お知らせ

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東京教区ニュース第275号

2010年08月01日

CTIC 創立20周年を迎えて

カトリック東京国際センター (CTIC) は本年2010年、 設立20周年めを迎え、 9月23日、 記念ミサ・行事が行なわれます。

1990年、 東京教区は教区設立100周年記念事業として、 外国人を支え励ますための機関として、 「東京教区国際司牧センター」 (現在の「カトリック東京国際センター」 CTIC) を設立しました。

設立以来20年が経過し、 教会でも社会でも、 国際化・多国籍が進み、 定住する外国人が増えてきました。 日本のカトリック教会のメンバーの半数は外国籍の人です。 これからも、 外国からの移住者が増加すると予想されます。 移住者を積極的に受け入れて日本社会の活性化を図り、 「多民族共生社会」 の実現へ向かう時が来ています。

「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」 は東京教区の掲げる優先課題の一つでした。 しかしいまや事情が変わってきています。 優先課題も、 「外国人の司牧と困難を抱えた外国人へのサポート」 から 「多国籍・多文化教会としての成長と成熟」 という課題に成長しなければなりません。 一方的に日本人が外国人を司牧し、 支援する、 という段階にはありません。 国政、 民族、 文化の相違を越え、 対等な立場で、 ともに新しい教会を築き、 教会を支え、 互いに助け合い、 日本での福音化の任務を一緒に推進してくべきときを迎えています。

CTICと宣教協力体・聖堂共同体の連携を強化するとともに、 種々の言語を話すグループ間の交流・連絡・連携を推し進めて行きたいと考えております。

東京教区の皆様のご支援お祈りにあらためて感謝申し上げるとともに、 新たな出発をするCTICのためになお一層のご理解ご協力をお願いする次第です。

2010年7月10日

CTIC運営委員長 東京大司教 岡田 武夫

CTICは今年、 創立20周年を迎えます!

CTICは1990年、 東京教区100周年事業として国際化する教会、 社会に奉仕するセンターとして設立されて今年で20年を迎えます。 ご支援、 ご協力頂きました皆様に感謝申し上げます。 下記のとおり、 記念行事を予定致しております。 多くの方のご参加をお待ち致しております。

・記念ミサ・祝賀会

2010年9月23日 (木・秋分の日)  カトリック目黒教会

11:30 記念祝賀ミサ 司式:岡田武夫大司教、 幸田和生司教 13:00 祝賀会

・フィリピン人共同体による記念コンサート

2010年9月20日 (月・敬老の日) 15:00~カトリック目黒教会

司祭叙階の節目の年を司教と司祭団が祝う

6月28日 使徒 聖ペトロ 聖パウロ のミサにて

銀祝を迎えた幸田和生司教を祝福する岡田武夫大司教

平和旬間2010

平和旬間2010

平和旬間祈りのリレー

完成間近の司祭のための家 正式な名称が決まる

「ペトロの家」 (St.Peter’s Home)

現在、 カテドラル構内に建設中の 「司祭のための家」 の正式名称が決まった。 「ペトロの家 (St.Peter’s Home)」 である。 昨年末帰天した故ペトロ白柳誠一枢機卿が、 その生涯のかなりの時を過ごした場所に建てられていることもあり、 その保護者の名前が付けられた。 工事は順調に進んでおり、 10月初旬に竣工、 引き渡しの予定。


外観写真(裏側)

内観写真(司祭個室)

こころのセミナー

教会に寄せられる期待を感じた企画

多くの参加者に表わされた関心の高さ

東京教区主催 「こころのセミナー2010」 第3回 「統合失調症のこと」 が7月10日午後3時より、 雙葉学園講堂にて行われた。 最終回となったこの日は晴天にも恵まれ、 スタッフを含め300名近くの人が集まった。

前半の講演は精神科医・法学士である井貫正彦先生が担当。 自身も心の調子を崩した時、 教会によって救われたことがあり、 その時の経験と医師としての立場から、 教会の役割・対応についての考えを述べた。 近年特に、 教会はこころの病の人を受け入れる場として期待され、 実際に多くの人が救いや居場所を求めてきているが、 井貫先生は支援する人が燃え尽きてしまわないために、 できることとできないことを見極める必要があると強調。 当事者にとってのよきサマリア人になることや霊的なことなど、 ほとんどの部分は教会でできることであるが、 中にはできないこともあり、 その場合には教会は医療機関・専門機関につなぐ場としての役割があることが伝えられた。

そのために今回のテーマ統合失調症についてもスライドを使いわかりやすい解説が行われた。 特にこの障がいの人が抱える 「生きづらさ」 についての視点からの説明もあり、 回復に向け、 周りの人が気をつけるべきこと、 また困惑を覚えた時の対応にも具体的な解説があり、 シスターなど多くの参加者はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。

後半のパネルディスカッションには東京カリタスの家から小宇佐敬二神父と庄司昌子さんが参加した。 庄司さんは所属教会でも心の病を持つ方の受け皿作りのため宣教協力体にも呼びかけをし、 「アシュレイ」 という会を立ち上げた。 学習会や当事者を囲む食事会などの活動を6年間続けている。 庄司さんからも小宇佐神父からも、 教会で受け入れる基本として一人で抱え込まないこと、 グループを作ること、 専門家とのパイプを持つことなどが話された。 また自助グループ、 当事者同士の集まりの必要性についても話され、 家族会の大切さについても伝えられた。

一方、 実際の教会ではさまざまな人が自分の考えで関わるので、 病気によっては難しさもあることも話された。 うつ病や統合失調症では対応に大きな違いがあり、 最低限の知識が必要であることや、 実際の小教区での例をもとに、 対応に困ったことがあれば、 専門家につなげるという井貫先生の話も再確認された。 東京カリタスの家でも相談に応じている。 今回この3回セミナーは終わりとなったが、 これが実際の取り組みへの始まりとなることが期待されている。

共感者としての聖母マリア

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アジア司教協議会連盟 (FABC) の信徒家庭局が主催した、 第2回東アジアにおける女性に関する信徒使徒職の司教研修会に参加する機会を得ました。

台湾の桃園市で5月3日から7日まで行われた今回の研修会のテーマは、 「真に現代の女性であるマリア (Mary, Truly a Woman of Our Time)」。 東アジアということで、 韓国、 香港、 マカオ、 台湾、 日本の各教会からの代表、 さらに台湾各教区からのオブザーバーなど、 約90名が参加していました。 日本の代表は東京教区の信徒女性二名とシスターが一人、 そして私です。

研修会の目的は二つ。

まず、 様々な課題に直面しながらも生き抜く現代社会に生きる女性として、 教会が聖母マリアを理解し、 女性たちがマリアから勇気と示唆を得ることができるように励ますこと。 そして、 女性の役割への理解を深めるための継続したプログラムを提供し、 それぞれの教区で実施できるようにすること。

研修会の冒頭では、 各国代表からの現状報告が行われ、 台湾などはよく練習した芝居を通じて現代台湾社会で家庭が抱える様々な問題を、 女性の視点から描き出していました。 日本も信徒代表の二人が、 朗読劇の形で、 高齢者の現実と滞日外国人労働者の現実について、 報告をしました。

これらの報告を聞いて、 東アジアの箸を使う文化圏では、 かなりの程度で共通した社会問題を抱えていると実感しました。 そういった現実に対する教会の取り組みには、 やはり教会の規模の差があり、 例えば韓国のように数的にも大きい教会では、 積極的な取り組みをしている姿勢が示されていました。

研修会に参加したシスターの感想です。 「マリアを現代の女性と重ねて、 キリストの弟子としての召命を説き続け、 会議の最初から最後まで〈マグニフィカト〉が流れ、 あたかもマグニフィカトの波に包まれての会議でした。 すなわち、 神の立ち位置、 歴史の中での神の救い、 キリストの弟子として教会のモデルであるマリアなど、 現代の低くされ、 様々な痛み、 傷・痛みを負っている女性に重なるマリアが、 ずっしりと心の内に深く沈んでいく会議でした」

日本の教会も聖母マリアの生き方に学び、 マグニフィカトの祈りに導かれながら、 社会の現実に取り組んでいく姿勢を強める必要を実感しました。

(新潟教区 菊池功司教)

教区司祭紹介 第7回

アシジのフランシスコ 井手 雄太郎神父

1926年9月18日生まれ
1954年12月21日司祭叙階

司祭召命のきっかけは?
井手:父親の勤務の関係で、 僕は上海で生まれて、 台湾で育ってね。 父親が台湾銀行に勤めていて、 長男の僕を中学からは日本の学校で勉強させたかったみたい。 そんなこともあって中学から暁星学園に入学したんだ。 当時、 関口教会の構内に小神学校があって、 そこから通いました。

当時の小神学校の校長先生は、 後に横浜司教になった荒井勝三郎神父で、 服装については厳しく指導されたね 「ズボンに折り目が付いているか、 靴はきちんと磨いてあるか」 いつもチェックされていた。

直接の召命のきっかけは父親だね。 「司祭になれ」 とは言わなかったけれど、 「司祭職はいい道だよ」 とは常々言っていたね。 父は長崎の浦上出身の信仰篤い人で、 司祭を尊敬し、 ミサを大切にする人でした。 父の用意した道を歩んでいるうちに司祭職にたどり着いたという感じかな。

小神学校の思い出は?
井手:小神学校は消灯が午後9時と決まっていて、 でも僕は勉強したいわけ。 そうすると皆が寝静まった頃を見計らって、 トイレにローソクを持って行って、 そこで勉強していたね。 次の日、 後に枢機卿になった白柳誠一君が 「昨日誰か、 トイレで勉強した奴がいるな。 ローソクが垂れていたぞ」 なんてことがあったな。 僕が犯人だとは彼も知らなかっただろうけれどね。

他には、 父親が半年に一回くらい、 東京に来た時、 校長先生に願い出て、 食事をする機会を作ってくれたりして、 芝居に連れ出してくれたこともあった。 父は広い視野を持った人として生きる大切さを教えたかったのだと思う。

召命のきっかけであり、 見守ったお父様は、 神父様の司祭叙階を見届けたのですか?
(ここで井手神父様はご自分の著書 『別離の調べ』 を出してきて、 あるページを読むよう勧めた。 以下はその引用である)

「私は、 井手誠雄の長男である。 しかし、 長男でありながら、 父の通夜や葬儀にあずかっていないし、 主催もしていない。 それは父の死が、 台湾から社用で東京、 大阪に出張し、 帰路、 郷里の長崎に立ち寄り、 そこで原子爆弾の犠牲になったためで、 父と弟誠亮の死は、 昭和二十年八月九日、 午前十一時二分であった。 私はそのとき、 兵役に服し、 陸軍大村一四六部隊、 第二機関銃中隊の一員であったためである。」

井手:父が亡くなった時、 母は台湾にいたので、 父と息子の死を告げる私からの手紙は、 戦後の混乱の中で、 どれほど母を打ちのめしたのかは、 計り知れない。 しかし42歳の母にとって悲しみに打ちひしがれていることはできなかった。 7人の子どもが目の前にいるんだからね。 母は、 信仰に支えられて、 この逆境を乗り越えていったんだ。 母は強いよね。

神父様は旅行記や随筆など、 特別な才能もお持ちですが。
井手:旅行については、 僕が蒲田教会の主任司祭だった頃だと思うけれど、 浜尾司教と塚本金明神父と僕が参加して、 4、50人の信徒たちと聖地巡礼の旅をしたことがあって、 これが大きく影響しているね。

聖書に登場する場所、 イエスが実際に見た風景を目の当たりにしたことは衝撃的でもあった。 特にエルサレムの聖墳墓教会は印象的だった。 自分の目で見ることの大切さ、 その感動を何とか伝えたくて、 旅行記のようなものを書いたり、 グループを募って、 一緒に旅行したこともあるね。

随筆なんかを書き始めたきっかけは、 東京都の衛生局長だった与謝野光さんの 「気がついたことを一文にまとめてごらんなさい。 きっと良い思い出の本になりますよ」 という勧めからだった。 それをまとめたのが最初の小冊子 『きのう・きょう』 で、 遠藤周作先生の推薦の言葉を本の帯にして出版したわけです。

振り返ると、 いろいろな人との出会いにも恵まれた司祭生活だったな。 出会いに感謝、 神に感謝が正直な思い。

若い人たちへのメッセージがあれば。
井手:いろいろな本、 特に古典、 名作と呼ばれる類の本をたくさん読んだらいいね。 思いもかけない形で、 それが役に立つことがあるからね。 人間の幅が広くなるよ。

編集部:取材への協力ありがとうございました。

CTICカトリック東京国際センター通信第144号

CTIC20年の歩み

1990年7月 国際センターの設立

CTIC開設時作成の小冊子

東京教区にカトリック東京国際センターが誕生したのは、 1990年のことでした。 当時の教区長白柳誠一大司教は教区民に宛てた書簡で次のように述べています。 「教区創立100周年記念企画委員会は、 記念事業として、 社会に積極的に役に立つ事柄を選択することにいたしました。 具体的なプランとして、 在日・滞日外国人を支え、 励まし、 力づけることができるような施設・機関の設置であります。」 この要請に従い国際センターは大司教館に開設されることになりました。

1986年以降の円高と外国人の増加

亀戸事務所開設当初

1980年代後半、 バブルに向かっていた日本生産現場や建設現場では慢性的な人手不足に悩んでおり、 他方、 仕事を求める外国人にとって 「円高」 の日本は魅力的な 「出稼地」 で、 多くの外国人が流入するようになりました。 1990年の入管法の改正によって、 日系人に定住ビザが発給されるようになると、 更に中南米諸国からの移住者が急増しました。

教会の戸惑いと混乱

新来外国人の多くがフィリピンや中南米などカトリック国からだったので、 日本の教会は今まで経験したことのない問題に直面するようになりました。

前触れもなく頻繁に依頼される幼児洗礼、 子供たちを信徒籍に入れるか否かの問題、 外国籍信徒のためのミサ、 日本人信徒と外国籍信徒の文化・習慣の違いから生じる軋轢(あつれき)、 結婚、 離婚などの司牧上の諸問題、 賃金未払い、 労働災害、 解雇などの労働問題、 複雑なビザの問題、 疾病の問題、 出産など様々なケースが小教区に寄せられていました。

1994年9月 CTIC亀戸事務所の開設

国際センターが設立されたとはいえ、 様々な問題に応えるに十分な態勢ができておらず、 司牧に関するポリシーも不明確であったため、 司牧指針は時間をかけて協議することとし、 当面差し迫った相談・支援に応えることを優先課題としました。 そのため、 外国人が多く居住する地区からアクセスしやすい亀戸に事務所を置きました。 亀戸には 「ひまわり診療所」 をはじめとする外国人を支援するNGOネットワークが存在していたこともこの場所を選んだ理由の一つでした。

1996年~1997年 司祭研修会と司教教書「人間への共感をバネとして」 を発表

CTIC10周年記念ミサ

「滞日外国人に対する司牧責任を果たすために」 をテーマに司祭研修会が開かれました。 この研修会で司祭たちは外国籍信徒司牧に関する諸課題を真剣に討議し、 教区に提言を行いました。 司祭研修会の提言を受けて白柳大司教は外国人司牧に関する教書 「人間への共感をバネとして」 発表。 この教書の終わりで白柳大司教は 「外国人の信徒のさまざまなニードに応えていくことも求められております。」 と司牧に関する仕事の重要性を強調されました。

2000年4月 目黒司牧センターの開所

これを受けて2000年4月、 目黒に司牧センターが誕生しました。 センターにニコラス神父 (現イエズス会総長)、 フィリピン人信徒宣教者をスタッフに迎え、 外国籍信徒司牧に当たるようになりました。

2002年4月 CTIC千葉事務所の開設

CTICちば開所式

千葉地区は1990年1月から外国籍信徒司牧のためにフィリピン人信徒宣教者が働き始めていました。 千葉県では外国籍信徒と日本人信徒との比率は約7対4の割合で外国籍信徒が多いため、 司祭が定住する十一教会すべてで外国語ミサが行われていたのです。 そういった背景から 「千葉県にCTICを」 との要望が司祭・信徒から寄せられ2002年4月に開設することになりました。

2008年~ さらなる発展を目指して

CTICが開設され20年が過ぎましたが、 その間、 移住者の状況は大きく変化してきました。 定住化が進み、 超過滞在者が減少することによって、 おのずと移住者の抱えている問題にも変化が生じ、 「相談」 「司牧」 と、 いわば分業のように対応してきたCTICの在り方にも変化が求められました。 司牧と生活相談・支援とは、 より密接な連携が必要になってきました。 そのため、 2008年、 3つの事務所を統合し、 目黒において一つになり新しい歩みが始まりました。  所長 大原 猛

カリタスの家だより 第25回

「ミュンスターのライオン」として恐れられた司教

「東京カリタスの家」 誕生のきっかけとなったケルン教区フリングス枢機卿のご功績(こうせき)については折に触れられているので、 今回は同時期にナチ政府に対し一貫して闘ったミュンヘン教区フォン・ガレン司教について紹介する。 東京教区へのドイツ教会の多大な援助金の背景に、 「地の塩」 たる任を世に示したカトリック教会の指導者のもと一丸となった信徒の戦いの歴史があったことを心に留め、 カリタスの家がめざすべき活動の原点を再確認するためでもある。

クレメンス・フォン・ガレン司教は2004年ヨハネ・パウロ二世によって福者に任命(現教皇により翌年列福式)された。 1933年ヒットラー首相就任後の初の司教叙階者で、 「賞賛も気にせず非難も恐れず」 の叙階の銘(めい)のように、 突き進んでいたナチス体制に真(ま)っ向(こう)から反対した。 司教は、 ナチ当局から 「ミュンスターのライオン」 と呼ばれるほど恐れられた人物であり、 今、 捕縛すると信者が暴動を起こすので戦勝後に捕縛 (殺害) することが了承されたといわれる。 その決定打は、 1941年8月3日、 日曜日の司教座聖堂での説教である。

7月13日、 20日、 8月3日と連続説教を行っているが、 これらははじめから計画されたものでなく、 ゲシュタポによる突然の修道院没収事件や非生産的な障がい者、 病人などの安楽死が教区内の身近な出来事として生じたことによる。

特に8月3日の説教は、 ナチの 「安楽死」 実施を弾(だん)劾(がい)した司教の歴史的な説教として世界的に有名になる。 7月末に教区の障がい者施設のチャプレンから司教は電話を受けた。 800人の人々が 「非生産的」 であるという理由で、 移送 (殺人) が決定されたという内容だった。 司教はすでに同じような相談を福音教会の障がい者施設ベーテルからも相談されていた。 41年にはいると移送専用のバスが特定の施設や病院へ送られ、 多くはガス毒や薬などによって迅速に処理されており、 家族は送られてきた死の通知書と遺灰の受け渡しではじめて知らされるという状況であった。

経済的に非生産的であるという理由で、 病弱者、 障がい者、 不治の病の人などを殺す権利を一度でも認めるならば、 私たちの誰も安心して生活できない。 すべての非生産的な人々が暴力的に排除されるのであれば、 戦争で勇敢に戦って負傷したり病気になって帰還してきた兵士たちの身にも起こりうると指摘した。 司教の説教は集まった群衆をはるかに超え、 1週間の間に国中に広まった。 1000枚のコピーは差し迫った死の危険にさらされている負傷兵たちとその前線で戦っている兵士たちにも広がり、 また反ナチの組織によって数万枚のコピーが作られ、 国をこえて配布された。 後に教皇となったヨハネ・パウロ二世もポーランドでこれを目にしたといわれる。 ヒットラーは彼を刑務所に入れるほどに憎み恐れたが、 信者の反動を恐れてドイツが勝利した後に司教を殺害する計画をしていたという。 説教の効果で、 8月後半には安楽死作戦は一時中止となり (秘密に続行)、 施設からの大量輸送などはなくなった。

この最中の8月13日、 マキシミリアノ・コルベ神父はアウシュビッツ収容所で他の囚人の身代わりとなり餓死刑で亡くなった。

戦後まもなくピオ十二世はガレン司教を枢機卿に任命。 46年2月、 祝聖式が行われた。 式後、 イタリアのドイツ兵士の墓参をして帰国。 かつてスピーチした司教座聖堂はミュンスター市全体が爆撃を受け破壊の状態だったために、 壊れた教会前で枢機卿としての初の、 そして最期のスピーチを行った。 枢機卿はその数日後に虫垂炎で亡くなられた。 まさに暗黒時代の地の塩としてのご生涯であったといえよう。

ドイツ教会からの支援は憤りと正義と愛の痛みを体験した人々から献金されたものであり、 東京カリタスの家は兄弟として、 自分たちの手で支えあっていくという旗を掲げてきた。 自由な活動であるために、 縛りやしがらみのある資金に頼らない選択である。 そのために資金づくりの賛助会が組織された。 年間600余件のケースに120名余のボランティアが活動する。 いま、 私たちが地の塩となるためには、 「寄り添いつつ」 共に生きていくことではないかとあらためて考える。 「寄り添う」 ことはどういうことなのかを常に肝に銘じながら。

(Sr 米田 綾子)

世界で活躍する日本人宣教者(7) 

- カンボジア-

プノンペン郊外で活動するJLMMの浅野美幸さん

約30年間にわたる内戦によって傷つき、 復興の道を歩むカンボジア。 1975年からのポルポト政権下では約200万人の人々が虐殺や飢えにより亡くなる中、 カトリック教会もほぼ例外なく破壊され、 聖職者も殺されてしまいました。 1990年代初頭、 カンボジア和平を機に、 カトリック教会もゼロからの再生をスタートしました。 日本からもショファイュの幼きイエズス修道会(6名)、 礼拝会(3名)、 それにJLMM (日本カトリック信徒宣教者会) が現在、 福音宣教に携わっています。

JLMMは、 1992年から戦争孤児や帰還難民の支援をきっかけに、 その活動を開始しました。 現在、 首都プノンペン郊外のごみ集積場跡地における子どもの識字・衛生教育活動と現金創出のための屋台貸出プロジェクト、 トンレサップ湖水上村での教育・保健活動、 シェムリアップ市における女性の保護と自立支援、 バンテアイミエンチェイ省タオム村の子どもプログラムの4か所に4名の信徒宣教者が派遣されています。

JLMMは日本の女子修道会のスタディーツアー企画や視察・調査活動協力を行い、 カンボジアにおける日本の教会の支援体制構築に取り組んできました。 2002年6月にはショファイュの幼きイエズス修道会から3名の修道女がプノンペンに派遣され、 現地語研修の後、 アンコールワットで有名なシェムリアップを拠点に幼児教育を行ってきました。 今年、 カンボジアでは最大規模の幼稚園が開園しました。 カンボジア南部のタケオ、 カンポット各省においても、 貧しい村々において、 地道な保健活動を展開しています。

続いて礼拝会も、 RWW (レナセール・女性とともに歩む会) として、 プノンペンにおいて売春や性的搾取、 家庭内暴力の犠牲者の女性を保護するシェルターの活動を開始しました。 昨年7月にはシェムリアップ市クナトゥマイ地区に女性自立センターを開所し、 礼拝会のシスター、 JLMMの信徒宣教者がともに働いています。

今後もアジアの教会における日本の教会の役割が期待されています。 (JLMM事務局長 漆原比呂志)

お知らせ

2010年度 東京教区 「こどものミサ」

日時:2010年10月10日 (日) 午後2時~5時

場所:東京カテドラル聖マリア大聖堂&前庭

テーマ:「二人はすぐに網を捨てて従った」 (マルコ1・18)

-召命にこたえて-

詳細は こちらをご覧下さい。

主催・問合せ 教会学校委員会 稲川圭三神父 (八王子教会主任)

東京教区一粒会主催 召命祈願の合同ミサ

呼ばれていますいつも!!

一人ひとりがキリストの祭司職として

2010年9月12日(日)

午後2時~

東京カテドラル聖マリア大聖堂

司式 幸田和生司教

ミサ終了後、 ケルンホールにて神学生を交え、 懇親会を開きます。 一人ひとりが呼びかけ合ってご参加下さい。

東京教区福祉委員会主催 ロザリオの月に

~聖母の土曜日ミサと茶話会 ~

日時:10月9日 (土) 午後2時

場所:四谷 ニコラ・バレ (JR四谷駅麹町出口左前)

司式:岡田武夫大司教

説教:ハルノコー・アントニウス神父 (淳心会司祭)

※ ミサ後 ホールにて茶話会があります。

問合せ:東京本部事務局 今井助祭 Tel:03-3943-2301

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

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文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014文京区関口3-16-15 東京教区事務局 東京教区ニュース係
FAX(03-3944-8511)
電子メール:vivid@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

信徒の月例会 「イエス・キリストと父なる神」

9/18 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ)

麹町教会アルペホールで

指導:岩島忠彦神父 (イエズス会)

テーマ:神が王となる日 (『福音宣教』 09年6月号)

申込み不要 問合せ:Tel/03-3263-4584

「ミサと晩の祈りをうたう集い」 へのおさそい-悲しみの聖母の記念日-

9/15 (水) 13:30 晩の祈りの練習 14:00 歌唱ミサ・つづいて晩の祈り (歌) 16:00 終了予定

上野毛教会で (世田谷区上野毛 2-14-25、 東急大井町線上野毛駅下車徒歩約6分)

司式:中川博道神父 (カルメル修道会)

主催:「詩編の会」

問合せ・連絡先:Tel・Fax/045-402-5131 (藤井) e-mail:m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp

「東京都慰霊堂」 で平和を祈る 

-関東大震災・東京大空襲で犠牲になられた方々のために-

9/1 (水) (関東大震災) 18:30~

東京都慰霊堂で (墨田区横網 2-3-25、 JR・大江戸線 両国駅より数分)

祈り:ロザリオ

主催:カトリック信者 「平和祈願有志の会」

問合せ:久保直恵 Tel/03-5875-2011

蓼科 夏の黙想会

8/20 (金) 17:00~ 8/23 (月) 朝食

聖マリア修道女会 蓼科修道院 (マリアの家) で (長野県茅野市北山蓼科 3-135 Tel/0266-67-4383)

対象:20~30代の独身女性信徒、 求道者

テーマ:「私の友、イエス」

指導:ピーター・ミルワード神父 (イエズス会)

会費:¥10,000

持ち物:旧・新約聖書、 筆記用具、 冬用セーター、 寝巻、 洗面用具

申込・問合せ:8/10までに会費を添えて 〒168-0063杉並区和泉 2-31-23 聖マリア修道女会 「蓼科黙想会」 係 Tel/03-3321-1550 シスター中西まで

ベタニアの集い

10/24 (土) 15:00~ 25 (日) 16:00 (一泊二日)

ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で (中野区江古田 3-15-2 徳田教会の奥)

対象:独身女性信徒 (45歳位まで)

参加費:¥2,000

申込:聖ベルナデッタ修道院

シスター菊池・國定 Tel/03-3991-3403

リーゼンフーバー神父指導のプログラム

以下共通 指導と連絡先: クラウス・リーゼンフーバー神父 (上智大学名誉教授)

〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学 S.J.ハウス

Tel/03-3238-5124(直通),5111(伝言) Fax/03-3238-5056

http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html

通う霊操

聖イグナチオの 『霊操』 に拠りながら、 9日間にわたって黙想。

8/21 (土) ~ 8/29 (日) 18:00~20:45

上智大学内クルトゥルハイム2F聖堂で

18:00~ 第 1講和と黙想 19:00~ 第 2講和と黙想20:00~ ミサ

随時途中参加可能 参加無料

坐禅の接心

8/7 (土) 20:30~ 14 (土) 10:00

秋川神冥窟で(東京都西多摩郡檜原村) 部分参加可能

参加費:一泊¥2,400

申込締切:7/29 Faxでの申込み可 部分参加の場合は期間を明記

聖体礼拝のお誘い

9/26 (日) 15:00~16:00

御聖体の宣教クララ修道会 東京修道院で

対象:どなたでも 無料

申込み:前日までに御聖体の宣教クララ修道会に連絡

〒154-0015 世田谷区桜新町 1-27-7 Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394

e-mail:tategoto@hotmail.co.jpSr.石塚 Sr.小松

召命黙想会 -主よ、 あなたの道を-

10/30 (土) 15:00~ 31 (日) 15:00

大阪聖ヨゼフ宣教修道会豊玉修道院で (練馬区豊玉南 1-8-3)

指導:伊藤幸史神父 (東京教区)

対象:未婚女性参加費:¥2,000

申込・問合せ:Tel/03-3994-3856 シスター小島

申込締切:10/25 (月)

主の潔白会主催の行事

以下共通 問合せ:Tel・Fax/03-3208-7305 辻

「つぐないの一日」

毎月第一金曜日

10:00~東京カテドラルマリア聖堂の聖ひつ前~メリノール宣教会本部 「沈黙の行列 (十字架の道行き)」 13:30~16:00 「堕胎された子どもたちの供養の祈り、 つぐないのミサ、 聖体顕示」

司式:パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)

「日本の国土の上に十字架を描きましょう!」

-主の十字架が私たちの命の木となる-

総務省統計 8/15 (日) ~ 17 (火) の三日間をかけて日本各地のカトリック教会から四谷の麹町教会に向けて、 様々な交通手段を利用してマリア行列をする。

奉献生活者のための年の黙想会

8/12 (木) 18:00~ 8/21 (土) 朝のミサ

三位一体東京修道院で (東村山市久米川町 1-17-5)

指導:雨宮慧神父 (東京教区)

申込締切:8/7 Tel/042-393-3181 Fax/042-393-2407 糸満八重子

「聖パドレ・ピオ・ディ」

-静寂さの中で共に祈りの一時を過ごしませんか

9/18 (土) 13:00~16:00 (予定)

六本木フランシスカン・チャペルセンター聖堂(2階)で (港区六本木 4-2-37、 日比谷線・大江戸線六本木駅より徒歩約 3分;エレベーター、 スロープあり)

指導司祭:ペトロ神父 (カプチン・フランシスコ修道会、 祈りの園主宰)

会費:自由献金

内容:ロザリオの祈り、 ミサ、 聖体賛美式 (13:00~16:00) 茶話会 (16:15~17:30) 「茶話会」

参加希望者は 9/10までにTel・Faxで 「祈りの園」 まで申込

申込・問合せ:祈りの園事務所 「パドレ・ピオの集い」係 Tel・Fax/045-974-0640

〒227-0044 横浜市青葉区もえぎ野 6-9 リバティヒルズ101

*事務所の業務時間帯 平日 13:00~16:00

麹町教会 初金の祈りの集い ご聖体礼拝と黙想

~聖歌隊の歌を聴きながら~

8/6 (偶数月の第 1金曜) 19:00~20:00

麹町教会主聖堂で

司式:バリー神父

どなたでも参加可能

問合せ:麹町教会 (JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩 1分)

Tel/03-3263-4584 URL
http://homepage2.nifty.com/hatsukin/

一日マリアポリ -限りない愛に出会って-

9/5 (日) 10:30~16:00 麹町教会 ヨゼフホール(ミサあり)

テーマ:日々の喜び、 希望、 疲れ、 不安の中で、 私たちが出会う神様の愛 (どなたでも、 途中参加も可能)

問合せ・詳細:フォコラーレ Tel/03-3707-4018 e-mail:tokyofocfem@ybb.ne.jp

「神のうちの真のいのち」 祈りの集い・東京

8/7 9/4 (土) 14:30~15:30

四谷サンパウロ東京宣教センター4F 聖パウロ記念チャペルで

内容:ロザリオほかの祈り

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)

Tel/090-1107-8250 (菅原) 入場自由、 無料

「神のうちの真のいのち」 証しの集い

9/18 (土) 14:00~17:00

麹町教会横 岐部ホール4F 404号室で

内容:講演 ハンス・エンデルレ 菅原 悟

ミサ:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)

問合せ:Tel/03-3352-2481 (エンデルレ書店) Tel/090-1107-8250 (菅原)

入場自由、 無料

ベス・ミリアム (ホームレス支援ボランティア事業)

毎週月曜日 9:00~12:00

麹町教会信徒会館 テレジアホールで

内容:ホームレスの人々 (250名前後) への炊き出し、 ロザリオの祈りと聖歌

指導司祭:ハインリヒ・ヨキエル神父 (イエズス会)

ボランティア(調理、 配食) の参加は自由

問合せ:Tel/090-1107-8250 (菅原)

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

9/18日 (土) 15:00~ 祈り 16:00~ ミサ (毎月第 3土曜日、 8月は休み)

援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405 地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅徒歩 3分)

司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)

どなたでも参加可

南無アッバのミサ

8・9月休み 10月以降は司式者:井上洋治神父の体調の都合上、 不定期となりました。 日程は 下記まで要問合せ

問合せ:駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail:nk3737@yahoo.co.jp

詳細は機関誌 「風(プネウマ)」編集室
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm

「南無アッバミサ」 スタッフより
http://namuabba.blog116.fc2.com/

1泊 2日の黙想会

9/19 (日) 15:00~ 20 (月) 16:00

師イエズス修道女会 祈りの家で

対象:未婚のカトリック女性信徒 奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方

テーマ:「マリアの沈黙」

指導:山内堅治神父 (聖パウロ修道会)

参加費:¥6,500

申込・問合せ:9/11(土) までに下記へ

〒160-0011 新宿区若葉 1-5 聖パウロ修道会管区修道院内 聖マリア・アンヌンチアータ会担当者

Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606 e-mail:
sspprov@sanpaolo.or.jp

HP
http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html

講座・研修会

FIRESエンカウンター (六本木フランシスカン・チャペルセンター)

EE (日本語の婚約者のエンカウンター)

10/2 (土) 8:30~ 3 (日) 21:00

ME (マリッジ・エンカウンター)

10/15 (金) 19:00~ 17 (日) 17:00 (聖霊会・小金井)

EE (英語の婚約者のエンカウンター)

11/6 (土)8:30~ 7 (日) 21:00

問合せ:
http://homepage3.nifty.com/FIRES/indexyotei.htmle-mail: 
donfires@hotmail.comダナン神父 Tel/03-3401-2141

キリスト教の基本を学ぶ ー洗礼準備のため、 またキリスト教の基本を学びなおすためにー

9/17 10/8 10/22 (金)

(朝のクラス) 10:30~12:00

(夜のクラス) 19:30~21:00

上野毛教会 信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅下車 徒歩 6分)

指導:中川博道神父 (カルメル修道会)

対象:どなたでも

問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

清泉ラファエラ・アカデミア 1日講座 「キリシタンの宗教社会史」

10/2 (土) 13:30~15:00 清泉女子大学 4号館 410教室で (品川区東五反田 3-16-21) 講師:川村信三 (上智大学准教授) 受講料:¥1,500 問合せ/申込先:清泉女子大学生涯学習センター Tel/03-3447-5551 詳細は http://www.seisen-u.ac.jp

キリスト教精神に基づいた生涯学習シリーズ講座

9月~12月期 以下共通

真生会館学習センターで (新宿区信濃町 33 JR信濃町駅下車右手へ 1分)

問合せ:Tel・Fax/03-3351-7123 e-mail: gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp

申込み:講座名・講師名・郵便番号・住所・氏名を記載したはがき・Tel・Fax・e-mailを上記まで (詳細は問合せを)

講座詳細は右記リンクよりご覧下さい。
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/gakushu/

ファルクワンコインセミナー

-回復のための道しるべ-食べ物依存症 (摂食障害) からの回復を目指して-

8/29 (日) 14:30~17:30

かながわ県民センター 3F 301号室で (横浜駅より徒歩3分)

講師:後藤 恵 (精神科医)

定員:70名 (要予約)

参加費:¥500

対象:当事者、 家族、 思春期の子供を持つ家族、 子供に関わるすべての方

申込:Fax、 e-mailで先着順に受付、 参加不可の場合のみ主催者から連絡

Fax/045-331-1308 e-mail:farc@amail.plala.or.jp

主催:ファルク (女性のための食べ物依存症回復施設)

共催:AKK (アディクション問題を考える会)

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

9/7 9/21 (火) 19:00~20:00

松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)

テーマ:「人間の未来-新しい精神」

講師:美田 稔 (テイヤール翻訳家)

教材:テイヤール 「人間の未来」 みすず書房ある方は持参)

申込不要

問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

北文京宣教協力体 「学びの会」

10/9 (土) 14:00~15:30

東京カテドラル構内 カトリックセンターホールで

テーマ:いのちを生きる 「ながれるおもい-イエス・キリストとすごした想い出をめぐって」

講師:阿部仲麻呂神父 (サレジオ会 上智大講師)

参加費:¥500 (事前申込不要、 当日支払い)

連絡先:中本千寿子 Tel/03-3827-7629 南部征枝 Tel/03-3984-4063

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所

執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00

指導:泉富士男神父 (東京教区)

会費:¥500 程度 申込不要

9/7 (火) 立川教会で 加藤英雄神父 (高幡教会)

9/14 (火) ビ・モンタント東京事務所で

9/17 (金) 高輪教会で

9/21 (火) 三軒茶屋教会で

9/22 (水) 成城教会で 安次嶺晴実神父 (喜多見教会)

10/5 (火) 立川教会で

聖書通読講話会

以下共通 土曜日 13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端 Tel/042-623-1469

9/4 「創世記」 第 7回 (全14回) 泉富士男神父 (東京教区)

9/18 「四福音書」 鈴木信一神父 (パウロ会)

パッチワーク・キルト同好会

9/9 (木) 11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で

ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 会員外もふるって参加を

世話人:宮木Tel/042-575-2335

シニアは語る

8/4 9/1 10/6 (水) 13:30~15:00

初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)

指導:吉山登神父 (レデンプトール会)

内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「老いの輝き」)

世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

9/8(水) 10:30

都営地下鉄新宿線本八幡駅改札口 (京成八幡駅寄り)集合

行先:市川教会と市内散策

世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

8/4 9/1 9/15 10/6 (水) 13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)

水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月 (画材自己負担)

世話人:野村 Tel/03-3394-5778

CWC勉強会

以下共通 真生会館 1階第 1会議室で 会費:¥500/回

聖書深読入門

9/14 11/2 (火) 10:30~

講師:九里彰神父 (カルメル会)

問合せ:Tel/03-3642-5629 神藤

旧約聖書を読む会

9/13 10/18 11/8 12/13(月)10:30~

講師:前島 誠 (ユダヤ教・聖書学者)

問合せ:Tel/048-864-2805 斎木

キリスト教放送局 日本FEBC番組案内

以下共通 インターネット放送
www.febcjp.com(24時間聴取可)

ラジオ放送 AM1566kHz 21:30~22:45 (韓国済州島送信所より毎日 75分間、 日本全国放送)

イエスのこころを訪ねて -福音書の世界-

毎週月曜日 22:15~ 雨宮慧神父 (東京教区)

今、イエスとは誰なのか -信徒のための神学講座-

毎月第 1金曜日 21:30~ 百瀬文晃神父 (イエズス会)

神からのメッセージ -グレゴリオ聖歌-

毎月第 3~ 5日曜日 22:20~ 橋本周子氏 (聖グレゴリオの家)

マザーテレサ生誕100年記念特番

8/13 (金) 「沈黙からあふれ出る愛」 Sr.渡辺和子

10/29 (金) 「マザーが見つめた闇、 そして光(仮)」 片柳弘史神父(イエズス会)

「平和といのち・イグナチオ9条の会」 創立2周年記念講演会

10/16 (土) 13:30~15:30

麹町教会ヨゼフホールで

演題:「9+20=PEACE!」 平和のためには9条も20条も大切

講師:谷大二司教

問合せ:
mitsunobu@jesuits.or.jpTel/03-3238-5111 Fax/03-3238-5061

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション

-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-

9/10 (金) 19:00~19:45

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

入場無料

オルガン演奏:勝山雅代

主催・問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 事務所 Tel/03-3941-3029

「聖歌合唱の会」 で歌いませんか -混声4部でラテン語聖歌、 日本語聖歌を心をこめて練習-

毎週日曜日 11:30~13:30

高円寺教会主聖堂で

途中参加も可

対象:教区、 信徒・未信徒、 老若男女を問わず、 聖歌合唱に興味を持っている方や初心者の参加を歓迎

会費:¥300/月 (楽譜支給)

練習成果の披露はミニコンサートや国際荘厳司教ミサなど特別なミサでの聖歌奉仕

連絡先: 林s.hayashi@k5.dion.ne.jp

齋藤tpsaito1938@willcom.com

ロゴス点字図書館 チャリティ映画会のご案内

10/7 (木) 19:00~21:00 (開場18:30)

なかのZERO大ホールで (JR中央線・東京メトロ東西線中野駅下車、 南口から徒歩8分)

作品:「マザー・テレサ」 (2003年イタリア・イギリス映画 オリビア・ハッセー主演)

※視覚障害者用音声ガイド付き上映

入場料:¥2,000 (全席自由。 当日券も同額であり)

申込・問合せ:〒135-8585 江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館内 社会福祉法人 ぶどうの木ロゴス点字図書館

Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454

ラウダを歌う会

-フランシスコ会から生まれた中世の信仰の歌を歌う-

8/30 (月) 10:30~12:00頃

四谷サンパウロ宣教センター聖堂で (Tel/03-3357-7651)

参加費:¥1,000

講師:杉本ゆり

曲目:Concordi laetitiae(13世紀の行列聖歌)、 Laudar vollio(コルトナ・ラウダより、 フランシスコ賛歌)他

対象:興味のある方、 楽譜が読めなくても可、 楽器持参可要予約

予約申込先:Tel・Fax/0422-32-6074 e-mail:yuri-francesca@nifty.com

田園調布教会パイプオルガンコンサート

10/11 (月・祝) 14:00開演 (13:30開場) 大聖堂で

オルガン演奏:久野将健 (田園調布教会専属オルガニスト)

曲:J.S.バッハ トッカータとフーガ ヘ長調 BWV540、 C.フランク 祈り

入場料:¥2,000 (未就学児はご遠慮ください)

前売り:8/22より信徒会館の受付にて

問合せ:Tel/03-3721-7271(代)

主催:田園調布教会オルガン委員会

オルガンと祈り

「幼子たちが私のもとに来るのを止めてはならない」 -マザー・テレサのメッセージとともに-

9/17 (金) 19:00~

麹町教会主聖堂で

オルガン:江藤由利、 増井まり子 (麹町教会オルガニスト)

曲目:J.アラン 「リタニー」 他

自由献金

問合せ:
organ_to_inori@ignatius.gr.jp

http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori

「VIVID」

★9・10月号(No.276)は、9月27日(月)発行、10月3日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 8月15日(日)

★11月号(No.277)は、10月25日(月)発行、10月31日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 9月19日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp