カトリック東京大司教区
 
Catholic Church * Archdiocese of TOKYO

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2008年11月29日

東京教区 
各教会、各修道院の皆様

「列福式への感謝と決意を新たにする祈り」

 ペトロ岐部と187殉教者の列福式が無事に終わり、この大きな恵みに感謝し、決意を新たにするため、11月30日(待降節第1主日)のミサ中、各教会で祈りをしていただければと岡田大司教が望んでおられます。
 ヒントとして、列福式ミサでの白柳枢機卿の説教の最後の部分と「殉教者の取り次ぎを願い、その列聖を求める祈り」を記載します。

東京教区本部事務局

 私たちの教会、信仰共同体が神の愛の目に見えるしるしとなるよう、殉教者 は強く訴えています。殉教者は呼びかけています。毎年3万人以上の自殺者が出る日本の社会に呼びかけています。
 生きるとはどういうことか、死ぬとはどういうことか、人間は何のために生きるのか、人生の目的、意義とは何か、苦しみに意味があるのかなどの人生の根本問題について深く考えるよう求めています。
 信仰の自由を否定され、殺された殉教者は叫んでいます。神の似姿に創られた人間の尊厳性、また人間が持つ固有の精神的能力、考え、判断し表現する自由などの重要性、それに反するあらゆることを避けることを強く訴えています。なかでも人間の生きる権利が胎児のときから死にいたるまで大切にされること。武器の製造、売買、それを使っての殺人行為である戦争。極度の貧富の差により非人間的生活を余儀なくされている者たちへの配慮など、すべての人が大切にされ、尊敬され、人間らしく 生きられる世界となるよう祈り、活動することを求めているに違いありません。
 さあ、皆さん、怖れずに歩み、一緒になって進みましょう。怖れるな、怖れるな、と神様がそして殉教者が呼びかけています。

(列福式ミサでの白柳枢機卿の説教より) 
全文はこちら


福者ペトロ岐部と187殉教者の取り次ぎを願い、その列聖を求める祈り

いつくしみ深い父よ、
福者ペトロ岐部と187殉教者は、復活のいのちを約束してくださるあなたの愛に希望を置き、自らキリストの十字架を担い、その死を身に帯びる生き方を選びました。
殉教者の取り次ぎによって祈ります。現代に生きるわたしたちが、どのような困難なときにも聖霊の助けに信頼し、キリストに従い、あなたへの道をひたすら歩むことができますように。
また殉教者のあかしが、世界に生きるすべての人の希望となるよう、ペトロ岐部と187殉教者を、一日も早く聖人の列に加えてください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

(日本カトリック司教協議会認可)


画:佐久間彪神父(東京教区)