お知らせ

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<緊急>東北地方太平洋沖地震~被災者救援募金と祈りによる連帯の呼びかけ~

2011年03月12日

東京教区の皆様
各教会主任神父様

東京大司教 ペトロ 岡田 武夫

<緊急>

東北地方太平洋沖地震
~被災者救援募金と祈りによる連帯の呼びかけ~

+ 主の平安

四旬節を迎えたわたしたちの教会は、昨日発生した未曾有の大地震による被災者の方々を思い、より一層の「祈りによる連帯」と「犠牲」をささげたいと思います。被害の全貌は明らかになっていませんが、多くの方々が亡くなり、傷つき、今なお救助を必要とする人々が時を追って増えつつあることを、報道機関は伝えています。この事態に際し教皇様からも次のようにメッセージが届いています。

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「教皇ベネディクト16世は、日本の東北地方沿岸部を突然襲った大地震とそれに続く津波がもたらした惨事に深い悲しみを覚えつつ、今、困難な状態に置かれているすべての被災者のかたがたに寄り添うことを約束します。教皇は亡くなったかたがたのために祈り、悲しみのうちにあるそのご家族と友人の皆様を神が祝福し、力と慰めを与えてくださることを祈り求めます。教皇はまたこの災害の犠牲者の救命、救助、支援にあたるすべてのかたがたに祈りをもって連帯することを表明します。」

バチカンにて、2011年3月11日
教皇庁国務省長官 タルチジオ・ベルトーネ

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 わたくしは、この困難なときにこそ、教会が多くの人々のいやしと慰め、希望となることを強く望んでいます。カリタス・ジャパンが募金の呼びかけを開始いたしました。どうか東京教区の皆さま、四旬節の祈りに心を合わせて、互いに必要な助けを与え合うことができますように。また東京教区内の教会で大地震の被害に遭った教会は、教区本部までお知らせ下さるようにお願い申し上げます。

この四旬節第一主日のミサを、東北地方太平洋沖地震で亡くなったすべての人のために捧げてください。

 


-以下、カリタスジャパンからの呼びかけを転送いたします-

カリタスジャパン責任司教 菊地 功
担当司教 幸田 和生

〈東北地方太平洋沖地震〉募金呼びかけのお願い

3月11日午後2時46分頃、国内観測史上最大のマグニチュード8.8を記録した巨大地震が発生しました。震源地は三陸沖で、震源の深さは10キロ、宮城県北部の栗原市では震度7を観測しました。この地震で、北海道から徳島に至る沿岸地域で最大10メートルを超える大津波が発生、地域を飲み込みました。

死者、行方不明者は12日午前5時現在で1,000人にのぼり、また宮城県警によるとこれとは別に仙台市若林区荒浜で、津波に流されて溺れたと見られる200〜300人の遺体が見つかっています。

カリタスジャパンは、被災した教区のカリタスジャパン担当者と連絡を取り合いながら、被害にあった方々の緊急支援、生活回復支援を行います。

皆様の募金へのご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

募金受付口座は次のとおりです。 

郵便振替番号:00170-5-95979
加入者名:カリタスジャパン
振込用紙の通信欄 □呼びかけ中の募金(   )内に、
〈東北地方太平洋沖地震〉とご明記ください。

 


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