福音的使命を生きる ―新しい一歩のための提案― 東京教区 再編成プロジェクトチーム

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2002年6月29日
カトリック東京大司教区
再編成プロジェクトチーム

発行 カトリック東京大司教区事務局
〒112-0014 東京都文京区関口 3-16-15
Tel. 03-3943-2301 Fax. 03-3944-8511

  

 

目次

 

資料

 


 

「福音的使命を生きる」への序文

昨年6月25日、大司教メッセージ『新しい一歩』をお送りしてから一年たちました。この間、多くの方々が誠実にこの呼びかけに答えてくださいました。厚く御礼申し上げます。皆さんからの応答はわたくしの導き、支えであり励ましです。

このたび再編成プロジェクトチームから「福音的使命を生きる-新しい一歩のための提案-」が発表されます。是非ともこの提案をしっかり受け止めその内容をじっくりと検討してください。この文書の中では「聖堂共同体・宣教協力体」の構想が提示されており、宣教協力体編成案が添付されています。これは案であり修正の可能性を残しています。皆さんのご意見をお寄せください。さらなる検討を経て最終的には教区司教の責任においてわたくしが編成案を確定します。確定した宣教協力体編成案に従って2003年4月より、第一段階として宣教協力体が発足することになります。

但し第一段階での編成は固定的ではなく、変更の可能性のある試行的な組み合わせです。

第一段階を経て第二段階へ進めるときに宣教協力体を構成する聖堂共同体が確定されます。

なお昨年『新しい一歩』を発表した後で「教区集会」を召集しました。ことしも10月27日(日)に教区集会を開催し、できるだけ多くの方々と一堂に会して、この課題を分かち合い、「福音的使命を生きる」の提案をよりよいものにしたいと考えています。

教会は常に新しく生まれ変わらなければなりません。その際帰るべきところ・原点はイエス・キリストです。

イエスは苦しみ悩み虐げられ踏みつけにされた人々を大切にされました。福音をのべ伝えるために赴いたのはまず貧しい人々のところです。イエスはこの人々の友となりともに歩みました。教会の使命はこのキリストの使命を生きることです。

救いを求める声は今の日本社会、そしてこの首都圏に満ちています。わたしたちの教会はその声にどう応えているでしょうか。内輪の問題に忙殺されて人々の声には耳をふさいではいないでしょうか。現代の人々はどんな問題をもっているのか、どんな苦しみ悲しみを抱えているのか。そこにもっと大きな関心を持つべきです。

皆さん、イエスのことばと聖霊の導きに信頼してともに歩んでまいりましょう。イエスは言われました。「勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ16:33)。「わたしは世の終わりまでいつもあなた方とともにいる」(マタイ28:20)。

主に信頼して祈りましょう。

「どうか主よ、わたしたちひとり一人に聖霊を遣わし、東京教区の刷新のための知恵と理解、判断と勇気、神を知る恵み、神を愛し敬う心をお与え下さい」。

 

2002年6月29日
東京大司教 ペトロ 岡田 武夫

 


 

福音的使命を生きる
―新しい一歩のための提案―
東京教区 再編成プロジェクトチーム

昨年2001年6月25日、岡田大司教のメッセージ『新しい一歩-21世紀の福音宣教にむけての小教区再編成』が発表されました。これについて、それぞれの教会やグループで話し合っていただき、12月には地域協力体ごとに意見をまとめたものを提出していただきました。大司教と司祭のプロジェクトチームはこの意見を拝読して、多くの信徒・修道者の方々、多くの教会がこの問題を真剣に受け止め、前向きに考えようとしてくださっていると感じました。しかし、まだまだ改革の意図が伝わっていなかったり、不安や疑問を感じている方が多いことも痛感しています。

プロジェクトチームでは、これらの反応を受け止めながら、改革の意図と具体案を明示しようと準備してきました。

 

I. 改革の意図・目的について

(1)改革の目的は「福音的使命を生きる」こと

小教区再編成とそれに伴う教区の改革が目指しているものは、一言でいえば「宣教の活性化」ということです。『新しい一歩』の中では、III-3の中で「宣教する共同体、弱い立場の人々の救いとなる共同体として教会が刷新されるためには、小教区のあり方を根本的に見直すことが不可欠です」と述べられています。

ここでいう宣教は、「聖書のメッセージを伝え、キリストを知らない人にキリストを教え、洗礼を授ける」ということだけでなく、復活されたイエスによって派遣された教会の使命を生きるということです。教会の文書では多くの場合、英語のミッションmissionの訳語として「宣教」ということばが使われていますが、元のラテン語のミッシオmissioは「派遣」の意味です。新約聖書はこの派遣(ミッション、宣教)を示すのにさまざまな表現を使っています。ことばと生き方を通してキリストの証人になること(使徒言行録1:7-8参照)、2000年前に御父から派遣された方としてイエスが地上で果たした使命を継続すること(ヨハネ20:21-23参照)が「派遣」の内容であると言ってもいいのです。

本文書の中では、「復活されたイエスによって派遣された教会の使命、2000年前のパレスチナで御父から派遣された方として生きたイエスの使命を今の時代、今の社会の中で継続する教会の使命」を表すことばとして「福音的使命」ということばを使うことにしました。

イエスがことばと行動によって、当時の救いに飢え渇く人々に神への信頼と希望を呼び覚ましていったように、わたしたちの教会が、今を生きる人々にとって救いと希望のしるしになるということ、この「福音的使命を生きる」ことがわたしたち東京教区の教会の改革の目標なのです。 

 

 

(2)「福音的使命感」の危機

その背景にはもちろん、わたしたちの教会が福音的使命を生きることを見失っているのではないか、という問いかけがあります。

教会の歴史が教えるように、教会は福音的使命を見失ったときに腐敗し、堕落します。教会がいつのまにか守りの姿勢になり、人々の救いのために働く道具としての生き方を見失ってしまうとすれば、金銭や欲望の支配する傾向が生じるのは当然かもしれません。現代のカトリック教会にもさまざまなスキャンダル(金銭的、性的、その他)がありますが、それは決して、一部の司祭・修道者の問題だと言って済ませることのできるようなことではありません。問題の背景にはやはり教会全体の「福音的使命感の危機」があることを指摘せざるを得ないでしょう。

現代世界、特に消費主義的な傾向の強い社会の中で、多くの人は膨大な量の情報や物質的欲望に振り回され、自分自身の中にある貧しさ(救いへの飢え渇き)を見つめようとしません。経済的な繁栄(あるいは不況)の中で、何が人間の本当の問題なのか、イエスの福音がその問題にどんな光を与えてくれるのかは、非常に見えにくくなっています。その結果、司祭も修道者も信徒も、生き生きとした使命感(センス・オブ・ミッション)を見失いかけていると言わざるを得ないのではないでしょうか。

 

(3)若者をひきつけない教会

日本の教会の現実としてもっとも分かりやすく目につく問題は「若い人が少ない」ということです。もちろん例外もありますが、全体的に見て、司祭だけでなく信徒も高齢化していることはだれの目にも明らかです。この現実を直視するならば、組織としての教会の将来には悲観せざるをえません。

だからもっと若者をターゲットにしたイベントを行おう、とか、召命促進のための運動に力を入れよう、という考えもありますが、わたしたちプロジェクトチームはそのようなことが解決策になると考えることはできませんでした。根本にある問題は、教会が若い人にとって魅力のないものになっている、ということです。そして、その理由は、この社会を生きる人にとって教会の存在意義が見えにくくなっているということなのです。別の言葉で言えば、今この時代のこの社会の中で、教会が「救いのしるし、救いの道具」になっていないということです。もし教会が本当の意味で救いのしるしになっているのであれば、そこに自分の人生を賭けようという若者は決して少なくないはずだ、とわたしたちは信じています。

 

(4)意識と制度の改革の必要性

教会の再生のために、信仰理解や霊性の刷新、意識改革が必要なことは言うまでもありません。それは第二バチカン公会議からナイス(福音宣教推進全国会議)を経て今日にいたるまで、ずっと強調され、さまざまな場で、さまざまな仕方で試みられてきたことです。多くの信徒・修道者・司祭は、現代社会におけるキリスト者としての福音的使命を見いだし、それを生き生きと示してきました。しかし、それが教会全体のものになっていないのも事実です。

そこには、制度・組織上の大きな制約があったといわざるをえません。教会というものをあまりにも小教区中心に考えてきたこれまでのカトリック教会の制度・組織のあり方を見直さざるをえない時が来ているのです。

  

(5)小教区の守りの姿勢を乗り越える

小教区は、もっとも身近なキリスト信者の共同体であり、典礼と要理教育をとおして、人々が信仰を生き、世代から世代へと信仰を伝承していく場でした。わたしたちの信仰生活の上で実に大きな役割を担ってきた制度です。

しかし他方、小教区が社会の変化や人々のニーズ(救いへの飢え渇き)の変化に的確に対応できてきたとは言えません。そこではどうしても「内向きの、守りの姿勢」が強くなってしまうのです。

問題点として次のようなことが挙げられます。

1.司祭は派遣された教会で自分自身としても、教会としても精一杯福音的使命を生きようと努力する。だが、多くの試みは一代限りで、次に来た司祭には継承されない。その結果、継続的な宣教ビジョンがもてない。結局は、小教区を無難にやっていればいい、ということになり、司祭の使命感が削がれていってしまう傾向が強い。

2.信徒の教会とのつながりは、司祭との個人的なつながりが中心で、司祭に依存しすぎている。教会の中で信徒が与えられた賜物(カリスマ)を生かす場も少ないし、信徒同士が支え合う体制も不十分である。その結果、多くの信徒は教会に参加意識を持てない。また社会で信仰者として精一杯生きている信徒を評価し励ます雰囲気にも欠けていて、教会に来る信者だけが「よい信者」ということになってしまう。

3.司教は、小教区に司祭を派遣することを常に最優先させなければならず、このことがもっと大きな数々の問題への取り組みを困難にしている(『新しい一歩』II-1~6参照)。

4.以上のことの結果として、信徒も司祭も自分の小教区(司教にとってはすべての小教区)をいかに維持していくか、というところに落ち込んでしまう。

このような問題は、これまで教会というものをあまりにも既存の小教区を中心に考えてきたことの結果であると言わざるをえません。確かに小教区のような信仰共同体はわたしたちの信仰生活にとって不可欠です。しかし、これまでどおりの仕方でそれを維持していこうとすればどうにもならない限界に行き当たってしまうのも明らかなのです。そこで、このような「小教区の守りの姿勢」を乗り越えることがどうしても必要になるわけです。

 

 

II. 改革の内容

どのようにして小教区中心の発想を乗り越え、福音的使命を生きる教会として刷新していこうとするのか、プロジェクトチームでは、『新しい一歩』で岡田大司教が示した構想に基づき、より具体的な提案をしたいと思います。

この改革は、(A)小教区の再編成、と(B)教区としての働きの強化、という二つの側面があります。また、(A)の再編成は二つの段階を経て進められます。

 

 

(A) 小教区の再編成

【第一段階】宣教協力体の発足

2003年4月の復活祭後、宣教協力体をスタートさせます。原則的に3~4ぐらいの教会が一つのグループになりますが、その単位で福音的使命を生きることが課題なので「宣教協力体」と呼ぶことにします。一方、これまでの小教区は、聖堂を中心とする共同体という意味で「聖堂共同体」と呼びます。宣教協力体がこれまでの地域協力体よりも小さい単位になっているのは、より協力しやすくするためです。これまでは、あくまでもそれぞれの小教区が独立していて、地域協力体での協力といってもごく限られた範囲でしかありませんでした。地域協力体によっては、定期的な集まりさえなかったところもあります。これに対して宣教協力体は、いくつかの聖堂共同体の司祭・信徒・修道者が集まって、一緒に福音的使命を見つめていこうとするものです。

図で示せば次のようになります(なお、この図では単純化するために現在の地域協力体のことは省きました)。

 

ポイントとしては次のことがあります。

 

(1)今の小教区を組み合わせ、新たな宣教協力体を作ります。

宣教協力体の課題は、それぞれの地域での人々のニーズを見つめ、その中で「福音的 使命」を見いだし、それを生きることす。

 

(2)当面は各教会に主任司祭が置かれますが、宣教協力体の司祭チームは定期的に集まりを持ち、その中の一人が世話役司祭になります。この世話役司祭が連絡と調整の責任を持ちます。当然、教区長としては可能な限り、この司祭チームを前提とした司祭の派遣を行うことになります。

 

(3)宣教協力体ごとに「宣教協力体協議会(仮称)」を設けます。宣教協力体協議会は、司祭団と各聖堂共同体の信徒・地域内の修道者の代表によって構成されます。各聖堂共同体の委員会と宣教協力体の委員会は、性格が異なります。宣教協力体協議会では建物の維持管理や親睦行事よりも、教会の福音的使命に関する取り組みについて協議されます。

教会の福音的使命は、次の三つの側面から考えると分かりやすいでしょう。

(a)福音のメッセージを伝える。

(b)ともに賛美と感謝をささげる。

(c)互いに助け合い、まわりの人を助ける。

この三つのことをとおして、教会は神の愛の目に見えるしるしとなろうとするのです。より具体的にいえば、以下のようなことが宣教協力体の課題になるでしょう。

 

  1. 信徒と司祭が一緒に、それぞれの地域での人々のニーズと福音的使命を考える。
  2. 入門講座や聖書講座、さらにミサなどの時間や場所を調整し、人々のニーズにこたえやすくする。黙想会などを共同で企画する。
  3. 宣教協力を進めていく中で、それぞれの聖堂の特色を生かす工夫をする。
  4. 長期的な視野で、宣教の拠点となる場所や建物の問題を考える。
  5. 司祭が病気や長期休暇で不在の時や、司祭が足りなくなって、ある聖堂共同体のミサや葬儀などに支障をきたした場合など、宣教協力体内で助け合う。

 

(4)宣教協力体の組み合わせは固定的ではありません。第一段階はある意味で試行期間であり、宣教協力体の実践をとおして、よりよい組み合わせを見いだせば変更もありえるでしょう。

 

(5)この宣教協力体での協力の推進は、より大きな協力関係、つまり宣教協力体同士の協 力やこれまでの地域協力体規模での協力体制を否定するものではありません。ただし、これまでの地域協力体はいったん解散することになります。必要に応じて新たな協力関係を作ることができます。

 

(6)宣教協力体という考えは、これまでの聖堂共同体での人と人のつながりを軽視しようというものではありません。むしろ、聖堂共同体・宣教協力体の基礎にもっと小さな単位で信徒と信徒がつながり、支え合う場を育てる必要があります。「司祭がいなければ始まらない」ような集まりではなく、信徒同士が地域や、活動や、共通の問題・関心事によって集い、共に信仰の道を歩んでいく力を得られるような仲間づくりです。そのような仲間は聖堂共同体の枠を超えて考えたほうが作りやすい場合もあります。

これらの小グループのための奉仕者、あるいは信徒リーダーを育てる必要があります。

 

(7)宣教協力体の活動が始まるのに伴い、経済的な問題も起こります。後に詳しく述べますが、まず、小教区で働く司祭の生活費をその小教区が負担するという現状に手をつける必要があります。原則は、教区長の下で小教区やそれ以外の教区の活動のために働く司祭(教区・修道会・宣教会の司祭)の生活を東京教区の教会全体(信徒全体)で支えるということです。

 

★意識改革の必要性

この改革は表面的には制度の改革ですが、それに伴う意識の改革も重要です。意識改革なしには十分な成果はありえません。

まず、司祭には「他の司祭や信徒と協力して働くという意識」を持つ必要がありますし、「信徒と話し合いながら、物事を決めていくという意識」を持つことも必要です。すべての権限と責任を一人で背負っていたような伝統的な主任司祭像の転換が迫られます。

また、信徒には「教会の本質的な活動に自分が参加しているという意識」が必要になります。受け身で司祭に頼るだけでなく、信徒同士が支えあい、キリストの証人となることが求められます。一人一人の信徒に与えられた賜物(カリスマ)を生かす場は、教会の中にも外にももっとあるはずです。さまざまな活動・生き方をとおして信徒一人一人が教会の福音的使命に参加しているという意識が大切です。

 

★修道会への参加の呼びかけ

東京教区には男子修道会が担当する教会が多くあります。中でも修道会の本部があったり、東京における拠点であったりして、規模が大きく、自己完結しているように見える教会も少なくありません。それはもちろん、地理的な便利さや設備の整っていることに加え、司祭の人材を重点的に投入してきたことにもよるでしょう。このような男子修道会担当の教会の働きには、これまで大きな成果がありました。

しかし、時代や状況の変化を感じながら、東京教区の方針を理解し、この流れに参加していただきたいと考えます。

 

★修道会・カトリック施設などとの連携、協力

教会の福音的使命は、聖堂共同体・宣教協力体や教区としての働きだけで果たされるも

のではありません。男女修道会やカトリック学校・施設・活動団体は、これまでも教会の使命を担う重要な働きをしてきました。ここにも後継者不足という共通の深刻な問題がありますが、だからこそ、これまで以上に教区や宣教協力体と連携をとり、協力し合っていくことが必要になります。ここでは協力の進め方についての具体的な提案はできませんが、宣教協力体という場で、修道院や学校、施設との連携を強めていくことが大切になるでしょう。どのような協力が可能かを考える参考として、○ページ以下に、それぞれの宣教協力体・聖堂共同体内にある修道院や施設の表が載せてあります。

 

★宣教協力体の編成について

○ページに宣教協力体の編成についての案が載せられています。

この案は、2001年12月に出された各地域協力体からの意見や、司祭の集まりでの話し合いを基にプロジェクトチームがまとめたものです。小教区間の協力のしやすさを第一に考えていますので、現在の地域協力体を超えて、公共交通機関などに配慮した組み合わせになっているところがあります。

各地域の皆様の意見をうかがい、修正を加え、2003年4月以降、この宣教協力体でスタートしたいと考えています。

 

【第二段階】宣教協力体が一つの小教区に

 この宣教協力体での実践を踏まえて、次の段階では宣教協力体が一つの小教区になっていきます。これはすべての宣教協力体が一斉にというのではなく、準備の整ったところから、あるいは差し迫った必要のあるところから順次移行していきます。

小教区とは、司教から派遣された一人の主任司祭が指導(世話)する教会法上の単位です。宣教協力体の単位を「小教区」とする意図は、小教区の規模を大きくしたいということではありませんし、単に事務の効率化をはかるためでもありません。司祭と信徒・修道者がチームで働く体制を作ること、そして司祭それぞれの特性をいかした働きを可能にすることです。今の聖堂共同体を大切にしながらも、より積極的に「福音的使命を生きる」体制に転換することが目的なのです。

図に示せば、次のようになります。

      

この段階では、次のようなことがポイントです。

(1)一人の司祭が主任司祭として宣教協力体全体を見ることにし、他の司祭は協働司祭として働くようになります(単なる協力司祭というより、もっと積極的に司祭チームの一員として働く司祭の意味で仮に「協働司祭」と呼びます)。そして、司祭・助祭・信徒・修道者からなる宣教司牧チームが中心となって、それぞれの宣教協力体の福音的使命を果たしていくことになります。

 

(2)現状では多くの司祭が教会の主任司祭として働いているため、司祭が小教区以外の場で福音的使命に力を注ぐことは困難です。小教区の数が減るということは、多くの司祭を主任司祭という立場から解放し、司祭それぞれの資質を生かした働きを可能にします。以下の(B)で述べる「教区としての働き」にたずさわる司祭が、同時にある宣教協力体の協働司祭であってもいいわけですし、それ以外にも、協働司祭として働く司祭が、特定の問題を抱えた人や特別な活動のためにより専門的に働く可能性も開けるでしょう。

 

(3)宣教協力体ごとに「経済問題評議会」「宣教司牧評議会」を設けます。

経済問題評議会・宣教司牧評議会とは、小教区の運営に信徒が参加するために教会法で規定されている機関です。議決機関ではありませんが、このような評議会は、信徒の意見や能力を生かし、司祭と信徒が共同責任を担うことを目指しているのです。教会法では、各小教区に経済問題評議会が設置されなければならないことになっています。また、宣教司牧評議会は教区長が司祭評議会にはかった上で、その設置を決めることになっています(教会法536-537条参照)。

なお、教会法の用語では「宣教司牧評議会」ではなく「司牧評議会」となっていますが、それは小教区の重要な活動を二つの面に分けて「経済問題」と「司牧」と呼んでいるのです。日本の状況では、いわゆる「司牧」だけでは狭いので、ここでは「宣教司牧評議会」としました。今後さらに適切な名称が考えられるべきでしょう。

 

(4)一つの小教区として会計や事務のシステムがどうあるべきかについて、考えていく必要もあります。

 

(B) 教区としての働きの強化

 

司教を中心として一つに集まっている「教区」というものは、単なる教会行政上の区分ではなく、多くの小教区の集合体でもありません。

「教区とは、司祭団の協力のもとに牧するよう司教に委託された神の民の一部分である。こうして自分の牧者に結ばれ、その牧者によって福音と聖体を通して聖霊において集められた教区は、部分教会を構成する。この中に、一、聖、公、使徒継承のキリストの教会が真に現存し、働いている」(第二バチカン公会議『教会における司教の司牧任務に関する教令』11)

わたしたち日本の教会は小さな教会ですが、「キリストの教会」として救いに飢え渇く人々の叫びに答えようとしています。それぞれの聖堂共同体や宣教協力体ではできないことでも教区全体で皆の力を合わせれば可能になることがあります。このため、教区という単位で、福音的使命を生きることが重要なのです。

教会に求められている働きは、数え上げればきりがありません。『新しい一歩』IV-2には教区として取り組むべき課題が八項目が挙げられていますが、どれも大切なことばかりです。しかし、すべてのことに同時に取り組むことには無理があり、かえってすべてが中途半端になりかねません。そこで、プロジェクトチームでは、東京教区が教区としてまず取り組まなければならない優先課題を三つに絞り込みました。

 

(1)教会の福音的使命にたずさわる信徒の養成

(2)外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート

(3)心の病や心の傷を負った人々へのサポート

 

この三つは、わたしたちにとって身近な問題であり、同時に小教区や個々の司祭では十分な対応ができないことがらです。これらの課題に教区として取り組むということは、決して司祭だけでできることではありません。信徒・修道者のスタッフや専門家との連携が必要ですが、同時にやはり、教区は司祭の人材をこれらのことのために十分に配置する必要があります。また、教区が教区としての活動を強化していくためには、教区本部で働く司祭スタッフの充実も不可欠です。さらに日本の他の教区に比べて比較的司祭数の多い東京教区に対して神学院や日本の教会全体への貢献が求められていることを考えれば、今の司祭の人員ではどうにもなりません。

「小教区の再編成」と「教区としての働きの強化」は密接につながっています。限られた司祭の人材の中で教区としての働きを推進していくためには、先に述べた小教区再編成の「第二段階」(主任司祭の数を減らし、協働司祭をしながら他の活動にも打ち込むことのできる司祭を作ること)の実現がどうしても必要なのです。

 

★三つの課題についての解説

 

(1)教会の福音的使命にたずさわる信徒の養成

現状の小教区は、あまりにも司祭に依存しています。信徒ができること、しなければならないことはたくさんあるはずです。それは財務管理や建物管理だけではなく、教会の福音的使命そのものに関わる部分についてです。大人から子供までを対象としたカテキズムや典礼の奉仕者(集会司式者や聖体奉仕者を含む)。病床訪問をしたり、孤独な人や苦しむ人々のために働く人。また、小さなグループで生活と信仰の支え合いをするための奉仕者あるいはリーダー。これらのことのために必要なのは確かな人選と適切な養成です。

この養成は宣教協力体の中で行う部分が大きいと考えられますが、東京教区としての指針を作成することが必要ですし、教区全体で行うべきこともあると思われます。

 

(2)外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート

これについてはすでにカトリック東京国際センター(CTIC)が活動しており、教区としての対応が始まっています。この活動を教区の活動として継続していくことは重要です。

一方で、かなり多くの教会で外国語のミサが行われ、外国人の共同体が存在しています。外国語ミサの多くは、たまたまその教会に外国語のできる司祭がいたので始まったものや、必要性を感じた教会がその言語のできる司祭を探してきて招くというところから始まったものです。そのため、司祭の交替に伴い、継続性に問題が生じることもありました。これでは、本当の意味で、日本に来ている多くの外国人の霊的ニーズにこたえる態勢であるとは言えません。

東京教会管区で作成した『多国籍化する日本の教会の信徒司牧ガイドライン』(1998年)には外国人司牧の「拠点教会」ということが言われています。教区・地区として司祭の配置を考慮し、外国人司牧に継続性を持たせるというのがその意図です。東京教区でも、外国語による典礼・司牧サービスを継続的に提供していく必要があると考えられます。そのため、20程度の聖堂共同体を拠点教会とし、そこに外国人司牧専従の司祭を置く態勢を、教区として作っていく必要があります。

 

(3) 心の病や心の傷を負った人々へのサポート

どの教会にも精神的な病や心の問題を抱えた人がいます。ストレスの多い現代の社会状況の中で心を病む人は増えていると言われますが、カトリック信者も例外ではありません。また、教会の中ではなかなか語られないことですが、家族に精神障害者を抱えて苦労している人も少なくありません。

さらに最近では、犯罪や災害などで心に傷を負った人々、また夫からの暴力(ドメスティック・バイオレンス)を受けた女性や親から虐待を受けた子どもたちの心の傷(トラウマ)の問題も大きな問題になっています。

教会はこれまで、そのような問題をとかく医者任せにしてきた面があります。もちろん、精神医学の素人が善意だけで関わっても、かえって悪い結果になることもあります。多くの部分を精神科医療に任せなくてはならないのは当然です。

しかし、教会がこの人々に対してできること、すべきこともあるはずです。なぜなら、

(a)精神科の治療薬は近年急速に進歩し、長期入院を必要とする患者は少なくなった。しかし、社会には受け入れ態勢がほとんどないので、彼らの生活は困難を生じ、状態が再び悪化してしまう例も少なくない。社会的なサポートが必要であるが、利害を抜きにしてその人々を受け入れるような場は教会以外になかなか見当たらないのが現状である。

(b)精神科受診については、まだ心理的な抵抗がある人も多く、一般の人は精神科についての情報をほとんど持っていないのが普通である。そのような状況の中で途方にくれている家族が多い。精神的な危機の時に相談できる適当な公的機関もほとんどない。受け入れる姿勢を持つならば、教会に相談が持ち込まれる例は非常に多い。

(c)福音書によれば、イエス・キリストはまさにこのような心の問題を抱えていた人々を相手にしていたのではなかったか。また、ドメスティック・バイオレンスや子どもの虐待の問題は、人権の問題と密接に関わっている。寄る辺のない「寡婦と孤児」への配慮を強調する聖書のメッセージから考えるならば、教会が第一に手を差し伸べるべき相手はこれらの女性や子どもたちであろう。

 

このような考えに立ち、次のような教会としての働きが考えられます。

  1.相談 (適切な対応についてのアドバイスや専門機関の紹介など)

  2.危機介入 (どうにもならない危機的状況のときに出かけていき、対処する)

  3.長期的なサポート (人や社会との関係の回復のための手助け)

さらにドメスティック・バイオレンスや虐待の被害者のためにシェルターを設けることも緊急の、具体的なテーマとして考えられるべきでしょう。

これらの課題に取り組むことは、小教区や個々の司祭にはあまりに荷が重いといわざるをえません。専門的なスタッフを持った教区の機関が必要なのは明白です。

 

(C) 関連する諸問題

【経済問題】

この改革を進めていく上で、これまでの、いわば「小教区の独立採算性」であった会計のあり方を変えなければなりません。

(1)まず、司祭給与システムの改定から始めます。

司祭の給与(生活費)はその司祭が働く小教区で負担するというのが、現在の原則です。教区司祭と宣教会司祭の給与は、原則としてそれぞれの小教区がそこで働く司祭の給与分を「本部献金3」として教区に納め、司祭は教区から給与を受け取る仕組みになっています。修道会司祭が担当する教会でもそれぞれの小教区が司祭の生活費を負担しているならば実質的には同じことだと言えます。現在でも小教区以外の場(教区本部やCTICなど)で働く司祭がかなりいますが、その給与は教区会計から捻出しており、これが教区会計の大きな部分を占めています。小教区再編成とこれに関連する改革によって、次第に一人の司祭が一つの小教区のために働くという形ではなくなっていきますから、司祭給与をそれぞれの小教区が負担するという現行のやり方ではうまく対応できません。

そのため教区としては「教区長の下で働く司祭の給与はすべて教区が支払うことにし、すべての教会(信徒)でその負担を分かち合う」ということを原則として、司祭給与に関する本部献金を改定しようと考えています。

修道会担当の教会にも同じシステムを採用してもらうように働きかけます。

(2)司祭の経済状態を見直します。

現状では、担当する小教区や仕事上の立場によって司祭の経済状態には大きな差があります。このことは司祭の人事異動や協力関係を妨げることにもなりかねません。質素で、かつどこでも安心して働けるような司祭の経済のあり方を目指した適切なルール作りが必要です。

(3)その他、教区の会計全般についても検討が必要ですし、聖堂共同体や宣教協力体の会計についてのルール作りも必要になります。また、自分たちの教会を維持していくという考えを乗り越えて教会の福音的使命を果たしていこうとするとき、聖堂共同体ごとになっている建設・営繕の積立金のあり方を見直すことも必要になるでしょう。

 

【その他の問題と取り組み方】

経済問題以外にも、この改革に伴う多くの課題があります。以下の課題については、問題ごとに小委員会を設けて具体的な案を提示していきます(すでに始まっているものと、今後始めるものがあります)。

 

  1. 上記の経済問題
  2. 小教区再編成の中での外国人拠点教会のあり方
  3. 心の問題を抱えた人へのサポート
  4. 教区立幼稚園のあり方
  5. 宣教協力体・聖堂共同体の規約の基準づくり

 

これらの委員会は、専門的知識を持つ信徒・修道者にも参加していただきながら進めていきます。また、この改革全般については「再編成に関する懇談会」という場を設け、10人程度の信徒・女子修道者に参加をお願いし、それぞれの立場からの提言をいただいています。

 

 

 

III. 今後の進め方

以上がプロジェクトチームのまとめた提案ですが、東京教区の司祭・信徒・修道者の皆様と一緒により深く、より詳細に検討していきたいと願っています。今後は以下のスケジュールで進めていきたいと考えておりますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

【7~9月】 各小教区・地域協力体でこの提案について話し合ってください。9月末までにもう一度地域協力体ごとに意見をまとめて教区本部に提出してください。

【10月】 出された意見をプロジェクトチームでまとめて、議論を整理し、教区集会前に各教会に送付します。

【10月27日】 この問題に関しての「教区集会」が開かれます。

ここで小教区再編成とそれに関連する改革案について、多くの方々の理解をえたいと思います。もちろん、改革案の内容には皆様の意見を生かして必要な修正が施されることになります。

この後、教区長が改革の実施についての決断を下し、発表します。

【11~3月】 宣教協力体の発足にむけての準備期間とします。教区レベルでの準備(特に宣教協力体司祭チームを前提とした司祭人事やさまざまな形での説明会など)もありますが、各宣教協力体でも聖堂共同体同士で連絡を取り合いながら準備を進めてください。

【2003年4月】復活祭(4月20日)後に、小教区再編成の第一段階として「宣教協力体」発足させます。

 

2002年6月29日

東京教区 再編成プロジェクトチーム
岩橋淳一(関口教会)、小宇佐敬二(徳田教会)
立花昌和(目黒教会)、辻 茂(立川教会)
レオ・シューマカ(豊島教会)
幸田和生(教区本部 再編成プロジェクト担当)
チェレスティーノ・カヴァニャ、浦野雄二、江部純一(教区本部 事務局)

 

 


 

教区本部事務局からのお願いとお知らせ

・各共同体・地域協力体で話し合っていただくために以下の質問を参考にしてください。 

  1. 改革の目的・意図は理解(共感)できるでしょうか。
  2. 新たな宣教協力体ではどのようなことが可能になると期待しますか。 あるいは、どのような不安がありますか。
  3. 宣教協力体の組み合わせ案について、不都合な点があれば指摘してください。 不都合である理由と、代案をできるかぎり明確にお教えください。
  4. 「教区としての働き」の三つの優先課題について、積極的な提案やアドバイスがあればお教えください。

 

・ご意見はできるだけ地域協力体ごとにまとめてください。ただし、時間も限られていますので、聖堂共同体や修道院単位で、あるいは個人で送ってくださってもかまいません。

なお、前ページにありますとおり、〆切は9月30日とさせていただきます。

 ・送り先:

郵送の場合 112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
ファックスの場合 03-3944-8511
Eメールの場合  koda@tokyo.catholic.jp
(いずれも「再編成担当者」宛としてください。後の整理の都合上、Eメールかフロッピー同封ですと大変助かります)

 

・教区集会について

詳細は後日ご連絡申し上げますが、予定に入れておいてください。 

日時  2002年10月27日(日)午後2時~4時30分
場所  東京カテドラル聖マリア大聖堂
参加者 教区長。東京教区で働く司祭。修道院・小教区からの代表者。

 

なお、教区集会は何らかの議決をして、教区としての意思決定を行う場ではありません。教区長を中心に、この改革についての意見を幅広く聞き合いながら、皆が理解を深めていくための集いです。皆様の意見書や教区集会という集まりは、教区長が正しい決断をしていくために非常に重要なものであることをご理解ください。

 

宣教協力体の編成案

No. 教会名 担当司祭 旧協力体 信徒数 信徒数計 メモ
1

赤羽

大島

関口

本郷

コンベンツアル会

教区 

教区 

教区

城東

中央

中央

中央

1,332

29

2,035

475

 

 

 

3,871

司教座聖堂との関係で教区本部とともに考える。赤羽は浦和教区に接しているが関口から意外に遠くない。
2

神田

麹町

教区

イエズス会

中央

中央

 

1,267

10,972

 

12,239

至近距離であるだけでなく、両教会の特別な性格を教区本部とともに考える。
3

葛西

潮見

築地

アウグスチノ会

教区

教区

総武

総武

中央

 

844

379

366

 

 

1,589

マンションが急増中の湾岸地域を視野に入れて。
4

足立

梅田(分)

上野

亀有

三河島

町屋(分)

 

サレジオ会

教区

教区

コンベンツアル会

サレジオ会

教区

城東

城東

城東

城東

城東

城東

 

456

258

581

364

669

138

 

 

 

 

 

2,466

地理的に近い。比較的小規模。
5

浅草

市川

小岩

本所

教区

教区

教区

教区

城東

総武

総武

城東

398

827

603

740

 

 

 

 2,568

総武線のつながり。
6

豊四季

松戸

教区

教区

総武

総武

1,939

1,666

 

3,605

常磐線のベッドタウン。千葉ニュータウンのことも考える。
7

赤堤

世田谷

初台

松原

ケベック会

教区

レデンプトール会

淳心会

 

城西

城西

城西

城西

 485

716

1,063

1,158

 

 

 

3,422

明大前(京王線・井の頭線)の周辺。
8

三軒茶屋

瀬田(分)

渋谷

フランシスコ会

フランシスコ会

ドミニコ会

城西

城西

城西

1,081

698

1,133

 

 

2,912

渋谷から田園都市線にかけて。
9

喜多見 

成城

町田

 

コロンバン会

パリ・ミッション会

教区

 

城西

城西

多摩

546

1,704

1,792

 

 

4,042

小田急線のつながりで考えている。横浜教区とも近接。
10

大森

蒲田

洗足

教区

教区

教区

 

城南

城南

城南

659

523

840

 

 

2,022

地理的、路線的に近い。
11

麻布

高輪

目黒

教区

ドミニコ会

教区

城南

城南

城南

1,387

1,391

1,409

 

 

4,187

東横線のつながり。
12

田園調布

上野毛(分)

碑文谷

フランシスコ会

カルメル会

サレジオ会

Jonan

Jonan

Jonan 

3,085

1,742

1,908

 

 

6,735

Connected on Toyoko Line.
13

秋津

清瀬

小平

教区

教区

教区

城北

城北

武蔵野

 

601

1,321

1,069

 

 

2,991

西武線の比較的西寄りの地域。
14

下井草

関町

徳田

サレジオ会

教区

教区

城北

城北

城北

2,190

1,512

1,135

 

 

4,837

西武線の比較的都心寄りの地域。
15

板橋

北町

志村

豊島

フランシスコ会

教区

教区

コロンバン会

城北

城北

城北

城北

752

662

279

1,280

 

 

 

2,973

池袋を中心に、その周辺。
16

荻窪

吉祥寺

高円寺

教区

神言会

教区

武蔵野

武蔵野

武蔵野

495

5,349

1,473

 

 

7,317

中央線のつながり(中野・杉並・武蔵野…)
17

多摩

調布

府中

教区

サレジオ会

ミラノ会

多摩

武蔵野

武蔵野

707

1,354

688

 

 

2,749

京王線のつながりで交通の便はよい。
18

あきる野

青梅

小金井

立川

 

教区

教区

教区

教区

多摩

多摩

武蔵野

多摩

194

416

1,459

1,792

 

 

 

3,861

ターミナルとしての立川を中心に。
19

高幡

豊田

八王子

泉町(分)

教区

教区

教区

教区

多摩

多摩

多摩

多摩

787

309

1,926

(八王子)

 

 

 

3,022

日野・八王子というまとまり。
20

鴨川

木更津

五井

館山

教区

教区

コロンバン会

教区

千葉

千葉

千葉

千葉

 52

545

508

97

 

 

 

1,202

千葉県南部。地域的には広い。
21

千葉寺

東金

西千葉

茂原

 

コロンバン会

コロンバン会

教区

コロンバン会

千葉

千葉

千葉

千葉

 

 627

300

1,669

366

 

 

 

2,962

千葉中央。比較的連絡はとりやすい。都賀集会所を含む。
22

佐原

銚子

習志野

成田

教区

ミラノ会

教区

教区

千葉

千葉

千葉

千葉

79

234

2,145

398

 

 

 

2,856

千葉北。東関東道。京成線、総武線などのつながりで考えているが、教会間の距離は遠い。
  六本木 フランシスコ会  

1,500

  外国人司牧拠点教会の枠組みの中に位置づける。
  東京韓人 ソウル教区  

1,153

  外国人司牧拠点教会の枠組みの中に位置づける。

 

(注)

  1. 教会名の後に(分)とあるのは分教会を意味しています。 
  2. 担当司祭の欄には現在の主任司祭(または小教区管理者)の所属を載せました。 
  3. 信徒数は2001年度の統計に基づいています。 
  4. メモ欄は、この編成案を作るにあたって、プロジェクトチームで考えたことの要点です。

 

 

 

資料 : 各聖堂共同体・宣教協力体にある外国語ミサ・ 修道院・カトリック学校・施設など

聖堂共同体 担当司祭 外国語ミサ 修道院、学校、施設
1 赤羽 コンベンツアル会   コンベンツアル聖フランシスコ会、サレジアンシスターズ(3)
星美幼小中高短大、聖母の騎士(幼)
星美ホーム
大島 教区      
関口 教区 韓国,フランス パリ外国宣教会、御受難会、大阪聖ヨゼフ会、聖ドミニコ宣教会、宮崎カリタス会、援助会、聖マリア会
聖園(幼)
東京カリタスの家
本郷 教区   イエズス会、援助マリア会
三ノ輪マック
2 神田 教区 英,タガロク マリア会(2)、シャルトル聖パウロ会
暁星幼小中高、白百合学園幼小中高
麹町 イエズス会 英、スペイン、ベトナム、ポーランド、インドネシア、ポルトガル イエズス会、サレジオ会、ドミニコ会、パウロ会、メリノール会、援助会(4)、女子パウロ会(2)、師イエズス会(3)、幼きイエス会(3)、マリアの御心会、援助在俗会
上智大、雙葉幼小中高、上智社会福祉専
3 葛西 アウグスチノ会 聖アウグスチノ会、聖心のウルスラ会
潮見 教区   キリスト・イエズスの宣教会、ヌヴェール愛徳会
築地 教区   聖ヨゼフ(幼)
永代JOC
4 足立 サレジオ会   サレジオ会、神の愛の宣教者会
足立サレジオ(幼)
清周寮(自立援助)、職業訓練校、クリスマスヴィレッジ(児童養護)
梅田(分) 教区 英、タガログ イエズス会、幼きイエス会、援助会
うめだ・あけぼの治療教育専門学校
うめだ「子供の家」、うめだ・あけぼの学園
上野 教区 中国     山谷マック、中国人センター
亀有 コンベンツアル会   コンベンツアル聖フランシスコ会、アシジの聖フランシスコ会(2)
聖フランシスコ(幼)
聖母のさゆり保育園
三河島 サレジオ会   サレジオ会、マリアの御心会
ドン・ボスコ保育園、東京ダルク、マック・デイ・ケアセンター
町屋(分) 教区   ベリス・メルセス会
上智厚生病院、上智厚生館保育園
5 浅草 教区 フランシスコ会、神の愛宣教者会、聖心会
市川 教区      
小岩 教区 英、タガロク 聖ドミニコ女子会、聖母被昇天会、聖心会、聖母カテキスタ会
レジナ(幼)
本所 教区   本所白百合(幼)
CTICかめいど
6 豊四季 教区 英、スペイン キリスト・イエズスの宣教会
神愛(幼)
松戸 教区 英、スペイン、タガロク 愛徳カルメル会
聖ミカエル(幼)
7 赤堤 ケベック会   ケベック外国宣教会、カノッサ会、師イエズス会、ヌヴェール愛徳会
ファチマのマリア(幼)、マダレナ・カノッサ(幼)
世田谷 教区      
初台 レデンプトール会   レデンプトール会(2)
聖ヨゼフ保育園
松原 淳心会 淳心会、聖マリア会
レストナック(幼)
8 三軒茶屋 フランシスコ会   フランシスコ会、マリアの宣教者フランシスコ会、守護の天使の姉妹会、マリアの娘エスコラピアス会、御聖体の宣教クララ会、聖心侍女会
聖アントニオ神学院、清泉インターナショナル学園、みょうじょう(幼)
瀬田(分) フランシスコ会   フランシスコ会、キリスト教教育修士会、聖コロンバン会、聖ドミニコ女子会(2)、フランシスコ病院姉妹会、マリアの宣教者フランシスコ修道会、無原罪聖母会
聖アントニオ神学院、セントメリーズ・インターナショナルスクール、聖ドミニコ幼小中高、世田谷聖母(幼)
渋谷 ドミニコ会 フランス ドミニコ会、イエズス会、エスコラピオス会
枝光会駒場(幼)、枝光学園(幼)
9 喜多見 コロンバン会   礼拝会(2)
大和学園喜多見(幼)
成城 パリ・ミッション会   サレジアンシスターズ
目黒星美中高
町田 教区   お告げのフランシスコ姉妹会、汚れなきマリア会
つくし野天使(幼)
10 大森 教区   ドミニコ会、大阪聖ヨゼフ会、聖母訪問会、ヴェルブム・デイ会
大森聖マリア(幼)
蒲田 教区      
洗足 教区    お告げのフランシスコ姉妹会
白百合(幼)、天使(幼)
聖フランシスコ子供寮(児童養護)
11 麻布 教区 フランス グアダルペ宣教会、フランシスコ会、殉教者ゲルオギオのフランシスコ会、聖心会(10)、聖心侍女会、女子パウロ会(2)、聖ベネディクト女子会
聖心女子大、聖心女子専門、聖心小中高、聖心インターナショナル、麻布みこころ(幼)、枝光会附属(幼)、サンタセシリア(幼)
高輪 ドミニコ会 聖心侍女会(3)
清泉女子大
愛星保育園
目黒 教区 英、インドネシア 神の御摂理会、ヌヴェール愛徳会
CTICめぐろ
12 田園調布 フランシスコ会   フランシスコ会、幼きイエス会(2)、カロンデレットの聖ヨゼフ会、長崎純心聖母会
田園調布雙葉幼小中高、小さき花の(幼)
上野毛(分) カルメル会   カルメル会
碑文谷 サレジオ会   サレジオ会、サレジアン・シスターズ
目黒星美小、目黒サレジオ(幼)
13 秋津 教区   ベタニア会(4)
東星学園幼小中高
ベトレヘムの園病院、慈生会ベトレヘム学園、慈生会聖家族ホーム、慈生会聖ヨゼフ老人ホーム
清瀬 教区 英、タガロク    
小平 教区   コンベンツアル聖フランシスコ会、サレジオ会、アシジの聖フランシスコ宣教女会、汚れなきマリア会、三位一体の聖体宣教女会
サレジオ小中、晃華学園暁星(幼)、まりあ(幼)
東京サレジオ学園
14 下井草 サレジオ会   イエズス会、サレジオ会、聖心会、宮崎カリタス会(5)、礼拝会(2)
育英高専、サンタ・マリア・スクール、井荻聖母(幼)
聖オディリアホーム乳児院、聖ピオ保育園、カリタスの園つぼみ寮(乳児院)・小百合の寮(児童養護)、ミカエラホーム(児童自立援助)
関町 教区   イエズス会、コンベンツアル聖フランシスコ会(2)、幼きイエス会、クリスト・ロア会(3)、シャルトル聖パウロ会、長崎純心聖母会、パリミッション女子会、聖心の布教姉妹会、ノートルダム・ド・ヴィ
東京カトリック神学院、関町白百合(幼)、クリスト・ロア(幼)
マーガレット保育園、聖ヨゼフホーム(児童養護)、エマウスの家(廃品回収)
徳田 教区   大阪聖ヨゼフ会、韓国殉教福者会、ベタニア会(4)
慈生会病院、慈生会徳田保育園、慈生会ナザレットの家、慈生会慈しみの家、慈生会ベタニアホーム
15 板橋 フランシスコ会   フランシスコ会(2)
サンシティ聖母(幼)
北町 教区   北町カトリック(幼)
志村 教区   宮崎カリタス会
聖マリア保育園
豊島 コロンバン会 英、ミャンマー アウグスチノ会、ショファイュの幼きイエズス会、聖母奉献会、マリアの宣教者フランシスコ会(2)、イエスの小さい姉妹の友愛会
聖母女子短大、聖パトリック(幼)
聖母病院、聖母ホーム、青少年福祉センター新宿寮
16 荻窪 教区   けがれなき聖母の騎士聖フランシスコ会、スピノラ会
双百合(幼)
吉祥寺 神言会 神言会、聖ウルスラ会、聖母カテキスタ会、ナミュール・ノートルダム会、メリノール女子会
高円寺 教区 英、タガロク クラレチアン宣教会、イエズス孝女会、キリスト・イエズスの宣教会、ベリス・メルセス会(6)、聖マリア会、ビタ・エト・パックス
光塩女子学院幼小中高、東京保育専門、聖心学園(幼)
17 多摩 教区   ミラノ外国宣教会、宮崎カリタス会
かおり保育園
調布 サレジオ会 サレジオ会、女子カルメル会、汚れなきマリア会(2)、コングレガシオン・ド・ノートルダム(3)、サレジアン・シスターズ(4)、シャルトル聖パウロ会
白百合女子大、晃華学園幼小中高、調布星美(幼)、マルガリタ(幼)
府中 ミラノ会  福音史家聖ヨハネ布教会
18 あきる野 教区      
青梅 教区   宮崎カリタス会
聖母(幼)
小金井 教区   聖霊会、福音史家聖ヨハネ布教会(2)
聖霊(幼)
桜町病院、桜町聖ヨハネホーム、桜町高齢者在宅サービスセンター
立川 教区 英、スペイン 愛徳カルメル会
19 高幡 教区   ベリス・メルセス会
光塩女子学院日野(幼)
豊田 教区   ラ・サール会
八王子 教区 英、スペイン 聖パウロ会、師イエズス会(3)、聖クララ会、長崎純心聖母会
聖パウロ学園高、東京純心女子中高大、本町(幼)
スズランハウス(家族関係改善)
泉町(分) 教区      
20 鴨川 教区   宮崎カリタス会
鴨川聖心(幼)
木更津 教区 久留里カトリック(幼)
五井 コロンバン会 英、スペイン 汚れなきマリアのクラレチアン会
市原マリア・インマクラダ(幼)
館山 教区    
21 千葉寺 コロンバン会 聖マリア会
聖母マリア(幼)
東金 コロンバン会    
西千葉 教区 宮崎カリタス会
聖マリア(幼)
CTICちば
茂原 コロンバン会 十字架のイエス・ベネディクト会、マリアの御心会
茂原聖マリア(幼)
22 佐原 教区 お告げのフランシスコ姉妹会
白百合(幼)
佐原聖家族園
銚子 ミラノ会 海上寮療養所、聖マリア園、聖家族園、聖母療育園等
習志野 教区 ポルトガル    
成田 教区 英、スペイン 宮崎カリタス会
  六本木 フランシスコ会 フランシスコ会(2)
  東京韓人 ソウル教区 韓国    

 

  1. 各教会の主任司祭に問い合わせた資料をもとに教区事務局で作成しましたが、誤記や記載漏れがあるかもしれません。
  2.  「区」(区分)の欄の「修」は男女修道院・宣教会本部、「教」は学校・幼稚園などの教育施設、「施」は医療・社会福祉施設などを意味しています。
  3.  「修道院、学校、施設」欄の(幼)は幼稚園の略です。その他の修道会名・施設名も正式名称ではなく、略称になっているところがあります。