お知らせ

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東京教区ニュース第319号

2015年01月01日

大司教インタビュー

あせらず、急がず、その時にしなければならないことを

2014年を振り返っての感想は?

岡田 毎年一年を振り返ると、様々なことが思い起こさせられますが、2014年は、特別に印象深い一年でした。まず一年の間に6人の司祭が帰天したことです。その中でも特にチェレスティーノ・カヴァニャ神父の突然の帰天が印象に残っています。彼は私が東京教区に来た時(2000年8月)の事務局長でした。彼とは古い大司教館で11年にわたりいっしょに暮らしたことになります。苦楽を共にした同志を亡くした喪失感を味わいました。また岩橋淳一神父のことも思い出されます。彼は私が着座して半年後、2001年春に、東京カテドラル関口教会主任司祭に任命しました。同じ構内に4年間いっしょに暮らした司祭ですので、私の東京大司教の始まりとぴったり重なります。明朗活発な岩橋神父の姿が思い出されるだけに、晩年の苦しみ、その苦しみを捧げ尽くされたことに、ただただ頭が下がる思いです。 

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海外出張も多かったですね

岡田 そうですね。ローマに2回、ケルンに2回、韓国に2回行きました。特に、秋に開かれた世界代表司教会議(シノドス)の臨時総会のために3週間、ローマに滞在したのは興味深い体験でした。会議の日程自体は、比較的緩やかで、午前中の会議はありませんというので、喜んでいたら、その午前中にアジアの司教たちの会議を設定したので参加するようにという、ありがた迷惑な一幕もありました。ローマにしろ、ケルンにしろ、実際現地に赴くと、伝統というか、歴史の重みというようなものを肌で感じますね。

ケルン教区との関係は

岡田 2014年は、東京教区とケルン教区の友好関係が始まって60年の節目の年でした。この特別な年に2回、ケルンを訪問したこと、東京カテドラル献堂50周年記念行事に、ヴェルキ枢機卿が代理としてボスバッハ師、ゾルツバッハ氏を送ってくださいました。2015年1月25日は、ケルンデーです。当日は、特別な思いをもって、祈りをお捧げくださるよう、希望します。

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社会を見渡しての2014年については?

岡田 東日本大震災後の遅々として進まない復興に心を痛めたり、世界各地で展開されている紛争や内乱、弱い存在、特に子どもたちに対する虐待事件などが心に重くのしかかっていますね。喜ばしい出来事としては、3人の日本人のノーベル賞受賞でしょうか。3人の受賞者それぞれの個性が異なっているのは非常に面白いですね。

2015年への期待は?

岡田 2015年はいうまでもなく、敗戦あるいは終戦70年、広島、長崎への原爆投下70年の節目の年です。核兵器廃絶、軍備縮小への取り組みを再確認する時です。また東日本大震災の直後、生活の見直しの機運が高まりましたが、時間の経過と共に忘れつつあるような気がします。あらためて質素な生活スタイルへの招きを呼びかける必要があるかもしれません。前教皇ベネディクト16世も現教皇フランシスコも、中東や世界の平和のために祈りと断食を呼びかけ、場合によっては特別な献金を求めたことがありました。これにならい、東京大司教として、何か具体的な取り組みを示したいと考えています。

カテドラルにおいて「教会の祈り(晩課)」が始まりましたが。

岡田 以前から、どのようなことをすれば、カテドラルが祈りの家の中心となるだろうかと模索しておりました。その中で献堂50年を機に、主日と教会の祭日に、カテドラルにおいて「教会の祈り(晩課)」をいっしょに祈ることを決めました。午後5時から始まります。この時間に、カテドラルの近くに来る用事のある方が足を伸ばして立ち寄ってくださること、カテドラル周辺の小教区や修道会の参加を期待しています。

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大司教個人の展望は?

岡田 今、3つの大きな職務を担っています。ひとつは、当然のことですが東京大司教、次はさいたま教区管理者、最後は司教協議会会長です。司祭たちには休養を求めながら、職務に追われ、矛盾しているようです。司教協議会会長は任期が決まっていますが、さいたま教区管理者は先が見えません。新しい司教がすぐに決まるかもしれませんし、当分続くかも知れません。そんなわけなので、「あせらず、急がず、その時にしなければならないことをできるように」と自分に言い聞かせています。人間は勝手な存在なので、ついつい傲慢になりがちです。しかし自分のできることは限られています。無理をすれば必ずどこかにそのしわ寄せが来るのだということです。それは経験から学んだ知恵でもあります。

リラックスする時は?

岡田 一日の終わりに、うまく仕事の整理がついて、ちょっとだけアルコールをたしなむ時でしょうか。近頃は、焼酎が気に入っていて、味わってから眠りにつきます。(笑)

東京教区 年始の集い

2015年1月12日(月・祝) 14:00ミサ

ミサ後大司教あいさつ、茶話会
東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂
どなたでもご参加いただけます

献堂50周年記念ミサ

献堂記念ミサ◉大聖堂に響きわたる「テ・デウム」の歌声

12月7日、午後3時半より、東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂の献堂50周年の記念ミサが、行われた。岡田武夫大司教の主司式の他、幸田和生司教、ローマ教皇庁駐日バチカン大使のジョセフ・チェノットゥ大司教と参事官のヘルヴォイエ・シュクルレッツ師、ケルン教区のボスバッハ師、約20名の司祭団、参列者約400人が、祭壇を囲んだ。入祭の歌「喜びに心をはずませ、神の家に行こう」が歌われる中、司祭団が入堂し、ミサが始まった。岡田大司教は、現代社会における教会のイメージを「荒れ野におけるオアシス」として語っているが、献堂50周年の記念ミサの説教において、別なイメージで教会の使命について語った。「教会の使命を考える時、ホスピスに非常に興味を持っています。現在では、ホスピスといえば、末期患者に対する全人的な苦痛を緩和し、人生の最後の時を充実した時とするための支援の施設の呼び名を意味することが一般的ですが、もともとはラテン語のホスピチウム(hospitium)に由来し、元来、病者、貧者、孤児、老人、旅人らの避難所、救護所の施設を意味するものです。ホスピチウムから由来する他の言葉には、ホスピタル(病院)、ホテルなどの言葉もあり、他者に奉仕するイメージが共通しています。

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今日、東京カテドラルの献堂50周年を記念するにあたり、教会の使命を考えるイメージとして、荒れ野におけるオアシスとしてのイメージと共に、ホスピチウムとしての働きを通して、教会の使命を果たして行きましょう。そして、このカテドラル建設に大きな役割を果たし、2009年12月30日に帰天された白柳誠一枢機卿を思い起こし、追悼の意向も今日のミサの中でささげましょう」と語りかけた。記念ミサの終わりには、チェノットゥ大司教が「カテドラルは、世界の教会との交わりを表す聖堂という意味で特別な教会であり、私が今日、皆さんと共にミサをささげたこと、ケルン教区からも代表者がお祝いに来ていることも、そのことに関係している。東京カテドラルが今後、より一層、その使命を果たすことに期待している」と語った。次にケルン教区のボスバッハ師があいさつに立ち、「ケルン大司教のヴェルキ枢機卿は着座してから間もないため、今回は私が代理者として派遣されたこと。ヴェルキ枢機卿がケルンの大司教として東京を訪問する時期は未定であるが、その際には素晴らしいプレゼントを持参するでしょう」という、うれしい予告も披露された。閉祭の歌「われ神をほめ(テ・デウム)」を参列者が力強く歌う中、司式者が退堂し、記念ミサが締めくくられた。

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二つの講演会

一つの講演会は、12月8日、東京カテドラル献堂記念日であり、無原罪の聖マリアの祭日の夕方、幸田司教が行った「使徒的勧告『福音の喜び』と東京教区の教会」である。幸田司教は、東日本大震災と教会の経験にヒントが隠されているかもしれないとし、地域の中で信仰生活を生きること、そのためにもっとキリストと親しい関係を築くことを語りかけた。もう一つの講演会は、14日夕方に行われた浜矩子氏によるもので、「使徒的勧告『福音の喜び』を読んで(現代社会と教会の役割)」というテーマで行われた。浜氏は、同勧告の中の経済活動についての教皇の言葉を引用し、日本社会の状況がそれとどれほどかけ離れているかを鋭く指摘した。

ケルン教区代表者、小岩教会を訪問

ケルン教区の代表者(ボスバッハ師、ゾルツバッハ氏、吉田慎吾氏)は、記念ミサに先立ち、7日の午前、小岩教会を訪問した。小岩教会の保護者は、聖ボニファチオで、ケルン教区からの援助で設立された。献堂50年の記念として、2009年6月にはケルン教区から、聖ボニファチオの聖遺物が贈られ、聖堂内に安置されている。

教会の祈り(晩課)の開始

東京カテドラル献堂50年を期して岡田大司教は、主日と教会の祭日の午後5時より、カテドラルにおいて、教会の祈り(晩課)がささげられるように希望し、12月14日より開始された。初回となる当日は、岡田大司教の司式で祈りがささげられた。継続して行われるので、ぜひご参加を。

合同礼拝

11月30日(日)、午後3時~7時、東京カテドラル関口教会聖マリア大聖堂で、「エキュメニズムに関する教令」発布50周年を記念するシンポジウムと合同礼拝が、三教会エキュメニズム委員会(カトリック教会、日本聖公会、日本福音ルーテル教会)主催で行われた。エキュメニズム(キリスト教一致)運動の歴史の中で、この半世紀、この教令は多方面に多大な影響を与えた。その意義をたたえ記念するものである。また同時に、一致に向けて更なる決意を新たにする式典である。三教会合同のこのような集会は史上初の出来事である。キリスト教の歴史の中、世界に先駆け、日本の地において実現した、画期的な記念すべき行事といえる。 

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昼頃小ぶりの雨があった。すぐに止んで、天からの祝福の慈雨(じう)であった。快適な涼気の中、4~500名がシンポジウムに参加され気鋭の神学者たちの話しに聞き入った。司会は江 藤直純(えとうなおずみ)・日本福音ルーテル教会牧師(ルーテル学院大学学長)、パネラーは、光延 一郎(みつのぶいちろう)神父(イエズス会・上智大学神学部長)、西原廉太(にしはられんた)・日本聖公会司祭(立教大学副総長)、石 居基夫(いしいもとお)・日本福音ルーテル教会牧師(日本ルーテル神学校校長)である。続いて午後5時から合同礼拝。司式は、大柴譲治(おおしばじようじ)・日本福音ルーテル教会総会副議長、大畑喜道(おおはたよしみち)・日本聖公会東京教区主教、岡田武夫・カトリック東京大司教の三者。ジョセフ・チェノットゥ教皇大使も壇上で来賓の皆様と共に参列され、英語の挨拶をされた。合同聖歌隊の美しい音楽、水と火の儀式など荘厳な雰囲気の中で、630名の人々が、歌声を合わせ祈りを合わせ心を合わせた。司式団の行列が退堂した後、会衆席より大きな拍手が湧き起った。式中の献金は、301、128円集まった。「東日本大震災をはじめとする支援のため」にそれぞれの教派で使われる。  

