お知らせ

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東京教区ニュース第318号

2014年12月01日

学びの秋、2つの研修会

司祭研修会懇談会にて歓談中

今年の司祭研修会は、10月27日から29日にかけて、府中の研修会場において開催された。昨年は東京教会管区の司祭大会だったこともあり、二年ぶりの教区の司祭研修会となった。参加者は40名弱と少なかったが、教区の取り組みがテーマに設定されたこともあり、日中の研修プログラムだけでなく、夜の懇親会も盛り上がりを見せた3日間であった。「東京教区優先課題の現状と展望を探る」―使徒的勧告『福音の喜び』の励ましを受けてー、と設定されたテーマで、3人の司祭が発表者となった。

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信徒の養成(猪熊太郎神父)

猪熊神父がまず強調したのは、司祭、修道者を含めた信者の教会の目的と方法についての共通理解の構築の必要性であった。教会の目的は、「神の国」の実現であり、その方法として①福音宣教(福音化)、②共同体作り、③祈り、④社会との関わり、があることを明確化し、ともすると方法が目的と混同されていることを指摘した。また近々、社会も教会も直面せざるを得ない大きな課題である少子高齢化と団塊の世代の終(しゅう)焉(えん)に伴う諸問題に教会としてどう向かい合うのかと参加者に問いかけた。

心の問題(小宇佐敬二神父)

東京カリタスの家の常務理事の小宇佐神父は、マタイ福音書の山上の説教の導入部分「人々がイエスのところへ、いろいろな病気や苦しみに悩む者、悪霊に取りつかれた者、てんかんの者、中風の者など、あらゆる病人を連れて来たので、これらの人々をいやされた」に、福音記者マタイの描く教会の原点があると捉え、教会に求められる「癒しの場」としての役割を強調した。しかし人間の集まりである教会が抱える困難さにも言及しながら、この難問と向かい合い続ける大切さを指摘した。続けて、東京カリタスの家の具体的な活動について説明した。

難民移住移動者のケア(高木健次神父)

CTIC(カトリック東京国際センター)運営委員の高木神父が、CTICの現状について話をした。1990年に東京教区創立百周年を記念して、設立されたCTICは、時代の流れとその時々の要請とスタッフの陣容に応じて体制を変えながら運営されてきたこと。現状は英語司牧と難民申請者への支援を中心に展開されていること。英語司牧では、青少年、教育、礼拝、社会福祉、財政の5つの柱で活動を展開し、それぞれのカテゴリーでの信徒の養成に力を注ぎ、難民申請者への支援では、他の支援団体との連携による活動を展開していることが報告された。その中で「自分たちの活動はどこに向かっているのか」という共通の意識を、活動の展開の中で絶えず確認することの大切さを強調した。

発表を受けて

28日午後は、発表を受けて、分かち合い(年代別の4グループ)が行われた。司牧の現場で、直接的に関わっていることもあり、それぞれの経験をもとに活発な話し合いの時間となった。特に心の問題を抱える人との関わりについて触れる司祭が多かったようだ。また、年代別のクループでの分かち合いだったこともあり5年後、10年後に教区の働きの中心となる司祭たちのグループでは、教会そして自分たちを待ち受けている課題を共有する時間となった。28日の夕食は、懇親会形式で進められ、ローマから帰国間もない大司教を囲んで、リラックスした雰囲気の中、司祭たちが歓談する様子が印象的であった。

カトリック広報全国担当者会議

より伝わりやすい 紙面をめざして

10月27日~28日、日本カトリック会館(江東区潮見)において、全国広報担当者会議が行われた。日本16教区の教区広報に関わる担当者が集まるこの会議は年に一度行われている。今年は「教区報の充実のために」をテーマに、分かち合いと学びの時間が持たれた。一日目、開会にあたり、中央協議会事務局次長であり、広報担当の清川泰司(せがわたいじ)神父(大阪教区)より挨拶があり、その後グループに分かれて各教区の現状の分かち合いを行った。実際の学びの時間は、講師に日本機関紙協会の白岩壽光(しらいわとしみつ)さんを迎えて行われた。講演の後半には、実際の各教区の教区報を手に取りながら、割り付けや見出しの付け方などの具体的な指導が行われた。依頼原稿によって成り立っていることが多い教区報の特徴から、原稿を依頼するときのコツや、取材方法の指導もあり、参加者にとって実り多い時間となった。教区報に投稿をして下さる方のために役立ちそうな講師のことばを一つ御紹介。

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-行に一つの点(読点)、三行で丸(句点)、五行で改行。テンポ良く。―

二日目には広報会議全体のまとめや中央協議会広報への要望を受け付ける時間が取られた。中央協議会の広報からは、ウェブ上にて、日本全国の教会を検索できる(アクセス・ミサ時間)サービスを準備中であるとの報告がされた。近く運用される予定。地図や教会名、電話番号などからの検索の他、現在地からの位置検索、ランドマーク・施設名などのキーワードからの検索も可能とのこと。

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その他、会館内で行われた懇親会や個々の分かち合いをとおして各教区の協力体制もでき、仲間の存在に励ましを受けた参加者は、ミサによって派遣され、それぞれの教区に戻っていった。右写真は日本カトリック会館。この建物は東京教区の岩橋淳一神父がカトリック中央協議会局長を務めていたときに建てられた。岩橋神父の永遠の安息を祈りながらの参加となった。

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東京カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂 献堂50周年 記念行事

12/7 (日)

待降節第2主日
午後3時30分~ 献堂50周年記念ミサ 主司式:岡田武夫大司教

12/8 (月)

無原罪の聖マリアの祭日 献堂記念日
午後4時~ 幸田和生司教による講話 「使徒的勧告『福音の喜び』と東京教区の教会」
午後5時30分~ 無原罪の聖マリアの祭日のミサ 主司式:岡田武夫大司教

12/14(日)

待降節第3主日
午後4時~ 「教会の祈り」晩課
午後5時~ 浜矩子氏の講演 「『福音の喜び』を読んで (現代社会と教会の役割)」

◎カテドラル献堂50周年を契機として、岡田大司教は主日と祭日の午後5時から、カテドラルにおいて、晩の祈り(教会の祈り)を始めることを提案しました。通常のスタイルの第1回めは、12月21日(日)待降節第4主日です。その後は12月25日(木)主の降誕の祭日、12月28日(日)聖家族の主日、2015年1月1日(木)神の母聖マリアの祭日、1月4日(日)主の公現の主日と続きます。多くの方のご参加、お待ちします。

東京教区 年始の集い

2015年1月12日(月・祝) 14:00ミサ

ミサ後大司教あいさつ、茶話会
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
どなたでもご参加いただけます。

ユスト高山右近「福者」認定を祈って

高輪教会で祈願ミサと講演会

秋晴れの11月16日、高輪教会で、戦国大名でありながらキリスト教に生涯をささげたユスト高山右近(たかやまうこん)の福者認定を祈願するミサと講演会が行われた。10時からのミサは京都教区・大塚喜直(おおつかよしなお)司教の司式、共同司式は高輪教会主任司祭・川 口薫(かわぐちかおる)神父で執り行われた。会衆席はすべて埋まり、壁際の長椅子にも多くの人が座り、江戸の殉教者を保護者としていただく教会の関心の高さを感じた。

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ミサに先立ち、大塚司教は殉教者の碑の前で祈りを捧げた。説教の冒頭では大塚司教から「列福承認は必ず出るでしょう」との力強い言葉があった。ミサに続いて講演会「現代に響く右近の霊性」が11時半からと午後2時からの二回行われた。大塚司教は、プロジェクターを使い、時々関西弁とユーモアを交えながら、高山右近の列福手続きの実際の様子から話を始めた。手続きは右近の歴史的事実、神学的事実を積み重ねていくそうで、来年中には高山右近の列福手続きが完了し、来年中または2016年に列福式が執り行われる見通しとのこと。できれば教皇の主司式で東京ドームか大阪ドームで列福式を行いたいそうであるが、「それには1タラント(約 1億円くらい)必要」であることを、当日の福音をからめて説明された。右近は殉教した人ではないが、その生涯が幾多の試練を乗り越えて生き抜いた人であり、いかなる困難にあっても福音に従って生きた、そして迫害のうちにマニラに追放され亡くなった、そういった人生が殉教とみなされたことを大塚司教はわかりやすく解説された。私たちは戦国時代の右近のように波乱万丈の生涯を送ることはできないかもしれないが、右近と同じような気持ちを持つことは可能であろう。右近が福者になれば、右近の人生から洗礼に導かれる人がきっと生まれるだろう。そんなことを思った講演会だった。

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日韓司教交流会

10月11日~13日、日韓司教交流会が韓国・ソウルにて行われた。共通の歴史認識を持つことを目標に始められたこの会は、年に一度行われており、今年で第20回を迎える。今回のテーマは「ナショナリズムを超えた福音的生き方―パーチェム・イン・テリスからエヴァンジェリィ・ガウディウムに至るまで―」。日本からは16司教、韓国からは23司教がプログラムに参加した。講演は柳(ゆ)京(ぎょん)村(ちょん)司教(ソウル教区補佐司教)と中(なか)野(の)晃(こう)一(いち)氏(上智大学グローバル・コンサーン研究所所長)によって行われ、その他、現地学習として分断された半島の現実を体験できる施設の訪問や北韓離脱住民との時間などが設けられた。最終日には合同メッセージが発表され、両国の間の和解と一致、アジアの真の平和を願い、終了した。

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合同追悼ミサ

カテドラル 府中 五日市

11月2日(日)午後2時から、東京教区合同追悼ミサが、カテドラルと府中墓地と五日市霊園の三箇所において同時に行われた。
写真の府中墓地では天気にも恵まれ、ミサの前や後に、ゆっくりと墓参をする風景が多く見られた。東京教区司祭の墓の前では、幸田和生司教と共に祈りを捧げる人々の姿があった。

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訃 報

ペトロ 岩橋淳一(いわはしじゅんいち) 神父
東京教区司祭ペトロ岩橋淳一神父は、小金井市桜町病院において、10月24日(金)午前0時18分、急性肺炎のために帰天した(享年74歳)。岩橋神父は、2010年の暮れに転倒事故により頚椎を損傷し、呼吸機能や運動機能を喪失したが、機能回復訓練の末、自発呼吸と声を取り戻した。教区ニュースのインタビュー当時はあごで操作する電動車椅子を使うまでの回復をし、ロヨラハウスにて生活していた(東京教区ニュース300号参照)。岩橋神父の略歴は以下のとおり。1940年3月21日、長崎県長崎市生まれ。1946年4月20日、長崎大浦教会にて受洗。1968年6月23日、東京カトリック神学院にて司祭叙階。1969年~1973年洗足教会、高円寺教会助任司祭。1973年~1979年関町教会主任司祭。1979年~1984年高輪教会主任司祭。1984年1994年カトリック中央協議会事務局長。1995年~2001年立川教会主任司祭。2001年~2005年関口教会主任司祭。2005年~2006年ロス・アンジェルス教区日系人共同体司牧。2006年~2010年12月上野教会主任司祭。2011年1月~教区本部付(療養)。また上記の間、清泉女子大学、東京純心女子大学、田園調布雙葉学園、雙葉学園、聖心女子学院、光塩女子学院、白百合女子大学などにおいて教鞭を執った。

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カトリック東京ボランティアセンター No.29

亘 理(わたり) ボ ラ パック【企画型】 自分たちのアイデアで…

今年の夏休みも大勢の学生の皆さんが宮城県亘理町・山元町を訪問しました。CTVCではグループで活動を行う「亘理ボラパック【企画型】」を実施しています。7月・8月は主に高校生や学校の先生方が参加されますが、9月になると大学生グループの参加が目立ちます。9月2日~4日、白百合女子大学Cosmopolite(コスモポリット)のメンバーが亘理町で活動を行いました。仮設住宅集会所では「インターナショナルカフェ」を開催。クイズや演奏会など、工夫をこらしたプログラムで来場された方々に楽しい時間を過ごしていただきました。

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町内には復興公営住宅も完成し、仮設住宅を出られる方が増えています。お茶を飲みながら語られる入居者の方々の思いに、学生さんたちは丁寧に耳を傾けていました。翌日はマイファーム宮城亘理農場にて、農作業のお手伝いをしました。この農場では加工用トマトの栽培を行っていますが、秋には凍(しみ)み大根を作っています。農家のお母さんたちに教わりながら大根の種まきをしました。

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ボラパックに参加したメンバーから「被災地の現状や出会った人々の声を伝えていきたい」との感想をたくさんいただきました。学生ボランティアさんたちの活動はこれからも続きます。
電話 03-6721-1421 メールアドレス tokyo@ctvc.jp

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カトリック東京国際センター通信 第185回

近年のフィリピン移民について(後編)

(前号の続き)
アジアにおける司牧的必要性、さらにそれをフィリピン人に限っても述べるのは容易ではなく、検討すべき要素は多い。だが、その中に公に共有されている情報がある。それはアジアにおける多様な社会経済的、政治的、宗教的要素を超えて、社会や組織の中には、そもそも「移民」とは何かと言う見方が存在する、ということである。各国政府、またメディア、家庭、社会、そして地元教会をも含んだその国の各組織がどのような興味関心を追求するかということによって、移民というものが解釈され、それに基づいて偏(かたよ)った理解がされている。例えば、移民を受け入れる国では移民はしばしば差別の対象となり、嫌がらせを受けることが多い。そのため、自然と教会のチャリティーの対象となり得る。一方、移民たちが母国に残して来た家族は、海外に移住した親族からの送金によって、周囲の住民の羨望の目にさらされる。したがって、多くの場合彼等は教会のケアプログラムを受ける優先順位は低くなる。こうしたことに加え、海外移民たちの状況は正しく知られていないと言うことも挙げられる。多くの場合移民たちは、無意識にではあるが、海外における本当の労働状況や生活状況を知られること恐れ、自分たちの実際の状況をありのままに家族に伝えないからだ。近年の発達した技術の時代に入って、移民たちは新しいコミュニケーションツールを使うようになった。それによって、ますます自分たちの様子をFacebookやTwitterなどに、例えば彼等が移住した国の重要な建物や場所をバックにした写真などを使って、いかにプライベートが美しく、幸せかというイメージを抱かせるような投稿をする。しかしながら悲しいことにそうしたことは彼等が職場で受ける差別や嫌がらせという現実からは程遠いものでしかない。フィリピン人という特定の民族を取り上げて海外移民の現状や特徴について語るには、無理があり、説明しなければならない現状のリストはあまりに長い。しかし確かなことは世界に貧困にあえぐ人々がいる限り、移民がなくなることはないということだ。世界に富の分配の不平等がある限り、移民する人は必ずあるだろう。フィリピンのたった10%の人間が国の莫大な自然資源の90%を独占しているのと同じように。フィリピンは確かに豊かだが、悲しいことにそのマネジメントは非常に劣悪だ。残り90%の民衆はその豊かな資源のうち独占された残りを共有している。この状況が変わらない限り、フィリピンの民衆は、彼等の労働力を喜び、より良い対(たい)価(か)を得られる他の国へと移住し続けるだろう。
エドウィンD・コロス (スカラブリーニ宣教会)

カリタスの家だより 連載 第68回

多摩療育園のお母さん達に出会って

東京都立多摩療育園は、心身の発達の遅れや障がいを持つお子さんの訓練を兼ねた幼稚園のようなところで、お母さんも子どもと療育に参加します。療育を受けているお子さんの下に生まれた弟や妹の赤ちゃんは、保育園に入れるまでは一緒に連れて来られるので、ボランティアは療育の2、3時間、保護者室で赤ちゃんの面倒をみます。私は、多摩療育園でボランティアを始めてからもう20年近くなるので、その間何人の赤ちゃんをこの胸に抱かせていただいたでしょうか。赤ちゃんの成長を見させていただくのは嬉しいことです。保護者室はお母さん達の分かち合いの場であり、また情報交換の場でもあるようです。子どもの病気のこと、医療のこと、行政のこと、旅行はどんな宿に泊まれるか、七五三のお祝い、入学や卒業のこと、はたまたご夫婦のこと、ご主人との出会いのこと等々。そんな若いお母さん達の姿を見るとき、彼女たちは私の娘のよう、娘の力になりたい。何の役にもたたないけれど、私の心はそっと密(ひそ)かに寄り添っていたいと思うのです。彼女たちは泣いてなんかいる暇はなく、子どもと共に生きて行かなくてはなりません。明るく元気のいいお母さんも家に帰ると、ご主人が帰宅するまでは一人で子どもと向き合うのです。家事だけでなく、子どもの発作や異変で寝ずの看病や緊急入院、また幼い体を何回も過酷な手術に耐えさせなくてはならないのです。その生活の中から、それぞれの生き方をしっかりと持ち、明るく今を大切に生きているように思います。神様は苦しみを強さに、悲しみを喜びにかえてくださっているようです。あの保護者室で、私は柔らかくて、温かい赤ちゃんのお守りをしながら、成長していく自分の娘を見るような誇らしい気持ちと、たくましい若いお母さんから力強いメッセージを頂いているのです。しかし、時には重病のお子さんの命の限りを、医学的見地からお母さん達に告げられることもあります。今を大切に、その子との思い出を沢山作っておきたいと願っている両親を思うと、私は医学や学問という人間の知の範囲では計り知れない神様の力が及ぶことを想い、限りある命ばかりを思わずに希望をもって生きて欲しいと祈り、切に願っています。東京カリタスの家から、子どものためのボランティアという本当に良い機会を与えられたと嬉しく思っています。赤ちゃんを抱っこできるのは心なごむ時間です。でもいい時ばかりではなく、泣き続ける赤ちゃんに汗だくでうんざりする時もあります。保護者室でせっかく寝かしつけた赤ちゃんが、お母さん達のどっとはじけるような笑い声で起こしてしまうのは困るのですが、このお部屋はその笑い声をあげるためのお部屋だと思うと、まあ、しょうがないかなと私も苦笑いをするのです。
東京カリタスの家  M・N
東京カリタスの家 Tel03-3943-1726  http://www.tokyo-caritas.org 

教区司祭紹介 第48回

アシジのフランシスコ 田中隆弘(たなかたかひろ)神父
1953年 1 月 4   日生まれ   1981年 2 月11  日司祭叙階

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ご出身は?

田中:生まれは東京都練馬区。関町の神学校から歩いて5分ほどの所です。ちなみに関町の神学校の土地の一部は、祖父の土地の一部です。

子どもの頃の思い出は?

田中:神学校下の石神井川沿いに田園があり、いなごを捕りに行ったり、遊びまわっていました。神学校は高い塀に囲まれていて、塀の中はどうなっているのか、不思議に思っていました。家は宗教に熱心な家庭で、三宝寺の檀家で、寝る前にお経を上げている祖父の姿が記憶の中にありますし、仏壇と神棚にご飯をささげるのは私の役目でした。
ちなみに私の名前「隆弘」は、法隆寺の「隆」と弘法大師の「弘」から取られています。

キリスト教との出会いは?

田中:小学校5年生の時から、友人に誘われて、武蔵関駅近くの農協の2階の集会室の日曜学校に通っていました。ビルの一室を借りて、日曜学校と礼拝を行っていました。私は日曜学校だけで礼拝に出ることはありませんでしたが。

家族の人の反応は?

田中:何も言われませんでした。宗教に熱心な家庭でもあったので、宗教については寛容な面があり、宗教は良いものという理解がありました。

その後はどう展開されていったのですか。

田中:中学生になり、日曜学校には行かなくなりましたが、自分で聖書を買って読んでいました。湖の上を歩くイエスの姿から、イエスは宇宙人なのだと思っていました。高校は、勉強もせず本ばかり読んでいる私を母が心配し、東村山に創立間もない明治学院を探してきて、受験し、合格して通うことになりました。明治学院では、毎朝礼拝があり、聖書の授業もありました。大学はそのまま進学しました。

カトリックとの出会いはどこで?

田中:明治学院大学経済学部に進んだのですが、当時は大学紛争の最中で、授業はほとんど休講、試験もレポート中心でした。洋楽鑑賞部というサークルに入部し、部室で過ごすことが多かったです。大学3年の時に、教会に通おうと考えました。いつの間にか自分中心の聖書の読み方に陥っていることに気づいたからです。自宅から一番近い教会に行ってみようと思い、訪ねたのが関町教会でした。出てきた司祭が市川裕神父でした。市川神父は、自分は近々異動になるので、次に来る司祭のもとで勉強するようにと勧めてくれました。市川神父の後任は、過日帰天された岩橋淳一神父でした。初対面の折、アタッシュケースを開けて、名刺を渡され、「私はアラン・ドロンと同じ年です」と挨拶され、あっけにとられました。

岩橋神父との強烈な出会いでつまずいたりは?

田中:つまずくことはありませんでしたが、驚きの連続でした。岩橋神父の教理のスタイルは、一対一でした。聖書を開く時、岩橋神父よりも私がテキストの箇所を開くのがいつも早いのです。中学生時代から聖書を読み始め、それまでに旧約聖書全巻を2回読んでいましたし、新約聖書は繰り返し、繰り返し読んでいたので、すぐに開くことができるわけです。それが非常に不思議でした。不思議なことは他にもありました。教会に行く時、聖書を持って行かなくても良いということです。「聖書と典礼」という便利なものがあるわけですから。これもまた、びっくりしたことです。

洗礼は?

田中:岩橋神父のスタイルは、教理の勉強の一対一もそうですが、洗礼の日取りを受洗者が決めるということもそのひとつでした。私は自分の誕生日の受洗を希望し、アシジの聖フランシスコの名前をいただきました。この聖人の名前を選んだのは、自分の名前に関連する弘法大師(空海)の「山川草木悉皆成仏」という言葉。山も川も草も木も、みんな成仏できるというのが意味ですが、アシジの聖フランシスコと弘法大師の相通じる点を感じてのことです。教理の勉強のスタイル、洗礼の日取りの決め方などは、私も受け継いでいることです。

召命のきっかけは?

田中:宗教的な雰囲気の中で育ち、聖書を読み続け、関町教会に通い、神学生との出会い(関町教会は神学校が近いこともあり、いろいろな神学生が来ていました)もあり、ある意味では自然なことでした。ある時、岩橋神父に「フランシスコ会に入りたい」と打ち明けました。フランシスコ会がどういう会かもわからずにです。無鉄砲といえばまさに無鉄砲ですが。岩橋神父は「フランシスコ会よりも貧しいのは教区だよ」と言い、教区司祭へ導いてくれました。しかし受洗から1年しか経っていないこともあり、まず一年間、上智大学の聴講生という形でラテン語を勉強し、その後、正式に教区の神学生となり、入学したわけです。

司祭になってから、教区事務所にいたこともありましたね

田中:司祭叙階後の任地は、町田教会でした。神学生時代、司牧実習先でもありました。

その後の任地が、教区事務所でした。当時の教区長、白柳大司教に付いて、いろいろな教会を訪問したのは、良い経験でした。その頃、カーナビも無く、私が方向音痴なので、大司教といっしょに教会訪問すると、大司教館を出る時の運転手は大司教、訪問先の教会の手前で運転手が交代し、あたかも私がずっと運転をしてきたかのように入っていき、帰りはその逆のパターンでした。車中では、大司教は訪問先の教会のこと、教区のビジョンなどを気さくに話してくれました。そのことは、その後の私の司祭生活に大きな示唆を与えてくれたものです。

教会の魅力は?

田中:教会の良さのひとつは、いろいろな人がいて、いろいろな人を見ることができ、そのことを通して、自分の立ち位置を確認できるということだと思います。神学校に入る前、神学生時代、司祭になってからもいろいろな司祭との出会いがあり、それが私の司祭生活を形作っていることを感じます。洗礼を希望する人に必ず勧めます。この教会だけでなく、他の教会も見てきたら良いですよ、と。

「カトラジ!です」

はじめまして!ボク、カトラジくんと申します。ボクは、関東近郊の青年たちが始めたカトリックユースネットラジオ「カトラジ!」の、マスコットキャラクターです☆ ボクは、「外に向けて、同世代の青年たちに福音を発信しよう!」というカトリックの青年たちの想いから生まれました。

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この国では社会でキリスト者として生きること、隣人を愛する難しさに直面し、苦悩することが少なくない。でもだからこそボクたちは、社会の前線で福音を伝えることが出来るんじゃないか?学校の宗教の時間で寝ちゃうようなボクだけど、等身大の目線で日本の青年たちに発信が出来るんじゃないか?そんな想いで活動してます!

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番組はYOUTUBEで配信中!色んな神父様が青年の悩みに応えてくれる「お悩み相談室」の他、「今夜の一曲」、「シネマの晩餐」、「カトリック大喜利」、「教会建築」、「カリタス釜石ラジオ カマラジ!」など、ワクワクする企画が目白押し!リスナーの皆さんからの声が何よりもの励ましです。なのに番組を始めたスタッフの皆は、「カトラジ!」じゃ福音宣教はやりきれないって言うんだ。理由を聞いてみると、それは自分たちが教会との繋がり、神父様や信徒との出会い、神様との祈りの中など、直接「出会う」ことから福音と喜びを貰ってきたから。だから「カトラジ!」は、リスナーの皆さんが神様に出会う「きっかけ」になれることを目指してるんだって!ラジオなんて誰もやったことがない中で、正直自分達に本当にそんな事が出来るんだろうかと、不安をスタッフの皆は抱えてます。でも始めてみると一人ひとりが皆、神様からの想いを受けた信仰を証しする人であるということが、見える瞬間があります。そんな皆の想いが集まって生まれたボクもまた、イエス・キリストという人に皆出会えるきっかけになれるよう、頑張っていきたいと思います。皆さん、これから応援よろしく願いします!

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日本初☆カトリック青年によるインターネットラジオ!
毎週土曜日23:00~23:30(予定)
※過去の放送もYOUTUBEで配信中 公式HP http://www.katoraji.net

いよいよ  真生会館の建て替えに向けて

新しい真生会館イメージ図2015年末 着工 2016年春 竣工予定

真生会館理事長 森司教に聞く

建て替えは、いつ頃になるのですか?

森:今の真生会館ビルに入っているテナントが、全社退去してからになります。最後の一社の退去が事情で遅れ、15年の春前後になります。その後、すぐに現ビルの解体作業に入り、建設はその後になります。16年の春には新しい真生会館の竣工式を行えると思っております。

どのくらいの規模になるのですか

森:今の敷地の3分の2ほどを、上智大学の国際学生寮として活用していただくことになり、後の3分の一程度の敷地の上に建てることになります。4階建てになります。

建設のための資金は、十分なのですか?

森:ようやっと目処がたちました。一つは、建て替えのための寄付です。寄付を呼びかけた当初、私には、小教区の教会のように所属信者がいるわけではないものですから、寄付は集まらないのでは……という一抹の不安がありました。集まってもせいぜい2、3千万円程度ではないかと思っていたのですが、呼びかけを始めてから一年間で1億円を越える寄付が寄せられました。寄せられた寄付の額を見て、80年の歴史をもつ真生会館が、どんなに多くの方々の人生と関わってきていたか、またどんなに愛されていたのか、そしてまた期待されているのか、実感することが出来ました。多額の寄付を寄せて下った方もおられましたが、生活を切り詰めて、乏しい年金から寄付をしてくださった方もおりました。本当に心から感謝したいと思っております。この寄付の他に、ケルン教区からの支援の内諾も頂くことが出来ました。岡田大司教様などの口添えもあって、この10月にケルン教区から正式のご連絡を頂きました。また上智大学の国際学生寮のための土地をお貸しするものですから、その地代などと合わせて、安心して建設に向かうことができるようになりました。

新しい建物が出来た後、どのような働き・活動を考えておられるのですか

森:将来に向けた真生会館の働きのビジョンづくりのための委員会を立ち上げて、一年がかりで検討していただいております。私としては、創設者の岩下神父様から始まって今日まで受け継いで来た、若い人たちの出会いの拠点と学びの場としての機能は、これからも大切にして行きたいと思っております。創設当時の軍国主義に覆われた時代から今日まで日本社会は実にさまざまに変わり、若い人たちのありようも変わりましたが、どんなに時代が変わっても、もがき模索する若い人たちに寄り添っていく。真生会館の大事な役割だと思っております。もう一つは、キリスト教を理解し、深めていく場としての機能を保ちながら、日本社会への、キリスト教的な価値観の発信基地としての役割です。日本の教会は、教区・小教区に分かれた宣教司牧を展開してきましたが、地域を越えった、日本社会全体を視野においた宣教司牧は十分になされて来ませんでした。真生会館には、それが出来る立場にあります。日本社会は経済的には豊かになりましたが、その発展の影で多くの人々がもがき苦しんでおります。現代日本社会を覆い、人々の心を蝕んでしまっている価値観、世界観の歪みを指摘し、善意の人々と対話し協力しながら、人々に希望をもたらす光を発信する基地としての役割も果すことが出来たら、と思っております。期待しております。有り難うございました。

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お知らせ

クリスマスと新年のミサの時間

クリスマスと新年のミサ時間

ミャンマー宣教500周年

記念ミサ・祝賀会

12月14日(日)
記念ミサ17:00~18:00 主司式 ジョセフ・チェノットゥ大司教(駐日バチカン大使)
祝賀会 18:30~20:00 ミャンマー伝統芸能他
目黒教会で(品川区上大崎4-6-22) 入場無料、申込不要
問合せ:目黒教会 Tel/03-3491-5461 
主催:カトリック東京ミャンマー共同体

冬季休暇 ボランティア募集中

カトリック東京ボランティアセンター
(南相馬ほか福島県、宮城県南部での活動)
電話:03-6721-1421 
FAX:03-6721-1422 e-mail:tokyo@ctvc.jp
その他のベース(宮古、大槌、釜石、大船渡、米川、石巻、いわき)での活動は、それぞれのベースや仙台教区サポートセンターへお問い合わせ下さい。
各ベースの情報は以下からもご覧いただけます。
カリタスジャパンブログ  http://caritasjapan.jugem.jp/?eid=79 

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カリタスジャパン 2015「復興支援カレンダー」

A4見開きサイズ 
注文は5部以上、1部300円以上のご寄付をお願いしています。
締切:2015年2月10日(火)
申込み(FAXまたはEメール)には申込み用紙が必要です。
問合せ:FAX/022-797-6648
Eメール:sendaidsc@gmail.com

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投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局  東京教区ニュース係
FAX (03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

マリアニスト奉献生活の体験

2015/1/16(金)17:30~1/18(日)16:00 途中参加も可 
汚れなきマリア修道会マリアンハウス修道院(〒182-0016調布市佐須町5-28-6)
対象:18歳~35歳の未婚の女性信徒 
無料 
締切:2015/1/11(日)
申込:住所、氏名、所属教会、メールアドレス、携帯番号を記入の上、Eメール、あるいは電話にて
e-mail:marianist@marianist.jp  Tel/080-5873-6637 Sr.小林   http://www.marianist.jp/ 

マヌエル・ディアス司祭の一日黙想会

12/20(土) 10:00~16:00 
イエズス会上石神井修道院で(西武新宿線武蔵関下車) 
指導:M・ディアス神父(イエズス会) 
持参品:筆記用具・昼食 
申込:12/10(水)まで、住所、氏名、所属教会を明記の上下記へ 
問合せ・申込み:Tel/090-4124-9685 
小林依子 e-mail:magdalenejapan@yahoo.co.jp

メジュゴリエ会「聖母マリアのメッセージを学ぶ」

12/19 2015/1/6 2/20 3/20(第3金曜日)10:30~12:00 
サン・パウロ宣教センター4Fチャペルで(四ツ谷駅下車)
ミサ:パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会) 
話:和気千穂子 
申込不要 
問合せ:Tel/03-3237-5350 青木

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

12/20(土)15:00~祈り16:00~ミサ 
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分) 
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区) 
どなたでも参加可 
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで) 
e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」)

七十二人の集い(ひきこもり支援)

-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 e-mail:info72nin@gmail.com  http://72nin.com/ (日程変更等はホームページで確認を)
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J.(ひきこもり経験者、発達障害当事者) ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために

ひきこもり支援の意向のミサ

毎月第2日曜日 14:00~15:00 
麹町教会ザビエル聖堂で 
引き続きわかち合いの会 イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で

祈り-イグナチオの霊操によって-

*当分の間休会

「上石神井 相談室」Br.沖下昌寛

イエズス会上石神井修道院で(練馬区上石神井4-32-11 Tel/03-3929-0847)
メールにてご連絡を e-mail:info72nin@gmail.com

「浅草 親の集い」Ms.米林睦子

毎月第1・3土曜日14:00~16:00 
浅草教会で

「市谷 親の集い」Sr.藤本保子

毎月第1・3火曜日14:00~16:00 
援助修道会リヒトハイム修道院で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3260-2000)

「信濃町 親の集い」Sr.野間順子

毎月第1・3木曜日 14:00~18:00 
マリアの御心会信濃町修道院で(新宿区南元町6-2 Tel/090-8303-2042)

現代に生きる信仰体験の集い

毎月第2・4土曜日14:00~16:00(2015/3/28まで)
上石神井イエズス会修道院一階会議室で(西武新宿線武蔵関駅北口徒歩8分。吉祥寺駅と三鷹駅よりバスで武蔵関駅入口降車10分)
内容:静かに音楽を聴きながらイシドロ・リバス神父と共に聖書を使い黙想。感じたことをどう教会外の人に伝えるか話し合う。
問合せ:Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp

いやしのためのミサ

12/14 2015/1/11(第2日曜日)14:00~ 
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)
ミサ後、個人別祈りの時間帯には、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)も担当。
問合せ:Tel/03-3414-6940 羽村 
小平師:http://fraludo-ofm.at.webry.info/
ミサ詳細: http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html 

ベタニアの集い(来て見なさいヨハネ1:39)

2015/1/11(日) 17:00 ~1/12(月)16:00 1泊2日
上記以外でも問合せを 
対象:独身女性信徒 
申込:ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院
(〒165-0022 中野区江古田3-15-2 Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533
「ベタニアの集い」担当シスターまで
http://www.sistersofbethany.info/

「サダナ」黙想会

~東洋の瞑想とキリスト者の祈り~
以下共通 
指導:植栗神父 
連絡先:若山美知子 Tel・Fax/03-5802-3844 (不在時:渡辺由子042-325-7554) 
詳細  http://sadhana.jp  ※申込は開催日の8日前まで

サダナⅠ:2015/1/9(金)17:30~1/12(月)16:00

 三位一体聖体宣教女会東京修道院で(東村山市)

入門C 2015/1/18(日)9:30~17:00

 ニコラバレ修道院1Fで(四ツ谷)

一日静修<講話・念祷・ミサ>へのおさそい

「日常生活の中にイエスをさがす-アビラの聖テレジアとともに-」
2015/2/7(土)10:00~16:00 受付9:30 
聖心女子大学聖堂で(〒150-0012 渋谷区広尾4-3-1) 
東京メトロ日比谷線「広尾駅」(聖心女子大学方面出口)下車 
広尾商店街を通り約3分・JR渋谷駅東口または恵比寿駅より都バス「日赤医療センター前」行
終点「日赤医療センター前」下車約3分
JR品川駅より都バス「新宿駅西口」行「広尾橋」下車 約4分
JR目黒駅より都バス「千駄ヶ谷駅」、「新橋駅」行「広尾橋」下車 約4分 
指導:中川博道神父(カルメル修道会)
どなたでも参加可 
実費用の為に献金・昼食を持参 
主催:「詩編の会」 
問合せ e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp   Tel・Fax/045-402-5131(藤井)

テゼの祈りの集い

12/23(火)15:00~17:30
カノッサ修道女会東京修道院で 
祈りたい方どなたでも 
テーマ:主はおいでになる 
申込:12/18(木)まで
(〒156-0045 世田谷区桜上水2-5-1小田急線経堂駅下車、小田急バス千歳船橋行・桜上水二丁目下車徒歩3分) 
担当:シスター吉田 
問合せ: Tel/03-3302-1078 Fax/03-3302-1248
e-mail:berunoko@hotmail.co.jp

聖母病院ミサと聖書の集い

以下共通 
問合せ:聖母病院パストラルケア室 Tel/03-3951-1111(内線759)

12月ミサ予定 12/10 12/17(水)14:30~

聖母病院大聖堂で 
司式:バレンタイン デ・スーザ神父

聖書の集い 13:00~14:15

ミサの前 聖母病院大聖堂2階集会室で 
どなたでも参加可

パドレ・ピオの集い

12/20(土)13:00~16:00 
赤羽教会聖堂で 
内容:ロザリオ・ミサ・聖体賛美式・赦しの秘跡(12:30~)
指導司祭:ペトロ神父(カプチン・フランシスコ会) 
自由献金 
どなたでも 
主催:聖パドレ・ピオの集い
問合せ:Tel/044-567-7526(木下)

「クリスマスの黙想」

12/25(木) 18:45~20:00 
麹町教会・マリア中聖堂(四ツ谷駅前) 
申込不要 
参加無料 
黙想指導: K. リーゼンフーバー神父 
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内 S.J.ハウス 
Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言) Fax/03-3238-5056

講座・研修会

岡田大司教様による「続・カテキズム講座」

12/6(第22回)
2015/1/10(第23回)
2/7(第24回)
3/7(第25回)(土)14:00~15:30 
以後、継続して開講予定 
本郷教会聖堂棟2階レイ記念ホールで(JR駒込駅南口・南北線①出口徒歩6分) 
費用:¥500(会場費・プリント代 他) 
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」 
どなたでも、いつからでも 申込不要 
主催:本郷教会 
問合せ:Tel/03-3941-5916

森司教の講座と黙想会

以下共通
申込・問合せ:一般財団法人真生会館(〒160-0016新宿区信濃町33番地4 )
Tel/03-3351-7121 Fax/03-3358-9700
e-mail:gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp  
要事前申込 電話対応出来ない時間帯は、Faxにて受付。会場への直接お問合せ等の連絡は、ご遠慮を。

信仰生活を深め生きるために

2015/1/17 2/14 3/14(土) 10:30~12:00 
神田教会で 
受講料:1回/一般¥1,000 学生・修道者¥800

映画に学ぶキリスト教 
13:30~16:30 
聖パウロ女子修道会で

2015/1/18「神々と男たち」 
2/7「ルルドの泉で」 
3/28「楽園からの旅人」 
受講料:1回/一般¥1,200 学生・修道者¥800

初心者のためのキリスト教入門

2015/1/13~ 
神田教会(火・夜)で 
1/14~(水・午後)
豊島教会で
日程詳細問合せ

黙想会

12/13(土)午後~12/14(日)昼 
上石神井黙想の家で 
テーマ:祈りを学び、祈りを深める 
詳細問合せ 

信徒の月例会 カトリックの信仰-その3 「信仰宣言」

12/20(土)14:00~(16:00主日のミサ) 
麹町教会アルぺホールで 
テーマ:秘跡②聖体 
指導:岩島忠彦神父(イエズス会) 
問合せ:Tel/03-3263-4584 申込不要

講演会

2015/1/28(水)18:45 
麹町教会主聖堂で 
テーマ:世界の人々とともに-多言語コミュニケーション-
講師:日比谷潤子氏(国際基督教大学学長)
無料 
問合せ:Tel/03-3263-4584 麹町教会

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00 
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500 
申込不要
12/9(火)ビ・モンタント東京事務所で 
12/16(火)三軒茶屋教会で 
12/19(金)高輪教会で

聖書通読講話会
〔四谷会場〕

12/13(土)土曜日13:30~15:00 
イエズス会岐部ホール306で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅Tel/03-3357-7651)
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
世話人:浜端 Tel/042-623-1469 

〔関口会場〕

12/17(水)10:30~12:00 
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

12/11(木)11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で 
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 
世話人:宮木 Tel/042-575-2335 

月例散策会

12/10(水)10:30 
JR御茶ノ水駅聖橋口改札口集合 
行き先:日本ハリスト聖教会(ニコライ堂)及び聖橋 地域散策 
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

12/17 2015/1/7(水)13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

12/20 2015/1/24 2/28(土) 13:30~15:00 
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩 1分)
講師:平田栄一(風編集室) 
参加費:¥1,000
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525) 
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 
e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp 

信仰と生活講座 小平正寿神父(フランシスコ会)

12/16(火) 12/17(水)
第6回「クリスマスの喜び」~この1年を振り返って思うこと~ 
火曜日19:00~20:30 修道院で 
水曜日10:00~11:30信徒会館で 
問合せ:田園調布教会Tel/03-3721-7271(9:00~17:00) 
東急東横線田園調布駅また多摩川駅徒歩8分

聖書講座の案内

「ローマの信徒への手紙」を読む
2015/1/8 1/15 1/22 2/5 2/19 3/5(木)10:30~12:00
サンパウロ宣教センター2階会議室で(新宿区四谷1-21-9) 
講師:山内堅治神父(聖パウロ修道会) 
受講料:一般:全6回/¥5,000 1回毎/¥1,000 学生・修道者:全6回/¥4,000 1回毎/¥800 
当日宣教センター窓口で支払 
連絡先:〒160-0004新宿区四谷1-21-9 サンパウロ宣教センター 大村 
申込:Tel/03-3357-7651(月~金)13:30~16:00 Fax/03-3357-7652 
e-mail:access@sanpaolo.or.jp  (住所・氏名・電話番号を明記)

土曜アカデミー

下記の日程9:30~12:30
麹町教会・岐部ホール4F, 404で(JR/東京メトロ 四ツ谷駅徒歩2分) 
年間テーマ:超越理解と理性の自己発見-II 近世・近代・現代 
12/6 言語の限界と宗教の言葉:ウィトゲンシュタイン(20世紀、イギリス) 
12/20 理性を超える信仰:バルト(20世紀、スイス) 
講師と連絡先:K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授) 
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言) Fax/03-3238-5056

音楽会

「聖歌合唱の会」クリスマスチャリティーコンサート

12/21(日)14:00から 
高円寺教会主聖堂で(地下鉄丸の内線東高円寺下車、徒歩10分 青梅街道を荻窪方向に進み、環七を渡って3本目の路地を右折) 
曲目:クリスマスキャロル他 
自由献金(仙台教区サポートセンターへ) 
連絡先:Tel/090-3347-4792 横田 Tel/090-3103-0154林

ホープウィズクラシック クリスマスチャリティーコンサート~癒しへの誘い~

荘厳なパイプオルガン、美しい歌とピアノハーモニーが奏でるクリスマス名曲の数々
12/17(水)19:00開演(18:30開場)
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂 
入場料:¥4,000 
チケット問合せ:ホープウィズチャリティーコンサート事務局 Tel/ 080-6550-4672、
ドン・ボスコ社:Tel/03-3351-7041 
主催: ホープウィズチャリティーコンサート実行委員会 Tel/090-4169-8196
収益の一部をカリタスジャパンへ(東日本大震災復興支援) 
出演:高橋薫子、向野由美子、樋口達哉、立花敏弘、青田絹江、北村晶子 
曲目:Xマスキャロルメドレー、アヴェマリア、トッカーターとフーガ 二短調 他
後援:ドン・ボスコ社、キリスト新聞社、カリタスジャパン

その他

「カロル-教皇になった男」日本語字幕版DVD

~聖ヨハネ・パウロ二世の半生を描いたテレビ映画~
聖ヨハネ・パウロ二世の出身国であるポーランドとイタリアの合作作品。2005年公開 
日本語字幕―上智大学卒業生有志 
頒布価格:¥3,000(税込)
申込:e-mail:info@karoldvd-jc.org  
Fax/03-3269-4850 
〒102-8554千代田区紀尾井町7-1上智大学ソフィア会事務局内 
「カロル日本語字幕版DVD製作委員会」 
問合せ:Tel/03-3789-1324(10:00~17:00)町田

聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内

12/3(水)~2015/2/17(火)展示時間10:00~17:00 
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで(〒216-8511川崎市宮前区菅生2-16-1)
森田貴博 油彩画展 (千葉県在住アシジを描く画家) 
入場無料 
問合せ:Tel/090-9687-0480山野尊行

「VIVID」
★1・2月号(No.319)は、12月28日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:11月16日(日)
★ 3月号(No.320)は、3月8日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:2月8日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp