司教・司祭・助祭

司教とは

司教とは

イエスを救い主と信じる人々の共同体(教会)が誕生し、そして成長していく過程で共同体のまとめ役をする人たちが出てきました(監督、長老、執事と呼ばれていました)。さらに教会が拡大していくなかで信徒への奉仕のために特別に任命される職務ができました。聖職者とも呼ばれる司教、司祭、助祭がそれです。

司教は教会の誕生に直接かかわったキリストの使徒たちの後継者とされています。カトリック教会において司教は、教皇と一致し、その下において責任を任された地域教会(教区と呼ばれています)を治めると共に、他の司教とも協力しながら全教会のために働きます。とくにローマの司教は早い段階から指導的な役割をもつようになり、やがて教皇としてカトリック教会全体の指導者となりました。

司祭と助祭

司祭と助祭司教の協力者として働くのが司祭です。司祭になる人は特別の養成を受けたのち、司教によって司祭に任じられ(叙階と言います)、司教から与えられる任務につきます。司祭には修道会(あるいは宣教会)に所属する修道会司祭と直接司教のもとで働く教区司祭があります。修道会司祭はその修道会の使命(教育など)に携わります。教区司祭は主に教区内の教会(小教区と呼ばれています)で働き信徒の信仰生活に奉仕します。

司祭叙階式 助祭もまた司教の協力者として働きますが、司祭になる段階での助祭(ふつうは司祭になる前の一年間ほど)と生涯を助祭として生きる終身助祭の二つがあります。終身助祭は結婚が認められますが、そのほかの職務に就く者は生涯独身を生きることを誓約します。