お知らせ

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東京教区ニュース第262号

2009年05月01日

平和旬間に向けて準備

多摩地区、 千葉地区でも

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毎年8月6日から15日は 「カトリック平和旬間」 にあたっている。 この期間には各教区、 小教区で平和についてのさまざまな取り組みや催しを行なっている。東京教区の平和旬間実行委員会 (事務局長 小池亮太神父) では今年の平和旬間に向けて話し合いを重ね、 準備を進めている。

岡田武夫大司教の希望もあり、 2004年より今までとは違う形の平和旬間の取り組みが行なわれるようになった。 それまでは千鳥が淵での 「平和祈願祭」 が中心だったが、 より広く平和について学び・考え・祈る方向へと変わってきた。

今年のテーマは昨年に引き続き 「平和を実現する人々は幸い (サブテーマは 「貧困と闘い、平和を築く」)。 8月8日 (土) の午後六時より東京カテドラル聖マリア大聖堂において平和を願うミサが捧げられる。また、 それに先立って麹町(聖イグナチオ)教会で講演会が予定されている。

平和旬間期間中の主日に、 多摩地区と千葉地区の小教区でも、 平和を願うミサや講演会などを行なうことが恒例になりつつあるが、 今年は町田教会と千葉寺教会で8月9日 (日) に行なわれる。 多摩地区、 千葉地区という地域の特性を生かした内容にすることを目指している。 詳細は決まり次第、 実行委員会より発表される。

なお、 例年好評の 「祈りのリレー」 「巡礼ウォーク」 は今年も行なわれる。

新神学院が開校

期待と希望のうちに

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4月1日に 「日本カトリック神学院」 東京キャンパス (旧 「東京カトリック神学院」) で開校ミサと謝恩パーティーが行なわれた。 従来、 神学生養成のための大神学校は福岡と東京の二箇所にあったが、 今年度より二つのキャンパスを持つ、 一つの神学校となった。

ミサに先立ち、 教皇大使アルベルト・ボッターリ・デ・カステッロ大司教は、 福音宣教省長官からの神学院合同についての許可文書を朗読した。

ミサを司式した髙見三明大司教 (長崎教区) は神学生たちに司祭職について話した。 特に司祭職が持つ共同体性、 イエスへの絶対的信頼、 みことばと秘跡をとおしての人々への奉仕、 現代社会が抱える課題への挑戦などを、 そのポイントとして指摘した。

新神学院院長の牧山強美神父より、 それぞれのキャンパスの養成担当司祭、 45人の神学生、 東京キャンパスの職員が紹介された。

今後の日本カトリック神学院に不安や課題がないわけではない。 しかし、 開校行事は、 期待と希望に満ちていた。 今後、 教区民の一人ひとりが、 神学生養成に関心を持ち、 新神学院をサポートしていくことが期待されている。(浦野雄二)

幼稚園教職員の集い

カトリックの精神伝える

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東京教区が母体となっている学校法人・愛心学園とつくし野学園および教区立幼稚園の計16園は、 これまで毎年6月に全教職員が集まり、 合同で一日研修会を開いてきた。 今年はカトリックの教えを改めて理解しようとの趣旨で新年度が始まる4月1日に開催された。

東京カテドラル聖マリア大聖堂に140名を超える教職員が集まった。 はじめに岡田武夫大司教があいさつし、 保育に尽力している教職員たちへの感謝の言葉を述べた。 また、 幼児が幼稚園で大切にされて、 愛されていることを実感できる重要性についても話した。 さらに新入教職員25名に採用辞令を手渡した。

その後、 ケルンホールに場所を移し、 幸田和生補佐司教 (つくし野学園理事長) が 「キリストの心」 というテーマで講話を行ない、 信者でない多くの教職員にもわかりやすくカトリックの教えに基づく保育の精神を説いた。 引き続き小林敬三神父 (愛心学園理事長) が、 カトリックの歴史と特色、 そしてカトリック幼稚園と設置者の関係を分かりやすく説明した。

講話の後は全員で同じ弁当を食べながら、 お互いの幼稚園の状況を紹介し合うなど会話が弾んだ。 昼食の後に田倉敏江本町幼稚園園長が、 特に新人向けにカトリック幼稚園で働く者の心得を話し、 最後に全員でカトリック幼稚園賛歌を歌い、 今後の健闘を誓い合った。

西千葉の聖マリア幼稚園のシスター野上園長は、 「ベテランの先生たちも、 カトリックの組織についてきちんと話を聞けてとてもよかった。 自分が働いている職場が教区によってバックアップされていることがよく分かりました」 と感想を語った。

司祭の人事異動 (第二次)

岡田武夫大司教は4月5日付けで東京教区の司祭の人事異動 (第二次) を発表した。 以下のとおり (順不同、 敬称略。 かっこ内は前任務)。

小教区人事

浅草教会小教区管理者 酒井俊雄 (本所教会主任兼務) 2009年5月~8月
潮見教会小教区管理者 寺西英夫 (本部協力司祭兼務) 
修道会・宣教会委託小教区 
赤羽教会主任 永尾稔 コンベンツァル聖フランシスコ修道会 (兵庫県仁川修道院) 
上野毛教会主任 中川博道 カルメル修道会 (上野毛修道院) 
上野毛教会協力 福田正範 カルメル修道会 (名古屋教区) 
上野毛教会協力 今泉健カルメル修道会 (上野毛修道院) 
亀有教会主任 藤澤幾義コンベンツァル聖フランシスコ修道会 (管区本部) 
吉祥寺教会助任 Stephanus MANGGAステファヌス・マンガ 神言修道会 (名古屋教区)  
麹町教会協力 平林冬樹イエズス会 (SJハウス)
碑文谷教会助任 佐藤直樹 サレジオ修道会 (高松教区出向) 

転出・その他

猪熊太郎 (浅草教会主任) 2009年5月~8月 サバティカル
田村路加 (潮見教会主任) 休養
福島健一 (教区本部協力) 京都教区へ出向
ルイジ・マトー (松戸教会助任) ミャンマー (ロイコー教区) へ帰国
大瀬高司 (上野毛教会主任 カルメル修道会) 海外派遣
古川和雄 (赤羽教会主任コンベンツァル聖フランシスコ修道会) 長崎教区へ
松永正男 (亀有教会主任コンベンツァル聖フランシスコ修道会) 鹿児島教区へ
伴 理史 (赤羽教会助任コンベンツァル聖フランシスコ修道会) 名古屋教区へ
バンバン・ルディアント (麹町教会助任 イエズス会) 大阪教区へ

【注】 
「主任司祭」 はある一定年数その小教区の司牧を担当する司祭です。 「小教区管理者」 は一時的に小教区の司牧責任を負う司祭ですが、 責任と権限はほとんど主任司祭と変わりありません。 「助任司祭」 は小教区全体の奉仕職に関し主任司祭を助け、 また必要によって主任司祭を代行するものです。 「協力司祭」 は主任司祭の指示のもとで、 司牧に協力する司祭です。

相次いで助祭叙階式

西千葉教会

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3月29日、 西千葉教会 (主任 小林敬三) において幸田和生補佐司教の司式で、 倉田厚神学生の助祭叙階式が執り行なわれた (関連記事)。

幸田司教は 「助祭というのは仕える者であり奉仕者である。 共同体の生活の中で貧しい人や病気の人の世話をすることが本来の助祭の仕事であった。 助祭は愛する・仕えるという教会の本質的な使命を目に見える形であらわすしるしである。」 と説明。 また 「一粒の麦のたとえ」 にふれ、 倉田新助祭が西千葉教会で洗礼を受け、 悩みや迷いのなかで、 神様や人とのつながりに向かって開いていくキリストの命を発見していったことも紹介した。

倉田新助祭は、 自分が生まれてきたことに何の意味があるのか、 若い時期にはわからなかったのが、 司教の按手をいただいた瞬間に 「生まれてきてよかった」 と本当に思えるようになったと告白。 列席の母親に 「お母さん、 産んでくれてありがとう」 と感謝の言葉を述べた。

当日は晴天に恵まれ、 神学生時代に祭壇奉仕者として過ごした松戸教会をはじめ千葉寺、 茂原、 高円寺、 立川、 田園調布の各教会から130名、 西千葉の信徒と合わせて300名以上の参列者がお祝いに駆けつけた。式後の祝賀会は、 聖マリア幼稚園講堂、 司祭信徒会館ホール、 境内のテントと3箇所に分かれて行なわれたため、 幸田司教も倉田新助祭も各会場から引っ張りだこで、 往ったり来たりと大忙しだった。 (手塚一朗 西千葉教会)

倉田 厚 助祭 生まれてきた喜び 

叙階を前にして、 生まれてきて良かったと、 素直に実感し、 口に出せるようにされました。 叙階という 「とんでもないこと」 を受けたいと願えたこと、 たくさんの祈りと愛に支えられ、 歩ませていただいたことに感謝できるようになりました。

キリストの伝えた福音の中心は、 人間に対する幸いの告知です。 人間は生まれた瞬間から、 ずぅっと愛されており幸いです。 しかし、 現実はそう容易ではなくさまざまな困難があり、 徐々に怖れに支配され、 愛されていることが分からなくなっていくのです。

洗礼によって始まった信仰生活は、 神様の愛に対する信頼を育む歩みだと思います。 ですから、 非常に弱い私などが、 神の愛に守られることを信じ、 叙階という 「とんでもないこと」 を生きるように叙階された、 この神の業が、 神に身を委ねることの幸いを宣言するのでしょうか・・・・・・。 立派な助祭にはほど遠いですが、 いのちに感謝し、 笑顔を宣言できますよう、 これからも祈り支えて下さい。(倉田 厚)

蒲田教会

3月22日に田中昇神学生の助祭叙階式が蒲田教会 (主任 門馬邦男) で行なわれ、 同教会の信徒だけでなく田中神学生が研修に派遣されていた高輪教会や彼がかつて籍を置いていた関口教会、 また近隣の教会からも大勢の信徒たちが集まった (関連記事)。

叙階式のミサは幸田和生補佐司教の司式で行なわれ、 主任司祭のほか六人の司祭が共同司式で加わり荘厳に執り行なわれた。

幸田司教は説教のなかで助祭の役割と信徒の声に耳を傾けられる司祭像について話した。 「教会での指導者的な役割だけでなく、 苦しむ人の声に耳を傾けられる司祭となるために」 助祭としての奉仕職を務めるようにと語った。

新助祭となった田中神学生は式後、 感謝の言葉とこれからも祈りによって支えてくださいとあいさつした。 蒲田教会を代表しての梅澤裕之教会委員長は 「司祭叙階後の初ミサに与れる日を楽しみにしております。 また子どもミサを華やかに彩ったフルートの音色をお聞かせください」 とお祝いの言葉を述べた。

叙階式後の祝賀会は教会の信徒ホールで行なわれ、 婦人会とベトナム人のファミリーの方々が用意した手料理がふるまわれ、 参加者は終始和やかな雰囲気のなかで新助祭の誕生を祝った。 (吉田直紀 蒲田教会)

田中 昇 助祭 主に信頼していきたい

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3月22日に蒲田教会で幸田司教様から助祭叙階の恵みをいただきました。 

幸田司教様をはじめ、 長年お世話になってきた大勢の司祭、 助祭、 さらに大勢の信徒、 修道者、 神学生の兄弟たちに囲まれて、教会の奉仕職を受けることができたことは、 自分の人生にとって大変大きな喜びであり、 感謝の念は尽きることがありません。 

自分を生み育ててくれた家族、 また自分の成長を支えて下さった全ての恩人の方々、 そして何より東京教区の皆さんの物的、 霊的な援助と励まし、 温かな愛情、 たくさんの犠牲のお陰で自分は今日、 助祭として生きているのだと感じています。 

ですから、 私はこれからもずっと皆さんと共にあって、 皆さんのために自分の人生を喜んで神様に捧げていきたいと思います。 私は、 叙階式において皆さんと喜びを共にすることができました。 これからは皆さんの喜びの時だけでなく悲しみの時、 悩み苦しみの時にもイエス様と共に居られるような司祭になれるよう、 さらに精進していきたいと思います。 

どんなにいたらぬ道具でもご自分の善の完成のためにお使いになる主に信頼していきたいと思います。 そして教会と全ての人によって捧げられる祈りに自分自身を委ねていきたいと思います。 皆さんありがとうございます。 そして、 これからもよろしくお願いします。  (田中 昇)

イエズス会 助祭叙階式

多くの人に祝福されて

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3月21日、 イエズス会に2人の助祭が誕生した。 新たに助祭に叙階されたのはインドネシア出身のフィルマンシャー・アントニウス神学生と韓国出身のペ・ヨン・ギル神学生。 2人は幸田和生補佐司教司式の下、 麹町(聖イグナチオ)教会 (主任 ドメニコ・ヴィタリ) で40名近いイエズス会の司祭と300人を超える参列者に見守られながら助祭に叙階された。 

幸田司教の問いかけに院長のアイダル・ホアン司祭は、 2人が助祭になるために修練を重ね、 ふさわしい者であることを宣言し、 神の導きと司教の按手により叙階の秘跡が2人に授けられた。 

助祭叙階のしるしとして聖書と助祭服を授与された新助祭は司祭団と平和のあいさつを交わし、 主の導きによって平和を希求する決意を誓った。 

叙階されたアントニウス助祭は幸田司教、 住田菅区長に謝辞を述べ、 聖歌隊、 上智大学関係者、 イエズス会員、 目黒教会やインドネシア教会から参列した会衆に感謝の言葉を述べた後 「わたしたち2人の僕しもべはミサをとおしていただいたお恵みを分かち合い、 奉仕職が実るように頑張っていきたい。」 とあいさつした。 

ペ・ヨン・ギル助祭も関係者、 参列者に謝辞を述べると共に韓国語でのあいさつを行なった。   

ミサ後のパーティーではイエズス会の住田菅区長が祝辞のなかで、 2人が神学生として派遣され、 さまざまなことを学んだ目黒教会と韓人教会に謝意を表し、 海外から日本管区を訪れたアイルランド管区長をはじめとする3人のイエズス会員を紹介し、 2人が良き実となるように祈りをお願いしたいと述べた。   (郡司 誠)

「新しい司祭の家」の建設

東京教区の皆さま

+ 主の平安

かねてから高齢の司祭、 あるいは引退した司祭の住む家、 部屋をどうしたらいいのか、 ということが教区の大きな課題でありました。 現在、 引退した司祭に移って住んでいただくための家や部屋がない、 という非常に切迫した状況になっています。 それだけでなく、 本部協力司祭や他の司祭のための家、 部屋、 あるいはお客様をお泊めするための客室も不足しております。

そこで司祭評議会などで協議を重ねた結果、 老朽化の甚だしい現在の大司教館と、 隣接する同じく老朽化の進んでいる司祭宿舎 「ペトロ館」 を取り壊し、 その跡地に新しい司祭の家(仮称「新ペトロ館」)を建設することにいたしました。なお、 この家に居住する予定の司祭は引退した教区司祭だけではなく、 教区本部に協力する司祭、 休養・研修中の司祭、 内外からの訪問者の司祭、 そのほかカテドラル構内に居住を必要とする司祭などです。建設費はおよそ6億円です。 教区には司祭の遺産などの寄付の結果である 「司祭基金」 がありますので、 まずこれを建設費に充てることにいたします。 しかし、 これだけではとても足りません。 教区本部所有のほかの会計単位から転用し、 あるいは借用する予定ですが、 教区の皆さま (司教・司祭自身も含まれる) からの献金はありがたくお受けいたしたいと思います。なお大司教館の新築は行なわず、 現在の 「司祭の家」 が、 漸次大司教館になるよう準備する予定です。

東京大司教 ペトロ 岡田武夫

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◆ 「新しい司祭の家」 建設募金について

皆さまからの標記目的の貴重な献金は以下のようにご送金いただければありがたく思います。 また、 高齢司祭や、 病気の司祭が住む建物となりますので、 この募金は数年にわたって (5年を目途) ご協力をお願いいたします。前掲の司祭基金の2009年3月現在の残高は約2億円です。

1 郵便振替の場合 
00100-6-393381  「宗教法人カトリック東京大司教区建築委員会」 
※ 振替用紙 (振替料金当方負担) の準備がございますので、 ご一報ください。 

2 銀行送金の場合
三菱東京UFJ銀行 江戸川橋支店
普通 0009983  「宗教法人カトリック東京大司教区」 
※ 銀行口座へご送金くださる場合は、 事務処理の関係上、 ご献金の旨、 ご氏名、 よろしければご住所を別便 (電話、 ファックス等) にてお知らせくだされば幸甚に存じます。 

東京教区本部事務局 法人事務部
電話 03-3943-2301
FAX 03-3944-6677

CTIC カトリック東京国際センター通信 第131号

移住者のためのカウンセリングセミナー

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セミナー開催

3月24日~25日、 カトリック東京国際センター (CTIC) にて、 移住者のためのカウンセリングセミナーが行なわれた。 講師はイエズス会のフィリピン人司祭で心理学者でもあるニロ・タナレガ師。 彼はフィリピンのアテネオ大学との協働で、 フィリピン人の海外移住者の支援活動を行ない、 さまざまな国でカウンセリングセミナーを行なっている。 

今回のセミナーは、 基礎コースと応用コースに分かれており、 基礎編の企画はCTICが担当した。 カウンセリングに関する基礎的な講義、 自分の悩みや相談経験を分かち合う体験学習、 配偶者からの暴力被害、 アルコール依存、 トラウマに関する事例研究など2日間にわたって行なわれた。 

参加者は、 外国人を支援している相談センターやシェルター等のNGOスタッフ、 教会の外国人コミュニティのリーダー等十名で、 皆、 真剣に講義に耳を傾け積極的に発言していた。 ほとんどがカウンセリングの専門家ではないので、 具体的で実際的な内容は非常に役に立ったようだ。 

参加者からは 「普段、 自分が行なっている相談支援を客観的に捉えることができた」、 「支援者として自分の悩みをシェアリングできてよかった」、 「他者を助ける前に自分の悩みも分かち合い癒されることが大切だ」 等、 支援者自身のケアの必要性を訴える感想も多く聞かれた。 

カウンセラー需要の背景

CTICが、 教会の外国人コミュニティの人たちへのさまざまなプログラムを通じて一人ひとりとかかわるうちに、 気持ちが打ち解け、 ある人たちはだんだんと自分の心の悩みを打ち明けてくる。 

彼らの多くは1980年代のバブル期に来日したエンターティナーだった。 当時20代だった彼女たちも現在は40~50代。 多くは日本人と結婚し子どももできて多忙な生活を送っている。 中には、 文化や考え方の違い、 DV等により離婚、 母子で苦しい生活を送る人もいる。 仕事をしながらの子育てだけでも相当大変なものであるのに、 加えて言葉や文化の違い、 母国の家族の期待とそれに応えられない日本での現実的な生活のギャップやジレンマなどに悩み苦しんでいるフィリピン人女性は少なくない。 

そんな厳しい状況の中で更年期を迎え、 ある人は体に変調をきたし、 ある人はうつ状態に入っていく。 仕事もできないまま、 途方に暮れ、 中には、 あまりに厳しい現実から逃れたいと現実逃避し、 アルコール、 ドラッグ、 ギャンブル等、 何かに依存し続けるようになり生活崩壊に至る人もいる。 

来日の夢と現実

貧困から家族を守るために日本で生活することを夢見て来日し、 働き、 仕送りを続けてきたが、 言葉や文化の違う日本での結婚生活や子育て、 中絶や離婚の経験、 低賃金労働での母子家庭生活などさまざまな生活状況の変化や経験、 心身の病気によって、 夢見ていた生活は打ち砕かれていく。 これからどうやって生きていけばよいのか自問を繰り返す中で失望の淵に落ち込んでいく。 母国に帰るにしろ日本に住み続けるにしろ、 いずれにしても厳しい現実が待ち受けており、 恐ろしく怖くなり、 眠れない夜を過ごしている者もいる。 中には幻聴・幻覚に苦しむ者さえいる。 

求められるカウンセラー

CTICの相談でも、 心のケアが必要な相談者が増えていることを実感している。 

心のケアは必要とされているのだが、 母国語でないカウンセリングには限界がある。 今、 心のケアが必要な移住者にとって母国の文化を理解し、 母国語を話し、 彼らの話に傾聴できるカウンセラーの存在は大きな救いである。 彼らが欲しいのは薬だけではなく、 母国語で話を聴いて受け止めてくれる人なのである。 

自分のコミュニティの中に心の悩みを真剣に受け止めてくれる仲間や、 同じ悩みを共有し合うグループがあったらどんなに彼らの救いとなるだろう。 そんな願いに少しでも役立てればと、 今回のセミナー実施にも協力した。 現在、 外国人のコミュニティ作りはCTICの司牧活動の大きな柱のひとつとなっている。

カリタスの家だより 第13回

自立と地域

かつてない世界的な経済不況で日本も大打撃です。 企業の派遣切りなどでやむなく路上やネットカフェなどで暮らす人々、 すなわちホームレス状態の人々が急増しています。 ホームレス化や生活困窮から自殺の増加も懸念されています。 

そんな中でわたしたちは4月の復活祭でキリストの現存のシンボルである復活のろうそくを迎えました。 ろうそくの光、 もちろん、 わたしたちは光そのものではなくイエスからいただいたものです。 明るいところではあまり目立たないかもしれません。 暗ければ暗いほど光り、 明るくなります。 

そして自分自身だけでなく他の苦しんでいる人を照らすことができます。 このことは東京カリタスの家が目的とする 「福祉」 にとってとてもシンボリックなことだと思います。 

東京カリタスの家の精神障がい作業所である 「みんなの部屋作業室」 では利用者が自分たちで主体的に行なっていることがあります。 そのひとつに 「あおぞら通信」 (みんなの部屋の利用者のニュースレター) の編集や作成までを自分たちが積極的に関わっています。 もうひとつは週何回かの昼食のときの味噌汁も自主的に作っています。 グループワークとして、 このように 「個人が人として尊厳をもって、 その人らしく主体的に選択的に生きる」 ことが経済的な面が強調された 「障害者自立支援法」 の見直しにつながることを願っています。 

次に福祉にとって重要なファクターとして 「地域」 ということがあります。 「東京カリタスの家」 にとって 「地域」 とはカトリック教会とも言えますが、 一方、 最近は地域の具体的なニーズとして障がい児の福祉センターへの送迎や、 保育園への送迎が増えています。 

長期的な支援活動なので多くのボランティアがチームを組んで対応しています。 しかし、 ニーズが増えていくのにボランティアの数が足りない場合もあります。 このような地域に密着した支援は地域のボランティアの参加が不可欠だと痛感しています。 福祉活動の中で地域の住民が、 その地域の問題を自らが解決できるようなサポートシステム作りもこれからの課題だと思っています。   (岩田鐵夫)

教会修道院巡り (153)

マリ修道院はインターナショナルアの娘エスコラピアス修道女会 世田谷修道院

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世田谷区弦巻に位置するわたしたちの修道院は、 現在16名の大学生が入っている女子寮、 「星和スチューデント・ホーム」 を持っています。 弦巻通りと世田谷通りに挟まれ、 駒沢公園や松蔭神社、 馬事公苑に徒歩で行ける所にあります。 建物は四階建てで、 道路に面してL字型になっており、 小さな中庭があります。 

マリアの娘エスコラピアス修道女会は、 教育のみに捧げられた女子修道会として、 19世紀のスペインに誕生しました。 「子どもたちに神の愛を教え、 家族を救いたい」 との創立者のモットーに基づき、 創立当初から、 愛と自由の雰囲気を大切にした教育を行なってきました。 日本では、 横浜にセント・メリー幼稚園、 埼玉県ふじみの市に星和幼稚園、 三重県四日市市にメリノール女子学院中学校・高等学校、 そして世田谷に星和スチューデント・ホームがあります。 

わたしたちの管区は、 1951年、 スペイン人のシスターたちによって日本の最初の修道院が横浜に創立された後、 国外のフィリピン、 インド、 ベトナムへも広がりました。 そのため、 同じ日本・フィリピン管区内に現在5つの国の会員がおり、 世田谷の修道院にも4つの国籍のシスターと志願者、 合わせて六名がいます。 また寮生の中にも、 毎年フィリピンのセブ島にあるわたしたちの修道院へ行き、 子どもたちのためボランティアをしているグループがあります。 

修道会のホームページ (スペイン語) は http://www.escolapias.org です。(高木元子)

私にとっての教会(66)

躑躅森(つつじもり)絹子 (志村教会)

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兄に祈りが届いた

私にとっての教会、 志村教会は9箇所目で40年経ち、 今までで一番長い教会生活です。 中国大連で生まれ育ち、 大連カトリック教会で洗礼を受け、 終戦間もなく東京に住み、 麹町、 徳田、 大阪に移り住んで福島、 池田、 盛岡では四ツ家、 志家、 再び東京に戻って、 徳田、 そして現在の志村教会で、 徳田以来40年を経て、 ルイ神父様に再びめぐり会うことができました。 各地の教会で忘れえぬ思い出があり、 友人ができ、 交流は現在も続いています。 

中でも最も懐かしいのは、 盛岡の地です。 引越しの前に四ツ家教会に異動の連絡が届いており、 神父様に 「いつ来るかと待っていたよ」 と温かく迎えていただき、 心細さも吹き飛び、 嬉しかったことを思い出します。 新潟教区の菊地司教様が、 小学1年生でかわいらしい侍者を務めていらっしゃいました。 

中野に移り住んで徳田教会に通っている頃に親しくしていただいた方との交わりは、 今も続く心の支えです。 2年前に見送った夫も、 そして夫の父も洗礼をいただくことができました。 

私と教会との出会いは、 長崎医大に学ぶ15歳年上の長兄を通じてでした。 休暇で帰省するときのお土産は、 マリア様の御像や十字架聖句の短冊でした。 浦上天主堂で捧げていた20歳で病没した兄の祈りが届いたのでしょう。 十数年を経て、 わたしたち妹3人が洗礼の恵みをいただきました。 戦中戦後、 特に引き揚げの苦難によってイエス様に出会うことができたのだと思います。 また、 今も元気に過ごし、 志村教会に通えることを神様に感謝の毎日です。

挙式者を招いて祝福式

目黒教会

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目黒教会 (主任 レオ・シューマカ) では毎年、 同教会で結婚式を挙げた夫婦とその家族を招待して 「家庭を祝福する祈りの集い」 を行なっている。 今年も2月21日に開催され、 過去最高の120人の参加者があった。 

この催しを企画・実行しているのは 「種の会」 というグループ。 6年前に当時の主任司祭と結婚講座を担当していたスタッフが中心となって始まった。 「せっかく結婚講座で知り合いになったのに、 結婚式が終われば、 それでおしまいというのは寂しい」 という声を受けて、 なんとかしようということから生れた企画で、 年毎に参加者が増えていった。 

参加者たちは聖堂に集まり、 聖歌を歌い、 聖書のみ言葉を聞く。 その後、 家族ごとに復活のろうそくから火をともした小さなろうそくを持ってともに祈り、 司祭から祝福を受ける。 

祝福式が終わるとホールに場所を移し、 スタッフが用意したお茶とケーキを楽しみながら歓談が始まる。 この集まりを同窓会のように楽しみにしている参加もいるとのこと。 今年は有志による歌や演奏も披露された。 

「このような形で今後も少しでも多くの方が教会に足を運んでいただける機会を作っていくことができればと思っています」 とスタッフは確かな手ごたえを感じ始めているようだ。

雑誌・ヴィタル 「シゴト」がテーマ

2009年春号のヴィタルは 「シゴト」 がテーマ。 労働者にとっても求職者にとっても厳しい状況が続いている今、 雇用や労働の現実、 また未来に向けての方策を探っていきます。 

メディアにも頻出している東京大学教授の本田由紀さん、 弁護士で派遣労働ネットワーク代表の中野麻美さん、 元・新日軽社長で現在若者就労支援の最前線に立つ小倉良三郎さん、 ワークライフバランスを研究する日本女子大学准教授の永井暁子さんなどとともに、 雇用労働環境の実態や問題の背景・改善策などについて考えます。 

また、 ルイ・ロゲ神父、 カトリック信徒の森弘子さん、 川中翔太さんらによるパネルディスカッション 「働くこと、 信仰に生きること」 では、 いま信仰者として生きることについての本音の議論を収録。 さらに、 働く人に迫った 「いまどきのシゴト人」 では、 「フリーターズフリー」 などで活躍中のカトリック信徒、 栗田隆子さんらを取材しています。 その他、 森一弘、 石黒マリーローズ、 オリヴィエ・シェガレ、 和田誠ら連載執筆陣も健在。 

一部カトリック書店でも取り扱いを始めたヴィタル、 購読お申し込み・お問い合わせは真生会館Vital編集部まで。 (〒160-0016 新宿区信濃町33 電話:03-3351-7121 FAX:03-3358-9700 メール info@magazine-vital.net ホームページ http://www.magazine-vital.net 定価500円)

お知らせ

第29回 教会音楽祭

2009年6月21日(日) 15:00~17:00
東京カテドラル聖マリア大聖堂にて
テーマ:わたしたちを誘惑におちいらせずかえって悪からお救いください
参加教派:カトリック教会 / カンバーランド長老キリスト教会 / 日本基督教団 / 日本聖公会 / 日本長老教会 / 日本同盟基督教団 / 日本バプテスト連盟 / 日本福音ルーテル教会
入場無料 (席上献金あり) 
※お車でのご来場はご遠慮ください。

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館

東京教区ニュース

FAX (03-3944-8511)

電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

いやしのためのミサ

5/10 6/28 7/12 (日) 14:00~ 
聖心女子大学聖堂で(渋谷区広尾 4-3-1) 
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会) 
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

5/16 (毎月 第 3土曜日) 16:00~ 
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22 Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅徒歩 3分) 
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区) 
どなたでも参加可能

南無アッバのミサ

5/9 6/13 9/12 (土) 14:00~15:00 
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩 1分) 
司式:井上洋治神父 (東京教区) 
問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570
e-mail: nk3737@yahoo.co.jp 
詳細は「風(プネウマ)」 http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm  
「南無アッバミサ」 スタッフより http://namuabba.blog116.fc2.com/

在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場

5/3 (日) 14:30~16:30 
聖母病院地下1階母子保健室で 
テーマ:訓戒の言葉24 まことの愛徳 5月は庄司篤神父用意のプリントで分かち合い 
対象:どなたでも 
費用:自由献金 
問合せ:Tel/03-5999-4544 五十嵐
※初参加者は日時変更の有無確認要

祈りのひととき

5/20 6/17 7/15 9/16 10/21 11/18 12/16 2010/1/20 2/17 3/17 (毎月 第 3水曜日) 19:30~20:30 
マリア会 シャミナード修道院聖堂で (〒102-0071 千代田区富士見 1-2-43) 
どなたでも、 遅刻も途中参加も可能 
担当:清水一男神父 
問合せ:Tel/080-5873-6637 シスター小林 
8月休み

ミサと晩の祈りをうたう集い -ファティマの聖母-

5/13 (水) 13:30晩の祈りの練習 14:00~16:00歌唱ミサ・つづいて晩の祈り(歌) 
カトリック上野毛教会で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線 上野毛駅徒歩約 6分) 
司式:中川博道神父 (カルメル修道会) 問合せ・連絡:Tel・Fax/045-402-5131 (藤井)
e-mail: m.m.yoshie@wonder.ocn.ne.jp 
主催:詩編の会

カトリック聖霊による刷新 初台祈りの集い-聖霊による生活刷新セミナー-

5/7~6/25 (毎週木曜日) 13:00~15:00 (全8回) 
カトリック初台教会 2階 クレメンスホールで 
対象:受洗者で原則毎週参加できる方 
指導:レイモンド・ジラール神父 (レデンプトール会) 
参加費:¥2,000 
申込:初日に会場受付で 
セミナー終了後の 7/2 10:00~16:00 に 1日黙想会 (詳細は後日) 
問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221 (初台教会へ問合せはご遠慮を)

1日黙想会 -みことばを味わい、 みことばを生きる-

5/23 (土) 10:00~16:00 (受付9:30~) 
コングレガシオン・ド・ノートルダム修道院で (京王線調布駅 南口徒歩 20分 タクシー 5分 下石原 3丁目マルガリタ幼稚園と同じ敷地内) 
指導:幸田和生司教
対象:男女年齢不問どなたでも 
参加費:¥2,000 (弁当代含む) 
持ち物:筆記具 
できるだけ旧・新約聖書 
申込:5/16 (土)までに Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163 
定員:80名

ベタニアで祈る-イエスとともに-

5/31 6/21 (日) 14:00~16:30 
ベタニア修道女会 聖ベルナデッタ修道院で (中野区江古田 3-15-2徳田教会 練馬区豊玉中 1-39-1の隣) 
対象:18~45歳の独身女性信徒 
申込・問合せ:聖ベルナデッタ修道院 シスター菊池・松永・國定 Tel/03-3991-3403 Fax/03-3319-1340
e-mail: b-betha@angel.ocn.ne.jp

お昼の黙想・会社帰りの黙想

以下いずれも 麹町(聖イグナチオ)教会 マリア聖堂 (千代田区麹町6-5 Tel/03-3263-4584 JR四ツ谷駅すぐそば) 
指導:K.リーゼンフーバー神父 (イエズス会 上智大学) 
内容:沈黙のうちに聖書のことばをもとにして自己を探り、 静かに考え祈る場 
オルガン演奏あり 
申込不要 随時参加・遅刻可 
参加無料 
連絡:〒102-8571 千代田区紀尾井町 7-1 上智大学内 S.J.ハウス 
Tel/03-3238-5124(直通)/5111(伝言)
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html

お昼の黙想

 毎月第 1・3火曜日 10:40~11:55

会社帰りの黙想 

毎月第 2・4火曜日 18:45~20:00

講座・研修会

信徒の月例会 -神学と教理-

5/16 (土) 14:00~ (16:00 主日のミサ) 
カトリック麹町(聖イグナチオ)教会 アルペホールで 
テーマ:唯一神論-神はどのようにこの世に働くのか 
指導:岩島忠彦神父(イエズス会) 
申込不要 
問合せ:Tel/03-3263-4584

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

5/19 6/2 (火) 19:00~20:00 6/16 (火) 18:00~19:00 
カトリック松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分) 
テーマ:「人間の未来-人類行動~人類の道」 
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家) 
教材:当方で用意 (テイヤール 「人間の未来」 みすず書房 ある方は持参) 
参加無料 申込不要 
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

晴佐久神父様を囲む夕べ「福音宣言」 -あなたに、 主イエス・キリストの福音を-

6/4 (木) 18:30 講演 19:30 食事会 
アイビーホール (青学会館) グローリーチャペル・バンケットルームで 
会費:¥4,500 (食事・飲み物代含 税・サービス料込) 
問合せ・申込:アイビーホール 営業部Tel/03-3409-8181 
協賛:キリスト教放送局 日本FEBC (公式HP http://www.febcjp.com ) 

カルメル イエスとの出会いの道

以下いずれも カトリック上野毛教会 信徒会館で (世田谷区上野毛 2-14-25 東急大井町線上野毛駅 徒歩 6分) 
担当:中川博道神父 (カルメル修道会) 
どなたでも いつからでも参加可能 
問合せ:Fax/03-3704-1764 e-mail: carmel-reisei@hotmail.co.jp

カルメルの霊性に親しむ-カルメルの霊性をとおしてイエスとの出会いの道を探す-

〈朝クラス〉5/19 6/23 7/21 (火) 10:30~12:00
〈夜クラス〉5/22 6/26 7/24 (金) 19:15~20:45

キリストとの親しさ -出会いの神学-

〈朝クラス〉5/12 6/9 7/7 (火) 10:30~12:00
〈夜クラス〉5/15 6/12 7/10 (金) 19:15~20:45

第8回 ロゴスの文化教室-キリスト教と文学-グレアム・グリーンの場合-

6/6 (土) 14:00~16:00 
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) で (JR・地下鉄 四ツ谷駅前) 
講師:山形和美氏 (筑波大学名誉教授) 
参加費:¥1,000 (資料代込み 当日受付) 
申込方法:電話で氏名・電話番号・資料の種類(普通字・点字)を知らせ下記申込先へ 
申込・問合せ:社会福祉法人ぶどうの木ロゴス点字図書館 
〒135-8585 江東区潮見2-10-10 Tel/03-5632-4428 Fax/03-5632-4454 
申込締切:5/26 (火) 
※定員 (100名) になり次第締切

臨床パストラル教育研究センター -心と魂の援助認定コースへのオリエンテーションワークショップ

5/16 (土) 6/28 (日) 9:30~16:30 (どちらも同じ内容) 
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院で(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅) 
テーマ:スピリチュアルケア研修に関する説明・講義・ワークショップなど 
参加費:¥2,000 
問合せ・申込:Tel/03-3700-3425 FAX/03-3700-3427 臨床パストラル教育研究センター本部事務所

講演会

6/3 (水) 18:45~20:30 
カトリック麹町(聖イグナチオ) 教会 主聖堂で 
テーマ:生と死の統合-ホリスティック医学を求めて27年 
講師:帯津良一氏(医師・帯津三敬病院名誉委員長) 
参加無料 
問合せ:カトリック麹町(聖イグナチオ) 教会 真和会 Tel/03-3263-4584

講座案内

以下いずれも キリスト・イエズスの宣教会で (江戸川区南小岩6-25-6) 
申込・問合せ:シスター ベアトリス Tel・Fax/03-5889-3055

よりよい家庭を求めよう -少人数の8回講座-

毎月第 2・4 木曜日10:00~12:00 または第 1・3 金曜日 19:00~21:00 
内容:家庭とは-夫婦親子の理解-子どもの成長段階 自分とは-愛することなど

聖書のこころ -日常生活を深めよう-

毎月第 1・3 月曜日10:00~12:00 または第 2・4 水曜日 19:00~21:00 
※希望または人数により他の曜日も可能

土曜アカデミー

以下いずれも 土曜日9:30~12:30 岐部ホール4F404で(カトリック麹町教会敷地内 JR 四ツ谷駅から徒歩約 2分) 
講師:K.リーゼンフーバー神父 (イエズス会 上智大学) 
内容:聖書・キリスト教に関する知識が基盤 定期的な参加が望ましい 
参加無料 
1. 思想史コース (和訳に基づく原典研究含む) 9:30~10:30 
2. 体系的コース 10:40~12:00 セミナー形式での意見交換 12:00~12:30 
2009年度 テーマ:「信仰と理性」 
[夏学期講義内容] 
1.思想史コース:古代・中世思想を中心にして 
2.体系的コース:哲学を通して見た人間と超越の関係
日程:4/18 4/25 5/9 5/16 5/23 5/30 6/13 7/4 7/11 7/25 9/5 9/19 
連絡:〒102-8571千代田区紀尾井町7-1 上智大学内 S.J.ハウス 
Tel/03-3238-5124(直通)/5111(伝言) 
http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/index.html

奉献生活の説明会 -祈りと働き-

以下の説明会の内容はいずれの会場も同じ 
対象:カトリック信者45歳までの独身女性 
申込:6/10 (水) までに電話、 Eメールで下記へ 
汚れなきマリア修道会 調布修道院 Tel/042-483-3525 (説明会担当者) 
e-mail: marianist@marianist.jp
第1回 6/13 (土) 14:00~16:00 
町田修道院で(〒194-0032 町田市本町田 3050-1 Tel/042-722-6301 Fax/042-725-6317) 
第2回 6/14 (日) 14:00~16:00 
調布修道院で (〒182-0016 調布市佐須町 5-28-5 Tel/042-483-3525 Fax/042-480-3881)

「星の王子さま」 など読書会

以下いずれも 岐部ホール4階401号室で (千代田区麹町6-5-1 JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅) 
指導:ルドルフ・プロット神父 (イエズス会) 
申込:R・プロット神父 Tel/03-3238-5032日本語、 英語、 ドイツ語の各クラス有

「星の王子さま」

月曜日 10:30~12:00 (日本語) 18:00~19:30 (英語)

「マルコ福音書」

火曜日 10:30~12:00 (英語) 18:00~19:30 (ドイツ語) 水曜日 10:30~12:00 (日本語)

「地上最強の商人」

水曜日 18:00~19:30 (英語) 金曜日 10:30~12:00 (英語) 

日曜日の福音朗読部分

木曜日 10:30~12:00 (日本語) 18:00~19:30 (英語、 ドイツ語)

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所 
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

総会および講話会

5/20 (水) 10:30~15:45 
幼きイエス会 (ニコラ・バレ)で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
10:30~ 総会 
13:00~ 講話 岡田大司教 「現代の荒野での教会の使命」 
14:45~ ミサ 司式:岡田大司教

5会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00 
指導:泉富士男神父 (東京教区) 
会費:¥500程度 申込不要  
5/12 (火) 立川教会で 加藤英雄神父 (高幡教会) 
6/2 (火) 立川教会で 泉富士男神父 
5/12 (火) ビ・モンタント東京事務所で 
5/15 (金) 高輪教会で 
5/19 (火) 三軒茶屋教会で 
5/27 (水) 成城教会で

聖書通読講話会

以下いずれも 土曜日 13:30~15:00 
サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 
対象:会員外もふるって参加を 
世話人:浜端 Tel/042-623-1469 
5/9 テーマ:「パウロの手紙」 指導:鈴木信一神父 (パウロ会)  
6/6 テーマ:「預言者エゼキエル」 指導:泉富士男神父 (東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

5/14 (木) 11:00~15:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます 
会員外もふるって参加を 
世話人:宮木 Tel/042-575-2335

気軽に聖書を読む会

5/22 (金) 13:30~15:30 
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅) 
指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 
会費:¥1,000/月 
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、 時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人 
世話人:伊沢 Tel/03-3300-8449

シニアは語る

5/13 6/3 (水) 13:30~15:00 
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅) 
指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会 (テキスト:「老いの輝き」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

5/13 (水) 10:30 
JR青梅線 西立川駅改札口集合 
行先:立川教会および昭和記念公園とその周辺
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気楽に絵を描く会

5/6 5/27 6/3 (水) 13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 
水彩・パステル・絵手紙等 
会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

スピリチュアケアって何? -スピリチュアルな痛みの理解とケア-

6/13 (土) 14:00~16:00 
武蔵野商工会館市民会議室で 
講師:ウァルデマール・キッペス神父 
対象:どなたでも 
費用:¥300 (資料代) 
定員:90名 (先着順) 
問合せ:相知 Tel/042-304-3272

認知症 -何かおかしい、 を受け止める

7/4 (土)13:30~15:30 (受付13:00~) 
聖母大学第2校舎 講堂で (新宿区下落合4-16-11 Tel/03-3950-0171) 
講師:村上哲雄先生 (信愛病院副院長) 鈴木裕先生 (日本大学医学部神経内科) 草地潤子先生 (聖母大学看護学部) 
参加無料 定員200名 (先着順) 
連絡:聖母大学学術委員会委員 宮崎美千子 Tel/03-3950-0171 
プログラム終了後希望者に医師、 看護師が相談に対応

2009年ハンセン病問題を考える学習交流会

交流会

以下いずれも 土曜日 11:00~15:00 
多磨全生園福祉会館集合(新秋津駅から久米川駅行き西武バスで 「全生園前」 下車/清瀬駅から久米川駅、 所沢駅行き西武バスで 「全生園前」 下車)       
(1) 5/16 軽食を共にしながら経験談を聞き交流
(2) 7/25 カラオケを共に楽しみながら軽食、 交流
(3) 11/7 男の料理をたしなみ交流しながら人生を味わう
コーディネーター:森元美代治さん 浜崎眞実さん
参加費:¥500 
申込:住所、 氏名、 電話番号を記載しファックスで下記へ
Fax/054-258-3357または Fax/04-2957-9389 
問合せ:塩田恵 Tel/050-1180-9204 本橋英子Tel/090-4678-0784 千原美樹Tel/090-7692-4180 
主催:ハンセン病問題を考える有志の会 
後援:日本カトリック部落差別人権委員会 さいたま教区部落問題委員会 東京教区正義と平和委員会 横浜教区正義と平和協議会

正義と平和全国集会さいたま大会

10/11 (日) カトリック秋津教会集合 
秋津教会ミサ (ミサ後は多磨全生園へ移動) 
国立療養所多磨全生園内 国立ハンセン病資料館見学 
その後、 懇談会形式の交流会など予定 
参加希望者は 「正義と平和全国集会さいたま大会」 の資料を参照して申込

聖母大学同窓会 第34回セミナー

6/13 (土) 14:00~16:00 聖母大学講堂で 
演題: 「ふーど (風土食) の祈り」 -風土と食 (フード) を通しての健康への道を求めて- 
講師: 伊藤幸史神父(東京教区) 
会費:¥2,000 (学生¥1,000) 
申込:はがきまたはFax (連名可) で郵便番号、 住所、 氏名、 電話番号を記載して下記へ 
〒161-8550 新宿区下落合4-16-11 聖母大学同窓会セミナー係 Tel・Fax/03-3954-7145 
個人情報は当セミナーに限定使用 受講票発行なし(先着200名で締切)
交通:JR山手線目白駅前よりバス約 5分 (江古田、 練馬方面行) 聖母病院入口下車徒歩 2分 西武新宿線下落合駅より徒歩10分 バス-新宿駅西口より14番丸山営業所行き 聖母病院前下車徒歩1分 

第55回カトリック美術展

5/15 (金)~5/20 (水) 11:00~18:00 (最終日16:30まで) 
有楽町マリオン11階 朝日ギャラリーで (Tel/03-3214-0244)

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-

5/8 (金) 19:00~19:50 
東京カテドラル聖マリア大聖堂で 
オルガン演奏:大井なつき 
入場無料 
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 Tel/03-3941-3029 
主催:カトリック東京大司教区

パウロの賛歌 -希望-パウロ年に因んで-

5/30 (土) 15:00~(14:30開場) 
聖パウロ女子修道会聖堂で 
曲目:キリストが生きておられる  「水車小屋の娘」 より旅 ほか 私を泣かせてください ほか 
作曲・ギター:原公一郎 ソロ:北村梨里子 北村哲朗 
会費:¥2,000 
問合せ: e-mail: lilium21@mac.com 聖パウロ女子修道会 Tel/03-3479-3941 
主催:「パウロの賛歌」 実行委員会

声楽アンサンブル リーダーターフェル ボランティア演奏会-特別養護老人ホーム はるびの郷 コンサート-

5/24 (日) 14:15~15:00 
特別養護老人ホーム 「はるびの郷」 2階ホールで(東村山市秋津町 1丁目 32-18 Tel/042-397-5511) 
指揮・キーボード 山下晋平 フルートソロ:佐野健一郎 合唱:リーダーターフェル 
曲:日本の歌「花」「さくら」ほか 世界の歌 「オーブレネリー」スイス民謡 「ねえママ」インドネシア民謡ほか 
フルート・ソロ:林光作曲七つの子変奏曲 ほか 問合せ:Tel・Fax/042-494-2845 田部 Tel/080-5099-4322
e-mail: jiji.yoshiki@gmail.com

笹部依里・松崎陽子ジョイントコンサート

5/20 (水) 19:00~(18:30開場) 
府中の森芸術劇場ウィンホールで (京王線東府中駅北口 徒歩 7分 JR中央線 武蔵小金井駅北口よりバスで約20分) 
曲目:J.Sバッハ 幻想曲とフーガ J.ブラームス11のコラール前奏曲ほか 
会費:府中の森芸術劇場チケットセンター (Tel/042-360-4044 窓口販売のみ 予約不可) 
当日 ¥2,500 前売 ¥2,000 
問合せ:Tel/090-8310-6368 笹部 Tel/090-9017-0571 松崎

「VIVID」

★ 6月号(No.263)は、5月25日(月)発行、5月31日(日)に各教会で配布予定。

情報掲載希望原稿の〆切: 4月19日(日)

★ 7月号(No.264)は、6月29日(月)発行、7月5日(日)に各教会で配布予定。 情報掲載希望原稿の〆切: 5月24日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料です。

 〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15

東京教区事務局 浦野雄二神父
Tel:03-3943-2301 Fax:03-3944-8511

e-mail:vivid@tokyo.catholic.jp