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平和旬間2005

2005年07月20日

ARCHBISHOP’S HOUSE 16-15, SEKIGUCHI 3-CHOME
BUNKYO-KU, 112-0014 TOKYO JAPAN

112-0014 東京都文京区関口3-16-15
カトリック東京大司教館
Tel.03-3943-2301 Fax: 03-3944-8511

 

主任神父様・修道院長様 

2005年の平和旬間を迎えるにあたって

 

+主の平和

今年は第二次世界大戦の終結から60年という節目の年を迎えていますが、先日のロンドンでのテロをはじめ、今もなお戦争やテロの犠牲となる人々が絶えないのがこの世界の現実であります。

日本の教会が1981年のヨハネ・パウロ2世教皇の来日と平和メッセージを機に翌年から始めた「平和旬間」については皆様よくご存知のことと思います。昨年まで東京教区では千鳥ケ淵戦没者墓苑での平和祈願祭を行なってきましたが、今年から教区としての「平和を願うミサ」を東京カテドラルで行なうことにいたしました。「戦没者の慰霊と平和への祈り」という枠組みにとどまらず、さまざまな角度から平和を考え、平和を祈る機会にしたいと考えたからです。

今年の平和旬間の準備は5月中旬になってようやく始まりました。実行委員は主に社会福音部主催の「平和のつどい」に参加してくださった方々にお願いしました。教区本部では社会福音部が平和のための働きを推進していく役割を担っていますが、担当者の体調不良などの事情があり、今年の実行委員会の事務局長には大倉一美神父にお願いしております。なお、この委員会は今年限りの委員会で、今年の反省を踏まえて、来年度以降の平和旬間(さらに年間をとおしての平和への取り組み)を検討していきたいと考えております。

実行委員会では別紙のとおりさまざまな企画を用意しておりますので皆様にお知らせください。なお、「平和のための祈り」のカードは日本人だけでなくアジアの人々が皆で平和を祈ることを願って作成いたしました。個人でお使いになるだけでなく、平和旬間中の主日のミサでこの祈りを唱えてくださいますようお願い申し上げます。

この世界のすべての人の上に平和を願いつつ。

 

 

2005年7月20日

東京教区2005年平和旬間実行委員長 

東京大司教