日本カトリック司教団メッセージ「東日本大震災からの復興に向けて」

2011年06月17日

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東京教区の皆様へ

日本カトリック司教団から日本の教会に向けて呼びかけられた文書が、東京教区教区本部事務局にも届きましたので、全文をそのまま、お送りいたします。

東京教区本部事務局
事務局長 高木賢一

 


 

兄弟姉妹の皆様

 

東日本大震災からの復興にむけて

 

3月11日の東日本大震災からはや3カ月が過ぎました。

今回の東日本大震災によって、2万人近い方々が亡くなられ、いまだ、多くの人々が行方不明のままです。私たちは祈ります。 

いつくしみ深い神よ、家族や友人たちとの別れを語ることすらできずに亡くなられた方々をあなたのみ手のなかに受け入れてください。また、遺された家族や友人たちにこの悲しみを乗り越えて生きていく希望をお与えください。

また、住宅、工場、田畑、港湾などでも大きな被害がでました。さらに、原発事故による被害も甚大です。多くの人が避難所、仮設住宅などでの不自由な生活を余儀なくされています。私たちは祈ります。

 救いの源である神よ、苦しみの淵からあなたに叫ぶ人々を顧み、その重荷を一日も早く取り除いてください。家族や地域の絆を回復し、希望のうちに共に歩むことができますように。

いまだ、原発事故収束の見通しもついていません。東日本大震災からの復興は長い道のりになるでしょう。6月13日から17日に開催された司教総会において、私たち司教団は「一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです」(コリントの信徒への手紙一 12:26)と切実に語るパウロの言葉を実感し、復興支援により一層力を入れて取り組むことを決意しました。

これまでカトリック教会ではカリタスジャパンを中心に支援活動を行ってきましたが、被害の大きさ、復興の長期化に鑑み、日本の全教区が直接に、そして具体的に、復興にむけての支援にあたることを決定しました。司教団の意図を汲んでいただき、司祭・修道者をはじめ、兄弟姉妹の皆様に継続的な協力を共にするよう呼びかけます。

最後になりましたが、国内外の皆様の祈りとあたたかい支援に心から感謝いたします。今後とも共に歩めるように祈ります。

2011年6月17日
定例司教総会最終日
日本カトリック司教団一同

 


 

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