諸聖人の祭日ミサ説教

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    2016年11月1日7時、関口教会

    [聖書朗読箇所]

    説教

    今日11月1日は諸聖人の祭日です。わたしたちは今日、天上で神の至福に与っている諸聖人の記念を行います。  
    今日の第一朗読、黙示録では、天上の教会の神の民について述べています。それは「あらゆる国民、種族、民族、言葉の違う民から集まった、誰にも数えきれないほどの大群衆」(黙示録7・9)であり、神を礼拝し、神を賛美しています。  
    「アーメン。賛美、栄光、知恵、感謝、誉れ、力、威力が、   
    世々限りなくわたしたちの神にありますように、アーメン。」{黙示録7・11}  
    今日の福音朗読はマタイの福音の第5章の山上の説教の「真福八端」を告げています。ここでは、天上の教会へ向かって旅をしている神の民が日々心に刻むべきキリスト者の生き方が述べられています。
    さらに第二朗読、ヨハネの手紙を見ましょう。 
    「わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。」(一ヨハネ3・2)  
    わたしたちは既に神の子であり、御子との決定的な出会いのときに、三位一体の神をありのまま見ることになる、と信じ希望しています。  
    しかしそうできるためには「清め」を受けなければなりません。御子に出会うのに相応しい神の子となるためには「清め」を受けなければならないのです。地上の旅を終わった死者は通常、「清め」を必要としております。  
    ですから、地上を旅する神の民であるわたしたちにとって、死者のために祈ることは非常に応しいことであります。明日、11月2日は「死者の日」であり、わたしたちは、すべての亡くなったかたがたのためにミサを献げます。
    わたしたちキリストを信じる神の民は、ある者は「地上を旅する神の民」であり、ある者は「自分の清めを受ける神の民」であり、またある者は「天国の至福に与る神の民」であり、ともに同じ教会のメンバーであり、互いに霊的な交わりを結んでいます。
    わたしたたちは地上の教会であり、天上の教会にある聖人の取次を祈るとともに、清めを受けている人々の贖いのために祈るのであります。
    諸聖人の取次により、わたしたちが恵みに満ちたよい旅を続け、天上の教会へ到着できますよう、祈りましょう。