お知らせ

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東京教区ニュース第362号

2019年05月14日

第八期 宣教司牧評議会の実り


菊地大司教の着座から一年半。 少しずつ動き始めている教区の動き

 教区全体の宣教司牧について司祭、修道者、信徒が一堂に会し、意見や提案を求める機関として、宣教司牧評議会という場がある。大切な役割を託されているものの、あまり目立たない存在でもある。
 一昨年12月、岡田大司教から菊地大司教に教区長が交代したが、同評議会は岡田大司教が招集したメンバーが継続してその任を担ってきた。今年の3月、その役割に一つの区切りをつけ、答申がまとめられた。同評議会を見守り、答申の取りまとめに関わった稲川保明神父が報告記事を寄せてくれた。

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 宣教司牧評議会は東京教区の最高責任者である教区長の権威のもとにおいて、招集される諮問機関として、教区が行う宣教司牧活動の指導に有益な情報を提供すること、また宣教司牧活動に関する事柄を研究・検討し、実際的、実効性のある提案・意見を提示することを目的としています。
 東京教区においては現行教会法典の発布(1983年)とともに、当時、「布教司牧評議会」から名称を改め、白柳枢機卿の時代から、東京教区大会(後に総会と名称変更)の主催をはじめ、ブロック代議員制から地域協力体への再編成、ナイスと呼ばれた2回に渡る福音宣教推進全国会議などのおりに、東京教区全体の意見を吸い上げる場として、教区長の諮問課題に2年ごとに答申をまとめ上げてきました。

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 2017年12月16日に東京大司教に着座された菊地大司教は東京教区の現状をいち早く把握するために、臨時の措置として、第七期、宣教司牧評議会の評議員を勤めた方々に約1年間、宣教司牧評議会に参集することを要請され、今期、第八期の宣教司牧評議会が2018年1月から2019年3月まで開催されました。2018年5月26日に開催された宣教司牧評議会において、5月20日、聖霊降臨の祝日に東京教区全体に向けて発表された「多様性における一致を掲げて―東京教区の宣教司牧の方向性」を紹介され、さらにこの書簡においていつくかの緊急課題の中の一つである「宣教協力体の評価と見直し」を宣教司牧評議会への諮問課題として提示されました。

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 この諮問課題に応えるべく、5月、7月、9月の会合において、各宣教協力体の現状について各評議員の体験やアンケートを基に収集された諸情報を分析し、11月に答申案の原案を作成し、2019年1月に修正を加え、3月16日に答申を大司教にお渡しし、今期の宣教司牧評議会の任期を終えることとなりました。

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 この答申の内容の概略を申し上げますと、
 ① 22の宣教協力体の現状
 ② 宣教協力体の評価
 ③ 宣教協力体刷新のために取り組むべきこと という3本の柱があります。
 宣教協力体が2003年4月にスタートして以来、初めて各宣教協力体の現状について全体的、総括的な報告・評価が行われ、また宣教協力体の目的、使命について本質的な討議が行われました。その結論として、宣教協力体はゆるやかな連帯に満足することなく、その名称が示すように教会全体の使命である福音宣教という目標のために、常に分かち合い、学び、そして宣教に繋がる教会活動となるように、また福音宣教する共同体として成長することを目指すことが再確認されました。現状の宣教協力体のあり方ではとてもこの目標や日本の社会のニーズには十分こたえられないことも多くあることも意見として出されました。しかしこれまで緩やかながらも連帯制を醸成してきたことも評価されていました。沈滞を嘆くことなく小さな一歩を積み重ねてゆくということがやはり大切なことなのです。
 今期の宣教司牧評議会の評議員として参加して下さったお一人が「わたしたちはエマオに向かう途中、イエス様と出会い、語り合い、心が燃えていたあの弟子たちのような気持です」と今期の宣教司牧評議会での討議に手ごたえを感じて下さったという感想は今期の宣教司牧評議会の雰囲気、意気込みをよく表していると思いました。
 なお、東京教区ニュースの3月号にて、発表されましたように菊地大司教は教区全体に宣教司牧の方針を定めるために広く意見を求めておられます。これらの諸意見、諸情報を基に、新しい形での宣教司牧評議会を来年以降にスタートさせるお考えです。第八期の宣教司牧評議会は前教区長時代の宣教司牧評議会との橋渡しという過渡期的な性格であったため、第八期と呼称されましたが、次期の宣教司牧評議会は新しい規定・選出方法による菊地大司教様の時代における第一期の宣教司牧評議会となります。


稲川保明神父


東京大司教区司祭人事(第3次)について

(4月21日付)  教会             新任    旧任地

        麹 町 ボニー・ジェームス  助任司祭   海外


新体制で養成始まる東京カトリック神学院開校

 東京カトリック神学院で4月3日、開校ミサが行われた。主司式は前田万葉枢機卿(大阪教区)が務め、菊地功大司教や教皇大使らが共同司式した。

 日本での神学生養成は2009年4月以来、日本カトリック神学院(東京と福岡の2キャンパス)で続けられてきた。しかし両キャンパス間の移動など神学生の負担が大きく、また養成者との関わりも薄くなるといった問題も生じていたため、このたびそれぞれ分離独立。東京カトリック神学院では東京と大阪の2教会管区(11教区)の神学生を養成する。現在は聴講生を含め27人が在籍している。
 開校のミサでは、まず前田枢機卿が教皇庁福音宣教省の認可(18年10月17日付)に基づき開校を宣言。続いて養成者と神学生の各代表が、新しい神学院への抱負を語った。 説教した菊地大司教は、各国で問題になっている聖職者による性的虐待やその隠ぺいについて言及。神学院での全課程を終えても完成した司祭になるわけではなく、むしろ生涯養成の基礎を育む場になるようにと、関係者らを励ました。


 今後、神学生養成は教皇庁聖職者省が2016年に示した「司祭養成基本綱要」に従って進められる。これからは哲学科(2年)と神学科(4年)の前に予科(1年)が導入されるなど、司祭叙階までは最短で7・5年になる。
 東京教区からも今年、新たに1人が予科に入り、稲川圭三神父がモデラトールとして赴任した。


第43回日本カトリック映画賞授賞式&上映会

日  時 ◆ 6月22日(土)12:00開場 12:30上映
会  場 ◆ なかのZERO大ホール
授賞作品 ◆ 「ぼけますから、よろしくお願いします。」 監督・撮影・語り 信友直子
主  催 ◆ SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)
チケット ◆ 1,000円  高校生以下・障がい者(介助者1名含む) 800円


CTICカトリック東京国際センター通信 第228号


多様性の中で祈る

 私も日本に暮らす移住者の一人ですが、CTICスタッフとして移住者たちと共に歩んでいると、何気ない時に移住者に向けられた温かい配慮、やさしい共感に出会うことができるのは喜びです。私は日曜日ごとに色々な教会に派遣されており、それぞれの場所で日本語のミサや国際ミサに出ると、自分はもうよそ者ではないと感じることが出来ます。
 例えば、潮見教会では通常ミサは日本語で、信徒の多くは日本人ですが、韓国人、ベトナム人、フィリピン人もおり、またスリランカ、ナイジェリア、イギリス、パキスタン、アメリカからの人たちの顔が見えることもあります。実に様々な人々が出入りしているのだと改めて感心します。

 この教会では日本人の信徒で英語の祈りを習いたい人たちがおり、一方フィリピン人たちには聖母への信心がありました。両方の望みが合わさって、各神秘を英語と日本語で一緒に祈るロザリオの祈りが始まりました。ロザリオの最後はマリア様への賛歌を歌います。今、参加者たちは英語でも日本語でも歌えます。
 英語と日本語を混ぜるのは初め大変難しいことでした。多くの外国人には日本語を読むことが難しいし、また祈り方の好みの違いもありました。これらを乗り越えるためにまず、日本語の祈りをローマ字で書いたノートを作りました。そして参加者が順番に祈りの先唱をするようにしました。
 同じ信仰による共同体として皆が自信をもって、また安心して参加できるようになりました。ロザリオの祈りを捧げる時、私たちはマリア様のように穏やかで謙遜になりたいと望みます。心の中にあることや思いを神の前に表します。そうして一人一人の望みと、すべての人のための祈り、とりわけ貧しい人、病気の人、苦しみの中にある人たちへの祈りがつながります。
 四旬節の間、イエスの死と復活を黙想して、ロザリオの替わりに十字架の道行をしました。こちらも日本語と英語を混ぜて行い、それぞれの留で祈りの後にテゼの歌を歌いました。  文化、伝統、人種を超えて共に祈るのは、同じ信仰をもつ兄弟姉妹とつながっていくための第一歩だと思います。私たちはこの教会を理解し、学び、その一部分となるという課題に取り組み続けたいと思います。同時に、この地の教会がそれぞれの人生を歩むすべての人を受け入れ、一致の精神へと導いてくれることを願っています。神の目には私たちはみな等しく、私たちは神が整えてくださった食卓に共に与っているのですから。


テレサ・ハピタナ
CTICスタッフ


CTVCカトリック東京ボランティアセンター No.72


CTVC講演会「福島語る」 震災から丸8年 ―希望の牧場・ふくしまから見えたこと―。

 講演をお願いした吉沢正巳さんは行動の人です。毎週金曜日に行われている、国会前での反原発集会に、カウゴジラと命名した牛の張りぼてを積んだ軽自動車で参加しますし、東電の本社前や渋谷のスクランブル交差点で、代々木公園でのさよなら原発集会などで原発廃止を訴えています。
 今回の講演会開催は土曜日13日、前日の金曜日夜の国会前集会に参加、一泊して会場のニコラ・バレ修道院(四谷)にカウゴジラで登場しました。


 希望の牧場には、原発事故後、国が被ばくした家畜を殺処分するようにと命じたことに、牛は殺さない、生かし続けると300頭が飼われています。吉沢さんだけではなく、何人かの牧場主さんが牛を生かし続けました。
(人々が避難した後の、牧場の悲惨な光景〈死の世界〉をパネルで見せられた参加者は衝撃を受けたようでした。)
 しかし、年月の経過とともに、生かし続けることに疲れ、撤退する牧場主さんが出たことに話が及びましたが、仲間のその選びを非難することはしませんでした。
 あの事故から、牧場は別世界になった。金にならない牛を飼い続ける意味を、原発事故の生きた証、研究材料とすると、希望の牧場の意義についても語りました。そのことを吉沢さんは「正しい意地」と言葉にします。事実、牛たちの中に白斑が現れた、と放射能による異変かもしれない現象が起きていることを、パネルで参加者に見せました。
 生々しい現状を話した後、福島の現実を遠いよそ事にしないでほしい。原発事故が起きたら、もうおしまい。国民の実力で原発を止めよう。ドイツで原発が止まったのは国民の実力があったからだ、と強く参加者に訴えました。
 ゆるぎない主張と行動力、そんな印象を参加者に与えましたが、原発事故への福島県の人々のそれぞれの判断(避難者、県内にとどまった人々、離農した人、殺処分を認めた酪農家など)について、正義は一つではない、一人一人が苦悩の中から選んだのだから正義の形はいろいろあるという発言に、吉沢正巳さんの人々への愛、命あるものへの畏敬の念が十分に伝わりました。充実した90分でした。

CTVCスタッフ 三上一雄


カリタスの家だより  連載 第112回


私の心に残る関わり ~ほっとのんびり交流会~

「ほっとのんびり交流会」素敵な会だと思われませんか?「そんな会なら私も参加してみたい」と思われる方もあると思います。この会は東日本大震災の後、数回カリタスの家で行った会で、今でも私の脳裏には楽しい場面がいくつも思い起こされます。
 福島第一原発事故の放射能汚染から守るため、幼い子供たちを連れて避難されたお母さん方が多くありました。最初は赤坂プリンスホテルがその方々の生活の場として提供されましたが、ホテルが閉鎖され、ある方はビジネスホテルに、ある方は都営住宅に、と別れ別れになってしまいました。ようやく親しくなり、同じ苦しみや悲しみを一緒に支えあってきた仲間でしたが、また孤独な生活になってしまったのです。
 それを知った私達カリタスの家がその方々の再会と情報交換、交流の場として立ち上げた会がこの「ほっとのんびり交流会」だったのです。故郷を離れ、家族と別れ別れの苦しみ、悲しみを一時でも忘れてホッとして欲しいという私達の思いでした。
 あるボランティアさんが室内遊具を持ち込んで下さいました。子供さんたちが遊びに夢中の間、お母さん方は再会の喜びに、お喋りに花が咲いていましたが、その中に面白い遊具がありました。馬の遊具です。木馬ではなく、毛の生えたお馬さんです。そしてそのお馬さん、ヒヒーンと啼くのです。高年齢のボランティアも子供たちと一緒に走り廻り、ひととき年を忘れて楽しみました。
 またある人たちは食事の準備です。ボランティア手作りの料理が数々並べられました。お母さん方が楽しくおしゃべりしながら食べれる食事をいろいろ工夫したのです。夏にはベランダでプール遊びもしました。子供たちもボランティアも大はしゃぎ。思い出すだけで笑ってしまう、ホースから飛び出た水でボランティアさんが頭からビショ濡れになるハプニングもありました。
 七五三のお祝いもしました。当然着物を持ち出すこともできなかった方々ですので、着物や髪飾りなどもボランティアの持ち寄りです。偶然に避難された方の中に美容師さんがおられ、皆可愛く髪も飾ってもらい、すっかり普通のお祝いと変わりなく出来上がりました。聖堂で小宇佐神父の祝福を頂き、千歳飴を持ちながら写真撮影もしました。私達ボランティアにとってもあの日の七五三は忘れることはできません。嬉しそうな子供さんたちの笑顔と共に! 後に頂いたあるお母さんからの手紙には、「震災の年、娘は七歳になりましたが、普通の生活ができない私が娘の七五三の準備をできるわけもなく、そんな中でのお祝いは本当に嬉しく、写真は今も私の宝物です」と書いてありました。
 東日本大震災から8年が経過し、今は福島に帰られた方、東京近辺に残っておられる方、地方に行かれた方など、それぞれの地で新しい生活を築いておられます。もう一度この方々が一緒に集まれる機会が持てたらいいのですが、「すっかり元の生活に戻れました」と言える方が一体何人おられるでしょう。「ほっとのんびり交流会」を思い出しながら、改めて大震災と原発事故の被災者の方々の悲しみ、苦しみを忘れてはいけないと思いを新たにしています。

みんなの部屋 ボランティアスタッフ  庄司昌子


知っていますか?私たちの「信仰」を?


「共に歩む信仰の旅─同伴者イエスと共に─」

写真左から、鈴鹿恵美子さん、山下充志郎さん、三谷博子さん、鈴木敦詞さん、加瀬継男さん

あまりのボリュームに…

受講者・田園調布教会 加瀬継男

 私が3月に担当した模擬授業は、一番ボリュームの有る福音書の箇所でした。範囲は、ヨハネ18・1~20・9、ルカ24・45~53、使徒言行録2・1~4です。
 内容は大きく3つからなり、一番目はイエスの十字架の死と復活、昇天、そして、聖霊降臨(教会誕生の時)です。この内容だけでも、講座一回分に値するのに、なんと、その後に三位一体とは? 教会とは? その役割とは? 信条とは? と続きました。
 正直、この内容を見て頭を抱えました。 今までは、イエスの8つの例え話を、一回に一つずつ紹介し、説明が行なわれてきたからです。今回、紹介する福音書をすべて朗読すると、約15分の時間が掛かります。福音書すべてを朗読し、その後に説明をするのか、または、一部を抜粋して説明するかで悩みました。
私は与えられた福音書の箇所を、まず丁寧に朗読しながら、大きく場面が変わるごとに説明を加えることにしました。そして、言葉だけではイメージが掴めないので、主要な場面で、レンブラントの絵をプリントして見てもらうようにしました。
 イエスの逮捕・ペテロの否認・群衆の前に引き出されたイエス・十字架を背負うイエス・ゴルゴダの地に建てられた十字架・十字架から降ろされるイエス・昇天の場面です。
しかし、内容としては、ただ単に福音書を朗読したに過ぎない結果に終わってしまいました。キリスト教について、まったく知らない人に理解出来る説明が大いに不足し、題材への掘り下げ、勉強不足が見事に露見した形で終わってしまいました。
 今回は散々な出来でしたので、次回8月に、また模擬授業を担当するので、再チャレンジをと思っています。

「出エジプト」のように 「出・小教区」

スタッフ・上野毛教会 鈴鹿恵美子

 受講者から見ると、模擬授業を担当しないスタッフたちは、日向ぼっこをしている猫のように羨ましく感じる時があるかもしれません。スタッフとしての私は、神父の講話や最後の講評で、教えの基本・骨組み・自分の立ち位置を正されたり、複眼的な見方の必要を指摘されたりと、有益な養成を無償でいただいています。
 受講者の模擬授業は、既に10回。持ち時間一人50分で、20人が担当しました。私は、途中、3回休んだので、14人の方々の模擬授業に参加。毎回がびっくり箱のようで、次に何が出てくるかワクワク、楽しみにしています。
 模擬授業の初めの自己紹介で、ある方は結婚式を教会で挙げたのがきっかけで、神父や教会の方々との温かい対応に触れ、おかげで家族全員が受洗されたお話。ある方は、高校時代・30代と教会に惹かれ、50代でようやく入門講座に。初めて参加したミサで、聖堂内の互いに繋がろうという空気に触れ、心を動かされたお話。ある方は、両親・親族たちが新興宗教にどっぷり浸かっている中で、自分も週6日の奉仕活動した時期もあったが、結婚し、子どもをカトリック幼稚園に入れたのがきっかけで、カトリック教会に出会い、信仰に入ったお話。殉教した祖先の話を聞いて育ち、教会、イコール、生活の場だった長崎出身の方のお話。
 受講生は自己紹介の後、当日の課題に入ります。何時間も何日もかけて最善を尽くして準備してくださった模擬授業を、50分間、皆で聞きます。そうすると、お人柄や生活が伝わってきて、その後、質問したり、感想を言ったり、意気投合したりとお互いの距離が近づきます。
 受講生たちの用意した地図・写真・資料も力作が多く、時間内では消化しきれない豊富な内容、使わせて欲しいと思うもの。発想・視点・作り方がユニークなもの、感服するばかりでした。
 この「教区カテキスタ養成講座」には、他にはない、何か素晴らしいものがある、それは何だろう、何だろうと考えました。何か新しい扉が開かれたような、ここから始まる「何か」があるような感じ。でも、それは辛抱強く、一歩一歩築き上げていかないと、打ち上げ花火のように消滅してしまうものかもしれないとも思いました。
 小教区で、今、具体的な活動の場を持っていないけれども、教区カテキスタになる可能性のある方々が、多くおられるのではないか? そのような方々が、小教区から一人二人と、教区カテキスタ養成講座に参加するようになることで、新しい「何か」は実現していくのではないか? 小教区で熱心に活動されている方が、月2回、「出・小教区」をして、ここに参加できたら、更に素晴らしいのではないかと思うのです。
御国が来ますように。

「伝える」機会は 「伝えられる」喜びの機会

受講者・世田谷教会 鈴木敦詞

 入門講座担当者の養成が東京教区で行われると聞き、既に所属教会で入門講座を担当していましたので、「これはぜひ」と思い志願しました。
 参加してみて、これまでの自分のやり方を見直したり、他の人々の方法を学べるとてもよい機会だと感じています。模擬授業をいきなりするので、その人の個性や方法が全面的に出て、反省や学びが多いし、実践的なアイデアや方法論も豊富に仕込めます。
 同時に、責任重大な仕事ですから、受け身で受講するだけでなく、機会あるごとにいろいろな神父たち、霊的指導者のお話を聞きに行ったり、講座に出かけたり、黙想指導を受けたり、研鑚を積む必要性を感じています。課題はとても多いですが、やりがいを感じています。
 さて、今回は実際に入門講座の現場に臨み、感じていることを中心に書きたいと思います。
 まずともかく、洗礼を志願されている皆様と共に信仰の道を歩んでいく、ということは、本当に純粋な喜びであり、恵みです。なにせ、目の前で信じる心が育っていくのです。「福音宣教」そのものの実践。これは信じる者にとって最大の喜びではないかと思います。伝える側の学びや気づき、喜びは想像以上に大きいのです。みことばを口に出して言ってみる、思いを込めて人にキリストを伝えようとすると、みことばが自分の思いとして心に刻み込まれるような感じがします。
 とはいえ、定期的な学びだけでは不足もあるかと思い、四旬節には洗礼志願者の皆さんに声をかけ、ある修道院を訪ね、シスターと共に小黙想、そして霊的指導を受けてきました。小教区のなかだけでは少し難しい、小さな祈りの輪のなかで、祈りの味わいを体験し、覚えていただいたようです。
 日本では、昔からカテキスタのことを「教え方」といい、この人たちは日本のカトリック教会の歴史の中で、とくに司祭が少数の迫害時代に大きな役割を果たしてきたと聞いています。
 聖霊の賜物は多様で、それぞれの役割がありますが、ひょっとしたら信徒皆が多かれ少なかれ「教え方」になれるような臨戦態勢であれば、どんな状況にも対処できるのではないかと思います。 「教え方」という言い方自体、現代の状況にはあまり適していないかも、ですね。教え方、カテキスタは常に、あらゆる機会に「学び方」でないといけない。教えるよりずっと前に、ひたすら学び続けなければいけない。それはあらゆる機会に、あらゆる人から。
 祈りの中で、「学び方」=「教え方」、あるいは「伝える人」=「伝えられる人」として、つねに教会のメンバー全員が学び合い、共に信仰の喜びを分かちあう、そういう場がどんどん増えていったら、と想像し、希望を抱いています。
 学びの機会は一生だと思います。この講座は、そういう意味で非常に良い機会です。来期のカテキスタ養成講座への参加に少しでも興味を持たれている皆さん、ぜひ参加してみていただければ、と願ってやみません。喜びは非常に大きいのです。この信仰を分かち合う喜びを、ぜひ味わっていただきたいのです。

信仰を 伝えていくために

受講者・初台教会 三谷博子

 今まで福音を伝えるということは脇においてきました。神秘を言い表すと言っても、私の持っている言葉では足りない、薄っぺらになることにおそれを感じていたからです。神様のおじゃまはできないなと。なので、教区カテキスタ養成講座には、宣教について考えたく参加しました。
 講座はカリキュラムを半分終え、今日から、秘跡論に入りました。
 神父は、秘跡とは動きそのものであるとおっしゃいました。家庭や社会の動きに加え、洗礼を受けると教会との関わりの中での動きが加わる。呼び集められた人たちが、神の一方的な恵みを受け、派遣され社会の中で宣教する。この3つの動きが秘跡そのものなのだと。その動きを止めないこと。個別の秘跡を受けるために教会に行くのではなく、信仰生活を養うための栄養素である秘跡、その動きを続けるのだと。
 また、折角、頂いた恵みを、教会の中で使い果たしてしまわぬように、疲れないようにともおっしゃいました。恵みは、日々、生きる場で使うのです。信仰生活は、自分自身のため、または、教会の中で過ごすためではなく、派遣された所から、外に向けられてなくてはならないということです。
 月2回、ほぼ休みなく全員が出席し、講座ごとの模擬授業に真剣に耳を傾けています。ある受講生は、初めて教会の扉を叩くのは、とても勇気のいることだった。グループが既にできあがっていて、入れそうにない雰囲気だったといいました。しかし、今、そのように感じていた方が、新たな入門者のために信仰を伝える模擬授業をしているのです。
 神の偉大さを現すために必要なことすべては分かってはいません。理解はまだまだですが、しかし、神は、この講座において、はっきりと、御自身を現してくださっていると思います。
 信仰を伝えていくために、この講座は、どなたにとっても有効な講座です。

伝える人

受講者・市川教会 山下充志郎

 毎週日曜日にミサに参加しています。細部の違いはあるものの、いつも同じ形の典礼です。海外旅行に行った時も、その国の言葉は分かりませんでしたが、いつもの同じ形の典礼だということは分かります。どうして、いつも同じことを繰り返さなけらばならないんだと、たまに思うことがあります。日曜日のミサに行くようにと親から言われた子供が、「なぜ、毎週、同じ映画を見るようなことしなくちゃいけないの?」と反論したと言う話も聞いたことがあります。
 同じことを毎回繰り返すという行為は、恐らく人間の忘れっぽさに原因があるのではないかと思います。けれども、ミサを繰り返すことで、今も、イエス様と共に暮らした弟子たちの記憶が、「これは私のからだである。わたしの記念としてこのように行いなさい」(Ⅰコリント11章24節)とおっしゃった方の思いが、典礼という形を取って、二千年余りの時を超えて伝えられています。聖書の中の出来事の意味やその思いが、人間にとって、とても大切なものだから、たくさんの迫害や戦禍、自然災害を乗り越えて、昔の人たちに伝えられた通りに繰り返されて、現代の私たちにも伝えられ、一人ひとりの人生に大きな影響を与え続けているのだと思います。
 約40年前、私は北陸地方の小さな教会に通っておりました。当時、そこには「藤田先生」と呼ばれるお爺さんがいました。伝道師さんでした。教会に住み込みで働いておられました。日曜日のミサに集まる人は多くはありませんでしたが、聖堂を出たところに畳の部屋があり、ミサの後、そこに集まって、時々、訪れる近隣の人たちを交えて、おしゃべりをしていました。都会の教会のような派手なイベントはありませんが、お世話好きの藤田先生のもとで、お茶を飲みながら、この地方にゆっくりとキリスト教が伝えられて来たのだと思いました。
 現在、私は教区カテキスタ養成講座に参加しています。「伝える人」になろうとしています。講座の勉強は難しいので、「伝える人」にはなれないかもしれません。しかし、少なくとも、この「繰り返し」の中で、自分自身が成熟し、やがて伝える役割の一端を担うことができればと、「藤田先生」をお思い出しながら考えています。

■お知らせ■

「教区カテキスタ養成講座」運営委員会では、諸般の事情により、2020年4月から始まる講座開講教会を以下のように変更することにしました。第2期生として応募を考えておられる方々は、以下を参考にお申し込みくださいますよう、よろしくお願いします。
 ●講座開講教会●
西千葉教会・松原教会・松戸教会・関町教会・葛西教会


VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

◾️世界召命祈願の日ミサ

5/12(日)14:30 東京カテドラル聖マリア大聖堂
主司式=菊地功大司教
ミサ後、ケルンホールで茶話会、交流会あり

◾️1日静修へのおさそい

5/25(土)10:00〜15:30 受付9:30〜 調布教会で
「現代社会に喜びの種を播こう」
指導=山下敦神父(大分教区)
対象=男女年齢を問わず、どなたでも参加可。
会費=¥1,000(昼食・飲み物持参)
申込=住所、氏名、電話番号を記入の上、FAXかメールで コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院 FAX/042-482-2163 e-mail: cndmokuso@yahoo.co.jp
問合せ=Sr.嶋崎TEL/090-2213-7440(月・木・金・土14:00〜17:00) 主催=コングレガシオン・ド・ノートルダム アソシエート

◾️いやしのためのミサ

5/12 6/9 7/14(すべて第2日曜)14:00〜
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式=小平神父(フランシスコ会) ミサ後に個人別祈りの時間帯有。
問合せ=望月TEL/03-3290-1068 小平師=http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細=http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

◾️グレゴリオ・ラテン語ミサ“イエス・キリストの御心のミサ”

6/15(土)14:00〜 田園調布教会大聖堂で
司式=静一志神父(フランシスコ会)

◾️ベタニアでシスターとともに祈る 「来なさい」ヨハネ1.39

5/26 6/9(日)11:30〜19:30
※昼食・夕食有 希望者は宿泊ができます。
対象=独身女性、信徒、求道者 申込=ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ第二修道院(菊池)〒165-0022 東京都中野区江古田3-15-2 TEL/03-5318-5676 FAX/03-3387-1533 http://www.sistersofbethany.info/

◾️召命を見つめる夕べ 以下共通 お告げのフランシスコ姉妹会 

マリア修道院(大田区久が原4-33-13)で 申込=名前・住所・所属教会を明記の上FAXまたはmailにて 担当=Sr.山澤TEL/03-3751-1230 FAX/03-3753-3390 e-mail:fsa maria0325@yahoo.co.jp ◉5/11(土)14:00〜16:30 「転落の我が人生に悔い無し」 講師=伊藤淳神父(東京教区) 17:00〜19:30召命の集い 教会の祈り フランシスコの言葉の分かち合い 食事 ◉7/13(土)14:00〜16:30 よろこびのひびき─教皇フランシスコを迎える準備として 「よろこびの三つの意味」 講師=阿部仲麻呂神父(サレジオ会)

◾️初台祈りの集い~聖霊による信仰刷新セミナー~

5/9〜6/27 毎週木曜日13:00〜15:00
会場=初台教会2階クレメンスホール
対象=受洗者で原則毎週参加できる方
参加費=¥2,000(全8回分) テキスト代=¥500
会場費献金(自由) 申込み=当日会場受付にて
問合せ=井之上TEL/03-3468-8221
(初台教会への問合せはご遠慮ください)

◾️第9回 中国の教会のために祈る集い〜中国の聖母を記念して〜

5/25(土) 麹町教会
第1部 15:00〜16:30 ヨセフホール
講演=『中国のキリスト教史を振り返る』—バチカンと中国の関係回復にむけて—
講師=井上 潔 神父(イエズス会中国センター所長)
第2部 17:00〜17:30 ザビエル聖堂 『聖体賛美式』
司式=英隆一朗神父(麹町教会主任)
主催=麹町教会ザビエル会 連絡先=TEL/03-3263-4584

◾️テゼの歌による黙想と祈りの集い

5/15(水) 10:30〜12:00 どなたでもどうぞ。
場所=援助修道会本部修道院聖堂(新宿区市谷田町2-24)(東京メトロ南北線「市ヶ谷」駅5番出口より徒歩3分 JR 「市ヶ谷」駅徒歩7分)
連絡先=横山教子 e-mail: taizeichigaya.group@gmail.com

◾️四谷祈りの集い~一日黙想会~

5/25(土)、6/22(土)(10:00~16:30)
1日黙想会=「み言葉によって生きる」
聖パウロ修道会若葉修道院で
指導=赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容=ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費=¥1,500 昼食持参 どなたも歓迎(予約不要)
問合せ=赤波江神父TEL/090-4574-9288(9:00〜17:00)

◾️四谷祈りの集い~聖霊による生活刷新セミナー~

5/5~6/23(毎日曜日)17:00〜19:00(全8回)
6/30に一日黙想会 イエズス会 岐部ホール309号室で 参加費¥2,000
申込=5/5(日)会場受付にて
問合せ=聖霊による刷新事務所TEL/03-3357-8138
e-mail: ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/

◾️「沈黙のうちに神を求めて─観想の祈りへの道」講演と祈りの実践

5/16 7/25 9/12(9/26から変更)(木)14:00〜16:00
麹町教会岐部ホール4階404号室で
カルメルの霊性や祈りについて聖書のみことばを通して講話をして頂いた後、一緒に沈黙で祈ります。
指導=九里彰神父(カルメル会)
どなでも 献金歓迎 申込不要
問合せ=篠原TEL/042-473-6287(11:00〜20:00)

◾️いやしのためのミサ「おかえりミサ」

5/18(土)16:00〜 
援助修道会本部修道院聖堂で
司式=晴佐久昌英神父(東京教区)
どなたでも参加可
問合せ=TEL/03-3269-2405(17:00まで)

◾️麹町教会 初金の祈りの集い ご聖体礼拝と黙想〜聖歌隊の歌を聴きながら〜

6/7(偶数月の第1金曜)19:00〜20:00
麹町教会主聖堂にて
司式=具正模神父(イエズス会)
どなたでも参加可能
問合せ=TEL/03-3263-4584 http://hatsukin.jimdo.com/

◾️日々生活の霊操

以下共通 毎月第2・4(土) 霊操13:30〜15:20
ミサ15:30〜16:10 ミサ後、茶話会〜17:00
霊的同伴=猪狩和夫 ミサ司式=Fr.モレノ 参加費=献金(¥100以上)
E-mail: mika.amelie0323@gmail.com(佐内)
申込不要 いつからでも参加可
霊操200『キリストのご受難と死と復活』“過越の秘儀”
「主なるキリストの聖心と贖いの恵みの観想」
イエズス会 上石神井修道院講話室で
◉5/11 ③イエス・キリストの聖心と聖なる三位一体
◉5/25 ④主の聖心の内的認識

◾️聖母月「聖母と共に祈る」

5/26(日) 9:00〜17:00頃解散
9:00主日ミサあり
対象=40歳位までの未婚女性信徒
内容=午前:ミサ、福音の分かち合い、黙想 午後:聖母についての話、ロザリオ、聖体礼拝、茶話会
場所=御聖体の宣教クララ修道会東京本部修道院
費用=¥1,000(昼食代を含む)
申込=TELかメールで5/24(金)まで
問合せ=御聖体の宣教クララ修道会 シスター小崎 (〒154-0015世田谷区桜新町1-27-7) TEL/03-3429-4823 e-mail: tategoto@hotmail.co.jp

◾️「詩編の会」の集いへのおさそい

以下共通

司式=中川博道神父(カルメン修道会)
場所=聖パウロ修道会若葉修道院(新宿区若葉1-5)
どなたでも参加可 
主催=「詩編の会」
申込・問合せ=藤井TEL//FAX/045-402-5131
e-mail:shihennokai@gmail.com
◉「ミサと晩の祈りをうたう集い」へのおさそい
《復活節第三水曜日の典礼》
5/8(水)13:30〜16:00頃 
晩の祈りの練習・歌唱ミサひきつづき晩の祈り(歌)
申込不要 上履きをご持参ください。晩の祈りのプリントは準備します。
◉「午後の静修<講話・念祷・ミサ>」へのおさそい
6/29(土)11:30受付12:00〜16:00
テーマ=イエスを生きる起点—ペトロとパウロ—定員になり次第〆切
要申込=住所・氏名・電話番号・所属教会をご記入の上、FAX又はメールで(返信します)
実費費用の為に献金をお願いします。上履きをご持参ください。


◾️グレゴリオ聖歌による聖母の訪問の祝日のミサ

5/31(金)14:00〜聖心女子大学聖堂
司式=赤波江謙一神父
グレゴリオ聖歌=CANTATE DOMINO
奏楽=鈴木裕紀子
固有文=Kyriale X 通常文=聖母の訪問 賛歌他
主催=CANTATE DOMINO ESA アジア教育支援の会のために
問合せ=渡辺TEL/0467-24-1715 岡部TEL/03-5232-3031

◾️LGBTQ みんなのミサ(月例)

5/26(日)14:00 都内で(詳細は参加申込者にのみ通知)
司式:鈴木伸国神父(イエズス会)LGBTQ+カトリック信者の信仰共同体LGBTCJの非公開ミサです。神の愛の恵みを求めるLGBTQ+の方と協働者の方なら、参加でき、ミサ後の分かち合いも豊かで、主イエスと出会う霊的休息場のミサを願っています。
申込・問合せ=e-mail: lgbtcj@gmail.com
TEL/090-1650-2207(小笠原) TEL/080-3910-3131(宮野)
http://lgbtcj.org

◾️チャリティ テスティモニ Charity Testimony<完全沈黙の祈り・振り返りの対話>

毎週月曜日19:15~20:45(祝祭日休館時を除く)
ニコラバレ(JR四谷駅前)1Fで
対象=大人・社会人・学生・聖職者・求道者・祈りたい方 ミサも適宜あります
教会助言司祭=サリ アガスティン神父(イエズス会・上智大学教授)
申込=サイト内「お申込みの前に」「Q&A」等をご覧ください。
WEB:https://charitycom.net
申込・質問=charitycomj@gmail.comのみで承ります
TEL/08039103131(緊急用:枝人・宮野)

講座・研修会

◾️マリアニスト宣教センター 2019年度 黙想会と講座のご案内

以下共通
場所=マリアニスト宣教センター(調布市佐須町5-28-6)
問合せ・申込=E-mail:marianist@marianist.jp
FAX/042-481-1644 TEL/080-5873-6637(Sr.小林)

☆半日黙想会:青木勲神父(SM)

①「信仰のニーズ」6/1日(土)13:30〜17:00 ミサあり。
②「信仰における方向転換」11/2日(土)13:30〜17:00ミサあり。

☆講座

1、「キリストのメッセージ」:清水一男神父(SM)
毎月第2木曜日 5/9 6/13 7/11 9/12 10/10 11/14 12/12 2020/1/9 2/13 3/12
10:30〜12:00 (年10回)
2、「キリストに倣って生きる」:Sr鈴木孝子(FMI)
毎月第1火曜日 5/7 6/4 7/2 9/3 10/1 11/5 12/3 2020/1/7 2/4 3/3 10:00〜11:30(年10回)
3、「主よ、私はあなたと共に歩みたい」:Sr鈴木孝子(FMI)
毎月第2火曜日 5/14 6/11 7/9 9/10 10/8 11/12 12/10 2020/1/14 2/18(第3週) 3/10 10:00〜11:30(年10回) ※この講座は2年前から続いていますが、それでもよろしい方は、どなたでも参加可
4、「マリアと共に祈り、学び、賛美の歌を歌いましょう」 山崎満(MLC)、Sr.小林幾久子(FMI)
毎月第3土曜日 5/18 6/15 7/20 9/21 10/19 11/16 12/21 2020/1/18 2/15 3/21 14:00〜16:00(年10回) 5、「短歌を楽しむ」:ときえだひろこ(MLC) 6/23 9/23 12/22 2020/3/20 14:00〜15:30

◾️南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

5/25 6/22 7/27 8/24(土) 13:30〜15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院
1Fで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分)
講師=平田栄一(風編集室) 参加費=¥1,000
テキスト=「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫525円)
申込・問合せ=平田栄一TEL//FAX/048-769-4095
e-mail:yohaku5@gmail.com

2019年度 阿部仲麻呂神父の講座

6/2 7/7 9/22 10/6 11/10 12/22
2020/1/5 2/9 3/1 岐部ホール 13:00〜15:00
講座名=教父学—共同体の牧者たちの霊性
ほんにかえるプロジェクト主催
申込・問合せ=Sr.井手愛子
TEL/080-4362-3432
gabrielaiko77@gmail.com

◾️美術と聖書講座 〜フラ・アンジェリコの作品、特に受胎告知を中心に〜

講師=ジュリアーノ・デルペーロ
日時=5/24(金) 6/28(金)19:00〜20:30
受講料=1回¥1,500(資料代¥150)
場所=聖グレゴリオの家 新棟ハッチハウス
問合せ=聖グレゴリオの家 宗教音楽研究所
問合せ=TEL/042-474-8915 FAX/042-474-8832
http://st-gregorio.or.jp/

◾️上智大学ASF講演会

5/26(日)14:00〜16:00 
上智大学四ツ谷キャンパス6号館(ソフィアタワー)101教室
講師=晴佐久昌英神父
テーマ「教皇フランシスコを迎える喜び」
入場無料(30分前開場)

◾️聖書事業懇談会・東京 「聖書協会共同訳・詩文の魅力を語る」

5/24(金)15:00〜17:00(開場14:30)
教文館(9階)ウェンライトホール
「聖書協会共同訳・詩文の魅力を語る」Part2—詩編、コヘレトの言葉、雅歌を中心として—
対談者=石川立氏(原語担当翻訳者・編集委員、同志社大学神学部教授)、春日いづみ氏(日本語担当翻訳者・編集委員、歌人、「水甕」副代表、選者、編集委員) 定員=120名(参加無料、事前申込制・先着順受付)
申込・問合せ=日本聖書協会広報部
TEL/03-3567-1988 FAX/03-3567-4436
e-mail:info@bible.or.jp

◾️講座案内

以下共通 キリスト・イエスズの宣教会 江戸川区南小岩6-25-6

◉「聖書の心」イエスの後に従い

第2・4(木)10:00〜12:00(小岩修道院で)
第2・4(水)14:00〜16:00 (ガリラヤカトリック船橋学習センターで)
第1・3(土) 10:00〜12:00(市川教会で)

◉『よりよい家庭を求めて』

第1・3(月)10:00〜12:00(小岩修道院で)

◉入門講座 相談によって(小岩修道院で)

信仰を深めよう
第2・4(火)10:00〜11:30(小岩修道院で)
祈りの集い
第2(土)14:00〜16:00(修道院で)
孤独ですか お疲れですか 悩み相談のご希望の方いつでもOK 22:00シスターベアトリスまでTELでご連絡ください。
問合せ=TEL/03-5889-3055

◾️(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座案内

◉5/11(土)①11:00〜12:35 ②15:45〜17:20 映画「father カンボジアへ幸せを届けたゴッちゃん神父の物語」※鑑賞料500円
◉5/11(土)14:00〜15:30 「聖書の読み方、パート2」(1) 講師=森 一弘(カトリック教会司教、一般財団法人真生会館理事長)
◉5/16(木)10:30〜12:00 「心が元気になるコミュニケーション」—心のくせを見つける 講師=眞田加代子(カトリック市川教会信徒、産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)
◉5/18(土)10:30〜12:00 「イエスと共にする旅」—使徒言行録 講師=Sr本間良子(マリアの御心会)
◉5/18(土)14:00〜15:30 「家族関係における病といやし」 講師=山中正雄(日本アライアンス教団千葉キリスト教会牧師、精神科医)
◉5/22(水)14:00〜15:30 「聖書の心」—契約2-新約— 講師=Srベアトリス・カベスタニ(キリスト・イエズスの宣教会)
◉5/23(木)10:30〜12:00 「福音・招き」〜マルコ福音書 講師=大原 猛(東京教区本部付き司祭、(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ理事長
◉5/24(木)13:30〜16:00 アフタヌーンティー名画座 「写真家・星野道夫秘蔵映画上映会」
◉5/25(土)10:30〜12:00 「東日本大震災被災地を巡る体験学習」報告会
◉5/25(土)14:00〜15:30 影絵ラ・ルミエール 影絵紙芝居「花咲爺」と指影絵、他 
◉6/1(土)10:30〜12:00 「イエスと共にする旅」—使徒言行録 講師=Sr本間良子
◉6/1(土)14:00〜15:30 「聖書の読み方、パート2」(2) 講師=森一弘
◉6/5(水)10:30〜12:00 「神の救いと芸術」 講師=アンドレア・レンボ(府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会日本管区長)
◉6/8(土)14:00〜15:30 「何故、キリスト者が社会問題に関わるのか」 講師=光延一郎(イエズス会司祭、上智大学神学部教授)
◉6/12(水)14:00〜15:30 「聖書の心」—裁き 講師=Srベアトリス・カベスタニ
◉6/13(木)10:30〜12:00 「福音・招き」—マルコ福音書 講師=大原 猛
◉6/15(土)10:30〜12:00 「イエスと共にする旅」—使徒言行録 講師=Sr本間良子(マリアの御心会修道女)
◉6/15(土)14:00〜15:30
落語 藤原周壱 小さん十八番「宿屋の富」他
参加自由 要事前申込
申込・問合せ先=TEL/047-404-6775(10:00〜16:00 日・月・祝日休)
〒273-0011船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイ・ビル3階で https://fgalilea.jimdo.com/
(社)カトリック船橋学習センター・ガリラヤ講座 計画担当=石田靖夫TEL/080-5019-1188

◾️2019年度 ペレス・バレラ神父S.J.勉強会日程表

☆神の愛に照らされて、自分の内面の不思議な世界に目覚めさせる☆
日曜日(第1.2.4.5.週 15:00〜17:00)
5/5 12 26(岐部ホール306) 6/2 9 23 30
水曜日(第1.2.4.5週 10:30〜12:30)
5/1 8 22 29 6/5 12 26
場所=S.J.ハウス第五会議室
テキストは『不思議の国の私』J.E.ペレス・バレラ著(お持ちで無い方は小冊子にてご用意してあります)『キリストに倣う』を使います。参加費無料
世話役=川畑悦子TEL/080-3124-7680
e-mail:hirameki-etsu12@docomo.ne.jp

◾️キリスト教信仰入門講座

第1回 キリスト教とは何か—その輪郭
5/9(木)18:45〜 麹町教会 アルぺホールで
指導=岩島忠彦神父(イエスズ会)
要申込 問合せ=TEL/03-3263-4584

◾️信徒の月例会

キリスト教信仰の見直し(2)
—イエスの行動と運命、そして弟子たちの道—
5/18(土)14:00 麹町教会アルぺホール
指導=岩島忠彦神父(イエスズ会)
テーマ=奇跡—癒しと救い—
問合せ=TEL/03-3263-4584 申込不要

◾️ラビリンスメディテーションへのおさそい「ラビリンスを歩いてみませんか」

5/25 6/15(土)14:00〜16:30
小金井聖霊修道院マリア館(TEL/042-381-8001 JR中央線「武蔵小金井」下車 北口徒歩13分)
雨天の場合は聖書の分かち合いをします。
参加費=¥200 申込不要

◾️ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込・問合せ=ビ・モンタント東京事務所
(〒116-0013荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサンフジ305) 
執務時間=火曜日14:00〜16:00
TEL//FAX/03-3806-9877

◉3会場での勉強会
全会場同一条件 時間=13:30〜15:00
指導=泉富士男神父(東京教区)
会費=¥300 
申込不要 5/14(火)ビ・モンタント事務所で
5/17(金)高輪教会で
5/21(火)三軒茶屋教会で

◉聖書通読講話会
[四谷会場]
以下共通 土曜日  13:30〜15:00
イエスズ会岐部ホール306室で(TEL/03-3357-7651)
世話人=浜端TEL/042-623-1469
5/11(土)「マカバイ記I」泉富士男神父(東京教区)
[関口会場]
5/1 5/15(水)10:30〜12:00
「マカバイ記I」泉富士男神父(東京教区)
東京カテドラル構内カトリックセンターで

◉月例散策会
5/8(水) 行先=瀬田教会と玉川大師(二子玉川)及びその周辺散策
集合=10:30東急田園都市線二子玉川駅西口改札口 
世話人=田垣TEL/03-3999-1209

◾️聖書深読のお知らせ

5/25(土)16:30〜
場所=メルセス会第四修道院(杉並区高円寺南5-11-35) 
対象=どなたでも 
申込=不要
参加費=無料 
問合せ=メルセス第四修道院(電話でのお問合せは18:00〜21:00にお願いいたします。)
16:30より聖書深読が始まり、手作りの夕食で終了となります。
問合せ=TEL/03-3315-1550

◾️聖心会みこころセンター

2019年度5・6月講座のご案内
◉5/9(木)13:30〜 毎月第2木曜日 聖心会みこころセンター(白金)
「聖書を読む」人間科学の一つ、TA-交流分析と合わせながら Sr.嶋本操(聖心会)
◉5/10(金)17:00〜 聖心会渋谷第五修道院(広尾)
「SDGsを学ぼう」〜世界の平和と構築する一つの手段として〜
永田佳之(聖心女子大学文学部教育学科教授)
◉5/18(土)14:00〜15:30
聖心会みこころセンター(白金)
「世界でたった一人の自分を大切にする」
Sr.鈴木秀子(聖心会)
◉5/25(土)10:30〜 聖心会みこころセンター(白金)
「いのちへのまなざし」を読む
Sr.岩井慶子(聖心会)
◉6/22(土)〜23(日) 聖心会裾野マリア修道院(静岡県不二聖心女子学院内)
祈りの会 Sr.山崎渾子(聖心会)
◉6/27(木)16:00〜 聖心会渋谷第五修道院(広尾)
「聖書のみ言葉に導かれて」視写を通してみ言葉を味わう 
Sr.長谷川和子(聖心会)

その他多数企画いたしております。詳しくは下記ホームページをご覧ください
e-mail:rscjmikokoro.center@gmail.com
http://www.m-sacred-chart.com
問合せ=聖心会みこころセンター(〒108-0072東京都港区白金4-11-1)
TEL//FAX/03-6277-2561

◾️祈りのたて琴 言葉がなくても祈れるように神様は音楽をくださった

リラ・ブレカリアとは、「祈りのたて琴」を意味するラテン語で、病床にある方、様々な問題で悩み苦しむ方にハープと歌による生きた祈りを届ける活動です。音楽には言葉ではなし得ない力があるということを皆様とお分かちできたらと思います。
講師=キャロル・サック氏(アメリカ福音ルーテル教会ELCA宣教師リラ・プレカリア創始者)
日時=6/29(土)13:30〜16:00
場所=ニコラ・バレ(幼きイエス会)104号室東京都千代田区六番町14-4
参加費=¥2,000 定員=30名先着順
要申込・問合せ=TEL/090-1618-3523 FAX/042-626-4821 e-mail:sr-ezrell@jcom.zaq.ne.jp http://no-spiritualcare-tokyo.com/

◾️対談 伊藤幸史神父×山根道公(ノートルダム 清心女子大学教授)

「日本的宗教性における詩と自然」
6/8(土)15:00〜16:30 ニコラ・バレ9階で
参加費無料、事前申込不要

◾️講演会(ロゴスの文化教室)

6/8(土)14:00〜16:00
ケルンホール(東京カテドラル構内関口会館地下)で テーマ=読むことと書くこと 言葉の奥にあるもう一つの「コトバ」 講師=若松英輔(批評家・随筆家)
費用=¥1,000(資料代込・当日受付)
定員100名 
申込=電話で(住所・氏名・電話場号・懇親会参加の有無・資料の種類-普通字or点字orテープorデイジー)
申込締切=5/22(水) 定員なり次第、受付終了
主催・申込先・問合せ=社会福祉法人ぶどうの木 ロゴス点字図書館
TEL/03-5632-4428 FAX/03-5632-4454 e-mail:logos@logos-lib.or.jp

◾️星美学園短期大学公開講座

保育・教育講座 「子どものセルフコントロール〜発達障がい児の支援から学ぶ〜」
講師=中内麻美(星美学園短期大学専任講師)
講座日程=6/8(土)10:00〜11:30
受講料=¥2,000 定員=40名
申込方法=はがき、FAX、Eメール、窓口、郵便番号、住所、氏名、電話番号、講座名をご記入ください。締め切りは、5/23(木)必着
本講座は、子どもの育ちに関心のある方を対象とした一般向けの講座です。
問合せ=星美学園短期大学 日伊総合研究所公開講座センター(〒115-8524 東京都北区赤羽台4-2-14)
TEL/03-3906-0056 FAX/03-5993-1600 e-mail:c_koza@seibi.ac.jp http://www.seibi.ac.jp/college/el/

◾️エバンジル会—フランス語で聖書に親しむ会

5/13 5/20 5/27 (月)18:00〜19:30
麹町教会信徒会館203会議室
講師=清水ドミニク Sr.中山眞里(ノートルダム・ド・ヴィ) 参加費=各回¥500
e-mail:evangile@hotmail.co.jp
http://www.geocities.jp/evangilekai

音楽

◾️祈りのコンサート2019 vol.1

〜聖パウロ修道会山内堅治神父より聖歌のレクチャーをいただいて〜 
5/26(日)14:00開演 13:30開場 一般財団法人真生会館で
テーマ=霊はお望みのままに、人それぞれに恵みを分けてくださる(Ⅰコリント12・11)
プログラム=アヴェ・マリア(グレゴリオ聖歌)/サルヴェ・レジーナ(〃) レジーナ・チェリ(〃) アヴェ・ヴェルム・コルプス(モーツァルト)マザーテレサの祈り(上村幸一郎作詞/原公一郎作曲) イエスの輝き(山内堅治作詞/原公一郎 作曲)他
レクチャー=山内堅治神父
奏楽=作曲・ギター/原公一郎 ソプラノ/北村梨里子 聖歌隊=アンサンブル・リリアム/祈りを歌う会 
入場料=¥2,500
申込・問合せ=AMS事務局 コンサート係
e-mail:ave.maris.stella777@gmail.com
TEL/090-1679-7079(原) FAX/03-3391-9143(AMS事務局宛)

◾️オルガンと祈り「ともに賛美をささげよう」—オルガン奉献20周年を祝って—

5/6(月・祝)13:30〜麹町教会主聖堂
曲目=S.カーク=エラート「いざもろびと、神に感謝せよ」 L.ボエルマン「ゴシック組曲op25」 聖歌「神の国と神の義を」他
日ごろ典礼奉仕をしている当教会オルガニストが感謝をこめて演奏します 自由献金
問合せ=organ_to_inori@ignatius.gr.jp

◾️東京バッハ合唱団 第118回定期演奏会

5/18(土)開演14:00
場所=府中の森芸術劇場ウィーンホール
日本語で歌うBWV109,166,188,79
前売=¥3,500 当日=¥4,000
申込・問合せ=office@bachchor-tokyo.jp

その他

◾️こころの相談支援(カウンセリング)

5/8 /11 /13 /15 /18 /20 /22 /25 /27 /29
神の御摂理修道女会建物(目黒区中目黒3-18-17)
予約制 TEL/080-6740-4396(留守番電話の場合は、メッセージを残して下さい。折り返し連絡致します)
自由献金
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・公認心理師)

◾️動物たちに支えられて、生きる 大塚敦子写真展

6/17(月)〜24(月)9:00〜17:00 最終日は11:00まで
清泉女子大学1号館ロビー 入場無料
申込不要(守衛所にて記名し入講証をお受け取りください)
問合せ=清泉女子大学カトリックセンター
(月・火・木9:00〜17:00)TEL/03-5421-3375

「VIVID」情報掲載の申込み方法

2019年6月号(No.363)▶6月2日(日)配布 掲載希望原稿の締切り5月7日(火)
申込み:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。

送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 
      広報部 tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511 
      e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp