お知らせ

お知らせ

東京教区ニュース第341号

2017年04月07日

カテドラルで4年ぶりの司祭叙階式

3月20日、午後2時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂において司祭叙階式が行なわれた。東京教区にとっては4年ぶりの叙階式で、2名の新司祭、ミカエル泉雄生神父とパウロ野口邦大神父が誕生した。春分の日の穏やかな天候の下、カテドラルは大勢の参列者で埋め尽くされた。  
1-1

1-2

1-3

1-5当日の聖書朗読として選ばれた3つの箇所(エレミヤ1章4〜8節、Ⅰコリント1章26〜31節、マタイ20章25〜28節)は、「仕える」という共通のテーマで結ばれており、岡田大司教は、そのことに触れながら、新司祭に向けて、今後の司祭生活への勧めと司祭団の中でその役割を果たす意味を語った。  
1-6

1-7式の終わりに新司祭の任地が発表され、泉神父は千葉寺教会・西千葉教会の助任司祭、野口神父は八王子教会の助任司祭として派遣された。  
ルルド前に2輪の桜の花が開いており、桜の花も二人の新司祭の門出を祝っているかのように感じられた。

1-4                            新司祭、パウロ野口邦大神父(左)とミカエル泉雄生神父(右)

東日本大震災追悼・復興祈念ミサ 「思いつづける 3.11」
〜犠牲者・被災者・避難者のために祈るつどい〜

3月11日、東京カテドラル聖マリア大聖堂において「思いつづける 3・11 ~犠牲者・被災者・避難者のために祈るつどい~」と題し、東日本大震災追悼・復興祈念ミサが行われた。東日本大震災と福島第一原発事故から7年目を迎えるこの日、350名を超す人々が集い、ともに祈った。カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)が企画・運営を担い、これまで6年間被災地支援に関わってきたボランティアが中心となり会場で準備にあたった。  
2-1午後2時30分、聖堂前方に置かれた大きなスクリーンに福島県南相馬市小高区、原町区の現在の様子、自然と伝統文化に溢れた素朴な風景が映像で映し出された。  
同時に南相馬市立小高中学校の卒業式の歌「群青」が聖堂に流れた。この歌は津波で4名の生徒が犠牲となった小高中学校で、心を痛めた生徒たちが原発事故により全国に避難している級友を思い、希望や未来を詩で表現し音楽の先生が卒業式の歌として完成させたもの。「きっとまた会おう。あの街で会おう。僕らの約束は消えはしない群青の絆」と高校生たちの高らかな歌声が録音テープで流れ、参列者は被災地の方々への思いを一層深めた。  
地震発生時刻の2時46分には鐘楼の鐘がなり、一分間の黙祷が捧げられ、この瞬間に寄せるそれぞれの特別な思いを、祈りの中で共有した。  
2-2主司式の岡田大司教は説教の中で6年前の震災がなぜ起こったかについて、この問題は「わたしたちの信仰の試練である」と語られた。 「犠牲者・被災者・避難者の皆さんは大きな苦しみ、悲しみという重荷を担っている。力を奪われ疲れ切っておられる皆さんの傍に、復活した主イエスは一緒にいてくださる」と話し、また「復活したキリストはわたしたちの中におられ、わたしたちを通して生き働かれる。わたしたちが寄り添い助け合うならば、そこに復活したキリストの恵みが働き、イエスご自身がそこにいてくださる」と被災者と支援者、両者の働きを励ました。  
共同祈願は被災三県の活動地と東京の自主避難家族支援に関わるボランティアの方々から捧げられた。  岩手県の方々に向けてカリタス釜石に関わるボランティアが、宮城県の方々にはCTVCと連携し現地ボランティアプログラムを毎年企画している目黒星美学園の生徒が祈った。  
福島県の方々へは「家族が離れ離れになり、6年経った今でも将来が見通せない状況にある。私たちは祈りと行動をもっていつまでも寄り添っていけますように」とCTVCのボランティアが祈った。  
東京都に自主避難している方々の支援活動をしている「きらきら星ネット」スタッフは、喫緊の課題として「3月末に福島からの避難者に対する住宅の無償提供が打ち切られる。故郷を離れざるを得ない状況の人々とともにあるために恵みと力を」強く願った。  この日、宮城県・山元町で行われた追悼の祈りで使用され、メッセージが刻まれた竹燈籠が祭壇上に並んだ。山元町からの竹燈籠、そして昨年12月に開設されたボランティア活動拠点「カリタス南相馬」からは南相馬にある仮設住宅の避難者の方々手作りの草履のストラップが奉納され、被災地の方々と心をひとつにした。  
ミサ後は、聖堂の外でCTVCと「きらきら星ネット」が支援活動を継続するための物品販売を行い、宮城県、福島県の特産品、ワインなどの販売場所は大勢の方々で賑わった。  
発災後、毎年開催してきた追悼・復興祈念行事も年々少しずつ参列者の数が減少している。しかし東日本大震災と原発事故を風化させず、被災者・避難者の方々に思いを寄せ続けるために、ともに祈ることの大切さ、そしてその祈りを支援活動や被災者への寄り添いという行動に変えていく必要性を、あらためて共有することができた恵みの大きな一日となった。

2017年度司祭人事異動(第2次)(氏名の右のカッコ内は現任務・所属)

 コンベンツアル聖フランシスコ修道会 
赤羽教会主任司祭永尾 稔師 (赤羽教会助任司祭) 
亀有教会主任司祭 松田 清四朗師 (長崎教区湯江教会) 
赤羽教会助任司祭 水浦 征男師 (大阪教区仁川教会) 
亀有教会助任司祭 山浦 義春師 (亀有教会主任司祭) 
名古屋教区へ ニコラス スワイアテック師 (赤羽教会主任司祭) 
那覇教区へ 藤澤 幾義師 (赤羽教会助任司祭) 
フランシスコ会  
三軒茶屋教会・瀬田教会主任司祭 小西 広志師 (三軒茶屋教会・瀬田教会協力司祭) 
田園調布教会・瀬田教会助任司祭 金 東炫師 (札幌教区北十一条教会) 
札幌教区へ 湯澤 民夫師 (三軒茶屋教会・瀬田教会主任司祭) 
札幌教区へ 内藤 孝文師 (三軒茶屋教会・瀬田教会助任司祭)  
神言修道会  
吉祥寺教会主任司祭 松本 勝男師 (新潟教区秋田教会) 
吉祥寺教会助任司祭トゥ ダン フック師 (名古屋教区南山教会)
福岡教区へ宮崎 保司師 (吉祥寺教会主任司祭)
名古屋教区へアドリアヌス ハヨン師 (吉祥寺教会助任司祭)
イエズス会
麹町教会助任司祭ギュンター ケルクマン師 (管区会計)

 

 CTVCカトリック東京ボランティアセンター No.52
心をあわせて祈った追悼行事

東日本大震災から丸6年を迎えた3月11日、CTVCとカリタス南相馬のメンバーは宮城県亘理町・山元町での追悼行事に参加しました。13時からのカトリック亘理教会の追悼・復興祈願ミサには、聖堂に入りきらないほどの参列者が集いました。地震発生時刻の14時46分には荒浜地区の慰霊碑の前で黙とう。その後、津波で犠牲になった方のご自宅跡も訪ねて祈りをささげました。  
夕方には山元町の沿岸部に移動してお祈りしました。中浜区の慰霊碑で、お寺の境内で、そして仮設図書館の広場で、東京から3-1参加したJLMMゴスペルクワイアによる讃美歌とカリタス南相馬のシスター方が歌うSalve Reginaが響きました。全国から寄せられたメッセージ入りの灯ろうが夜空に輝いていました。  
町内の仮設集会所では、地域のお母さんたちが豚汁とおにぎりを用意して迎えてくださいました。温かい食事にほっと一息つく方や、久々の再会を喜ぶボランティアさんと地元の方々で明るくにぎわっていました。
3-2「ずっと震災で生き残ってしまったことに申し訳なく思っていたけれど、今は生きていることに感謝しているし、町のみんなが少しずつ元気になってきたことをお空にいる人たちに伝えたい」とおだやかな表情でお話しされていた方がとても印象的でした。  
亘理町・山元町の方々とともに、心をあわせて祈る大切なひとときを過ごしました。

3-3

カリタスの家だより 連載 第91回

ボランティア養成講座のご案内
東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726  http://www.tokyo-caritas.org

2017年度のボランティア講座が5月から始まります。今年のテーマも昨年度に続き「聴いて行う」とし、昨年度より2回多い、8回の講座としました。  
今年度は特に「カリタスの家のボランティアの在り方を原点に返って考えたい」というスタッフの思いから「カリタスの家のボランティアとは何か? ということを、講師の方の話の中から参加者により深く感じてたただけるように」と講座の内容を一人一人の講師の方と密に話し合いました。  
現在社会では多くのボランティア活動が行われています。でもあえてカリタスの家が大切にしている、カリタスの家が目指しているボランティアとは何でしょう。それは一言でいえば、行政や専門家だけでは抱えきれない隙間を支えるボランティアです。  
どこにも相談できない困難さを抱える方への日常の生活支援を、指導ではなく相談者と共に歩みながら続けていくこと、最終目的の自立に向かって、ボランティアは相談者を抱え込むのではなく、「添え木」であったり「止まり木」であること。でも一度ボランティアの手を離れても、大変な状況が起こればいつでも帰ってこられる「我が家」であることだと思っています。  
今、これからボランティアを始めようと思われる方、でも私にはとても無理だと思われている方も一度この講座に参加してみて下さい。講師のお話の中から、身近で今貴方を必要とされている方に気づかれるかもしれません。この講座はカリタスの家のボランティアを希望される方だけのものではありません。ボランティアを経験された多くの方々が言われる「ボランティアは相談者のためではなく、結局は自分にとって得がたい体験や喜びである」という言葉を貴方も実感されることと思います。  
どうぞこの講座を機会に新しい一歩を踏み出してみて下さい。そして困難にぶつかった時は遠慮なくカリタスの家に相談ください。また今カリタスの家でボランティア継続中の方も、どうぞカリタスの家のボランティア精神をもう一度思い起こし、カリタスの家らしいボランティアを続けて下さい。  
今年の講座スタッフは、そういう思いをもって多くの方々の講座への参加をお待ちしています。


2017年度ボランティア養成講座

テーマ   “聴いて行う”
時 間   13:00~16:00(受付12:30~)
参加費   6,000円
定 員   50名
申込方法  氏名・住所・電話番号を下記へご連絡ください  
Tel 03-3943-1726  Fax 03-3946-9156  
メール v-yosei-koza@tokyo-caritas.org
受付開始  2017年4月1日(土)

2017年度のボランティア養成講座実行委員会  http://www.tokyo-caritas.

月 日テーマ講 師(敬称略)
05月20日(土)たがいの止まり木になるために森 一弘 (真生会館 理事長)  
06月17日(土)  五感に敏感になる 小林 展子 
ポンティキュラス心理研究所代表 臨床心理士・心理学博士 
07月08日(土) 出会った方の心に寄り添うために 峯 妙子 
イエスのカリタス修道女会 
07月29日(土)  神と他人と自分に耳を傾けて人々に喜んで仕えるには? 丸屋 真也 
IFM(家族・結婚研究所)代表 
 09月09日(土) 恐れずに一歩を踏み出そう  副田 一朗 
NPO法人市川ガンバの会代表 
 10月07日(土)  こころの病を持った人への添え 木 東 孝博 
篠崎医院豊科診療所所長・精神科医 東京カリタスの家スーパーバイザー 
11月28日(土)  発達障害をもった大人の理解と関わり  荻野 美佐子 
上智大学総合人間科学部心理学科教授 東京カリタスの家理事 カリタス翼アドバイザー  
11月18日(土) 聴いて行う 小宇佐 敬二 
東京カリタスの家常務理事 

東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726   http://www.tokyo-caritas.org

教区司祭紹介 第68回

私の人生を変えたかけがえのない出会い

アブラハム 荒川 博行 神父     1968年7月31日生まれ 2000年3月5日司祭叙階
梅田教会主任司祭

4-1

ご出身は?
荒川 大阪府の箕面市です。

子どもの頃の思い出は?
荒川 小学校時代は野球が好きで、中学に入ってからは特に天体観測に凝っていました。箕面市の北部地域は六甲山地が近くにあって、テントと望遠鏡を友人と持って行って星空の写真を撮りに行って自分で現像したりしていました。高校時代は山岳部だったので、自然の中に身を置くことが多い中高生時代でした。

キリスト教との出会いは?
荒川 大学は高校の推薦枠で、国際基督教大学社会科学科に社会学を学ぼうと思って入学しました。そこである政治学の先生に「政治とは『善とは何か』『人間とは何か』を問う哲学だ」と教わったので、人文科学科哲学専攻に途中で転科しました。ラテン語とドイツ語をやって、近現代ドイツ哲学の認識論、現象学、存在論を学んでいました。そのころの原文講読クラスは、予習で原文一行訳すのに三時間以上かかってとても苦しかったですね。  
そんな時、上智大学にリーゼンフーバーという哲学の先生がいることを知ったので、キリスト教入門講座に出かけてみました。ところが入門講座とはいうものの、中身は西欧哲学史そのもので驚きました。さらに七転八倒しても分からなかった内容が、五月の青く晴れた空のように明晰に淀みなく説明されるので、「こんなすごい人が世の中にいるのか」と衝撃でした。講座には1年半ほど通って、大学卒業直前にそこで受洗しました。

受洗後の歩みは?
荒川 大学卒業後一度は一般企業に就職しましたが、入社三日目に「来年ここに自分はいない」とはっきりわかったので半年で退職しました。自分と違うことをしていたら悩まなくてもすぐ分かりますね。  
そのころ大学の先輩が真生会館聖書センターで雨宮慧神父の手伝いをしていて、私も誘われて在学中からバイトしていました。そこで、聖書というテキストと出会うことになりました。哲学のテキストとは全く異なる分析アプローチに強く惹かれました。それ以上に自分の立っている聖書という地面の下には金脈があって、今は見えないけれども、ここを黙々と掘っていけばいつか絶対に突き当たるというイメージが湧きました。なので、ここから動くつもりは今も一切なく、継続して掘っている最中です。  
ある日、雨宮神父が当時23歳だった私にローマの教皇庁立聖書研究所に勉強に行くように勧めてくれたので、行ってきました。始業式は入学ミサだったので信徒席に座っていましたが、同じように座っているのは多分ふつうの学生だろうと思っていたのですが、ミサ直前になると彼らが次々と司祭服(アルバ)に着替えだすので、その時になってようやく自分以外が皆、聖職者であることが分かり「これはとんでもないところにきてしまった」と思いましたね。

そこではどんな生活だったのですか?
荒川 世界から様々な神父さんたちが集まっていました。あるアジアの司祭は「ドイツで神学の博士号をとってきた」と言うし、「先週まで教会の窓からキリンを見ていた」というアフリカの神父さんもいました。叙階したてのインドから来た新司祭もいたし、「老眼鏡ないともう見えない」という40歳代の神父さんもいました。  
聖書学の本科に入る前に学生全員が要求される予備課程に入りました。聖書ギリシャ語とヘブライ語の文法を半年で終わらせ、残りの半年で実際の本文を読むという、要するに相当にハードなクラスです。その中でまず去っていったのが、意外なことに優秀な人たちでした。毎日授業前に課される「Holy Quiz」という10点満点のテストがあります。「自分は満点以外に取らない」と優秀な人たちは最初言っていたのですが、聖書文法で完全解答するのはそんなに生易しくないです。最初は満点を彼らはとるのですが、次第に7点とか8点になると精神的に耐えられないみたいでコースの途中で姿を見せなくなる人もいました。  
聖書研究所が優れていたのは、できない学生がいたら「どうしたらこの人は階段を一段あがれるだろうか」と励ましてくれることでした。できないなりに辛抱強くあきらめない学生ならば、いつかわかるようになって見違えるようになるという信念を先生たちが持っていました。最初は暗記一辺倒でも徐々に聖書テキストの内容に触れさせて、原文だけが教えられる意味の深みを学生が知るようになると、今度は内容が学生を引っ張りだすようになって、最後にはテキストに学生が捕まってしまうマジックを先生たちが知っていました。点数至上主義とは何の関係もない、不思議な魔力を教えてくれました。  
最終試験も終わって帰国することになり、聖書研究所に挨拶に行きました。入り口から階段を上がった図書館前にヘブライ語を教えていただいたモリソン先生にばったり出会いました。「お世話になりました。明日、帰国します」と挨拶すると、先生は「これからどうするのか」と問いかけ、「神学校に行こうと思います」と思いもかけない言葉が自分の口から出てしまいました。それまで司祭になるということは、まったく考えてもいませんでしたから。先生は、ローマに残って勉強するようにと勧めてくれましたが、送り出してくれたところに帰らないわけにはいかないので帰国しました。  
帰国して雨宮神父に話したところ、「東京教区でいいだろ?」と言われ、「いいんだろうな」と思ったのでそうしました。聖書センターのバイトが終わって信濃町の真生会館から司教館に夕焼けを見ながら自転車をこいで面接に行きましたね。

神学校での思い出は?
荒川 一番の思い出は、ワルケンホルスト神父との出会いです。「ワルケン語」と呼ばれる神父さんの日本語は、理解しにくいことこの上ないことで有名でした。5年間続いた申命記原文テキストを読む授業で教わったことは、申命記にあることばは聖書全体の書物にあることばとつながっていて、例えると、心臓のような申命記がみことばという血液を聖書の隅々に送り出しているという感じということです。「主に立ち帰る(申命記30章)」こと、これを神が人に熱望し、旧約新約を貫いて受け継がれていることに出会わせてもらったことは、かけがえのないことです。

興味深い出会いですね?
荒川 ビーレフェルトという町の牧師の息子だったワルケン神父さんは、(ナチス党員ではなく)ドイツ兵として第2次世界大戦に参戦せざるをえなかったそうです。戦後、ユダヤ人を迫害する側に立った自らの償いを果たすにはどうしたらよいかを考えた結果、修道生活によって自らを捧げるイエズス会に入会したそうです。  ワルケン神父さんは、聖書を「神」ということばを一切取り払った文学作品として専門家の分析対象にもなるけれども、それよりも何よりも、聖書で神が熱情とともに今生きている人間に話しかけている、それこそが重要だと言っていました。ですから、高い建物の中で聖書を研究するよりも、(実際自分でやったそうですが)幼稚園で園児にヘブライ語を教え、町の教会でみことばは伝えられるべきだとよく励まされました。西武線が止まった大雪の日でも、「バスで来ました。何か問題ある?」と、神学校にたった一人の学生を教えに来られた日を思い出します。教区司祭養成に特別な思いを持たれていたからです。

そんな荒川神父にとっての聖書の味わいの魅力は?
荒川 旧約聖書のヨナ書が、今の自分にとって魅力的なテキストです。  
ヨナは神の命令を拒否して逃げ回るとんでもない預言者です。船が大嵐にあって荒れ狂う海に投げ込まれると怪物に飲み込まれ、祈りを唱えて陸地に戻って来るのですが、しかし彼は「改心した」と一切言っていません。しかし悪のはびこるニネヴェという町に滅びを預言するよう命じられて行くには行きますが、あっさりニネヴェの町の人々は王と一緒に改心して滅びをまぬがれるので、そんなことはないと無責任にも町がどう滅びるか見てやろうと高みの見物をします。  
4章冒頭で、海でえらい目にあったヨナは神がニネヴェをやすやすとゆるすことが気に食わず、神にこう文句を叫ぶ箇所があります。 「あなたは、恵みと憐れみの神であり、忍耐強く、慈しみに富み、災いをくだそうとしても思い直される方です(ヨナ4:2)」。  ここに立ち止まってみると、神には悪で満ちたニネヴェという町を滅ぼす理由があり、反対にこの町は災いを下されても当然でした。しかし、そうすることを神は「思い直す(2節)」方だと表現されています。この「思い直す(cf.出32:12・14・エレ18:18、ヨエ2:14)」という言葉は「悔いる(cf.ヨエ2:13)」とも翻訳されています。神はニネヴェを滅ぼすこともできたのにそれを「思い直し」人が滅びることを「悔いる」方だと述べ、それと同時に直前では「慈しみに富み」と言い換えられています。  
つまり、人を滅ぼすことを「思い直し」「悔いる」神は、同時に「慈しみに富む(cf.出34:6・民14:18・ヨエ2:13・詩86:5・15・103:8)」というのです。ふと気づけば、改心して「思い直した」のは人間ではなく滅ぼすことをやめた主自身で、それゆえに人が滅びることを「悔いる」「慈しみ深い」方だと、改心しないヨナの口を通じて説明されていることに気付かされました。  
おもしろいですね。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第208号

CTIC体験記
カトリック東京国際センター(CTIC)にて約1年にわたり、週に4日ほどお手伝いをさせて頂きました。  
支援物資、資料の整理整頓、外国人司牧ニュースの印刷、入国管理局への差入れの準備、入国管理局に収容されている人の訪問など、貴重な経験に恵まれました。  
CTICの相談内容は多岐に渡っています。外国人の日常的な生活問題から、家庭内トラブル、労働問題、ビザに関する問題などです。自然と普段の会話の中でも多くの専門用語が飛び交います。しばらく経っても話が分からず、数カ月経っても概要もつかめず、さっぱり理解できない。  
理解が進みはじめたのは、問題を抱えている人との直接の出会いがきっかけでした。いつ収容されるか分からない中でも懸命に生きている仮放免の人。労災問題を抱えた若い技能実習生。イメージとはかけ離れた入管収容者。何が問題なのか、どのような社会的背景があるのか、内向きだった関心が外側へと開かれていったように思います。  
不思議だったことは、小さくされた人の中に垣間見た、利他的な心です。入国管理局に収容されている人が、新しく収容された他人の必要なものをリクエストする。いつ収容されるか分からない仮放免中の人は、奉仕の精神にあふれ、自らも人に助けられて生かされている喜びをたたえている。彼らがどこか生き生きとしていたのは、CTICとの継続的な関わりがもたらした人間に対する信頼の高さ、連帯の心があったからかもしれません。
「艱難をともにすべく、富貴をともにすべからず」という言葉があります。人というものは、貧しいとき、苦しいときいはともに助け合い、譲り合うことができ、それによって苦難を乗り越えることができるが、豊かになった途端、いがみ合い、奪い合い、殺し合いが始まるものだという意味です。福音は貧しさの中でこそ体験できるものなのだと改めて思わされます。  
毎月の外国人のための司牧ニュース(二種類)やミサ典礼の印刷と発送までの作業は、なかなか骨の折れるものでした。印刷は余白スペースや写真と文字の濃度に気を遣い、千部を超える折り込みの行程は手作業。しばしば手の空いた方々も加わり、遅くまで一緒に力を合わせてくださったことも心に残る思い出です。すべての封詰めが終わると思わずみんなで拍手。毎度達成感があります。全国の外国籍の方々にとって少しでも励みとなること、また霊的糧となることを願っています。  
この場を借りて、高木健次神父をはじめ、CTICのメンバー一人ひとりに感謝申し上げます。いつも温かく声をかけて下さり、またときにははっきりと指導して下さったこと、そしてともに食卓を囲んで下さったことは忘れられません。これからも社会の荒波の中で小さくされた人々とともに歩む皆さんに倣い、学びを続けてゆきたいと思います。
神学生 宮崎翔太郎


VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

■いやしのためのミサ

4/9 5/14 (日)14:00~ 
聖心女子大学聖堂で
主司式:小平正寿神父(フランシスコ会)
共同司式:川村昕司神父(5月) 
ミサ後に個人別祈りの時間帯有 
問合せ:望月Tel/03-3290-1068
小平師:http://fraludo-ofm.at.webry.info/
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

■聖母病院ミサと聖書の集い

以下共通
問合せ:聖母病院パストラルケア室   Tel/03-3951-1111(内線759)

◆ミサ予定 

4/5 4/12 4/26 5/10 5/17 5/24 5/31(水)14:30~
聖母病院大聖堂で
司式:バレンタイン・デ・スーザ神父 

◆聖書の集い 

13:00~14:15 ミサの前 
聖母病院大聖堂2階集会室で 
どなたでも参加可

■ローマ典礼の特別形式による歌ミサ (別称トリエント・ミサ)

4/9 4/16 5/14 5/21(日)14:00~
ミサ・聖体降福式(13:00開場 13:30よりロザリオの祈り(ラテン語))
聖パウロ修道会若葉修道院で (新宿区若葉1-5)
主催:Una Voce Japan(ウナ・ヴォーチェ・ジャパン)
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
どなたでも参加可 
侍者募集中 興味ある方はホームページ:http://uvj.jp
問合せ:e-mail:info@uvj.jp(修道院への問い合せはご遠慮を)

■ベタニア 祈りの集い ~来て見なさい(ヨハネ1.39)~

4/29(土)14:00~30(日)16:00
5/27(土)14:00~28(日)16:00
他の日も相談により可 
対象:独身女性信徒・求道者(50歳まで) 
ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院で
(〒165-0022中野区江古田3-15-2)
申込:Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
http://www.sistersofbethany.info/

■「サダナ」黙想会 〜東洋の瞑想とキリスト者の祈り〜

以下共通 
指導:植栗神父 
連絡先:來間(くるま)裕美子 Tel/090-5325-2518  Tel/045-577-0740
(不在時:渡辺由子Tel/042-325-7554)
詳細:http://sadhana.jp 
申込:開催日の8日前まで

◆入門B 

5/14(日)9:30~17:00
ニコラバレ修道院で(四ツ谷)

◆自己を知る(1泊2日×2回)

5/20(土)~21(日)
5/27(土)~28(日)それぞれ9:30~17:00 
エスコラピアス修道女会修道院で(世田谷区弦巻)

◆フォローアップ 

6/11(日)9:30〜17:00
ニコラバレ修道院で(四ツ谷)

◆サダナⅠ 

6/15(木)17:30~18(日)16:00
上石神井無原罪修道院で

◆入門C 

6/25(日)9:30〜17:00
ニコラバレ修道院で(四ツ谷)
※フォローアップへの参加:サダナⅠを終えていること

■1日黙想会:「み言葉によって生きる」

5/27(土)10:00~16:30
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
指導:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会)
内容:ご聖体顕示と沈黙の礼拝、講話、ロザリオ、賛美、ゆるしの秘跡、ミサ
会費:¥1,500 
昼食持参
どなたも歓迎(予約不要)
問合せ:赤波江神父 Tel/090-4547-9288(9:00~17:00)

■四谷祈りの集い(聖霊による生活刷新セミナー)

4/30~6/18(日)17:00~19:00(全8回)
麹町教会岐部ホール309号室で 
参加費¥2,000
申込:4/30受付にて 
問合せ:Tel/03-3357-8139
e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/

■月例ミサと集い(LGBT+カトリック信者の集い)

4/30(日)13:30~17:00 ミサ 14:00~
5/21(日)13:30~17:00 ミサ 14:00~
司式:小宇佐敬二神父 
LGBT+の方と協働者のみ参加可、プライバシーを護るため、
申込者にだけ詳細をご連絡します。
自己紹介等もなく、主イエスと出逢う霊的休息場のミサを願っています!
主催:LGBT カトリック信者の集い
申込・問合せ:lgbtcj@gmail.com 
宮野 Tel/080-1307-3910
小笠原 Tel/090-1650-2207
サイト:http://lgbtcj.org/

■マリアニスト宣教センター黙想会

以下共通
マリアニスト宣教センターで
(〒182-0016調布市佐須町5-28-6汚れなきマリア修道会 マリアンハウス修道院内) 
http://www.marianist.jp/
問合せ・申込:e-mail:marianist@marianist.jp
Fax/042-481-1644 Tel/080-5873-6637(Sr.小林)
申込:名前、緊急連絡用のメール アドレス、電話番号を記入 開始1週間前まで

◆半日黙想会(年2回) 

6/3(土)「信仰と文化」
11/4(土)「洗礼とゆるしの秘跡」
それぞれ14:00〜17:30
指導:青木勲神父(マリア会) 
黙想の最後にミサ 
対象:信者・求道者

◆1泊2日の黙想会

5/20(土)16:00 ~5/21(日)14:00 
テーマ:マリアは私たちをもう一人のイエスに育ててくださる
指導:Sr.小林幾久子(汚れなきマリア修道会)
費用:¥5,500(3食付)
定員20名 
日曜日にはミサがあり どなたでも

◆個人で静かに祈り黙想なさりたい方、
その際に同伴を希望される方は、問合せください

■一日静修「殉教の精神~高山右近と 映画『沈黙』をともに考える」

5/27(土)10:00~16:00(受付 9:30~)
コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で
指導:山下敦神父(大分教区司祭)
会費:¥1,000(昼食・飲み物は持参) 
対象:どなたでも 
申込み:住所、氏名、電話番号を記入の上、Fax/042-482-2163かメールで
e-mail:cndmokusou@yahoo.co.jp 
問合せ:同修道院 Tel/042-482-2012(平日 9:00~17:00)

■初台祈りの集い(聖霊による信仰刷新セミナー)

5/11~6/29 毎週木曜日13:00~15:00
初台教会2階で 
対象:受洗者で原則毎週参加できる方 
参加費:¥2,000(全8回分)テキスト代¥500 会場費献金(自由) 
申込:会場受付にて
問合せ:井之上Tel/03-3468-8221
e-mail:hatu_inori@yahoo.co.jp(初台教会への問合せはご遠慮を)

■いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

5/20(土)16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22)
司式:晴佐久昌英神父(東京教区) 
どなたでも参加可 
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで)
e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

■1泊2日の黙想会「来なさい。そうすればわかる。」

4/22(土)14:00(受付13:30)~23(日)16:00
小金井聖霊修道院で 
同伴:聖霊会会員 
対象:未婚女性40歳まで 
参加費:¥3,000 
持ち物:筆記用具、洗面用具 
問合せ:Tel/052-832-0434

■ラビリンスメディテーションへのおさそい -ラビリンスを歩いてみませんか-

4/22 5/13 6/3(土)14:00~16:30 
小金井聖霊修道院マリア館で(JR中央線「武蔵小金井」下車(北口徒歩13分)
雨天の場合は聖書の分かち合いをします
参加費:¥200 
申込不要 Tel/042-381-8001

■半日の静修(講話・念祷・ミサ)へのお誘い

4/8(土)12:00(受付11:00)~16:00
聖パウロ修道会若葉修道院で 
テーマ:「荒れ野からの再出発」─今の時代を主とともに
指導:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:どなたでも 
定員80名 
要申込 
申込:Fax/045-402-5131 e-mail:shihennokai@gmail.com(藤井)
主催:詩編の会

■聖体とみことばの集い

4/29(土)10:30~16:00 
師イエズス修道女会第2修道院で(〒192-0001八王子市戸吹町1490)
テーマ:聖体とみことばの光のうちに自分の歩みを見つめる 
対象:45歳までの独身女性
連絡:Tel/042-691-3260

■「沈黙のうちに神を求めて ー観想の祈りへの道」 

講演と祈りの実践
5/25(木) 7/20(木) 14:00~16:00 
麹町教会岐部ホール4階404号室で
指導:九里彰神父(カルメル会) 
十字架の聖ヨハネの「霊の讃歌」からの講話後、一緒に沈黙で祈ります
どなでも 献金歓迎 申込不要
問合せ:Tel/042-473-6287篠原(11:00~20:00)

講座・研修会

■真生会館講座案内

◆<信仰生活を深め生きる>森司教
4/22~6/24 土曜(10:30~12:00)

◆<初心者コース>森司教
4/11~6/20   火曜午前(10:30~12:00)、火曜夜(19:00~20:30)

◆<聖書に学ぶ現代人へのメッセージ> 星野正道神父  
4/11 6/6 7/14 (10:30~12:00)

◆<現代のカテケージス>Sr.中島その枝
4/19~7/12 水曜(10:30~12:00)

◆<人間の謎・死生観を巡って>J・マシア神父  
4/28~6/30 金曜(13:30~15:00) 

◆<老いの課題を見つめて> ~「対話」、人と出会い、自分と出会うために~ 岡﨑清子 
5/12~7/14 金曜(13:30~15:00)

◆<心の病と向き合う>鳥越由美
4/22~6/17 土曜10:30~12:00)

◆鼎談と分かち合いの集い
4/8 土曜(10:00~12:00) 
「日本社会と世界の現実を踏まえて日本のカトリック教会と世界のカトリック教会のありようを考える」
高木賢一神父・大滝浩一神父 
司会 森司教
5/13 「フランシスコ教皇は、どのような教会を目指そうとしているのか」 
アンドレア神父・深水正勝神父 
司会 森司教
6/17 「日本人のキリスト教の受容について:神理解の観点から」
─遠藤周作の沈黙の神理解と伝統的な神理解の違い─ 
Sr.原敬子・今井祐里氏
司会 森司教
7/8 「教区・小教区(教会)のマネージメントと司教・司祭と信徒の協力・協働の在り方について」
高木賢一神父・有村浩一氏 
司会 森司教

◆土曜日午後講座 (13:30~15:30)
<一人ひとりのかけがえのなさの視点から>
「この国の形を考える」-経済・エネルギー・ライフスタイル- 
6/10 後藤政志 
6/17 飯田哲也
6/24 田中優 
7/1 光延一郎神父

◆日曜午後講座 (14:00~16:00)
<現代の霊性を学ぶ Part2>
4/9  4/16 信徒の霊性 森一弘司教
5/7  5/14 フランシスコの霊性 小西広志神父
6/18 6/25 カルメルの霊性 福田正範神父
7/02 7/09 日本の霊性 伊藤幸史神父
7/23 7/30 イグナチオの霊性 小暮康久神父
受講料 初心者コースのみ500円 その他1000円  学生無料 
申込・問合せ先=一般財団法人真生会館 
〒160-0016 東京都新宿区信濃町33番地4
Tel/03-3351-7121 Fax/03-3358-9700
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp
*各講座とも事前にお申込下さい。
電話対応出来ない時間帯は、Faxにて受付。

■船橋学習センター「ガリラヤ」講座案内

◆「ヨハネによる福音」(1)
5/24(水)10:30~12:00 
講師=アンドレア・レンボ(府中教会主任司祭、ミラノ外国宣教会)

◆「心が元気になるコミュニケーション(24)」
5/18(木)10:30~12:00 
講師=宮本佐代子(上級プロフェッショナル心理カウンセラー)、
眞田加代子(産業カウンセラー、グリーフケア上級アドバイザー)

◆ミサを味わうために─ミサの流れ─
5/27(土) 10:30~12:00 
講師=レミ・オード(聖ペトロ・パウロ労働宣教会司祭)

◆「教皇フランシスコはどのような教会を目指そうとしているのか?」その3 
5/27(土)14:00-15:30
講師=森 一弘(司教) 
参加自由 事前申込
申込・問合せ:Tel/047-404-6775(10:00~16:00日・月・祝日休 )
〒273-0011船橋市湊町1-2-21ケイ・ジイビル3階で
http://fgalilea.jimdo.com/

■キリスト教的視点に基づく講座“創造への道”

4/22(土) 14:00~15:30 
白百合女子大学で、どなたでも 
講師:星野正道神父 
内容:自己放棄と自己発見 
「所有するということ(ルカ12・13~)」 ─インディアン・シャトル酋長の手紙─
費用:¥1,000 
問合せ=白百合女子大学教務部教務課
Tel/03-3326-5762
http://www.shirayuri.ac.jp/shogai/syukyo/index.htlm

■マリアニスト宣教センター講座

以下共通 
マリアニスト宣教センターで
(〒182-0016調布市佐須町5-28-6汚れなきマリア修道会マリアンハウス修道院内)
http://www.marianist.jp/
問合せ・申込:e-mail:marianist@marianist.jp
Fax/042-481-1644   Tel/080-5873-6637(Sr.小林)
申込:お名前、緊急連絡用のメール アドレス、電話番号を記入 
講座開始1週間前まで

◆キリストのメッセージ─福音書のたとえ話を通して─
5/10 6/14 7/12 9/13 10/11 11/8 12/13 2018/1/10 2/14 3/14
毎月第2水曜日 11:00~12:30(年10回)
講師:清水一男神父(マリア会)

◆神と出会う イエス・キリストと出会う 自分と出会う
5/9 6/13 7/11 9/12 10/10 11/8 12/12 2018/1/9 2/13 3/13
毎月第2火曜日 10:00~11:30(年9回) 
講師=Sr.鈴木孝子

◆「マリアニスト」その意味と生き方 
5/10 6/14 7/12 9/13 10/11 11/8 12/13 2017/1/10 2/14 3/14 第2土曜日 
14:00~16:00
講師:Sr.小林幾久子

◆短歌を楽しむ ときえだ ひろこ
5/17 6/21 7/19 9/20 10/18 11/15 12/20 2018/1/17 2/21 3/21 
毎月第3水曜日 10:00~11:30(年10回) 
参加資格:日本語が普通に使える方ならどなたでも

■アルファ(キリスト教の基本を学ぶプログラム)

4/21~7/7 毎週金曜日 19:00~21:30
高輪教会ホールで 
対象=どなたでも 詳細・申込み等は教会HPをご覧ください。

■「風」編集室による講座と対談

以下共通
幼きイエス会修道院(ニコラ・バレ)で、講座1階、対談9階 
講師:山根道公(ノートルダム清心女子大学教授) 
申込不要 問合せ:「風」編集室 Tel//Fax/086-227-5665
e-mail:kazehensyuusitu@gmail.com

◆講座 「復活」を実感するために─井上洋治神父と遠藤周作の場合 
4/16(日)13:30~15:00
参加費=¥1,000(学生半額)

◆講座 映画「沈黙」に描かれた原作『沈黙』の役人日記を読み解く 
4/16(日)15:30~17:00
参加費=¥1,000(学生半額)

◆対談 映画「沈黙」から遠藤周作『深い河』へ─その宗教性をめぐって
4/17(月) 19:00~20:30
講師=若松英輔(批評家)・山根道公
参加費=¥1,000(学生半額)

■セミナー「今、パレスチナと聖書世界の歴史」

5/7(日)14:00~16:00 
世田谷教会かまぼこで 
対談講師:渡辺真帆(アラビア語通訳・翻訳者)・関根英雄神父 
申込み:e-mail:fssekine@hotmail.com
事前学習テキスト:「聖書の歴史」サムエル・テリエン著(創元社)、
「パレスチナを知るための60章」臼杵陽、鈴木啓之編著(明石書店)

■ジュリアーノ・デルペーロ修道士の講座

どなたでも参加可 
ニコラ・バレで(四ツ谷駅)
受講料¥1,300(テキスト代込)
問合せ・申込:Tel/090-7426-3611斎藤

◆4/3 4/24(月)14:00〜16:00 
「詩編を読み解き味わう」(オリジナルテキストから、日本語訳の可能性を探る)

◆4/8 4/22(土)10:30〜12:00 
「聖書と美術」(フラ・アンジェリコ 等、オリジナルテキストを使用)

■講座案内

以下共通 
キリスト・イエズスの宣教会で 
シスターベアトリス(江戸川区南小岩6-25-6)Tel/・Fax/03-5889-3055

◆「聖書の心」パパフランシスコの「福音の喜び」の勧告に基づいて
毎月第1・3月曜日 第2・4木曜日 10:00~12:00

◆「聖書の心」イエスの足跡に従い 
第2・4水曜日 14:00~15:30ガリラヤ船橋学習センターで 
第1・3土曜日10:00~12:00 市川教会で

◆「よりよい家庭をもとめよう」 
第2・4月曜日14:00~16:00 第2・4土曜日10:30~12:00
ガリラヤ船橋学習センターで

◆祈りの集い 
毎月第2土曜日 14:00~16:00

◆悩み相談 
いつでもOK ご希望の方、22:00までTelで連絡を

■南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

4/22 5/27 6/24(土) 13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで Tel/03-3261-0825 
講師:平田栄一 (風編集室)
参加費:¥1,000 
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ:平田栄一Tel/・Fax/048-769-4095
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

■楽しく歌ってティータイム

月2回の土曜日 
モーツァルト・サロン(北区赤羽1-54-5メトロAIビル6F)で 
12:45~15:00 聖歌の練習、教会音楽鑑賞 
15:00~16:00ティータイム
費用=無料(資料、楽譜、お茶付き) 
要連絡 申込=Tel/03-5939-9535
e-mail:ikuei-bunka@jewel.ocn.ne.jp

■清泉ラファエラ・アカデミア春期講座

4/22 5/13 5/27 6/10 7/1 7/15(土) 10:40~12:10
清泉女子大学で
テーマ:「キリスト教と神道・仏教・儒教の国日本」─宗教を通して日本文化を再考する─ 
講師:岡野治子(本学元教授) 
受講料:¥13,800(全6回)
Tel/03-3447-5551 http://www.seisen-u.ac.jp

■イエズス会霊性センター「せせらぎ」 研修会のお知らせ

2017年度「カバルス研修会(霊的成熟を目指して開発されたプログラム) 
基礎(集中コース)」 4/29(土)17:00~5/6(土)16:30
イエズス会無原罪聖母修道院で(黙想)
対象:心理的・霊的成熟に関心があり、全日程に参加できる方 
定員:20名 
申込=申込の「アンケート用紙」を電話、Fax、メールでご請求ください 献金お願い 
問合せ=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想)―霊性センター「せせらぎ」
Tel/03-3920-1158(9:00~17:00)
e-mail:retreathouse.tokyo@gmail.com

■ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ=ビ・モンタント東京事務所
(〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel/・Fax/03-3806-9877

◆4会場での勉強会 

全会場同一条件
13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区) 
会費:¥500程度 
申込不要 
4/4(火)立川教会で 
4/11(火)ビ・モンタント東京事務所で 
4/18(火)三軒茶屋教会で 
4/21(火)高輪教会で 
5/2(火)立川教会で

◆聖書通読講話会

〔四谷会場〕
以下共通 
土曜日13:30~15:00
イエズス会岐部ホール306室で(Tel/03-3357-7651)
世話人:浜端Tel/042-623-1469
4/1「新約聖書など」鈴木信一神父(パウロ会)
4/8「列王記」泉富士男神父
5/6「列王記」泉富士男神父
〔関口会場〕
4/5 4/19(水)10:30~12:00
東京カテドラル構内カトリックセンターで
「エゼキエル記」泉富士男神父
Tel/03-6304-1252

◆月例散策会 

4/12(水)10:30 
京王線下高井戸駅改札口集合 
行先:赤堤教会と赤堤周辺散策
世話人:田垣Tel/03-3999-1209

◆聖句を毛筆で楽しむ会 

3:30~15:00 4/6(偶数月第1木曜日)
ビ・モンタント東京事務所で
5/4(木)
立川教会で
会費:¥500 
担当司祭:泉富士男神父 
世話人:片島Tel/042-523-0810

■キリスト教信仰入門講座

18:45〜麹町教会アルぺホールで 
4/20(木)より毎週木曜日 
指導:岩島忠彦神父 
対象:カトリック信者の方以外 
申込・問合せ:Tel/03-3263-4584

■講演会「高山右近の信仰と茶の湯」

4/29(土)13:00 
麹町教会岐部ホール307号室で
講師:高橋敏夫牧師
申込不要 
講演後、呈茶あり 自由献金
問合せ:Tel/042-476-8137 和栗

■池田神父によるカテキズム講座

4/6 4/20 4/27 5/11 5/18 5/25毎週木曜日14:30~16:00 
聖パウロ修道会若葉修道院1階応接室で 
教材=「カトリック教会のカテキズム」第3編第2部「神の十戒」 
費用=¥700/1回 問合せ=Tel/090-5449-2054辻美佳子

■信徒の月例会 (カテキズム)を読む 

その3=キリスト教倫理と祈り 
4/22(土)14:00〜(16:00主日のミサ)
麹町教会アルぺホールで 
指導=岩島忠彦神父(イエズス会) 
テーマ=「神を信じる生き方の特徴」 
テキストとして「YOUCAT」(カトリック中央協議会)を使用 
申込不要 
問合せ=Tel/03-3263-4584

■スピリチュアルケア入門講座

夜間 (シリーズ17)
テーマ=薬物や手術でとれない苦痛・叫びへの理解とケアの学び 
ニコラバレで 
参加費(12回:¥12,000(一括)学生¥6,000 
問合せ:臨床パストラル教育研究センターTel/03-6421-9613

■星美学園短期大学公開講座(教養講座)

5/26(金)10:40~12:10 
テーマ=「人は何によって生きるか-不確定な人生を生きるために-」
講師:阿部健一(星美学園短期大学学長)
受講料:¥2,000 定員:40名 
申込方:はがき、ファックス、Eメール、窓口まで、郵便番号、住所、電話番号、講座名をご記入ください。
〆切りは、5月12日(金)必着 
問合せ=星美学園短期大学日伊総合研究所公開講座センター
担当:夏目一穂Tel/03-3906-0056 Fax/03-5993-1600  
e-mail:c_koza@seibi.ac.jp

■2017年度「祈りを深める研修会」

日程と内容
第1回 06/18(日) 祈りとは
第2回 07/23(日) 生活を素材に祈る
第3回 09/24(日) 自然を素材に祈る
第4回 10/22(日) み言葉を素材に祈る
第5回 2018/1/21(日) 意識の究明
第6回 02/18(日) 振り返りと祈りの同伴
対象=黙想によって日々の霊的生活を深めたいと願っている方で、
必ず全日程参加できる方。(カトリック信徒に限りません。) 
定員=30名(定員になり次第締め切ります) 
場所=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想) 練馬区上石神井4-32-11 
お申込み=お申込用紙をお電話でご請求いただくか、ホームページよりダウンロードできます。
検索ワード「せせらぎ」 http://seseragi-sc.jp/
お願い=ご参加の皆様には献金のご協力をお願いしております。
問い合わせ先=イエズス会無原罪聖母修道院(黙想) ―霊性センター「せせらぎ」―
Tel/03-3920-1158(9時~17時)
e-mail:retreathouse.tokyo@gmail.com

音楽会

■聖グレゴリオの家賛助会チャリティーコンサート

4/22(土)15:00 
聖グレゴリオの家聖堂で
出演=飯塚ようこ(ソプラノ)
入場料:前売り¥2,000 当日¥2,500
問合せ:聖グレゴリオの家  Tel/042-474-8915  Fax/042-474-8832
http://www.st-gregorio.or.jp/

■東日本大震災復興支援チャリティーコンサート

4/30(日)12:30開場 13:00開演 
多摩教会で 
出演=キム・ソンジン「グランギタークインテット」(ギター五重奏団) 
定員:200名 
入場無料・申込不要
問合せ=Tel/042-374-8668 多摩教会

その他

■こころの相談支援(カウンセリング)

4/1 4/3 4/5 4/8 4/10 4/12 4/15 4/17 4/19 4/22 4/24 4/26 
神の御摂理修道女会建物2Fで(目黒区中目黒3-18-17) 
自由献金 予約制 
Tel/080-6740-4396(留守番電話の場合はメッセージを残してください。折り返しお電話します。)
担当=Sr.関口陽子(神の御摂理修道女会会員・臨床心理士)

■マタイ受難曲演奏会 

演奏参加者募集
演奏会日時=2018年2月12日(月)目黒教会(予定)
募集パート=合唱(ソプラノ・アルト・テノール・バス 特に男性) 
弦楽器 ビオラ・チェロ・コントラバス 若干名 管楽器 コールアングレ 1名
練習会場 目黒教会、北町教会、駒込勤労福祉会館ほか 
指揮・指導=高畠浩(東京藝術大学管弦楽研究部講師) 
参加費=¥3,000(月額)音大生枠あり
連絡先=Tel/090-3913-7201事務局  
福田 e-mail:matthew20180210@gmail.com

■オリエンス宗教研究所発行刊行物のご案内

以下共通 
オリエンス宗教研究所 Tel/03-3322-7601/Fax/03-3325-5322 
http://www.oriens.or.jp/
◆『こじか』─子どもたちとともに主日の福音を─ 毎週日曜日発行
(年44週)B5判・16頁(ふりがなつき) 
定価65円+税(送料別)
*15部以上のご注文は55円+税 
国内年間定期購読=1部4100円/2部7400円
(税・送料込、2部の価格は同じ発送先の場合)

◆カトリック通信講座「キリスト教とは」 お申込みは郵便局より、
振り込み用紙の通信欄に「キリスト教とは」とご明記のうえ、
受講料(4800円)をお振り込みください
(口座番号・00170-2-84745、加入者名・オリエンス宗教研究所)。
入金確認後、教材(テキスト・解答はがき)をお送りします。

「VIVID」情報掲載の申込み方法

5月号(No.342)4月30日(日)配布 掲載希望原稿の締切り4月2日(日)
申込み 必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送り下さい。

送り先 〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局 
    広報部 tel:03-3943-2301 fax:03-3944-8511 e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp