お知らせ

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東京教区ニュース第280号

2011年03月01日

キリスト教一致祈祷週間(東京集会)

和解と一致のために聖霊は今も働いている

岡田武夫大司教(中)宮崎保司神父(左)真壁巌牧師(右)

本年も、キリスト教一致祈祷週間(1月18日~25日)の間、各地域で、プロテスタント教会の様々な各派とカトリック教会のキリスト信者が心を一つに集めて祈る集会が行われました。

東京教区では、日本キリスト教協議会(NCC)と共に、例年、公の祈りの場を開催しておりますが、今年は、カトリック吉祥寺教会を会場として、1月23日の日曜日の午後2時半より「東京集会」が執り行われました。

「東京集会」は、これまで、目白聖公会、カトリック立川教会、日本福音ルーテルむさしの教会などを会場に、特にその周辺各派の教会、キリスト教共同体の協力を得ながら執り行われてきました。今年行われた吉祥寺周辺は、日頃より近隣のキリスト教共同体によって「1422キリスト教会合同プログラム実行委員会」という名称のもとに頻繁に集まりと交流がもたれ、宗派を超えて、キリストにある心を一つに集める試みが、熱心に行われている地域です。

当日、寒さをついて、180~200名の方々が、井の頭公園の大自然のそばにある、カトリック吉祥寺教会の聖堂においでになりました。カトリックの16教会、プロテスタントの13教会、カトリック修道会10団体、他2団体からの方々です。

日本キリスト協議会とカトリック中央協議会によって例年出版される祈りの冊子をベースにこの日のためにアレンジされた、「東京集会」用の式次第が用いられました。岡田武夫大司教を主司式に、カトリック吉祥寺教会主任司祭・宮崎保司神父、日本キリスト教団相愛教会牧師・真壁巌先生の、三人の司式団によって進められました。

歌は、プロテスタントの讃美歌21、カトリック典礼聖歌集から選ばれたものが使われ、カトリック吉祥寺教会のオルガニスト、聖歌隊の方々が、なれない他宗派の歌に戸惑う会衆の歌声をリードしてくださいました。

聖書朗読は、旧約聖書より創世記33章1節から4節(ヤコブとエサウの兄弟の和解のエピソード)と使徒言行録の2章42節から47節をカトリック吉祥寺教会の信徒の方々が朗読しました。

福音朗読と説教は、日本福音ルーテル三鷹教会牧師・李明生先生です。福音の箇所は、マタイ福音書5章21節から26節(兄弟との仲直りの勧めの箇所)でした。

李先生は「ヘイトクライム」という言葉からこの日のみことばを説き明かされました。この言葉は「憎悪犯罪」と訳されますが、弱い立場の方々、少数民族など、マイノリティに対する憎悪を土台とする犯罪の意味です。

ペンテコステの後に誕生したキリスト教会の中に働いていた聖霊の和解と一致の力は現代の私たちのうちに働いているということを李先生は説得力のある言葉と力強い声で、熱く会衆に語りかけました。

その後、日本キリスト教協議会訳で「ニカイア信条」、カトリック・聖公会統一訳で「主の祈り」が唱えられました。

当日集められた献金、94850円は、懇親会において宮崎神父より、NCC信仰職制委員会委員長・石居基夫先生に渡されました。この献金はルーテル教会を中心に世界の災害支援のために活動されているACTを通じて目下一番火急な問題にお捧げ頂く意向が述べられ、賛同を得ました。

懇親会は、カトリック吉祥寺教会の大ホールにて、教会の婦人会の皆様の手作りのケーキなど、盛り沢山のデザート・茶菓のおもてなしを頂き、午後3時45分までの短い間ではありましたが、熱い熱気とあふれる笑顔と談笑のうちに、この集会は無事終了致しました。 (担当 油谷弘幸神父)

キリスト教一致祈祷集会(市川地区)

1月18日~25日までのキリスト教一致祈祷週間に基づき、市川キリスト教一致合同礼拝が、諸教会の都合により繰り上げて、1月15日(土曜日)の午後2時からカトリック市川教会で実施されました。この集いも今回で、8回目を迎えました。会場は日本基督教団、日本聖公会、カトリック教会の回り持ちで行われています。

カトリック市川教会大原猛神父、日本キリスト教団市川三本松教会外谷悦夫牧師、日本聖公会市川聖マリヤ教会竹内一也司祭の間で準備が進められ、当日を迎えました。今回、三教会の他に近隣の市川八幡バプテスト教会、O・M・Fチャペル、日本基督教団冨貴島教会、市川八幡キリスト教会等、4教会からも数名ずつの参加があったことは大変嬉しいことでした。

今にも、雪が降りそうな寒い午後でしたが、90数名の参加者が一同に集い、祭壇上の三師の司式により、礼拝式文に従って進められました。聖歌、賛美歌も、ふさわしく選ばれ、歌声もいつになく美しく聖堂内に響き渡ったように思われました。聖書朗読、祈り、そして説教と続き平和の挨拶と、祝福、派遣の言葉で終了いたしました。

その後、信徒会館マリアホールに会場を移し、懇親会に入りました。この会も8回目という事でもあり、又ガンバの会(野宿者支援グループ)などを通じて共に活動、交流もあって、和やかに進み、温かいミルク紅茶、トラピスト修道院のガレットクッキー、チョコレート、おせんべい、おかきなどで、心身温まったあと、マイクを向けられた方たちの話も、心を開いて発言してくださり、楽しく伺い、良い分かち合いが出来たように思います。こうした会を重ねるごとに、他教会との親交も深まっている事を実感いたしました。一致祈祷集会が行われるようになってから、牧師さん、司祭さん、神父さんの間で、信仰上でも、生活上でも主(酒?)における交わりが深くなっているとのことです。

礼拝の中で行われた献金はハイチへの支援目的で集められましたが、後日、4万733円をハイチ支援に送金することが出来ました。 高橋栄枝(市川教会)

ヨハネ・パウロ 2世の列福式5/1 バチカンにおいて挙行

教皇ベネディクト16世は、前教皇ヨハネ・パウロ2世の執り成しによる奇跡を認める教令を認可し、前教皇は福者に加えられることになった。今年はヨハネ・パウロ2世の来日から30年目にもあたる。

ヨハネ・パウロ2世

写真で振りかえる  30年前のヨハネ・パウロ2世

1981年2月24日後楽園での教皇ミサ

1981年2月24日
後楽園での教皇ミサ

掛け軸の説明をお聴きになる

当時の日本カトリック司教協議会会長 里脇浅次郎枢機卿(写真中央・長崎教区) より掛け軸の説明をお聴きになる

年始の集い1月9日 東京カテドラル

説教をする幸田和生司教

説教をする幸田和生司教。

主の洗礼の福音のメッセージと共にいのちの問題について話された。

(「いのちの問題」については前号の大司教新年メッセージを参照)

司祭の人事異動(第一次)

2011年1月14日、岡田武夫大司教により司祭人事異動(第一次)が発表された。就任は復活節第2主日の5月1日。

(氏名の右のカッコ内は現任務・所属)

《 小教区人事 》

・板橋教会 主任司祭辻茂師(立川教会主任)

・立川教会 主任司祭チェレスティーノ・カヴァニャ師(教区事務局長、ペトロの家館長)

・町田教会 主任司祭小池亮太師(小岩教会主任)

・小岩教会主任司祭酒井俊雄師(本所教会主任)

・本所教会 主任司祭加藤英雄師(高幡教会主任)

・高幡教会 主任司祭高木健次師(千葉寺教会助任)

・築地教会 主任司祭五十嵐秀和師(青梅教会主任)

・青梅教会 主任司祭兼任猪熊太郎師(あきる野教会主任と兼任)

・木更津・館山教会 主任司祭立花昌和師(サバティカル)

・上野教会 小教区管理者西川哲彌師 就任は1月9日(浅草教会主任と兼任)

・安房上総宣教協力体協力デビッド・パドルノス師 (木更津・館山教会主任)

・関口教会 協力司祭三竹洋一師 (大阪教区より出向)

・関口教会 協力助祭三田一郎 終身助祭(名古屋教区より出向)

《 修道会委託小教区 》

・渋谷教会 主任司祭田中信明師 就任は2月1日(ドミニコ会管区長と兼任)

《 教区本部関係 》

・教区事務局長高木賢一師 (町田教会主任)

・ペトロの家 館長幸田和生 補佐司教(総代理兼任)

・ペトロの家 副館長川口薫師(築地教会主任)

・大司教秘書 兼務チェレスティーノ・カヴァニャ師

《 その他 》

・留学門間直輝師(教区事務局次長、ペトロの家副館長)

・留学田中昇師(町田教会助任)

・退任市川裕師(関口教会協力)

・退任岩橋淳一師(上野教会主任病気療養)

・退任濱田了師(板橋教会主任)

・退任小高毅師(板橋教会助任)

・退任ヘロニモ・フェルテス師(渋谷教会主任。帰国)

「世界病者の日」ミサ

前教皇による制定から18年 教区の行事になって6年

今年の「世界病者の日ミサ」は〝主が触れてくださる〟というタイトルのもと、 2月11日に東京カテドラル聖マリア大聖堂で、 午後1時30分から開かれた。

さまざまな病気や、 貧困、 抑圧、 悔恨(かいこん)などで苦しむ人たちのために祈り、 医療、 福祉施設で働く人たちを励まし、 愛や癒しをもたらす教会の役割を考えるミサで、 岡田武夫大司教主司式で10名の司祭・助祭の共同司式で行われ、 多くの人が参列した。 1993年に「世界病者の日」が定められて18年。この日を制定した、前教皇ヨハネ・パウロ2世の列福調査が整い、5月1日に教皇ベネディクト16世司式で列福式が執り行われるとのことで、この日の意義を深く見つめなおす時ともなった。

退堂前に教区福祉委員会委員長・豊島神父によって福祉委員会ならびにこのミサの意義について改めて話があり、その流れでミサ後、関口会館で参加者が福祉への取り組みを深める懇親の茶菓の席が設けられた。会場に多数の人が立ち寄り、大司教を中心に交わりの時間をもつことができた。

(豊島治神父)

訃報使徒ヨハネ 粕谷甲一神父

使徒ヨハネ 粕谷甲一神父

東京教区司祭、使徒ヨハネ粕谷甲一神父が、2月9日(水)午前9時45分、肺炎のために帰天。享年87歳。

粕谷神父は1923年11月6日インド・カルカッタ生まれ。1944年4月29日受洗。1950年東京 カトリック神学院入学。翌年オーストリアに留学。1957年4月7日スイスのバールにて司祭叙階。1959年10月帰国。浅草、蟻の町教会助任司祭。1961年10月より真生会館館長、カトリック学生連盟指導司祭。1967年~1982年青年海外協力隊勤務。 1983年国際救援センター顧問 就任。1992年カトリック東京国際センター(CTIC)所長。1995年NPO法人「芝の会」理事長。司祭生活全体を通して、多くの大学で教鞭を取る。

インドで生まれ、オーストリアで神学生生活を送り、青年海外協力隊で働かれ、ベトナムの子どもたちの支援に積極的に取り組まれるなど、その働きは東京教区内にとどまらず、世界に広がっていた。また遣わされた場において、豊かな知識、恵まれた文才をもって、出会う人々にキリストを伝えた 。

カトリックスカウトミサ

寒さに負けることなくスカウトたちは集まった

雪の舞う寒い日であったが、2月11日午前、麹町教会主聖堂において、日本カトリックスカウト協議会東京支部主催のスカウトミサが行なわれた。2月は、スカウト運動の創始者、ベーデン・パウエル卿の誕生月でもあり、各団体でB―P祭(ベーデン・パウエル祭)が行なわれる。東京支部では、毎年2月にスカウトミサを準備、催行している。

今年のミサは、幸田和生司教の主司式、13名のスカウト団体に関わっている司祭と900名近いボーイ・ガールのスカウトたちとリーダーが祭壇を囲んだ。参加団体は、24の教会、カトリック施設を活動の場とする団体から集まった。

一人ひとりは神の創造のたまものである

今回のミサのテーマは「いのちへのまなざし」ということで、第1朗読では知恵の書11章の「あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何一つ嫌われない」ということばをより良く理解するために、スカウトたちが天地万物の創造をスタンツの形式で表現した。神に創造されたものを、あるスカウトはお面で、あるスカウトは着ぐるみで、あるスカウトは空の鳥を差し金と糸を使って表わすなど、スカウトらしい工夫が見られた。

幸田司教は説教で、神が創造されたもの同士の交わりを大切にすることが、神の望みであり、人間の使命であることを強調し、スカウトたちに日頃の活動へのヒントを与えられた。

ミサの終わりには「キリスト教章」の授与が行なわれ、12名のスカウトに「キリスト教章」が授与された。

ちなみに「キリスト教章」は、本人が希望し、そのための特別な準備を重ね、連盟が求める基準をクリアして、与えられるカトリックスカウトにとって、名誉あるものである。

来年のキャンポリーへの期待と招き

「キリスト教章」授与に続き、日本カトリックスカウト連盟の会長、津守氏があいさつに立ち、「来年は第10回日本カトリックスカウトキャンポリーが富山で開催されることになっていることに触れ、そこでは全国のカトリックスカウトたちとの出会いが、皆を待っている。そこでの出会いも大切にしよう」と呼びかけた。

麹町教会の配慮

ミサ後、帰路につく団、次のプログラムに移る団、お弁当を広げる団など、思い思いの時間を過ごした。天気の関係でスカウトたちの居場所に困っていたが、麹町教会が快くスカウトたちに集会室を提供してくださった。

CTICカトリック東京国際センター通信 第147号

(左)エルリン・レゴンドンさん(右)ソリダッド・ヴェレスさん 

第二バチカン公会議以来、信徒の役割と役務への理解が深まり、信徒の司牧活動への参加が増えたことは、著しく目立つ特徴の一つとなっています。聖書及  び第二バチカン公会議の文書の中に見られる「教会」の根本的な概念、例えば「神の民」とか「キリストの体」などは、司牧に当たる聖職者(司牧者)と信徒が教 会の拡がりや聖化のために協力して共に働くことを要求しています。信徒はけっ  して受身であってはならないと思います。信徒は教会を通して、信仰においても、霊的にも、また倫理的宗教的にも養成され、日常的な社会生活や仕事においても、キリストの精神と福音的価値観に従って励んでゆくのです。

信徒が教会のミッションに参与して働くには、堅固で明確な霊性が必要です。信徒宣教者としての霊性は、自分の置かれている生活、日常的な出来事の中で愛をこめて励むことにあります。その時、そこに神のみ旨が働いていることを発見するのです。信徒による教会の役務は、単なる信心業的な善行でも、煩(わずら)わしい仕事からの逃げ道でも、また政治的な問題から、また仕事や家庭での難しい人間関係から逃避することでもありません。信徒宣教者には、次のような霊性と資質が望まれます。イエス・キリストに対する純粋な愛と個人的なコミット、教会に対する愛、教会の教えに対する忠実さと聖職者たちへの尊敬、家族への献身と家族の使徒職、隣人、特に貧しく助けを必要とする人々への愛、正義を実行する信仰、規則的に秘跡に与かること、信仰を育てる(信心)また聖母マリアへの敬愛を持っていることなど。

この度、ソルダッド・ヴェレスさんとエルリン・レゴンドンさんが東京大司教区で信徒宣教者として働くために来日しました。彼女たちの働きの背景には上記に示した信仰があります。彼女たちは修道女ではなく、何らかのNGO団体に属している人たちでもありません。彼女たちはフィリピンで小教区や貧しい地域での活動を積極的に行なっていた人たちです。彼女たちは日本在住の移住者たちへの派遣要請に応えて来てくれたミショナリー(信徒宣教者)たちなのです。

CTICを通じて彼女たちに託された移住者・難民の司牧ケアの詳細は、具体的に次のようなことです。

1.次のような事柄を含むケースワーク ―日常生活、入管手続き、結婚と家庭生活、子どもたちの教育、労働関係の問題、病気や事故―

2.被拘留者のケア ―警察や入管に拘留されている外国人への訪問、サポートと支援―

3.家庭生活や社会への integration(適応・統合)―日本の家庭生活における養成と社会への適応に関するセミナーの開催―

4.信仰教育 ―秘跡を受けるための準備セミナー、静修日や黙想会の主催―

5.教会での役割参加と共同体作り ―教会ベースでの共同体形成―

6.移住者たちの信仰生活における成長のためにマルチメディア教材の作製

7.他のNGOや教会組織とのネットワーキング

彼女たちは一年間日本語を学習し、同時に自らも仕事の複雑さになじんでゆくように努めます。

カリタスの家だより 連載 第30回

利用者Dさんの声

東京カリタスの家の3つの部屋については何度かこのコーナーで紹介されていますが、今回は、心の病を抱えた方の通所作業室である「みんなの部屋」の利用者であるDさんの声を紹介したいと思います。

「私がみんなの部屋作業室を利用するようになったのは、母が経営していた薬局が、母の死後、大きな店舗の安売りで経営が成りたたなくなったことがきっかけです。

私はこの部屋に通い始めて3、4年になりますが、作業所に通うことを考えてからは、いくつかの作業所を見学しました。その中には、雰囲気がまるでお通夜のように暗く、作業している人がロボットのように感じられる所もありました。その点、ここは血が通った場所と思えたのです。その思いは今も変わりません。そして私は洗礼を受けカトリック信者なので、キリスト教の精神での運営ということは私にとっては大きな理由です。他の作業所を見たとき、人間が商品のように扱われていると感じたことがありました。世間で追い詰められてきたのに、作業所に来てまでノルマがあって追い詰められるということは耐えられません。でもこの部屋は一人ひとりが尊重されていると感じます。

通い始めて今までには随分いろんな作業をしてきました。カード作り、デコパージュ、ハンガー作り、アームカバー作り、ぞうり作りなどです。その中で一番記憶にあるのは、聖家族の絵が描いてあるクリスマスカード作りです。カード作りといっても実際には私は切ったり、貼ったり、というような単純なことしか出来ないのですが、カッターの切れ味の善し悪しで出来上がりが全く違うのです。カッターの切れが悪いと、長方形がゆがんでしまいます。そういう時は悩んでしまいます。1枚のカードは何人もの作業で完成しますので、自分の作業の不出来は、他の人に迷惑がかかるからです。

私の今の楽しみは、ブラームスの第4交響曲の第1楽章を聴くことです。聴いていると心のもやもやが清められていく気がします。ブラームスがロマン派で、私はロマンティストだからかもしれません。でも、時がたつと、バッハやモーツァルトを聴くことが楽しみになるかもしれませんね。

私は、将来はフランシスコ会の在世会員になりたいという望みがあります。それは、フランシスコ会の会員を見ていると実にいろんな方がいて、個性的だと感じるからです。一人ひとりの個性が絵に描かれるほどに際立っていると思い、そこに惹かれるのです。」

Dさんといえば何をおいても、聖書に関する知識の広さですが、みんなの部屋に通う人は皆個性的で、自分の得意分野を持っておられます。そして強制的に仕事を割り与えられるのではなく、それぞれがその得意分野を生かした作業をされていることが、この部屋の明るさを生んでいるのだと思います。

(庄司昌子)

教区司祭紹介 第12回

パドアのアントニオ 藤岡和滋神父

1931年8月8日生まれ
1956年12月21日司祭叙階

洗礼まで―軍人の家に生まれて

藤岡和滋神父

私の家は軍人の家。父も軍人で、私も軍人になるつもりでした。家族で最初に洗礼を受けたのは母です。母は戦地の父に何度も私と私の兄の洗礼について許可を願う手紙を書き、断られ、また手紙を書き、繰り返すうちに、とうとう「勝手にしろ」という返事をもらいました。「勝手にしていいなら洗礼を受けても良いだろう」と、私は当時の神学校で小松茂神父から洗礼を受けることになったのです。代父には徳川泰国神父になってもらいました。徳川神父の伯父様は私の父も尊敬する軍人さんだったからです。1940年3月のことでした。

司祭まで―二つの大きな壁

その後、終戦を迎え、軍人になるつもりだった私を小松神父は神学校に誘ってくれました。私は学生を続けたいという不純な動機で神学校に入ることを希望しました。後から思えばこのあと副助祭(当時あった職位。ここから聖職者とされた)になるまで大きな壁が二つありましたね。

一つは上智大学の試験。これに受かることが神学校に入る条件でした。国語と英語と論文のテストでしたが、試験まで二ヶ月しかなく、私はもう無理だとすっかりふてくされてしまい、読書ばかりの日々を過ごしました。しかしこの読書が実は国語と論文のテストに役立って、また前日チラッと参考書をみた箇所が英語のテストに出て、受かることができました。「神様がいたずらをしたみたい」だと思いました。

二つ目の壁は、その後、神学生生活を満喫していた私を神学院の院長が「勉強をしないで遊んでばかりいる。神父にふさわしくない」とクビ宣言したことでした。しかし、処遇を委ねられた土井枢機卿は私と面接をした結果、このまま勉強を続けさせると神学校に伝えてくれたのです。その院長は一年後異動になり、次の院長にはそういうことは言われませんでした。

副助祭叙階を前に黙想をしていたら、このように大きな壁があって、でも、それが、すーっと無くなっていったことに気がつきました。

霊的指導を頼んでいたハインリッヒ・デュモリン神父(イエズス会)の言葉も私を後押ししてくれました。学問的に非常に有名な神父様でしたが、「あなたはイエズス会員になるつもり?教区司祭になりたいのならば、勉強だけではない。教会の信者との交わりが一番大切。あなたは教会が好きでしょ?」と言って下さいました。

私はまた、イエス様が12人の使徒を呼んだ時のことも思いました。学者ではなく社会の底辺にいるような人たちだけを選びました。弟子たちも学問がなくても招かれた時、それに応えました。―私も神様に招かれたのならば応えよう―そう決心して以来、神父以外の道は何も考えたことはありません。

司祭になって―忙しさの中で

健康に見られるのですが、大きな病気を4度も経験しました。その時は災いに思えたけど、後でよく思えるようになりました。病人の気持ちがわかるようになったから。病床訪問は神父の一番大切な仕事。上から見下ろすのではなく、下から支えると言うのかな? 昔は長期入院の患者が多かったし、そういう地域を司牧していたので、たくさんの病床訪問をしました。これが私の神父生活を強め、支えてくれたと、今は感謝しています。

あとは「園長」です。いま私は明るく生活していると人に言われるけど、これは子どもたちのおかげです。幼稚園の園長になった時、子どもに信頼される園長になろうと思いました。上から見下ろしていたら、子どもはついてこない。子どもの身になって一緒にやってきました。

20代で叙階され、坊ちゃんだと思われるのが嫌で、最初の数年は精一杯背伸びしていました。でも叙階4年後から園長と病床訪問と教会のことで忙しくなり、後から考えれば、実はこの忙しさの中で自分が育てられたと気がつきました。「小人閑居して不善をなす」※と言いますね。だから私の持論は、「司祭は若いうちになるべく忙しい教会で働いた方がいい」ということです。

病を経て―「チャンネル人間」 に

若い時に入院をすることになり、最初は置いていかれるような気持ちになり焦りました。でも大きな手術をしたら、くよくよしなくなりました。何回か入院していますが、退院したら病人だということは表に出さないと決めています。退院した瞬間、自分は健康人だと言い聞かせ、そうなるのです。それ以来「『病』はすれど『病気』はせず」です。何事も自分で決めて、切り替えられる「チャンネル男」にもなったのもこの時からです。神父が教会で暗い顔をしていたら嫌でしょう?神父が教会で明るくニコニコしていれば、信徒も明るくなれると思うのです。

司祭とは―信者さんと共に

小教区以外の仕事を経験したことはありません。教会に集まってくる信者さんたちと日常をいかに生きようかという中で私にできることをやってきました。だから私にとって神父とは「信者さんと共に」です。人との交わりを今も一番大切にしています。

※凡人は暇でいると、ついよくないことをしがちであるということ

教えて神父さま-こんなこと聞いちゃっていいのかな?- 

質問:「創世記の創造物語の中に、『我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう』『人は我々の一人のように善悪を知る者となった』という記述があります。どうして『我々』という複数形が使われているのですか。」

創世記の最初の方で、「我々にかたどり、我々に似せて」(1・26)、「我々の一人のように、善悪を知る者となった」(3・22)と書かれていますが、神はご自分のことを確かに複数で表現しています。それでは常に「神」は複数で表現されるのかと言えば、決してそうではありません。例えば、アダムは神のことを「あなた」と言っていますし(3・12)、何よりも神が女(エヴァ)に向かってご自分を「わたしは」(3・15)と表現しています。

元来、神は完全な霊であるお方ですから、人間のように一人、二人……と神を数えることはできません。そうであれば、単数であるとか複数であるとかそういう概念はおかしいかもしれません。私たちが、「唯一の神」というときも、一人・二人と数えられるような「一」ではなく、絶対的で他には存在しないという意味での一です。創世記が書かれた当時、もちろんそういう概念があったわけではありませんから、私たちが理解しているような単数・複数が示されているのかもしれません。まずは、このことを頭において頂きたいと思います。それにしても、神が複数で語られる場合、何か特別な意味があると推測されます。

これまで多くの研究者が、この点について多くの意見を提示してきました。しかしその中で、最も信憑性がある意見のみ提示します。

最初の1・26の表現にしても、次の3・22の表現にしても、共に人間(アダム)が神の本質的な何かを身にまとっているかのような響きがあります。それでは、人間は神の何にかたどられ、似せて造られているのか、また善悪を知ることをつかさどるものとは何か考えてみる必要があります。それは、「霊魂」あるいは「霊の働き」であることが分かります。だから教会では、これまで人間は肉体的存在であり、かつ霊魂を神から与えられた存在であると教えられてきました。

それでは神の創造の業の中で、霊魂を与えられた被造物は人間だけでしょうか(かつては、植物や動物もそれに見合った霊魂が与えられたと考えられていましたが。ここでは、この話は割愛します)。いや、そうではありません。私たちは、神が純粋に霊的な存在を別にお造りになったことを知っています。それは「天使たち」です。恐らく創世記の中で、このように神が複数になっているのは、天的な存在であるまさに神と、そして天使たちを指しているからなのでしょう。そう考えるならば、特に3・22の「我々の一人」という表現がよく理解できます。かつて、それらの箇所では「三位一体の神」が示唆されていると考えた研究者もいましたが、しかし、その当時そうしたことは啓示されてはいませんでしたし、創世記の著者がその神秘を知る由もなかったでしょう。断定的に正確な答えを出すことは誰もできないでしょうが、恐らく先に述べた考え方が、有力だと思います。

注:今回の回答は、日本カトリック神学院の湯浅俊治神父にご協力いただきました。

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日頃感じていて、 誰に聞いたら良いのかわからなかったり、 今さら聞くにはちょっとためらっている疑問や質問を募集します。 この際、 すっきりしてみませんか。

送付先

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局 教区ニュース編集部

FAX 03-3944-8511

E-mail :info@tokyo.catholic.jp

お知らせ

World Youth Day 2011 -Madrid

ワールドユースデーマドリード大会日本事務局_公式ホームページ

募集要項(詳しくは上記ホームページよりご覧下さい)

■参加資格(大会参加時点で)

年齢:18才(高校生除く)~35才 国籍・不問

募集人数

Aコース200名(現地集合・現地解散)

Bコース100名(日本から一緒に出発し帰国する)

参加費概算(食事・宿泊込み)

Aコース:¥80,000(航空券15~30万円は別)

Bコース:¥240,000(航空券、燃油・空港税込み)

ほか、海外旅行保険代金(各自で必ず加入)

申込み方法

上記リンクの公式ホームページからお申込み下さい。

申込み・問合せ

担当司祭 : 福島一基神父(成城教会主任)

〒157-0066 世田谷区成城2-21-16 カトリック成城教会

Tel/03-3417-5211 Fax/03-3417-0790

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

ミサ・祈りの集い・黙想会等

主のもとに憩う祈りのひととき

3/16(水)19:30~20:30

マリア会 シャミナード修道院 聖堂で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43)

担当:清水一男神父

問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林
http://www.marianist.jp/

どなたでも、遅刻、途中参加も可

『黙想と祈りの集い』(テゼの歌による祈りの集い)

3/16 (水)10:30~12:00

援助修道会・本部修道院 聖堂で

(新宿区市谷田町2-24 JR総武線 市ヶ谷駅・都営新宿線 市ヶ谷駅より徒歩7分、東京メトロ 市ヶ谷駅5番出口より徒歩3分

*子連れ参加可

問合せ:Tel/042-576-0623 e-mail:aozora-no-sita@jcom.home.ne.jp大村竜夫

聖イグナチオ(麹町)教会 初金の祈りの集い

聖体賛美式と黙想~聖歌隊の歌を聴きながら~

4/1 (偶数月の第1金曜) 19:00~20:00

麹町教会 主聖堂で(JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩1分)

司式:ガラルダ神父

どなたでも参加可

問合せ:麹町教会 Tel/03-3263-4584 参考URL
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/

ファチマの初土

3/5(毎月第1土曜日)13:00~15:00

世田谷聖母幼稚園・大聖堂(2F)で(地下鉄半蔵門線 東急田園都市線桜新町北口下車 徒歩8分)

司式:ペトロ神父(フランシスコ・カプチン会)

内容:ミサ、ロザリオ、赦しの秘跡、聖体賛美

持ち物:ロザリオ、上履き(スリッパ) 自由献金

静かに祈りたい方どなたでも

問合せ:新垣Tel/042-525-4817 e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp

ベタニアの集い(祈りと集いの2泊3日)

5/2(月)17:00~4(水)14:00

ベタニア修道女会聖ヨゼフ山の家で(栃木県那須町 JR東北本線 新白河まで送迎)

費用:¥5,000

対象:独身女性信徒(40代まで)

申込:聖ベルナデッタ修道院 (〒165-0022 中野区江古田3-15-2) Tel/03-3991-3403 シスター竹原・菊池・國定まで

みこころを想うミサ

3/4(初金)18:30~20:00

真生会館で 祈りの集い(毎週金曜日)19:00~20:30

司式:赤波江謙一神父(聖パウロ会)

問合せ:Tel/03-3355-6816 e-mail:japan@emmanuel.infoエマヌエル共同体矢野恵子

“「東京都慰霊堂」で平和を祈る” 第54回

~東京大空襲・関東大震災で犠牲になられた方々の慰霊と平和を願って~

3/10(木・東京大空襲) 18:30~

東京都慰霊堂(墨田区横網2-3-25 JR/大江戸線 両国駅より数分)

祈り:ロザリオ

問合せ:久保直恵(Tel/03-5875-2011)

主催:カトリック信者「平和祈願有志の会」

「神のうちの真のいのち」祈りの集い・東京

3/5(土)14:30~15:30

四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで

内容:ロザリオほかの祈り

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)

問合せ:Tel/090-1107-8250(菅原)入場自由、無料

「神のうちの真のいのち」 証しの集い

3/19 (土)14:00~17:00

麹町教会横岐部ホール4F 404号室で

内容:講話-ハンス・エンデルレ、菅原悟

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)

問合せ:Tel/03-3352-2481 (エンデルレ書店) Tel/090-1107-8250 (菅原)

入場自由、 無料

み言葉と祈りの集い<講話と祈りとミサ>

3/26 (土)10:00~16:00 受付9:30

小金井聖霊修道院(JR中央線武蔵小金井駅北口下車、徒歩12分)

指導:裏辻洋二神父(イエズス会)

参加費:\2,000 申込不要、弁当持参

問合せ:森 美裕季 Tel/042-385-6357  *修道院への直接の問合せはご遠慮を

信徒のための黙想会

3/12(土)10:30~16:00 (ミサ後、解散)

汚れなきマリア修道会町田修道院で

テーマ:舟の右側に網をおろしなさい(ヨハネ21:7)

指導:シスター田中昌子(汚れなきマリア修道会)

費用:\1,500

申込:シスター高尾 〒194-0032 町田市本町田3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317

ベス・ミリアム(ホームレス支援ボランティア活動)

週一回 会場、時間は随時変更があるため要問合せ

内容:調理、ホームレスの人々への炊き出し、ロザリオ他

指導司祭: ハインリヒ・ヨキエル神父(イエズス会)

問合せ:Tel/090-1107-8250(菅原)

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

3/19 (土)15:00~祈り/16:00~ミサ(毎月第3土曜日)

援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町2-22 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅5番出口徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)

どなたでも参加可

問合せ:Tel/03-3269-2405(17:00まで) e-mail:auxijapon@live.jp(件名に「おかえりミサ問合せ」と入れてください)

現代に生きる信仰の集い

毎月第2・第4土曜日 14:00~16:00

上石神井イエズス会修道院会議室で(西武新宿線 武蔵関駅 徒歩8分)

内容:黙想・分かち合い・ミサ (洗礼を受けていない方も歓迎)

問合せ:イシドロ・リバス神父 Tel/03-3594-2184 e-mail:ribas@jesuits.or.jp

四旬節の一日黙想会

-よりよいご復活を迎える心の準備のために-

3/17 (木)又は18 (金) 10:00~16:00 (ミサ15:00)いずれか一日

聖母病院大聖堂

対象:どなたでも

指導:バレンタイン・デ・スーザ神父 (聖母病院チャプレン)

持参品:聖書・筆記用具・弁当 (病院のレストラン利用可)

費用:自由献金

主催:聖母病院 Tel/03-3951-1111

エンカウンター予定(2011年用)

3/5~6 EE (婚約者のため・英語)六本木

3/25~27 SADE (中高生のための)六本木

4/8~10 SE (セルフ・エンカウンター)小金井・聖霊

5/20~22 ME (既婚者のための)八王子

6/3~5 EuE (御聖体のエンカウンター)八王子

9/10~11 EE (婚約者のため・日本語)六本木

9/30~10/2 ME (既婚者のための)小金井・聖霊

11/5~6 EE (婚約者のため・英語)六本木

詳細 
http://homepage3.nifty.com/FIRES/indexyotei.html

問合せ・申込み e-mail:donfires@hotmail.comTel/03-3401-2141(ファイヤーズ担当)

黙想会「イエスは友」

4/1(金)18:00~4/3(日)16:00(4/2 9:00~の参加も可)

三位一体の聖体宣教女会東京修道院で(〒189-0003 東村山市久米川町1-17-5 Tel/042-393-3181)

指導:W・キッペス神父(レデンプトール会・臨床パストラル教育研究センター理事長)

費用:20,000円(4/2~参加は17,000円)

要申込み

申込み・問合せ:上坂 Tel・Fax/0467-53-4466(お申込みはFAXで)

いやしのためのミサ

3/13 4/10 5/8 (第2日曜)14:00~

聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾4-3-1)

司式:小平正寿神父(フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父(ドミニコ会)

問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940

ミサ詳細 
http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

小平師 
http://tomkodaira.multiply.com/

講座・研修会

絵画を通して「マルコによる福音書」を読む

4/4(月)10:30~12:00 5/16(月)10:30~12:00 6/6(月)10:30~12:00

朝日カルチャーセンター千葉で(〒260-0013 千葉市中央区中央1-11-1 千葉中央ツインビル1号館5F)

講師:山内堅治神父(聖パウロ修道会)

参加費:¥7,875/3回 施設管理費¥315

問合せ:Tel/043-227-0131 Fax/043-227-3100

講座

以下共通 キリスト・イエズスの宣教会(江戸川区南小岩6-25-6 総武線小岩駅より7分)

シスターベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055

「よりよい家庭を求めよう」 少人数の8回講座

毎月第2・第4水曜日10:00~12:00、 または第1・第3木曜日10:00~12:00 第4金曜日19:00~21:00

内容:家庭とはー夫婦親子の理解ー子供の成長段階 自分とはー愛することなど

信仰を深めよう

毎月第2・第4火曜日10:00~12:00、または第2・第4木曜日10:00~12:00

聖書のこころ-日常生活を深めよう

毎月第1・第3月曜日 10:00~12:00、または第2・第4水曜日19:00~21:00

ようこそ【自分の将来を考えている方】

毎月第1土曜日14:00~16:00

聖書朗読と静かに祈ろう

毎月第3土曜日14:00~16:00

悩み相談などのご希望の方 いつでもOK22:00までTelでご連絡ください

CWC勉強会

以下共通 真生会館1階第1会議室で 会費:¥500/回

聖書深読入門

4/12 6/7(火)10:30~

講師:九里彰神父(カルメル会)

問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

3/14 4/11 5/9 6/13(月)10:30~

講師:前島誠(ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/048-864-2805 斎木

「キリストとの親しさ」―出会いの神学―

朝のクラス 3/15(火)10:30~12:00

夜のクラス 3/18(金)19:15~20:45

上野毛教会(信徒会館)で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線 上野毛駅 下車 徒歩約6分)

担当:中川博道神父(カルメル修道会)

どなたでも いつからでも参加可

問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

「キリスト教の基本を学ぶ」―洗礼準備のため、又キリスト教の基本を学びなおすために―

3/11 3/25 4/15 (金)

(朝のクラス)10:30~12:00 (夜のクラス)19:30~21:00 上

野毛教会 信徒会館で(世田谷区上野毛2-14-25 東急大井町線 上野毛駅下車 徒歩6分位)

指導:中川博道神父(カルメル修道会)

対象:どなたでも

問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

カトリック聖霊による刷新 四谷祈りの集い -聖霊による生活刷新セミナ-

5/8~6/26(毎週日曜日)17:00~19:00(全8回)

サンパウロ書店6階で

参加費:¥2,000

対象:受洗者で原則毎週参加できる方

申込:5/8(日)17:00に直接会場へ

問合せ:聖霊による刷新事務所 Tel/03-3357-8138 Fax/03-3357-9504

e-mail:ccrj-hsro@sol.dti.ne.jp
http://www.sol.dti.ne.jp/~hsro/

南無アッバの集い・井上神父の言葉に出会う

3/26 4/30 5/28 (土) 13:30~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分 Tel/03-3261-0825)

講師:平田栄一 (風編集室)

参加費:¥1,000 テキスト:「心の琴線に触れるイエス」(聖母文庫 525円)

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:平田栄一 Tel・Fax/048-769-4095 e-mail:yohaku5@yahoo.co.jp

南無アッバの集い・聖書の学び

3/12 4/2 5/21 (土) 13:30~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分 Tel/03-3261-0825)

講師:山根道公

参加費:¥1,000

※南無アッバのお札のお渡し有り

申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665 e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp

遠藤文学講座・『キリストの誕生』を読む

3/12 4/2 5/21 (土) 15:20~16:50

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院1Fで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分 Tel/03-3261-0825)

講師:山根道公

参加費:¥2,000 (学生半額)

申込・問合せ:風編集室 Tel・Fax/086-227-5665 e-mail:kazehensyuusitu@yahoo.co.jp

現代カトリック神学研究 ―時代と格闘する神学者たちの思索への巡礼と対話

2/17(木) 16:00~18:00 第4回「エドワード・スキレベークスの神学」

3/17(木) 16:00~18:00 第5回「アンリ・ド・リュバックの神学」

慶応義塾大学三田キャンパス研究棟第二会議室で

講師:福田誠二神父(聖マリアンナ医科大学教授)

問合せ:Tel/045-911-8091 e-mail:tmorewada@nifty.com和田卓三

今後の予定 第6回「カール・ラーナーの神学」

リーゼンフーバー神父による講座案内

以下共通 連絡先:クラウス・リーゼンフーバー神父(上智大学名誉教授)

Tel/03-3238-5124(直通)、5111(伝言)、Fax/03-3238-5056

キリスト教入門講座

毎週金曜日 18:45~20:30

麹町教会(四ッ谷駅前)信徒会館3階アルペホールで

3/4 人間の苦悩-悪とは何のためか

3/11  死-その実現と克服

3/18 人生の完成-神の内に生きる

3/25 聖母マリア-イエスと共に生きた方

キリスト教理解講座

第1・3・5火曜日 18:45~20:30

麹町教会(四ッ谷駅前)信徒会館3階アルペホールで

3/1 憐れみと愛の祝い─罪のゆるしとミサ

3/15 人間と世界の究極の未来―終末の約束

3/29 信仰者の原型―聖書と教会の教えに見られるイエスの母

※「土曜アカデミー」は、新年度の4/2から開講

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里5-27-4 エルアルカサルフジ 305 ビ・モンタント東京事務所 (JR・地下鉄 西日暮里駅下車) 執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

介護問題相談会

3/24(木)14:00~16:00

ビ・モンタント事務所(前記参照)

相談・指導:浜端 Tel・Fax/042-623-1469

4会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00

指導:泉富士男神父 (東京教区)

会費:¥500程度

申込不要

3/1(火) 立川教会で 加藤英雄神父 (高幡教会)

3/8(火)ビ・モンタント東京事務所で

3/15(火)三軒茶屋教会で

3/18(金)高輪教会で

4/5(火)立川教会で

聖書通読講話会

以下共通 土曜日 13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

3/12 「創世記」 第13回 4/2 「創世記」 第14回 泉富士男神父 (東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

3/10(木) 11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます

会員外もふるって参加を

世話人:宮木 Tel/042-575-2335

シニアは語る

3/2 4/6 (水) 13:30~15:00

初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)

指導:吉山登神父 (レデンプトール会)

内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「現代カトリック者の信仰と生き方」)

世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

3/9(水) 10:30

JR目黒駅西口改札口集合

行先:碑文谷教会及びすずめのお宿緑地公園と周辺散策

世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

3/2 3/16 4/6 (水) 13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

3/15 4/5 4/19 (火) 19:00~20:00

松原教会で (京王線・井の頭線明大前駅徒歩5分)

テーマ:「人間の未来―新しい精神」

講師:美田稔 (テイヤール翻訳家)

教材:当方で用意 (テイヤールの 「人間の未来」 みすず書房 ある方は持参)

無料 申込不要

問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

♪ 音楽会等♪

オルガンと祈り ー十字架の道行ー

3/25(金) 19:00~

麹町教会主聖堂で

オルガン演奏:前田美那子(麹町教会オルガニスト)

曲目:J.S.バッハ「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」

自由献金

問合せ:
organ_to_inori@ignatius.gr.jp

http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori

オルガンメディテーション

-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想ー

3/11(金) 19:00~19:45

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

オルガン演奏:長谷川美穂

入場料:無料

問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所 Tel/03-3941-3029

主催:カトリック東京大司教区

築地教会チャリティー・コンサート<ピアノ・

リサイタル「近現代フランス音楽の調べ」

3/26(土) 14:00 (13:30開場)

築地教会聖堂で(中央区明石町5-26 日比谷線築地駅 有楽町線新富町駅 徒歩6~7分)

入場無料

ピアノ:鈴木えり子

曲:フォーレ「夜想曲」ドビュッシー「前奏曲集Ⅰ巻」他

問合せ:築地教会Tel/03-3541-8185

聖週間の典礼と聖歌に学ぶ -復活徹夜祭を中心に-

3/20(日)13:30受付開始 14:00~17:30

3/21(月・祝)10:00~18:00 (17:00からミサ)

サンパウロ宣教センター4階チャペルで(新宿区四谷1-21-9)

講師:永原恵三(お茶の水女子大学大学院教授) 宮越俊光(カトリック中央協議会典礼委員会秘書)

ミサ司式:ハビエル・ガラルダ神父(イエズス会)

参加費:¥3,700(学生¥1,600)

定員:30名

テキスト:「聖週間の典礼-会衆用」(オリエンス宗教研究所)(事務局で用意)

申込:メールかFaxで下記へ

(1)タイトル(聖歌ワークショップ)

(2)氏名、年齢

(3)郵便番号、住所

(4)電話・Fax番号、メールアドレスを記入し

e-mail:jj-tera@nifty.comFax/047-425-0680 寺村まで(申込締切3/6)

~Vocal Ensemble ”The Liedertafel”

ボランティア演奏会“第19回マザアスホームコンサート”

3/27(日) 14:15開演~15:00

社会福祉法人 特別養護老人ホーム マザアス氷川台で (東久留米市氷川台2-5-7 Tel/042-477-7261)

指揮:田中理恵子

伴奏:相原志帆子

ソロ:横田圭亮

合唱:声楽アンサンブル リーダーターフェル

曲:志賀妙子

詩:橘直貴 「マザアスの歌」「花~すべての人の心に花を~」 「四季折々の聖マリア」他

問合せ:Tel/080-5099-4322 田部

「VIVID」

★ 4月号(No.281)は、4月3日(月)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 2月20日(日)

★ 5月号(No.282)は、5月1(月)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 3月20日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp