お知らせ

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東京教区ニュース第245号

2007年08月01日

平和旬間が始まる

今年も祈りでリレー

日本カトリック平和旬間が始まる (8月6日から15日まで)。 東京教区では平和旬間中の行事・取り組みとして日・中・韓の青年たちの集い、 平和を願うミサ、 講演会、 巡礼ウォークなどを予定している。 また平和旬間期間中を参加者の祈りでつないでいく祈りのリレーも行なわれる (3、 6面に関連記事)。 

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東京教区では平和旬間に先立つ8月4日 (土) に日・中・韓の青年たちの集いを行なう。 テーマは 「東アジアで、 平和の実現に向かって私のできること」。 分かち合いを中心とした内容。 時間は午後2時から5時。 場所は関口会館1階の中会議室。 

平和旬間期間中に行なわれる 「平和を願うミサ」 は11日 (土) 午後6時より東京カテドラル聖マリア大聖堂にて。 ミサに先立ち午後五時からは講演会も行なわれる。 講師はシスター弘田しずえ (ベリス・メルセス宣教修道女会)。 内容は 「日米教会の平和への取り組み」。 この日には午後3時より巡礼ウォークも行なわれる。 出発地は四谷駅と目白駅。 

平和を願うミサは15日 (聖母の被昇天) にも行なわれる。 八王子教会で午後5時より、 松戸教会で午後4時より。 

12日 (日) にはカテドラル・ケルンホールにて講演会が行なわれる。 岡田武夫大司教は 「信教の自由と政教分離」 について、 高橋哲哉教授 (東京大学大学院) は 「信教の自由と平和」 についてそれぞれ話をする。 講演は午後2時より5時まで。 

>>> 東京教区 平和旬間2007

2007 平和旬間
祈りのリレーに参加しませんか

「祈りのリレー」 は平和旬間中の10日間を参加者たちの祈りで
途切れることなくつないでいくものです。

■ 期間 8月6日 (月) 午前8時から15日 (水) 午後8時まで
■ 応募について
 1) 30分を一単位とします。 一人で何コマでもエントリーは可能です。
 2) 申し込んだ人はその時間を責任をもって祈ります。
 3) 祈りの形式はとくに定めません。 慣れたお祈りで結構です。
 4) 祈りの場所も自由です。 病床でも、 居間でも、 職場でも差しつかえありません。
 5) 教区のホームページに 「祈りのリレー」 のエントリーコーナーを設け、
  そこに応募状況を掲示します。 個人名の記載はありません。
 6) エントリーするのは、 個人でもグループでもかまいません。
 7) すでに応募されている時間帯へのエントリーも差しつかえありません。
■ 郵送の場合
〒112-0014 文京区関口 3-16-15 東京教区本部事務局
■ ファックスの場合
03-3944-8511 (小教区、 修道院に申し込み用紙配布予定)
■ ホームページからの場合
  >>> 祈りのリレー

第17回YGT

「倖せ」 について考える

6月17日に麹町教会で第17回YGT (教区青年の集い) が開かれ、 多くの若者で盛り上がった。 今回のテーマは 「Dear・・・ (everyone)」。ゲストに森一弘司教を迎え、 今を生きる若者たちと 「倖せ」 の意味を分かち合った (関連記事「YGTに参加して」)。 

森司教は創世記2章から 「神は人間には誰かと出会い、 深く交わらなければ満たされない本能をお授けになったのです」 と説明。 現代社会は 「一人ひとりが戦っている戦場だ」 とも指摘した。 そして現代社会の問題となっている自殺者の増加について話を進められた。 

「人が命を絶つとき、 人は内臓が社会に吸い取られ、 自分を失い本当に人が人の心と出会っていないのです。 経済的には豊かになっても能力主義が根底にあり、 ますます孤独感が溢れ出ています。 しかし、 光はあります。 自分のありのままの姿をさらけ出し、 人との出会いの中に喜びを見出す。 これを土台にすればいいのです」 と話を結ばれた。 

司教の講話の後、 それぞれグループに分かれて分かち合いの場を持った。 「職場で、 自分が必要とされていないことが分かって落ち込み、 うつ病になった。 2年間ぐらい孤独だったが神父や修道者に励まされ立ち直ることができた。 自分の中で幸せを感じる心を育てないと、 どこへ行ってもだめだと思う」 といった意見も出た。 

分かち合いが終わるとマリア中聖堂に移り、 青年と共に捧げるミサが森司教の司式により行なわれた。 ミサ後、 交流会へと場所を移し、 100人近い青年たちは互いの親睦を深めた。 

YGT実行委員会担当の稲川圭三神父、 加藤豊神父はこの日をもって交替ということで、 参加者たちからねぎらいの大きな拍手を受けた。 最後に 「マイムマイム」 のダンスに全員が参加し、 笑顔が会場いっぱいに広がった。  (小塚由利子)

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YGTに参加して

あなたは今、 倖せですか?

高輪教会 山下江美

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6月17日、 麹町教会にて第17回YGTが行なわれました。 今回のテーマは 「Dear・・・ (everyone)」。「Dear」 とは 「親愛なる」 という意味です。 幸せって何だろう?自分や周りの人にそんなメッセージを送り、 語りかけたいという思いで決まったテーマです。 またYGTでは 「しあわせ」 を 「倖せ」 と表現しました。 人が幸せの隣にいるという意味です。

Gathering Timeでは森司教様によるカテケージス、 小グループに分かれての分かち合いをしました。
今、 日本では年間3万人もの人が自ら命を絶っています。 物質的に豊かで、 一見倖せなように見える日本は、 なぜ一人ひとりが戦っている戦場と化してしまったのでしょうか?司教様は人が倖せを感じる条件を 「(1)柔らかなとげのないものに包まれていること (2)かけがえのない存在として大切にされること (3)人間として開花すること (4)人に触れること、 心に触れること」 とおっしゃいました。 身近に自分を受け入れてくれる人がいる。 私は一人ではない。 これらを感じることができる倖せな状況に自分があることを、 改めて感じた素晴らしいカテケージスでした。

そのあとはいくつかのグループに分かれて分かち合いをしました。 分かち合いではそれぞれが自分の倖せについて思うことを話しました。

マリア中聖堂で行なわれたミサは、 「主の祈り」 を手を取り合いながら唱えたり、 心をひとつにして歌をうたったりと、 皆でYGTに集えた倖せを心から感じることができるものとなりました。

ミサのあとヨセフホールで行なわれた交流会では麹町教会の料理グループの方が作ってくださった美味しい料理を食べ、 皆で白熱したマイムマイムを踊り、 輪になって 「フレンズ」 を歌い、 第17回YGTは幕を閉じました。

私は今まで参加者として来ていたYGTに初めて実行委員として参加させていただきました。 これほどに準備が大変だったのか、 と驚いたこともありましたが、 YGTの成功という一つのものに向かって共に頑張れる仲間がいるということに幾度となく倖せを感じました。

最後に、 森司教様、 来てくださった方々、 お手伝いしてくださった方々、 この集いを支えてくださった全ての方に心からの感謝を。 ありがとうございました!

東京教会管区会議

相互の協力を求めて

7月11日~12日、 東京教会管区会議が仙台で開催された。 6教区 (札幌・仙台・新潟・さいたま・東京・横浜) の司教、 司教総代理、 事務局長ら計18名が集まった。 

会議では、 まず来年の管区司祭研修大会の内容が検討された。 「ナイスのふり返り」、 「典礼改定に関する研修や話し合い」、 また来年の 「聖パウロの年」 や、 10月の世界代表司教会議 (シノドス) のテーマ 「神のことば」 に沿った内容で、 「東日本における地域格差」 などの意見が出された。 

限られた時間で実りの多い大会とするため、 今後はホストとなる横浜教区を軸に、 各教区から一名を選出して準備をすすめていくことになる。 

第2議題の人事交流については、 昨年の会議決定で発足した管区人事交流検討チームによる資料をもとに討議。 教区レベルでなく教会管区あるいは日本司教団レベルで、 男子修道会宣教会管区長協議会と力を合わせて取り組む、 という昨年来の方向性を進めるため、 各教区内の修道会宣教会ごとの司祭数の推移も見る基礎データをもとに、 切実な現状を具体的に確認し合うことができた。 

修道会宣教会の中には、 教区司祭より減少率の高いところが少なくないことも明らかになったが、 他方、 いくつかの教区で新たに修道会宣教会を招くことで司牧を強化できた例も分かち合われ、 今後の参考にすることができた。 (関 光雄)

着座記念ミサ

9月2日 (日) 午前10時
東京カテドラル聖マリア大聖堂
司式 ペトロ岡田武夫大司教

*ミサにはどなたでも自由に参加できます。

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▲ ミサが捧げられる主日の聖堂の後方で祈っていたA子さんが、 天国に逝った夢を見た。 心病む彼女のことが筆者には気になっていたからと思われる ▲ 彼女は心を病んでいる。 彼女が心のバランスを失い始めたきっかけは、 事あるごとに相談に乗ってもらっていた修道会司祭に体を求められてしまったことにある。 彼女は体を求められたことまでは何とか持ち堪えていたが、 「体を求めたのは、 愛しているからではない」 という司祭の一言で混乱し、 徐々に心を壊してしまったのである。 修道会の出入りを一方的に禁じる司祭の上司の姿勢にも失望した彼女は、 怒りと屈辱感とで神経を傷め、 仕事もできなくなり、 30代の若さで生活保護に頼るようになってしまった ▲ そんな彼女は、 さらに深いトラウマを抱えていた。 病弱な母親が入退院を繰り返していたことから、 父が幼い頃から彼女を性的慰めの対象にしてしまっていたのである。 そんな父親が嫌いで、 中学卒業と同時に家を飛び出し、 上京してアルバイトを続けながら、 生活するようになっていた。 そんなときに出会ったのが例の司祭だった ▲ 男たちの欲望によってずたずたにされた彼女。 私が見た夢とは、 そんな彼女に、 神が 「辛かったろうね。 ひどい親を与え、 無責任な司祭と出会わせて、 すまなかったね」 と頭を下げていたのである。 キリストを十字架に送った神の心には、 傷ましい人間たちへの優しい思いが働いていたのではなかろうか。 (MK)

合同堅信式を行なう  京葉宣教協力体

6月17日、 市川教会 (主任 大原猛) にて幸田和生補佐司教の司式により、 京葉宣教協力体の合同堅信式が行なわれた。 純白の壁に囲まれたステンドグラスが美しい聖堂は、 60名 (市川39、 潮見7、 葛西7、 小岩7) の受堅者とその代父母、 祝福に訪れた信徒たちで満席となり、 聖堂に入れず、 信徒会館に設けられたスクリーンの前で共に祝う信徒もいたほどだった。 

幸田司教は説教で 「堅信には二つの特別な意識、 すなわち神から特別な使命をいただき働くこと、 人と人との心は愛で結ばれていることを理解することが必要です。 人に対し罪のゆるしをもたらすことは人間関係を取り戻すことであり、 互いに譲り合うことは難しいが、 神の力があればできることです。 今日堅信の秘跡を受ける皆さまにも同じ使命が与えられます。 神との関係、 人と人との関係をよく考えて下さい。 (中略) イエスの眼差し (目の前の人にレッテルを貼らず、 相手の痛みを共感できる生き方) を感じ取って実践してほしいとも思います。 この社会の中でできないこともたくさんありますが、 眼差しを変えることはできると思います」 と話した。 

その後、 幸田司教より一人ひとりの額に聖香油が塗油され60名は代父母と司祭、 信徒に見守られながら堅信の恵みを受けた。 

ミサ後に受堅者の中から中高生と成人の代表があいさつをし、 堅信の秘跡を受けた喜びを語った。 また同宣教協力体と関係の深い聖母被昇天修道会の創立者であるマリ・ウージェニーが6月3日に教皇ベネディクト16世より聖人の宣言がなされ列聖されたことに対し、 宣教協力体より祝意が表された。 聖堂は堅信と列聖というまさに神の力、 聖霊の賜物に感謝せずにはいられない信徒の喜びに包まれた。  

信徒会館と庭に準備されたパーティーはたくさんの笑顔にあふれ、 市川教会が神の愛に包まれたひとときであった。 (郡司 誠)  

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聖体奉仕者の講習会 玉川通り協力体

玉川通り宣教協力体では、 「2007年聖体奉仕者のための講習会」 として2回の講習会を企画いたしました。 そのうちの第1回目の講習が6月17日渋谷教会にて、 三軒茶屋教会から18名、 瀬田教会から6名、 渋谷教会から8名の聖体奉仕者が集まり行なわれました。 

今年度の講習会のテーマは病者に対する聖体奉仕です。 第1回の講習会では、 瀬田教会の小高毅神父様に 「病者の塗油と聖体」 という演題でご講演をいただきました。 小高神父様は、 病者の塗油の意味付けについてわかりやすくご説明くださると共に、 ご聖体の大切さ、 素晴らしさについて熱心にお話くださいました。 そして、 ご聖体がパンの形色のもとにおられるイエス様そのものであることを再認識し、 このような大切なご聖体に携わる奉仕者としての気持ちを新たにすることができました。 ご講演いただきました小高神父様には深く感謝しております。 

今回は時間的な制約もあり、 奉仕者同士教会の枠を超えての懇親を図ることができなかったことが悔やまれます。 次回以降、 積極的にお声がけをしてみようと考えております。 その中で、 協力体内の結びつきが強まれば幸いです。 

なお、 第2回目の講習は、 聖母病院に勤務されるシスター段坂広子様に 「病人訪問の心遣い」 という演題でご公演いただきます。 

この2回の講習を通じて、 玉川通り宣教協力体の聖体奉仕者が、 少しでもご聖体を扱う者としてふさわしい者となれますように祈っております。 (石原輝人 渋谷教会)

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養成講座がスタート 東京カリタスの家

9回の連続講座がスタートしました。 今年のテーマは 「いのちを支えるボランティア」 で岡田武夫大司教も大変興味深いと話されていました。 その第1回目がカテドラル構内のカトリックセンターで50名が参加して、 6月16日に行なわれました。 

当日は岡田大司教 (東京カリタスの家理事長) は次のように開講のあいさつをされました。 「いのちは一人ひとりかけがえのないいのちで、 固有の存在です。 神様が造られたすべての人がそうなのです。 それは人間だけでなく自然を含めすべてのものが神様の作品ですから、 つながっているのです。 つながっているから尊いと言えます。 つながっているから助け合い、 支え合っていくのです。 この講座の学びが神様の愛と光になりますように祈っています。」 と 「いのち」 と 「つながり」 の大切さを強調されました。 

引き続き小宇佐敬二神父 (同常務理事) が 「いのちを支えるボランティア」 というテーマで講話をされました。 創世記と詩篇を引用して 「造られたものが喜びで満たされることが 『神様の望み』 です。 そして 『私の望み』 は 『神様の望み』 です。」 とキリスト教的ボランティアの再理解について話されました。 

講話の後、 参加者が8つのグループに分かれて、 講話で感じたこと、 自分自身のボランティアの思い、 この講座の参加動機などを分かち合いました。 その中で今日新しい気づきがあり、 次回からの講座が楽しみという参加者からの声もありました。 (岩田鐡夫)

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浅草教会が130周年

6月24日のこの日、 浅草教会では守護の聖人パウロと、 創立130周年を迎えることができたことへの感謝のミサが捧げられた。 今年、 浅草教会は新聖堂築後20年目にあたり、 外壁塗装などの大修理のために足場が組まれ、 シートで覆われているため、 教会の全体像は見ることができないが、 教会の中では準備が着々と整えられていた。 

教区ニュースをとおして、 今日の記念ミサのことを知り、 かつて浅草教会に所属されていた懐かしい方々が、 続々とお見えになり、 数年ぶりの再会の喜びを分かち合う姿が見られた。 

ミサは本所教会・上野教会・修道会からも大勢の方々の参加があり、 盛大に行なわれたが、 今日のために、 遙かブラジルから60数年ぶりに帰国、 参加された方もいた (筆者と同姓同名であり、 ポーロ幼稚園・青年時代を共に過ごした幼なじみで、 今は、 ブラジルの地で、 カトリック大学の教授として活躍されている。 ミサの間中、 感激の涙が止まらなかったとのことであった)。 

パーティー会場となった教会のロビーには、 教会創立当初からの貴重な写真の数々、 数十枚が展示され、 その様子から、 当時の神父様方や信徒の皆さんの苦労が偲ばれた。 私の両親の青年時代、 幼かった頃の自分自身の姿を見るにつけ、 今さらながら、 年齢を重ねてきたことを痛烈に感じたのは、 私だけではなかったことであろう。 思い出話に花が咲き、 名残りは尽きなかったが、 またの再会を約束し、 祝賀会も和やかな雰囲気のうちに散会となった。 

浅草教会は、 今日、 教会創立150周年・200周年に向かっての新しい歩みを始めたのである。 (森口幸雄 浅草教会)

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本郷教会が80周年

本郷教会 (主任 井手雄太郎) は7月8日に創立80周年を祝って、 記念ミサと講演会を行なった。 

ミサを司式した岡田武夫大司教は説教で 「平和」 について話し、 神との平和、 隣人との平和、 自然との平和、 自分との平和を呼びかけた。 

引き続き行なわれた講演会で岡田大司教は、 教皇ベネディクト16世の回勅 『神は愛である』 から話を始め、 パウロの愛の賛歌に言及した後、 日本の教会の福音宣教について第2バチカン公会議から2回のナイス (福音宣教推進全国会議) までの歩みを説明した。 

大島教会も40周年記念誌を作成

大島教会は東京教区のなかで所属信徒数のもっとも少ない小教区。 1986年以降は常住する司祭がいなくなり、 教区本部の司祭たちが担当してきた。 2005年からは中央・千代田宣教協力体の協力が得られるようになり、 麹町教会の司祭が奇数月に、 本部の司祭が偶数月に同教会を訪れミサを捧げている。  

今年の5月3日に小教区設立40周年を迎えた大島教会では、 教区本部のチェレスティーノ神父を中心に、 信徒が協力して小さな記念誌を作った (写真)。 

記念誌は教会草創の頃から現在までの写真や信徒の文集で構成されている。 とくに同小教区の歴史を語る白柳誠一枢機卿の文章は興味深い内容となっている。

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教会音楽祭を開催

6月17日、 東京カテドラル聖マリア大聖堂にて第28回教会音楽祭が開かれた。 隔年で開かれるこの音楽祭はキリスト教の諸教派が音楽をもって一緒に主を賛美する集いであり、 1968年より続けられている。 

今回のテーマは 「いのちの輪~今日、 私はあなたを生んだ~」。 参加教派はカトリックを含め七教派。 大聖堂には1,000人近くの人が集まった。 礼拝形式の中、 それぞれの教派がテーマに即した礼拝曲を発表した。 

実行委員会では今回初めて賛美歌を公募し、 東京教区ニュースを始め、 各教派の機関紙で呼びかけた。 短い期間の中、 作詞と作曲、 計12作品の応募があり、 選考委員により2作品が佳作として選ばれた。 

選ばれたのは日本基督教団足利東教会所属、 茂木志津子さん作詞の 「いのちの輪」 とカトリック関口教会にて求道中の山口実香さん作詞の 「涙の谷を越えて」。 実行委員会により曲がつけられ、 当日全体の会衆賛美として歌われた。 

当日行なわれたアンケートには公募曲について 「歌詞が良かった。 涙が出た」、 「自由で新しい感じがして良かった」 などの意見が寄せられた。 また今回は子どもの聖歌隊の参加もあり、 印象に残ったとの声が多くあった。 全体については 「主の教会はただ一つですね。」 など、 宗派を超えて賛美できたことに対する感動の声が寄せられていた。 

教会音楽祭は来年40周年を迎え、 記念礼拝を行なう予定。 記念誌 (CD付き) の準備などを進めている。

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CTIC カトリック東京国際センター通信 第114号

ブラジル   日本移民100年祭を祝って

◆ 日本からブラジルへ

100年前の1908年4月27日、 笠戸丸は791名の最初の日本移民を乗せて、 ブラジル・サントス港を目指し神戸港を出港した。 その多くが日本国内で貧しさの中、 将来への夢を持てずにいた人々だった。 6月18日、 サントス港に着くまで52日間の長い船旅だった。 彼らのほとんどは仏教徒だった。 

数少ない荷物を持ってブラジルの地に着いた日本人移住者たちの心は、 大きな夢に燃えていた。 大金持ちになり、 短期間で母国日本に帰ることができると信じていた。 でも、 彼らは自分たちの夢を実現することは、 容易ではないとすぐ気がついた。 厳しい現実の中での生活は、 彼らを日本に帰ることを少しずつ諦めさせていった。 ブラジルに定住するしかないと悟った彼らは、 自分たちを受け入れてくれるブラジルの習慣などを取り入れ、 同化しようと努力した。 生まれてくる子どもたちに洗礼を受けさせたのも、 彼らがキリスト者として生きるための選択ではなく、 子どもたちがブラジル社会に容易に受け入れてもらうための手段であったのかもしれない。 

◆ ブラジルから日本へ

1980年代の末から、 1990年の初め頃、 ブラジル経済は低迷していた。 ブラジルから、 欧米移民の子孫が祖父母の国で働くために移住するようになった時期に、 日本人の先祖を持つ人々も、 次々と、 祖父母の国へ帰る社会現象が起こってきた。 同時期、 日本はバブル経済の時代。 日本政府は、 産業界の働き手不足を補うために南米の日系人たちを出稼ぎとして受け入れるために扉を大きく開き始めた。 

100年前、 ブラジルに渡った日本移民、 そして、 現在、 海外から日本にやって来る出稼ぎ移民の動機は共通しているものがある。 違いといえば、 100年前は2ヶ月以上の船旅だったが、 今は飛行機でたったの30時間足らずで日本にやってくることができることだ。 

◆ 巡礼の旅へ

ブラジルでは、 日系移民はブラジル人でありながら、 その容貌から日本人と呼ばれている。 でも、 祖父母の国、 日本に来ると、 今度はブラジル人と呼ばれる。 だが、 彼らは大きな違いを感じさせる。 ブラジルに渡った日系移民のほとんどは仏教徒だった。 しかし、 日本に帰ってきた日系人のほとんどがカトリックの信仰を持っている。 

2007年4月23日、 日本に来ているブラジル移住者たちは、 ブラジルに渡った 「日本移民100年祭」 の開幕記念をカトリック的な信仰表現で始めた。 キリシタン弾圧時代に多くの信者が命を懸けて信仰を証した日本の聖地、 長崎への巡礼を選んだ。 

「平和を運ぶ移住者」 というテーマを持って日本の各地から集まった400余名の日系ブラジル人巡礼者が、 まず、 長崎平和公園で最初の祈りの時を持った。 長崎市民が受けた原爆の恐ろしさを物語る多くの資料が展示されている原爆資料館、 そして、 被爆者として力の限り世界平和を訴えて亡くなった、 敬虔なカトリック信者、 永井隆博士資料館などを回った。 そして、 第1日目の最後の時間には、 谷大二司教 (さいたま教区) 司式による平和のためのミサを浦上天主堂で捧げた。 

2日目は、 26聖人殉教地、 西坂資料館等を訪ね、 262年間厳しい禁教の時代を信徒たちだけで守り続け、 ラテン語の祈りを持って、 洗礼を授け、 子孫に信仰を伝えてきた隠れキリシタンの子孫である信徒たちと、 宣教師との歴史的出会いの場である大浦教会を訪ね、 殉教者の取り次ぎを祈って、 ミサが捧げられた。 

最後に聖マキシミリアノ・コルベが生活した聖母の騎士修道院で聖母マリアへの祈りの時を持ち、 各自2日間の巡礼でいただいたお恵みを感謝しながら、 別れを惜しみ帰途についた。 

◆ 移住者としての体験を祝う

今年の4月から、 2008年まで、 いろいろな記念行事が予定されている。 日の出る国、 日本で100年前にブラジルに渡り、 英雄的に生きた移住者たちを想い起こし、 そして、 今、 日本で暮らすその子孫たちの移住者としての体験を祝いたいと願っている。 

(オルメス・メラニ 目黒事務所 スカラブリニ宣教会 ブラジル人)

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私にとっての教会(50)

山森マリ (高輪教会)

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カ障連会長と私

その出会いは教会のお庭でした。 車椅子に腰かけた女性と知り合ったのです。 当時の私は大学生になりたてで、 彼女にいろいろな所へ連れて行っていただいたり、 編み物を教えていただいたりと、 お世話になりこそすれ介助のかの字も知らない状態でした。 あれから25年経っても、 いまだ介助の技術を持たない私ですが、 相変わらず付き合って下さいます。 

進行性筋萎縮症を持つ彼女は、 寝返りが打てなくて24時間ヘルパーを必要としていますが、 ご自身が自立生活を営みながら、 ほかの障がい者のためにも自立生活支援のお仕事をされ、 その上、 カ障連の会長も務めておられます。 

私は社会の中で人生の選択に迫られたとき、 彼女の生きざまから、 とるべき道の道しるべをもらっています。 福音には人が生きるのに本当に大切なことは何か、 が書かれていますが、 同時に 「障がい者」 の生きざまにも、 それが示されています。 いえ、 本当に大切なこと以外に頼っていては、 生きられないのだと思います。 私みたいな者は目に見えるこの友人から教えていただいたことが、 あとから福音の言葉と重なって聖書の理解に向かいます。 

彼女の生きざまから学んだことを、 本当はここに書いて皆さまにお伝えしたいのですが、 とても納まりきれません。 どうか皆さまも、 教会でお知り合いになった身近な 「障がい者」 と関わられて、 大切なメッセージを受け取って下さい。 

去年はカ障連が主催する3年に一度の全国大会が東京で行なわれました。 プレ大会を含めて3日間の企画でした。 その開催のために膨大な時間と手間が集積されました。 私にその裏方のほんの一部分の手伝いを、 と会長が声をかけて下さったときには、 大喜びで引き受けた姿が、 読者の皆さまに想像していただけますでしょうか? (カ障連会員) 

【注】カ障連の正式名称 「日本カトリック障害者連絡協議会」。
カ障連のホームページのアドレス
http://homepage3.nifty.com/cadpj

教会・修道院巡り(137)

淳心会(C・I・C・M)宣教修道会

宗教法人カトリック淳心会という宣教修道会は、 キリストの福音、 すなわち福音の価値観を全世界に宣べ伝えることを前提にして働く宣教修道会であります。 本会は1862年11月28日にベルギーのマリン大司教区の教区司祭のテオフィロ・ベルビストによって創立されました。 

創立者は叙階後士官学校付の司祭となり、 同時に国際児童福祉会のベルギーの担当に任命されました。 この仕事を通じて中国本土の児童たちが悲惨な境遇であったことで、 これを救うために新しい宣教会を作ることを決心しました。 そして、 教区司祭の同僚4人と1864年に修道誓願をたて、 正式に淳心会が外国宣教に専念する修道会となりました。

会の名称は、 ラテン語でCONGREGATIO IMMACULATI CORDIS MARIAE=C.I.C.M.から取り入れたもので、 それは直訳すれば 「マリアの汚れなき御心」 という意味ですが、 日本での訳語は 「淳心会」 となっています。 会の創立以来、 淳心会がますます国際化し、 世界各地へ宣教師を派遣してきました。 上述のように淳心会は、 中国 (1865年)、 コンゴ民主共和国 (1888年)、 フィリピン (1907年)、 インドネシア (1937年) などといった国で宣教師が福音を宣べ伝えてきました。 第2次世界大戦後の世界情勢の変化に伴い、 ベルギーやオランダなどの会員増加によって、 会の活動が日本 (1948年) をはじめ、 アフリカ、 アジア、 北中南米に広がっていきました。 ちなみに1957年の総会において、 国籍や人種を問わず、 現地の若者が入会できるような体制が整えられました。 

現在、 日本ではベルギー、 オランダ、 コンゴ民主共和国、 フィリピン、 インドネシアからの45人の宣教師が大阪、 広島、 東京などのさまざまな教区で活動しています。 会の方針とそれぞれの教区長の宣教方針に従って、 小教区における宣教共同司牧をはじめ、 オリエンス宗教研究所をとおして 『聖書と典礼』 『こじか』 『福音宣教』 などの出版、 通信講座、 研究活動、 また淳心学院をとおしての人間教育、 正義と平和の活動、 JOCなどといった分野で、 福音的価値観を伝え、 諸宗教間の対話を進め、 多くの日本人と共に神の国の建設に向けて、 日本が皆で住めるよい国となるために努力しています。

合同勉強会を終えて
多摩南宣教協力体

多摩南宣教協力体では 「聖体について」 というテーマで、 3回シリーズの勉強会を行なった。 予想以上の関心を集め、 大勢の参加者があった。 なぜ多くの参加者を集めることができたのかをリポートしてもらった。

延べ400名強が参加

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このほど、 多摩南宣教協力体 (喜多見・成城・町田) が企画し主催した 「ご聖体について」 の合同勉強会が、 各教会とも延べ130名以上、 累計で400名強という当初の予想を覆す参加者を得て、 3回のシリーズを終えることができました。 

3つの小教区を越えた信徒・司祭の交流と協力が、 共通の 「宣教課題」 を見い出し、 多摩南という宣教協力体が一つの信仰共同体になることを予見させるような成果であったと言ってよいのかもしれません。 

さて、 「キリストの聖体」 の祭日である6月10日 (日) に、 町田教会を会場とする定例の第16回宣教協力体会議が開かれましたが、 今回の企画をとおしていくつかの反省点が指摘され、 課題の提案も出されましたので、 出席者から感想や意見を求め、 次のステップに生かしていくことといたしました。 

「現場」 からの声の吸い上げと協力

この勉強会の出発点は、 昨年2006年の7月9日 (日) に、 町田教会で開かれた第13回宣教協力体の連絡会で、 小回りがきく組織として主任司祭と各3名の委員からなる12名の 「企画小委員会」 を立ち上げるという決定でした。 

まずこの小委員会が手始めに行なったのは、 大司教メッセージ 「新しい一歩」 への原点に立ち戻って、 信徒が教会に何を望み、 何を期待しているのか、 宣教協力体という共同体が、 それにどのように応えていけるのかを探り、 分析していく作業であり、 協力によって補完し合い、 より強く実り豊かに福音的使命に生きる企画を見い出すことでした。 

そして、 その会議に際して、 喜多見教会の信徒の何気ない話題を、 信徒が日ごろ知りたがっている共通の要望として受け止め、 形にしたのが、 「ご聖体の秘跡」 の学びだったのです。 

隔月に行なわれることになった小委員会の1年間にわたる討議の積み上げ、 参加対象者を限定しないことをアピールし、 また、 講演者である司祭方の写真やメッセージを載せたポスター等の広報活動、 さらには、 3教会のスタッフの入念な準備、 呼びかけや協力等が、 今回の合同勉強会で実を結んだと言っても決して過言ではないでしょう。 

さらに、 今回の勉強会が盛況であった理由のひとつとして、 会場への交通の利便性も挙げられると思います。 不動産屋の広告ではないけれど、 駅から歩いて0分という近場、 本当に、 駅のすぐ目の前にある喜多見教会を会場に選んだことも、 勉強会に参加しやすい雰囲気作りに、 一役も二役も買ったことは事実でしょう。 

そして、 喜多見教会の信徒の方々が会場の設営や休憩時間のお茶の準備に惜しみなく協力してくださったことも、 忘れられない思い出になりました。 

自分たちの主任司祭が講師であったこと

講演会や勉強会の企画が成功するには、 宣教活動の理念に合ったテーマと受講者の生の声に応えることができる講演者は欠かすことができません。 その意味で、 今回の勉強会は、 信徒に身近な各教会の主任司祭が講師であったことは、 大変、 重要であったと理解しています。 

実際、 講話の内容は、 ミサの説教より幅広く密度の濃い内容となりました。 また、 頻繁に連絡が取れる司祭同士であったからこそ、 テーマが重ならないように緊密な連絡と事前の相談が可能になり、 3人それぞれの司祭の持ち味も発揮できたように思います。 

何よりもテーマのレジュメと豊富な資料が用意されていて、 参加者には復習の機会が与えられたこと、 参加できなかった者にも理解できるように資料が増刷されたこと等は、 講師たちが司牧者であるが故の配慮ということでしょう。 

ちなみに、 今回の勉強会の題名は、 第1回 「改めて、 ミサを見つめ直す 聖体の秘跡をより理解するために (高木賢一神父)」、 第2回「ミサの中での聖体奉仕 (フェルッチョ神父)」、 第3回 「病人と高齢者への理解 (安次嶺晴実神父)」 でした。 

これからの宣教活動について

宣教協力体の活動は、 地道な努力と維持性が求められるのであって、 思いつきや勘だけでは、 質のよい企画は生まれてきません。 

事実、 今後の活動については、 今回のテーマをさらに深めてもらいたいという要望がある一方、 豊富な資料に消化不良をおこさない方法を検討してもらいたいという要望があります。 

さらには、 指導講師の一方通行の講話だけではなく受講者も参加することができる分かち合いの機会が、 今回の勉強会以上に欲しいという希望や、 参加したくとも参加できない信徒のための対応、 病者訪問のネットワークを作れないかという提案もあります。 

このように、 合同勉強会の継続を希望する信徒が大勢いますので、 3教会の司祭 (今年の4月からは主任司祭3名、 助任司祭2名の計5名) による聖堂共同体巡回講話も含め、 時間、 会場やテーマ等をさらに検討した上で、 これらの感想や意見を、 これからの宣教協力体の活動に生かしていくことが、 次の歩みへの確かな足がかりになっていくということになるのではないでしょうか。 (鈴木成一 町田教会)

信仰の物語

夢のような

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麻布教会での初めてのミサで、 日本語のお上手なシェガレ神父様がお説教で 「すんなり育つ樹々よりも幹に節々を残し、 曲りながら成長し、 やがて房をつける葡萄の木が人の一生にふさわしい」 とお話しくださいました。 

植木屋さんで苗を求め、 鉢から地面に移し、 毎日水をあげ、 うまく根付いて今年も棚から小さな青い実の房を提げております。 

昨年の今頃は突然の発病で身体の痛みに入院も考えましたが、 子どもたちの計らいで通院を続け今日にいたりました。 

昭和25年の初夏、 勤務先の先輩に誘われ、 初めて麻布教会に参りましたが、 昭和20年の空襲で建物が消失し、 戦勝国のカマボコ兵舎が聖堂でした。 小窓から朝風が涼しく、 ゆるしの秘跡をお受けになる皆様の行列が深く印象に残りました。 幼い頃から鐘の音を聴いて知っておりましたが、 私にとって教会は遠い憧れのような存在でした。 

夜の公教要理のお仲間に入れていただき毎週お話しをうかがったのでしたが、 私にはとても難しかったです。 時刻が近づいてもぐずぐずしておりましたとき、 小児マヒで20歳まで寝たきりの弟に 「今晩は休みなの」 と尋ねられ、 渋々出席した夜もございました。 

弟が14、 5歳の頃には空襲が激しく、 そのうち家も焼けてしまいました。 弟を背負って逃げるのが私の役目でしたが、 穏やかな弟は誰とも兄弟喧嘩をしませんでした。 昭和26年盛夏、 弟は暑さに絶えられず世を去りました。 

夜の公教要理はなお続きました。 小卒の学歴にがんじがらめになっていた私は 「もう諦めなければ」 と思っておりましたところ、 昭和27年4月の献堂式のお祝いの日に、 公教要理のお仲間の皆様と洗礼の恵みにあずかることができました。 「夢のような」 の言葉そのものでした。 

そのとき洗礼を授けてくださった神父様は100歳を迎えられ、 ご健在でいらっしいます。 (岡 三和子 麻布教会)

今月の投稿

庶民

地方公務員を長く務めた彼は、 ある日友人から 「知っているか。 国家公務員は、 我々が国家なんだと言っている」 と聞き、 何をのぼせ上っているんだと腹の中で笑った。 

翌日の新聞で 「中国が日本の歴史認識について」 と書いてあるのを見て、 何を言っているんだ。 中国は清朝末期の阿片戦争で、 列強の植民地化しているのを日本が解放したのを忘れたのかと憤激した。 

ところが、 どうも前記の国家公務員と同じ土俵にいる自分を見て愕然とした。 

考えてみると先の第2次世界大戦で、 日本が敗れたのは、 日本の支配階級がアメリカ等の支配階級に敗れたのであり、 我々庶民は関係ないんだと気が付いた。 

戦争なんて庶民にとってははなはだ迷惑なことで、 着るものもなくなり、 食うものもなくなり、 あまつさえ銃を持って外地で人殺しをさせられる。 庶民は戦争で負けてもいないし、 勝ってもいないのだと悟った。 それはアメリカ市民も同じで、 支配階級 (政府) は庶民を巻き込んで、 彼らの目的のために犠牲にしているのだ。 庶民にとってはたまったものではない。  

庶民は日々平穏に生活し、 家族と一緒に楽しく暮らせればよいので、 そのために主に祈り、 聖母に祈って平和を願っているのだ。 そう考えたとき、 彼は心からほほ笑みが湧いてくるのを覚えた。 政教分離なんて面倒なことを言わなくても、 世界の人々と平和を主キリスト、 聖母マリアに祈っていきたいものである。 (野村泰利 赤羽教会)

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今月のおすすめ本

『宣教師マザーテレサの生涯 スコピエからカルカッタへ』

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近年、 福者マザーテレサに関する沢山の書籍や記事、 そして数多くの映画が発表された。 今現在、 インターネットの情報検索サイトGoogleで 「マザーテレサ」 と検索すると200万件以上の情報にヒットする。 マザーを聖人として描く書籍や記事もあれば、 多少批判的な注目の仕方をしているものもある。 そんな中で、 私は工藤裕美博士が発表された本書をお勧めしたい。 

本書を手に取った方はみな、 工藤博士がこの研究に全てを捧げて取り組んでいる学者であると感じられるであろう。 工藤博士はマザーテレサの霊性と活動手法について熟知しており、 本書のなかで彼女が紹介しているさまざまなエピソードは、 聖者のような女性マザーテレサの精神に関する洞察を我々に与えてくれるであろう。 マザーは相手がどのような人であろうと世話をした女性である。 助けを必要とした人々を、 マザーは差別したり、 選り好みすることはなかった。 マザーテレサにとって相手がキリスト教徒であろうとイスラム教徒であろうと、 ヒンドゥ教徒でも仏教徒でも、 無神論者でさえも神の子として平等に捉えていた。 そのためマザーテレサは誰にでも門戸を開き、 彼女の助けを求める人々を全て受け入れていた。 

本書は主として工藤博士の英文の博士論文をベースとしているが、 一般向けに出版するために彼女の指導教官である上智大学のインドの哲学の教授のシリル・ヴェリヤト神父が共同執筆を行なった。 さらにこの若い研究者と外国人教授の書いた原稿を、 上智大学の元学長である土田將雄神父が監修し完成させたものである。 

この優れた書籍を私は自信を持って皆様にお勧めしたい。 なぜなら本書は我々がこよなく愛する 「貧者の聖人」 の肖像を、 親しみやすい形で見事に描き出しているからである。 

(ジョン・ジョセフ・プテンカラム 上智大学) 

…………………………

『宣教師マザーテレサの生涯』
工藤裕美/シリル・ヴェリヤト共著 土田將雄監修 上智大学出版 2,619円+税

お知らせ

「聖書の集い」 秋の一日セミナーのご案内

「聖書の集い」 は特別な指導者がいなくても、 一緒に聖書を読み、 分かち合い、 共に祈る集いです。 このような集まりをどのように始めたらよいか、 どのように続けたらよいか、 体験をとおして学び合いましょう。 (東京教区補佐司教 幸田和生)

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日  時   2007年10月8日 (月・体育の日) 10:00~17:00
会  場   東京カテドラル構内・ケルンホール (関口会館地下)
プログラム  9:30~  受付開始
       10:00~ オリエンテーション、 聖書の集いの説明
       11:00~ グループに分かれての 「聖書の集い」
       12:30~ 昼休み・休憩
       13:45~ 感想と疑問の分かち合い
       15:45~ 幸田司教の講話
       16:00~ ミサ (17:00 終了)
参加費    1,000円 (当日会場で集めます)
定  員   120名
対象者    信徒・司祭・修道者・求道者
申し込み〆切 9月21日
申し込み方法 「秋の一日セミナー参加希望」 と明記の上、 住所・氏名・電話番号・所属教会を
       記入して、 下記宛に郵送、 FAX、  Eメールでお送りください。

申し込み・お問い合わせ先
東京教区本部事務局 (担当 関口)
〒112-0014文京区関口3-16-15
Tel.03-3943-2301 Fax:03-3944-8511
Eメール tsudoi@tokyo.catholic.jp
なお、 申し込まれた方には9月25日以降に詳しい案内をお送りします。

―2007 子どものミサ―

日 時  10月14日 (日) 午後1時30分 (ミサは午後2時) ~午後5時
場 所  東京カテドラル聖マリア大聖堂
テーマ  「お言葉どおり、 この身に成りますように」 (ルカ1・38)

大改修工事を終えたばかりの聖マリア大聖堂で、 マリアさまのテーマで共にお祈りします。

問い合わせ 稲川圭三 神父 (八王子教会 042-622-1642)
主催 東京教区教会学校委員会

東京カテドラル聖マリア大聖堂
大改修完成記念 オルガンコンサート

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Lorenzo Ghielmi  ロレンツォ・ギエルミ
2007年10月12日(金) 19:00開演
自由献金 (整理券要予約 600名限定)

整理券入手方法
直接カテドラル事務所にお越しいただくか電話またはE-mailでお問い合わせ下さい。
  郵便の場合は下記の住所まで往復はがきでお申し込み下さい。 (希望人数明記)
お問い合わせ
  東京カテドラル聖マリア大聖堂事務所
  〒112-0014東京都文京区関口3-16-15
  TEL03-3941-3029
  E-mail: cathedral@tokyo.catholic.jp
*カテドラル改修のために献金をいただけましたら幸いです。
*未就学児の入場はご遠慮ください。
 ● 教区からのお知らせ(大改修工事完成 感謝のミサとコンサート)
 ● 東京カテドラル聖マリア大聖堂  大改修完成記念コンサート(詳細)

投稿募集

東京教区ニュースでは、 読者の皆さまからの投稿を受け付けています。 福音的な内容のニュース記事、 エッセイ(いずれも600字以内)、写真、 イラスト、 4コマ漫画などを送ってください(未発表のものに限ります)。 「投稿」 と明記し、 住所、 氏名、 年齢、 電話番号、 所属教会を必ず書いてください。 文章に関しては、 用語その他で添削することがあります。 また、 投稿されたものについてはお返しいたしませんので、 あらかじめご了承ください。

〒112-0014 文京区関口3-16-15 東京大司教館
東京教区ニュース
FAX (03-3944-8511)、
電子メールinfo@tokyo.catholic.jpでも受け付けています。

VIVID

黙想会・祈りの集い等

祈りの集い 「テゼの集い」

8/10 (偶数月第 2金曜日) 19:00~20:30
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院聖堂で
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分 〒102-0085千代田区六番町 14-4
Tel/03-3261-0825 Fax/03-3262-3396)
問合せ:シスター朝日

「東京都慰霊堂」で祈る 第47回

9/1 (土) (関東大震災) 18:30~
東京都慰霊堂で (墨田区横網 2-3-25)
関東大震災・東京大空襲犠牲者の慰霊と平和への願いをロザリオで祈る
問合せ:カトリック信者 「平和祈願有志の会」 久保直恵Tel/03-5875-2011

南無アッバのミサ

9/1 10/6 (土) 14:00~15:00
幼きイエス会 (ニコラ・バレ)修道院聖堂で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅徒歩1分)
司式:井上洋治神父 (東京教区)
問合せ (申込不要):駒沢 Tel/047-362-8570 e-mail: nk3737@yahoo.co.jp
詳細は 「風 (プネウマ)」 編集室 http://www.geocities.jp/kazehensusitsu/index.htm

20回 「信徒の霊性」 研修合宿

9/15 (土) 15:00~9/17 (月) 12:00
サレジアン・シスターズ 黙想の家で (山梨県南都留郡山中湖村山中 233) 
同伴:森一弘司教
テーマ:聞こえていますか、 人の叫びが。 気づいていますか、 人のもがきに。
会費:¥13,000 (全員個室)
対象:カトリック信者・求道者 (定員80名)
問合せ・申込:女子パウロ会 「信徒の霊性」 係 Tel/03-3479-3603 Fax/03-3479-3950

在世フランシスコ会 聖母病院兄弟会例会

*信徒フランシスカンとしての養成・交わり・祈りの場
9/16 (日) 14:30~16:30
聖母病院地下1階母子保健室で
テーマ:聖フランシスコの訓戒の言葉22まことの矯正-解説と分かち合い
霊的補佐:福田誠二神父 (フランシスコ会)
費用:自由献金
対象:どなたでも
問合せ:Tel/03-3554-1802 鷹野
※ 初参加者は日時変更の有無確認要 8月夏休み

祈りへの招き-師イエズス修道女会企画による-

聖体礼拝-ご聖体を囲んでの祈り

9/12 (毎月第 2水曜日) 14:00~15:00
典礼センターピエタ 2 F聖堂で
連絡・問合せ:新宿区四谷 1-21-22 典礼センターピエタ Tel/03-3351-2692
※ 8月休み

神様ブレイク

9/15 (毎月第 3土曜日) 14:00~16:00
師イエズス修道女会八王子修道院で
師イエズス修道女会会員と共に主日の福音を深読
連絡・問合せ:八王子市戸吹町1490 (シスター寺田) Tel/042-691-3236
※ 8月休み

第39回 よびかけ 「私の招かれている道」 〈結婚・奉献生活・独身〉

9/15 (土) 17:00~9/17 (月) 昼食まで
御聖体の宣教クララ会 軽井沢修道院で
対象:40歳までの独身女性信徒
指導:柳田敏洋神父(イエズス会)
参加費:¥5,000 (当日支払)
申込:9/10 (月) までに下記へ
問合せ・申込み:〒154-0015 世田谷区桜新町 1-27-7 御聖体の宣教クララ修道会
Tel/03-3429-4823 Fax/03-3420-0394 e-mail:tategoto@hotmail.co.jp
担当:シスター石塚・小松

第9回 「パドレ・ピオ・デー」 開催

9/22 (土) 13:00~17:00
フランシスカン・チャペル・センターで
(港区六本木4-2-37 地下鉄日比谷線出口 4Aまたは大江戸線六本木駅出口6より徒歩3分
エレベーター・スロープ有)
指導:カプチン・フランシスコ修道会・ペトロ神父 (祈りの園主宰)
概要:ロザリオの祈り、 聖体賛美式、 ミサ、 茶話会など
対象:初めての方、 未信者どなたも大歓迎
参加費:自由献金
申込・問合せ:祈りの園事務所 「パドレ・ピオの集い」 係
Tel・Fax/045-974-0640
〒227-0044 横浜市青葉区もえぎ野 6-9リバティヒルズ101
業務時間:平日10:00~16:00

召命黙想会-主の招きに応えて-私の歩む道

9/8 (土) 15:00 ~9/9 (日) 16:00
聖ヨハネ会 小金井修道院で
対象:未婚の女性信徒 (40歳位まで)
指導:千原通明神父 (イエス・マリアの聖心会)
持参品:聖書、 筆記用具、 洗面具、 ねまき
参加費:¥2,500
申込:9/1 (土)までに下記へ
〒184-8511 小金井市桜町 1-2-20
福音史家聖ヨハネ布教修道女会 中村喜美子
Tel/042-383-8527 Fax/042-383-7429

信徒のための黙想会

9/29 (土) 16:00~9/30 (日) 16:00
汚れなきマリア修道会 町田修道院 黙想の家で
テーマ:十字架の下に立つマリア (ヨハネ10.16~30)
指導:朝山宗路神父 (マリア会)
参加費:¥5,500
申込:9/22 (土)までに下記へ
汚れなきマリア修道会 シスター高尾
〒194-0032 町田市本町田 3050-1
Tel/042-722-6301 Fax/042- 725-6317

グレゴリオ聖歌による 「聖フランシスコ記念のミサ」

9/15 (土) 15:00~16:00
カトリック田園調布教会 大聖堂で
(大田区田園調布3-43-1 Tel/03-3721-7271 東急東横線・目黒線・多摩川駅徒歩5分)
司式:竹内正美主任司祭
入場料:自由献金
主催:カトリック田園調布教会グレゴリオ聖歌研究会

講座・研修会

DV・トラウマについて 「女性たちのための」 レジリエンスSelf Careオープン講座

9/7 10/5 11/9 12/7 2008/1月~8月 (第1金曜日)
10:00~12:00 (途中から、 1回のみ参加も可)
カトリック目黒教会 第一集会室で (JR・地下鉄南北線目黒駅徒歩5分)
講師:中島幸子(レジリエンス代表/DVコンサルタント) 西山さつき(レジリエンス)
参加費:原則¥2,100 (資料代含、 金額相談可)
連絡:Tel/03-3402-1089 事前申込不要
主催:港品川宣教協力体福祉連絡会

第4回<友達力>を高める 「セカンドステップ」 親子での学び 新規募集

8/25~2008/3/1 (毎週土曜日) 10:00~11:00 (全28レッスン)
幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院で (JR四ツ谷駅麹町口 1分)
対象:保育園・幼稚園年中組・年長組・小学 1年の子どもとその保護者
※継続して参加できる親子 グループ行動に適応できる子ども
募集人数:親子12組 (先着順、 定員次第締切り)
費用:¥750/回 (保護者と子どもクラス両方の費用、 資料代含む、 保険代別途要)
申込締切:8/11 (土) 必着
申込:チラシ裏面の申込書を郵送かFaxで下記へ
チラシ配布場所:幼きイエス会 (ニコラ・バレ) 修道院受付
問合せ・申込:〒284-0001 千葉県四街道市大日 2102-10 幼きイエス会千葉修道院
Tel・Fax/043-420-1777シスター古賀綾子
主催:幼きイエス会

テイヤール・ド・シャルダン研究読書会

9/4 9/18 10/2 10/16 (火) 19:00~20:00
松原教会で (京王線・井の頭線 明大前駅徒歩5分)
テーマ: 「今一度テイヤールを読み直そう、 その全体像を思い描きながら」
講師:美田稔氏 (テイヤール翻訳家)
教材:当方で用意
参加無料 申込み不要
問合せ:Tel・Fax/03-3332-8866 竹田誠二

CWC (キリスト者婦人の集い) 主催の講座

旧約聖書を読む会

9/10 10/15 (月) 10:30~12:00
真生会館1階 第1会議室で
講師:前島誠氏
会費:¥500
問合せ:高橋 (喜) Tel/03-3717-3181

聖書深読入門

10/9 (火) 10:30~12:00
真生会館4階 第 8会議室で
講師:九里彰神父(カルメル会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629

特別講演会-カンボジア体験を通して見えた人間-

9/25 (火) 10:30~12:00
真生会館1階 第1会議室で
講師:後藤文雄神父(神言会)
会費:¥500
問合せ:神藤 Tel/03-3642-5629

ビ・モンタント (登り行く人生の会) の講座等

下記の申込み・問合せ:
〒116-0013 荒川区西日暮里 5-27-4 エルアルカサルフジ305 ビ・モンタント東京事務所
執務時間:火・木・土 14:00~16:00 Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会

全会場同一条件 時間:13:30~15:00
指導:泉富士男神父(東京教区)
会費:¥500程度 ※ 8月全会場休み
9/4 10/2 (火) 立川教会で
9/11 (火) ビ・モンタント東京事務所で
9/18 (火) 三軒茶屋教会で
9/19 (水) 成城教会で
9/21 (金) 高輪教会で

聖書通読講話会

下記いずれも 土曜日 13:30~15:00
サンパウロ東京宣教センターで
(JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅 Tel/03-3357-7651)
対象:会員外もふるって参加を
世話人:浜端 Tel/042-623-1469
※ 8月休み
9/1 テーマ:「パウロの教会と苦労話」 指導:鈴木信一神父 (パウロ会)
10/6 テーマ:「預言者イザヤ」 指導:泉富士男神父 (東京教区)

パッチワーク・キルト同好会

9/13 (木) 11:00~15:00
ビ・モンタント東京事務所で
ホスピスのベッドカバーを作り社会福祉に役立てます。 会員外もふるって参加を
世話人:宮木 Tel/042-575-2335
※ 8月休み

気軽に聖書を読む会

8/24 9/28 (金) 13:30~15:30
幼きイエス会修道院で (JR・地下鉄丸の内線・南北線 四ツ谷駅)
指導:吉山登神父 (レデンプトール会)
会費:¥1,000/月
対象:退職後もう一度聖書を読み信仰を深めたい人、
   時代背景を含め旧約聖書をさらに理解したい人
世話人:納 (おさめ) Tel/03-3445-6180

シニアは語る

8/1 9/5 10/3 (水) 13:30~15:00
初台教会で (小田急線参宮橋駅、 地下鉄千代田線代々木公園駅下車)
内容:熟年の人たちが人生の真の価値を考え、主体的な生き方とは何かを語る勉強会
(テキスト:「老いは恵み」)
世話人:吉井 Tel/03-3352-4055

月例散策会

9/12 (水) 10:30
東急大井町線 等々力駅改札口へ集合
行先:等々力渓谷ほか
世話人:田垣
Tel/03-3999-1209
※ 8月休み

気楽に絵を描く会

8/1 8/15 9/5 9/19 10/3 (水) 13:30~17:00
ビ・モンタント東京事務所で
指導:池田道明先生 (カトリック美術展に参加 Tel/03-3892-5412)
水彩・パステル・絵手紙等
会費:¥1,000/月 (画材自己負担)
世話人:野村 Tel/03-3394-5778

なごみ短歌同好会

8/25 (土) 10:30~14:30
八王子教会2F和室で
世話人:浜端 Tel/042-623-1469

「カトリック教会の教え」 を学ぶ会

10/6 12/1 (土) 14:00~16:00
ケルンホールで (東京カテドラル敷地内関口会館 B1F)
指導:岡田武夫大司教
テキスト:「カトリック教会の教え」 (カトリック中央協議会刊 2003) 聖書
参加費:¥500/回 (資料、 会場費等 当日支払)
対象:どなたでも 申込不要
問合せ:北文京宣教協力体「学びの会」実行委員会
    赤羽 (飯野) Tel/03-3901-2902 本郷(中本) Tel/03-3941-5916
    関口 (久守) Tel/03-3619-9488 (南部) Tel/03-3984-4063

マザー・テレサ帰天 10周年記念イベント

下記の問合せ:女子パウロ会 Tel/03-3479-3943
同時開催:マザー・テレサ帰天10周年記念写真展

アレオパゴスの祈り 「マザー・テレサ」

9/1 (土) 19:30~20:30 聖パウロ女子修道会 聖堂で どなたでも参加を

マザー・テレサ追悼ミサ

9/5 (水) 10:30~ 東京カテドラル聖マリア大聖堂で
司式:白柳誠一枢機卿

マザー・テレサ帰天 10周年記念映画上映会

9/6 (木)~9/9 (日) 聖パウロ女子修道会 ホールで
10:00 マザー・テレサとその世界
11:15 生命それは愛
13:00 マザー・テレサの遺言
14:00 マザー・テレサとその世界
15:15 生命それは愛
16:00 マザー・テレサの遺言
チケット:当日券のみ1回¥500 1日¥1,200 全席自由

第36回 「あけぼの」 講演会
「マザー・テレサの愛の詩 (うた)」

9/23 (日) 聖パウロ女子修道会 聖堂で
11:00~12:00 ミサ
13:00~14:30 講演 「マザー・テレサの愛の詩 (うた)」 講師:新谷のり子 (歌手)
15:00~15:45 「マザー・テレサの遺言」
上映 チケット:¥1,000 (当日)
申込: 「あけぼの」 普及部 Tel/03-3479-3941 Fax/03-3479-5198

-関連イベント-
「マザー・テレサ メモリアル」 トークショウ

9/5 (水) 17:20開場
東京都写真美術館で (恵比寿ガーデンプレイス内)
ドキュメンタリー映画:「マザー・テレサとその世界」(55分)
トークショウ:千葉茂樹 (映画監督)他
ドキュメンタリー映画: 「母なるひとの言葉」(55分)
チケット:¥1,800

マザー・テレサ 没後10周年記念・ドキュメンタリー2部作

9月公開
東京都写真美術館で
「母なることの由来」&「母なるひとの言葉」 2作同時上映
チケット:前売り¥1,000 当日¥1,200
配給:ナインマイルズ オフィシャルサイト http://www.motherteresa.co.jp

キリスト教精神に基づく生涯学習シリーズ講座  2007年9月~12月期

下記いずれの講座も
真生会館 3階 カトリック教会 学習センターで (JR信濃町駅右へ1分)
※受講料は講座日の5日前までに郵便振込
(口座番号:00100-2-162440 加入者名:学習センター 通信欄に講座名記入)
申込締切日は遅くとも各開催日の前日まで
申込・問合せ:郵便・電話・Fax・e-mailで下記へ
〒160-0016 新宿区信濃町33 真生会館カトリック教会 学習センター
Tel・Fax/03-3351-7123
e-mail: gakushu@catholic-shinseikaikan.or.jp
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp
※学習センター夏休み:7/24~8/30

講座の詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/gakushu/ (真生会館 学習センターのページへ)

第2回定例会 「ベッドサイドのユーモア学」

9/9 (日) 13:30~16:00 (開場13:00)
ニコラ・バレ9階会議室で (JR四ツ谷駅麹町口改札出て左手茶色ビル)
講師:柏木哲夫氏 (金城学院大学学長、 淀川キリスト教病院名誉ホスピス長)
参加費:¥1,500 (会員¥1,000 学生¥500 障害者割引¥500)
予約不要
問合せ:東京・生と死を考える会 Tel/03-3357-5780 Fax/03-3357-5793

聖アンジェラ・メリチの洗礼名をもつ方の集い
-聖アンジェラ・メリチ列聖200周年を記念して-

10/6 (土) 10:00~16:00
ナザレ修女会 エピファニー館で (三鷹市牟礼4丁目22-30)
講話と祈り:聖アンジェラ・メリチについて(霊性を含む)
聖アンジェラと共に祈る
対象:洗礼名の方および聖アンジェラを知りたい方
会費:¥1,000
申込・問合せ:聖ウルスラ修道会 Tel・Fax/0422-56-9889 (北川)
e-mail:umerumi@yahoo.co.jp

鞠安 (まりあ) 日出子イコン展
-神の国より 日本人の手によるイコノスタシス-

9/22 (土) ~9/28 (金) 9:00~21:00 (最終日16:00)
東京駅丸善丸の内本店4Fギャラリーで
問合せ:Tel/03-5288-8881

♪ 音楽会等♪

オルガンの夕べ

9/28 (金) 18:00ミサ後 (18:35頃から約30分)
麹町 (聖イグナチオ) 教会 主聖堂で
演奏:岡本桃子 (日本オルガニスト協会会員)
入場無料 問合せ:Tel/03-3263-4584

JYD記念オーケストラ&合唱団 第15回演奏会

9/24 (月・祝) 13:30 開場 14:00 開演
カトリック初台教会 大聖堂で
曲:ロッティ 『クルチフィクスス』
  ラインベルガー 『スターバト・マーテル 』
  フンメル 『ミサ曲 変ホ長調』 他
指揮:高畠浩 
合唱指揮:鈴木敬一神父 (レデンプトール修道会)
前売券:¥1,000 当日券:¥1,200 (前売券で完売の可能性あり)
連絡:Tel/090-8501-6254
e-mail: jyd_orchestra@t.vodafone.ne.jp
http://jydmusic.web.fc2.com/

「VIVID」

★ 9・10月号(No.246)は、10月1日(月)発行、10月7日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 8月26日(日)

★ 11月号(No.247)は、10月29日(月)発行、11月4日(日)に各教会で配布予定。
情報掲載希望原稿の〆切: 9月23日(日)

 必要事項を記入の上、郵便かFaxまたはEメールで下記へお送りください。 ただし、締切り日を過ぎたもの、内容が教区ニュースにふさわしくないと判断されたものについては掲載しないことがありますので、予めご了承ください。

〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 立花昌和神父
Tel: 03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511
E-mail: tachi@tokyo.catholic.jp