お知らせ

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東京教区ニュース第204号

2003年07月01日

新しい協力体制はじまる

進め方は弾力的・段階的に

東京教区では、この復活祭より新しい協力体制がはじまりました。複数(3ないし4)の聖堂共同体(小教区)が一つに集まって宣教協力体を発足させ、今までよりも、深くて豊かな協力関係を築いていくことを目指します。宣教協力体には、協議会が設置されます。各宣教協力体では、司祭たちが連絡会を開いて、世話役となる司祭を推薦し、世話人司祭を中心にして協議会が開催されたり、開催に向けて準備が進められています。

小教区再編成の最初の段階ということではじまりました新しい協力体制、宣教協力体の目的は、「聖堂共同体(小教区)同士がこれまで以上に深い協力関係を築き、教会がより豊かに福音的使命を生きる態勢を作ること」です。このことを中心になって進めていくのが、各宣教協力体に設置される協議会です。協議会を構成するメンバーは、各聖堂共同体の主任司祭と信徒の代表です。必要に応じて助任司祭、協力司祭、外国人司牧担当司祭、修道院やカトリック施設の代表が加わることになります。

この協議会で検討される事柄は、
(1)地域や社会が教会に何を望み、何を期待しているかということを探りながら、どのようにしたらそれに応えていけるか。
(2)聖堂共同体間の情報の交換や交流についての検討(ミサの時間、聖書講座、入門講座などの調整、活動グループの紹介など)。
(3)共同で行う典礼や集会、行事などの検討(合同の黙想会や堅信式、ミサなど)。
(4)経費負担の取り決め。
などです。

協議会の開催については、各宣教協力体ごとにさまざまです。毎月であったり、隔月であったり、3ヶ月に1回というところもあります。何よりも、各宣教協力体の自主性が尊重されます。各宣教協力体は年に1度、教区長に活動の報告をすることになっています。また、この新しい協力体制は、3年後にふりかえりと評価を行います。

協議会を発足させるにあたって、各宣教協力体の司祭たちは、連絡会を開いて世話役となる司祭を互選しました。推薦された司祭は、教区長の任命を受けて、正式に「世話人」となります。
世話人司祭の役割は、
(1)宣教協力体の代表者
(2)宣教協力体協議会の主宰
(3)司祭間の連絡・調整役、司祭連絡会の主宰、教区長との連絡
などです。

世話人司祭を中心に準備が進められ、すでに宣教協力体協議会を開催したところもありますし、これから開くところもあります。5月中に協議会を開催した宣教協力体は7つ、6月と7月に予定をしているのは、それぞれ4つです。また、事情によって、司祭連絡会や協議会を開くことができないところもあります。

宣教協力体ごとに特徴があり、事情も異なりますので、新しい協力体の進め方はさまざまです。「弾力的・段階的に」行われていきます(各宣教協力体の進捗状況については、下表を参照してください)。

宣教協力体が動き出しましたが、課題はチームワークということです。司祭同士、また司祭と信徒・修道者がどのように協力していくのか、これから問われていくことになります。なお、各宣教協力体は、7月までに以下のことを話し合って、教区長に報告することになっています。
(1)宣教協力体の名称
(2)協議会のメンバー
(3)協議会の開催日時と場所
(4)協議会の運営の仕方

宣教協力体 〜戸惑い・不安・希望 思いはさまざま〜

世話人司祭のコメント

聖堂共同体間の距離がかなりあり、規模においてもまったく異なり、信徒のメンタリティーも違う4つをまとめていくのは、大変だと感じています。
司祭同士の協力が具体的になっていくときに、世話人司祭と主任司祭の権限の問題が出てきています。また、新しい協力体になったのだから、今までとは違う形のものを出していかなければならないという思いもあります。聖堂共同体の運営は、可能な限り信徒の協力に委ねて、自分としては宣教と祈りに専念することを意識していきたいです。
(鴨川・木更津・五井・館山宣教協力体の世話人司祭 岩崎 尚)

世話人司祭に推薦されましたが、司祭に叙階されてからまだわずかな時間しかたっていませんので、自分自身の経験不足を感じています。ベテランの司祭ならもっとうまくやれるのにと思います。協議会のメンバーには若い人もいますし、一緒にやっていこうという雰囲気はあります。何が一緒にできるかということを考えながら、相互の情報のやりとりや助け合いからはじめていこうとしています。
(多摩・調布・府中宣教協力体の世話人司祭 加藤 豊)

わたしたちの宣教協力体は、地域的にも狭く、聖堂共同体間の距離も近いという特徴をもっています。楽しく交流していくために、スポーツを利用したり、各聖堂共同体の保護の聖人のお祝いなどの機会を使っていこうと思います。協議会のメンバーは、前の地域協力体やブロックなどですでに顔なじみだったりしますので、和やかな下町の雰囲気です。各聖堂共同体とも、子どもの数が少なく、単独での教会学校は厳しい状況です。宣教協力体として、子どもたちのことを考えていくなかから、新しい形が生れてくるのではないかという希望をもっています。
(浅草・上野・本所宣教協力体の世話人司祭 伊藤 幸史)

宣教協力体協議会メンバーのコメント

今回は、代表者の初顔合わせがあり、一つの宣教協力体に向かう前向きの雰囲気が感じられました。ただ、皆さんの発言がよく聞き取れなかったのですが、それは会場が広かったためか、あるいは、まだ馴染みがうすく、遠慮がちだったためでしょうか。次回からは、もう少し活発になれるかな、と思っています。
(麻布・高輪・目黒・六本木宣教協力体協議会 聖心侍女修道会 シスター宇津恭子)

「これから、とってもいいことが始まるんだ」という喜び、出会う喜びを感じています。今は何をしてよいか分からなくても、各聖堂共同体がどういうことをしていて、どういう問題を抱えているかを分かち合うことで、互いの必要が見え、道を拓いていく方法も一緒に考えていかれると思います。お互いがお互いの必要性を認め合う宣教協力体になれれば、と思っています。
(同聖パウロ女子修道会シスター沢村記代子)

4つの聖堂共同体を、3人の司祭が巡回するという形で司牧してくださることになったが、特に不安はありません。今まで司祭に頼っていた信徒は、『新しい一歩』の提案を受けとめ、前向きに歩もうとしています。このような信徒の思いを、司祭も理解して欲しいと思います。お互いに協力して働くという意識を高め、力強く宣教できる協力体になっていきたいものです。ブロック時代、いろいろ挑戦してきましたが、今回は今までになく、よいスタートが切れたと思います。
(鴨川・木更津・五井・館山宣教協力体協議会 五井教会 赤窄 晃)

今まで交流がなく、自分たちの教会のことだけを考えてきました。他の3つの教会のことを知ることができ、どこで協力し合ったらよいか見えてきました。共同司牧がはじまり、戸惑いはありますが、新鮮な気持ちでミサに与り、喜びと感動があります。教会間の距離があり困難もありますが、心を開いて話し合い、助け合える喜びは大きいと思います。司祭たちも前向きに考えてくださり、「教会は一つ」という感じを持てました。福音宣教に向かって、間違いなく進んでいくと思います。
(同木更津教会 玉川雅邦)

協議会では、宣教にウエイトを置くことを確認し、各教会の問題点・要望を出し合いました。参考になることが多く、取り入れられることは積極的に取り組みたいと思っています。主任司祭を中心に動いていた教会が、3人の司祭の巡回によって、他の教会のことも知ることができ、プラスの面が多いと感じています。高齢者10人ほどの小さい教会で、助けていただくことは多いが、決められたことについていけるか不安があります。
(同鴨川教会 中村一三)

皆で楽しめるように「下町アホウ卓球大会」(3教会の頭文字)を行い、十分に教会の交流ができました。皆さんの期待の声もあり、今後は個人の親睦がもてるように計画を考えています。一人ひとりの触れあいが基本であり、よろこびを深く感動できれば「宣教」と大げさに構えなくても、人に伝えずにいられなくなると思います。教会の全員が一つずつ役割を担って人との関係が深められ、神様と自分の関係が深められながら、外に広がっていくと感じています。
(浅草・上野・本所宣教協力体協議会 浅草教会 荒井直子)

卓球大会の準備をしてくれた浅草教会の子ども達の若いパワーに感謝しています。今後はベーゴマやお手玉などの昔遊びで、世代を超えて親睦を深められるような案を考えています。合同ミサが捧げられるように、保護聖人のミサ日を他教会ミサと重複しないよう変更の提案をする等、相手のことを考え、お手本にしながら協力していきたい。岡田大司教が3教会をひとつの協力体にしてくださり、神父様方も一生懸命で本当に良かったと思います。
(同本所教会 寺本憲一)

第1回協議会で下町気質の共通点を見いだして、うれしい、楽しい、皆さんと力を合わせていける良かったな、という手ごたえ十分で当初の不安は消えました。少子化で子どもが少ないが3教会合同で合宿を行えば、大勢の子どもの分かちあいができる。将来の展望に大きな期待を感じます。よく3つの教会の宣教協力体が一つにまとまることができたな、とお導きへの感謝の気持ちで一杯です。
(同 上野教会 望月徳夫)

宣教協力体の発足と優先課題への取り組み

東京大司教 ペトロ 岡田武夫

2003年の4月20日復活祭を期して、東京教区の宣教協力体が発足しました。2001年6月の大司教メッセージ『新しい一歩』以来、2回の教区集会、さまざまな論議と話し合い、そして多くの方々の祈りの実りです。実に多くの方々が真剣に考え、意見を寄せてくださいました。心から感謝いたします。

宣教協力体の発足に伴い、司祭の人事異動を行いました。これは司教にとっても、司祭にとっても、まことに辛い決断でした。今度の人事異動に協力してくださったすべての皆さん、とくに司祭の皆さんに厚く御礼申しあげます。

すでに、ほとんどすべての宣教協力体から世話人司祭が推薦されました。まもなく顧問会の議を経て、正式に任命されます。宣教協力体の協議会も、誕生することと期待しています。教区本部でも、3つの優先課題への取り組みを開始しました。

みこころがおこなわれますように!
神の心を知り、それを行う知恵と勇気を授けてくださるよう、聖母の取次ぎをもとめて祈りましょう。

宣教協力体の進捗状況

この内容は5月の司祭月例集会のときに行われた報告に基づいています。現時点で状況が変わったところがあるかもしれません。

聖堂共同体名世話人司祭宣教協力体の進捗状況
赤羽、関口、本郷、東京韓人 岩橋淳一 司祭の連絡会を数回行い、協議会発足に向けて準備をする。5月末に第1回目の協議会を開き、7月に2回目を行って、教区への報告事項を中心に検討する。
大島、神田、麹町、築地 稲川保明 4月と5月に司祭連絡会を開いて、協議会発足に向けて準備をする。7月7日に第1回目の協議会を開き、教区への報告事項を中心に検討する。
市川、葛西、小岩、潮見 大原 猛 5月6日に司祭連絡会を開いて、ミサ時間・講座の公開、掲示板に宣教協力体コーナーを設けるなどを確認。課題への共通の認識もできる。聖堂共同体と宣教協力体が遊離しないように、信徒の代表を選ぶことも確認。 7月6日に第1回目の協議会を開催する。
足立、梅田、町屋、三河島 関 光雄  5月19日に司祭連絡会を開いて、世話人司祭、信徒の代表などについて検討。7月5日に第1回目の協議会を開催する。
浅草、上野、本所 伊藤幸史 復活祭後すぐに3教会で、「卓球大会」を開いて交流をはじめる。5月25日に第1回目の協議会を開催し、教区への報告事項を中心に検討する。9月には合同ミサを計画している。
豊四季、松戸、亀有 宮下良平 5月25日に司祭連絡会を開いて、今後のことを検討。「交流すること」からはじめていくことを確認。5月末か6月初めに第1回目の協議会を開催する。
赤堤、世田谷、初台、松原 関根英雄 月末に司祭連絡会を開いた6月23日に第1回目の協議会を開催する。
三軒茶屋、渋谷、瀬田 松本 巌 しいことは何も決まっていない。
喜多見、成城、町田 高木賢一 長期休暇のため司祭不在の聖堂共同体があり、話し合いを進められない。実際に動き出すのは9月以降になる。信徒たちは、情報交換や交流をはじめている。
大森、蒲田、洗足 山根克則 月5日に司祭連絡会を開いた。
麻布、高輪、目黒、六本木 立花昌和 5月8日に司祭連絡会を開いて、協議会発足のための下準備をする。5月29日に第1回目の協議会を開催し、教区への報告事項を中心に検討する。
上野毛、田園調布、碑文谷 ロロピアナ・アキレ 月11日に司祭連絡会を開いた。5月27日に2回目の連絡会があり、今後のことが決まっていく。
秋津、清瀬、小平 田中隆弘 長期休暇のため司祭不在の聖堂共同体があり、話し合いを進められない。司祭がそろった時点で話し合いをはじめる。信徒たちは情報交換や交流をはじめている。
下井草、関町、徳田 大倉一美 月19日に司祭連絡会を開き、聖堂共同体同士の情報交換をした。6月15日に信徒の集まりをする。
板橋、北町、志村、豊島 西川哲彌 祭連絡会を開いた。6月15日に第1回目の協議会を開催する。
荻窪、吉祥寺、高円寺 岸 忠雄 月18日に司祭連絡会を開いた。6月15日に第1回目の協議会を開催する。
多摩、調布、府中 加藤 豊 5月12日に司祭連絡会を開いた。5月25日に第1回目の協議会を開催し、教区への報告事項を中心に検討が行われた。6月22日に2回目の協議会を開催する。
あきる野、青梅、小金井、立川 稲川圭三 5月11日に司祭連絡会を開いた。「お互いを知り合う」ことからはじめていくことを確認した。7月に第1回目の協議会を開催し、教区への報告事項を中心に検討を行う。
泉町、高幡、豊田、八王子 小林祥二 4月30日に司祭連絡会を開いた。ミサ、子どものキャンプ、共同回心式など、一緒にできることについて話し合った。6月18日に2回目の司祭連絡会を開く。
鴨川、木更津、五井、館山 岩﨑 尚 月12、19日に司祭連絡会を開いた。5月31日に第1回目の協議会を開催する。
千葉寺、東金、西千葉、茂原 小林敬三 祭連絡会を開いて、世話人司祭を選んだ。5月31日に第1回目の協議会を開催する。
佐原、銚子、習志野、成田 古川正弘 4月28日に司祭連絡会を開き、各聖堂共同体の現状を分かち合った。5月11日に第1回目の協議会を開催。7月に第2回目を開催する。

私にとっての教会(10)

私にとっての教会 上羽譲一(高幡教会)

「私にとっての教会」とは何なのだろうかと、突然に掲題をいただいて、改めて考えてみた。学生時代に受洗し、先日40数年の会社生活を卒業した今日まで、教会は私にとって空気のように、また日常生活の一部のように、ごく普通のもので、掲題をいただいて、ふと構え直したというのが正直な気持ちだった。

受洗前、かたくなで自意識過剰で、自分で世界を小さくしていたが、洗礼をいただいて垣根がとれ、広い世界に自由に生きる自分を教えられた。「人の生き方」を常に考え、それを支えてくれたのが「教会」だったかと思う。教会では、多くの素晴らしい神父との出会いがあった。また多くの素晴らしい人たちとの厚誼こうぎをいただいている。

高幡教会は、メルセス会の厚意を得て、緑豊かな地に教会が建ち、多くの人がグループ活動で地域の福音宣教を展開している。30年前に創設したスカウト活動は、カトリックボーイスカウト連盟の一翼を支え、今日までスカウトや家族が多く洗礼をいただき、中心的活動を続けている。近隣の大学生たちの集う「学生空間」、障害者施設でのボランティア活動を始め、地域のプロテスタント教会との定期交流など、歴代の主任司祭が積み上げられてきた教会文化が活発に機能しているのを、素晴らしいと思う。

これからも、地域の福音宣教のセンターとしての教会を維持発展させ、さらに自分自身も心の教会のために、地域の福音宣教のために働かなくてはと自戒させられた。

CTIC カトリック東京国際センター

食生活と栄養

栄養学を専攻している大学院生から、東京都に住む外国人が、食事に関してどのような問題点を持っているのかを調べたいので、協力してほしい、
という連絡が事務所に入りました。
詳しく話を聞くと、その大学院生のグループは、アンケートを取るだけではなく、食生活に関する正しい知識を提供してくださるということで、
微力ながら協力することになり、私自身はタガログ語の通訳として、お手伝いすることとなりました。
大学院生、教授、助手、そして私とが出向いた教会で、訪れた外国人にアンケートを取る前に、食生活の基礎について説明を始めました。
一日あたりの摂取カロリー、必要な栄養素、それらをどんな食材から摂取すればよいか・・・。
レプリカ(お米や肉、野菜、果物、豆製品、乳製品など)を持参するなど、説明を聞く側がイメージしやすいように、いろいろと工夫してくれました。
すると、その説明に応えるかのように、参加していた人から次々と質問が飛び出してきました。
「私は牛乳が飲めませんが、その代わりにチーズで同じ栄養を補えますか?」
「はい、補えます」。
「子どもにジュースを飲ませていいですか?」
「絶対に駄目とは言えませんが、購入する時に、裏面に記載されている砂糖の量を必ずチェックしてください」。
「日本の食材をうまく使えないのですがどうしたらいいのでしょうか?」・・・。

どの質問も、私自身が抱いていたものと、大差ありませんでした。日本に来たばかりのころは、食材、特に野菜を買いに行っても、
スーパーや八百屋に陳列してある食材は、フィリピンと違うものが多く、困惑しました。
例えば、はじめてごぼうを見たときは「なんでスーパーに木の枝が売られているんだろう?」と真剣に悩みました。ですから、多くの食材は、
手にもせずに済ませていました。栄養の偏りはいつも気になっていましたが、当時は独身でしたし、自炊をするのもはじめてでしたので、
「野菜を多めに取れば十分だろう」と思うくらいでした。
しばらくして、自炊に慣れてくると、日本の食材をフィリピン流にアレンジして調理したりなどと工夫はしましたが、当時はスパイスなどがあまり手に入らなかったので、
フィリピンの味を再現するのに苦労しました。やはりそのときも、栄養のことまでは意識していなかったように思います。
私が、本当に「栄養」を意識し始めたのは、結婚して子どもを授かってからでした。どうしたら子どもが好き嫌いせずに食べられるようになるか、
栄養をバランスよく摂れるか・・・。
夫のお母さんと一緒に台所に立ったり、テレビや本、雑誌から情報を得たりしました。また離乳食を作るようになってから、保健所が主催する勉強会に行って、
調理方法や栄養についての知識を取得しました。
まだ日本語が今ほど十分ではありませんでしたが、見よう見まねで頑張りました。その時は、完ぺきに理解できなくても、2、
3割理解できればいいという気持ちでいたので、負担にはなりませんでした。
またプリントをもらえたので、それを見ながら家で復習をしましたし、近所のお母さんたちと情報交換や、時には離乳食の交換もしました。

私はいま、家族の健康管理に気を配れる状態にあります。しかしCTICを訪れる外国人や、通訳に出向いた教会で出会った外国人の多くは、
そうでない状態にあります。
ビザがなかったり、母子家庭であったり、出稼ぎで日本に来ているため働き詰めの生活を送っていたり等、日本で生活する条件が悪いと、
健康管理はついつい後回しになってしまいがちです。
単身ならまだしも、子どものケアができていない状態を目の当たりにすると、胸が痛みます。最近でも、お菓子を好き放題食べて、乳歯が虫歯だらけの子ども、
太り気味の子どもなどが、お母さんの相談に付き添って事務所を訪れます。
相談が終わると、ついお母さんに、「ジュースをあんまり飲ませないで」とか、「食事やおやつの量をコントロールして」と声をかけます。
彼女たちの置かれている状態を思うと、あまり強くは言えないのですが、それでも子どものことを思い、一言声をかけるようにしています。
健康であることこそが幸せである、と私は考えているからです。
これからの活動の中で、少しずつでも、直接関わった人たちに、私が今までに取得してきた栄養や食生活の情報を提供し、
それを実践してもらえるようにお手伝いしていきたいと思っています。
(CTICかめいど 奥山マリア ルイサ)

YGT

第9回 「東京教区青年の集いYGT」 を終えて

6月1日(日)午後1時30分から、四谷・麹町(聖イグナチオ)教会で、第9回YGT(YouthGatheringinTokyo)が開催され、120〜130人ほどの青年たちが集まりました。その参加者の半数くらいは初めての方でした。

今回のテーマは「あなたと平和」。「平和っていったいなんだろう・・・。戦争がなくなること? 貧しさがなくなること? それとも、みんなが笑っていること?」(パンフレット・YGTというできごとより)そんな呼びかけから、今回のYGTは始まりました。

前回と同じくGathering Timeでは、大司教と青年たちが語り合う時間で、2人の参加者による語りかけと、それを受けての岡田大司教のお話、そして少人数5〜6人ずつ、18グループ)に分かれての分かち合いを行いました。

今回語りかけをしてくれたのは、石井政仁さん(28歳)と五関宏之さん(20歳)の二人です。石井政仁さんは現在私立中学校の宗教の先生、今年からクラス担任にもなりました。クラスの生徒との関わり合いの経験から、自分の考える「平和」について語ってくれました。語りかけの最後では、「キリストの平和とは?」「キリストの平和を実現するために、自分が出来ることはなんだろう?」と参加者に問いかけ、その後の分かち合いでのポイントとなりました。五関宏之さんは現在大学3年生、教育学を専攻しています。去年の夏、パプアニューギニアでのボランティア活動での体験から、「平和」について語ってくれました。パプアでは、生まれて初めて、自分の生命が脅かされるという体験をしたそうです。自分は生きて帰れないかもしれない、そんな緊迫した状況だったそうです。「生きているってことと平和」そして「自分と他者との関係」そして「信仰」など、パプアで感じたこと、無事日本に帰国して思ったことなどを熱く語りかけてくれました。

2回にわたるGathering Timeの後は、マリア中聖堂で岡田大司教司式によるミサ、そしてヨゼフホールでの食事を取りながらの交流会が行われ、
六時間にわたる第9回YGTは閉会しました。

ところで、ミサの最後に岡田大司教は、次のようなお知らせとお願いをされました。
「来年の3月にケルンのマイスナー枢機卿さまが東京ケルン友好50周年記念行事のため来日されます。そして、2005年ケルンでのワールドユースデイを前にして、ケルンの枢機卿さまは、東京教区の青年とぜひ交流の機会を作ってくださいと私に頼まれました。そこでお願いです。来年2004年3月28日(日)にケルンのマイスナー枢機卿さまを招いて、YGTを開いてくださるように準備を始めてくださいませんか」。

この岡田大司教のお話を受けて、ミサに参加した全員拍手で答えました。これから来年3月のYGTに向けて、これまで以上の大規模な準備が始まると思います。
 (YGT実行委員 福原将之)

教区合同堅信式

6月8日 教区合同堅信式で199名が受堅

6月8日(聖霊降臨の主日)午後2時から、東京カテドラル聖マリア大聖堂で、東京教区合同堅信式(岡田武夫大司教主司式)が行われ、33の聖堂共同体
(小教区)の199名の方々が、代父母や参列者の見守るなか、喜びのうちに堅信の秘跡を受けました。

岡田大司教は、受堅者と代父母、参列者に対して、次のように語りかけました。
「今から2000年前、エルサレムで不思議なことがおこりました。わたしたちはこの出来事、聖霊降臨を祝います。ここから教会がはじまりました。霊によって呼び集められた家族が教会です。教会の使命は福音化。そのために呼び集められた人が使徒。信徒も使徒の役割を与えられます。堅信の秘跡によって、使徒の使命を授けられます。日本の99%は、非キリスト者。その人たちにイエス・キリストを伝えることは重要な役割です。復活のキリストを証しするために199名が集められました」。
「東京教区は、この復活祭から宣教協力体を発足させました。また、3つの優先課題の一つに『心のケア』があります。自分の心の課題として、互いに癒し合いましょう。さらに、文化・民族の違いをこえて集まる神の民の姿が、東京教区の目的です。私たちの現実の中に神が働いておられることを信じ、一人ひとりがいきいきと生きていきましょう」。

福祉コーナー

福祉施設職員の集い

6月12日(木)に行われた「福祉職員の集い」の報告をしたいと思います。そもそも、「福祉職員の集い」の開催趣旨は、福祉の現場で働いておられる方へのねぎらいと交流にあります。結局、福祉といっても、助けを必要としている方々と接しているのは、家族と職員の方々です。

岡田武夫大司教は、お話の中で何度も「ご苦労様です。貴重なお仕事をしてくださっています。大きな意味で、みんな教会の仕事なのです。ご苦労様です」とおっしゃっていました。集まった方々は、仕事として当然のことをしていると思っておられるでしょうが、大司教から心をこめて「ありがとうございます。ご苦労様です」と言われて、ホッとされた方も随分おられたのではないでしょうか。

さて午前中東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われたコンサートは、胸の奥底にまで届くような音色でした。「すばらしい」という言葉が素直に出る演奏で、参加された方々の気持がほぐれ、午後の交流につながりました。演奏してくださった方々は、フルートが監物理嘉さん、伴奏が佐波るり子さん、チェロを牧野るる子さん、パイプオルガンを竹前光子さんでした。岡田大司教は、控室まで足を運ばれて、演奏者に感謝の言葉をかけておられました。

午後は、3施設の紹介ではじまりました。東京カリタスの家から三好満神父と向井崇さん、オリーブの会から中原恵美子さんと仲間たち、スズランハウスから井口貴志さんが自分の施設を紹介しながら、今取り組んでいることを限られた時間の中で話してくださいました。なかでも、オリーブの会からは、苦しんでいる当人が「仲間に支えられて、励まされ癒されています」と報告されたので、開場から感動の拍手がおこりました。

会が終了してから、福祉委員が集まって、簡単なミーティングをして、感想を出し合いましたが、「よかった、ほんとによかった」がほとんどでした。当日、外は雨でしたが、皆晴れ晴れした気持で帰途につきました。
(西川哲彌神父)

平和祈願祭

第30回 2003年 平和祈願祭「今こそともに平和を祈ろう」

8月9日 (土) 午後5時30分
平和を祈るミサ 光の行列
千鳥ケ淵戦没者墓苑
(都営・営団地下鉄線「九段下」 下車徒歩10分)
カトリック東京大司教区千鳥ケ淵平和祈願祭委員会

教区一般職員年金制度の廃止について

東京教区の一般従業員年金制度が発足して、 3年後には25周年を迎えることになりました。この間、 日本経済は高度成長期→バブル期→バブルの崩壊→デフレ期の道をたどり、 現在はご承知のとおり、 かつてないほどの超低金利の時代が続いております。

当初、 教区の年金制度は、 小教区等で長期間勤務されたにもかかわらず、 公的年金を受けられない方がいらして、 その方々を支援するため、年金基金等の利子の一部を10年間支給させていただくという形でスタートいたしました。その後、 1995年に制度を改正し、 終身の支給に移行して今日にいたっております。

当初は、 利子の一部で賄われていた年金も、 低金利が続き、 受給者が増えるに従って、 利子のみでは足りず、 1996年からは、年金基金そのものを支払いに充てており、 数年後には基金がなくなるという状態に陥りました。そのため、 昨年来、 年金委員会で善後策を検討してまいりました。 検討の結果、1981年に発足し、 多くの方に支給してきました年金制度は、 当初の目的を達し、一区切りをつける段階にきたとの意見が大勢を占めるに至り、 2003年度の支給をもって廃止することにいたしました。

どうぞ、 実情をご理解くださいますようお願い申しあげます。
 (年金委員会)

 教会・修道院巡り(97)『東金教会』

カトリック東金教会(聖家族教会)は、千葉市に隣接する東金市の中心部、JR東金駅から徒歩八分の閑静な住宅街にあります。聖堂は、献堂以来44年にわたり信徒を見守ってきた古い建物ですが、それなりに歴史を感じさせる落ち着いた温かい雰囲気で、訪れる人を迎えています。

この東金教会は、1958年(昭和33年)三月に、東京教区の今田健美神父によって献堂式が行われ、茂原教会の巡回教会としてスタートしました。
このころの信徒数は、7〜8人の小さな集まりでした。それから7年後の1966年に、小教区として認められ、念願の東金教会となったのです。

2001年の5月、アイルランド出身で聖コロンバン会のヨゼフ・フィナティ神父が帰天され、現在は常住している司祭はいません。千葉寺教会のジョー・ブロデリック神父が、2つの教会の主任司祭を兼務なさっています。

当教会には、千葉寺、茂原、鴨川などから多くの司祭がおいでになり、信徒たちを支えてくださっています。信徒数は、約300名。いろいろな国の出身の信徒が、「一つの共同体」を目指して集まっています。そこには、外面的な形式や組織といったものよりも、キリストを中心にした内面的な一致と分かち合いを大切にしたい、という願いがこめられています。

また、特に子どもの宗教教育を重視し、毎週土曜日の夜には、司祭を囲み、親子で聖書の言葉を読み、味わい、話し合い、賛美歌を歌っています。主日(日曜日)のミサは、8時30分からです。英語のミサは、第3日曜日の午後3時から行っています。水曜日の午前10時から、信徒と求道者による聖書のみ言葉の分かち合いをしています。また、金曜日の10時半から、新たに入門講座を開くことになりました。

小さな教会ではありますが、共に祈り、福音を宣べ伝えていきたいと思います。

東金聖堂共同体
〒283-0802 東金市東金251-2
TEL0475-52-2357 FAX0475-55-4499

シリーズ カテドラル紹介(4)

屋根(1)

皆さんは、カテドラルの建物全体をじっくりご覧になったことがおありでしょうか。実際に目の前でも、あるいは写真でもよいのですが、特に建物全体を覆っている屋根をご覧になってください。見る角度によって、なだらかな曲面、急傾斜の曲面、それらが織りなす美しい縞模様を味わうことができます。カテドラルという建物の特徴は、何といってもこの屋根にあります。

屋根といえば、民家では瓦屋根だったり、トタン屋根だったりします。最近では、軽量で薄板状のスレート葺きのものもよく見かけるようになりました。普通の意味でいう屋根は、カテドラルでは当てはまりません。建物全体が屋根といってもいいのです。大聖堂の祈りの空間は、その全体が屋根で覆われているわけです。

主がモーセと語ったのは、幕屋(テント)でした。カテドラルは誰でもが入れる現代版幕屋ともいえるかもしれません。

双曲線とか放物線という言葉をご存知だと思います。物を上に投げて落ちるまでのその跡をなぞったものですね。松井選手の打ったホームランや大きな外野フライは放物線です。それは点の集まりが連続しているので、線になるわけですが、カテドラルは放物線が面になっています。パンフレットには、難しい言葉で「双曲抛物面(そうきょくほうぶつめん)」と書いてあります。双曲線が複雑につながり、次々と角度を変えて連続し、美しい曲面を形成しているといったらいいでしょう。

さて、このカテドラルの屋根はとても美しいのですが、同時に雨(正確にいうと雨漏り)との戦いの歴史でもありました。屋根の中央部分、すなわち縦横両翼が十字架の形になっていて、その十字に交わる部分に降った雨が集中する構造になっています。かつては中央部分に向かって流れやすく、集中するように波板が設置されていました。もちろん途中に何ヵ所か雨樋があり、中央部分にも排水樋があったわけですが、雨水が集中すれば排水能力を超えてあふれたり、内部にしみ込んだりします。その結果、大聖堂内部に雨漏りをもたらすことになるわけです。

ある神父さまが関口に着任した当時、特に地下聖堂はプールのようだったと話しておられました。また、関口教会の信徒の皆さんが、ミサ中にバケツを持って歩いたなどという話も決して誇張ではありません。祭壇に上がる手前の階段部分が、ちょうど天井屋根の交わる部分で、そのあたりが特に雨漏りのひどかった箇所でした。そこによくお花が置かれていたのも、装飾のためだけではなかったようです。
(この項続く)

編集部から

いよいよ宣教協力体がはじまりました。各宣教協力体では司祭連絡会が開かれ、世話人となる司祭が推薦され、6月の中旬に正式に任命されました。
世話人司祭になった神父様方は本当にご苦労様でございます(わたしもそうですが)。宣教協力体に設置される協議会のメンバーも決まり、すでに話し合いを始めているところが多いです。話し合いの中からどのような課題が見えてくるのか興味津々です。

各宣教協力体の取り組みについては紙面を通じて随時、皆様にお伝えしていきます。
(立花昌和)

VIVID

★8月号(No.205)は、7月31日(木)発行、8月3日に各教会で配布の予定。情報掲載希望原稿の〆切:7月6日(日)
★9・10月号(No.206)は9月29日(月)発行、10月5日(日)に、各教会で配布の予定。情報掲載希望原稿の〆切:9月7日(日)

必要事項を記入の上、郵便かFAXで下記住所までお送りください。
〒112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館 江部純一神父
TEL:03-3943-2301 FAX:03-3944-8511

VIVID

黙想会・祈りの集い等

マリアの御心会より 祈りのご案内

下記日時 マリアの御心会で(JR信濃町駅下車 徒歩2分)
申込み:〒160-0012 新宿区南元町6-2 マリアの御心会 黙想係
Tel/03-3351-0297 Fax/03-3353-8089 e-mail :
midorif@jca.apc.org

祈りの集い

7/12(土)18:00〜20:00
対象:40歳までの青年男女

「来て、見なさい」プログラム

結婚、修道生活、独身生活を選定したい方
7/20(日) 10:00〜16:30 (ミサがあります)
テーマ:「イエスの招き」
指導:加藤信也神父(イエズス会)
対象: 20代、30代の独身女性
費用:¥500
持物:聖書、お弁当

夏の高原の黙想会

8/1(金)14:00〜8/3(日)15:00
富士見高原マリアの家で (JR中央本線富士見駅)
テーマ:イエスが一番大切にしたこと
指導:酒井俊雄神父(東京教区)
参加費:¥10,000
定員:10名
申込締切:7/27(日)

祈りの夕べ「旅する子羊の集い」

7/12(土)16:00〜17:30 カトリック関口教会2F視聴覚室で
指導:シスター中島
対象:祈りたい方はどなたでも
費用:無料
問合せ先:大町 Tel/03-3998-6645
※翌日に読まれるみ言葉で祈ります

通勤・通学黙想会―静かな夕べをすごしませんか?―

7/18(金)20:00〜7/19(土)(毎月第3金曜日20時〜翌朝解散)
マリア会 シャミナード修道院で(〒102-0071千代田区富士見1-2-43
Tel/03-3261-2965  Fax/03-3261-8612)
費用:¥1,000 (当日)
申込み・問合せ:開催日の一週間前までに下記へ
清水一男神父 Tel/03-3261-2965 Fax/03-3261-8612
シスター小林幾久子 Tel/0424-83-4501 Fax/0424-81-1641
e-mail: fmi-kk@netty.ne.jp
URL http://marianist.netty.ne.jp/ マリアニスト黙想チーム

ロザリオの年 マリアとともに・心の平和、家庭の平和、世界の平和

7/13(日)13:00〜17:00 (12:30受付)
東京教区関口会館 地下ケルンホールで
プログラム:賛美と祈り・テーマに関する講話・諸団体からのあかし・小グループでの分かち合い・平和を願う祈り
対象:どなたでも
参加費:無料
主催:「聖霊の翼にのって」実行委員会(クリスチャン・ライフ・コミュニティ、マリッジ・エンカウンター、聖霊による刷新、レジオマリエ、聖パウロ協力者会、エマヌエル共同体、サレジオ協力会、フォコラーレにより構成)
連絡先:「聖霊の翼にのって」 事務局 フォコラーレ 小林まで
Tel/03-3332-8460 Fax/03-3332-8464 e-mail:
tokyofoofem@ybb.ne.jp

蓼科高原・若い女性のための夏の黙想会

8/29(金)17:00〜9/1(月)朝食まで
聖マリア修道女会で(〒391-0301長野県茅野市北山蓼科3-185  Tel/0266-67-4383
中央本線茅野駅下車 白樺湖行きまたは城の平行きバス、笹丸平下車 徒歩5分)
指導:ガラルダ神父(イエズス会)
テーマ:大自然の中で、みことばをきこう
対象:18〜35歳位までの独身女性信徒、または求道者
持参品:聖書、筆記用具、ねまき、セーター、靴下(朝夕冷え込みます)
参加費:¥10,000
申込み:7/31(木)までに会費を添えて、下記へ(定員になり次第締切)
〒168-0063杉並区和泉2-41-23 聖マリア修道女会 「蓼科高原・夏の黙想会」係
Tel/03-3321-1550

召命黙想会 〜出会いを求めて〜

7/26(土)11:00〜7/27(日)16:00
小金井聖霊修道院で
対象:40歳位までの独身女性  指
指導:聖霊会会員
参加費:¥2,000
申込み締切:7/16(水)
問合せ:小金井聖霊修道院 シスター永井
〒184-0005 小金井市桜町2-1-43 Tel/042-381-8001 Fax/042-388-1780)

青年のための個人指導による召命黙想会―イエスと共に 道をさがす―

8/1(金)16:30(16:00受付)〜8/5(火)14:30
汚れなきマリア修道会 町田祈りの家で
(〒194-0032 町田市本町田3050-1)
対象:キリスト者独身青年男女
参加費:社会人¥30,000 学生¥25,000
持参品:聖書、筆記用具、タオル、ねまき、洗面用具他
スタッフ:ジャン・クロード・オロリッシュ神父(イエズス会)シスター熊谷多江子(アトンメントのフランシスコ女子修道会)シスター北爪悦子(師イエズス修道女会)シスター深谷伸子(援助マリア会)
申込締切:7/25(金)
主催:麦の穂会(20ほどの修道会・在俗会などが協力して青年のための黙想会や交流会を企画・実施し若者とともに祈るグループです)
申込み・連絡先:〒226-0012横浜市緑区上山町2-35-1
アトンメントのフランシスコ女子修道会 シスター熊谷多江子
Tel/045-931-1532 Fax/045-931-1555

祈りの集いへのおさそい

7/19(土)16:30 メルセス会第4修道院で
テーマ:「発見の喜びと創る喜び〜スペインでの体験から」
お話:シスター渡辺多賀子(メルセス会)
18:30 ミサ:瀬本正之神父(イエズス会)
ミサ終了後、お時間に都合のつく方と共に夕食
対象:どなたでも
参加費:無料
問合せ先:〒166-0003 杉並区高円寺南5-11-35 メルセス会第4修道院
Tel/03-3315-1550 シスター松田延代

祈りの集い

7/26(土)10:00〜14:00 クリスト・ロア宣教修道女会で
テーマ:「キリストとの出会いを求めて」
対象:40歳位までの独身女性(信徒・求道者)
参加費:¥500
持物:聖書
連絡先:〒202-0015 西東京市保谷町4-10-26 クリスト・ロア宣教修道女会
Tel/0424-65-9097、0424-66-2360  Fax/0424-66-2370
シスター河野、シスター槌尾

講座・研修会等

第16回「信徒の霊性」研修合宿心が、人生が、家族が、きずなが、社会が、世界が壊れる。こんな中で私は・・・ 信徒の宣教の使命は、役割は―

9/13(土)15:00〜9/15(月)12:00
サレジアン・シスターズ 黙想の家(全室個室)で(山梨県南都留郡山中湖村山中233 Tel/0555-62-0031)
会費:¥13,000(申込金を含む)
定員:80人(定員になり次第締切)
対象:カトリック信徒、求道者、司祭、修道者
企画担当:森一弘司教と「信徒の霊性」スタッフ
申込み方法:住所、氏名、年齢、性別、電話番号、所属教会を明記し、¥3,000(郵便振替の場合は、00140-8-101228
聖パウロ女子修道会、切手でも可)を同封の上、お申し込みください。会場の都合上、キャンセルの場合は返金ができませんので、あらかじめご了承ください。
申込み・問合せ先:〒107-0052 港区赤坂8-12-42
Tel/03-3479-3603 Fax/03-3405-7427 聖パウロ女子修道会「信徒の霊性」係 シスター田尻、シスター清家

聖地の旅勉強会 聖地イスラエルってどんな国?

第6回 7/13(日)14:00〜16:00 真生会館で(JR信濃町駅1分)
テーマ:イエスと神殿
講師:鈴木信一神父(聖パウロ修道会) 井上弘子(道の会)
対象:聖地と聖書に興味がある方ならどなたでも
会費:¥1,000/回 以降9/7、10/5、11/9、12/14
申込み・問合せ:道の会 井上弘子 〒164-0013 中野区弥生町1-19-1-201 Tel・Fax/03-3379-5571 e-mail:hiroko@mars.dti.ne.jp 瀬川真佐子 Tel・Fax/049-286-6291
URL http://www.michi-no-kai.com

CWC(キリスト者婦人の集い)主催の講座

7/15(火)10:30〜12:00 真生会館学習センター3階で
講師:九里彰神父(カルメル会)
会費:¥500
主催:CWC(キリスト者婦人の集い)
問合せ:神藤  Tel/03-3642-5629

フォコラーレ・夏の集い「マリアポリ」

7/24(木)14:00〜7/27(日)14:00
富士吉田青少年センターで(山梨県富士吉田市上吉田4433-1)
対象:どなたでも
費用:¥23,000(大人) ¥18,000(学生)
¥15,500(小・中学生) ¥9,500(幼児)
申込み・問合せ:フォコラーレ 黒川
〒167-0053杉並区西荻南2-29-3  Tel/03-3247-9122 Fax/03-3247-9151

第13回ESA学習会「パレスチナの活動から見た平和への構築」

7/11(金)18:30〜20:00
麹町(聖イグナチオ)教会 信徒会館で(JR・地下鉄 四谷駅より徒歩2分)
講師:太田道子氏(NGO「地に平和」代表、聖書学者)
参加費:無料
主催・問合せ:ESAアジア教育支援の会
〒201-0014 狛江市東和泉1-23-3-101
Tel/03-5497-2261 Fax/03-5497-2262
e-mail: esa@cb3.so-net.ne.jp
URL http://www02.so-net.ne.jp/~esa/

スピリチュアルケア一日研修会

下記日程で 栄光学園 聖堂ホールで(鎌倉市玉縄4-1-1 JR東海道線 大船駅西口下車 徒歩15分 バス 清泉女学院行き 栄光学園前下車 徒歩4分)
7/21(月・祝)、10/18(土)、2004年1/31(土) 10:00〜16:00 (9:30受付開始)
指導:W・キッペス神父(臨床パストラルケア教育研修センター所長)
テーマ:心と魂の叫びに耳を傾けて なぜ生きているの! なぜ苦しむの!
参加費:1回 ¥3,000 (3回連続の方は、最終回に¥1,000割引)
定員: 100名 申込み締切:各研修会開催日7日前まで (3回連続の方は、7/14まで)
申込み・連絡先:社会福祉法人聖母訪問会 〒248-0033 鎌倉市腰越1-2-20 Tel/0467-31-1360 Fax/0467-32-6330
熊手代子 〒250-0001小田原市扇町5-25-29リヴィエール105 Tel・Fax/0465-35-2055

関口シンポジウム2003「今、命を―不完全な人間の『完全性』―」

7/12(土)10:00〜16:00 東京教区関口会館地下ケルンホールで(文京区関口3-16-15 地下鉄有楽町線江戸川橋駅下車 徒歩10分 地下鉄有楽町線護国寺駅下車 徒歩10分 JR山の手線目白駅下車 都営バス新宿駅西口行き 椿山荘前バス停 目の前)

時程

10:00〜
主催者代表挨拶 関口教会主任司祭 岩橋淳一神父、
趣旨説明 関口シンポジウム2003実行委員会

10:30〜11:30
基調講演 早稲田大学・東京医科大学講師 岡田昭夫氏
「いまどきの病院〜患者の優等生になるために〜」

11:30〜12:15
-昼食・休憩-

12:15〜13:15
講演1 東京都立豊島病院緩和ケア科医長 向山雄人氏
「がん治療医に求められる5つの『S』とは?〜緩和ケア病棟から見た我が国の終末期医療〜」

13:30〜14:30
講演2 救世軍清瀬病院チャプレン 堀ノ内豊牧師
「来れば・わかる 〜チャプレン稼業泣き笑い〜」

14:30〜14:45
-休憩-

14:45〜
総合討論

終了後、懇親ティータイム(16:00頃終了予定)

主催:カトリック関口教会(関口シンポジウム2003実行委員会)Tel/03-3945-0126

カトリック社会問題研究所第40回夏季セミナー 真のグローバリズムを求めて

7/19(土)〜7/20(日)真生会館で (JR信濃町駅前)

スケジュール

7/19(土)
10:00〜
講演1 西川潤氏(早稲田大学政治経済学部教授)
「グローバリズムの意味・歴史・そして未来」

13:30〜
全員参加の分科会

15:40〜
懇親会

7/20(日)

9:00〜
ミサ

10:00〜
講演2 貫戸朋子氏(国境なき医師団・医師)
「実践者の視点で見つめるグローバリズムの光と影」
オリビエ・シェガレ神父(カトリック司祭)
「現代に生きるキリスト教徒とグローバリズム」

13:00〜
全員参加の分科会

15:30〜
まとめの講話

参加費:¥4,000/1日¥2,000(学生半額)参加費は当日持参
申込み・問合せ先:社研セミナー事務局
〒169-0074 新宿区北新宿1-33-20
Tel/03-3362-4659 Fax/03-3362-4647
申込み締切:6/30(月)当日申込みも可

電話相談 きぼうのダイヤル埼玉

☆一人で悩まないで ☆心の窓を開けてみませんか!
相談日時:月曜〜土曜(祝日可)13:00〜17:00
Tel/049-228-7357
※この電話相談は、全員所定の研修を受けたクリスチャンによるボランティア活動です。

聖三木図書館からのお知らせ

【夏期休暇】
どなたにもご利用いただける会員制キリスト教図書館「聖三木図書館」の今年の夏期休館期間は、8/6〜9/1
【図書貸出し期間延長】
図書貸出し期間は通常3週間ですが、上記期間中は休館明けまで延長されます。
問合せ:Tel/03-3238-3545

平和祈願行進(東京教区・東部地区)

8/9(土)旧城東地域協力体では例年通り「平和祈願祭」に先立ち、ミサ会場である千鳥ケ淵戦没者墓苑まで「平和祈願行進」を行ないます。どなたでもご参加ください。
集合場所:上野教会(13:30) 浅草教会(14:00) または神田教会(15:30)
問合せ:鈴木徳保Tel/03-3832-0316

カトリック登り行く人生の会・主催の講座

申込み・問合せ:荒川区西日暮里1-61-23リレント西日暮里102
ビ・モンタント東京支部事務所
勤務時間:火・木・土 14:00〜16:00
Tel・Fax/03-3806-9877

5会場での勉強会(立川教会会場新設)

全会場原則条件:時間1時間半 13:30〜15:00
申込み不要 会費:¥300〜500程度
1. 7/15(火)事務所で 指導:塚本伊和男神父
2. 7/16(水)成城教会で 指導:塚本伊和男神父
3. 7/18(金)高輪教会で 指導:泉富士男神父
4. 7/1 (火)立川教会で 指導:塚本伊和男神父
5. 三軒茶屋教会は休み

第95回月例散策会

7/23(水)10:30
東急田園都市線 駒澤大学駅改札口集合
行き先:駒沢公園

パッチワーク・キルト同好会

7/10(木)11:00〜15:00 ビ・モンタント事務所で
作品はホスピスの掛布団カバーを作り、社会福祉に役立てたいと思います。ふるってご参加ください

気軽に聖書を読む会

7/25(金)14:00〜16:00
幼きイエス会修道院で(JR四谷駅前、地下鉄丸の内線・南北線四谷駅下車)
指導:吉山登神父
テーマ:聖書と文学
会費:¥1,000/月
対象:退職後、もう一度聖書を読んでみたい人、聖書研究会は堅苦しく思った人、視点を変えて読み更に信仰を深めたい人

第37回聖ザビエル友ゆうクラブ俳句会

7/10(木)11:30〜15:30神田教会で
投句: 季題:雲の峰、日傘、半夏生、(又は夏一般) 計3句以内
住所・氏名・電話番号・所属教会・出欠(投句のみは欠席)を明記し、
〒101-0065 千代田区西神田1-1-12 神田教会内「聖F・X俳句会」または下記係 宛
締切:7/1(火)必着
会費:当日¥1,000、年会費:¥2,000
持参:筆記用具、天景(¥500以下の品)
運営:選句、食事(準備済)、披講、互評助言、連絡、散会(結果は作品を全会員に郵送)
問合せ:木田英也 〒279-0011 浦安市美浜1-6-611 Tel・Fax/047-355-7478

会員のためのミサ

毎月15日(原則)この日は指導両司祭(塚本神父、泉神父)がミサを捧げて下さるので、会員も合わせ、相互に祈りを捧げる日と致します。

講演会のご案内

『もっと知ろう アジア』第6回勉強会
7/17(木)18:30〜20:30 豊島教会 信徒ホールで
テーマ:東チモールからの報告(仮題)(アジアの置かれている現状と私たちの知るべきこと等を毎回司祭を囲んで勉強しています)
講師:池長潤大司教
会費:¥500
主催:豊島教会 正義と福祉委員会 Tel/03-3957-2540 Fax/03-3957-2081