お知らせ

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東京教区ニュース第252号

2008年05月01日

今年の平和旬間

地域の特性を生かして

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毎年8月6日から15日は 「カトリック平和旬間」 ということで各教区、 小教区ではさまざまな取り組みや催しを行なっている。東京教区の平和旬間実行委員会 (事務局長 小池亮太神父) では今年の平和旬間に向けて話し合いを重ね、 準備を進めている。 

長い間、 教区の平和旬間の行事は千鳥が淵での 「平和祈願祭」 が中心だった。 しかし、 「平和についてもっと幅広く考えていきたい」 という岡田武夫大司教の希望もあって、 2004年より平和について学び・考え・祈るためのさまざまな取り組みが行なわれるようになってきた。 

今年のテーマは昨年に引き続き 「平和を実現する人々は幸い」。 8月9日 (土) の午後六時より東京カテドラル聖マリア大聖堂において平和を願うミサが捧げられる。また、 平和旬間期間中の主日に、 多摩地区と千葉地区の小教区でも、 平和を願うミサを捧げることが恒例になりつつあるが、 今年は多摩教会と木更津教会で8月10日 (日) に行なわれる予定。今年の特徴としては、 ただミサを行なうだけではなく、 多摩地区、 千葉地区という地域の特性を生かした催しにしようとしていること。 詳細は決まり次第、 実行委員会より発表される。 

なお、 昨年も実施をして好評だった 「祈りのリレー」 「巡礼ウォーク」 は今年も行なわれることになっている。

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WYD 青年たちが準備会

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受難の主日は 「世界青年の日」 (ワールドユースデー、 以下WYD) でもある。 今年は世界大会が行なわれることから、 それに向けて東京教区としての準備会が、 3月16日 (受難の主日) に真生会館で行なわれた。 当日は10人余りの青年が参加した。 

はじめに幸田和生司教が青年たちに向けて講話をし、 現代の最も深刻な問題として 「孤立」 を挙げ、 この孤立を乗り越え、 人々の連帯をつくりだす力がミッションにあると指摘した。 ミッションすなわち、 助けを必要としている誰かのために働くということ自体が、 人々をつなげていくというわけである。 そのよい例として、 異なる宗教の人たちが共に働いているカリタス・バングラディッシュの活動を紹介した。 また、 聖霊とは人々をつなげる神の力に他ならないし、 WYDは神を中心に人々をつなげていくための機会であるとその意味を語った。 

続いて行なわれた話し合いでは、 参加者がそれぞれ、 今、 孤立を感じている自分の状況、 また孤立の中でつながりを感じられる関係や場所などについて話した。 

その後、 前回のWYDケルン大会のビデオを見ながら、 世界大会への気持ちを盛り上げた。 教皇ミサの前夜に広大な広場で野宿する若者たちの映像を見ながら、 「絶対行きたい!」 と叫ぶ青年もいて、 若者特有の元気が感じられた。 

最後に聖堂でミサを捧げた。 ミサの歌を決めるときに、 ある青年が 「あなたがたの上に聖霊が降ると、 あなたがたは力を受ける。 そして、 わたしの証人となる」 というシドニー大会のテーマを受けて、 殉教者はまさにこの証人なのだから、 殉教者をテーマとした歌を入れることを提案。 WYDと日本の教会にとっての重要な出来事である列福との関連に気づかせてくれた。 

小さな集まりだったが、 「世界青年の日」 にふさわしくいろいろな面で若者たちの頼もしさを感じることができた。 なお、 次回のWYDの準備会は5月25日午後2時から。 場所は真生会館の予定。 

(高木健次 WYD事務局担当司祭)

認定式を行なう 聖香油ミサで

3月20日、 午前10時半より東京カテドラル聖マリア大聖堂で聖香油ミサが捧げられ、 その中で神学生の認定式が行なわれた。 

今年の聖香油ミサは祭日 (春分の日) と重なったためか例年になく参加者が多く、 司祭・修道者・信徒合わせて500人以上であった。 

ミサの中でこの一年間に小教区や修道院で使用される油 (洗礼志願者のための油、 聖香油、 病者のための油) の祝別が行なわれた。 また、 聖香油ミサでは司祭の約束の更新が行なわれる。 今年もミサに参加した司祭たちは司教と共に心を合わせ、 祈りのうちに更新を行なった。 

聖香油ミサでは神学生の認定式が行なわれることになっているが、 今年はヘルマン・ヨゼフ大西勇史神学生 (東京教区) が認定を受けた。 

司祭叙階に至るまでには 「司祭助祭候補者認定」 「朗読奉仕者選任」 「祭壇奉仕者選任」 「助祭叙階」 という段階があり、 認定はその最初の段階。

福岡教区に宮原司教を任命

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3月19日、 教皇ベネディクト16世は、 大分のドミニコ 宮原良治司教を、 空位である福岡教区の司教に任命した (写真) 。

宮原司教は1955年長崎県生まれ。 82年に司祭叙階。 2000年に大分教区の司教に任命され、 8年間にわたって同教区を司牧してきた。 

ドミニコ 宮原良治司教の着座式は2008年5月18日 (三位一体の主日) 午後2時より福岡国際センター (福岡市博多区築港本町2-2) で行なわれる。

司教館建て替えへ 司祭の住居も確保

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岡田武夫大司教は2004年の東京カテドラル聖マリア大聖堂の献堂40周年を機に、 カテドラル構内の再構築を進めている。 これはカテドラル構内の人も物もしっかりと生かされ、 カテドラルが神の愛と慈しみを現す場となってほしいと願ってのこと。 

構内再構築では、 まず外装ステンレスのはく離が危険視されていたカテドラルの大改修が最優先され、 その工事は多くの人たちの祈りと献金に支えられて無事に終了した。 

これを受けて再構築は次の段階に入ろうとしている。 老朽化の激しい司教館の建て替えと高齢や病気の司祭、 引退司祭の住居の確保である。 そのために教区本部事務所を関口会館の2階に移転させ、 韓人教会をカトリックセンターの2・3階に移し、 現司教館とペトロ館を取り壊した跡に司祭の居住区を含む新しい司教館を建設するという計画が進められている。 

岡田大司教は今回の構内再構築について司祭評議会に諮って検討し、 その結果を司祭たちに説明してきた。 昨年末には同計画について関口教会と韓人教会の信徒に説明が行なわれ、 また今年になってからは、 カテドラル構内で働く職員たちにも順次説明がされている。 

