性信徒(18~40歳)

費用:¥2,000

申込:Tel/03-3228-1133 シスター松永・竹原

「ミサと晩の祈りをうたう集い」へのおさそい

7/20(水)13:30~晩の祈りの練習 14:00~16:00 歌唱ミサ・つづいて晩の祈り(歌)

上野毛教会で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車徒歩約6分)

司式:中川博道神父(カルメル修道会)

主催:「詩編の会」

問合せ・連絡先:Tel・Fax/045-402-5131(藤井)
e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp

ロザリオとミサの集い

7/14 7/28 (毎月第2・4木曜日) 18:15 ロザリオ 19:00ミサ

真生会館で(信濃町)

司式:川村神父(東京教区)

問合せ:e-mail:Heiwanomaria@yahoo.co.jp平和マリアの会 伊藤

祈りへのおさそい リフレッシュ

―涼風と静けさをあじわう

7/22 (金)18:00~7/24 (日)14:00

メルセス会日野修道院別館で

祈りたい方どなたでも

指導:シスター渡辺多賀子(メルセス会)

費用:¥7,000(全日程不可能な方はご相談ください)

申込:7/9(土)まで

問合せ・申込:Tel・Fax/03-5377-1457 Telは19:00~21:00 メルセス会第5修道院 シスター渡辺多賀子

祈りの集い

-心静かに祈りの時をもちませんか-

7/23 9/17 10/22 11/19 2012/1/28 2/18 3/17(土)15:00~18:00

サレジアン・シスターズ修学院で(学校法人星美学園内) 〒115-8524北区赤羽台4-2-14

対象者:18~30歳・未婚女子信徒

申込先:Tel/03-3906-0170 Fax/03-3906-1913  シスター宮澤

カルメル青年黙想会

マリアの生涯 -見よ、あなたの母を-

7/16 (土)~7/18 (月) 15:00

カルメル会聖テレジア修道院で(東急大井町線上野毛駅下車)

対象:高校生以上35才まで青年男女

指導:福田正範神父・カルメル会士

参加費:\10,000 学生\7,000

定員:20人

申込:カルメル会聖テレジア修道院青年黙想会係 〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25

住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上、ハガキ・Fax・e-mail で、7/9 (土)まで必着

Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-176  e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp

『黙想と祈りの集い』テゼの歌による祈りの集い

7/20 (水)10:30~12:00 (2ヶ月に1回)

援助修道会・本部修道院の聖堂で (新宿区市谷田町2-24 JR総武線市ヶ谷駅・都営新宿線市ヶ谷駅より徒歩7分 東京メトロ南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分)

子連れ・どなたでも参加可

問合せ:Tel/042-576-0623 e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫

主のもとに憩う祈りのひととき

7/20 9/21 10/19 11/16 12/21 2012/1/18 2/15 3/21(水)19:30~20:30

マリア会 シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)

担当:清水一男 神父

どなたでも参加可、途中参加可

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
http://www.marianist.jp/

エマヌエル共同体 みこころを想うミサ

7/1(金)18:30~20:00 祈りの集い(毎週金曜日) 19:00~20:30

真生会館聖堂3Fで(JR信濃町駅)

司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会)

問合せ:Tel/03-3355-6816 e-mail:japan@emmanuel.info

現代に生きる信仰体験の集い

毎月第2・第4土曜日 14:00~16:00

上石神井イエズス会修道院会議室で(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分)

内容:静かに音楽を聴きながらの黙想・分かち合い・観想的なミサ

問合せ:イシドロ・リバス神父 Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp

黙想会 「回心と癒し」

―喜びをもって 前向きに生きる―

7/23 (土) 17:00~7/24 (日) 16:00

イエズス会黙想の家で(〒117-0044 練馬区上石神井4-32-11 Tel/03-3920-1158)

霊的ヘルパー:イシドロ・リバス神父 坂本進神父

会費:¥5,000

定員:15人

Tel/0463-25-3334 Fax/0463-21-3309 e-mail:id5s-ymok@asahi-net.or.jp  担当:山岡滋

麹町教会初金の祈りの集い

聖体賛美式と黙想 ~聖歌隊の歌を聴きながら~

8/5 (偶数月の第1金曜) 19:00~20:00

麹町教会主聖堂で (JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)

どなたでも参加可

問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584  参考
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

7/16 (土) 15:00~祈り 16:00~ミサ

援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)

どなたでも参加可

問合せ:Tel/03-3269-2405 (17:00まで) e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

2011年「来て、みなさい」祈りと分かち合い

~私はあなたと共にいる―主よ、私の道はどこに―

7/10(日)14:00~17:00 *当日ミサはなし

マリアの御心会で(〒160-0012 新宿区南元町6-2)

7月のテーマ「人々の中の私」

対象:自分の道を探している35歳までの独身女性

担当:マリアの御心会会員

申込み:Tel/03-3351-0297

講座・研修会

NCK(日本カテキスタ会)信仰養成講座

8/26 (金) 12:00 (開場) 13:00~ 8/27 (土) 13:00

幼きイエス会 ニコラ・バレ修道院で(四ツ谷駅)

「カトリック教会のカテキズムを学ぶ」シリーズ②『信仰の神秘』

第1講座 第2編「キリスト教の神秘を祝う」そのあらまし 髙見三明大司教(NCK顧問司教・長崎大司教区)
第2講座 典礼神学の観点から「主日の集いにおける主の記念」南雲正晴神父(フランシスコ会)
第3講話 「男と女 結婚・家族」 森一弘司教 (東京大司教区・名誉司教)

カテキズムに関心のある方はどなたでも参加可

費用:2日参加\3,000 1日\2,000(懇親会\3,500どなたでも)

宿泊は予約のみ受付 当日本人支払 朝食付シングル 費用:\7,000

申込:Fax・e-mail・ハガキで ①氏名②住所③電話・FAX番号④所属教会を記入

※折り返し受付票を送ります 〒554-0011大阪市此花区朝日2-13-12 NCK事務局

Tel・Fax/06-6468-6258 e-mail:nckkate@gmail.com

講座案内(カルメル修道会)

以下共通 上野毛教会 信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩6分)

対象:どなたでも いつからでも

担当:中川博道神父(カルメル修道会)

問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

「キリスト教の基本を学ぶ」

―洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために―

7/8 (金)「あなたはだれ?」②聖書の人間へのまなざし

7/22(金)「人間の問題性」①人間存在の根源的なずれとゆがみ

7/29(金)「人間の問題性」②兄弟聖のゆがみ「カインとアベル」

8/26(金)「信仰を生きるとは?」信仰の祖アブラハム

「カルメルの霊性に親しむ」

―カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探します―

7/12(火)10:30~12:00 7/15(金)19:15~20:45

「 キリストとの親しさ」〈出会いの神学〉

―キリストと出会った人々の姿を聖書をとおして辿ります―

7/5 9/13(火)10:30~12:00 7/1 9/9(金)19:15~20:45

現代カトリック神学研究 ―時代と格闘する神学者たちの思索への巡礼と対話―

18:00~20:00

幼きイエス会(ニコラ・バレ)で

7/14(木)「ハンス・ウルス・フォン・バルタザールの神学」

10/13(木)「ハンス・キュンクの神学」

11/10(木)「カロル・ヴォイティワの神学」

12/8(木)「ヨゼフ・ラッツィンガーの神学」

2012/1/12(木)「第二バチカン公会議以後の神学状況」

講師:福田誠二神父(聖マリアンナ医科大学教授)

問合せ:Tel/045-911-8091 e-mail:tmorewada@nifty.com和田

星美学園短期大学日伊総合研究所公開講演会

7/23(土)14:00~16:00 星美学園短期大学大講義室で(北区赤羽台4-2-14JR赤羽駅北改札西口徒歩10分)

内容:コンメディア・デッラルテとイタリアの喜劇的精神

講師:高田和文(静岡文化芸術大学教授)

入場無料 申込不要

問合せ:星美学園短期大学日伊総合研究所 Tel/03-3906-0056(代表) 
http://www.seibi.ac.jp/college/

講座案内

以下共通 キリストイエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)

問合せ:Tel・Fax/03-5889-3055 シスター ベアトリス

「よりよい家庭を求めよう」

少人数の8回 講座 毎月第2・4の水曜日10:00~12:00  内容:家庭とは―夫婦親子の理解―子供の成長段階 自分とは―愛すること

信仰を深めよう

毎月第2・4火曜日、第1・3木曜日 10:00~12:00

聖書のこころ -日常生活を深めよう

毎月第2・4水曜日19:00~21:00

ようこそ 【自分の将来を考えている方】

毎月第1土曜日14:00~16:00

聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第3土曜日 14:00~16:00

悩み相談などのご希望の方

いつでもOK 22:00までTelにてご連絡ください

清泉ラファエラ・アカデミア

東日本大震災チャリティー1日講座

以下共通 清泉女子大学で(品川区東五反田3-16-21)

受講料:¥1,500

問合せ・申込先:Tel/03-3447-5551 清泉女子大学生涯学習センター
http://www.seisen-u.ac.jp

「聖地の発見」-トルコ地中海沿岸キリスト教遺跡の調査・発掘-

7/9(土)13:30~15:00 1号館140教室で

講師:辻成史(大阪大学名誉教授)

「イエスとブッダ」 ―イエスとブッダの生・メッセージ・教会/教団の発展を再考する―

7/16(土)13:30~15:00 4号館410教室で

講師:岡野治子(清泉女子大学元教授)

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)

(JR・地下鉄 西日暮里駅下車) 執務時間:木曜日 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00

7/5 (火) 立川教会で 7/12 (火) ビ・モンタント東京事務所で

7/15 (金) 高輪教会で 7/19 (火) 三軒茶屋教会で

指導:泉富士男神父(東京教区)

会費:¥500申込不要 

聖書通読講話会

〔四谷会場〕

以下共通 土曜日13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)

7/2「マルコによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)

7/9「創世記」 第17回 泉富士男神父 (東京教区)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

〔関口会場〕

7/6  7/20 (水) 10:30~12:00

東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)

「出エジプト記」泉富士男神父 (東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

7/14 (木) 11:00~15:00 ビ・モンタント東京事務所で

ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を

世話人:宮木 Tel/042-575-2335 

シニアは語る

7/6 8/3 (水) 13:30~15:00

初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)

指導:吉山登神父 (レデンプトール会)

内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会

(テキスト:「老いの輝き」)

世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

7/13 (水) 10:50

浅草演芸ホール入口集合(地下鉄銀座線・つくばエキスプレス線浅草駅)

行先:浅草演芸ホール Tel/03-3841-6545 会費:¥3,000 (弁当とお茶付)

申込:7/9 (土)までに世話人へ

世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気楽に絵を描く会

7/6 7/20 8/3 (水) 13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で(前記参照)

指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)

水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

■ 信徒の月例会「イエスの運命と教会の信仰」

7/16(土)14:00~ 16:00~ミサ

麹町教会アルぺホールで

指導:岩島忠彦神父(イエズス会)

テーマ:イエスの受難(「イエス・キリストの履歴」第15章)

問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要

K・リーゼンフーバー神父による講座

以下共通

講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー (上智大学名誉教授) 〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学内 S.J.ハウス

Tel/03-3238-5124 (直通), 5111 (伝言)

土曜アカデミー

―霊性としてのキリスト教Ⅰ:古代と中世において―

いずれも土曜日 9:30~12:15

岐部ホール4F 404 で(麹町教会敷地内 JR東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)

7/2 アウグスティヌス2:精神の三一性と神愛

7/9 ボエティウス:「人格」理解と「哲学の慰め」 (480頃-524頃)

7/23 ベネディクトゥス:「主の奉仕の学校」の修道院 (6世紀前半)

キリスト教理解講座 ―倫理的行為―

いずれも火曜日 18:45~20:30

麹町教会(四ッ谷駅前)信徒会館3階アルペホールで

7/5 性格の形成─ 自己受容と善への憧れ

7/19 人間の弱さ─ 誘惑と罪

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

7/23 8/27 9/24 (土) 13:30~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)

講師:平田栄一 (風編集室)

参加費:¥1,000

テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫 525円)

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

ラウダを歌う会

7/2 (土) 10:30~12:00

四谷サンパウロ宣教センター4F聖堂で

Tel/03-3357-7651

曲目: Ave maris stella(ラテン・イムヌス) Lauda novella sia cantata(コルトナ・ラウダ2番)

対象:キリスト教の歌としてラウダに興味を持ってくださる方

参加費:¥1,000

講師:杉本ゆり

要予約 申込:Tel・Fax/0422-32-6074 e-mail:yuri-francesca@nifty.com

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション

―晩の祈りとオルガン音楽による瞑想―

7/8 (金) 19:00~19:45

東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で

オルガン演奏:長谷川美保

入場無料

問合せ:東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029

主催:カトリック東京大司教区

東北太平洋沖地震被災者のためのコンサート

―苦難から復活の栄光への希望―

7/24 (日) 13:00~

田園調布教会聖クララ聖堂で

出演:ラウデージ東京

監修・指揮:杉本ゆり

曲目:ビクトリアの受難モテット・中世のマリア賛歌・復活コラール

主催:田園調布教会内ペヴァーニャの会

問合せ:Tel/090-4940-9426 赤尾泰子

入場無料・自由献金あり

平和と東日本復興支援LOVE&PEACE

チャリティーコンサート 手話通訳付き

7/31(日)15:30(15:00開場)

麹町教会ヨセフ・ホールで(JR四谷駅すぐ)

出演:飯島晶子(朗読)・専修大学グリークラブ(男声合唱)・平山智香子・宮田マリア・佐藤陽子・山中美佐子(Sop.)・根岸美江(Fl)・ 伊東光介・吉比由美子(P)プログラム:朗読「ミサコの被爆ピアノ」松谷みよ子作・ピアノ即興演奏「祈り」・専修大学グリークラブによる男声ア・カペラ合唱・ソプラノ・ソロ アリア「それでは遠くへ行ってしまいましょう」A.カタラーニ作曲 オペラ「ヴァリー」より二重唱 G.フォーレ作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」他 主催:「マリア・エリザベートの音楽の会」

後援:カトリック東京大司教区・カトリック中央協議会広報・カリタスジャパン

協賛:麹町教会

協力:女子パウロ会・ピース9の会「地に平和」

定員:300人

未就学児不可・入場無料・自由献金・要予約

問合せ:Fax/03-3401-8750 e-mail:moreen@xc4.so-net.ne.jp 森峰子

※電話対応が必要な場合は以下へ Tel/090-5403-6050 中山Tel/090-5201-5850 佐藤

聖マリアンナ チャペル・ギャラリー油彩展

以下共通

10:00~17:00

聖マリアンナ医科大学病院3階チャペル・ギャラリーで(〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1)

責任者:福田誠二神父

入場無料

問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

開催中~7/20 田中百枝(麹町教会 カトリック美術協会員)
7/21~9/21 浦田カズヨ(長崎純心聖母会シスター カトリック美術協会員)
9/21~11/23 小澤光子(北浦和教会 カトリック美術協会員)

Vocal Ensemble “The Liedertafel”ボランティア演奏会

松が丘シニアプラザホームコンサート

7/2(土)14:00  松が丘ディサービス2階ホールで(中野区松が丘1-32-10) 出演・指揮:田中理恵子  伴奏:相原志帆子  司会:佐藤牧人  合唱・声楽:アンサンブル・リーダーターフェル  曲:Sr.木村純子「愛と慈しみの家」&喜納昌吉作曲「花~全ての人の心に花を」 問合せ: Tel/03-5380-5761

聖家族聖ヨゼフホームコンサート

7/31(日)14:30~  聖家族聖ヨゼフホーム1階ホールで(清瀬市梅園3-14-72 Tel/042-493-7014) 出演・指揮:田中理恵子  伴奏:相原志帆子  司会:田部善樹  ソロ・フルート:菊地美恵子 バス:横田圭亮  ベル:菊地美玲・佐合朗子  合唱:リーダーターフェル14名  曲:齊藤小百合作詩 田中理恵子作曲「四季折々の聖マリア」喜納昌吉作曲「花~すべての人々の心に花を~」 問合せ:Tel/080-5099-4322 田部  e-mail:jiji.yoshiki@gmail.com

「VIVID」

★8月号(No.285)は、7月31(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 6月19日(日)

★9・10月号(No.286)は、10月2(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 8月21日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

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