お知らせ

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東京教区ニュース第283号

2011年06月01日

仙台教区訪問記 岡田大司教 被災地へ

闇に光を!東日本大震災 特別寄稿

(左)仙台教区 平賀徹夫司教(右)岡田武夫大司教

いま、わたくしの手元にはカトリック新聞の最新号があり、一面の記事で、仙台教区の平賀司教が復活徹夜祭の説教で「闇が深いほど光は明るい」と語ったと報道しています。わたくしも東京カテドラル関口教会での復活徹夜祭で、悪の存在という問題を取り上げ、「闇の中に光を掲げることにより、闇を追い払おう」と呼びかけました。
復活祭の翌日、4月25日、わたしはチェレスティーノ事務局長と一緒に仙台教区を訪問しました。正午過ぎ、無事仙台教区本部へと到着、義捐金(ぎえんきん)を平賀司教にお渡ししました。教区本部2階の仙台サポートセンターを激励訪問し、その後は平賀司教の運転する車に同乗させてもらい、被災地を順次訪問いたしました。まず仙台空港、それから仙台港、塩竃(しおがま)、石巻など。聞きしに勝る惨上です。自然の猛威にひたすら圧倒される思いでした。
復興はまず道路を通すことから始まっています。道路の両脇におびただしい瓦礫が積み上げられています。塩竃と石巻のベースも訪問し、多くのボランティアの方々に会いました。石巻では久しぶりに仙台教区の土井勝吾(どいしょうご)神父にお会いしました。大変な現実のなかで人々は明るく健気に復興に励んでおります。翌26日も平賀司教の案内で気仙沼を訪問。教会は高台にあり、教会も幼稚園も津波の難を逃れましたが、町は津波のために壊滅状態です。会津隆司(あいづたかし)神父にも会い、人々の切実な訴えの話を伺いました。港では大きな船が陸地に乗り上げたままになっています。おびただしい自動車の残骸・・・どこからどう整理するのでしょうか。平賀司教は忙しい中、わたくしどものために貴重な時間を使ってくださり、自ら運転の労をとってくださいました。別れ際に、「どんな感想を持ちましたか?」と問われましたが、何も答えることができませんでした。いまその回答の代わりに、この原稿を書いています。被災地は今、桜が満開です。宮城県太平洋沿岸は桜、桃、こぶしなどの花が咲き乱れ、大震災など起こらなかったかのようです。日本の7歳の少女、松木エレナさんが教皇様に質問しました。「どうして子供たちがこんな悲しい思いをしなければならないのですか?」という問いです。わたくしもこの問いにどう答えるか、考えます。求められるのは単なる復旧ではなく復興です。いや新しい創造です。主キリストにおいて日々新しくされることによる新しい天、新しい地の創造です。それは苦しみ悩む人々との温かいつながりの再構築から始められなければならないでしょう。「闇に光を!」を標語に掲げたいと思います。

東京教区司祭人事異動(第三次)

2011年4月18日付けで東京教区で司祭人事異動(第3次)が発表された。

就任は復活節第2主日(5月1日)。

司祭人事異動

【敬称略・氏名下のカッコ内は現任務・所属】

小教区人事

・豊島教会小教区管理者(9月末まで)辻茂師板橋教会主任兼務(立川教会主任)

修道会委託小教区

・上野毛教会協力司祭 古川利雅師(新司祭、カルメル会)

・上野毛教会協力司祭 渡辺幹夫師(京都・宇治修道院)《教区本部関係》

・法人事務部長(事務局長兼務)高木賢一師(町田教会主任)

・広報部長代行(9月末まで)高木賢一師 

・本部協力司祭 泉安廣師(フランシスコ会聖書研究所派遣)

その他

・仙台教区へ派遣(9月末まで)浦野雄二師(豊島教会主任・教区本部広報部長)

・古賀正典師は法人事務部長を退任し、小平教会主任司祭と教区会計を引き続き兼務。

カトリック東京ボランティアセンター

満開の桜と石巻の町

カトリック東京ボランティアセンター CTVCについて被災した東日本の援助の一環として、4月24日に、東京教区のボランティアセンターが立ち上がりましたが、28日の連絡会には、約28名の方が、参加してくださいました。

さて、当カトリック東京ボランティアセンター(CTVC)では、以下のような支援活動を行います。

仙台教区のサポートセンターと連絡を取りながら、直接、米川教会をベースに南三陸の地域の支援活動を行うためのボランティアを派遣する。

ボランティアを仙台教区のサポートセンターに派遣する。

(この場合、仙台教区のサポートセンターが、全体を見渡して、適宜、現場への振り分けを行うということになります。)

また、ボランティアの内容は、主に、援助物資の仕分け等の力仕事が中心で、期間は、基本的には、約1週間程度を希望します。

尚、ボランティアを志願する方には、事務局で行う事前のトレーニングとボランティアの後のケアーを極力受けて頂くよう、お勧めいたします。

現時点では、仙台教区の要請に従って、人的な支援を中心に行っていきますが、詳細な問い合わせは、以下の通りです。 

カトリック東京大司教区/JLMM/真生会館

カトリック東京ボランティア・センター
〒106-0032東京都港区六本木4-2-39 
フランシスコ会聖ヨゼフ修道院2階
Tel/090-3522-3209Fax/03-5414-0991
電子メール:ctvc@tokyo.catholic.jp

ヨハネ・パウロ2世 列福感謝ミサ

写真中央:ロベール・サラ枢機卿(教皇庁開発援助促進評議会議長)

5月14日(土)15時より東京カテドラル関口教会にて、日本カトリック司教協議会主催の教皇ヨハネ・パウロ2世列福感謝ミサが行なわれた。司教協議会会長池長潤大阪大司教を始めとする日本の司教団13人、駐日教皇大使アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教ほか多くの聖職者が司式に加わった。また大震災被災者との連帯を示すために教皇代理として派遣されたロベール・サラ枢機卿(教皇庁開発援助促進評議会議長)も被災地訪問の日程の中、このミサに臨席した。サラ枢機卿は、「どんな困難もあふれ出る希望を打ち消すものはなかった」という福者ヨハネ・パウロ2世からの勇気をもって、この「生涯の嵐」を、歩んでいけるようにと神の祝福を願い、参列者を励まされた。

司祭叙階 ダイヤモンド祝(60周年)金祝(50周年)・銀祝(25周年)

今年東京教区および教区内在住で司祭叙階60周年(ダイヤモンド祝)、50周年(金祝)、25周年(銀祝)を迎えられる司祭は以下のとおり
〔敬称略〕

【ダイヤモンド祝】1951年叙階

エルサレムのチリロ青山謙徳(あおやまかねのり) (東京教区)
使徒ヨハネ市川嘉男(いちかわよしお) (東京教区)
使徒ヨハネ澤田和夫(さわだかずお) (東京教区)
ノレ・ルイ (ドミニコ会)
エランドネア・ロレンソ (エスコラピオス修道会)
ウマンス・ヨハネ (神言会)

【金祝】1961年叙階

パウロ三好満(みよしみつる) (東京教区)
ヘンドリクス・フランス (サレジオ修道会)
ロイジオ坂梨四郎(さかなししろう) (サレジオ修道会)
タルチジオ土屋茂明(つちやしげあき) (サレジオ修道会)
アモロス・マヌエル (イエズス会)
デ・ベラ・ホセ (イエズス会)
ヨンパルト・ホセ (イエズス会)
マルティン・アルトゥーロ (イエズス会)
イグナチオ中村工(なかむらたくみ) (イエズス会)
ペニュエラ・マリアノ (イエズス会)
リバス・イシドロ (イエズス会)
ペトロ 山本襄治(やまもとじょうじ) (イエズス会)

【銀祝】1986年叙階

使徒トマ福島健一(ふくしまけんいち)  (東京教区)
パウロ藤原昭(ふじわらあきら) (フランシスコ会)
ベネディクト永尾稔(ながおみのる) (コンベンツアル聖フランシスコ修道会)

ペトロ・パウロ聖職者の集い(司祭金祝・銀祝)

2011年6月27日(月)午前11:00~
カテドラル関口教会 聖マリア大聖堂にて
主司式  岡田武夫大司教

レデンプトール会 司祭叙階式

写真前例左よりマリオ神父、野田新司祭、岡田大司教、準管区長瀬戸高志神父

聖歌隊に支えられ・・・・・・5月5日(木・祝)初台教会にてレデンプトール会司祭叙階式が行なわれた。叙階されたのはステファノ野田安則(のだやすのり)神父。当日は350名ほどの人が集まり、共に祈り、喜びを分かち合った。主司式の岡田武夫大司教のほか、カナダのレデンプトール修道会セント・アン・ド・ボープレ管区より、管区長マリオ神父なども司式に加わった。叙階式で印象的だったのは聖歌隊で、野田新司祭の信仰生活を支えた5つの教会から5つの聖歌隊30名ほどが集まり、聖歌隊特別席が設けられた。新司祭は中でも藤が丘教会への聖歌隊への思いを「当時聖歌隊で活動していなければ、信仰生活は続かなかったかもしれない。」と話された。また、「生涯かけてキリストの道を進んでいく決意です。」との決意表明をされ、大きな拍手に包まれた。  
(初台教会広報協力) 

第42回 ジュリア祭 in神津島

おたあジュリア顕彰碑広場での巡礼ミサ

 神津島は400年 教会は42年第42回ジュリア祭が5月14日から15日にかけて、神津島で開催された。5月1日に列福されたヨハネ・パウロの司教団主催の感謝のミサ  (14日)、教区主催の召命祈願ミサ(15日)と重なる日程ではあったが、4人の司祭と80余名の参加者が島を訪れた。14日のミサでは、浦野神父が「今日祝う聖人、聖マチアと神津島に流されたおたあジュリアに共通する部分がある、それは自分の思いと違うものを受け入れていったことである。聖マチアは常に裏切り者の後釜という肩書で呼ばれたであろうし、ジュリアも戦乱の中で翻弄された生涯を送った。ここに集まった私たちも今日思い起こす2人の信仰の先輩の交わりに加えていただこう」と呼びかけた。夕方の芸能大会、歓迎夕食会に続き、参加者は島内を行列しながら、ロザリオの祈り、聖歌をささげた。翌日、復活節第4主日のミサでは、稲川圭三神父が「今日の福音の『羊はその声を聞き分ける』というイエスの言葉を解説し、おたあジュリアは、時の最高権力者であった徳川家康の声には聞き従わず、イエスの声に聞き従った。それは真の羊飼いを知っていたからで、私たちも真の牧者の声をしっかりと聞き分けることをジュリアを通して、願い求めよう」と語りかけた。ミサ後のお別れ会では、巡礼団を代表して浦野神父が「来年は、おたあジュリアが徳川家康によって駿府から追放されて、400年目に当たるので、今回参加した私たちが呼びかけて、今年以上の参加者で神津島を訪れよう」と教会の決意を表明した。東日本大震災の記憶は、ともすると薄れつつあるが、400年にわたり、ジュリアを尊敬し続けてきた島に、来年、教会としては、せめて参加者で報いたいものである。

CTIC カトリック東京国際センター通信  第150号

東日本大震災外国人被災者 支援のご報告

被災された外国人宅の前で祈るソリダリティーミッションに参加したミッショナリたちの姿

教区ニュースの紙面をお借りし、東日本大震災外国人被災者支援センターにお寄せいただいた皆様の物心両面にわたるご支援に心より感謝を申し上げると共に、現在に至るまでの経緯についてご報告させていただきます。3月22日、岡田大司教様は、大震災で被災した外国人を支援するために、カトリック東京国際センター(CTIC)内に「東日本大震災外国人被災者支援センター」を立ち上げ、外国人被災者への一時避難所の提供と緊急募金を呼びかけられました。20箇所以上の教会・修道会、個人から避難所提供のお申し出がありました。また、緊急募金も4月28日現在、国内外400を超える個人・教会・団体から約1400万円の募金が寄せられています。震災直後、一時帰国のために避難された方たちは、福島第一原発近郊に住む方たちや大津波で家など全てを失った方たちで、避難者の半数が母親、半数が子どもたちでした。CTICのレスティー神父、フィリピン人信徒宣教者を中心に、東京での避難所の確保や食料品や日常品の手配、心のケアに努めてきました。被災者が帰国する理由のほとんどは、子どもを守るためでしたが、福島や宮城の避難所に残してきた夫や家族を心配し、心が引き裂かれる思いに涙している人も多くいました。当初、パスポートを津波で流され再入国許可に時間がかかると予想されましたが、大使館と入管の協力により、さほど長い時間待機することなく帰国するようになりました。その後、多くの方たちが一度に緊急帰国という状況は沈静化し、個人個人の帰国へと変わってゆきました。そのため、3月末日をもって、一時避難所を終了することにいたしました。施設を提供してくださった六本木チャペルセンターをはじめ、カトリック吉祥寺教会、聖公会の諸施設に心から感謝を申し上げます。また、緊急にもかかわらず避難所としてご提供のお申し出をいただいた教会、修道会には、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。帰国する方たちの支援を継続しながら、3月27日~31日にかけて、仙台を訪問いたしました。仙台教区(東北4県)には、外国人が約4万人{内フィリピン人5千人}在住しており、少しでも外国の方たちの状況を知ることが目的でした。予め岡田大司教様と仙台教区平賀司教様との間で話し合って頂き、仙台教区のサポートセンターを訪れました。サポートセンターから現地状況の説明を受け、現地の国際交流協会ほかNPO訪問、また外国人被災者宅訪問など行いました。平賀司教様から紹介されたフィリピン人リーダーと現地視察のため被災地を訪れました。連日の被災地報道や避難してきた方々の話を聞くなど、現地の悲惨さはある程度想像はつきましたが、実際に津波の被害にあった沿岸部を訪れたときは、見渡す限りの瓦礫の山で、呆然と立ち尽くし言葉がありませんでした。被災された外国人被災者の方々や教会の外国人共同体のリーダー、教会の外国人相談担当者と、今後の支援内容について話し合ってきました。視察後、その話し合いを元に外国人サポートセンター・CTICとしてできることを検討し、以下の通り現地支援していくことが決まりました。
■被災地支援の今後の方向性と活動内容

支援の方向性

被災地共同体を励まし連帯する。ニーズに応えつつ現地の外国人共同体を生かして被災地を支援する。

活動内容

(1)物資支援現地ニーズ聞き取り後、拠点に物資を送り、共同体を通じ被災者へ配布
(2)タガログ語相談ホットラインフィリピン人被災者の相談にフィリピン人宣教者が電話で対応する
(3)ボランティア・マッチング外国人ボランティアの受け入れ調整
(4)タガログ語ミサフィリピン人司祭によるタガログ語ミサのサービス
(5)東京教区被災地支援千葉地域の被災地(浦安市・旭市など)支援を検討する
(6)心のケアのプログラムの実施以上の活動の一環として、仙台の被災地外国人との連帯を進めていくため、「SendaiSolidarityMission(仙台外国人共同体連帯集会)」を企画、4月16日~17日、仙台教区カテドラル元寺小路(もとでらこうじ)教会でタガログ語のミサをささげ、被災地区の訪問、被災者支援で連携していくための集会を行いました。関東地区から訪れた司祭、修道者、信徒ら17人を合わせ130名あまりが集い、参加者間の情報交換で被災者の現状把握を進め、今後の支援体制について話し合い、その後、ご寄付いただいた食糧・衣料などの物資を被災者に提供することができました。参加者の中には来日後、初めて母国語のミサにあずかった方々もおり、涙ながらに祈る姿もありました。現在、CTICでは盛岡、仙台、福島の外国人共同体と連絡を取り合い、きめ細かいニーズの聞き取りや相談を開始しています。今後も現地共同体と連絡を取り合いながら定期的な連帯集会を各地で行う予定です。 (中村潔)

カリタスの家だより 連載第33回

「愛の業」の実践大きな災害を体験しています。大地震、大津波、そして原発事故。この原稿を書いている現在、犠牲者の数は二万人を超えるようです。 お亡くなりになった方々の永遠の安息を、被災者の方々の癒しと回復と支えを、これからも続く困難を乗り越えていく力添えを、そして、救難、支援活動に従事している方々への励ましを、神様が与えてくださいますように。被災地の惨状が繰り返し報道されました。それを前にして、胸苦しい痛みを覚えました。大自然の猛威の前に、人間の小ささを感じます。何もできない自身の無力さを痛感します。「神も仏もない」という思いがこみ上げながら、呆然と立ちすくむ人も少なくないでしょう。直接的な被災者だけでなく、その被災者にかかわる人、報道などで情報に触れた人の心に「災害のトラウマ」が刻まれます。喪失、恐怖、無力、絶望…、さまざまな心象が共有されながらパニック状態にも陥ります。しかし、一週間、十日と時が経つにつれ「被災のトラウマの共有」が「救援、支援に向けた意志の共有」へと変わっていくのも感じます。この「共苦、共感」が災害のトラウマからの回復を促しているのでしょう。絶望的な混乱状況が、救援活動などにより徐々に整理され、支援の輪が広がり、「道が見える」という希望の共有になっていくようです。そしてさまざまな「良い知らせ」も伝わってきます。ボランティアということばを聖書の中に見ると「御心が行われますように」という「主の祈り」のことばに行き当たります。「あなたの意志が行われることが私の願いです」と。天の父の御心と私たちの思いとの重なりの上に、私たちが行うことの道が開かれていくのです。「天の父の御心」が何であるのが、私たち人間には分からないことが多すぎますが、「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい」(マタイ6:33)とあります。そして「明日のことまで思い悩むな」(6:34)と。「今日、私たちは何をするのか」、私たちにとっての根本的な課題でしょう。「大きな苦難」が予告され、この世の終わりが来ることも告げられています。そしてその時に問われていることは「わたしの兄弟であるこの最も小さな者の一人にしてくれたことは、わたしにしてくれたことである。」(25:40)ということです。どのような困難、混乱のさ中にあっても「神の国と神の義」を求めつづけていくことです。それは「愛の実践」「深い共感」「相互受容」という「神のいのちの力」が私たちの内に育まれていくことであり、「平和」と「平等」と「誠実な関わり」という神の意思が実現されていくことです。
(常務理事 小宇佐敬二)