今後は司祭、 関口教会、 韓人教会、 職員たちから希望や提案を募り、 建築委員会を中心に検討を進めていく方針。

合同ミサを開催 カトリックスカウト

2月11日、 毎年恒例のボーイスカウト運動の創始者 (ベーデン・パウェル卿) の生誕を記念する合同ミサが麹町教会にて行なわれました。 

東京教区と横浜教区のカトリック・スカウトとリーダー約1,000名が参加し、 昨年10月に東京教区スカウト担当司祭に就任された赤堤教会主任のロワゼール神父の他、 9名の司祭の共同司式により盛大なミサになりました。 

ミサ後、 ロワゼール神父の歓迎会と東京教区支部の総会が開催され、 特に次のようなことが申し合わされました。 

(1)各団は定期的に自己点検を行ない、 各教会の担当司祭の指導を得て、 教会のスカウトとしてより良い活動を目指す。 

(2)若者への福音宣教と召命が現代は特に大切なことや、 在日外国人信者との交わりが教会生活をより豊かにし、 神の家族を体験する機会を増やすことなどについて、 カトリック・スカウトもこれに応えていくこと。 

(3)本年11月に予定されている列福式について、 現地での奉仕が必要とされれば、 カトリック・スカウトとして東京支部からも有志を募り応援に出向くこと。 

今年8月7日~11日には、 第9回全国カトリックスカウト・キャンポリーが 「光の子として歩もう」 をテーマに 「国立岩手山青少年交流の家」 で開催される予定です。 東京教区のスカウトも、 これからの一年間、 このテーマのもとで充実した活動を目指して参りますので、 引続き皆様のご支援とご協力をお願いいたします。   (飯盛安信 麻布教会)

コンサートを終えて  難キ連

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3月14日、 雷鳴とどろく春の嵐の夜、 ルシア塩満アルパトリオの演奏による第4回難キ連チャリティコンサートがカトリック目黒教会で開催されました。 第3回までお借りしていた教会に先約があり、 会場探しが難航。 開催が危ぶまれましたが、 今年に入りようやく目黒教会のご厚意により、 聖堂をお借りできてコンサートが実現したのです。 

荒天にもかかわらず大勢の皆様においでいただき、 聖堂に響き渡る荘厳なまでのアルパやケーナの響きを共有できました事を心から感謝いたしております。 第1部は、 パラグアイの紺碧の空と花咲き乱れるアスンシオンの街を思わせる軽快な演奏が続き、 第2部はビルマ難民青年の証言に始まり、 続いて、 アルパソロ 「巡礼」 の演奏と共に 「聖フランチェスコの祈り」 が日本語、 英語により唱えられ会場が心を一つにして祈りました。 

アルパ奏者として長年、 病院コンサートや後進の指導と地道な活動を続け、 ますます円熟味を増すルシアさんのアルパ演奏に続き、 ぴったり息の合ったトリオ+フルート奏者、 高橋マサヒロさんにより奏でられたケーナの二重奏を含むフォルクローレは、 聖堂いっぱいに響き渡り、 イースターを迎えようとしている教会を祝福しているような厳粛な気持ちにさえなりました。 

1部2部をとおして、 はるかアンデスの風が会場を吹き渡っているかのような錯覚を覚える春の宵となりました。 証言した難民青年も、 昨年末に十数年にわたり仮放免と収容を繰り返す難民生活の末、 心筋梗塞の緊急手術で命拾いをしたイラン革命時のパーレビ王直属の軍属だった誇り高い難民紳士も、 連れ立って訪れた難民や外国人労働者の方々も感動に包まれて会場を後にしました。 

音楽には言葉の壁を超えて、 人を元気にする不思議な力が潜んでいるといつも思っておりますが、 ルシアさんの手により醸かもし出されるアルパの響きはまさに神様が演奏者の手をとおして多くの人に癒しと励ましを与え、 意欲を引き出して明日の力を与えてくれるような気がいたしました。 

難キ連コンサートの開催目的は、 難民や移住労働者支援活動資金のための収益のみならず、 迫害を逃れ、 庇ひ護ごを求めてやって来た日本で、 在留資格を与えられず、 不安と孤独と貧困に喘あえぐ難民や外国人労働者の方々の心の癒し、 そして在日難民問題に対する一般市民の意識喚起にあります。 毎回会場で回収させていただくアンケートには、 少しずつ問題意識の広がりが見られるのも嬉しいことです。 

末筆ながら、 レオ・シューマカ神父はじめ目黒教会の皆様、 そしてカトリック東京国際センター有川様、 真神シスター様、 難キ連ボランティアの皆様に、 そして風雨の中、 会場に足を運んでくださった皆様に心から感謝申し上げます。 皆様のご健康を心からお祈りいたします。 ありがとうございました。 

(佐藤直子 難キ連事務局)

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【注】難キ連∥難民・移住労働者問題キリスト教連絡会

高校生の合宿 有志で立ち上げ

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広島教区の 「中国ブロックカトリック高校生大会 (中ブロ)」 や、 横浜教区の 「高校生大会」 に感化され、 「東京教区でも高校生のための合宿を開きたい」 という想いを胸に集った青年たちが、 有志で立ち上げた 「千葉・東京カトリック高校生合宿」。 記念すべき第1回目が、 3月27日から29日まで東京カトリック神学院で行なわれた。 

参加者は、 青年リーダー10人に対して、 高校生4人。 塾や部活で忙しい高校生たちが、 思うように集まらなかったのが難点だったが、 それでも、 板橋、 志村、 本所、 目黒教会から、 元気な高校生が集まった。 人数が少ない分、 アットホームでフレキシブルな、 まるで家族旅行のような2泊3日になった。 

「仲間、 友だち (member) について、 今一度思い返して欲しい」 という願いを込めたテーマ、 「Re:member」 を掲げ、 分かち合いや広いグラウンドでのレクリエーション、 ミサや銭湯、 食事作りをとおして、 塾や学校とはまた違う、 教会の仲間との絆きずなを深めることができた。 

同じ 「東京教区」 である千葉県の高校生への参加呼びかけなど、 課題は残るが、 まだまだ始まったばかり。 今回参加してくれた高校生が、 この合宿で得たパワーを自分の教会で発揮してくれることを期待しつつ、 次回はもっとたくさんの高校生に参加して欲しいと願う。

次回開催の予定など、 詳細を知りたい方は keiyou-catho-kou@yahoo.co.jp まで。  (稲畑愛子 目黒教会)