油谷弘幸神父

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主が触れてくださる 世界病者の日ミサ

現代のさまざまな病気や苦しみのうちにある人のために、 医療・福祉施設で働く人を励ますために

2月11日 (水・祝) 13:30
東京カテドラル聖マリア大聖堂  司式:東京大司教岡田武夫

ミサ後、懇親を深めるため、関口教会信徒会館1階中会議室にて、 ささやかですが茶菓の席を設けます。是非お立ち寄りください。
主催:カトリック東京大司教区 
担当:東京教区福祉委員会
問合せ:教区本部 Tel/03-3943-2301
ヨハネ・パウロ二世教皇の発意によって、1993年から毎年2月11日(ルルドの聖母記念日)は「世界病者の日」と定められています。岡田大司教はこの日の意義を改めて重視され、カテドラルでミサを捧げることを毎年の教区行事としております。

2015年 キリスト教一致祈祷週間

(1月18日~25日)
テーマ イエスは「水を飲ませてください」と言われた(ヨハネ4:7)
東京集会
2015年1月18日 (日) 午後2時30分~4時30分
カトリック神田教会にて
礼拝式 14:30~15:30
司 式 : 幸田和生   カトリック東京教区補佐司教       
     小橋孝一 日本キリスト教協議会議長
説 教:  Br.マヌエル・エルナンデス(イエズス会)
懇親会 15:30~16:30

主催:日本キリスト教協議会(NCC) カトリック東京大司教区
問い合わせ:東京教区エキュメニズム委員会 Tel/03-3943-2301

カリタスの家だより 連載 第69回

ケルンからのお客様

東京カリタスの家 Tel 03-3943-1726 http://www.tokyo-caritas.org
12月7日、東京カテドラル聖マリア大聖堂の献堂50周年のお祝いにケルン教区から三名の使節団がおいでになり、その翌日、東京カリタスの家を訪問してくださいました。カテドラルの献堂に続き、1968年にカトリックセンターが完成しました。ケルンのフリングス枢機卿と土井枢機卿の親密な関係の現れです。フリングス枢機卿がドイツ司教協議会の会長をしていたこともあり、「ミゼリオール」という「カリタス(教会の行う福祉活動)の基金」からの援助もありました。その折に「東京でもカリタスの活動を行ってください。」との勧めがあり、それが東京カリタスの家の設立の大きな要因の一つとなっています。

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「ケルンからの資金が東京で大きな実りとなっている。」カテドラルの建物と東京カリタスの家の活動はその目に見える実りです。ぜひ、ケルンからの使節団に見ていただきたいと願っておりました。ボスバッハ神父を団長に、海外支援を担当するゾルツバッハさん、長年東京とケルンの橋渡しをなさってきた吉田慎吾さんに東京カリタスの家の活動を説明した後、家族福祉相談室、みんなの部屋、カリタス翼をそれぞれ回っていただきました。「寄り添う」という東京カリタスの家の福祉活動の基本的な姿勢に、興味深く耳を傾けて下さいました。みんなの部屋には朝早い時間にも関わらず、利用者たちも集まり、作品をクリスマスプレゼントとして差し上げることができました。ボスバッハ神父は「ノーマライゼーション(障害者と健常者が共に生きる)」に興味をおもちのようでしたが、東京カリタスの家の活動の内容にはノーマライゼーションの思想が生きていると感じられたと思います。和やかに午前中のひと時を過ごされ、ゾルツバッハさんは午後には機上の人となられました。

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カトリック東京国際センター通信 第186号

入国管理センターを訪問して

2013年からCTICのボランティアとして茨城県牛久市にある法務省東日本入国管理センター(以下、牛久入管)を訪問し、被収容者との面会活動を行っています。日本に来ている難民の支援に関心があった私は、収容されている難民に対して何らかの直接支援がしたくて、このボランティアに参加しました。ただ牛久入管は退去命令が出ている外国人が収容されている施設なので、収容されている人が難民とは限りません。入管の訪問はCTICに何らかの方法で面会希望を伝えてきた人に会うのが活動の目的ですので、難民にこだわらずに面会活動を行っています。面会するには、まず受付で面会許可申出書を記入し提出しますが、面会しようとする被収容者がすでに出所している場合もあります。この場合担当係官は「もういません」と言うだけで、仮放免になったのか、強制送還されたのかは教えてくれません。継続的に面会を続けてきた被収容者がどうなったか、知りたくても知りえないのが実情です。せめてもの方法として、面会した人から他の被収容者がどうなったかの消息情報を得るようにしています。面会室は分厚い透明のアクリル板で仕切られており、それを挟んで面会します。面会では、彼らから何かを聞きだすというより、打ち解けた雰囲気で傾聴に徹するようにしています。その話の中から、さりげなくこれまでの経緯や収容理由、仮放免や難民認定申請の状況、健康状態などを知るようにしています。終始笑顔の人もいれば、話すうちに泣きだす人、切々と苦境を訴える人、溜まっていた不満が爆発して怒り出す人もいます。何もしてあげられませんが、話を聴いてあげることで、彼らの不安、ストレスが少しでも解消できればと思っています。彼らには話を聴いてもらえる相手はいないのですから。一番心配なのは彼らの健康状態です。体調が悪くてもすぐには診てもらえません。翌週の予約を取らないと診てもらえませんが、満員の場合翌々週に回されます。外部の大きな病院で診てもらうこともできますが、その場合は手錠をして病院に連れて行かれます。まるで犯罪者扱いです。この屈辱感に耐えきれず、多少の体調の悪さは我慢してしまうケースも多いと聞きます。2014年3月、牛久入管で2人の被収容者が連続して急病で亡くなりました。この不幸な出来事も起こるべくして起こったものなのかもしれません。牛久入管を訪問して感じることは、被収容者をあえて社会から見えない存在にしようとしていることです。入所者のリストも我々が目にすることはできません。でも被収容者との面会で得た情報をつなぎ合わせていくことはできます。今後も傾聴と情報のつなぎ合わせを意識して面会ボランティアを続けていきたいと思っています。  CTICボランティア 大塚 進(目黒教会所属)

カトリック東京ボランティアセンター  No.30

これからも自主避難の方が友人として気軽に立ち寄れる場を

CTVCは2012年より、会津若松市の自主避難家族の有志が立ち上げた「県内自主避難連絡会」の支援を行ってきました。当時、県内自主避難者には行政等からの援助もほとんどなく、避難元と避難先の両方での二重の出費により家計に大きな負担を強いられていました。そこで会では、県内自主避難者の権利を求める活動を行うとともに、点在している自主避難家族が集い、悩みや課題を共有できるコミュニティ作りを行ってきました。カトリック会津若松教会では、教会敷地内の施設を開放、生活必需品の物資支援や「芋煮」や「こづゆ作り」など、郷土料理を一緒に楽しむ、コミュニティ作りの場を提供、CTVCでも首都圏の支援者とつなぎ、生活消耗品の継続的な支援を行ってきました。会発足から2年半が経ち、2014年10月に会のメンバーは解散という決断をしました。「被災者」であり続けることへの疲れと、一部行政からの助成金が出るなど、会としての役割を終えたとの判断によるものです。会は解散しましたが、自主避難の方はこれからも会津若松での生活を続けられます。今後もカトリック会津若松教会では、自主避難者の方が友人として気軽に立ち寄れる場を提供するためのお茶飲み会を計画しています。皆様には、長年にわたり「県内自主避難連絡会」へのお祈り、ご支援(物資、お米券など)を賜り深く感謝いたします。今後ともお心をお寄せいただけましたら幸いです。 電話 03-6721-1421 メールアドレス tokyo@ctvc.jp

教区司祭紹介 第49回

使徒ヨハネ 小沢茂(おざわしげる) 神父

1949年5月23日生まれ 1984年3月11日司祭叙階

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ご出身は?

小沢 群馬県です。父が小学校の教職に就いていたこともあり、3歳の時に県内の前橋市に引っ越し、そこで育ちました。

子どもの頃の思い出は?

小沢 小学生のころは野球少年でした。町内にいくつかのチームがあり、競い合っていました。友だちとキャッチボールをしたり、壁を使っての一人野球など、楽しかった思い出があります。

教会との関わりは?

小沢 父は30歳の頃に洗礼を受けたようです。当然のことながら、戦前のことです。父の知り合いに信徒がいて、その影響で洗礼に導かれたと思います。父は教職の関係で、教会のない土地に赴任することもあったので、私は幼児洗礼ではありません。教会に通うようになったのは小学5年の頃からで、中学1年で洗礼を受けました。中学3年の夏、教会のキャンプで茨城県友部のイエズス・マリアの聖心会の本部修道院に行きました。その時、司祭召命へのあこがれを感じました。

何か具体的な体験があったのですか?

小沢 イエスの十字架上の苦しみの黙想からのインスピレーションだったと思います。

そのことは前橋教会の司祭には話されましたか?

小沢 当時の前橋教会の司祭は、フランシスコ会のアメリカ人の司祭でした。その司祭からは「普段から、あなたはよく祈っているが、司祭になりたいのか」と言われました。それに対し私は「実はそうです」と答えました。

家族の反応は?

小沢 私は末っ子でもあり、両親は名誉なことと喜んでくれました。

具体的に司祭召命に進むのは?

小沢 上智大学で哲学を学び、卒業後一年間、働いた後、カルメル会に入会しました。リジューの聖テレジアの伝記を読み、共感したことが背景にありました。カルメル会には8年間いましたが、東京教区に移りました。

カルメル会で哲学・神学の勉強はかなり進んでいたわけですね?

小沢 そうですね。カルメル会では最終的に神学科3年までいきました。そんなこともあり、教区に受け入れてもらってからは、高輪教会に住んで、教会のお手伝いをしながら、瀬田の聖アントニオ神学院で勉強を続けました。その時の主任司祭は、今年の10月に帰天された岩橋淳一神父でした。岩橋神父は、ユニークなキャラクターの持ち主でした。その後、白柳大司教は、私に東京カトリック神学院での共同生活を指示し、東京教区以外の神学生も含めた共同生活が始まりました。

神学院での思い出は?

小沢 当時の院長は、広島教区の早副穣(はやぞえじよう)神父で、印象深い司祭の一人です。人の持っている良さに目を留めて、伸ばそうとする、忍耐強い院長でした。共に生活した神学生で、今は司祭、司教に叙階された司祭たちの結びつきも強く、神学院を卒業して30年近く経っても、毎年、同窓旅行が企画されます。

好きな聖書の言葉は?

小沢 パウロのローマの信徒への手紙13章10節の「愛は律法を全うするものです」という言葉です。ギリシャ語から直訳すると「愛は律法の充満である」という意味です。信仰生活に伴う「行」というものも、心の愛に一致しないと、単なる記録づくりのための「行」となってしまいます。

イエスの魅力は?

小沢 ミサの第4奉献文に「罪のほかは全てにおいて、私たちと同じように生活し、悲しむ人には喜び、とらわれ人には自由、貧しい人には救いの福音を告げました」という言葉があります。人間は限りある世界の中に生きざるを得ない存在です。そんな人間の営みの中に神の子であるイエスが送られて、生活されました。ガリラヤという、いわば片田舎で、人目につかず、華々しさとは無縁な所を出発点にする姿勢に、何ともいえない魅力を感じます。

気分転換の方法などは?

小沢 千葉の美しい景色を見ながら車を走らせ、温泉に浸かり、リラックスするのが最高の気分転換ですね。

ザビエル祭

多くの人の支えがあって 今、自分はここにいる。

東京教区神学生 小田武直(おだ(たけなお)

11月24日、日本カトリック神学院・東京キャンパスで、恒例のザビエル祭が開催されました。私は神学生の立場では初めてのザビエル祭で、ハラハラ・ドキドキしながら動いておりました。今年のザビエル祭は、福岡キャンパスの神学生も東京に集い、総勢44名で、一緒に準備を進めていった三日間は、お祭り前夜のわくわく感もあり、楽しく過ぎていきました。

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当日は予想以上に多くの来場者数で、私はミサの案内係として入口にいたのですが、建物から溢れるくらいの人々に、大丈夫かなと心配になるほどでした。ミサは、主司式の教皇大使を筆頭に多くの神父様が務めて下さり、司祭団の入堂行列は凄い迫力でした。

ミサが終わり、模擬店や各企画が一斉に始まりました。今年も小教区などあちこちから模擬店の出店に駆けつけて下さり、おいしい食べ物や素敵な品物で、盛り上げてくれました。ミサ中、聖堂の周りに固まっていた人々も、思い思いの場所に散らばっていくと、余裕もできて伸び伸びした感じになってきました。その中で、自分の出身教会や実習先の教会から来てくれた方々が目に留まり、久しぶりの再会に嬉しくなりました。来て下さった方々にぜひ楽しんでもらおうと動き回っているうちに、あっという間に閉会近い時間になっていました。

閉会セレモニーでは、神学生一同、聖堂正面に並び、感謝のご挨拶と歌を披露させて頂きました。そのとき、大勢の方々の温かいまなざしをひしひしと感じ、あらためて多くの方々の支えがあって、今自分はここにいるのだということを思い出しました。そのお心に応えられるよう、召命の道を一心に歩んでいきたいと気持ちを新たにしました。

お知らせ

2015年度 東京教区行事予定表

聖ヨハネ・パウロ二世の半生を描いたドラマ「カロル」

日本語字幕版DVD完成
この度「カロル日本語字幕版DVD製作委員会」(代表 町田雅昭)が2005年度ポーランド・イタリア合作TVドラマ大作の日本語字幕版を完成させ、頒布を開始した。この作品は、放映以来、世界で反響を呼び、19言語に訳され、各国で放映されてきた。日本でも公開を望む声が多かった。聖ヨハネ・パウロ二世の青年時代から教皇選出までの半生が、全編ポーランドロケにより、当時の過酷な現実と共に克明に描きだされている。ドイツ・ソ連に挟まれたポーランドが背負った痛々しい歴史の中で、人々を愛と祈りで導いた同教皇に感動を受ける。東西冷戦の終結等、世界を動かした人と言われる姿を見る。(町田雅昭)

頒価 3千円
問合せ・申込み

「カロル日本語字幕版DVD製作委員会」
Eメール info@karoldvd-jc.org  FAX 03-3269-4850  www.karoldvd-jc.org

後援:上智大学
推薦:カトリック中央協議会広報、 SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)

タグレ枢機卿(マニラ大司教区)来日

フィリピン人信徒と共に捧げるミサ

2/2(「主の奉献」の祝日・月曜日) 11:00~ 東京カテドラルにて

どなたでも参加可
※英語のミサです。日本語通訳はありません。
Manila Archbishop Luis Antonio G. Cardinal Tagle will visit Japan on February 1-3, 2015 to attend the 400th Death Anniversary of Dom Justo Takayama Ukon in Osaka on February 1, 2015. Dom Justo Takayama Ukon is a Christian Daimyo in Edo Period who gave up his title and property and chose to live his Catholic Christian faith in the Philippines. While Cardinal Tagle is in Japan, he will preside a mass at St. Mary’s Cathedral (Mejiro, Tokyo) on February 2, 2015 at 11:00 a.m. In view of that, we cordially invite you to please come and join us in this special day.

3・11 東日本大震災 犠牲者追悼・復興祈願

13:30~ オルガンコンサート
青田絹江(福島県南相馬市出身)

14:30~ ミサ

主司式:岡田武夫大司教
東京カテドラルにて
主催:カトリック東京大司教区

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。
文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局  東京教区ニュース係
FAX (03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会

日本二十六聖人殉教者祭ミサと講演会 本所教会

2/1(日)9:30~ ミサ 
本所教会で(墨田区石原4-37-2 JR中央・総武線錦糸町北口下車・都営バス大塚駅行き石原3丁目降車徒歩2分)
ミサ後 講演会 
講師 ミサ主司式:赤波江謙一神父(聖パウロ修道会) 
連絡先:Tel/3623-6753

真生会館「学び合いの会」全国合宿

―あなたにとって家族とは―
1/10(土)15:00~1/12(月)12:00 
山梨県山中湖村・サレジアンシスターズ雪の聖母・山中修道院で 
どなたでも 
講師:森一弘司教、ホアン・マシア神父 
参加費:¥18,500 
問合せ・申込: Tel/090-3215-5392 Fax/046-834-5642 遠藤洋子

一日召命黙想会

2/22(日)9:30~16:00(主日のミサ有) 
御聖体の宣教クララ修道会東京本部修道院で 
対象:修道生活に関心がある未婚女性(40歳まで)
指導:森一弘司教(東京教区)
費用:¥1,000(弁当代を含む)
申込:住所、氏名、霊名、年齢、所属教会を記入の上、Faxかメールで 2/15(日)まで 
〒154-0015世田谷区桜新町1-27-7御聖体の宣教クララ修道会 シスター小崎、シスター十三 
Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394 e-mail:tategoto@hotmail.co.jp

ベタニア祈りのつどい(出会いを深めて)

1/11(日)17:00~1/12(月)16:00 1泊2日 
2/15(日)11:00~16:00 奉献生活者年にちなんでのつどい
3/21(日)17:00~3/22(月)16:00 1泊2日
上記以外でも問合せを 
対象:独身女性信徒40代位まで
申込:ベタニア修道女会聖ベルナデッタ第二修道院(〒165-0022 中野区江古田3-15-2)
Tel/03-5318-5676 Fax/03-3387-1533「ベタニアの集い」担当シスターまで
http://www.sistersofbethany.info/ 

いやしと分かちあいのための集い

2/11(水・祝)ルルドの聖母・世界病者の日16:00~
麹町教会マリア聖堂で 
ミサ司式:英隆一朗神父(イエズス会) 
問合せ:Tel/04-7140-5606 北村

七十二人の集い

-さまざまな生きづらさを抱えた人たちと共に-
以下共通 
e-mail:info72nin@gmail.com  http://72nin.com/  日程の変更などは、ホームページで確認を
主催:七十二人の集い 代表 Br.沖下昌寛S.J.(ひきこもり経験者、発達障害当事者)
ひきこもり当事者、家族、心ある方たちのために

ひきこもり支援の意向のミサ

毎月第2日曜日 14:00~15:00 
麹町教会ザビエル聖堂で 引き続きわかち合いの会 
イエズス会岐部修道院3階集会室306号室で

祈り-イグナチオの霊操によって-

 *当分の間休会。

「上石神井 相談室」Br.沖下昌寛

イエズス会上石神井修道院で(練馬区上石神井4-32-11 Tel/03-3929-0847)
e-mail:info72nin@gmail.com 

「浅草 親の集い」Ms.米林睦子

毎月第1・3土曜日14:00~16:00 
浅草教会で

「市谷 親の集い」Sr.藤本保子

毎月第1・3火曜日14:00~16:00 
援助修道会リヒトハイム修道院で(新宿区市谷田町2-24 Tel/03-3260-2000)

「信濃町 親の集い」Sr.野間順子

毎月第1・3木曜日 14:00~18:00 
マリアの御心会信濃町修道院で(新宿区南元町6-2 Tel/090-8303-2042)

発達障害夫の妻の会(新規)

1/21(水)14:00~16:00 
麹町教会3階アルペホールで 参加は当事者のみ。
互いに励みにしあう集いで支援の専門家はおりません。
夫が発達障害の診断を受けていなくてもその妻は参加資格有。
問合せ上記。

現代に生きる信仰体験の集い

毎月第2・4土曜日14:00~16:00(2015/3/28まで)
上石神井イエズス会修道院一階会議室で
(西武新宿線武蔵関駅北口徒歩8分。吉祥寺駅と三鷹駅よりバスで武蔵関駅入口降車10分)
内容:静かに音楽を聴きながらイシドロ・リバス神父と共に聖書を使い黙想。感じたことをどう教会外の人に伝えるか話し合う。
問合せ:リバス神父 Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp 

一日静修<講話・念祷・ミサ>へのおさそい

2/7(土)10:00~16:00 9:30受付 
聖心女子大学聖堂で(〒150-0012 渋谷区広尾4-3-1)
①東京メトロ日比谷線広尾駅(聖心女子大学方面出口)下車 広尾商店街を通り約3分
②JR渋谷駅東口または恵比寿駅より都バス「日赤医療センター前」行 終点「日赤医療センター前」下車約3分
③JR品川駅より都バス「新宿駅西口」行「広尾橋」下車 約4分
④JR目黒駅より都バス「千駄ヶ谷駅」、「新橋駅」行「広尾橋」下車 約4分 
指導:中川博道神父(カルメル修道会)
どなたでも参加可 
献金あり(実費分)、昼食持参 
主催:「詩編の会」 
問合せ e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp  Tel・Fax/045-402-5131(藤井)

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

1/17(土)~2/21(土)15:00~祈り 16:00~ミサ
援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分) 
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区) 
どなたでも参加可 
問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで) e-mail:auxijapon@live.jp (件名に「おかえりミサ問合せ」と記入)

召命黙想会

2/6(金)15:00(受付開始)~2/8(日)16:00 
聖霊修道院マリア館黙想の家で(小金井市) 
テーマ:“生涯をかける生き方”-主の招きにこたえて- 
指導:福田正範神父(カルメル修道会) 
主催:福音史家聖ヨハネ布教修道会 
対象:未婚の女性信徒(40歳位迄)
持参品:聖書、筆記用具、洗面具、寝巻 
参加費:¥6,000 
問合せ・申込:1/31(土)まで
(〒184-8511小金井市桜町1-2-20福音史家聖ヨハネ布教修道会 中村喜美子 
Tel/042-383-8527 Fax/042-383-7492)

麹町教会初金の祈りの集い

聖体礼拝と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~
2/6(偶数月の第1金曜日)19:00~20:00 
麹町教会主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分) 
どなたでも参加可 
問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584  http://hatsukin.jimdo.com/ 

ローマ典礼の特別形式による歌ミサ

(別称トリエント・ミサ)
1/18 1/25 2/15 2/22 3/15 3/22(日)
14:00~ミサ・聖体降福式 (13:00開場 13:30よりロザリオの祈り(ラテン語)
聖パウロ修道会若葉修道院で(新宿区若葉1-5)
司式:池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
どなたでも参加可 侍者募集中 
問合せ・主催
※1/18、2/15、3/15は「Una(ウナ) Voce(ヴォーチェ) Japan(ジャパン)」
e-mail:info@uvj.jp   http://uvj.jp 
※1/25、2/22、3/22は「明の星聖母の集い」問合せ:e-mail:toco-berna@ezweb.ne.jp   里原
(修道院への問合せはご遠慮を)

黙想会

「聖週間を迎えるにあたっての準備と心構え」
2/21(土)14:00~17:00
マリア会シャミナード修道院で(JR・地下鉄飯田橋駅/九段下駅)
指導:青木神父(マリア会) 
どなたでも 
申込:e-mail:mlcgoodnews@gmail.com  タイトルに「黙想会」と記入 
定員:約20名

ホワイエ(マリアニスト青年の集い)

3/27 4/24 5/22 6/26 7/24 9/25 10/23 12/11 19:00~20:00 
マリア会シャミナード修道院で(千代田区富士見1-2-43 JR・地下鉄飯田橋駅、地下鉄九段下駅) 
テーマ: 祈り 
指導: マリア会司祭・汚れなきマリア修道会シスター 
対象:35歳以下で未婚のカトリック信者および求道者男女 
問合せ:e-mail:foyer.marianist0427@gmail.com  申込不要  http://www.marianist.jp 

フォコラーレ「一日マリアポリ」の集い

み言葉を生活に生かす
3/7(土)10:30~16:00 
麹町教会ヨセフホールで(四ツ谷)
※ミサはありません 子供から大人までどなたでも(クリスチャン以外の方もどうぞ)
内容:黙想・分かち合い・お茶のひととき 無料 経費のための献金歓迎
申込不要
問合せ:フォコラーレセンター Tel/03-3707-4018 e-mail:tokyofocfem@ybb.ne.jp 

新年の一日黙想会

1/24(土)9:30~16:00 
聖パウロ修道会管区修道院で(〒160-0011 新宿区若葉1-5)
テーマ:神の愛に駆り立てられて 
対象:未婚の女性信徒奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方
指導:澤田豊成神父 (聖パウロ修道会) 
参加費:¥1,000 (昼食代含む)
主催:聖マリア・アンヌンチアータ会(在俗会)
申込・問合せ:1/17(土)までに下記へ
Tel/090-1746-2057(山野井) Fax/03-3351-8606 e-mail:ssp-imsa@sanpaolo.or.jp
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html 

マヌエル・ディアス司祭の一日黙想会

1/10(土) 10:00~16:00 
イエズス会上石神井修道院で(西武新宿線武蔵関駅下車) 
指導:M・ディアス神父(イエズス会) 
申込み:1/7(水)まで、住所、氏名、所属教会を明記 
持参品:筆記用具・昼食 
問合せ:090-4124-9685 小林依子 e-mail:magdalenejapan@yahoo.co.jp 

講座・研修会

岡田大司教様による「続・カテキズム講座」

1/10(第23回)2/7(第24回)3/7(第25回)(土)14:00~15:30 (以後、継続して開講予定)
本郷教会聖堂2階レイ記念ホールで(JR駒込駅南口・南北線①出口徒歩6分)
費用:¥500 
教材:「カトリック教会のカテキズム要約」「聖書」 
どなたでも、いつからでも 
申込不要 
主催:本郷教会 
問合せ:Tel/03-3941-5916

「悩む日々から新しい日々へ」開講

4/10から月3回(金曜日) 12回定期コース 10:30~12:00 
サンパウロ宣教センター2階で 夫婦の不和 子供の問題 その他の悩みや苦しみを不幸と捉えないために 
内容:講義+自分とのワーク+シェアリンググループ 
問合せ:Tel/080-1298-9871 田中

ガエタノ・コンプリ神父による「聖骸布8時間講座」

2015年4~6月のトリノでの聖骸布一般公開を 前に最新情報を紹介
2/7 2/14 2/21(土)14:00~16:00 
麹町教会隣、イエズス会岐部修道院3F(四ッ谷駅下車) 
講師:ガエタノ・コンプリ神父(60数年、聖骸布の研究に関わる) 
先着45名 
参加資格:聖骸布関係の本(DVD、外国語も可)を読んだ方に限る 要事前申込み
会費:全コース前払い¥4,000(申込み後、郵便振替を送付)1/24必着 
申込み: 氏名、住所、電話、読んだ本(著者と題)、参加する趣旨を明記 して下記のいずれかの方法で。
Fax/042-490-6707 e-mail:compri@v-cimatti.com 
〒182-0033 調布市富士見町3-21-12サレジオ神学院 ガエタノ・コンプリ神父  
問合せ:Tel/042-482-3117

聖母マリアのメッセージを学ぶ メジュゴリエ会

1/6 2/20 3/20(第3金曜日)10:30~12:00 
サンパウロ宣教センター4Fチャペルで(四ツ谷駅下車)
ミサ:パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
話:和気千穂子 申込不要 
問合せ:Tel/03-3237-5350 青木

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305)
執務時間:火曜日14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500 
申込不要
1/13  2/10(火)ビ・モンタント東京事務所で 
1/16 2/20(金)高輪教会で 
1/20 2/17(火)三軒茶屋教会で 
2/3 (火)立川教会で 
1/6 3/3(火)立川教会で 加藤英雄神父(本所教会)

聖書通読講話会
〔四谷会場〕

(土)土曜日13:30~15:00 
イエズス会岐部ホール306で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ッ谷駅Tel/03-3357-7651)
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
2/7「マルコによる福音書」鈴木信一神父(パウロ会)
2/14 3/7「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)
世話人:浜端 Tel/042-623-1469 

〔関口会場〕

1/7 1/21 2/4 2/18 3/4((水)10:30~12:00 
東京カテドラル関口教会構内カトリックセンターで(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)
「サムエル記」泉富士男神父(東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

1/8 2/12(木)11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で 
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 
世話人:宮木 Tel/042-575-2335

月例散策会

1/14(水)10:30 西武池袋線清瀬駅改札口集合 
行先:清瀬教会及び全生園(資料館)とその周辺 
2/11(水)10:30 JR池袋駅中央口改札口集合(東武線改札となり)
行先:豊島教会と西池袋周辺(立教大学)
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

1/7 1/14 2/4 2/18 3/4( (水)13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

ダルクからのメッセージ~武蔵野ダルク支援~

3/15(日)13:30~16:30 
イエスのカリタス修道女会管区本部で(杉並区井草4-20-5 西武線井荻駅から徒歩7分)
内容:お話、チャリティーコンサート、バザー 近藤恒夫(日本ダルク代表)、渡辺肇(武蔵野ダルク代表、渡辺智子(女性ダルク施設長)、小宇佐敬二(東京教区司祭)、スモールクワイア 
入場無料 自由献金 
締切:2月末 
要申込み:Tel/03-3396-2171 (Sr.山口)e-mail:evangeli2@m-caritas.jp 

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

1/24 2/28 3/28(土) 13:30~15:00 
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(Tel/03-3261-0825 JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩 1分) 
講師:平田栄一(風編集室)
参加費:¥1,000 
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525) 
申込・問合せ:平田栄一 
Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp 

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

1/17 2/7 2/21(土)14:00~15:00 
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅アトレ西口より徒歩5分)
テーマ:「科学とキリスト」 
講師:美田稔氏 (テイヤ-ル翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの「科学とキリスト」ある方は持参)
参加無料 申込不要 
問合せ:Tel/03-3332-8866 竹田誠二

リーゼンフーバー神父講座案内

下記共通 
講師と連絡先: K. リーゼンフーバー (上智大学名誉教授) 
〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウス Tel/03-3238-5124(直通),5111(伝言)
Fax/03-3238-5056  http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html 

「土曜アカデミー」

9:30~12:30 
麹町教会岐部ホール4F 404で(JR・東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分) 
年間テーマ: 超越理解と理性の自己発見 ― II 近世・近代・現代 
1/10 実存哲学と哲学的信仰: ヤスパース(20世紀、ドイツ) 
1/17 現・存在としての人間と存在の語り: ハイデガー(20世紀、ドイツ) 
1/24 真理と物語: リクール、ガダマー(20世紀、フランス・ドイツ) 
1/31 他者と無限: レヴィナス(20世紀、フランス) 2/7日常性と「匿名のキリスト者」: ラーナー(20世紀、ドイツ)

「キリスト教入門講座」

毎週金曜日、 18:45~20:30 
麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ッ谷駅前)
1/9 隣人愛― 他人の内にイエスに出会う 
1/16 希望を持つ勇気― 未来に向かって歩む
1/23 霊の動き― 福音による生き方 
1/30 秘跡と教会生活― 毎日を支える信仰 
2/6 神の言葉― 神との日常的な対話と黙想の仕方 
2/13 結婚と独身― 愛の道 
2/20 信徒・司祭・修道者― 誰もが召されている 
2/27 仕事という人間の課題― 社会と教会に寄与して働く

信仰と生活 小平正寿神父(フランシスコ会)

①隔週火曜日19:00~ 修道院で 
②隔週水曜日10:00~信徒会館で 
①②同内容 信者・未信者どなたでも 
問合せ:田園調布教会(東急東横線田園調布駅または多摩川駅徒歩8分) 
Tel/03-3721-7271(9:00~17:00)
第7回 1/13・14「一年の初めに願うこと」~平和はどこから~ 
第8回 1/27・28「悪がなぜ存在するのか」~罪の神秘~ 
第9回 2/10・11「地の塩・世の光」~あなた方の喜びを見せてあげなさい~ 
第10回 2/24・25「許しと和解」~兄弟的な矯正~

イタリア語で読む聖書会

第1・第3火曜日 18:30~ 
ニコラバレ修道院(JR四ッ谷駅前)
指導:ジュリアーノ・デルぺーロ宣教師(聖ペトロ・パウロ労働宣教会)イタリア語で聖書をゆっくり味わいながら学ぶ。
要事前連絡(プリント準備のため)。
問合せ: e-mail:itariaseisho@yahoo.co.jp 高島

音楽会

「復活祭に向けて~ギターとヴァイオリンの音色」

東京カリタスの家のためのチャリティーコンサート
3/7(土)14:00開演(13:30開場)
本郷教会聖堂で(JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅より徒歩7分)
入場料¥3,000(当日¥3,500)
出演:硲美穂子(ヴァイオリン) 竹内永和(ギター)
曲目:愛のあいさつ(エルガー)、G線上のアリア(バッハ)、愛のかなしみ(クライスラー)、アヴェ・マリア(モーツァルト)、その他
詳細・問合せ:東京カリタスの家  Tel/03-3943-1726
http://www.tokyo-caritas.org 

高田三郎作品による

リヒトクライス 第21回演奏会
2/7(土) 14:00開演 13:30開場 
東京オペラシティコンサートホールで(京王新線初台駅東口徒歩1分)
曲:「心象スケッチ」「啄木短歌集」「道」「小奏鳴曲」「典礼聖歌」「水のいのち」 
指揮:鈴木茂明 チェロ:渡部広 オルガン:木島美紗子 
ピアノ:高田江里 滝田裕子 池田悦子 
入場料:全席指定S席¥3,000 A席¥2,500 B席¥1,500
問合せ:Tel/03-5353-9999 東京オペラシティチケットセンター Tel/080-6883-3275 高澤 

e-mail:lichtkreis@p02.itscom.net
http://www.coro-sophia.org/ 

リーダーターフェル 女声メンバーを募集

施設、ホーム、病院などでのコンサートのため、若干名の女声メンバーを募集 
sop,mezzo,alt 各パート1~2名 月2回(火曜日)19:00~21:00 
練習場所:東久留米市役所1F(赤いGp)のステージ
入会金:¥5,000 月会費:5,300
ソルフェージュ力(りょく)あると望ましい
Tel/080-3588-4322 田部 e-mail:jijiandreiko@gmail.com
声楽アンサンブル「リーダーターフェル」
主宰:田部善樹

その他

聖マリアンナ・チャペル・ギャラリーのご案内

10:00~17:00 
聖マリアンナ医科大学病院3F小聖堂チャペル・ギャラリーで
(〒216-8511川崎市宮前区菅生2-16-1) 
開催中~2/17(火)
森田貴博(アシジを描く千葉県の画家)
アシジのフランシスコの道油彩画展 
2/17(火)~4/7(火)鷺沼教会有志編集Via Crucis(十字架の道行)写真展 
入場無料 
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

「VIVID」
★ 3月号(No.320)は、3月1日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:1月25日(日)
★ 4月号(No.321)は、4月5日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:2月22日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp