東京大司教区

カトリック銚子教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

名称

カトリック銚子教会

教会堂名

王であるキリスト

創立年月日

1951年11月25日

主任司祭

イグナチオ・デ・ロヨラ 渡邉 泰男 (わたなべ やすお) 

信徒数

255人(2019年12月31日現在)

主日のミサ

日曜日 10:15   国際ミサ(朗読箇所・共同祈願多言語)
    8:00(海上寮にて 要問合:0479-60-0600)

宣教協力体

千葉北東部

講座

木曜日(時間応相談)

住所

〒288-0812 千葉県銚子市栄町1-1448 [Google地図]

電話

0479-22-2795

Fax

0479-22-2795

身障者設備

スロープ

交通案内

最寄り駅

JR総武本線・成田線「銚子駅」より、徒歩4分。

車でお越しの場合

126号線千葉方面より
銚子市内に向かって進んでいき、春日町交差点で大きい道ではなく右側のやや細い道を進み、踏切手前を右折、直進約500m。

356号線佐原、小見川方面より
市内に入り本城小学校前の歩道橋下より右側の道路に入り直進、駅手前の交差点を右折、踏切を渡ってすぐに左折し約500m。

歴史

「ホトトギス 銚子は国のとっぱずれ」という句がありますが、我が町銚子は、利根川が太平洋に出るところ、本州の最東端にあります。「銚子」の由来は、利根川(別名、坂東太郎)の川幅が広いにもかかわらず、その河口は狭く、河水が外洋に流れ出ている状態が、酒器の銚子の口から、酒が注がれるさまに似ているところから起こったと言われています。
銚子教会のはじまりは、1883年に千葉県における4つのカトリック伝道所のひとつとして、創設されました。そして、銚子教会は1951年(昭和26年)に 、東京教区の教会として聖コロンバン会によって 創立されました。
初代主任司祭は、オサリバン神父でしたが、以来代々、聖コロンバン会の司祭が司牧を担当し、2001年には創立50年を迎えることができました。
オサリバン神父は、一見厳しい印象を与えましたが、実際はとてもやさしくユーモアがあって、信徒から大変慕われ信頼されている神父でした。来銚されてから、小さな教会にもかかわらず、教会霊園の建造や、創設以来の古い聖堂や、司祭館の建て替えに着手され、それを実現されました。神様の御心と神父の生来の不屈の精神力が、これらの諸事業の完成に、大きく働いたことを信徒一同、痛感し、また感謝しています。

現状

現在の銚子教会には、水産関係当の会社で働いている外国の信徒方々が大勢来ています。最初の頃は、戸惑うことも多々ありましたが、近頃ではインターナショナルな雰囲気の中で、互いに協力し合い、楽しく信仰の道を共に歩んでいます。
オサリヴァン神父は「言語や習慣が違っても信仰に国境はありません」といつも話しておられました。そんなこともあって、私たち日本人の信徒は、日本にいながら東南アジア、韓国、南米、アメリカ、オーストラリア、ナイジェリアなどの国の人たちと知り合い、言葉の壁を乗り越えて、ミサや教会活動を一緒に行っています。外国人も交え、以前から家族的な付き合いによって信徒間の結束がまとまってきた教会 です。 夏涼しく冬暖かな地で観光にも適しており、また東京駅から特急で2時間の場所でもあるので、旅のついでに教会にも立ち寄ってくれるよう望んでい ます。

2001年の教会創立50年の記念すべき年は、ちょうど21世紀の幕開けの年でもありました。時代の流れのなかで、若い人が少ないなどの課題を抱えているのは事実ですが、進学や就職で、銚子を出ていった人たちが年を経て、戻ってくる時期でもあり、そんな人たちを交えて、銚子教会創立100年を 期に、あらたな希望と期待を持って歩んでいます。
「王であるキリスト」を、教会の保護者に頂いている当教会は、これからもますます国際的な色合いが濃くなっていくことでしょう。そんな中で司祭と信徒が一つになって主への信仰を糧として「神の国」の到来のために、歩む決意を新たにし ています。
 
資料:教区ニュース163号(1999年5月発行)より抜粋