司祭月例集会挨拶

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2014年3月31日 東京カテドラル

 

月例集会にご参集の神父様がた、

すっかり春となり、カテドラルの桜が満開です。

昨日は四旬節第4主日でした。昨日の典礼でわたしの心に最も強く響いたことばは「光の子」であります。使徒パウロはエフェソの教会への手紙に中で「あなたがたは、以前は暗闇でしたが、今は主に結ばれて、光となっています。光の子として歩みなさい」と宣(の)べています。

集会祈願においてわたしたちは祈りました。「偉大な力で世界を導いてくださる神よ、あなたは、まことの光であるイエス・キリストを世に遣わしてくださいました。キリストを信じ、その光を仰ぎ見るわたしたちが、光の子として、暗闇の力に打ち勝つ者となりますように。」

ご承知のように第二ヴァチカン公会議の『教会憲章』の冒頭で次のように述べられています。

「諸国民の光はキリストであり、そのため聖霊において参集したこの聖なる教会会議は、すべての被造物に福音を告げ、教会の面に輝くキリストの光を持ってすべての人を照らそうと切に望む。」

ここにわたしたち教会の使命がはっきりと示されています。この教会の使命は換言すれば福音宣教・福音化の使命であります。

教皇フランシスコは『信仰年』閉幕に際して使徒的勧告『福音の喜び』を発表し、教会の使命である福音化について詳細に説明し訴えています。教皇はまず「福音の喜び」から説き起こします。「福音の喜び」とはイエスと出会うことによって生まれ新たにされる喜びです。「この勧告においてわたしはキリスト者をこの喜びで特徴づけられ福音宣教の新しい旅の道筋へと招き、これからの教会の歩みの道標を提供したいと思います。」(勧告1より)

先日司教協議会より『教会憲章』と『現代世界憲章』の学びの薦めの言葉が伝えられましたが、あわせて、この使徒的勧告『福音の喜び』に添って東京教区も歩んでまいりたいと存じますので皆さん、どうかよろしくお願いします。

なお同勧告の日本語訳は目下司教協議会の新福音化委員会の監修のもと、中央協議会が鋭意取り組んでおり、5月末には出版できるよう努力しておりますので今しばらくお待ちください。

本日の月集、よろしくお願いします。