主の公現 ミサ説教

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2012年1月8日 聖心侍女会聖堂(五反田)にて

 

第一朗読 イザヤ60・1-6

第二朗読 エフェソ3・2、3b、5-6

福音朗読 マタイ2・1-12

 

今日は主のご公現の祭日です。東方から占星術の学者たちが星に導かれてベツレヘムを訪れ、幼子イエスに黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげ、幼子イエスを礼拝しました。イエスがすべて人の救い主としてお生まれになったことが広く、異邦人の世界にも知られたことを記念し祝う日であります。

占星術の学者は東方からきたということですが、わたしたちの国はアジアの極東に位置しています。わたしたちも救いの福音をいただく恵みにあずかることができました。

ところでキリストを知らないでなくなったわたしたちの先祖たちの救いはどうなったのでしょうか?

わたしは今年の年末年始は故郷で過ごし、なくなった父母や先祖の人々の救いのために祈りました。

このことに関してわたしはパウロの言葉を思い出します。

「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。」(一テモテ2・4-5)

神はすべての人の救いを望んでおられます。

これは疑いのないことです。

またイエス・キリストによらなければ救いはありません。

これもわたしたちは固く信じなければなりません。

この二つの命題はどのようにして両立できるのでしょうか?

非キリスト者の救いの可能性について第2ヴァチカン公会議の『教会憲章』が教えています。また『現代世界憲章』は次のように教えています。

「神だけが知っている方法によって、聖霊が復活秘義にあずかる可能性をすべての人に提供すると信じなければならない。」(22番)

救い主キリストの復活により、そして聖霊の派遣と通してすべて人に与えられます。

この信仰と希望を新たにして2012年を主なる神におささげいたしましょう。