東京ならではのテーマで NWM

今秋、青年の集い 「分宿」 にも挑戦

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今年の9月13日・14日に東京で行なわれる全国のカトリック青年の集い、 ネットワークミーティング (以下NWM)。 4月号ではNWMが行なわれるようになった経緯、 NWMin東京の概要について紹介しましたが、 今回は東京スタッフの広報セクションから、 NWMの要となるテーマ、 そして前代未聞の分宿形式について報告します。 

NWMin東京のテーマは、 「東京パワー 日本の中心でミんなでつながって素直に感謝をサさげよう ~きみとぼくとドキドキミサ~」 に決定しました。 このテーマを見て、 ほとんどの人が 「長い」 と感じることでしょう。 

ここ数回のNWMのテーマを振り返ってみると、 「ひろげもんそ」 (08年2月・鹿児島)、 「ぶどうの木~出会い・つながり・実り~」 (07年9月・名古屋)、 「だべ?」 (07年2月・横浜) と、 短いテーマが続いています。 そこへNWM史上最長のテーマが誕生したわけですが、 ただウケを狙ったのではありません。 「妥協せず、 より良いテーマを作りたい」 というミーティング参加者の思いが、 予定よりも多い4回のミーティングを経て、 たくさんの 「伝えたいこと」 をできるだけ取り入れたテーマを産んだのです。 

 ここで、 テーマ決定までの経緯に触れたいと思います。 過去のNWMは、 開催地の 「地域性」 を重視したテーマが採用されてきました。 そこで 「東京ならではのテーマを!」 と、 「江戸・下町」 から連想させて 「祭」 というキーワードが挙がりました。 すると、 「ミサも祭である」 ことに気がつき、 ミサを重視したNWMにしたいという意見で一致したわけです。 

次に、 ミサをとおして参加者に伝えたいことを話し合いました。 多くの案が出ましたが、 「捧げる」 「感謝する」 「つながる」 が共通項として挙げられ、 それに付随して 「素直」 という言葉が出ました。 また 「ドキドキ」 の部分には、 「夏祭は特別な感じがしてドキドキするのに、 同じ祭であるミサは 『慣れたもの』 になってしまっていてドキドキしない。 夏祭で感じるようなドキドキ感をミサでも味わって欲しい」 という思いもありました。 

ミサ中心にテーマを考えていた一方で、 「一目で 『東京』 と分かるような単語も組み込みたい」 という意見も出ました。 どれを採用するか悩んでいましたが、 試しにつなげられるだけつなげてみると、 思いがけず皆の意見や思いが詰まったテーマができたわけです。 とても長いですが、 NWMin東京の核となるこのテーマを、 是非とも暗記していただきたいと思います。 

そして今回のNWMの大きな目玉のひとつが、 「分宿」 です。 今までのNWMでは100人以上が宿泊可能な広大なカトリック系の施設で全てのプログラムを行なう形でした。 過去2001年、 2004年に東京で開催されたときには 「日野ラサール研修所」 で行ないましたが、 現在は取り壊されており、 東京教区内には100人規模の宿泊施設がない状況です。 

一度に大人数の宿泊を確保するために東京から一番近い山中湖や御岳山で行なう案なども出されましたが、 東京は交通の便が良いことからスタッフの中から 「都内カトリック系施設や教会に参加者が分かれて宿泊してはどうか」 という案が出され、 協議の結果、 NWMでは初となる 「分宿」 に決定しました。 

スタッフからは 「分宿は夕食までのプログラムはカテドラルで行なうものの、 夜は各施設に分かれることで、 全員一緒に交流会に参加できず、 つながりを感じられないのでは?」 との懸念点も挙げられましたが、 分かれてもつながりを感じられるようなプログラムを作ることでまとまりました。 また電車の乗り換えや広い駅での移動などの難点もありますが、 せっかく東京でやるのだから、 人ごみ等の慌しさも含めた 「東京らしさ」 を感じてもらおうということになりました。 

 このようにNWMは一つ一つがスタッフの試行錯誤の工夫によって作り上げられています。 参加者全員がテーマを感じ、 また分宿で東京らしさを感じられるNWMになるようスタッフ一同がんばります!

(NWMin東京・広報担当 磯野沙月、 山下江美、 伊藤裕明)

記念誌を発刊 本郷教会

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本郷教会 (主任 井手雄太郎) は2007年に小教区創立80周年を迎え、 さまざまな取り組みと行事を行なってきたが、 このほどそのしめくくりとして80周年記念誌を発刊した。 

昨年の同教会の主な行事は80周年に関連づけて行なわれた。 6月3日には主日のミサ後、 初代主任司祭であった故ペトロ・レイ大司教の墓参のために青山墓地を訪れた。 また、 7月8日の主日には岡田武夫大司教を招き、 ミサと創立80周年記念講演会を行なった。 さらに秋に行なわれたバザー、 五日市・府中への墓参、 追悼ミサなども80周年を意識して行なわれた。 

80周年の記念誌として発刊された冊子は、 本郷教会とかかわりの深かった司祭、 修道者、 信徒からの寄稿によるもの。 同教会への熱い想いや愛着が伝わってくる。

CTIC カトリック東京国際センター通信 第121号

賢者の贈り物

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亀戸事務所が 「相談事務所」 として本格的に活動を始めて13年が過ぎた。 相談者の中に 「CTICファミリー」 と呼ばれる人たちができたのはいつの頃からか。 彼らは大きな問題を抱えて相談に訪れたのをきっかけに、 その後、 その相談が終わっても、 何か別の問題が起きたり、 わからない手続きに出合ったり、 何となく不安になったときに 「亀戸事務所」 を訪れる 「常連さん」 である。 もちろん 「ファミリー」 なので、 「子どもが入学します」 「高校を卒業しました」 「音楽会で指揮者に選ばれました」 「美術展で入賞しました」 など、 嬉しいお知らせも持って来てくれる。  

日本という異国の地で、 頼る人の少ない彼らとの 「ファミリー」 としてのお付き合いは、 「生活全体の支援」 になるので、 ファミリーと同様に 「長い」 お付き合いをして下さっている 「支援者」 の力が不可欠である。 それらの方々の 「贈り物」 をとおしての支援の一例を紹介してみたい。 

12月のある日、 Uさんから 「必要な方に差し上げて下さい」 というメッセージのついた商品券が送られて来た。 ご高齢のUさんがデパートまで出向いて買って来て下さったものだ。 そのうちの一つを、 CTICとは12年の付き合いになるAさんに届けた。 Aさんは12歳になるB君と2人で暮らしている。 福祉の援助を受けることができない事情がある上、 B君が大きな持病を持っているため、 経済的に苦しい生活を送っている。 商品券を受け取ったAさんは 「我慢させてばかり」 のB君に 「好きな物を買いなさい」 と言って商品券分の現金を渡した。 AさんはB君がいつも欲しがっていた 「ゲームソフト」 か 「ポケモンカード」 を買うとばかり思っていた。 クリスマスの夜、 AさんはB君からプレゼントを受け取った。 プレゼントの箱には 「これは12年分の僕の気持ちです。 足が冷たくて眠れないお母さん、 これでゆっくり眠ってください。」 という手紙が添えられていた。 プレゼントの中身は足を温める 「スチーム足湯」 という健康グッズだった。 その外箱には大きな文字で 「眠れないほど冷えた足に」 という宣伝文句が書かれてあった。 寒さが直に伝わってくるアパートの布団の中で、 「足が冷たくて眠れない」 と言っていたお母さんの言葉を覚えていたB君は、 ドラッグストアの前でこの宣伝文句を目にしたとき、 どうしてもお母さんにこれを買ってあげたくなったようだ。 初めてもらった 「ゲームソフトが買える程のお金」 で!

T県から季節ごとに果物を送って下さるYさん。 J君は、 食べたかったけど買ってもらえなかったイチゴを受け取ったとき、 「イチゴ!イチゴ!」 と叫んで飛び跳ねたため、 大切なイチゴがプラスチックのケースから飛び出してしまい、 皆で大笑いした。 

毎日、 食べるのに精一杯で、 長男C君の入学準備ができずに心を痛めていたDさんのために、 支援者のEさんが 「息子が入学のときに使ったものですが」 と、 きれいにたたまれた礼服を送って下さった。 デパートで購入した新しいハイソックスを添えて。 Dさんの喜びと安あん堵どの表情を皆さんにお届けできないのが残念である。 

「CTICニュース」 に 「ランドセル募集」 の記事が載ると、 毎年人数分を贈って下さる方もいる。 

新入生の学用品と一緒に、 お米をお送り下さるFさんは 「夏には保育園でも浴衣ゆかたが必要でしょう?」 と、 知り合いの方々に声をかけて集めて下さる。 「子どもに寂しい思いをさせたくない」 というお母さんならではの心遣いがたくさん詰まった宅急便が届く。 

オー・ヘンリーの 「賢者の贈り物」 *は 「贈り物をやりとりするすべての人の中で、 この二人のような人たちこそ、 最も賢い人たちなのです。 彼らこそ、 本当の、 東方の賢者なのです。」 と締めくくられている。 「東方の賢者」 とは、 飼い葉桶の幼子に、 黄金、 乳香、 没薬を捧げるという、 救いの歴史の視点で見なければ 「愚か」 としか言いようのない行為を行なった人たちである。 

眠れないほど寒い部屋でもそこに居るしかなく、 皮膚病に悩まされても病院に行けず、 障害を負っても治すことができず、 ゲームで遊ぶ子どもたちの輪の外にいる我が子に何もしてやれないという、 現代日本で忘れられがちな 「貧しさとその悲しさ」 の中にある人たちに、 聖霊の賜物たまものである 『賢(ちえ)』 に導かれた多くの賢者から、 現代の 「黄金」 「乳香」 「没薬」 が届けられている。 

(大迫こずえ 亀戸事務所) 

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*クリスマスに、 妻は自慢の髪を売って夫の懐中時計につける鎖を買い、 夫は祖父から受け継いだ懐中時計を売って妻の髪に通す櫛を買ってくるという物語。 
 

カリタスの家だより 連載第3回

家族福祉相談室

2001年に出された日本カトリック司教団の 『21世紀へのメッセージ』 の中で 「家族が揺らぐときは、 いのちも、 そして人生も揺らぎます。 それは老いた者にとっても、 生まれたばかりの幼子にとっても、 そして働き盛りの人間にとっても同じことです。 家族の危機はいのちの危機である」 と述べています。 また2008年1月1日の教皇ベネディクト16世の 『平和メッセージ』 の冒頭で 「家庭は人間の人格と生命の基盤となる、 神の定めた制度であり、 あらゆる社会秩序の原型です。」 と家庭の大切さを強調されました。 

東京カリタスの家は長い間、 家族福祉に焦点を当てた相談業務を続けてまいりました。 2006年の傾向を見てみると新規の相談の総件数は101件でしたが、 このうち最も多かったのは保健・医療関係の相談が39件で、 うつ病や統合失調症など本人や家族からの相談が主なものでした。 

次は家族の人間関係での悩み、 苦しみの相談が34件で、 夫婦関係の問題、 DV問題、 親子の問題、 近隣とのトラブルなど複雑な相談が多岐にわたりました。 

保健・医療関係と家族の人間関係は単純に分けられるものではなく複雑に絡み合っています。 両方を合わせると70%以上を超え、 相談内容の中心になっています。 

1998年以来、 日本の自殺者数が3万人台であることも、 さまざまな悩みや苦しみの深さを象徴しているように感じています。 また、 高齢化の進む中、 一人暮らしの方々の話し相手やサポートも重要なニーズになってきています。 

東京カリタスの家の相談業務は電話等で申し込みを受けますが、 決して電話相談ではなく直接お会いしての相談方式をとっているのが特徴です。 相談の申し込み受付時間は月曜から土曜日の10時から16時です。 (電話 03―3943―1726)

(財) 東京カリタスの家主催 2008年度ボランティア養成講座 ~ 「いのち」を支えるボランティア ~

「東京カリタスの家」 は2008年度のボランティア養成講座を下記のとおり開きます。
神様からいただいた 「いのち」 を大切にするボランティア活動を目指し、 テーマは昨年と同じく~ 「いのち」 を支えるボランティア~とさせていただきました。またより参加し易いよう、 今年度は前期と後期に分けそれぞれの受講も可能にいたしました。 ボランティア活動を始めようとお考えの方、 すでに活動されている方も是非お申し込みくださるようお待ちしております。 

期 間

前期:2008年 5 月17日 (土) ~ 7 月19日 (土)

後期:2008年 9 月 6 日 (土) ~ 11月 1 日 (土)

場 所 カトリックセンターホール (東京カテドラル構内)

時 間 13:00~16:00 (★7月19日は10:30~16:00)

受 付 12:00から 参加費 前期 3,000円  後期 3,000円  通期 5,000円

定 員 前期・後期各々50名 (定員になり次第締め切らせていただきます。)

申込み方法 お名前・ご住所・お電話を下記へご連絡ください。

FAX 03-3946-9156 TEL 03-3943-1726

財団法人 東京カリタスの家 ボランティア養成講座実行委員会 〒112-0014 文京区関口3-16-15

(前期日程)

1 5月17日 (土)開講 あいさつ 岡田武夫 (東京カリタスの家理事長)「いのち」 を支えるボランティア 小宇佐敬二 (東京カリタスの家常務理事)

2 6月7日 (土)子ども相談室の活動紹介 荻野美佐子 (上智大学教授、東京カリタスの家子ども相談室スタッフ)

3 6月21日 (土)みんなの部屋作業室の活動紹介 中村 豊(西東京警察病院精神科医、東京カリタスの家みんなの部屋作業室スタッフ)

4 7月5日 (土) 家族福祉相談室の活動紹介 米田綾子 (東京純心女子大学教授、東京カリタスの家家族福祉相談室スタッフ)

5 7月19日 (土)10:30~15:30 15:30~16:00ワークショップ 「練習してみましょう、 よりよいコミュニケーション」 前田ケイ (ルーテル学院大学名誉教授)

前期まとめ 小宇佐敬二 (東京カリタスの家常務理事)

(後期日程)

1 9月6日 (土)「いのち」 を支えるボランティアⅠ 小宇佐敬二 (東京カリタスの家常務理事)

2 9月20日 (土)「添え木」 となって 東 孝博 (篠崎医院豊科診療所長)

3 10月4日 (土)「人生」 ~愛し愛されて~ 阿部志郎 (社会福祉法人横須賀基督教社会館会長)

4 10月18日 (土)「支え合ういのちの再発見」 幸田和生 (東京カリタスの家理事)

5 11月1日 (土)「逝く人のいのち」 を見つめて~喪失へのスピリチュアルケア~ 木村登紀子 (聖路加看護大学名誉教授) (淑徳大学教授)

閉講 あいさつ 小宇佐敬二 (東京カリタスの家常務理事)

★12月13日 (土) カリタスの家に関わるすべての人が集う 「カリタスパーティ」 にご参加ください。

教会修道院巡り (144)

宮崎カリタス修道女会

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静かな杉並区郊外の一角に、 わたしたちの日本管区本部があります。 わたしたちの修道会は今から70年前に日本の宮崎の地で誕生しました。 修道会の本部は1951年、 宮崎から東京に移り、 今年の3月、 イタリア・ローマに移転しました。 

会の起こりは1926年、 ヴィンセンシオ・チマッティ神父を団長とする9名のサレジオ会宣教師団の一員として来日したアントニオ・カヴォリ神父が、 宮崎教会の付属事業として、 社会の中で最も貧しく小さな人々を対象とした総合福祉施設 「救護院」 (後の 「社会福祉法人カリタスの園」) を設立したことによります。 救護院で働いていた女性たちは 「愛子会」 という名称のもとに、 その会員としての簡素な制服を着用し、 事業のため献身的に働いていました。 

1936年、 カヴォリ神父の長上であったチマッティ神父は、 時勢を考えて救護院の永続性をはかるため、 また後には、 どこか他の場所にも同じような慈善事業を行なうことができる女子修道会設立をカヴォリ神父に勧めました。 従順によってその勧めに従ったカヴォリ神父は1937年、 「宮崎カリタス修道女会」 を創立することとなりました。 

宮崎の地にまかれた種はその後、 少しずつ成長し海外にも数ヶ国に宣教女が派遣されています。 日本国内においては、 現在、 450人ほどの姉妹たちが46支部共同体において創立者の遺志を継いで働いています。 

その活動の分野は、 小教区、 社会福祉、 教育、 医療、 聖歌隊の活動などで、 キリストが公生活で示された人々の救いに対する愛 「カリタス」 の心をもって家庭の使徒職に努めながら、 赤ちゃんからお年寄りまで、 出会うすべての人々と共に神の国を目指しています。

私にとっての教会 (57)

硲 (はざま) 恵美子 (千葉寺教会)

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主がお望みなら

戦後の貧しい時代だった。 クリスマスになると、 母は、 わたしたち3人の子どもたちを近くの教会に連れていってくれた。 木でできた小箱をもらったのを覚えている。 私はそれを自分の宝物を入れる箱として大切にした。 以来、 私の胸にはいつも優しいイエス様というイメージがついてまわった。 

小学校に入る前のことである。 私の家庭がキリスト者であったというわけではない。 けれど、 長じるにつれてイエス様をもっと知りたいという気持ちはますます大きくなり、 建物の上に十字架があると、 日曜日に一人でそこへ出かけ賛美歌を歌ったり、 聖書を輪読したり、 いっぱしのクリスチャン気取りだった。 

結婚のときも必ず教会で式をと願い、 受け入れてもらったのが六本木のチャペルセンターで、 それがカトリック教会との初めての出合いだった。 遠い岩手県に夫と共に移り住んだ先では、 社宅のほとんどの人たちが子どもたちを通わせている幼稚園が、 またカトリックだった。 子どもたちは聖劇で、 それぞれガブリエル大天使、 羊飼い、 そして末っ子がマリアを演じたのである。 

あれから30年が過ぎたが、 その間、 最初に私が洗礼を受けて、 3人の子どもたちと、 そのうちに孫、 最後に主人もヨセフ様の霊名をいただいた。 決して順風満帆だったのではなく、 わたしたちには離婚の危機もあった。 長女は、 家庭内で自分の気を引くためかもしれないが、 私には全然理解できないあらゆることをしてくれた。 警察にも行った。 そんな悩みのときに、 私は教会内での祈りの集いで支えられたのである。 涙と共に真剣に祈る私の祈りに、 仲間たちは 「主よ、 わたしたちの祈りを聞き入れてください」 と応唱して一緒に祈ってくれたのである。 その祈りの集いの中で、 ある日突然、 今までに経験したことのない大きな、 主からの喜びとしか言いようのないものに私自身の心が開かれたのを感じた。 

以来、 ミサが限りない大切な祈りに満ち満ちたものとして迫ってくるのを感じ、 主は確かに生きておられる、 主は確かに愛しておられる、 主は確かにすべてを良いものに変えて差し出してくださるお方、 こんな私にも奇跡を起こしてくださるお方とわかってきた。 そのことを黙っていてはいけない、 黙っていたなら主はきっと悲しまれるに違いない、 私は決して主を悲しませたくない、 そんな思いで胸が痛くなるような日もある。 幸い私はコロンバン会の 「キリスト教入門講座」 に携わる者として、 幼稚園のお母様方と共にイエス様を目指している。 今年で15年目、 主がお望みならずっと続けていきたい。

お知らせ

講演会の案内 「福祉活動における援助・支援」のあり方と問題点

5月24日 (土) 13:30~16:00 (受付開始13:00)
関口会館地下1階ケルンホール 会費無料
講師 後藤文雄神父 (神言会)
問合せ 東京教区本部事務局 (関神父・今井助祭)
Tel 03-3943-2301 Fax 03-3944-8511
主催 東京教区福祉委員会 (援助部会)

清瀬教会献堂50周年記念ミサ

2008年5月11日(聖霊降臨の主日) 午前10時
主司式 白柳誠一枢機卿
ミサ後に記念祝賀会を開催
問合せ 50周年準備委員長 宮田雅文
場所 西武池袋線 「清瀬駅」 下車南口より徒歩7分
清瀬市松山1-21-12 TEL 042-491-0104
FAX 042-491-1744

過去×現在×これから 教会音楽祭 40周年の集い

2008年6月15日 (日)

東京カテドラル聖マリア大聖堂 / ケルンホール

■ 記念礼拝 15:00~

説教 小宇佐敬二氏 (カトリック教会司祭)

■ 記念フォーラム 15:45~17:00

ゲスト

佐久間彪氏 (カトリック教会司祭)

北村宗次氏 (日本基督教団牧師)

宮崎 光氏 (日本聖公会司祭)

司 会 小海 基氏 (日本基督教団牧師)

主 催 教会音楽祭40周年実行委員会

入場無料 席上献金あり

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。

福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。
「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館

東京教区ニュース

FAX (03-3944-8511)

電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

南無アッバのミサ

5/10 6/14 7/12 (土) 14:00~15:00 
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分) 
司式:井上洋治神父 (東京教区) 
申込不要 
問合せ:駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail: nk3737@yahoo.co.jp 
詳細は 「風 (プネウマ)」 編集室 
http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm

メンディサバル神父と共に祈る会

5/22 (木) 15:00~17:00 
麹町(聖イグナチオ)教会 ザビエル聖堂で 
内容:話と祈り、ミサ 
対象:静かに祈りたい方どなたでも 
申込み不要 
問合せ:Tel/03-3263-4584

祈りのひととき

5/21 6/18 7/16 9/17 10/15 11/19 12/17 
09/1/21 2/18 3/18 (8月休み) (毎月第3水曜日) 19:30~20:30 
マリア会シャミナード修道院 聖堂で (〒102-0071 千代田区富士見1-2-43) 
担当:清水一男神父 
問合せ:Tel/080-5188-3081シスター小林

いやしのためのミサ 「おかえりミサ」

5/17 (毎月 第 3土曜日) 16:00~ 
援助修道会聖堂で (新宿区市谷田町 2-22 

Tel/03-3269-2405地下鉄南北線・有楽町線 市ヶ谷駅 徒歩3分) 
司式:晴佐久昌英神父 (東京教区)

いやしのためのミサ

5/11 6/8 (第2日曜日) 14:00~ 
聖心女子大学聖堂で (渋谷区広尾 4-3-1) 
司式:小平正寿神父 (フランシスコ会)、 パウロ・ヤノチンスキー神父 (ドミニコ会) 
問合せ:羽村 Tel/03-3414-6940
詳細は http://home.a04.itscom.net/ictus/hm.html 

聖書深読

5/24 (第4土曜日) 16:30~ 
メルセス会第四修道院で 
内容:聖書深読、 教会の祈り、 夕食を共にしながら分かち合い 
対象:祈りたい方どなたでも 
問合せ:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35 
メルセス会第四修道院 Tel/03-3315-1550 Fax/03-3315-1587 
シスター荒川佳世子 

カトリック聖霊による刷新 初台祈りの集い -聖霊による生活刷新セミナー-

5/8~6/26 (毎木曜日) 13:00~15:00 (全8回) 
カトリック初台教会1階 アルフォンソホールで 
対象:受洗者で原則毎週参加できる方 
参加費:¥2,000 
申込:会場受付で 
問合せ:井之上 Tel/03-3468-8221 (初台教会への問合せはご遠慮を)

1日黙想会

以下 コングレガシオン・ド・ノートルダム調布修道院で (京王線調布駅徒歩20分 タクシー5分 マルガリタ幼稚園と同じ敷地)  
申込・問合せ:〒182-0034 調布市下石原3-55-1 
コングレガシオン・ド・ノートルダム修道会 
Tel/0424-82-2012 Fax/0424-82-2163 e-mail: prayer3551cnd@hotmail.com 

イエスのみ心を味わう

以下 

対象:20~30代の未婚女性 
参加費:¥1,000
担当:シスター池田洋子・山本三千子 
① 5/11 (日) 10:00~16:00 
指導:澤田豊成神父 (聖パウロ修道会) 
申込締切:5/10 (土) 
② 6/15 (日) 10:00~16:00 
指導:英隆一朗神父 (イエズス会) 
申込締切:6/14 (土)

イエスのゆるし

5/25 (日) 10:00~16:30 (受付9:30~) 
指導:河合恒男神父 (サレジオ会) 
対象:男女信徒・求道者 (年齢不問) 
参加費:¥2,000 (弁当代含む)
申込締切:5/18 (日) 
定員:80名

講座・研修会

命の水-こころのケア講座 DV・トラウマの心のケア

5/10 (土) 5/30 (金)10:00~ 
八王子学園都市センター和室で 
参加費:¥500/回 
問合せ・予約Tel/090-9379-1270 http://m-pe.tv/u/?cecilia

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

5/20 6/3 (火) 19:00~20:00  
6/17 (火)18:00~19:00 
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分) 
テーマ:「人間の未来-宇宙の中の人間の位置を過去・現在・未来にまたがって考察したテイヤールのヴィジョン」 
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家) 
教材:当方で用意 (テイヤールの 『人間の未来』 みすず書房 ある方は持参) 
参加無料 申込不要 
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866竹田誠二

CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座

旧約聖書を読む会

5/12 6/9 (月) 10:30~12:00 
真生会館1階 第 1会議室(5月) 4階 
第 7会議室(6月)で 
講師:前島誠氏 
会費:¥500 
問合せ:高橋(喜) Tel/03-3717-3181 

聖書深読入門

5/13 6/10 (火) 10:30~12:00 
真生会館1階 第1会議室で 
講師:九里彰神父(カルメル会) 
会費:¥500 
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629 

老いを受け入れるために

5/28 (水) 14:00~15:30 
真生会館4階 第7会議室で 
講師:シスター高木慶子(生と死を考える会全国協議会会長) 
会費:¥500 
問合せ:粟津 Tel/03-3470-6132

信徒の月例会 -新要理書 「カトリック教会の教え」 を学ぶ-

5/17 (土) 14:00~ (16:00主日のミサ) 
カトリック麹町(聖イグナチオ) 教会 アルペホールで 
テーマ:信仰の霊、 教会を活かす霊 (135-136ページ) 
指導:岩島忠彦神父(イエズス会) 
申込不要 
問合せ:Tel/03-3263-4584

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所 
執務時間:木 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会

全会場同一条件 13:30~15:00 
指導:泉富士男神父(東京教区) 
会費:¥500程度 
申込不要  
5/13 (火) ビ・モンタント東京事務所で 
5/16 (金) 高輪教会で  
5/20 (火) 三軒茶屋教会で  
5/21 (水) 成城教会で  
立川教会は休み

聖書通読講話会

下記いずれも 土曜日 13:30~15:00 
サンパウロ東京宣教センターで (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651) 
対象:会員外もふるって参加を 
世話人:浜端 Tel/042-623-1469  
5/10 テーマ:「第二パウロの手紙」 
指導:鈴木信一神父 (パウロ会) 
6/7 テーマ:「預言者イザヤ」 
指導:泉富士男神父 (東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

5/8 (木) 11:00~15:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 会員外もふるって参加を 
世話人:宮木Tel/042-575-2335

気軽に聖書を読む会

5/23 (金) 13:30~15:30 
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅) 
指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 
会費:¥1,000/月 
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、 時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人 
世話人:伊沢 Tel/03-3300-8449

シニアは語る

5/7 6/4 (水) 13:30~15:00 
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅) 
指導:吉山登神父 (レデンプトール会) 
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る (テキスト:「老いは恵み」) 
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

5/14 (水) 10:30 
都電荒川区役所前駅 停留所集合 
行先:町屋教会と荒川公園・自然公園と尾久の原公園の周辺 
世話人:田垣 Tel/03-3999-1209

気楽に絵を描く会

5/7 5/21 6/4 (水) 13:30~17:00 
ビ・モンタント東京事務所で 
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412) 
水彩・パステル・絵手紙等 
会費:¥1,000/月 (画材自己負担) 
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

連続講演会 -遣わされた者として-

下記いずれも 土曜日 14:00~ 
東京カテドラル構内 関口会館地下1階 ケルンホールで 
対象:どなたでも 
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等当日支払) 
申込不要 
問合せ:北文京宣教協力体 「学びの会」 中本 Tel/03-3827-7629 南部 Tel/03-3984-4063  
7/12 「道を示すために遣わされたキリスト」 
講師:増田祐志神父 (イエズス会) 
11/22 「命を与えるために遣わされたキリスト」 
講師:英隆一朗神父 (イエズス会)

修道院体験会

5/23(金) 18:00~5/25(日)15:30 
メルセス会第四修道院で 
対象:20~40歳代の未婚女性 
問合せ・申込:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35 メルセス会第四修道院 
Tel/03-3315-1550 Fax/03-3315-1587 シスター松田延代

東京純心女子大学 公開講座-文化講演会

以下の問合せ:東京純心女子大学キリスト教文化研究センター 
Tel/042-692-0326 Fax/042-692-5551 

愛と平和のメッセンジャー 「マザー・テレサ」

6/7 (土) 15:30~17:00 (15:00開場) 
八王子市学園都市センター イベントホールで (JR八王子駅北口前 東急スクエアビル12階) 
講師:沖守弘氏(日本写真家協会会員) 入場無料 申込不要 直接会場へ

マザー・テレサ 写真展 (同時開催)

6/7 (土)~6/8 (日) 11:00~19:00 
学園都市センター (11階) 第1ギャラリーホールで

J.B.シドッティ師来日300年記念講演

5/25 (日) 11:20~ (10時ミサ後) 
碑文谷教会 (サレジオ教会)で 
講師:川村信三神父 (イエズス会)

第 32回看護教育充実セミナー -介護と看護の連携で大切なこと-

6/14 (土) 14:00~16:00 
聖母大学講堂で 
講師: 片山蘭子先生(葉っぱのフレディ・ヘルパーセンター代表 ) 
会費:¥2,000 (学生¥1,000) 
申込:往復はがき (連名不可 ひとり1枚) に郵便番号、 住所、 氏名、 電話番号を明記して下記へ 折り返し受講票を送付 (先着200名で締切) 
〒161-8550 新宿区下落合4-16-11 聖母大学同窓会セミナー係 
Tel・Fax/03-3954-7145 (個人情報は2ヶ月以内に廃棄) 
交通:JR山手線目白駅前よりバス約 5分 (江古田、 練馬方面行) 聖母病院入口下車徒歩2分 西武新宿線下落合駅より徒歩10分 バス-新宿駅西口より14番丸山営業所行き 聖母病院前下車徒歩1分 
主催:聖母大学同窓会

東京エリア カトリック学校フェア2008 -東京都内および隣接エリアのカトリック系 中高一貫校が一堂に集結-

6/1 (日) 9:30~15:00 (予定) 
上智大学四ツ谷キャンパス12号館で 
内容:①参加校・学校別ミニ説明 ②個別相談会 ③上智大学による講演 
事前申込不要 
問合せ:「東京エリア/カトリック学校フェア2008」 開催事務局 (晃華学園内) 
Tel/042-482-8952 (担当/安東

聖心女子学院姉妹校中学校合同説明会 -社会に貢献する賢明な女性を育成します-

5/10 (土) 10:00~12:00 
聖心女子大学 宮代ホールで (渋谷区広尾4-3-1 http://www.u-sacred-heart.ac.jp/access/ ) 
対象:2009年度に聖心女子学院中等科ならびに姉妹校へ入学を希望の女子小学生と保護者 
問合せ:聖心女子学院 (東京) Tel/03-3444-7671 
    札幌聖心女子学院 (北海道) Tel/011-611-9231 
    不二聖心女子学院 (静岡) Tel/055-992-0213 
    小林聖心女子学院 (兵庫) Tel/0797-71-7321 

講演会 - 「ひきこもり」 回復のための家族のあり方-

5/25 (日) 14:30~16:30 (開場 14:00) 
きららホール (フェイスビル6F) で (〒273-0005 船橋市本町1-3-1 船橋市民文化創造館 JR・京成・東武 船橋駅から徒歩3分) 
講師:高橋和己先生 (精神科医) 
参加費:¥1,300 (当日¥1,500) 
申込:① Fax、 e-mail または郵送で申込後 郵便振替口座に振込み 口座番号:00180-9-426281 加入者名:ソフィアヒューマンセンター 「払込受領証」 が入場券 ② 当日会場受付 
問合せ:ソフィアヒューマンセンター Tel/047-410-1610 (水~土 10:00~18:00) Fax/047-410-1620 e-mail: kokoro-sophia@pj9.so-net.ne.jp 
主催:心の相談室・ソフィアヒューマンセンター 

2008年度 電話相談ボランティア募集 -クリスチャンによる 「きぼうのダイヤル・埼玉」 -

以下いずれも カトリック川越教会で (川越市六軒町1-17-15) 
受講申込:4/7 (月)からFaxで下記へ 
申込・問合せ:きぼうのダイヤル・埼玉 事務局 月~金10:00~12:00 Tel・Fax/049-226-5153 
公開講座だけの受講も受付 http://www.geocities.jp/teru-hayakawa1027 

公開講座-クリスチャンとボランティア

7/5 7/12 7/19 7/26 (土) 13:00~15:00 
参加費:¥1,000/1講座 
対象:クリスチャン以外も受講可能

養成講座-体験学習・講義・合宿

9月~2009/3月(土) 10:00~15:00 
対象:25歳以上のクリスチャン 
定員:25名 

第27回 カトリック美術展

5/23 (金)~5/28 (水) 11:00~18:30 (最終日16:30まで) 
有楽町マリオン11階 朝日ギャラリーで
主催:カトリック美術家協会

♪ 音楽会等♪

オルガンメディテーション -晩の祈りとオルガン音楽-

5/9 (金) 19:00~19:45 
東京カテドラル聖マリア大聖堂で 
オルガン演奏:早島万紀子 
入場無料 
問合せ:東京カテドラル聖マリア大聖堂 Tel/03-3941-3029 
主催:カトリック東京大司教区

親子で聴くチャリティーコンサート -カンボジア・孤児院 「希望の家」 を支援-

以下いずれも 
プログラム:<第1部>本の朗読とピアノのコンサート 
                  <プチ・レクチャー>カンボジア 「希望の家」 ってどんなところ? 
                  <第2部>ピアノトークコンサート モーツァルト 「トルコ行進曲」 ショパン 「別れの曲」 ほか 
以下の2つのコンサートの経費を差し引いた純利益全額をカンボジア・プノンペンにある孤児院 「希望の家」 に寄付 
(1) 6/15 (日) 14:00~15:45 (開場13:30) 
幼きイエス会(ニコラ・バレ)修道院 9階で (JR・南北線・丸の内線 四ツ谷駅麹町口徒歩1分) 
出演:高木早苗 (ピアノ) 和井内玲子 (朗読) 
入場料:親子セット券 ¥2,000 (大人1人子供1人) 個別券 大人¥1,500 子供 ¥500 
問合せ: e-mail:saabsam1201@ybb.ne.jp (件名に 「希望の家コンサート」 と記載)    
(2) 6/28 (土) 14:00~15:45 (開場13:30) 
知的障害者福祉施設 「いんば学舎・草深ホール」 で (千葉県印西市草深怖録484-3 Tel/0476-48-6411 ※駐車場有) 
出演:高木早苗 (ピアノ) 横山育子 (朗読) 
入場料:¥1,500 子供 ¥500円 
問合せ:Tel/0476-98-2350 (コンサート事務局) 
または e-mail: saabsam1201@ybb.ne.jp (件名に 「千葉・希望の家コンサート」 と記載) 

トランペットとオルガンの夕べ

5/30 (金) 19:00~ (開場18:30) 
東京カテドラル聖マリア大聖堂で 
トランペット:北村源三 オルガン:和久徑子 
曲目:ヴィヴィアーニ:ソナタ1番 フォーレ:ラシーヌ讃歌 アルビノーニ:アダージオ ほか 
入場料:¥3,000 (全席自由) 
収益の一部は東京カリタスの家に寄贈 
問合せ:Tel・Fax/03-3941-5664 和久 

声楽アンサンブル リーダーターフェル 第61回ボランティア演奏会

5/31 (土) 14:15開演 
野口病院デイサービス 「ひまわり」 2階ホールで (練馬区豊玉北1-12-16 Tel/03-5999-6355) 
出演:指揮&キーボード 山下晋平 ゲスト:創作楽器 「木と音の会」 泉谷貴彦他  ベル:山下奈々 小川玲奈 合唱:リーダーターフェル 
曲:モーツアルト 「Ave verum corpus」 シューベルト 「Ave Maria」 ほか 
問合せ:Tel・Fax/042-494-2845 田部 Tel/080-5099-4322 e-mail: jiji.yoshiki@gmail.com 

英国大使館合唱団によるチャリティーコンサート

5/31 (土) 18:00~ 
カトリック目黒教会聖堂で (JR山手線目黒駅西口、 地下鉄南北線目黒駅徒歩3分 http://www.catholicmeguro.org/chizu1.htm ) 
公演:英国大使館合唱団 
指揮:スティーブ・モーガン 
曲目: 「音の架け橋~日英の合唱曲」 パイプオルガンによる英国教会音楽 
入場料:寄付(目黒教会で支援している各種慈善団体に寄贈)  
主催:カトリック目黒教会 インターナショナル共同体 連絡:カトリック目黒教会事務室 Tel/03-3491-5461 Fax/03-3491-6527

「VIVID」

★ 6月号(No.253)は、5月26日(月)発行、6月1日(日)に各教会で配布予定。

情報掲載希望原稿の〆切: 4月20日(日)

★ 7月号(No.254)は、6月30日(月)発行、7月6日(日)に各教会で配布予定。

情報掲載希望原稿の〆切: 5月25日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。掲載無料です。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511  E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp