東京大司教区

カトリック上野教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

教会堂名

聖ベルナデッタ 

住所・連絡先

〒110-0004 東京都台東区下谷1-5-9 [Google地図]
電話:03-3844-4477  Fax:03-3844-5388
ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/~asakusa-ueno-catholic-church/ 

JR「鴬谷駅」南口より、徒歩6分。
JR「上野駅」入谷口(いりやぐち)より、徒歩8分。
東京メトロ日比谷線「入谷駅」1、2番出口より、徒歩8分。

主日のミサ

日曜日 10:00

※復活の主日、聖霊降臨の主日は日本語ミサとの合同ミサ12:00~ 

平日のミサ

木曜日 10:00

外国語のミサ

日曜日 13:30 中国語(イエズス会中国センターにて)

※復活の主日、聖霊降臨の主日は日本語ミサとの合同ミサ12:00~
 

主任司祭

フランシスコ・ザビエル 天本 昭好(あまもと あきよし)  ※浅草教会主任兼務

イエズス会中国センター担当

所長: ミカエル 井上 潔 S.J. (いのうえ きよし:イエズス会) 
協力: ロバート・ディーターズ S.J. (イエズス会)
協力: パウルス 山岡 三治 S.J. (やまおか さんじ:イエズス会)

創立年月日

1954年2月18日 

信徒数

820人(2019年12月31日現在)

宣教協力体

下町

教会学校

第4日曜日ミサ後

講座

入門講座

水曜日 19:00
木曜日 11:00
第2日曜日 12:00-13:00

福音講座 

第1日曜日 12:00-13:00

諸活動

上記ホームページを参考ください。

身障者設備

スロープ(または、バリア・フリー)

歴史

上野教会の生い立ち

1945年(昭和20年)3月、東京大空襲で 下町一帯は無残な焦土となって壊滅しました。
辛うじて焼け残った上野駅の地下道には、焼け出され食べる物もない人々、冷たいコンクリート通路には横たわった人々で風邪と汚臭に充ちていました。
たまたまこの惨状を見たヨゼフ・フロジャック師(パリ外国宣教会)は、ベタニア修道女会と聖母病院のシスター達で巡回診療班を 結成し病人の治療にあたりました。救援活動は足かけ3年続き、その数は2万数千人に達しました。
 
フロジャック師はその活動の拠点とするため現在の場所に土地を購入されました。そこにはバラックが数件建っておりました。シスター達はそのバラックを診療所、修道院、保育室としました。信徒は、これらの施設を利用した信徒達から増えていき、保育室を聖堂として上野教会の礎が築かれました。古い客車を貰い受けて改造した聖堂のときもありました。1950年(昭和25年)初代主任司祭エティエンヌ・デュレク師(パリ外国宣教会)が着任し、上野保育園が開設されました。日曜日には、保育園の園舎が聖堂になりミサが捧げられていました。そのころ上野教会は浅草教会の分教会でした。
 
上野教会は、聖ベルナデッタ を守護の聖人にいただきました。それは、当時の東京教区長シャンボン大司教様がルルド地方出身の方でしたし、東京には一つも聖ベルナデッタに捧げられた教会がなかったので、その名前を冠にいただいたのです。
1954年(昭和29年)に小教区として認可され、1955年(昭和30年)マルセル・ルドールズ師(パリ外国宣教会)が第3代主任司祭として着任されました。少しずつ戦後の状況も落ち着いて復興した頃、フロジャック師は診療所や保育園を立て直す計画を考えられていました。それに伴い、教会聖堂を建築することになり、上野教会信徒もいろいろな方法で建築資金の積み立てに力を入れていましたが、資金不足でした。ルドールズ師がフランス帰国の際に募金集めにフランスの教会をまわりました。その頃フランスではルルドのマリア様ご出現の百年祭を迎え盛大なお祝いをしていましたので、聖ベルナデッタ・上野教会にとって幸いでした。さらにまたカトリックの家庭向け雑誌に上野教会の現状の特集が掲載され、フランスの方々からの寄付が集まりました。そのおかげで、1961年(昭和36年)に聖堂は完成し、聖堂内の祭壇下にはフランスで寄付をしてくださった方々の名簿が納められています。
戦後の救援活動から始まった事業でしたが、その使命を終え1968年(昭和43年)に坂本病院閉鎖、1972年(昭和47年)上野保育園は閉園しました。そして、ベタニア修道女会は本部に戻ることになり、教会は1987年(昭和62年)に東京教区に譲渡、移管され、第4代主任司祭杉田栄次郎師が着任されました。
 
2001年(平成13年)イエズス会中国センターを共同体に迎え、2004年(平成16年)、教会は小教区設立50周年を迎えたのです。
 
パリ外国宣教会とベタニア修道女会の援助によって、廃墟の中から生まれた小さく貧しい教会であった上野教会ですが、これからは下町の拠点として、現在の飢え渇く多くの人々の為、福音を述べ伝え、救済の援助協力を下町宣教協力体と共に歩み続けていくことが、これからの上野教会が目指す姿だと思います。

現状

現在の上野教会(2010年)

イエズス会中国センターを共同体として 、主日のミサは日本語(10:00)、中国語(13:30)、と2回行い、また復活祭、聖霊降臨祭、降誕祭の大祝日には合同ミサ(12:00)を 、被昇天祭合同ミサ(19:00)を行っています。下町宣教協力体の浅草教会、本所教会と合同堅信式、説教壇の交替、待降節・四旬節の合同回心式、また親睦の為に卓球大会、ダンス大会など交流を深めています。日曜日 と平日の夕方には教会施設の集会室を、色々な悩みを抱えている外部団体に提供協力をしています。
 

信徒会組織

司牧評議会(司牧評議会会長、司牧評議会副会長、書記、財務)

・典礼部     :祭壇奉仕、聖歌隊、香部屋、聖堂案内等
・営繕部     :教会建物内外の管理、補修保全
・管理部     :教会施設を使用する外部団体との契約、交渉、庭園管理等
・教会学校部   :初聖体の準備、夏季合宿、クリスマス会等
・広報部     :ホームページ作成、更新、教会報『うぐいす』発行等
・生涯学習部   :講演会、福音講座、信徒祭等
・福祉部     :毎週ミサ後の喫茶、山谷での奉仕、病院のおしり拭き布切り、円ブリオ基金
・墓地管理部   :五日市霊園への墓参、共同墓地の管理等
 

特別部会

婦人会、レジオ・マリエ、一粒会
 
入部、入会につきましては、主日のミサ(日曜日)の案内係(聖堂入口におります)に、担当者をお尋ねください。