教区司祭紹介 第15回

パウロ 三好 満(みよしみつる)神父

1928年6月9日生まれ
1961年3月18日司祭叙階

教会へ通い始めたきっかけは?

パウロ三好満神父

私の家の前に住んでいた幼馴染みの女性が先に教会に通うようになり、私は彼女に誘われて行くはめになったんだ。女の子に誘われるとノーとは言えない性格だからね。そこで大越菊次郎神父に出会った。私の出身教会は成城教会になっているけど、それは大越神父についていったから。最初は喜多見教会だった。

神学校へ入ったのは?

進駐軍のキャンプで働いた後、上智のラテン哲学に入ったが、洗礼を受けないで入ったバカは私ともう一人しかいなかった。他は全部神学生。つまずいて嫌になっちゃって、とうとう学科長のボッシュ神父に願い出て、英文科に移ったんだ。でも、その後、大越神父の勧めもあって、改めて神学校に行こうという気持ちになった。

最初に赴任したのは?

麻布で助任をした。新任で何もすることがないので、子どもにミサ答(ごた)えを教えたりしていた。ある時、青年が訪ねてきた。彼は韓国人でミサ答えを教えてほしいと言う。当時はラテン語だったが、教えたところ、たった一日で全部暗記してきた。その青年が後に司教になったと聞いた。いま済州(ちぇじゅ)教区長をしている姜禹一(かんうぃる)司教。どこかで「三好」という神父のことを覚えていると話してくれたらしい。麻布の青年とはまだつながっていて、今回の引越も手伝ってくれたんだよ。

高円寺では?

その後高円寺に異動になった。その時に大学生で来ていたのが岡田大司教だった。この時代にはショックなことがあった。この頃、周りの司祭が何人も辞めてしまった。(私が)何で辞めなかったのか自分でも不思議だった。でも、いろいろ考えて土井枢機卿様に「しばらく外国で勉強させてほしい。」と願い出た。ラテン語もイタリア語も苦手だったので、英語圏に行きたかったが「行くならローマに」と言われた。枢機卿様なんて雲の上の人だから一も二もなく「ハイ」と言ってしまった。後でわかったのだがローマならお金は向こうが出してくれたんだ。ラテラノ大学で司牧について一年間学んだよ。現地で会った白柳司教(当時)に2つのことを聞かれた。一つは、日本に帰ったら「カリタスの家」をやらないかということ。福祉的な所とだけ聞いた。あと一つは、その前にカナダに行って「ソーシャル・リーダーシップ・トレーニングコース」を学ばないかということだった。両方やると言った。特にカナダの勉強は名前にひかれた。だけど、行ってみたら想像と違った。いわゆる共助組合の勉強だった。カナダでは援助国に援助しても使い終わってまた請求という状況をみて、自分達でお金を作り出すことを学ばなければならないと思い、このコースを作ったようだった。だから司祭やシスターもいたが、信仰と関係ない人々も世界中から来ていた。簿記の勉強まであって、私は神学校でもビリに近かったが、ここでもまた同じだった。アフリカの留学生が見かねて自発的に毎晩私の部屋に来て教えてくれた。でも、このカナダの一年はよかった。
世界中の人々に一遍に会えて友達になれたから。そんな機会は普通ないからね。

東京カリタスの家

帰ってきてからカリタスの家をすぐ始めて35年間ずーっとやってた。財団法人化した時のことなど印象に残っている。今の人は知らないと思うけど、最初は共助組合の事務所も中にあったんだよ。同じく助け合いの精神から始められたんだ。

この間のカリタス主催の金祝記念パーティではたくさんの人がきていましたね。

300人近くの人が集まったと聞いた。たくさんの人と関わってきたんだなぁと感じたね。

修了生からの感謝の言葉が印象的でした。神父様がどう関わり共に歩んできたかよく表れていました。

アラノン(※)との関わりも初めからと聞いています。創立の頃から、関わりを持っているが、アラノンは、人間としてあったかい共同体。宗教的な団体ではないが、霊的にも深いと思って、いつまでも惹かれている。アラノンに関して話し始めたら、きりがないよ(笑)。

司祭叙階50年を迎えてどういう思いですか?

今日、料理の会、食事を中心に集まる会に出てきたけれど、教会も同じように神様から食卓に招かれて、いのちを続けていくところだと思う。教会は、ミサという食事の形式をとっていのちを保つための共同体。キリストは人間的な温かい共同体をつくってくれたはずじゃないかなと思っている。自分の家、ほっとする所、食事を食べる所。今の教会はそうなっているか疑問に思う。人間の弱いところを大切にとパウロも言っているが、口だけではなく本当に弱さを大切にする組織になっているかな?キリスト教は弱いところを大切にしたから発展したと思っている。私はダメな落ちこぼれ神父と思っていて、そういう弱さを持っているが、世の中にも弱さについて悩んでいる人がたくさんいる。教会が人間社会の中で憩いの場、温かいつながりの場となるよう、これからもずっと言い続けていきたい。

(※)アルコール依存の問題を持つ人の家族と友人が、お互いの共通の問題を解決していく自助グループ

教えて神父さま

質問

特別な願いを神様にささげる時、9日間の祈りがあると聞いたことがあります。それはどのようなものですか。どんな祈りをするのですか。

回答

9日間の祈りは、ノベナの祈りとも呼ばれるものです。祝祭日の前などに9日間特別に祈りをささげることに起源をもつ祈りの一つのスタイルです。「9」という数字には象徴的な意味が込められています。たとえば「主の降誕の祭日」から9ヶ月さかのぼった3月25日に教会は、「神のお告げの祭日」を祝います。これは、人が母の胎内で生まれる準備をする期間が9ヶ月であるという理解がもとになっているでしょう。また使徒言行録は、主の昇天と聖霊降臨に挟まれた9日間を、聖母マリアと使徒たちが心を合わせて熱心に祈る姿を描いています。「9」という数字を分解してみると、「3×3」で表現することができます。「3」は、神の世界を表わす数字でもあります。キリスト教の神は「三位一体の神」と表現されます。またイザヤ6章3節には「聖なる、聖なる、聖なる万軍の主」という天使の言葉を通して神への賛美がささげられます。このような背景のもと、特別な願いを神にささげたり、聖母や聖人の取り次ぎを願う祈りに9日間の祈りが広まっていったのでしょう。今では、それほど一般的ではなくなっていますが、先人たちの知恵をそこに見出すことができます。祈りの方法については、特別決まったスタイルはありません。聖書の記事の中で、最も「9日間の祈り」とつながりのある主の昇天と聖霊降臨に挟まれた9日間は、今年は6月3日から11日までです。この教区ニュースを手にした時かもしれません。もしそうだったら、この「9日間の祈り」を意識してみたらどうでしょうか。

お知らせ

第30回 教会音楽祭 ~テーマ「光」~

2011年6月19日(日)15:00~17:00
東京カテドラル聖マリア大聖堂にて

参加教派:カトリック教会、カンバーランド長老キリスト教会、日本長老教会、日本聖公会、日本基督教団、日本バプテスト連盟、日本福音ルーテル教会(あいうえお順)

主   催:第30回教会音楽祭実行委員会

「教会音楽祭」はキリスト教の教派を超えて神様へ賛美をささげようと、1968年から続けられている音楽祭で、日本最大の教会一致(エキュメニカル)集会です。
入場無料(席上献金あり)※お車でのご来場はご遠慮ください。

投稿募集

 質問・投稿募集東京教区ニュースでは、「教えて神父様」への質問、または読者の皆様からの投稿を受け付けています。
福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)、写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表に限りまう)。文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについては、お返しいたしませんのであらかじめご了承ください。
【応募方法】「教えて神父様」あるいは「投稿」と明記し、住所、氏名、年齢、電話番号、所属教会を必ず書いてください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・黙想会・祈りの集い等

祈りの集いへのおさそい

6/23(木)テゼの祈り 7/28(木)テーマ「苦しむことの意味」 19:00~20:30    
マリアの宣教者フランシスコ修道会 東京第2修道院で(新宿区中落合2-4-13)
対象:40歳位までの独身女性 無料 
申込み:前日まで 
申込・連絡先:Tel/03-3952-1751 e-mail:kamekamefmm@yahoo.co.jp  Sr.亀嶋 
詳細:http://www.fmm.jp/

聖書深読

6/25(土)16:30~
メルセス会第四修道院で(〒166-0003杉並区高円寺南5-11-35) 
内容:聖書深読、教会の祈り、夕食を共にしながら分かち合い 
対象:祈りたい方はどなたでも
問合せ:Tel/03-3315-1550(18:00~20:00) http://www.mercedarian.com 

ベタニアの集い(1泊2日)

6/25(土)17:00~26(日)16:30 
ベタニア修道女会本部で(〒165-0022中野区江古田3-15-2) 
対象:独身女性信徒(40代まで)
費用:¥2,000 
申込:Tel/03-3228-1133  シスター松永・竹原・菊池まで

召命黙想会(1泊2日)

6/25(土)15:00~26(日)16:00 
福音史家聖ヨハネ布教修道会小金井修道院で(〒184-8511小金井市桜町1-2-20) 
テーマ:主の招きに応えて―私の歩む道― 
指導:九里彰神父(カルメル会)
対象:未婚の女性信徒(40才位まで)
持参品:聖書、筆記用具、洗面具、寝巻 
参加費:¥3,000
申込・問合せ:6/16(木)まで  
Tel/042-383-8527 Fax/042-383-7492 中村喜美子 

召命黙想会(日帰り)

7/3(日)10:30~16:00 主日のミサ有
御聖体の宣教クララ会本部修道院・聖堂で(〒154-0015世田谷区桜新町1-27-7)
指導:森一弘司教(東京教区)
参加費:¥1,000(お弁当代を含む)
対象:40才位までの未婚女性信徒 
申込・問合せ:6/30(木)まで  Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394
e-mail:tategoto@hotmail.co.jp シスター石塚・小松  

「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京

6/4(土)14:30~15:30 
四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで 
内容:ロザリオほかの祈り 
ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)
入場自由、無料
Tel/090-1107-8250(菅原)

夏の祈りの集い

7/24(日)14:00~17:00 
聖パウロ修道会管区修道院で(〒160-0011新宿区若葉1-5) 
テーマ:「聖パウロの生き方に学ぶ」
指導:山内堅治神父(聖パウロ修道会) 
対象:未婚のカトリック女性信徒で奉献生活(特に在俗会)について関心のある方 
参加無料(要申込み)
申込・問合せ:6/12(日)まで  
Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606  聖マリア・アンヌンチアータ会担当者
e-mail:sspprov@sanpaolo.or.jp  http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html     

いやしのためのミサ

6/127/10(第2日曜)14:00~
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)
司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)
問合せ:Tel/03-3414-6940 羽村
詳細:http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html
小平師:http://tomkodaira.multiply.com/

ミサと晩の祈りをうたう集い-《預言者聖エリアの祝日》

7/20(水)13:30~晩の祈りの練習 14:00~16:00歌唱ミサ・晩の祈り(歌)
上野毛教会で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車徒歩約6分)
司式:中川博道神父(カルメル修道会)
主催:「詩編の会」
問合せ・連絡先:Tel・Fax/045-402-5131(藤井) e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp 

いやしのためのミサと分かち合い

6/25(第4土曜)14:00~
メルセス会本部聖堂で(杉並区高円寺南5-11-35)
ミサ司式:ユン・ヨハネ師(クラレチアン会)
どなたでも参加可。
ミサ後にお茶と体験の分かち合い(無料)
申込・問合せ:Tel・Fax/03-5377-1457
(Tel:19:00~21:00)  メルセス会第5修道院 シスター渡辺多賀子

祈りへのおさそい リフレッシュ―涼風と静けさをあじわう―

7/22(金)18:00~24(日)14:00
メルセス会日野修道院別館で 
指導:シスター渡辺多賀子(メルセス会)
祈りたい方はどなたでも 
費用¥7,000(全日程不可能な方はご相談を)
申込締切:7/9(土)
問合せ・申込先:Tel・Fax/03-5377-1457 
(Tel:19:00~21:00) メルセス会第5修道院 シスター渡辺多賀子

ファチマの初土

6/4 7/2(土)13:00~15:00 
世田谷聖母幼稚園2階大聖堂で(地下鉄半蔵門線・東急田園都市線桜新町駅北口下車徒歩8分)
司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)
内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美 
持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ) 
自由献金 静かに祈りたい方どなたでも 
問合せ:Tel/042-525-4817 e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp 新垣

カルメル青年黙想会マリアの生涯―見よ、あなたの母を―

7/16(土)15:00~7/18(月)15:00
カルメル会聖テレジア修道院(黙想)で(〒158-0093世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線 上野毛駅下車)
指導:福田正範神父(カルメル会)
対象:高校生以上の青年男女(35歳まで)
参加費:一般\10,000学生\7,000
定員:20名 
申込:カルメル会聖テレジア修道院(黙想)青年黙想会係
住所・氏名・性別・年齢・TEL・所属教会名を明記の上、ハガキ・FAX・E-mailの何れかで、7/9(土)まで(必着)
Tel/03-5706-7355 Fax/03-3704-1764 e-mail:mokusou@carmel-monastery.jp 

み言葉と祈りの集い

6/11(土) 9:30~16:00 15:00よりミサ 
小金井聖霊修道院(中央線武蔵小金井駅北口下車 北へ直進徒歩12分) 
指導:裏辻洋二神父(イエズス会)
参加費:¥2,000 申込不要 
1日参加者は弁当持参 
問合せ Tel/042-385-6357 森美裕季 ※修道院への直接のお問い合わせはご遠慮を。

主のもとに憩う祈りのひととき

6/15 7/20 9/21 10/19 11/16 12/21 2012/1/18 2/15 3/21(第3水曜日)19:30~20:30
マリア会シャミナード修道院聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43) 
担当:清水一男神父 
どなたでも参加可、遅刻・途中参加も可 
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林  http://www.marianist.jp/ 

七十二人の集い(ひきこもり支援)

「岐部親の集い」

毎週木曜、昼夜2回 14:00~16:00、19:00~21:00 
イエズス会岐部修道院3階集会室304で
申込不要

「浅草親の集い」

毎月第1・3土曜、14:00~16:00 
浅草教会で 
申込不要

SSTワークショップ-SocialSkillsTraining(社会生活技能訓練)-

9/28 10/5 10/12 10/19 10/26 11/13(水)13:30~16:00 
イエズス会岐部修道院3階集会室(千代田区麹町6-5-1)で
参加対象:①ひきこもり・不登校の親、②子供のことで問題意識を持っている親、③その他希望者  
定員:14人 
参加費(全6回):¥10,000(9/28に会場受付で納入)その他資料代などは実費
申込先:e-mail:72ninn@gmail.com

エマヌエル共同体

以下共通
真生会館3F聖堂で(JR信濃町駅徒歩1分)
問合せTel/03-3355-6806 e-mail:japa@nemmanuel.info 

みこころを想うミサ

6/3(初金)18:30~20:00 
司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会) 

祈りの集い
毎週金曜日19:00~20:30 

講座・研修会

「キリスト教と日本人の心」―岡田武夫大司教と井上洋治神父による対談―

7/9(土)16:30開演(16:15開場)
麹町教会マリア聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅)
入場無料(自由献金あり) 
主催:東京教区アレルヤ会 
問合せ:03-3447-2231森脇

講座案内

以下共通 
キリスト・イエズスの宣教会(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)
担当:シスターベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055

「よりよい家庭を求めよう」少人数の8回講座

毎月第2・第4水曜日10:00~12:00第1・第3木曜日10:00~12:00 第4金曜日19:00~21:00 
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子供の成長段階 自分とは-愛することなど

信仰を深めよう

毎月第2・第4火曜日10:00~12:00第2・第4木曜日10:00~12:00

聖書のこころ-日常生活を深めよう

毎月第1・第3月曜日10:00~12:00第2・第4水曜日19:00~21:00 

ようこそ【自分の将来を考えている方】

毎月第1土曜日14:00~16:00

聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第3土曜日14:00~16:00

悩み相談などのご希望の方

いつでもOK 22:00までTelでご連絡ください

現代カトリック神学研究-時代と格闘する神

学者たちの思索への巡礼と対話
以下、いずれも木曜日18:00~20:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)で 
6/9「バーナード・ロナガンの神学」
7/14「ハンス・ウルス・フォン・バルタザールの神学」
10/13「ハンス・キュンクの神学」
11/10「カロル・ヴォイティワの神学」
12/8「ヨゼフ・ラッツィンガーの神学」
1/12「第二バチカン公会議以後の神学状況」
講師:福田誠二神父(聖マリアンナ医科大学教授) 
問合せ:Tel/045-911-8091e-mail:tmorewada@nifty.com(和田)

フランス語で聖書に親しむ会

毎週月曜18:30~20:00 
麹町教会信徒会館2階ABで 
内容:第1、第3月曜日 ロボアム神父 マルコによる福音書 
第2、第4月曜日 父路門神父ヨハネによる福音書 

問合せ:e-mail:evangile@hotmail.co.jp
Tel/03-3330-7043(木曜、土曜を除く)
詳細:http://www8.ocn.ne.jp/~evangile/ 

■講座案内(カルメル修道会)
以下共通 
上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅下車徒歩6分)
担当:中川博道神父(カルメル修道会)
対象:どなたでもいつからでも
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp 

「キリスト教の基本を学ぶ」―洗礼準備のため、 またキリスト教の基本を学びなおすために―

いずれも金曜日(朝のクラス)10:30~12:00(夜のクラス)19:30~21:00
テーマ:
6/10「天地創造の物語を読む」
6/24「あなたはだれ?」(1)-聖書の人間へのまなざし
7/8「あなたはだれ?」(2)-聖書の人間へのまなざし
7/22「人間の問題性」(1)-人間存在の根源的なずれとゆがみ
7/29「人間の問題性」(2)-兄弟聖のゆがみ「カインとアベル」
8/26「信仰を生きるとは?」-信仰の祖アブラハム

「カルメルの霊性に親しむ」―カルメルの霊性 をとおしてイエスとの出会いの道を探します―

6/147/12朝のクラス(火)10:30~12:00
6/177/15夜のクラス(金)19:15~20:45

「キリストとの親しさ」―出会いの神学―

6/7 7/5朝のクラス(火)10:30~12:00

6/3 7/1夜のクラス(金)19:15~20:45

CWC勉強会

以下共通 真生会館1階第1会議室で 

会費:¥500/回

カルメルの霊性に親しむ「完徳の道」

(※聖書深読入門を終え、新テーマになりました)
6/7 7/19(火)10:30~
講師:九里彰神父(カルメル会) 
問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

6/13 7/11(月)10:30~

講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/048-864-2805 斎木

池田敏雄神父によるカテキズム講座

毎週木曜日(初木・13日を除く)15:00~16:30 
サンパウロ宣教センター2階で 
指導:池田敏雄神父(聖パウロ会)
内容:「カトリック教会のカテキズム」第2編キリスト教の神秘を祝う第2部 
費用:¥300/1回(会場費・茶菓子代ほか)
問合せ:Tel・Fax/042-525-0675浅見

信徒の月例会―イエスの運命と教会の信仰―

6/18(土)14:00~(16:00主日のミサ)
麹町教会アルペホールで
指導:岩島忠彦神父(イエズス会)
テーマ:主の晩餐(「イエス・キリストの履歴」第14章)
問合せ:Tel/03-3263-4584  申込不要

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

6/46/18(土)14:00~15:00
吉祥寺教会で(中央線・井の頭線吉祥寺駅ロンロン側西口より徒歩5分)
テーマ:「科学とキリスト」 
講師:美田稔氏(テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意(テイヤールの『科学とキリスト』ある方は持参)
参加無料申込不要 
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866竹田誠二

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:ビ・モンタント東京事務所(〒116-0013荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサルフジ305)
執務時間:木曜日 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

4会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00 
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500  申込不要 
6/7(火)立川教会で
6/14(火)ビ・モンタント東京事務所で 
6/17(金)高輪教会で 
6/21(火)三軒茶屋教会で

聖書通読講話会

〔四谷会場〕6/4(土)13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅Tel/03-3357-7651) 
「創世記」第16回
対象:会員外もふるって参加を
世話人:浜端Tel/042-623-1469
〔関口会場〕6/1 6/15(水)10:30~12:00
カテドラル内東京カリタスの家談話室で(地下鉄有楽町線江戸川橋駅)
「出エジプト記」
指導:泉富士男神父(東京教区) 

パッチワーク・キルト同好会

6/9(木)11:00~15:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を 
世話人:宮木Tel/042-575-2335 

シニアは語る

6/17/6(水)13:30~15:00 
初台教会で(小田急線参宮橋駅、地下鉄千代田線代々木公園駅)
指導:吉山登神父(レデンプトール会) 
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会
(テキスト:「現代カトリック者の信仰と生き方」) 
世話人:吉井Tel/03-3352-4055

月例散策会

6/8(水)10:30 
東武東上線下赤塚駅南口改札口集合 
行先:北町教会と赤塚地域散策 
世話人:田垣Tel/03-3999-1209

気楽に絵を描く会

6/16/157/6(水)13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で(前記参照) 
指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月(画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

NPO臨床パストラル教育研究センター主催

スピリチュアルケア入門講座<夜間>―薬物や手術で取れない、心と魂の苦痛・叫びへの理解とケア―

6/36/106/176/24(金)18:00~20:00最終2回として7/3(日)9:00~17:00 
ニコラ・バレ修道院で(四ツ谷駅すぐ) 
参加費:¥1,000/回 
申込み:NPO臨床パストラル教育研究センター 
Tel/03-3700-3425 e-mail:tokyo@pastoralcare.jp 
詳細はhttp://pastoralcare.jp/

心のケア・スピリチュアルケアの全国大会

6/18(土)13:30~19:00、19(日)9:30~16:30
日本教育会館で (東京・神保町)
名称:臨床パストラル教育研究センター全国大会 
テーマ:生きる力・活かす力 
講演者:上田紀行(「生きる意味」著者)、川越厚(在宅ホスピスのパイオニア)、山下京子(「彩花へ-『生きる力』をありがとう」著者)
内容:講演とグループ討議、そして現場からの最新の報告
参加費:1日¥5,000(学生¥2,500) 
どなたでも参加可
申込み:NPO臨床パストラル教育研究センター
Tel/03-3700-3425 e-mail:fujiu@pastoralcare.jp  http://pastoralcare.jp/ 
※webからの申し込みもできます。

哲学神学講座(A年

7/28(木)~8/6(土) 
日本カトリック神学院東京キャンパスで(東京都練馬区)
参加費:¥25,000(受講科目数などにより変わります)
主催:日本カトリック神学院東京キャンパス・臨床パストラル教育研究センター
連絡先:Tel/03-3700-3425e-mail:tokyo@pastoralcare.jp
詳細:http://pastoralcare.jp/info_thisyear.html#info2

K・リーゼンフーバー神父による講座

以下共通
上智大学内S.J.ハウス(〒102-8571千代田区紀尾井町7-1)
講師と連絡先:クラウス・リーゼンフーバー(上智大学名誉教授)
Tel/03-3238-5124(直通)5111(伝言)

土曜アカデミー―霊性としてのキリスト教Ⅰ:古代と中世において―

麹町教会岐部ホール4F404で(JR東京メトロ四ツ谷駅から徒歩2分程度)
いずれも9:30~12:15 
6/4 キュリロスとアンブロシウス:(洗礼の)秘跡への手ほどき(4世紀末) 
6/18アウグスティヌス1:自覚と真理の発見(345-430)

キリスト教理解講座―倫理的行為―

麹町教会信徒会館3階アルペホールで(四ッ谷駅前)
いずれも18:45~20:30 
6/7(火)行為の規範─人間らしさと神の呼びかけ
6/21(火)自己実現─責任と自由

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

6/25 7/23 8/27(土)13:30~15:00
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院1Fで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅徒歩1分Tel/03-3261-0825)
講師:平田栄一(風編集室) 
参加費:¥1,000 
テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫¥525) 
※南無アッバのお札のお渡し有り
申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp 

カリグラフィー(西洋書道)でみことばを描く

6/14 7/12 9/13 10/11 11/8 12/13(毎月第2火曜)10:00~12:00 
サンパウロ宣教センター2階(新宿区四谷1-21-9)
講師:松田圭子 
参加費:¥3,500 
教材費:初回ペン等¥2,000 
問合せ:042-586-7243 松田

♪音楽会等♪

オルガンメディテーション 

―晩の祈りとオルガン音楽による瞑想―
6/10(金)19:00~19:45 
東京カテドラル聖マリア大聖堂で
オルガン演奏:アレックス・ガイ
入場無料 
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所Tel/03-3941-3029
主催:カトリック東京大司教区

オルガンと祈り《Aveverumcorpusを一緒に歌おう》

6/17(金)19:00~
麹町教会主聖堂で 
オルガン演奏:浅井寛子(麹町教会首席オルガニスト)
自由献金
問合せ:e-mail:organ_to_inori@ignatius.gr.jp
http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori

聖ヨハネホスピスのためのチャリティーコンサート―茨木のり子と谷川俊太郎をうたう―

7/1(金)19:00開演(18:30開場)
武蔵野市民文化会館小ホールで 
メゾソプラノ:保多由子 
ピアノ・作曲:寺嶋陸也 茨木のり子の詩による歌曲集「道しるべ」(東京初演)他 
入場料:\2,500(全自由席) 
申込:氏名・枚数・電話とFax番号を明記し下村へ 
問合せ:Tel/042-384-4380Fax/042-388-0110
下村 e-mail:hpkazenonakama@yahoo.co.jp(アドレス明記)
主催:「風の仲間」

声楽アンサンブル“リーダーターフェル”ボランティア演奏会~慈生会ベタニアコンサート~

6/26(日)14:30開演
社会福祉法人慈生会ベタニアホーム1階ホールで(中野区江古田3-15-2Tel/03-3387-3388)
指揮:田中理恵子
伴奏:相原志帆子
司会:田部善樹
ソロフルート:佐野健一郎
ソプラノ:田川えり
バス:横田圭亮
合唱・声楽・アンサンブル:「リーダーターフェル」
曲:ベタニアの歌「絆、愛と慈しみの家」、フルート「七つの子変奏曲」、ソプラノ「AveMaria」、バス「青葉城恋唄」(大震災被災者のリクエストによる)、合唱「花~すべての人の心に花を」他 
問合せ:080-5099-4322 田部e-mail:jijiyoshiki@gmail.com

聖歌合唱の会チャリティコンサート

6/18(土)14:00~ 
高円寺教会主聖堂で(杉並区高円寺南2-33-32地下鉄丸の内線東高円寺駅徒歩10分)
入場無料、但し頂いたお志は東京教区を通じて仙台教区へ。

「聖歌合唱の会」で歌いませんか~混声4部でラテン語・日本語聖歌を歌う~

毎週日曜日11:30~13:30 
高円寺教会主聖堂(上記)で 
対象:聖歌合唱に興味を持っている方どなたでも特に男声初心者歓迎
途中参加可   
会費:¥500/月 楽譜支給
ミニコンサートや国際荘厳司教ミサなどでの聖歌奉仕あり
連絡先:横田Tel/090-3347-4792  林Tel/090-3103-0154

聖マリアンナチャペル・ギャラリー油彩展

以下共通 
10:00~17:00
聖マリアンナチャペル・ギャラリーで(〒216-8511神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1)
責任者:福田誠二神父
入場無料
問合せ:Tel/090-9687-0480 山野尊行

開催中

~7/20田中百枝(麹町教会、カトリック美術協会員)

7/20~9/21浦田カズヨ(長崎純心聖母会シスター)

その他

東星学園中学校高等学校 第1回学校見学会

6/19(土)10:30~12:00 
東星学園中学校高等学校で(〒204-0024清瀬市梅園3-14-47 )
授業見学及びミニ説明会
(要事前連絡)Tel/042-493-3201 Fax/042-493-3337 e-mail:chukou@tosei.ed.jp  http://www.tosei.ed.jp   
なお、学校見学・入試(転入)相談は随時できます(要事前連絡)
※6/5(日)カトリック学校フェア2011@上智大学にも参加

「VIVID」

★7月号(No.284)は、7月3(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切:5月22日(日)予定。
情報掲載希望原稿の〆切:6月19日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp