お知らせ

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東京教区ニュース第268号

2009年12月01日

こころのセミナー

麹町教会で 10月17日 11月7日

岡田武夫大司教は、 東京教区の優先課題として3つのことを取り上げ、 いろいろな機会に訴えかけている。 (1)教会の福音的使命に携わるすべての信者の霊的成長(2)多国籍教会としての東京教区の成長と互いのサポート(3)心の問題を持った人々と私たちの助け合いである。 どれもが簡単なことがらではなく、 小さな取り組みを重ねるしかない面を持ち合わせている。 (3)の取り組みとして今年、 教区は 「こころのセミナー」 を企画、 準備し、 3回にわたる学びを麹町教会で行なった。 今回の記事は第2回目 (10月17日) と第3回目 (11月7日) のレポートである。

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 第2回のテーマは 「統合失調症」。 講師の井貫正彦医師 (精神科医・千葉寺教会) によると統合失調症の研究が始まったのは19世紀からであるが、 時代・場所・国など環境を問わず、 100人に一人の割合でみられる病気とのこと。 司牧的な観点からのコメントとしてイエズス会の英隆一朗神父は、 「教会は 『神』 を与えるものだと思っている」 とし、 神はわたしたちをありのままに愛しておられる。 病を得た人自身がその神と出会えるよう、 わたしたち教会は信仰の友としてどのように付き合えるか。 また、 細く長くマラソンのように付き合えるかと問いかけた。 そして教会の中での場づくりのヒントとしてカトリック奈良教会での統合失調症と知的ハンディの人たちによる喫茶コーナーなど具体的な取り組み例が紹介された。 

 第3回のテーマは 「トラウマ」。 井貫医師の講演に先立ち岡田武夫大司教は挨拶をし、 「教会はイエス・キリストの記憶の上に生きている。 ミサはその典型であるとも言える。 人は記憶の中に生きているものである」 と語った。 トラウマという心の傷は誰にでもありうることであり、 様々な病につながるという面では裾野の広いテーマであったが、 講演ではどの時点から治療が必要であるかという説明を含め、 予防や回復に役立つことが紹介され、 特に自助グループの有効性について伝えられた。 司牧者からは 「東京カリタスの家」 常任理事の小宇佐敬二神父が山上の説教 (マタイ5章) を用い、 「誰もが持つ自分の小ささや弱さを認め、 一人一人が神にとっての幼な子であることを意識することが、 神に信頼するという信仰の原点である」 と述べ、 また 「ベトザタの池で病人をいやす話」 (ヨハネ5章) に出てくる病人の 「罪」 について長年疑問に思っていたが、 ある時 「誰も私を池に入れてくれない」 というのが共依存ではないかと思うようになり、 そこから 「この病人が立ち上がり、 自立することが神の力によって実現したこと、 病人が床と自分との関係を相対化できたことに気付いた」 と話した。 最後に、 「1人ではできないことでも2人、3人と寄り添うことで出来ることがある。 3人集まれば自助グループができ、 共に祈ることができる。 貧しさの連帯や小ささの連帯がイエスのくびきにつながれている。 私たちにできることはたくさんある。」 と参加者を励ました。 

3回のテーマ全てに共通することとして、 井貫医師からは、 毎回 「Not doing, But being」 の言葉が、 繰り返し伝えられた。 同じメッセージを発信し続けたかったからだと言う。 医師になる前、 自身がこころの調子を崩し、 病院へ通うと共に、 教会で傾聴してもらい助けられたという経験を持つ。 教会でできることの一つ、 寄り添うこと・傾聴について必要な 「待てることの大切さ」 について、 確かに伝えてくれた。 

「こころのセミナー」 は各回とも定員200名の倍の400名を超える人々が集まった。 苦しみを持つ当事者の参加も多く見られた。 司会に立った幸田和生司教は、 これからも何らかの形でこのような取り組みを続けていく必要を感じていると結んだ。

教区合同追悼ミサ

今年は、 諸聖人の祭日と教区合同追悼ミサが重なった。 諸聖人の取次ぎによって天国からプレゼントされたかのような晴天の下、 五日市霊園、 府中墓地、 東京カテドラルにおいて、 追悼ミサがささげられた。 

岡田大司教は、 教区長に着任以来、 初めて五日市霊園の追悼ミサを司式した。 「これまでは、 教区司祭の納骨などがあり、 府中墓地でのミサが多かったが、 初めて五日市霊園で追悼ミサを行なった。 多摩北宣教協力体が協力して準備していることに感謝する。 また予想以上に多くの信徒が集まっていることにも驚かされた。 今後も死者の追悼の意味を踏まえ、 死者の月の伝統あるこのミサを大切にし、 信徒が自分の信仰を見直す機会となるようにしていきたい」 と感想を述べた。

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青梅教会50周年 11月15日

青梅教会ゆかりの司祭たちを中心に記念写真 (クリックで拡大されます)

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財務担当者説明会

10月18日、 日曜日の午後、 東京カテドラル構内、 ケルンホールにて、 財務担当者説明会が開かれた。 昨年まで、 土曜日の午後に行われていたが、 今年は日曜日の午後という時間帯にもかかわらず、 100名近い参加者があった。 

今回は、 5年前に作成され、 担当者に配布された 「小教区の法人事務マニュアル」 を改訂した 「小教区会計マニュアル (2009)」 をもとに限られた時間ではあったが、 教区法人事務担当者から説明が行われた。 

ともすると小教区の会計は、 同じ人が長期間担当することが多々ある。 その良さもあるが、 宗教法人の監督官庁からの要求、 パソコンの性能、 ソフトウェアの進歩なども取り入れた会計処理も求められる時代となっている現実も無視できない。 また長期間、 会計担当を務められた方が、 交代する時期のピークが、 ここ10年ほど見受けられている現象でもある。 そのようなこともあってか、 参加者の高い意識が感じられた。 

今回の改訂されたマニュアルは、 5年前のマニュアルに対する様々な疑問、 指摘、 要望を受けて改訂されたものであり、 今後のより良い改訂版の作成に向かう性質のものであるとのこと。 

小教区の財務は、 教会の目に見える動きの中心にあるし、 対外的にも責任を問われる部分を担っている。 その点で担当者の苦労には頭が下がる。 岡田大司教も挨拶の中で、 担当者の労をねぎらう言葉をかけられ、 謝意を表された。 また現在建設中の 「新しい司祭の家」 のための献金を各小教区で継続して呼びかけるよう要請し、 挨拶を締めくくられた。

東京カテドラル聖マリア大聖堂 献堂記念ミサ

日時:12月8日 (火) 午後4時

司式:岡田武夫大司教

カテドラルで司教を囲んで、 共にミサをささげましょう。

主催:東京大司教区

青年ミサ 10月24日

10月24日、 麹町教会にて東京教区青年ミサが行われ、 「行こうよ、 聞きに!」 というテーマのもと、 約50人が集いました。 和やかな空気の中、 始まった班ごとの自己紹介では、 目隠しをすることで 「人の言葉を聞く」 大切さを学び、 続く分かち合いでは、 「誰に呼ばれてここに来ましたか?」 というテーマで 「今、 ここにいること」 の導きを深めました。 そしてその後、 5分間の沈黙を持ち、 自分の思いを確認しながら神様の呼びかけを黙想しました。

幸田司教様に青年たちの素朴な疑問をぶつけた質問コーナー、 「司教様クエスチョン」 では、 司祭になるきっかけや青年時代のボランティアの思い出、 ジーニストな司教様の私服の入手先などの貴重なお話が伺えただけではなく、 司祭としての生きる喜びや 「司祭は神の価値観の中で働いているので、 仕事量に応じた給料ではない」 という、 世俗に生きる私たちには驚くべき給与体系についても語っていただき、 「司祭職」 を新たな視点で見つめ直すことができました。

後半は、 「今、 何に呼ばれていますか?」 というテーマで分かち合った後、 沈黙を挟はさみ、 ミサを行いました。第一朗読の、 少年サムエルに神が呼び掛けられるシーン (サムエル記上3・1~18) からは、 神の声は自分の意志で 「聞きに行かなければならない」 ことを実感し、 福音朗読 「タラントンの例え」 (マタイ25・14~30) を解説して下さった説教では、 神と自分との一対一の特別な関係性を心に留め、 「一タラントンしかもらえなかった」 と周りと比べて不満に思うのではなく、 一人一人に与えられたお恵みの中で 『信徒召命』 を生きていく大切さを知りました。

参加者の皆様がこのミサを通して、 出会いの大切さや集う喜びを感じつつ、少しでも「召命」を身近に感じてくれていたら嬉しいです。司教様、神父様、スタッフ、参加者、お祈り下さった方、全ての方に感謝すると共に、引き続き、青年同士でそれぞれの「召命」を深める機会を作っていけたらと思います。

(秋津教会 佐野穂高)

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東京教区福祉委員会(援助部会)主催 講演会

「福祉活動における援助・支援」 のあり方と問題点

「山谷での諸活動の現場から学ぶ」と題し、フランシスコ修道会司祭で山里の家代表の中谷功神父による講演が10月31日ケルンホールにて行われた。

ご自分の小さい頃の戦争体験に始まり、フィリピンでの体験、戦争の後遺症を引きずって生きている人々との触れ合いなどを経て山谷での活動が始まる。そこの現場で気づいたこと、それは与える側と受ける側の関係、つまり与える側の満足感と受ける側の傷つくプライド。あくまでもそれは対等でなければならない。そのための色々な工夫の難しさ。

また、「愛のため」 に行う自分は、目の前の相手を本当に尊敬しているか。自分の存在を他人の傍に置いて、その存在で祈る、と中谷神父は訴える。

ここ10年来日本では自死が急増している。激しすぎる競争社会、人間は競争のために生まれてきたのか。勝った人の陰には必ず負けた人がいる。たとえ評価されなくても、出来る事を、出来る時に、出来るだけ、疲れたら休む。そして気軽に始めればよい。

いろいろな活動を通して気づくこと。 どんなに貧しくても、身の回りのものや食べ物が無くても、逞しく生き抜く人々から逆に多くの力を貰い、そして助けられる。

神の愛はすべての人に平等に分け隔てなく与えられる。そのお手伝いを我々ひとり一人が自覚を持って行うことが常に求められているのではないか。

(文責 今井康雄)

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司祭研修会

10月26日より28日までの3日間、 群馬県水上町で司祭研修会が開かれ、 40名あまりの司祭が参加した。

今回のテーマとして選ばれたのは、「死をめぐる現代社会の諸問題 (死刑や自死・脳死・臓器移植など) についての教会の理解の確認と司牧的側面からのケア」 ということであった。

日本カトリック神学院の院長である牧山強美神父を講師に招いての講話は、 生命の終わりについての教会の基本的な理解を、ていねいに、そしてわかりやすく解説するものであった。教会の司牧にあたって求められる司牧的ケアと教会に奉仕する姿勢のバランスを再確認させられた点で、内容の濃いものとなった。質疑にあたっては、 死刑をめぐる課題、自死に追いやられる人との関わり、終末期医療と脳死の問題など、質問が多岐に渡り、関心の高さが感じられた。

プログラムの合間の司祭たちの交流の時間では、日頃感じていることが率直に分かち合われる光景も見受けられ、司祭研修会ならではの和やかな雰囲気であった。

2日目の午後からは、天候も急速に回復し、日頃の運動不足を解消するために散歩やハイキングに出かける者、今話題の八ツ場ダムを実際見てみなければと現地に赴く者、ちょうど盛りの紅葉狩りに出かける者など、 それぞれの仕方でリフレッシュを楽しんだようである。

東京教区で働く司祭が集まる機会は、月集、黙想会などあるが、研修会は宿泊して、共にミサをし、感じていることを分かち合い、ちょっと真剣に研修し、食べて、飲んで、お風呂に入ってということで、貴重な交流の機会でもある。司祭によっては教会バザー、教区行事などの疲れを抱えて集まってきた。これから司祭は典礼の暦の終わり、待降節、クリスマスとあわただしい時期を迎えていくが、 それらを前にした研修、 交流、 気分転換の3日間を過ごした。

北町教会献堂50周年 チャリティーコンサート

11月14日、土曜日の午後、宮川正雪氏のヴァイオリン・コンサートが北町教会で開かれた。献堂50周年の記念行事の一環として企画されたものである。

J・S・バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調とソナタ第3番ハ長調が演奏された。150名を超える聴衆は、聖堂に響きわたるヴァイオリンの冴えた音色に魅了された。

演奏終了後、宮川氏は、「50周年を迎える聖堂でバッハの曲を演奏する機会を与えられたことに非常に感激している」 と、思いを述べられた。

今回のチャリティーコンサートの収益は、ミャンマーの教会の援助のために送られることが、報告され、聴衆は土曜日の午後のひと時を満たされた思いで過ごし、聖堂を後にした。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第137号

事務所雑記Ⅱ

電話機は多いけれど・・・・・・

受話器を置く間もなく、次々に電話のベルが鳴る。今日は連休明け。外出しているスタッフも多い。電話回線は多いけれど人がいない!そこへやってきた宅配便屋さんも慣れたもので、そこら辺に手が空いている人がいなければ、私の机の上に伝票を置く。メモを取っていたペンでサインすると、荷物の内容でどこへ置いておけばよいか分かっている。毎度のことながら感心してしまう。

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まだファーストネームです

ところで、一日の電話のうち3割ほどは入管の被収容者からである。事務所で「夕べは寒かったね」という挨拶で始まる日は、「服と靴下を持ってきて」 という電話がほとんどだ。差し入れをするためには、名前を正確に、それもカタカナではなく、スペルで聞かなければ入管で対応してくれないこともある。 これが意外と大変なのだ。一般的にスリランカ人の名前は長い!アルファベットを20くらい言われて、どこからが苗字かと聞くと、それはまだファーストネームだという。名前を聞き終わった時には、本人も私も疲れ、彼の名前は記録紙にL字形に横たわっていることになる。ようやく、服のサイズはLLと聞いて、シスターは急いでLLの服を探し、入管に走ったが、小さいという。LLなのに!こんなことはCTICの日常である。

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分からないということは・・・

冬になって、事務所に来たとたん「寒い!寒い!」と青ざめているアフリカ人が時々いるが、何のことはない、革ジャンの下は半袖のTシャツではないか!別の人は、セーターを着ているが、その下は何も着ていない!おまけに腰は出てるし、素足ではないか。見ているこっちも寒くなる。聞けば、初めての冬だという。寒い時の洋服の着方を教えると、ほっとした表情を見せるが、長袖を重ねて着たことがないので、どうも窮屈で変な感じらしい。

冬は、厚手の下着、シャツ、セーター、コートと、小さいころから季節の服装が身についている日本人にとっての「当たり前」は、彼らにとっては「当たり前ではない」のだ。温かくするためにはコートの重ね着をすればいいと思っている人もいる。一年中夏で、薄着の生活が「当たり前」の人にとっては、半年近い厚着の生活はストレスだろう。

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こころを大きく!

あるとき、あるスタッフが自分の子どもを叱っていたとき「お父さん、こころが小さくなってるよ!」と言われたそうだ。

CTICの事務所では、会議や書類作成、セミナーやイベントの準備、原稿書きなど様々な事務業務も多い。原稿締め切りも迫り、いよいよ後が無くなって、やるぞと座ったとたんにお客様が来る。あー、何でこんな時にと、ちょっとこころが小さくなる。きょろきょろ、対応してくれそうなスタッフを探すが、別の部屋で相談を受けてるし、別のスタッフはまだ帰ってきてないし、あー、また誰もいない!ますます、小さくなったこころを奮い立たせるが、時間も気になり、必要最低限の対応になってしまう。そんな後は、決まって後味が悪い。こころは小さくなって、石のように硬く冷たくなっているようだ。

石のように硬くなったこころにしか触れられなかったお客様はもっと冷たく、寂しい気分になっただろう。誰かを温かく迎えることは、自分の心を温めることでもある。そして、自分のこころも大きくなるのだと思う。

心に決めても、いつも反省ばかりだ。毎日いつも大きなこころでいたいものだと思う。

(中口八惠子)

 

カリタスの家だより 第18回

東京カリタスの家で学んだこと (実習を終えての感想)

家族福祉相談室には様々な悩みを持った人が電話をかけて来る、また訪ねて来る。しかし、特徴的な事は相談者本人が自覚していないこころの病いを持つ場合が多いことである。ただ単に傾聴していると病気が背後にあることに気づかない。特に統合失調症の被害妄想と現実でおきている本当のいじめや被害との違いを、 相談を受けるボランティアが的確に判断しなくてはならない。そのために精神科医による勉強会が定期的に行われている。そして大切だと感じたことはたとえ相談者が病気であっても「あなたは病気で気が狂っているからそう感じるのであって、現実には何も起きてはいないのよ」と忠告することはしない。

カリタスは相談者と接する時には心強い味方であり続け、同時にその病状を冷静に分析し、相談者にとっての最善の道を選択しようとする。最善の道の選択は一人の知恵ではできない。だからこそ、インテーカー(※)、コーディネーター、担当ボランティアという3人の人を介し、インテークミーティング(※)で全員のボランティアスタッフが集まった場で、互いに意見を交わしながらそれぞれのケースについて最善の道を模索するのである。

教会では相談できない家族の問題を抱かかえた信徒も利用者である。ここはカトリックのキリスト教精神を反映した信頼できる相談口であると同時に、教会ではないという安心感がある。 教会で悩みを誰かに相談した場合、いろいろな噂になったり、相談者と受ける側の関係が複雑になり、教会に出入りしづらくなる場合もあるからである。信徒にとっては教会ではないけれど、教会のように親身になって祈ってくれる人たちが相談員であることが大きな安心になのである。

教会は神の家族である。そしてカリタスも同じように教会員だけではなく、他の宗教の人にも働きかけるのである。事情があって家族に相談出来ない人、身寄りのない人、友のない人にとって家族であり、より所であり友人でもある。しかし、そこには条件がある。相談員は自分の住所や連絡先を相談者に知らせることはしない。それは相談員のプライバシーを守るためであり、一人で相談者と関わるのではなく、カリタスという組織が相談者と関わっていると言うことを明白にする必要があるからである。一人で誰かの悩み、相談を引き受けることは相談員にとって負担になり、一人では沢山の人の悩みや相談に対応しきれないからである。

カリタスには相談者の居場所がある。それが「ひまわり」であったり、「みんなの部屋」であったり、「こども相談室」である。「ひまわり」には誰にも言えない悩みのある人など誰でも参加できる。「みんなの部屋」は統合失調症の人が中心に集まり一緒にカードや小物制作をする作業所である。「こども相談室」には発達しょうがい(自閉症、 アスペルガー、 ダウン症など)の子どもと家族が集まり、子どももそして親も障がいを持ちながら豊かに生活する方法を学び、また家族の負担を軽くするためにも様々な援助をしている。このように相談者がカリタスに居場所を持つことはその人の悩みを軽くし、理解者を増やす意味でも、相談者が普通の健全な日常生活に戻れるきっかけ作りにもなっている。事実、以前は相談者であり、今は状況が回復してボランティアとして働いている人もいるのである。これらが一貫して一つの「カリタスの家」となっていることはすばらしいと思った。

(工藤 マナ)

※インテーカー = (初回面接者)

※インテークミーティング = (初回面接)

教会修道院巡り (159)

ケベック外国宣教会

ケベック外国宣教会が1921年に正式に創立されるまでの歴史を見ると、フランスのパリ・ミッション会とのちょっとした関係に気づかされます。当時、 カナダのケベック州の司教団が教皇様の呼びかけに従って、中国のミッションのために宣教師を送ろうと思い、すでに中国で働いていた同じフランス語を話しているパリ・ミッション会の宣教師たちと一緒にやることを考えたようです。しかし、それを実現せずに、パリ・ミッション会の会則を参考にしただけで、 司教団が自らの宣教会を創ることにしました。

それで、ケベック宣教会の創立者と言えば、一人の人間ではなく、司教団です。最初の総長は司教団から任命され、会の組織などに尽力しました。運営の面では最初に司教団から援助がありましたが、会は次第に自立へと発展しました。

会の方針と言えば、もっぱら外国での福音宣教ですが、キリストの福音をまだ知らない人たちと恵まれていない人たちがまず会の宣教の対象者です。

ごく最近まで、司祭、あるいは、助祭だけが会員として認められていましたが、現在、信徒宣教者(男女)も準会員として認められています。さらに、今までカナダのフランス系だけが会員になれましたが、10年ほど前から、会が国際化し、国を問わずに入会できることになっています。

日本での宣教は、60年前に始まりました。会の本部がいつも東京にありましたが、来日当時、仙台教区の司教様に依頼され、 青森県が会の福音宣教の拠点でした。しかし、数年経ってから、仙台市、横浜教区、東京教区でも、何人かの会員が宣教司牧に携わってきました。日本全国に現在、十人の会員が働いています。会員と準会員は、合わせて171人。南米、アジア、アフリカなど、12ヶ国で働いています。

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私にとっての教会(72)

長嶋よしの (亀有教会)

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感謝の日々を

10歳のとき、姉の受洗をきっかけに、神様との出会いがありました。神父様方、シスター方から要理の勉強をしたというよりも、神様の愛のお話を聞かせていただき、長い時を重ね、亀有教会で受洗のお恵みにあずかることができました。

それからは、生活の中心は主日のミサにあずかること。年中無休24時間の介護の面接の時にも信仰のために日曜日お休みできるならと話し、入職しました。施設の利用者お一人お一人をイエス様と思い介護させていただけるように、ミサにあずかり祈りますが、いつも神様にごめんなさいと謝ることが多いです。その時、やさしい笑顔で私を包んで下さる神様を感じます。

受洗まで導いて下さった、故ゼルマノ川渕明神父様から頂いたお話で「聖パウロのあなたがたは、手や足、目や口という肢体の例は役目やバラエティーを述べています。唯一の神における補完性の原理を正しく理解し、自己と他者の役割や尊厳を持ちつつ信仰を生きるように」と言われたことを大切にし、「たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。」(コリントⅠ 13・1~2)

このみ言葉を胸に、妻として、母として、子として、職業人として、そして、亀有教会の家族としても生活できるように、少しだけ努力しています。

今後もどんな十字架を私が背負っても、み旨のままに、感謝の日々を送りたいと願っています。

投稿

「カトリック・スカウトの日」 合同集会

“シルバーウイーク”の只中の9月22日東京教区城南地域の麻布、渋谷、成城、瀬田、大森、田園調布教会から、カトリック・ボーイスカウト、ガールスカウト総勢約200名が瀬田の丘に集まりました。これは毎年9月の 「カトリック・スカウトの日」 (9月23日) を記念するスカウトの草の根運動で9年前にスタートし、徐々に規模を拡大して今に至っています。

会場は、瀬田のフランシスコ会聖アントニオ修道院の敷地を全面的にお借りして行われました。例年はミサの後、教会対抗の運動会でしたが、今年は趣向を変え、「共に食卓を囲む」をテーマに各教会競作の料理大会としました。

夕日に照らされた聖堂に着席したスカウトと指導者が、田園調布教会・桑田神父様の司式で共にミサをささげた後、いよいよパーティーが始まりました。炭火で肉を焼くコーナー、長崎風炊き込みごはん、 ごま油を利かせた野菜炒めなどで共に食卓を囲み、お腹を満たしたスカウトたち・・・、その後は盛大にキャンプファイヤーです。燃え盛る炎を前に小学生から大学生、成人までが一つになって友情、実り、平和、希望をテーマに歌い、踊り、またフランシスコの生涯を短くまとめた寸劇を見て、心をひとつにする時間を過ごしました。

この集まりはキリストの教えとスカウティングの結びつきを具現化した証しとして、 友情を糧に、 来年以降もさらに発展し、 続いて行くことと思います。(田園調布教会 今泉立人)

VITAL

「ヴィタル」2009年冬号 (12月10日発売) の特集は「もしかして、 うつ?」。年間3万件を越える自殺の最大の原因、うつ病。最近はテレビドラマになるほど私たちにとって身近なものになってしまいました。今号では、作家なだいなださんの書き下ろしエッセイ 「人生とうつ」、香山リカさんへのインタヴュー「うつを許さない社会がうつを増やす」、田中康晴神父のうつ体験談などを交えながら、うつに関する基本的な知識、うつの人への接し方、高齢者のうつ、当事者の声や取り組み、またうつ社会への批評など多角的な視点から、この問題に迫っていきます。

また今号からは、苦しむ少女たちの代弁者としてメディアでも紹介されている橘ジュンさん、フリーターズフリーや女性と貧困ネットで活躍中の栗田隆子さん、カトリック新聞の有村浩一さんら、若手執筆陣の連載も始まります。

もちろん、森一弘司教の往復書簡 (今回は神学者の山口里子さん)、オリヴィエ・シェガレ神父、石黒マリーローズさん、岡崎清子さん、和田誠さんらの連載も健在。

お申し込み・お問い合わせは真生会館まで。 カトリック書店でも入手可能。 定価500円。

(160-0016 新宿区信濃町 33 電話 03-3351-7121 FAX 03-3358-9700 メール
info@magazine-vital.net
 ホームページ www.magazine-vital.net)

お知らせ

クリスマスの写真募集

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東京教区のホームページでは、待降節から降誕節の期間、トップページをクリスマスの画像に模様替えしています。今年も皆さまからの作品を募集いたします。

クリスマスをイメージする写真がございましたら、どうぞお送りください。教会、修道院、家庭など撮影対象は自由です。皆さまより寄せられました作品はスタッフで検討のうえ、1つを選びトップページの画像として採用いたします

(待降節から降誕節の期間のみ)。

作品は未発表のものに限ります。住所・氏名・電話・撮影場所を明記し、下記へお送りください。電子メールでも受け付けています。

締切り:12月6日

応募先:〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京教区事務局 広報部

E-mail info@tokyo.catholic.jp

〔去年の応募作品〕https://tokyo.catholic.jp/christmaspic2008/joy.htm

カトリック五日市霊園からのお知らせ
― 夜間車両の入園規制について ―

今般、犯罪発生の予防対策として、夜間の車両入園を規制することになりましたので、お知らせします。ご理解とご協力をお願いいたします。

1.規制内容 夜間、午後5時より翌朝9時まで、休憩棟より奥への車両進入を禁止とします。

なお実施は本年12月1日からです。

2.規制時間内の墓参 徒歩での来園は従来通り、車両での来園は休憩棟前に駐車、これよりは徒歩でお願いします。

3.問い合わせ カトリック五日市霊園管理事務所 電話042-596-2330

以上

編集部から

2009年12月号をお届けしました。これを機会に、連載企画の「私にとっての教会」「教会修道院巡り」を終了し、2010年1・2月号から新しい連載企画を予定しております。今まで「私にとっての教会」「教会修道院巡り」の執筆にご協力いただいた方々、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

投稿募集

東京教区ニュースでは、読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、エッセイ(いずれも600字以内)写真、イラスト、4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。

「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。

文章に関しては、用語その他で添削することがあります。また、投稿されたものについてはお返しいたしませんので、あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館

東京教区ニュース

FAX (03-3944-8511)

電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

0422市民クリスマス

12/12 (土) 18:30~20:00カトリック吉祥寺教会聖堂で (JR吉祥寺駅徒歩5分)電話局番が共通の「0422」武蔵野、三鷹市のカトリック、プロテスタント教会が合同で行う30年の歴史あるクリスマス・イベント

参加自由

問合せ:カトリック吉祥寺教会 Tel/0422-44-0181

南無アッバのミサ

12/12 1/9 (土)14:00~15:00

幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分)

司式:井上洋治神父 (東京教区)

問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail:nk3737@yahoo.co.jp

詳細は 「風(プネウマ)」
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm

「南無アッバミサ」 スタッフより

http://namuabba.blog116.fc2.com/

いやしのためのミサ

12/13 2010/1/10 2/14 (第2日曜日) 14:00~

聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾 4-3-1)

司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会)

問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940

詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

12/19(毎月第3土曜日)16:00~

援助修道会聖堂で(新宿区市谷田町2-22Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線市ヶ谷駅徒歩3分)

司式:晴佐久昌英神父(東京教区)どなたも参加可能

十字架の聖ヨハネ司祭教会博士」の荘厳記念の典礼

12/14(月)6:30・10:00ミサ19:00晩の祈りとミサ

カルメル修道会上野毛修道院聖堂で(世田谷区上野毛2-14-25東急大井町線上野毛駅徒歩6分)

問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail:carmel-reisei@hotmail.co.jp

主催:カルメル修道会 上野毛修道院

ファティマの初土

2010/1/2 (毎月 第 1土曜日) 13:00~15:00

世田谷聖母幼稚園 2F大聖堂で (東急田園都市線 桜新町徒歩 8分)

司式:ペトロ神父 (フランシスコ・カプチン会)

内容:ミサ ロザリオ 赦しの秘跡 聖体賛美

静かに祈りたい方どなたでも 自由献金

持ち物:ロザリオ、 スリッパ

問合せ:新垣 Tel/042-525-4817 e-mail:aragaki@sage.ocn.ne.jp

黙想 (メディテーション)

あわただしい毎日に平安のオアシスを

信仰・宗派を問わず、初めて黙想の方もどなたも歓迎 随時参加、 遅刻可 参加無料

「会社帰りの黙想」

毎月第2・4火曜日18:45~20:00 (祝日、12/22休み)

「お昼の黙想」

毎月第 1・3火曜日10:40~11:55 (祝日、1/5休み)

カトリック麹町教会マリア聖堂 (中聖堂)で

(千代田区麹町 6-5 Tel/03-3263-4584 JR・地下鉄四ツ谷駅すぐ)

指導司祭:クラウス・リーゼンフーバー神父 (イエズス会、 哲学・神学博士、 上智大学名誉教授)

連絡:〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウスTel/03-3238-5124 (直通)/5111 (伝言)http://www.jesuits.or.jp/˜j_riesenhube/index.html

新年の黙想会

2010/1/30(土)15:30~1/31 (日)16:00

師イエズス修道女会 祈りの家で

テーマ:「恵み」

対象:未婚のカトリック女性信徒

奉献生活 (特に在俗会) について関心のある方

指導:山内堅治神父 (聖パウロ修道会)

参加費:¥6,500

申込・問合せ:1/23 (土) まで下記へ

〒160-0011 新宿区若葉 1-5 聖パウロ修道会 管区修道院内 聖マリア・アンヌンチアータ会 担当者Tel/03-3351-5135 Fax/03-3351-8606

e-mail: sspprov@sanpaolo.or.jp

http://www.sanpaolo.or.jp/paul/annunziata/index.html

ベタニアの集い

以下いずれも ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で(中野区江古田 3-15-2 徳田教会 練馬区豊玉中 1-39-1の奥)

対象:生き方を求めている独身女性信徒

申込:聖ベルナデッタ修道院 シスター菊地・國定

Tel/03-3991-3403 Fax/03-3319-1340 e-mail:b-betha@angel.ocn.ne.jp

① 12/27 ② 2010/1/24 (日) 9:45~16:00 参加費:¥500 ③ 2010/2/20 (土) 15:00~2/21 (日) 16:00 参加費:¥2,000

ペトロ神父の祈りの集い

毎月第 1 木曜日 10:30~14:30 千葉市・都賀集会所で (都賀駅まで快速成田空港行きにあわせて迎えあり)

連絡:Tel/043-232-0014 庄司

ラテン語による歌ミサ 「《主の降誕》(日中のミサ)」

IN NATIVITATE DOMINI Ad Missam in die

12/25 (金)19:00~ 
聖心女子大学 聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1)

司式:西脇純神父(神言会・南山大学)

ホームページ:http://www.fonsfloris.com/cbmv/

主催:聖母兄弟団

 

講座・研修会

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

12/1 12/15 1/19 (火)19:00~20:00 (ただし12/15は18:00~19:00)

カトリック松原教会で(京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)

テーマ:「人間の未来-人類行動~問題の核心」

講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)

教材:当方で用意 (テイヤール 「人間の未来」 みすず書房ある方は持参)

参加無料 申込不要

問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

連続講演会-遣わされた者として:現代の荒れ野の宣教-

12/12 (土) 14:00~15:30

関口会館地下 ケルンホールで

講師:岡田武夫大司教

参加費:¥500 (当日支払)事前申込不要

問合せ:中本千寿子Tel/03-3827-7629南部征枝Tel/03-3984-4063

レジリエンス☆女性のためのこころのCARE講座

12/11精神的暴力・モラルハラスメント

2010/1/8トラウマに対応するツール

いずれも金曜日9:45~11:45

カトリック目黒教会で(JR・地下鉄南北線目黒駅徒歩5分)

講師:中島幸子(レジリエンス代表/DVコンサルタント)他

参加費¥2,100(資料代含む 金額相談可)申込み不要

ただし託児希望者は1週間前までに要予約

連絡:Tel/03-3402-1089

主催:NPO法人レジリエンス

澤田和夫神父と共に味わう詩編から信仰入門へ

毎月第2・4水曜日14:00~16:00

四ツ谷ニコラ・バレ修道院で

直接参加可

連絡:Tel/043-232-0014庄司

講座案内

以下いずれも

キリスト・イエズスの宣教会で(江戸川区南小岩6-25-6)

申込・問合せ:シスターベアトリスTel・Fax/03-5889-3055

よりよい家庭を求めよう-少人数の8回講座-

毎月第1・3木曜日10:00~12:00または第1・3金曜日19:00~21:00

内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子どもの成長段階、自分とは-愛することなど

聖書のこころ-日常生活を深めよう-

毎月第1・3月曜日10:00~12:00または第2・4水曜日19:00~21:00

毎月第3土曜日14:00~16:00

聖書と静かに祈ろう

毎月第3土曜日14:00~16:00

カルメル講座

以下いずれもカトリック上野毛教会信徒会館で(世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅徒歩 6分)

担当:中川博道神父 (カルメル修道会)

どなたでもいつからでも参加可能

問合せ:Fax/03-3704-1764

email
carmel-reisei@hotmail.co.jp

カルメルの霊性に親しむ
-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探す-

〈朝クラス〉12/15 2010/1/19 2/23 3/9(火)10:30~12:00

〈夜クラス〉12/18 2010/1/22 2/26 3/12(金)19:15~20:45

キリストとの親しさ-出会いの神学-

〈朝クラス〉2010/1/5 2/9 3/2 (火)10:30~12:00

〈夜クラス〉2010/1/8 2/12 3/5 (金)19:15~20:45

ビ・モンタント(登り行く人生の会)の講座等

下記の申込み・問合せ:〒116-0013荒川区西日暮里5-27-4エルアルカサルフジ305ビ・モンタント東京事務所

執務時間:木14:00~16:00Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会

全会場同一条件13:30~15:00

指導:泉富士男神父(東京教区)

会費:¥500 程度申込不要

12/1(火)立川教会で

12/8(火)ビ・モンタント東京事務所で

12/15(火)三軒茶屋教会で

12/18(金)高輪教会で

12/23(水)成城教会で安次嶺晴実神父(喜多見教会)

聖書通読講話会

12/5 (土) 13:30~15:00

サンパウロ東京宣教センターで(JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅Tel/03-3357-7651)

テーマ:「預言者エゼキエル」

指導:泉富士男神父(東京教区)

対象:会員外もふるって参加を

世話人:浜端Tel/042-623-1469

パッチワーク・キルト同好会

12/10(木)11:00~15:00

ビ・モンタント東京事務所で

ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます

会員外もふるって参加を

世話人:宮木Tel/042-575-2335

気軽に聖書を読む会

12/11(金) 13:30~15:30

幼きイエス会修道院で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)

指導:吉山登神父(レデンプトール会)

会費:¥1,000/月

対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人

世話人:伊沢Tel/03-3300-8449

シニアは語る

12/2 1/6(水)13:30~15:00

初台教会で(小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅)

指導:吉山登神父(レデンプトール会)

内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会(テキスト:「老いの輝き」)

世話人:吉井Tel/03-3352-4055

月例散策会

12/9(水)10:30

JR総武線浅草橋駅西口改札集合

行先:浅草教会および浅草橋と浅草その周辺

世話人:田垣Tel/03-3999-1209

気軽に絵を描く会

12/2 12/16 1/6 (水)13:30~17:00

ビ・モンタント東京事務所で

指導:池田道明先生(カトリック美術展に参加Tel/03-3892-5412)

水彩・パステル・絵手紙等

会費:¥1,000/月(画材自己負担)

世話人:野村Tel/03-3394-5778

なごみ短歌同好会

12/19(土)10:00~12:00

八王子教会2F和室で

世話人:高根Tel/042-665-4692

朗読を学びませんか!-ミサにおける聖書朗読-

1/13 1/27 2/3 2/24 3/3 3/17 3/24 3/31(水)13:30~15:30

サンパウロ宣教センターで(四谷 三栄通り)

朗読を深めるための講話:南雲正晴神父(典礼神学・フランシスコ会)

朗読講師:森川靄子氏(元NHKアナウンサー)

費用:¥24,000(当日支払 資料代込み)

問合せ:Tel・Fax/03-3470-2772

申込:住所・氏名・Tel・Fax番号を記載してFax/03-3470-2772 ぶどうの枝へ

担当:須藤

土曜アカデミー-2009年度テーマ:信仰と理性

以下土曜日9:30~12:30

岐部ホール4F404で(カトリック麹町教会敷地内JR・地下鉄四ツ谷駅徒歩 2分程度)

受講無料

定期的な参加が望ましい

-2009年度後半のプログラム―(後半は10/3開始)

12/5マルブランシュ12/12ライプニッツ1/9パスカル1/16カント1/23フィヒテ1/30ローマン派2/13ヘーゲル2/20キルケゴール

講師と連絡:K.リーゼンフーバー神父(上智大学名誉教授〒102-8571千代田区紀尾井町7-1上智大学内S.J.ハウスTel/03-3238-5124(直通)/5111 (伝言)Fax/03-3238-5056

http://www.jesuits.or.jp/˜j_riesenhube/index.html

キリスト教―その思想的遺産と現代的理解―に関心があり、問題を歴史的かつ体系的に考える意欲を持つどなたにも、信仰、宗派、宗教を問わず開かれている。

音楽からみたフランシスカン霊性-フランシスコ会とラウダNO9-コルトナ写本における説教ラウダ-

12/26(土)15:30~17:00

四谷サンパウロ宣教センター2階会議室で(新宿区四谷1-21-9Tel/03-3357-7651JR四ツ谷駅四谷口より三栄通り入り徒歩3分の右側)

講師:杉本ゆり(聖グレゴリオの家・宗教音楽研究所勤務)

受講料:¥1,000(当日支払)

申込:電話、Fax、Eメールで下記へ

e-mail:yuri-francesca@nifty.com

Tel・Fax/0422-32-6074

イタリア語で聖書を読む会

毎月第1・3火曜日18:30~20:30

ニコラ・バレ1階で(幼きイエス会ニコラ・バレ修道院JR四ツ谷駅)

講師:D.ジュリアーノ氏(幼き聖ペトロ・パウロ労働宣教会修道士)

詳細および連絡先:Tel/080-5414-5123(高島)

e-mail:kazumi_ginori@hotmail.com

女たちの手仕事展-女性のための手づくり支援~作る喜びを、生きる喜びに-

12/5(土)~12/13(日)月曜休火~土10:30~17:00日曜8:50~17:00最終日16:00まで

東京カテドラル売店「スペースセントポール」で

問合せ:NPO法人 女性ネットSaya-Saya

Tel・Fax/03-5850-5243担当森山

DV被害者女性と支援者による手作り品(ニット製品、小物、菓子など)の展示販売とDV問題廃絶に向けてのパネル展示

カトリック通信講座-神と出会うイエス・キリストと出会う自分と出会う-

わかりやすく書かれたテキストを読み、解答はがきの設問(3~4問)に答えを書き込んで返送する方法

どなたでも、いつからでも、どの講座でも各自のペースで受講可能「幸せな結婚」は結婚準備講座としても活用可

<全7講座>

T001キリスト教とはT002聖書入門〔Ⅰ〕T003キリスト教入門T004神・発見の手引T005聖書入門〔Ⅱ〕T006幸せな結婚T007生きること・死ぬこと

受講料:T001~T004¥4,500(教材費・税込)T005~T007¥5,000(教材費・税込)

申込み方法:郵便局に備え付けの振替用紙に希望の講座名・講座番号(T001~T007)を記入し、受講料を下記に振込む

振替口座番号:00170-2-84745加入者名:オリエンス宗教研究所

詳細はhttp://www.oriens.or.jp/

通信講座の携帯サイト
http://www.oriens.or.jp/mobile/

パンフレット参照(希望者にパンフレット送付)

問合せ・申込:オリエンス宗教研究所カトリック通信講座

〒156-0043世田谷区松原2-28-5Tel/03-3322-7601Fax/03-3325-5322

♪音楽会等♪

オルガンメディテーション-晩の祈りとオルガン音楽による瞑想-

12/11(金)19:00~19:45

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

オルガン演奏:田上麻里

入場無料

問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂Tel/03-3941-3029

主催:カトリック東京大司教区

生活困窮者支援のチャリティコンサート-2009年いのちを守る緊急アピールに応えて-

12/6(日)13:30~15:30

カトリック麹町教会聖ヨセフホールで(JR地下鉄四ツ谷駅徒歩3分)

内容:「トリオみゅあ」の演奏と国際グループによる歌とダンス

参加費無料(当日献金)

主催:カトリック麹町教会ジョン・デ・ブリットイングリッシュセンター

問合せ:シスターノリ,F.I.Tel/03-3263-4576Tel/03-3263-4584

コンサート-バッハの夕べ~古楽器聴く音楽の父~

12/26(土)16:00~(開場15:30)

カトリック千葉寺教会で(ホームページ参照)

入場料:前売り¥2,500当日¥3,000学生¥1,500

演奏:チェンバロ(會田賢寿)、リコーダー(安藤由香)、ヴィオラ・ダ・ガンバ(武澤秀平)

曲目:バッハ:フルートソナタホ長調、トリオソナタト長調、イギリス組曲4番他

主催:會田賢寿後援会(Tel/043-379-3678)

問合せ:Tel/090-6509-1262(奥村:千葉寺教会)

e-mail:k-okusan@h4.dion.ne.jp

オルガンと祈り-待降節とクリスマス-

12/18(金)19:00~

カトリック麹町教会主聖堂で

オルガン演奏:浅尾直子(カトリック田園調布教会オルガニスト)

自由献金

問合せ:e-mail:organ_to_inori@ignatius.gr.jp


http://blogs.yahoo.co.jp/organ_to_inori

賛美歌・聖歌を一緒に歌いませんか!-カトリック・プロテスタント宗派を超えて無宗教の方も、別宗教の方も、そして癒されたい方も!!-

毎月第2・4水曜日10:30~12:00

カトリック目黒教会集会室で

講師:石川歳英

受講料:¥14,490(税込み)/6回

申込:Tel/03-3442-7533目黒学園

クリスマスチャリティコンサート-癒しへの誘い-

荘厳なパイプオルガン、美しい歌とピアノのハーモニーが奏でるクリスマス名曲の数々

12/16(水)19:00開演18:30開場

東京カテドラル聖マリア大聖堂で

演奏:ソプラノ高橋薫子、バリトン立花敏弘、ピアノ北村晶子、オルガン青田絹江

曲目:クリスマスキャロルメドレー、アベマリア集、ヘンデル「メサイア」より、メシアン:主の降誕より他

入場料:¥4,000 全自由席

チケット問合せ:ドン・ボスコ社Tel/03-3351-7041 アクート音楽事務所 Tel/03-5995-2504


http://homepage3.nifty.com/mutenkap/12.16.html

主催:クリスマスチャリティコンサート実行委員会

後援:カトリック東京大司教区

クリスマス演奏会-第25回イタリア音楽の夕べ-クリスマス!神は私たちとともに!

12/14 (月) 18:30開演

イタリア文化会館で(地下鉄九段下駅徒歩10分 車での来場不可)

出演:カント・イタリアーノ東京

内容:モーツアルト、 ブラームス、 クープラン、 レデンプトール会創立者聖アルフォンソ・デ・リゴリ作曲の歌など

曲目:穏やかな夜 (F.クープラン) ブラームスの子守歌モーツアルトの子守唄他

監修・指導:ルチアノ・ベルタニョリオ神父 (イエズス会)

入場料:¥2,000

問合せ:Tel/090-5201-5850 西出

清泉女子大学2009クリスマス・チャリティコンサート

12/19 (土) 13:10~14:10 (開場12:40)

清泉女子大学講堂で (JR・地下鉄五反田駅・大崎駅・品川駅より徒歩)

演奏者:金持亜実 (ソプラノ) 前田陽一郎 (ピアノ)

曲目:グノー 「アヴェマリア」、 ヘンデル 「オンブラ・マイ・フ」、 ドビュッシー 「亜麻色の髪の乙女」、 クリスマスソングメドレー他

入場無料 (献金箱を設置 献金はバングラデシュの少数民族の子供たちの教育支援へ)

問合せ・申込:清泉女子大学カトリックセンター

Tel/03-5421-3375

e-mail:catho@seisen-u.ac.jp

声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」 ボランティア演奏会

以下の問合せ:Tel・Fax/0423-91-1770 十日谷

ベトレヘムの園の教会75周年を祝って

12/20 (日) 13:15開演

秋津教会聖堂で

第3回デイケアホームコンサート

12/28 (月) 14:15~15:00

野島病院 「ひまわり」 ホールで (練馬区豊玉北1-12-16Tel/03-5999-6355)

出演・指揮・キーボード山下晋平 ベル山下奈々

合唱:声楽アンサンブル 「リーダーターフェル」

曲:ア・カペラ インドネシア民謡 「ねえママ」 他 日本の歌 「さくらさくら」 「君をのせて」 他 英語の歌 「You Raise Me Up」 他

東京純心女子大学 クリスマスコンサート

12/13 (日) 14:00開演 (13:30開場)

東京純心女子大学江角記念講堂で

出演:本学学生ほか

曲目:グレゴリオ聖歌-クリスマス暁のミサから アレルヤ唱ほか パイプオルガン-J.S.バッハ 前奏曲とフーガ 声楽-スカルラッティ すみれ ほか ピアノ-ベートーヴェン ピアノ協奏曲第 3番ハ短調 Op.37 合唱-メンデルスゾーン 3つのモテットほか

入場無料

予約不要

問合せ:東京純心女子大学芸術文化学科Tel/042-692-0326Fax/042-692-5551

主催:東京純心女子大学

「VIVID」

★1・2月号(No.269)は、12月26日(月)発行、1月3日(日)に各教会で配布予定。

情報掲載希望原稿の〆切:11月22日(日)

★3月号(No.270)は、2月22日(月)発行、2月28日(日)に各教会で配布予定。

情報掲載希望原稿の〆切:1月17日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。 掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15

東京教区事務局 浦野雄二神父

Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511

e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp