- 生涯、司祭として自分をささげる決意をもっていること。また、司祭への志願が本人の自由な意思に基づいていること。
- 受洗してカトリック信者としての生活を3年以上過ごし、堅信を受けている22歳以上で、原則として40歳までの独身の男子であること。
- 所属教区の司教によって志願者と認められ、推薦を受けた者であること。志願しようとする者は次の手順を踏むことになる。
ⅰ. 志願者は、所属する教会の司祭か、よく接触している司祭の指導を受ける。
ⅱ.その司祭が志願者の成熟と決心を確かめた上で、司教に推薦する。
ⅲ.司教は教区養成担当者に諮問し、その答申を受けて神学院院長に推薦状を書く。 - 最終学歴が高校卒業以上であること。
- 日本語を母国語としない志願者は、日本語検定2級の取得者であること。ただし日本の高校を卒業しているか、またはそれと同程度の日本語力を有する者はこの限りでない。
- キリスト教の一般知識
- 小論文
- 英語
- 面接
神学生について
神学生
司祭になることを希望し、司祭志願者として修道会(あるいは宣教会)や教区に受け入れられ、司祭になるために特別の養成を受けている人を神学生と言います。
神学生の養成を援助する活動として一粒会(いちりゅうかい)があります。
司祭になるためには ~教区司祭の場合~
教区司祭を養成する神学院の入学審査要綱には次のように書かれています(2008年11月現在)。
A.入学志願者の資格
当神学院は、次の条件を備える者を入学志願適格者としています。
B.修道会・宣教会の神学生の受け入れ
当神学院は、上記の入学志願者の資格に準じて修道会・宣教会の上長から推薦された
神学生は、入学審査の上、受け入れます。
C.入学審査
数日間神学院において生活を共にしながら、以下の審査を行ないます。
★ 修道会司祭(あるいは宣教会司祭)を考えておられる方は直接に修道院へお尋ねください。
メッセージ
羊のために命を投げ出す ―キリシタン迫害時代の潜伏司祭― 幸田和生補佐司教
「一粒会だより」第52号(2008年7月6日)