2011年合同追悼ミサ説教

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    2011年11月6日 東京カテドラル関口教会にて

     

    第一朗読 イザヤの預言(イザヤ25・6a,7-9)

    第二朗読 使徒パウロのコリントの教会への手紙(二コリント4・14-5・1)

    福音朗読 ヨハネによる福音(ヨハネ6・37-40)

     

    ヨハネの福音でイエスは言われました。

    「わたしの父の御心とは、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしはその人を終わりの日に復活させることだからである。」(ヨハネ6・40)

    復活はわたしたちの信仰の中心であります。復活は罪と悪への勝利であります。神の愛の勝利であります。わたしたちは、永遠の命にあずかり。またキリストの復活のからだにあずかることができる、と信じています。

    使徒パウロも今日の朗読で教えています。

    わたしたちのために「天にある永遠の住処」(ニコリント5・1)が備えられています。

    この信仰により希望を持って歩んでまいりましょう。

     

    ところで、わたしたちはこの福音を知り、イエス・キリストを信じました。それではキリストを知らないで亡くなった方の救いはどうなるのでしょうか?

    わたしたちの信じる神はすべての人の救いを望まれる神です。すべての人の救いを望まれた神は、すべての人が救われるよう計らってくださると信じることができます。

    第二ヴァチカン公会議は、教えています。

    「われわれは神だけが知っている方法によって、聖霊が復活秘義にあずかる可能性をすべての人に提供すると信じなければならない。」(『現代世界憲章』22)

    今日は洗礼を受けずに亡くなった方々のためにも祈りをささげましょう。

     

    今日わたしたちは、このカテドラルで永久の眠りにつき、埋葬されている家族、友人、知人のお墓参りをし、その人々の永久の平安のためにお祈りいたします。

    今日はとくにわたしたちに先立って天に召された人々、両親、兄弟姉妹、親族のために祈りたいと思います。この方々を通してわたしたちは多くの恵みをいただきました。特に亡くなった両親への感謝を新たにいたしましょう。

    労苦の多い人生を送り、主に召されたすべての方々にいつくしみ深い主が豊かな安らぎと平安をお与えくださいますように。