お知らせ

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東京教区ニュース第281号

2011年04月01日

奉仕者選任式ミサ・一粒会臨時総会

日々の祈りと献金の実りを喜び合う

古郡忠夫神学生

2月27日(日)午後2時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、4名の朗読奉仕者の選任、3名の祭壇奉仕者の選任のミサが行なわれた。岡田武夫大司教、幸田和生司教、8名の司祭が選任を受ける神学生たちと共に入堂して、ミサが始まった。福音朗読後、選任を受ける奉仕者たちに向けて、岡田大司教が受ける役務について解説し、その重要性を強調した。

朗読奉仕者の役務

「朗読奉仕者となる皆さん、あなたがたは神の言葉、主イエスの言葉を堅く信じる者として、神の言葉に奉仕し、神の言葉を伝える奉仕者となります。あなたがたは日々、神の言葉を黙想し、キリストの言葉を学び、深く信じ、信じたことを教え、教えたことを実行するように心がけてください。あなたがたの口から出る日々の言葉が神の誠実さを現し伝えるものとなるよう、よく祈り、よく努めてください。そして自分の言葉に責任を取る人となってください。」

祭壇奉仕者の役務

「祭壇奉仕者となる皆さん、あなたがたは祭壇で主に仕え、すべての人を主の食卓へ招き、すべての人が主キリストの御体において一つの体になるよう招く、という尊い使命を受けます。現代社会は『無縁社会』とも呼ばれています。血縁、地縁、社縁が弱くなり、あるいは壊れてしまった社会の中で人々は生きる力をそがれ、孤立し、孤独に苦しんでいます。神の愛において結ばれる新しい神の家族を建設することがわたしたち教会の務めではないかとわたしは考えています。このことを心に留め、託される奉仕の務めを誠実に果たすよう、努めてください。」

選任を受けた4名の朗読奉仕者

・ヨセフ Nguen Thanh Nha(グエン・タン ニャー)(イエズス会)

・洗礼者ヨハネ Phan, Duc Dinh(ファン・デュック ディン)(イエズス会)

・オベディエンツィア 村山兵衛(むらやま ひょうえ)(イエズス会)

・マキシミリアノ・コルベ 長崎壮(ながさき そう)(クラレチアン宣教会)

選任を受けた3名の祭壇奉仕者

・アシジのフランシスコ古郡忠夫(ふるごおりただお)(東京教区)

・使徒ヨハネ森一幸(もり かずゆき)(東京教区)

・アロイジオ大西 崇生(おおにし たかお)(イエズス会)

一粒会臨時総会

神学院に入学する3名の紹介

選任式のミサ後、関口会館地下のケルンホールで、2011年度、一粒会の臨時総会が行なわれた。総会の冒頭、岡田大司教が、委員の方々の奉仕に謝意を述べ、引き続いて幸田司教により、4月より日本カトリック神学院に入学する3名の新入生が紹介された。選任式での神学生の姿に引き続いて、日々の祈りと活動の実りを直接目にする機会となり、総会はなごやかな雰囲気に包まれた。

今回の総会は、一粒会会計を包括する東京教区一般会計の決算の数字が出るのが4月下旬で、「東京教区ニュース7月号」でそれが公表されることから臨時に開催された。定期総会の開催時期の春から秋への変更、そして召命祈願ミサを9月から世界召命祈願の日(復活節第4主日)に変更する2点が、承認された。今回の変更を受け、今年度の召命祈願ミサは5月15日に、定期総会は9月11日に開催される。

臨時総会は、会則の一部変更と今年度の予算案の承認、昨年度の活動報告と今年度の活動予定の説明を受け、散会した。

司祭の人事異動(第二次)

このたび東京教区で司祭人事異動(第2次)を以下のように決定しましたので、お知らせいたします。

就任は復活節第2主日(5月1日)です。皆様のご協力をお願いいたします。

2011年3月3日

東京大司教 ペトロ 岡田 武夫

司祭人事異動(氏名の右のカッコ内は現任務・所属)

小教区人事

・東金教会 主任司祭小沢茂師(東金教会協力)

・板橋教会 助任司祭アンドレア・レンボ師(ミラノ宣教会、新任)

修道会委託小教区

・吉祥寺教会 助任司祭パウロ・ヤン・チェンユアン師(新司祭)

・麹町教会 協力司祭福地幹夫師(京都教区)

・三軒茶屋教会主任・瀬田教会 担当司祭 湯澤民夫師(瀬田教会担当)

・三軒茶屋・瀬田教会協力司祭 庄司篤師 (瀬田教会協力)

・三軒茶屋・瀬田教会協力司祭 静一志師(六本木聖ヨゼフ修道院)

・三軒茶屋・瀬田教会協力司祭 内藤孝文師(札幌教区)

・三軒茶屋・瀬田教会協力司祭関口七郎師(札幌教区)

・三軒茶屋・瀬田教会協力司祭小西広志師(さいたま教区)

・田園調布教会協力司祭ザベリオ・イドヤガ師 (六本木聖ヨゼフ修道院)

・松原教会 主任司祭ルド・ゴーセンス師(大阪教区)

・松原教会 助任司祭オノレ・カブンディ師 (2010年10月より)

教区本部関係

・教区本部 協力助祭今井康雄師(教区本部助祭・大司教秘書)

その他

・東金教会主任を解くマルコ・アントニオ・マルティネス師 (東金・千葉寺主任兼務)

・札幌教区へ山谷篤師(三軒茶屋教会主任)

・六本木聖ヨゼフ修道院松本巌師(三軒茶屋教会助任)

・六本木聖ヨゼフ修道院濱田了師(板橋教会主任)

・横浜教区へ小高毅師(板橋教会助任)

・インドネシアへステファヌス・マンガ師(吉祥寺教会助任)

・大阪教区へアントニウス・ハルノコー 師(松原教会主任)

・大阪教区へアンドレ・コレーン師 (松原教会協力)

・上野毛修道院福田正範師(上野毛教会協力)

・宇治修道院今泉健師(上野毛教会協力)

・大阪教区へ近藤勉師(初台教会助任)

「主任司祭」は教区司教の権威のもとに、共同体の司牧を自己に委託されている小教区固有の司牧者である。(教会法519)

「小教区管理者」は、一時的に小教区の司牧責任を負う司祭ですが、主任司祭と同じ義務及び権利を有する。(教会法540)

「助任司祭」は主任司祭の協力者及び辛労分担者として、主任司祭と協議し合い、かつ力を合わせ、主任司祭の権威のもとに司牧的奉仕職に助力しなければならない。(教会法545)

「協力司祭」は主任司祭または教区本部から依頼された司牧的任務だけに協力する司祭です。

教皇ヨハネ・パウロ2世の列福にあたって

日本の教会の皆様とすべての善意の皆様

カトリック司教協議会会長 レオ池長潤大阪大司教

教皇ベネディクト16世は、本年1月14日、前教皇ヨハネ・パウロ2世(カロル・ヴォイティワ 1920年5月18日―2005年4月2日)の列福を認可しました。ヨハネ・パウロ2世の列福式は「神のいつくしみの主日」の本年5月1日、サンピエトロ広場で教皇ベネディクト16世の司式で行われます。

26年間を超える長い教皇職を通して、ヨハネ・パウロ2世は世界129ヶ国を歴訪し、世界の人々に福音に基づく平和を呼びかけました。第2バチカン公会議の精神に従にって、諸宗教対話とキリスト者の一致を推進しました。政治指導者にすべての人の人格の尊厳を尊重することをうむことなく訴えかけました。わたしたちは、こうして教会を第三千年期へと導いてくださったこの偉大な教皇がこれほど早く列福されることを心から喜びます。

幸いな偶然の一致により、今年はヨハネ・パウロ2世が歴史的な訪日を行って30周年にあたります。この機会に、教皇来日中のメッセージを読み直されることをお勧めします。

1981年2月23日から26日までの4日間に及ぶ教皇の日本滞在から、日本の教会はとくに3つの分野で深い影響を受けたといえます。

第1は平和への取り組みです。2月25日、広島平和祈念公園で教皇が述べた「平和アピール」を受けて、日本司教団は毎年8月に「カトリック平和旬間」を設けるなど、諸宗教者とも手を携(たずさ)え、積極的に平和の推進のために働くようになりました。

第2は福音宣教者としての意識の深まりです。教皇来日を機に、司教団は「日本のカトリック教会の基本方針と優先課題」(1984年)を発表し、教会の一人ひとりが救いのメッセージを伝える宣教者となることを決意しました。そして2回の「福音宣教推進全国会議(NICE)」(1987年、1993年)を開催しました。

第3は日本の殉教者の列福です。ペトロ岐部と187殉教者の列福申請運動は、教皇の呼びかけを受け、1981年、教皇来日直後に開かれた司教総会の決定により開始しました。そして2008年11月、188名の日本の殉教者が列福の恵みを得ました。殉教者たちは、わたしたちも現代にあって聖化への道を歩むよう招いています。

わたしたちは、ヨハネ・パウロ2世が日本の教会と社会に与えてくださった恵みにあらためて感謝するとともに、教皇の呼びかけに思いを新たにしてこたえなければならないと感じます。平和を実現すること。福音をのべ伝えること。殉教者と心を一つにしながら、「あなたがたも完全な者となりなさい」(マタイ5・48)という主イエスの呼びかけにこたえること――これらは、これからもつねにわたしたちが生きるべきキリスト者としての使命です。

おとめマリアとヨハネ・パウロ2世の執り成しを願いながら、わたしたちも教皇の模範に従ってキリストの道を歩めるよう、心から祈りたいと思います。

2011年2月23日

教皇ヨハネ・パウロ二世来日の日に

日本カトリック司教協議会会長

大阪大司教 レオ 池長 潤

司教協議会主催:教皇ヨハネ・パウロ二世列福感謝ミサ 2011/5/14(土)15:00~ 東京カテドラル聖マリア大聖堂関口教会にて

訃報 クラウス・ルーメル神父(イエズス会)

クラウス・ルーメル神父(イエズス会)

イエズス会司祭、クラウス・ルーメル神父が、3月1日(火)午後12時20分、急性肺炎のために帰天。享年94歳。

ルーメル神父は、1916年9月28日ドイツのケルン生まれ。1935年4月26日イエズス会入会。1937年2月来日。1945年7月1日司祭叙階。

1953年より1987年上智大学で教鞭。この間、東京大神学院院長、SJハウス院長、上智学院理事長、上智大学副学長などを兼務。1978年より2007年日本モンテッソーリ協会会長。2007年より同協会名誉会長。

東京教区にとっては、ケルン教区との関係において多大な働きを担ってくださった恩人である。東京教区とケルン教区の友好50周年記念誌「兄弟として」(2004年発行)の中に、白柳枢機卿の次のような言葉が残されている。「ケルンと東京の関係の間に入ったのはイエズス会なんです。特に、ビッター神父は非常に一生懸命やってくださいました。ビッター神父の後を継いでルーメル神父。ルーメル神父はケルン出身の人です。この2人の名前を是非記憶に残していただきたいですね」天国で白柳枢機卿と再会し、きっと天国から東京教区とケルン教区のために取りなしてくださるだろう。

第35回日本カトリック映画賞決定

「月あかりの下で」 ~ある定時制高校の記憶~

日本カトリックメディア協議会(SIGNIS JAPAN)は、2010年度のカトリック映画賞に、太田直子演出・グループ現代制作の「月あかりの下で~ある定時制高校の記憶~」(カラー115分)を決定したことを発表しました。「日本カトリック映画賞」は、前の年に日本国内で制作・公開された映画の中からカトリックの世界観と価値観にもっとも適(かな)う作品を選んで贈られるもので、今年で35回目を迎えます。

受賞作は、定時制高校のあるクラスの入学から卒業までの4年間と、彼らのその後を追った記録映画です。家庭や社会の歪(ゆが)みに傷ついた生徒たちが夜の学校に「居場所」を見つけ、やがてそこから生きていく希望と光を見出す過程が丹念に、愛情深く、徹底して彼らの「目線」に立って撮影されています。「人を自分の物差しで量るのではなく、寄り添うこと」の大切さと必要性、寄り添うことで初めて見えてくるその子の「輝き・いとしさ」が見事に描かれています。

「第35回 日本カトリック映画賞」の授賞式と上映会、太田直子監督の講演は、5月28日(土)午後1時から川崎市麻生区の川崎市アートセンター内アルテリオ小劇場で行なわれます。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第148号

「私は神に罪を犯した」  (サムエル記 12章13節)

「ダビデが預言者ナタンから自分が行った罪深い行為、ウリアの妻バト・シェバを得たいという望みを抱き、立場を利用してバト・シェバと関係を持ち、彼女が妊娠するとそれを隠すために画策し、うまく行かないと夫ウリアを前線に送り戦死させ、その妻を娶ったという行為をすべて言い当てられた時、ダビデは一言の言い訳もなく言います。『私は主に罪を犯した。』」

「相談員」をしていると、学校や職場の規則違反、社会ルールの違反、親しい関係での裏切り、更には刑事事件など、「過ち」と関わることが少なくありません。そこで感じるのは「いさぎよく過ちを認めることはなんと難しいことなのか」ということです。

DNA鑑定の結果を突きつけられても「絶対に自分の子ではない」と女性との関係さえ否定する男性。万引きの現場を抑えられても「誰かが私のバッグに入れた」と主張し、その犯行を認めない女性。物証、目撃者証言など、明らかな証拠を突きつけられても、なかなか「過ち」を認めない人、認めることのできない人は少なくありません。また、認めざるを得ない状況になっても「私が窃盗(せっとう)に関わったのは悪い友人に出会ったからだ。あの人さえいなければ私はこんなことをしなかった。私は悪くない」「夫が理解のない人だったから浮気した。こうするしかなかった」「経済的にゆとりがあれば私は無罪になれた。私は運がなかった」など、最後の最後まで「自分は悪くない」と主張し続ける相談者と向き合う時には、―You can take a horse to the water, but you can’t make him drink―どうにもならない無力さを感じる。

かく言う私も例外ではありません。仲間に不親切な言い方をした時には「忙しい時に話しかけるから」と責任を転嫁し、勘違いで人を責めた時には「誰にだって思い違いがある」と開き直り、困っている人に手を差し伸べない時には「私にはもっと優先すべきことがあるから仕方ない」と正当化する理屈を自分の中で作り上げます。一瞬一瞬、頭脳を駆使して「自分は悪くない」理由を作り上げ、自分で自分を納得させているのです。どうでもいい、小さなことにおいても、いさぎよく過ちを認めることはなんと難しいのでしょう。

刑事事件を起こし、拘留されていたマリオ君に初めて会ったのは数年前の冬、寒い拘置所の面会室の中でした。「もし、執行猶予判決が出たなら彼の面倒を見て欲しい」と弁護士さんに頼まれたものの、悪い仲間と享楽的な生活を続けたあげく、刑事事件を起こした面識のない青年を抱えることに不安を感じていた私は、気が乗らないまま弁護士さんに伴われて「とりあえず」面会に行ったのでした。簡単な自己紹介の後、「今、どんな気持ち?」という私の質問にマリオ君はしばらく沈黙した後、「僕が悪かったのです。何でこんな馬鹿なことをしてしまったのか、夢のようです。苦しいです。僕が悪かったのです。大人になりたくなかった、責任を取ることを考えたくなかった。」何の言い訳もなく、そんな話をしてくれました。拘留期間はすでに二ヶ月近くになっていたので、彼の金髪に染められた髪の根元は数センチ黒くなっていました。その色のコントラストが彼の気持ちの変化のように思えました。

言い訳することもなく、いさぎよく罪を認めたダビデに預言者ナタンは言います。「その主があなたの罪を取り除かれる。あなたは死の罰を免れる。」(サムエル記下12章13節)

「僕が悪かった」初対面の私に何の言い訳もせず、自分の過ちを語ってくれたマリオ君は、執行猶予判決を受け、社会復帰しました。仕事を探しに行ったハローワークで同じように仕事を探す年配者を見て「自分は仕事があったのに、馬鹿なことをして仕事をなくした。社会にはこんなに一生懸命働こうとしている人がいるのに」と涙を流し、親切な方々に受け入れてもらっては涙を流し、何度も何度も涙を流しました。今、マリオ君は、かつての友人たちと遠く離れた地方の町工場で働きながら元気に暮らしています。自分のいたらなさ、過ちをしっかり見つめる勇気を持った時にこそ、新たな道が開け 教えてくれた出来事でした。

「相談員」として業務に追われる日々ですが、この四旬節に改めて自分の行動を省み、過ちを認める恵みにあずかりたいと願っています。(大迫こずえ)

カリタスの家だより 連載 第31回

2011年 ボランティア講座のご案内

「キリスト教のボランティア精神」その実践活動がわたしたちのテーマです。「御心が行われますように」と天の父の御心にわたしたちの思いを重ねて、その思いを生きること、これが「神の国とその義を求める」ことであり、それがわたしたちの最優先課題です。

「平和」と「公平」と「誠実な関係」それが生み出されていくことが「御心」でした。この実現のために、「愛する力」「赦しの力」「共感する力」といういのちの力を天の父はイエス・キリストを通して与え続けてくださっています。このいのちの力をもって、兄弟姉妹として、互いのいのちに寄り添い、支え合っていく時、わたしたちの命は育まれます。「いのちに寄り添う」ボランティア活動の実践によって、互いに幸せに向って成長していくことができますように。ご一緒に学びあえるようご参加をお待ちしています。

(東京カリタスの家 常務理事 小宇佐敬二)

2010年 ボランティア講座を受講して

私はかねてからボランティア活動をしたいと思いながらも、専門的な知識も持たない自分が役に立てるだろうかという不安があり足踏み状態でいました。その矢先、ボランティア養成講座の充実したカリキュラム内容を知り、受講しました。養成講座のテーマは、自分の身の周りを見回した時にあるなと思うものが多く、現場で活躍されている先生から専門的な知識を織り交ぜながら実践的なお話を伺うことができました。講義の後のグループディスカッションでは、色々な方の体験や考えを通して改めて自分を見つめ直す機会にもなりました。講座を終え、何か専門的な知識を得たとは言えないかもしれませんが、カリタスの家の「みんなで支え合う」という精神に支えられて、まずは一歩を踏み出してみようという大きな勇気を得たのは確かです。いつも笑顔で迎えられる月に二回の講座は、人に受け入れてもらえる温かさを実感する貴重な時間でもあったと思います。 (黒沼宣子)

2011年ボランティア養成講座チラシ(画像をクリックしてください。PDFファイルが開きます。)

教区司祭紹介 第13回

十字架のヨハネ 井上洋治神父

1927年3月28日生まれ
1960年3月18日司祭叙階

子供の頃の思い出は

井上洋治神父(東京教区)

井上:父の勤務の関係で、育ったのは母の実家でした。今は相模原市になったと思うのですが。日本の田舎の風景そのものという所でした。特に明け方や夕方の風景は、自分の中の原風景として、強く記憶に残っています。

当時は、キリスト教とはまったく関係のない家庭でした。

信仰との出会いは

井上:信仰に出会う前に話しておかなければならないことがあります。私は青年期に生きる意味を求めて苦しんだのですよ。自分という存在は何なのか、自分は単なる原子のひとつに過ぎないのではないか、などという考えにとらわれていました。

そんな時に、母の実家の書棚で一冊の本に出会いました。アンリ・ベルグソンの「時間と自由」という本です。「時間と自由」というタイトルに惹かれ、読みました。

単純に要約すると、機械は部分が組み合わされて全体になっているけれど、生物、特に人間存在は、そうではないという主張に驚かされました。今までの悩みから解放されました。

リジューの聖テレジアとの出会い

井上:「時間と自由」との出会いによって、解放を味わい、さらにそれを進めるために東大の哲学科に入学しました。そんな時に姉が修道会に入会する騒ぎが起こったのです。父は大反対でした。私と兄は無責任に「姉がそれほどまでに考えてのことなのだから、やらせてみたら」などと言ったものですから、火に油を注ぐ結果となり、こちらにまで父の激怒が向けられてしまいました。

姉は、自分が一生をかけるものがどんなものかを知ってほしいと一冊の本を私にくれました。それがリジューの聖テレジアの自叙伝でした。その後、イエズス会のデュモリン神父のもとに勉強に通い、洗礼を受けました。テレジアを洗礼名としようと思ったのですが、女性の聖人だからと反対され、テレジアの尊敬する聖人、十字架の聖ヨハネの名前をいただきました。

リジューの聖テレジアの好きなところは

井上:テレジアの生きた時代は、1873年~1897年ですね。この時代に神様のことを、単純に、素朴に、的確に、正直に、実にわかりやすく表現していることですね。ひとつのエピソードがあります。修道院でテレジアが、父である神様のことを親しみを込めて「パパ」と表現したことがあったそうです。でも当時、神を「パパ」と呼ぶことはなかったので、他の修道女たちは、テレジアが間違ったと思って馬鹿にしたというのです。テレジアの「パパ」は、イエスの「アッバ」とまったく同じです。

「神様は恐ろしい方ではありません。私たちが先ではなく、まず神様が先に私たちを愛しているのですから、何の恐れもなく、まどろみましょう」何の恐れもなく神のもとでまどろむなんて、すばらしいよね。

昔、「幼きイエズスの聖テレジアの教訓と思い出」とか「幼きイエズスの聖テレジアの最後の言葉」なんていうテレジアの言葉を味わう小品があって、重宝したけど、今は絶版になっているね。再版されたらいいのに。

今味わう遠藤周作の言葉

井上:亡くなったけれど、友人の遠藤周作から聞いた言葉が心に残っています。彼は「人生と生活は違う。とかく人間は生活を考えがちだが、人生を考えることが必要だ」と言っていた。人生を考えるには、神様との関わりが必要です。若い人たちは、さかんに携帯メールなどというものをしているようですが、神様にも携帯メールをかけるような親密さを大切にしないとね。

今年84歳を迎えましたが、今までの84年間といつの日かやって来る終わりを見据えている毎日です。

「ペトロの家」での生活は

井上:最初は不安もありましたが、いろいろな司祭に助けられて落ち着いた生活になってきました。

近頃は「穴掘りモグラ」と称しています。「ペトロの家」に引きこもって、世間のことに疎くなって、ゲッセマネにおけるイエスのアッバへの祈りを黙想し、「何をお望みですか」と問い続けながら、お迎えを待つ日々です。

教えて神父さま-こんなこと聞いちゃっていいのかな?- 

今さら大きな声では聞けないし、 でも聞いてみたいことありませんか。

質問: ミサの福音朗読のはじめに、右手親指で「額の中心」、「口もと」「左心臓のある位置」の3箇所に十字を切ります。子どものころ、母親に「どういう意味があるの?」と尋ねたら、母は「この福音のみことばが、頭で理解できますように、口で人に伝えることができますように、心に深くしみこみますように、と祈りながら十字を切るのよ」と教えてくれ、以来そのように祈りながら、十字を切っています。周囲の方々の動作はさまざまです。母から教えられたことは間違いなのでしょうか。

回答: カトリック教会では、ミサが秩序正しく適切に行なわれるよう、ミサ典礼書に従ってその祭儀が行なわれることになっています。現在、日本の教会で用いている「ミサ典礼書」は、教皇庁から1975年3月27日に公布された「ローマ・ミサ典礼書」(ラテン語規範第二版)を翻訳し適応させ、日本の教会での試用のために1978年12月25日に出版されたものです。

このミサ典礼書のはじめの部分に、ミサを行なう際の種々の規定や説明をまとめた総則が掲載されています。その総則(95)に次のような規定がみられます。「司祭は朗読台で福音書を開き、『主は皆さんとともに』と唱える。それから『○○○による福音』と唱え、親指で福音書と自分の額、口、胸に十字架のしるしをする。…(日本では、福音書に十字架のしるしをしながら、『○○○による福音』と唱える。)」

これによると、ラテン語規範第二版(1975年)では、司祭は『○○○による福音』と唱え、「親指で福音書と自分の額、口、胸に十字架のしるしをする」となっている箇所が適応されて、日本語初版(1978年)では、司祭は「福音書に十字架のしるしをしながら、『○○○による福音』と唱える」という動作に変更されています。この福音朗読は、助祭が奉仕していれば司祭ではなく助祭の務めとされているために、助祭も同じ動作をすることになっています。しかし、ミサに参加している会衆の動作については、ラテン語規範第二版にも日本語初版にも、何の指示もみられませんでした。

歴史を紐解(ひもと)いてみると、ローマの典礼では、福音を読む司祭(助祭がいれば助祭)が親指で、額、口、胸にそれぞれ十字架のしるしをするのに合わせて、習慣的に会衆も同じようにする事例が11世紀にはみられたようです。この動作の意味について、ミサの研究で有名なJ・A・ユングマンという学者が「ミサールム・ソレムニア」(1:579-81)という本の中で、次のように説明しています。「信者が自分に十字架のしるしをすることの元々の意味は、聖なることばを正しく迎えるための守りと助けを祈ることにあった。これはやがて信仰告白的な意味で説明されるようになり、キリストがもたらし、福音書に保たれている神のことばに対して、開かれた額(頭)でこれを受け入れ、口で信仰を告白し、心でそれを忠実に保つという意志を表明するしるしとして解説されるようになった。」

ところで教皇庁は、2002年2月22日に「ローマ・ミサ典礼書」(ラテン語規範第三版)を公布しました。各国の教会は、現在、ラテン語規範第三版の自国語への翻訳と適応を行って、教皇庁の認証を得る作業に取り組んでいます。日本の教会でもその作業が進められていますが、このラテン語規範第三版の総則(134)に、次のような規定がみられます。「司祭は朗読台で福音書を開き、手を合わせ、『主は皆さんとともに』と唱える。会衆は『また司祭とともに』と答える。それから『○○○による福音』と唱え、親指で福音書と自分の額、口、胸に十字架のしるしをする。他のすべての者も同じようにする。」

日本の教会でも、将来、教皇庁の認証を得て、ラテン語規範第三版に基づく新しい日本語版「ミサ典礼書」が発行されるときには、総則(134)に明記された「他のすべての者も同じようにする」という規定に基づいて動作を整えていくことが検討されています。

注:今回の回答は、日本カトリック神学院の白浜満(しらはまみつる)神父にご協力いただきました。

お知らせ

日頃感じていて、 誰に聞いたら良いのかわからなかったり、 今さら聞くにはちょっとためらっている疑問や質問を募集します。 この際、 すっきりしてみませんか。

送付先

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局 教区ニュース編集部

FAX 03-3944-8511

E-mail :info@tokyo.catholic.jp

お知らせ

5月1日(日)より、主日のミサ時間が変更されます!(青梅・あきる野)

本年1月14日(金)に発令された、(宗)カトリック東京大司教区の司祭人事異動において、これまで、カトリックあきる野教会の主任司祭であった猪熊太郎神父が、同年5月1日(日)をもって、カトリック青梅教会の主任司祭も兼務することになりました。今後、長きにわたって、2つの教会の間を行き来しながら、同神父は、司牧活動を行うことになります。このため、あきる野教会と青梅教会では、以下のように、主日のミサ時間を変更することになりました。両教会のミサに参加なさる方々は、くれぐれも、ミサ時間をお間違えのなきよう、お願い致します。

あきる野教会・青梅教会

主任司祭:猪熊太郎

司牧評議会評議員一同

[5月~10月]→ 08:00 青梅 ・ 11:00 あきる野

[11月~4月] → 08:00 あきる野 ・ 11:00 青梅


あきる野教会が生まれ変わりました!

築後10年を経て、様々な箇所のリフォームが必要となっていたカトリックあきる野教会ですが、今年度の御復活を機に、外装・内装ともにリニューアルを終えました。これまで、長い間、御利用頂いていた皆様に感謝すると共に、まだ、あきる野教会の施設を知らず、利用したことのない方々のために、ここにお知らせする次第です。

⑴ 冷暖房設備を入れ替えたので、春や秋の研修会、夏のキャンプ、また、冬の黙想会など、時期を問わず、利用出来るようになりました。

⑵ 宿泊を伴う場合、宿泊のない場合など、御相談のうえ、様々なスケジュールに対応出来ます。

⑶ 申込みに関しては、まずは、以下の番号まで、電話・ファックスで御連絡下さい。申込方法などをお伝えすることになります。

連絡先:カトリックあきる野教会 TEL・FAX 042-596-1261

皆様のおいでをお待ちしております。

あきる野教会 主任司祭:猪熊太郎・司牧評議会評議員一同

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

どなたでも参加できる1日黙想会

5/28(土)10:00~16:00(受付9:30~)

コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院(〒182-0034 調布市下石原3-55-1 京王線調布駅。北口・南口から徒歩20分、タクシー5分 マルガリタ幼稚園と同じ敷地)

指導:幸田和生司教(東京教区補佐司教)

テーマ:マリアとともに

対象:男女年齢を問わず、どなたでも

会費:2,000円(お弁当代を含む)

定員:80名

申込み:5/21(土)まで Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163

主催:コングレガシオン・ド・ノートルダム アソシエート

ベタニアの集い(祈りと集いの2泊3日)

5/2(月)17:00~ 4(水)14:00

ベタニア修道女会聖ヨゼフ山の家で(栃木県那須町JR東北本線新白河まで送迎有)

対象:独身女性信徒(40代まで)

費用:5,000円

申込:聖ベルナデッタ修道院 〒165-0022 中野区江古田3-15-2 Tel/03-3991-3403 シスター竹原・菊池・國定 まで

いやしのためのミサ

4/10 5/8 6/12 (第2日曜)14:00~

聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)

司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)

問合せ:羽村Tel/03-3414-6940

ミサ詳細
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

小平師
http://tomkodaira.multiply.com/

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

4/16(土)15:00~祈り/16:00~ミサ(毎月第3土曜日)

援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)

どなたでも参加可

問合せ:Tel/03-3269-2405 (17:00まで)

e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)

エマヌエル共同体 祈りの集い

毎週金曜日19:00~20:30

真生会館で(JR信濃町駅)

問合せ Tel/03-3355-6816 e-mail:japan@emmanuel.info

主のもとに憩う祈りのひととき

4/20 5/18 6/15 7/20 9/21 10/19 11/16 12/21 (第3水曜日)19:30~20:30

マリア会 シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071千代田区富士見 1-2-43)

担当:清水一男神父

どなたでも参加可、途中参加可

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林

http://www.marianist.jp/

青年黙想会 神との親しさ

4/29(金)15:00~5/1(日)15:00

カルメル会聖テレジア修道院(黙想)で(東急大井町線上野毛駅下車)

対象:高校生以上の青年男女(35歳まで)

指導:福田正範神父・カルメル会士

参加費:一般 10,000円 学生 7,000円

定員:20名

申込:カルメル会聖テレジア修道院(黙想) 青年黙想会係

〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25

Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764 e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp

住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上、ハガキ・Fax・e-mail の何れかで、4/22 (金)まで(必着)

会社帰りの黙想・お昼の黙想

「会社帰りの黙想」第2・第4火曜日18:45~20:00

「お昼の黙想」第1・第3火曜日 10:40~11:55

麹町教会マリア聖堂(中聖堂)で (千代田区麹町6-5 Tel/03-3263-4584 JR/東京メトロ四谷駅からすぐ)

指導:クラウス・リーゼンフーバー神父

連絡先:〒102-8571 千代田区紀尾井町7-1 S.J.ハウス Tel/03-3238-5124 (直通),5111 (伝言)

「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京

4/2(土)14:30~15:30

四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで

内容:ロザリオ他の祈り

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)

Tel/090-1107-8250(菅原)入場自由、無料

ベス・ミリアム(ホームレス支援ボランティア活動)

会場、時間は随時変更があるため要問合せ。

内容:ホームレスの人々への炊き出し他 Tel/090-1107-8250(菅原)

聖霊による生活刷新セミナー 四谷祈りの集い

5/8~6/26(毎週日曜日)17:00~19:00(全8回)

サンパウロ書店6階で

参加費¥2,000

対象:受洗者で原則毎週参加できる方

申込:5/8(日)17:00に直接会場にて。

問合せ:聖霊による刷新事務所

Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504 e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/

聖霊による信仰刷新セミナー 初台祈りの集い

5/12~6/30(毎週木曜日)13:00~15:00

初台教会2階で

対象:受洗者で原則毎週参加できる方

参加費:2,000円(全8回分)、テキスト代500円、会場費献金(自由)

申込:会場受付にて

問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221 Fax/03-3468-8963(初台教会への問合せはご遠慮を)

現代に生きる信仰の集い

毎月第2・第4土曜日 14:00~16:00

上石神井イエズス会修道院会議室で(西武新宿線武蔵関駅徒歩8分)

内容:黙想・分かち合い・観想的なミサ (洗礼を受けていない方も歓迎)

問合せ:イシドロ・リバス神父 Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp

ファチマの初土

4/2、5/7(毎月第1土曜日)13:00~15:00

世田谷聖母幼稚園2階大聖堂で(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線 桜新駅町北口下車 徒歩8分)

司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)

内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美

持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ)

自由献金

静かに祈りたい方どなたでも

問合せ:Tel/042-525-4817 e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp新垣

講座・研修会

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

4/5 4/19 5/17(火)19:00~20:00

松原教会で(京王線・井の頭線明大前駅徒歩5分)

テーマ:「科学とキリスト」

講師:美田稔氏(テイヤール翻訳家)

教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」みすず書房 ある方は持参)

参加無料 申込不要

問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866竹田誠二

講座案内 (カルメル修道会)

以下共通 上野毛教会信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩約6分)

問合せ Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

担当:中川博道神父(カルメル修道会)

「カルメルの霊性に親しむ」

―カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探す―

朝のクラス(火曜日)5/17 6/14 7/12 10:30~12:00

夜のクラス(金曜日)5/20 6/17 7/15 19:15~20:45

どなたでも いつからでも参加可

「キリストとの親しさ」

―出会いの神学・キリストと出会った人々の姿を 聖書をとおしてたどる―

朝のクラス(火曜日)5/10 6/7 7/5 10:30~12:00 夜のクラス(金曜日)5/6 6/3 7/1 19:15~20:45

「キリスト教の基本を学ぶ」

―洗礼準備のため、またキリスト教の基本を学びなおすために―

5/13 5/27 6/10 6/24 7/8 7/22 (金)

朝のクラス 10:30~12:00

夜のクラス 19:30~21:00

CWC勉強会

以下共通 真生会館1階第1会議室で 会費:¥500/回

カルメルの霊性に親しむ

4/12 6/7(火)10:30~

講師:九里彰神父(カルメル会)

問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

4/11 5/9 6/13(月)10:30~

講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/ 048-864-2805斎木

カトリック学校フェア2011

6/5(日)9:30~16:30(予定)

上智大学四谷キャンパス12号館で

主催:カトリック学校フェア実行委員会

共催:上智大学 後援:関東地区カトリック学校小中高連盟

対象:カトリック学校(主に中学・高校)に関心を持つ方であれば、どなたでも

詳細
http://www.kokagakuen.ac.jp/catholic-schoolfair/2011

問合せ:開催事務局(晃華学園内) Tel/042-482-8952 担当:安東

キリスト教的視点に基づく講座“創造への道”

以下共通 白百合女子大学で(京王線仙川駅徒歩10分)

費用:通年(前期・後期) 6,400円 半期(前期のみ又は後期のみ) 3,200円 当日1回のみ 1,000円

受講資格:どなたでも

申込・受講料納入:当日会場受付にて

問合せ:白百合女子大学教務部資格課程課

Tel/03-3326-5762 
http://www.shirayuri.ac.jp

講師:星野正道(本学宗教科教授・司祭) 田畑邦治(本学宗教科教授)

7/2岡田武夫東京教区大司教 時間14:00~15:30

内容:年間テーマ『祈り-生ける神へのあこがれ』

前期

4/9(土) ルツ記による黙想 失うこと・変わること/講師:星野

5/14(土) イエスの祈り/講師:田畑

6/11(土) ルツ記による黙想 変えられること・年を重ねること/講師:星野

7/2(土)講演会:岡田武夫東京教区大司教

後期

10/15(土) 聖パウロの祈り/講師:田畑

11/19(土) ルツ記による黙想 自立する時/講師:星野

12/10(土) 聖フランチェスコの祈り/講師:田畑

2012/1/14(土) ルツ記による黙想 承認される時/講師:星野

キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座  2011年4月~7月期

(財) 真生会館学習センターで (JR信濃町駅右手へ1分 〒160-0016 新宿区信濃町33)

問合せ:Tel・Fax/03-3351-7123  e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp

申込:講座名・講師名・郵便番号・住所・氏名を記載した、はがき・電話・Fax・Eメールで上記まで (詳細は問合せを)

講座の詳細はこちらから 
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/gakushu/kouza/menu.html

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所

執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00

指導:泉富士男神父 (東京教区)

会費:¥500程度 申込不要4/5(火) 立川教会で 4/12(火)ビ・モンタント東京事務所で 4/15(金)高輪教会で 4/19(火)三軒茶屋教会で

聖書通読講話会

4/2(土) 「創世記」 第14回

泉富士男神父 (東京教区) 13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

パッチワーク・キルト同好会

4/14(木) 11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で

ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を

世話人:宮木 Tel/042-575-2335

シニアは語る

4/6 5/11 (水) 13:30~15:00

初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)

指導:吉山登神父 (レデンプトール会)

内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「現代カトリック者の信仰と生き方」)

世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

4/13(水) 10:30

西武新宿線小平駅改札口集合

行先:小平教会と都営小平霊園地域散策

世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

4/6 4/20(水) 13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)

水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

「土曜アカデミー2011」~霊性としてのキリスト教 Ⅰ~

聖書・キリスト教に関する基礎的な知識要。無料。

岐部ホール4F 404 で(麹町教会敷地内。JR東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)

土曜日 9:30~12:15

4/2導入~古代のストア派の信心と新約聖書の霊性

4/9 イグナティオス: 殉教によるキリストへの一致 (-110/117)

4/16テルトゥリアヌス/キュプリアヌス:(主の祈り 3世紀初頭)

講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー (上智大学名誉教授)

〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学内 S.J.ハウス

Tel/03-3238-5124(直通) 5111(伝言)

七十二人の集い(ひきこもり支援)

「岐部親の会」ひきこもりの親の会

毎週木曜日14:00~16:00、19:00~21:00

イエズス会岐部修道院3階集会室304で

申込不要

サイコドラマ

4/27~7/13までの第2・第4水曜日。全6回。13:30~16:00

イエズス会岐部修道院3階集会室で

対象:ひきこもり・不登校の親

定員:14人

指導:増野肇(ルーテル学院大学)

参加費:¥10,000(全6回)

申込:
72ninn@gmail.com

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

4/30 5/28 6/25 (土) 13:30~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)

講師:平田栄一 (風編集室)

参加費:¥1,000

テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫 525円)

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

南無アッバの集い・聖書の学び

4/2 5/21 6/11 (土) 13:30~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで(Tel/03-3261-0825JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)

講師:山根道公 井上洋治神父の言葉を通して聖書や祈りについて学び、分かちあう

参加費:¥1,000

※南無アッバのお札のお渡し有り

遠藤文学講座・『キリストの誕生』を読む

4/2 5/21 6/11 (土) 15:20~16:50

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)

講師:山根道公

参加費:¥2,000 (学生半額)

申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665 e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp

現代カトリック神学研究 -時代と格闘する神学者たちの思索への巡礼と対話

以下、いずれも木曜日18:00~20:00

幼きイエス会(ニコラ・バレ)で

講師:福田誠二神父(聖マリアンナ医科大学教授)

問合せ:Tel/045-911-8091
e-mail:tmorewada@nifty.com和田

4/14「カール・ラーナーの神学」

5/12「バーナード・ロナガンの神学」

6/9「ハンス・ウルス・フォン・バルタザールの神学」

7/14「ハンス・キュンクの神学」

10/13「カロル・ヴォイティワの神学」

11/10「ヨゼフ・ラッツィンガーの神学」

12/8「第二バチカン公会議以後の神学状況」

公開講演会 ~最近、あなた笑えてますか~

4/23(土) 講演会14:00~15:30 お茶の会15:30~16:30

ニコラ・バレ9階会議室で(JR四ツ谷駅麹町口左側)

講師:樋口強氏(いのちの落語家・作家)

参加費:一般1,500円、学生・障がいのある方と付き添いの方500円

事前申込み不要

主催・問合せ:東京・生と死を考える会

Tel/03-3357-5780 Fax/03-3357-5793(火・木 10:00~16:00) 
http://homepage2.nifty.com/tokyo_seitosi

信徒の月例会―イエスの運命と教会のキリスト信仰―

4/16(土)14:00~(16:00主日のミサ)

麹町教会アルペホールで

指導:岩島忠彦神父(イエズス会)

テーマ:敵対者との論争(「イエス・キリストの履歴」第12章)

申込不要

問合せTel/03-3263-4584

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション ―晩の祈りとオルガン音楽による瞑想―

4/8(金)19:00~19:45

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

オルガン演奏:ダミアン原田隆文修道士

入場無料

問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所Tel/03-3941-3029

主催:カトリック東京大司教区

J.S. バッハ「マタイ受難曲」 ~四旬節、聖週間の黙想に

4/10 (日)13:30 開演 (13:15より国井神父の話)

すみだトリフォニー大ホールで(JR錦糸町駅より徒歩3分)

指揮:高橋誠也 テノール/福音史家:アルブレヒト・ザック バス/イエス:小原浄二 ソプラノ:宮部小牧アルト:永島陽子 バス:青戸知 東京J.S.バッハ管弦楽団 東京J.S. バッハ合唱団・児童合唱団

全席指定 S 4,500円 A 3,500円 B 2,500円

申込:チケットぴあ、当団事務局:Tel・Fax/042-421-7242

バッハ作曲ヨハネ受難曲・第4稿

4/9(土)14:00開演

ウエスレアン・ホーリネス淀橋教会で(JR大久保駅徒歩1分 JR新大久保駅徒歩3分)

指揮:青木洋也

入場料:一般2,500円、学生1,000円(当日のみ 要学生証)

予約・問合せ:ヨハネス・カントーレス事務局

Tel/080-6767-2433 e-mail:johannes-cantores@ezweb.ne.jp

http://sound.jp/johannes-cantores/

チケット取扱い 東京文化会館チケットサービス

Tel/03-5685-0650 麹町教会案内所(四谷)

主催:ヨハネス・カントーレス

「VIVID」

★5月号(No.282)は、5月1(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月20日(日)

★6月号(No.283)は、6月5(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 4月24日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp