お知らせ

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「聖金曜日の盛式共同祈願の意向について」ほか

2011年04月19日

東京教区で働く司祭・助祭の皆様
修道者の皆様

 

+主の平和

東日本大震災の深刻な影響がまだ続いている中で、わたしたちは今年の聖週間を迎えています。わたしたちカトリック信者は、この時期にあたり特別に、キリストの死と復活への信仰を新たにしながら、被災されたすべての方々のために祈りたいと存じます。

 

(1) 聖金曜日の盛式共同祈願の意向について

今年の聖金曜日の典礼の中で行われる盛式共同祈願に、別紙のような意向を付け加えてください。これはミサ典礼書の次の規定に基づくものです。

「重大な公の必要が生じた場合、教区長は、他の特別な意向を付け加える許可を与えるか、または、付け加えるよう規定することができる」(「聖金曜日・主の受難」11[『ミサ典礼書』220ページ])

わたくしは、東京大司教として、東京教区内で聖金曜日の典礼を行うすべての共同体が、この意向を付け加えてくださいますようお願い申し上げます。 

  • 東日本大震災の被災者のために
  • 東日本大震災の救援活動にたずさわる人々のために 

以下のリンク先のページよりダウンロードしてください(カトリック中央協議会ホームページ)
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/2011shinsai/index.htm#110413_2

 

(2) 種々の機会のミサの公式祈願「困難の中で 二」の試用について

『ローマ・ミサ典礼書』規範版に記載されている種々の機会のミサの公式祈願「困難の中で 二」を試用することが4月7日の常任司教委員会で承認されましたのでこれもお送りいたします。これは、東日本大震災の被災地ならびに被災者のためにミサをささげる際に使用することができるよう、日本カトリック典礼委員会が準備したものです。「困難の中で 一」は現行『ミサ典礼書』1018~1019ページに掲載されております。なお、困難の中にある人々のためにミサをささげる際には、そのための聖書朗読箇所等を用いることができます(『朗読聖書の緒言』94ページ、『教会暦と聖書朗読(2011年度)』113ページ参照)。

以下のリンク先のページよりダウンロードしてください(カトリック中央協議会ホームページ)
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/2011shinsai/index.htm#110413_1

  

東京大司教 ペトロ 岡田 武夫