お知らせ

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東京教区ニュース第328号

2015年12月11日

大司教インタビュー
司祭集会を終えて

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例年、10月には司祭研修会が開催されるが、2000年9月に岡田大司教が着座して15年の今年は、司祭集会と位置づけ、教区司祭、教区司教の任命を受けている宣教会、修道会の司祭に参加が呼びかけられた。100名近い参加者が、10月26日から3日間、カテドラルを会場に集まった。

司祭集会終了後、岡田大司教に話をうかがった。 kn328_12

今年は司祭集会というスタイルで司祭たちに参加を呼びかけましたが。

岡田 15年前、着座した年の秋にも、司祭集会を開催しました。研修会ではなく、司祭集会の意図は、講師の話を聞いて学びの機会とするよりも、ざっくばらんに司祭同士、また司教と司祭が語り合う機会を希望したからです。多くの司祭たちの参加を喜んでいます。

今回のテーマは「司祭のつとめ」ということでしたが。

岡田 復活したイエスは弟子たちに「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい」(マタイ28:19)と呼びかけました。すべてのキリスト者の使命(福音化)は、このイエスのことばに集約されています。

司祭は役務的な奉仕者として、現代社会の中でイエスから託された使命と、どのように向かい合うのか、どのような証しが求められているのかを、司祭たちが共に分かち合い、それぞれの働きの場に反映できればと考えました。

今回の司祭集会のテーマに、司祭だけではなく、すべてのキリスト者に向かい合ってもらいたいと私は切に願っています。

具体的にお考えになっていることは?

岡田 現代社会の置かれている状況は複雑で、かつ深刻です。政治、経済、労働、家庭の課題、精神的に疲れ、心病む人々、孤独の中にある人々の飢え渇きにこたえる努力も忘れてはならないことです。

教会の課題としては、自分の信じていることを、自分の言葉で表現し、証しするキリスト者への励まし、司祭と協力して奉仕する信徒の養成、聖書の学びや分かち合いなどを通して成長する共同体づくり、典礼祭儀(聖体の秘跡を中心とした諸秘跡の執行、心を込めた葬送儀礼に対する取り組みなど)の推進が上げられるでしょう。

 ご自身の証しについては

岡田 私にとっては、知恵の書のことばから、救いを味わいます。

「全能のゆえに、あなたはすべての人を憐れみ、回心させようとして、人々の罪を見過ごされる。あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何一つ嫌われない。憎んでおられるのなら、造られなかったはずだ。あなたがお望みにならないのに存続し、あなたが呼び出されないのに存在するものが果たしてあるだろうか。命を愛される主よ、すべてはあなたのもの、あなたはすべてをいとおしまれる」(11:23~26)

私という存在を無条件に肯定する神の思いに触れ、慰めと励ましを受け取っています。キリスト者一人ひとりが、聖書のことばから生きる力をいただけると良いですね。 

12月8日より「いつくしみの特別聖年」が始まりますが

岡田 すべてのキリスト者に福音化という使命が託されています。これは先に述べたように、イエスのご命令です。その使命の遂行にあたっては、様々な可能性があります。教皇フランシスコは、現代社会に生きるすべての人に、神の愛が注がれていることを言葉と行ないにおいて実践しておられます。教皇は「いつくしみの特別聖年」を呼びかけました。教皇の呼びかけの意図を受け取り、私たちにできることとして取り組みたいと思います。

 「いつくしみの特別聖年」開始ミサのご案内

logo日本語日 時 2015年12月8日(火) 午後3時

場 所 東京カテドラル聖マリア大聖堂

主司式 岡田武夫大司教

訂正記事

東京教区ニュース前号(第327号)の1面の天本昭好神父の報告記事のタイトルが、「2015年平和旬間 地上に平和を」となっていましたが、これは大きな誤りで、正しくは「第39回日本カトリック『正義と平和』全国集会 戦後70年の今こそ、地上に平和を」でした。天本神父をはじめ、全国集会担当者、読者の皆様に深くお詫び申し上げます。

聖年とは?

kn328_21旧約聖書のレビ記(25章1節_ 55節)に登場する、50年ごとにめぐってくる土地の安息、負債の免除、奴隷の解放という「ヨベルの年」を背景にして、教会が呼びかける回心と罪のゆるしと新たな旅立ちの時である。

教会の歴史に残る最初の聖年は、教皇ボニファティウス8世の命によって、1300年に行われ、100年ごとに聖年を祝うこととなった。その後、聖年を祝う間隔は50年、25年と短縮されてきた。

25年ごとに行われる聖年の他に、特別聖年があり、今回の「いつくしみの特別聖年」はこれにあたる。近年では、1983年に「あがないの特別聖年」が、当時の教皇ヨハネ・パウロ2世の呼びかけによって、行われた。

12月8日に始まるのは?

「いつくしみの特別聖年」が12月8日に始まることには、いくつかのことが重なっています。

一つ目は、その日が「無原罪の聖マリア」の祭日だからです。「神の子の母となるために選ばれたマリアは、神と人との間の契約の櫃となるために、御父の愛によって初めの時から準備されてきました」(いつくしみの特別聖年公布の大勅書24)。教皇フランシスコは、聖マリアの祭日の意味を、端的に表現してくれています。

二つ目は、その日が第2バチカン公会議閉幕から、ちょうど50周年に当たる日だからです。教会に託された使命を全キリスト者と共に再確認し、新たな旅立ちの時と位置づけている決意が示されています。

三つ目は、日本の教会にとって重要です。今年は第2次世界大戦が終了し、ちょうど70年の年でした。その始まりが、1941年12月8日でした。今、あらためて、このことを受け止め、平和への決意を新たにする時でもあります。

四つ目は、東京教区にとっての意義です。当日は、東京カテドラルの献堂記念日です。ケルン教区との関係、政治的にも大きな変化が始まりつつあるミャンマーの教会との関係を再構築する招きを感じます。

 いつくしみの特別聖年の扉を開く式▶12月13日(日)10:00のミサの冒頭で行います(カテドラルにて)

カトリックスカウトの日

平和のためにできること

カトリックスカウト923ゲーム秋晴れの9月23日に、麻布・渋谷・瀬田・田園調布・成城の5つの教会の小学生~高校生年代のガールスカウト、ボーイスカウトや指導者約130人が成城教会に集まり、「カトリックスカウトの日」の集いを行いました。

毎年この日に、私たちはごミサに与って日頃の活動を感謝し、運動会や各教会周辺のハイキングなどを通して親交を深めてきましたが、戦後70年にあたる今年は「平和のためにできること」をテーマにいたしました。

「平和」という大きな問題を日常の活動と結びつけることは簡単ではありませんが、今年こそ、カトリックスカウトとして「キリストの平和」をどう実現していくか、「隣人を自分のように愛しなさい」という神様のメッセージをどうスカウトたちに伝えていくか、そんなことを考える一歩を踏み出したいと各教会の指導者と共に準備してきました。

成城教会の福島一基神父、古郡忠夫神父の司式によるミサでは、「平和であるためには優しさが大切である」と、小さいスカウトにもわかりやすくお話しいただき、スカウトが作ってきたお祈りカードを奉納し、平和のために祈りを捧げました。ミサ後、小学生年代のスカウトは「平和のためにできること」の第一歩として、お互いを知り、仲良くなり、協力し合うことをゲームを通じて体験し、仕上げとして「平和の祈り」を塗り絵で表現しました。中高生スカウトは、ESAアジア教育支援の会の辻 丹美事務局長より、バングラディッシュの子どもたちの現状と学校作りなどの教育支援活動についての基調講演を聞き、グループワークで平和を考え、スタンツ(寸劇)で平和を表現しました。

わずか半日でしたが、年代に応じて平和とは何かを考え、平和を願う気持ちをもつよい機会になりました。キリストの平和が行き渡りますように、これからも「平和のスカウト」として歩んでいきたいと思います。

成城教会 村山 純子

クリスマスと新年のミサの時間(教区内のすべての聖堂共同体)

東京教区ウェブサイトにて公開中

https://tokyo.catholic.jp/info/diocese/27930/

カリタスの家だより  連載 第78回

「みんなの部屋」から 一歩出てみる大切さ

東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726 http://www.tokyo-caritas.org

「みんなの部屋」は精神障害のある方々の活動の場です。現在は24名ほどの利用者さんがありますが、カードつくりや刺繍布巾、編み物、石鹸デコパージュ、手編みハンガー、ミニノートなど、手仕事の作品を創作し、その売り上げが利用者さんのお給料になっています。目下クリスマスグッズの生産に大忙しの日々ですが、恒例の一泊旅行が行われ、静岡県の熱川温泉に向かいました。

旅行はいつも昼食から始まります。今回は丸の内のビルの中「自然食レストランのバイキング」からでした。ここでお腹も心も満ち足りて、特急踊り子で一路熱川へ。どういう訳か車両はほとんど私たちの貸し切り状態、大きな声でのおしゃべりも遠慮なく、日頃、曜日が異なってあまり会えない利用者さんとボランティアさんとも和気あいあいとした交流の場となりました。山の頂にあるいつものホテルからは、青い空と蒼い海、岩にぶつかっては白く砕け散る波。そして思った以上に近くに見える雄大な大島、何度見てもジーンと心にしみる光景が広がります。

ひと風呂浴びての夕食の後は、いよいよこの旅行の大きな目的の一つ「カラオケ大会」です。利用者さんの歌はほとんどがアニメの主題歌で、私のような昔の若者には何を歌っているのか、さっぱり意味不明ですが、歌っている人の嬉しそうな顔、そして職員さんのしなやかで優雅な身振り手振りのバックダンスの素晴らしさに大笑いの2時間です。今回初めて耳の不自由なボランティアさんの歌声が聴けたことは私にとって大きな感動でした。

翌朝は、旅行の二つ目の大きな目的地、アニマルキングダムに行きました。いろんな動物と触れ合うことが大好きな人が多く、餌をもって垣根の傍に行くと、キリンや羊がすり寄ってきます。その優しい目を見ると、こちらの心も優しくなります。ゴリラが木の切り株をドラムの様にリズミカルに打っていました。それに合わせて私たちも手拍子を取ります。まさにゴリラと人間共演のバンドです。乗りに乗ったゴリラはついには両手を上げて踊りだす始末。

「みんなの部屋」以外の場を通しての交わり、特にこのように一緒に旅をすることは、作業の時間の中では見られない、利用者さんの異なった姿を知ることができます。また一方、職員さんとボランティア、利用者さんとの仕事としてではないつながりでの交わりが持てるという点で、非常に大切な行事だと感じさせられます。

普段の作業中に出る、利用者さんのボソっとしたつぶやきの中には、私たちには理解困難なことも時々あります。でもこのような、みんなの部屋以外の場所での利用者さんの姿の中に日常の困難さや、その人個人のこだわりや家族関係が見えることがあります。それに気づいたとき、お互いにとっての良い言葉かけや、してはよくない言葉がけへの気づきも生まれやすくなることを感じます。

「みんなの部屋」ボランティアスタッフ 庄司昌子

CTIC カトリック東京国際センター通信 第195号

JCaRM全国研修会に参加して

日本カトリック難民移住移動者委員会(JCaRM・ジェイカム)主催の全国研修会は、毎年開催地を変えながら秋に開催されます。

今年は「一つの船に乗っていく」をテーマに、10月20日〜22日、長崎県佐世保市の三浦町教会で開かれました。主に外国人の司牧・支援に関っている70名ほどが全国から参加しました。今の日本の教会を象徴するように、様々な国の出身の参加者が多くみられたのは印象的でした。

今回は主に入管に収容されている外国人の支援について、1日目は、実際に支援している方から具体的な活動や問題点の報告がありました。CTICで入管訪問を担当してくれているシスター木口は、東京入管や東日本入管の収容者に対する支援の経験から、支援の目的、方法や困難について、発表しました。

2日目は2つのグループに分かれて現地見学をしました。私は、大村殉教地巡礼と大村入管管理収容所施設見学に参加しました。大村入管の見学では、週に2、3回カウセリングを受けるための部屋が最近用意されたということです。

大村での支援活動をしているマルセル神父によると、このカウンセリングルームで、復活祭とクリスマスに収容されている人のためにミサをしているそうです。このミサの参加者は、カトリック信徒だけでなくほかの宗教の人も参加しているということです。関東ではこういったカウンセリングのシステムがありません。収容されている人が、自分自身の状況を落ち着いて考え、今後のことを決めるためにも、このカウンセリングが大切であると強く感じました。CTICの面会はこのカウセリングの意味も含まれています。

会場となった三浦町教会の日本人・外国人信徒や他の教区からの参加者と、情報交換ができたのも大きな収穫でした。

技能実習生が抱える問題は、どの教区でも見られました。教区によっては、外国人のためのセンターもなく、専従スタッフもいないところもあります。そのため、神父やシスター個人が対応しているという状況も見られました。その点、東京教区はセンターとスタッフを置いてもらい有難いと感じました。地理的にも他の教区と違い、さいたま教区や横浜教区と連携がしやすい環境にあります。

JCaRMでのつながりを通して今年から、さいたま教区、横浜教区、CTICの外国人のためのセンターフタッフの合同会議を定期的に開いています。外国人を取りまく制度や環境は目まぐるしく変化しています。今後も教区を超えた協力を大切にしながら活動を進めていきたいと思います。

奥山マリアルイ

CTVC カトリック東京ボランティアセンター No.38

土用餅を食べる会

kn328_31白河みみずくの傾聴活動は暑さの夏でも続いています。7月の第1火曜日、傾聴に出かける前の打合せで、代表の金澤さんから「仮設のSさんが餅を食べたいと言っているけどどうにかならないかなあ」と話がでました。

仮設入居から4年を経過し、先の全く見えなかった双葉町から避難してこられた人たちにも少しずつ動きが出てきた今年の夏でした。高齢の方が老人施設に入居、白河市内に土地も求めた人もおられるようです。こんな動きがある反面、多くの方はまだ行政などの動きを見ています。

先の見えない状況は身体にも、気持ちにも影響します。それでも、猛暑を乗り切らなければない。餅でも食べて、身体も気持ちも元気つけようかということが、土用餅を食べたいという話の発端のようでした。

土用餅とは聞きなれない言葉ですが、ある地域では暑さ対策の習慣として在ることを金澤さんから教えてもらいました。

8月28日、双葉町の方たち17名がマイクロバスで白河から鮫川村の知足庵に移動。知足庵では白河の活動にお馴染みの餅屋さんが待っていて、餅をついてくれました。つきたての餅と地元名産の鮎の塩焼きで胃袋を満たしておしゃべりしたり、歌を歌ったりの2時間でした。

一人の女性がカラオケで「帰りたい、帰りたい、でも帰れなーい」と絶叫したのが、皆さんの本心を代表しているようで、切なくなりました。

白河みみずくは、双葉町の人々の気持ちを受け止め続けていきます。

電話 03-6721-1421 メールアドレスtokyo@ctvc.jp

教区司祭紹介 第58回

kn328_41アンドレア 高木賢一神父(たかぎ けんいち)

1954年11月26日生まれ 1990年03月11日司祭叙階

ご出身は?

高木 1954年11月26日生まれですから、61歳になりました。生まれは栃木県今市市(現・日光市)で、兄弟は、弟1人、妹1人の計3人です。

子どもの頃の思い出は?

高木 私の子どもの頃は、地方なので、今以上に自然も多く、色々な所が遊び場でしたが、実は、1958年に、新しくできたカトリック今市教会に併設されている幼稚園の園庭も、遊び場の1つでした。

また私の実家には、毎朝、炊き立てのご飯を、仏壇に供え、ロウソクを灯し線香を立てるという習慣があり、その習慣が原風景として、私の脳裏に、今でも鮮明に残っていて、今になって思えば、その習慣が宗教に対する親近感を培っていたように思います。

信仰との出会い、召命のきっかけは?

高木 やはり、「人は時代の子、社会の子」というか、人は、自らが歩んだ時代や社会に、大きく影響を受けているように思いますので、そのへんのことを、まず話させて頂きますと、1970年代前半の高校・大学は、私の身近では、学生運動がまだ残っていた時代でした。また、思想的には、マルクスを初めとする社会思想が、多いに関心を持たれていました。

私も、主に、ドイツ社会思想に関心を持ちつつ、大学に進学したのですが、学生時代、特に関心を持っていたのは、ドイツ哲学とドイツ文学でした。

そんな中で、今でも、折に触れて読んでいる作家として、フランスの作家アルベール・カミュとドイツの作家トーマス・マンの名前を挙げたいと思います。

アルベール・カミュという作家は、「反抗する故に、我在り」というモットーが象徴するように、反骨精神の人であったと思います。

また、トーマス・マンという作家は、皮肉と茶化しの精神に満ちた人物と言っても良いと思うのですが、ドイツでは、有名な作家で、しかも、翻訳が出ているにも拘わらず、日本では、余り有名ではないのが、大変、残念です。

カトリック教会との本格的な出会いですが、大学の卒業ぐらいからでしょうか。日常生活に根ざした「道しるべ」が欲しいと思うようになって、大学時代から住んでいた市川市の市川教会に、大学4年の終わり頃から訪問するようになり、そして、通算で、約2年かけて、洗礼を受けました。

当時、市川教会の主任司祭は塚本金明神父でしたが、塚本神父の指導のもと、最初の半年間は、主にミサに参加して、ゆっくりと、これまでの歩みを振り返ったり、祈る習慣を身につけたりしながら、残りの1年半で、要理の勉強を受けました。

その際に、塚本神父から言われたことは、「生涯をかけて、神様からの宿題をするつもりで歩むように」という旨の言葉で、当時の私には、すごく納得できる言葉でしたし、今も、大切にしている言葉です。

そういった経緯の後、司祭になりたいと考えるようになった理由として、その前に体験していた家族の死という出来事が大きいかと思います。

大学を出て、会社勤めの中で、新しい道を探していたことも事実ですが、結婚を考えなかったのは、私の家では、私が物心ついた頃に、祖父が55歳で、私が20歳の時に、父が52歳で亡くなっており、何となく、自分も50歳代で、生涯を終えるのではないかという宿命論的なものを感じ、家族を持つのはどうかと思うこともあって、司祭として生きることに、興味がわくようになったという次第です。

ちなみに、私の曾祖父は、当時としては、長命の80歳代前半まで生きたそうですし、私も、61歳になっても、元気に生きていますので、後になってみれば、あの時の思いは何だったんだと思う時もありますが、60歳代になった今だからこそ、こうやって、言葉にできるのであって、それまでは誰にも言えませんでした。

さらに、この決断の背景には、昔から関心を持っていた哲学を通して、自分なりに感じたり、考えていたことが、キリスト教の理解を、さらに深めることで、一定の形にまとまっていくようにも思えていたということもあります。

ちなみに、マルクスはユダヤ人ですから、やはり、ユダヤ教的な考え方が根底にあるように思われてなりませんし、マルクスの思想が「左翼神学」と言われる理由も分かるような気がするのですが、個人的には、社会を見るための大切な視点を提供してくれていると思っています。

また、その系譜で、ここ何年かで読んだ著作としては、新自由主義経済を痛烈に批判しているデヴィッド・ハーヴェイという経済地理学者の著作が挙げられますが、一読に値すると思っています。

神学校時代の思い出などは?

高木 1984年、私が29歳の時に、神学校に入学しましたが、私の時代は、まだ、上智大学神学部に通っていました。そして、最初の2年間は、四谷キャンパスに通い、残りの4年間を石神井のキャンパスで勉強するという方式でした。

四谷時代では、旧約聖書入門を担当していた雨宮慧神父、ラテン語を担当していたトマス・エッセサバレナ神父、近代と現代の哲学思想史を担当していたルートヴィヒ・アルンブルスター神父、石神井時代では、ヘブライ語と旧約聖書を担当していたカール・ワルケンホルスト神父、キリスト論を担当していた百瀬文晃神父、教会論を担当していた岩島忠彦神父、教理史を担当していたヨゼフ・フィルハウス神父、秘跡論を担当し、今は、イエズス会の総長のアドルフォ・ニコラス神父、さらに、ヨハネ福音書を担当していた小林稔神父の授業からは、特に、色々な刺激を受けることができました。

ただ、小林稔神父は、残念ながら、昨年の2014年10月に、68歳で帰天なさってしまいましたが、専門のヨハネ福音書を、ギリシャ語原文で通読するという授業を開講してくださり、1年かけて、ゆっくりとヨハネ福音書を味わうことができたのは、今となっては、貴重な思い出のひとつです。

また、神学生時代で、今でも、生活のお手本にしている印象深い神父は、イエズス会のペトロ・ネメシェギ神父です。当時、神学部での授業は三位一体論を担当していました。

大変な学者だと思うのですが、ネメシェギ神父の歩みを振り返ってみるに、「今の自分の役割は、キリスト者としての歩みの1つを選んだだけである」という、当然と言えば、当然、しかし、中々、出来ない謙虚な姿勢の下に、主に教区の神学生たちとの関わりを持ち続けられた歩みであったと思います。

事実、ネメシェギ神父は、イエズス会の司祭であるにもかかわらず、私たちと同じ教区の神学校に寝起きしながら、本当に気さくに、教区の神学生との触れ合いや交わりを、実に大切にし、楽しみにしておられました。

私が、1990年に司祭に叙階されて、最初の任地である関町教会の助任司祭をしている時に、ネメシェギ神父に、どんな本を読めば、神学の動向について学べるかと尋ねたところ、年4回発行されるドイツ語版の雑誌2種類、英語版の雑誌1種類、計3冊の神学雑誌を紹介してくださいました。

今でも、ネメシェギ神父の真似をして、赴任した先で、その場にあった規則正しいリズムを作って生活すること、同時に、生活を楽しむこと、それから、紹介された神学雑誌を、ホントに上っ面だけですが、辞書を片手に一応、目を通すことは続けています。

また、現在でも好きな神学者として、折に触れて、勿論、辞書を片手に読んでいるのは、ヴァルター・カスパーというドイツ人の神学者の著作です。

このたびの教皇選挙が、枢機卿としての最後の仕事であったと言われていますから、もう80歳を越えたと思いますが、前教皇のベネディクト16世が、中央集権的な志向が強かったのに対して、その反対の主張をする立場にいた神学者であると言ってよいでしょう。

日々の生活での気分転換などは?

高木 どのように生活を楽しんでいるかということですが、現在、趣味という言葉に該当するのは、テレビ番組の「ブラタモリ」のように、歴史や地形を意識しながら、色々な町を歩くことです。

つい最近では、落語の「王子のキツネ」の舞台である王子稲荷神社に、始発の早稲田から都電荒川線に乗って行ったり、皇居の東御苑にある旧・江戸城跡、及び、皇居全体を囲んでいる内堀を、自分の足で歩いて、その大きさを体感してきました。

それから、寄席に行ったことはなく、テレビやラジオで聞いたことしかありませんが、結構、落語も好きで、特に、6代目の三遊亭圓生と3代目の桂米朝の語り口が好きです。

落語が好きなのは、それこそ、あの立川談志が言っているように、落語は、最終的に、人間の業というか性を、肯定的に受け止めようとしていて、聖書の根源的な姿勢に相通じるように思われてならないからです。

さらには、音楽が好きで、ビートルズを初めとするロックやモダン・ジャズやクラシックを中心に聴いています。

クラシックで、特に好きな作曲家は、年齢によっても変化してきましたが、それでも、ドビュッシーは、ずっと好きで、特にピアノ曲の「前奏曲集1・2」、「映像1・2」は、今でも、平均して聴いています。

後は、モーツァルト、シューベルト、マーラー、バルトーク、ストラビンスキーといったところでしょうか。

今年は司祭叙階25年の節目の年でしたが、司祭生活を振り返って感じることは?

高木 これまでの司祭としての歩みを、振り返って思うこととは、やはり、かつて、塚本金明神父に言われた「生涯をかけて、神様からの宿題をするつもりで歩むように」という言葉に基づく歩みをしてきただけであるという思いです。

聖書の好きな言葉は?

高木 イザヤ書55章10節の「雨も雪も、ひとたび天から降れば、むなしく天に戻ることはない」という言葉が、人の在り方を言い表しているように思えて、また、希望が持てて、特に好きです。

VIVID 

ミサ・祈りの集い・黙想会

■ ベタニア祈りの集い(来て見なさい ヨハネ1:39)

12/6(日)11:00~16:00(1日、午後のみ可)
1/10(日)17:00~1/11(月)16:00(1泊2日)
他日、希望があれば相談を 
対象:独身女性信徒・求道者 
申込:ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ第二修道院(〒165-0022中野区江古田3-15-2) 
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533 
http://www.sistersofbethany.info/%20

■ 午後の静修「講話・念祷・ミサ」へのおさそい

1/30(土)12:00~16:00 11:30受付 
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5) 
テーマ:いつくしみの み顔をさがしてー特別聖年を生きるためにー
指導:中川博道神父(カルメル修道会) 
どなたでも参加可先着80名 要申込 献金有り 
主催:詩編の会 
申込・問合せ:住所・氏名・電話番号・所属教会を記入の上、FAX又はEメールで
(必ず返信)
Fax/045-402-5131(藤井)e-mail:shihennokai@gmail.com

■ 聖母病院ミサと聖書の集い

以下共通 
問合せ:聖母病院パストラルケア室 Tel/03-3951-1111(内線759)

◆ 12月ミサ予定 12/9 12/16(水)14:30~ 

聖母病院大聖堂で 
司式:バレンタイン・デ・スーザ神父

◆ 聖書の集い 13:00~14:15 

ミサの前 聖母病院大聖堂2階集会室で 
どなたでも参加可

■ 新年の一日黙想会

1/24(日)9:30~16:00 ※主日のミサあり 
聖パウロ修道会管区修道院で(〒160-0011 新宿区若葉1-5)
テーマ:神のあわれみの表情 
対象:未婚の女性信徒 奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方 
指導:澤田豊成神父 (聖パウロ修道会) 
参加費:¥1,000 (昼食代含む)
主催:聖マリア・アンヌンチアータ会(在俗会) 
申込・問合せ:1/19(水)までに下記へ Tel/090-1746-2057(山野井) Fax/03-3351-8606 
e-mail:ssp-imsa@sanpaolo.or.jp 
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html

■ いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

12/19(土)15:00~祈り 16:00~ミサ 
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22) 
司式:晴佐久昌英神父(東京教区) 
どなたでも参加可 
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで) 
e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

■「沈黙のうちに神を求めて-観想の祈りへの道」

講演と祈りの実践

12/10(木)14:00~16:00 
麹町教会マリア聖堂で 
アビラの聖テレジアの「霊魂の城」からの講話後ミサ 
指導:九里彰神父(カルメル会管区長) 
どなたでも 献金歓迎
申込不要 
問合せ:042-473-6287 篠原(11:00~20:00)

■ 無原罪聖母宣教女会の祈りと集い

以下共通 
無原罪聖母宣教女会で(世田谷区深沢8-13-16)
どなたでも(女性信徒は宿泊可)
問合せ:Tel/03-3701-3295 e-mail:jukouchi@yahoo.co.jp%20 担当:佐藤

◆ 待降節をご一緒に過ごしませんか?

12/20(待降節第4主日)9:00~15:30(9:00ミサ) 
参加費:¥600 
申込締切:12/19(土)午前まで 12/19宿泊可

◆ 2015年の最後の日 聖時間を共に過ごしませんか?

12/31(木)19:30~20:30 12/31宿泊可

■「いつくしみの特別聖年」を生きる

以下共通 
申込:御聖体の宣教クララ修道会シスター小崎、シスター十三 
Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394 e-mail:tategoto@hotmail.co.jo 
住所、氏名、霊名、年齢、所属教会を記入の上、TelかFax、メールで

◆ 第1回「神のいつくしみへの招き」(1日黙想会)

-「イエス・キリスト、父のいつくしみのみ顔」の教皇大勅書よりー
2/7(日)9:30~16:00(主日のミサ有)
申込:1/31(日)まで
御聖体の宣教クララ修道会東京本部修道院で(〒154-0015世田谷区桜新町1-27-7) 
指導:嘉松宏樹神父(長崎教区)
対象:40歳位までの未婚女性信徒 
費用:¥1,000(弁当代を含む)

◆ 第2回「神のいつくしみの中へ」(教会巡礼)

4/17(日)(詳細は後日掲載)

◆ 第3回「神のいつくしみを生きる」(1日黙想会)

6/19(日)9:30~16:00(主日のミサ有)申込:6/12(日)まで
場所・指導・対象・費用は第1回と同じ

■「サダナ」黙想会 ~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~

以下共通 
指導:植栗神父 
三位一体聖体宣教女会東京修道院で(東村山市)
連絡先:若山美知子Tel・Fax/03-5802-3844 
(不在時:渡辺由子Tel/042-325-7554)
詳細:http://sadhana.jp ※申込は開催日の8日前まで

◆ 入門C 1/17(日)9:30~17:00 ニコラバレ修道院で(四ツ谷)
◆ サダナⅠ 2/11(木)17:30~14(日)16:00 

■ テゼの祈りの集い

12/23(水)15:00~17:00 
カノッサ修道女会東京修道院で(〒156-0045 世田谷区桜上水2-5-1) 
テーマ:いつくしみ深い神 
対象:独身女性信徒・求道者 
申込:12/16(水)まで 
担当シスター吉田 
問合せ:Tel/03-3302-1078 Fax/03-3302-1248 
e-mail:berunoko@hotmail.co.jp

■ 七十二人の集い(ひきこもり支援)

-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-

以下共通 
e-mail:info72nin@gmail.com   http://72nin.com/ 
(日程の変更等はホームページで確認を)
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J. (ひきこもり経験者、発達障害当事者) 
ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために

◆ ひきこもり支援の意向のミサ

毎月第2日曜 14:00~15:00 麹町教会ザビエル聖堂で 
引き続きわかち合いの会 イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で

◆ 相談室・集い

「上石神井 相談室」Br.沖下昌寛 毎週木曜日13:30~16:00 
イエズス会上石神井修道院で(Tel/03-3929-0847)
申込み:info72nin@gmail.com
「市谷」Sr.藤本保子 毎月第1・3火曜日14:00~16:00 
援助修道会市谷本部修道院で(Tel/03-3269-2405)
「信濃町」Sr.野間順子 毎月第1・3木曜日 14:00~18:00 
マリアの御心会信濃町修道院で(Tel/090-8303-2042)
「上石神井純心」Sr.田中文子 毎週木曜日午前・午後 
純心聖母会上石神井修道院で(Tel/03-3920-1158 イエズス会無原罪聖母修道院)
※他開催地はHP参照

◆ 発達障害夫の妻の会

発達障害(未診断も含む)の夫を持った妻の当事者会 
毎月第1・3水曜日 14:30~16:00 
麹町教会信徒会館集会室102Aで

講座・研修会

■ 岡田大司教様による「カテキズム講座」

第30回 12/19 第31回 1/23(土)14:00~15:30
(以後、継続開講予定)本郷教会聖堂棟2階レイ記念ホールで 
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」 
費用:¥500(会場費・プリント代他)
予約不要 自由参加 どなたでも いつからでも 
主催:本郷教会 問合せ:03-3941-5916

■ 一般財団法人真生会館  森司教の講座と黙想会

(2016年1月~3月)下記共通 
申込・問合せ:一般財団法人 真生会館(〒160-0016新宿区信濃町33番地4) 
Tel/03-3351-7121 Fax/03-3358-9700 
e-mail:akushu@catholic-shinseikaikan.or.jp 
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp 
各講座とも事前に申込。電話対応出来ない時間帯は、Faxにて受付
講座会場への問合せは、ご遠慮を

◆ 信仰生活を深め生きるために

1/30 2/13 3/19(土) 10:30~12:00 
神田教会で
受講料:1回一般¥1,000 学生・修道者¥800

◆ 映画に学ぶキリスト教

土曜日13:30~16:30 1/16「ペコロスの母に会いに行く」 
3/5「わが母の記」 聖パウロ女子修道会で 
受講料:1回一般¥1,200 学生・修道者¥1,000

◆ 初心者のためのキリスト教入門

1/12 1/19 1/26 2/2 2/16 2/23 3/1(火) 19:00~20:30 
神田教会で 受講料:1回¥500

◆ 初心者のためのキリスト教入門

1/13 1/20 1/27 2/3 2/17 2/24 3/2(水)14:00~15:30 
豊島教会で 受講料:1回¥500

◆ 森司教とともに読む読書会

マリアの御心会で 
受講料:1回¥500 日程・課題本など問合せを

■ 講座案内

キリスト・イエズスの宣教会(江戸川区南小岩6-25-6) シスターベアトリスで

Tel・Fax/03-5889-3055

◆「聖書の心」

パパフランシスコの「福音の喜び」の勧告に基づいて

毎月第1・3月曜日 第2・4木曜日 10:00~12:00

第1・3月曜日 18:00~19:30

◆ 聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第2土曜日 14:00~16:00

◆ 悩み相談

いつでもOK ご希望の方、22:00までTelで連絡を

◆「よりよい家庭をもとめよう」

第1・3水曜日14:00~15:30 ガリラヤ船橋学習センターで

◆「聖書の心」

パパフランシスコの「福音の喜び」の勧告に基づいて

第2・4水曜日14:00~15:30 ガリラヤ船橋学習センターで

第1・3土曜日10:00~12:00 市川教会で

■ 聖書講座「コリントの人々への第一の手紙」を読む

1/7 1/21 2/4 2/18 3/3 3/31(木)10:30~12:00
全6回 聖パウロ修道会若葉修道院地下ホールで(新宿区若葉1-5) 
講師:山内堅治(聖パウロ修道会司祭) 
受講料:一般 全6回¥5,000 1回毎/¥1,000  学生・修道者 ¥4,000 1回毎/¥800 当日会場で直接支払 
連絡先:サンパウロ宣教センター大村 
申込:住所、氏名、電話番号を以下のいずれかへ 
e-mail:access@sanpaolo.or.jp 
Tel/03-3357-7651(月~金13:30~16:00) 
Fax/03-3357-7652

■ 聖書講座「立体的に聖書を読む」

12/6(日)12:30~13:45 
世田谷教会で 
テーマ:「バベルの塔と聖霊降臨」 
主要ポイントから聖書を易しく読む。
旧約聖書と新約聖書の関連箇所を結び、人の目線(水平)と神からの目線(垂直)を繋げる読み方 
講師:関根英雄神父 
問合せ:Tel/03-3467-0974  自由献金制

■ 清瀬教会連続講話 「奉献生活を知ろう!」 第7回

12/13(日)11:10~12:00 
講師:浦田慎二郎神父(サレジオ修道会)
参加無料 
問合せ:清瀬教会 Tel/042-491-0104

■「信仰と生活」小平正寿神父(フランシスコ会)

『1992年発行カトリック教会のカテキズムの学び方』
第4回~「キリスト者の信仰」信仰とは何か②
12/9(水)10:30~11:30 信徒会館で 
12/15(火)19:00~20:00 修道院で 
信者・未信者問わず共に学ぶ講座
問合せ:田園調布教会 Tel/03-3721-7271(9:00~17:00)

■ 清泉ラファエラ・アカデミア 秋期講座

以下共通 清泉女子大学で 
問合せ・申込み:清泉女子大学生涯学習センター 
Tel/03-3447-5551 http://www.seisen-u.ac.jp

◆ 日本キリシタン史を学ぶシリーズ3

キリシタン版の研究からわかること
1/9 1/23 2/6(土)9:00~10:30 
講師:折井善果(慶應義塾大学准教授) 
受講料:¥6,900(全3回)

◆ 1日講座

中世より受け継がれるステンドグラス 光の技
1/23(土)10:40~12:10 
講師:志田政人(ステンドグラス作家・研究家) 
受講料:¥1,500

◆ 1日講座

薔薇窓にみる天上世界-12~13世紀を中心に-
1/23(土)13:30~15:00 
講師:高野禎子(清泉女子大学教授) 
受講料:¥1,500

■ ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所で(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

◆ 4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00 
指導:泉富士男神父(東京教区) 
会費:¥500程度 申込不要
12/8(火)ビ・モンタント東京事務所で 
12/15(火)三軒茶屋教会で 
12/18(金)高輪教会で 
1/5(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)

◆ 聖書通読講話会

〔四谷会場〕 12/12(土)13:30~15:00 
岐部ホール306で(麹町教会内 Tel/03-3357-7651) 
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区) 
世話人:浜端 Tel/042-623-1469

〔関口会場〕 12/16(水)10:30~12:00
「列王記」泉富士男神父(東京教区) 
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで

◆ パッチワーク・キルト同好会

12/10(木)11:00~15:00 
ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバー作り 
会員外もふるって参加を 
世話人:宮木 Tel/042-575-2335

◆ 月例散策会

12/9(水)10:30 
営団・都営地下鉄九段下駅靖国神社改札口で集合 
行先:千鳥ヶ渕公園・憲政記念館・国会前・山王日下神社とその周辺 
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

◆ 気楽に絵を描く会

12/16 1/6(水)13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等 会費:¥1,000/月(画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

◆ 聖句を毛筆で楽しむ会

1/7(奇数月第1木曜日) 
立川教会で 
会費:¥500
担当司祭:泉富士男神父(東京教区) 
世話人:片島Tel/042-523-0810

■ マリアニスト宣教センター講座

以下共通 
マリアニスト宣教センターで(汚れなきマリア修道会マリアンハウス修道院内)
 ※Sr.田中の講座のみ調布修道院聖堂で 
問合せ・申込:e-mail:marianist@marianist.jp 
Fax/042-481-1644 Tel/080-5873-6637(Sr.小林) 
講座名・氏名・緊急連絡先のメールアドレスもしくは電話番号を記入開始1週間前までに申込

◆「福音書の奇跡物語」

1/6 2/3 3/2 第1水曜日11:00~12:30 
講師:清水一男神父(マリア会)

◆「キリスト教入門講座」

12/9 1/13 2/10 3/9 第2水曜日10:00~11:30 
講師:Sr. 田中昌子(汚れなきマリア修道会)

◆「生活の中で聴く聖書の言葉」A

12/18 1/15 2/19 3/18 第3金曜日10:00~11:30 
講師:Sr. 田中昌子

◆「生活の中で聴く聖書の言葉」B

12/19 1/16 2/20 3/19 第3土曜日10:00~11:30 
講師:Sr. 田中昌子

◆「聖書に学ぶ人間関係」

2/6 3/5 第1土曜日10:00~11:30 
講師:柳川朋毅氏

◆「神に聴く祈り」

1/7 2/4 3/3 第1木曜日10:00~11:30
講師:Sr. 小林幾久子(汚れなきマリア修道会)

■ 南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

12/26 1/23 2/27(土)13:30~15:00 
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで (Tel/03-3261-0825)
講師:平田栄一(風編集室) 
参加費:¥1,000 
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525)
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

■ リーゼンフーバー神父講座

以下共通 
講師と連絡先:K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授) 
上智大学内S.J.ハウス Tel/ 03-3238-5124(直通), 5111(伝言); Fax/03-3238-5056

◆ 土曜アカデミー

9:30~12:00 
岐部ホール4F404室で(麹町教会敷地内)
年間テーマ: 倫理と霊性の基礎づけ― I 中世 
12/19  ディートリヒ: 魂の幸福; エックハルト: 自由な人間とは(14世紀)

◆ キリスト教入門講座

金曜日18:45~20:30 
麹町教会信徒会館3階アルペホールで 
12/11  隣人愛― 他人の内にイエスに出会う 
12/18  希望を持つ勇気― 未来に向かって歩む

◆ キリスト教理解講座 (日常生活)

第1・3火曜日 18:45~20:30 
麹町教会信徒会館3階アルペホールで 
12/15 仕事と祝い―能力の活性化と人生の実り

 音楽会

■ フォンス・フローリス主催公演

ヴォーカル・アンサンブル カペラ ビクトリアの聖母のミサ~ 
グレゴリオ聖歌とルネサンス・ポリフォニーによるミサ形式の演奏会
1/11(月・祝)16:00目黒教会で 
曲:グレゴリオ聖歌 聖母のミサ固有唱 トマス・ルイス・デ・ビクトリア 
ミサ《わたしは美しいものを見た》より他 
音楽監督:花井哲郎 
チケット料金: 全自由席(会員優先席あり)
前売:一般¥4,500 ペア¥7,800 
当日:一般¥5,000 学生(学生証提示):¥2,500
前売券取扱:サンパウロ(四谷駅前Tel/ 03-3357-8642)
他問合せ:フォンス・フローリス 大塚(平日10:00~17:00) 
Tel/090-2525-0874 e-mail:otsuka@fonsfloris.com

■ 聖イグナチオ教会「オルガンと祈り」

12/18(金)19:00 
麹町教会主聖堂で 
テーマ:主の降誕を待ち望み 
オルガン:当教会オルガニスト 
自由献金 
主催・問合せ:麹町教会オルガンと祈りグループ 
e-mail:organ_to_inori@ignatius.gr.jp

■ クリスマス・チャリティーコンサート

~聖グレゴリオの家 活動支援のために~
12/20(日)19:00開演 
渋谷区文化総合センター大和田・さくらホールで(http://www.shibu-cul.jp/access.html
コーロ・エスプレッシーヴォ Christmas Lullaby 他/
カペラ・グレゴリアーナ Rorate Caeli(天よ露をしたたらせ)/
アンサンブル・アウラ:アヴェマリア他/
大人のためのしらべサロン 風のとおり道 他 
入場料:¥1,000 
問合せ:聖グレゴリオの家
Tel/042-474-8915 Fax/ 042-474-8832 
http://%20%20www.st-gregorio.or.jp/ja/image/PDF/20151220ChorExp.pdf

■ Caravan 聖歌を手話で歌おう! 参加者募集

基本的に毎月第4土曜日13:30~15:00 
麻布教会信徒会館で 
費用:教会献金¥500+テキストコピー代 
内容:①お祈り、基本の手話 
②歌の練習、手話の練習、歌と手話の練習 
③伴奏をつけての練習(伴奏者がいる場合)
曲名:アーメンハレルヤ、聖フランシスコの平和の祈り、クリスマスキャロル他 
問合せ・申込:森峰子 Fax/03-3401-8750 
e-mail:saint.maria.elizabeth-cecilia@xc4.so-net.ne.jp

■ 2015 多摩教会「聖劇」

ミュージカル「みんなの家」-ぼくたちには、きみが必要なんだ-
12/27(日)16:30 開演(16:00 開場) 
稲城市立 i プラザホールで 
多摩教会晴佐久神父書き下ろし・演出のミュージカル「みんなの家」 
入場料:¥800(全席自由席) 
問合せ:e-mail:fukuin25@yahoo.co.jp 
Tel/044-281-6550 (ミュージカル受付)

■ クリスマスチャリティー ワンコイン コンサート

12/13(日)14:00開演(13:30開場) 
渋谷教会大聖堂で 
入場料:¥500+自由献金 
指揮:小口浩司 合唱:アンサンブル・クワイヤー・スペラ 
曲目:小口浩司編『典礼聖歌』による待降節から降誕節の祈り 
小口浩司作曲「日本の信徒発見聖母」に捧げるミサ曲 
Amazing grace Santa Claus is coming to town  We wish you a merry Christmasほか 
問合せ:渋谷教会 Tel/03-3463-5881

■ クリスマスチャリティー コンサート

12/20(日)14:00~16:00 
高円寺教会主聖堂で 
演奏:聖歌合唱の会 曲目:クリスマスキャロル Adeste Fideles  White Christmas 他 
問合せ:Tel/090-3103-0154 林 Tel/090-3347-4792 横田

その他

■ 月刊『福音宣教』2016年

年間テーマ 神の国の幸い-「真の喜び」に出会う
年11回発行(8・9月合併号)、1部500円+税(送料別) 
年間定期購読料6300円(税・送料込)年間特別対談
「証しの人 高山右近-列聖列福へ向けて」レンゾ・デ・ルカ、五野井隆史、高橋敏夫、前田万葉 
新連載「『真の喜び』に出会った人びと」菊地功
「聖フランシスコの『清貧』の精神と現代社会」神谷秀樹
「重なりあう軌跡・響きあう信仰-近世フランス史への招き」坂野正則
「主に向かって新しい歌を歌おう-モーツァルトの音楽に伴われて」森裕子 ほか、
詳細:http://www.oriens.or.jp/ 
申込み・問合せ:オリエンス宗教研究所 Tel/03-3322-7601 Fax /03-3325-5322    

■ 東京典礼センター ピエタ 感謝祭

開催中~12/8(火)10:00 ~17:30 
東京都市計画事業四谷駅前地区再開発に伴い2015年12月末にて移転 
日頃の感謝をこめて 典礼聖品特別頒布 
連絡:東京典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692

  「VIVID」情報掲載の申込み方法

★ 1・2月号(No.329)は、12月27日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:11月29日(日)
★ 3月号(No.330)は、3月6日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:1月31日(日)
申込:必要事項を記載の上、郵送かFaxまたはEメールで下記へお送りください。
締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと、
判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 
掲載無料。連続掲載をご希望の場合も月ごとにお送りください。
送り先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 カトリック東京教区事務局
広報部Tel/03-3943-2301 Fax/03-3944-8511  
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp