第2回多摩地域協力体 全体集会 記録と資料

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日時:  2001年11月25日(日)午後3時から5時20分まで
場所:  カトリック町田教会 信徒ホール「福音の広間」
出席者:
東京教区 岡田武夫大司教
あきる野 10人、青梅 10人、高幡 15人、立川 8人、多摩 9人、豊田 15人、八王子・泉 8人、泉町 2人、町田 23人  合計101名

岡田大司教の挨拶

多摩地域の皆さん、本日は町田教会にお集まりいただき私の提起した問題について、貴重な時間をとってくださり、ありがとうございます。先週私たちも千葉の方で司祭の集会をもち話し合いをしました。かなり率直な意見の交換もありました。今各地域で話し合いをして、その結果を集約して私の方にお知らせいただくことになっております。それをもとに来年1年かけて具体的な案を詰めたいと考えています。私の考えが、どのように伝わっているのか、不安で、また説明が不十分であるようにも感じています。皆さんの声もよくきいて、どのように詰めていったらよいか、考えていきたいと思っています。

東京教区をどのように進めていったらよいかについて、白柳枢機卿、森司教様が着手されたことを受け取って、それを私なりに考え、進めていかなければならないと考えています。教会の仕組みには教区というものがあって、いろいろな問題は最終的には全部教区長に来るようになっていて、私が責任をとることになるわけですが、あらゆる問題を即決することは無理です。それで今までよりも横の関係を密接にして取り組んでいただいて、一緒に考え、その上で私が(最終的には)責任をとるようにしたい。また多くの修道会に教区を委託しているが、教区との関係が明確でない面もあり、各修道会とも話し合いを進めていく予定です。

今までの皆さんの意見には2通りあり、その1つは具体的なことをもっと提示せよとの意見、もう1つは信徒の意見もよく聞いて進めて欲しいとの意見です。決められたものが快く受け入れられ、実行しやすいものであることが望ましいので、皆さんの声をよく聞いてから決めたい。そして教会の歴史の上でも、現在の共同体が、今までよりも元気が出て、輝くようにしたい。どこかを犠牲にして全体を良くするというのではなく、全部の教区の存在について横のつながりを考えて行きたい。すでにいろいろな意見が出ているようなので、ぜひ宜しくおねがいします。

 

 

各小教区の提言・発表

あきる野教会

提案というわけではなく、こういう意見が出ましたとの報告。

あきる野教会についての概要と新しい一歩について、まとまってはいないがここにでてきた率直な意見。5年前に福生、五日市両教会が一緒になって設立され、今まで何もないところに出来た。教会のあり方について信徒、司祭がともに考え、4つのビジョンが立てられている。墓前、自然に囲まれた、東京教区の教会、手づくりの教会。多くの人が追悼会等に利用している。出てきた意見としては、具体的なことがないので検討しにくい。指摘されている再編成以外にも多くの問題がある。神父と信徒の関係など。多くの問題を順位をつけて検討する必要。提案、信徒側の問題もある、再編成より協力が大事、その他。

 

青梅教会

10、11月2回に分けて信徒の聴取した概要のみ。小教区の配置がアンバランス。3教会を1つにしてはどうか。修道会との密接な関わりも大事である。神父がいなくてもある程度運営できる体制が必要。もっと大きな再編成を将来的には考えた方がよい。もっと女性の力を期待。司祭の老齢化などは小教区ではどうにもならないが、修道会に期待。集会司式者、聖体奉仕者の活用。一般信徒も老齢化しているが、公教要理など司祭の人材不足を補う形もあり得る。地域が広いので福祉の面などで他教会との協力が期待される。

 

質問:高齢者向けの神父とはどのような意味か。答:いろいろなタイプの方が居られるという話題がでたときに、老人ホームなどが多いので、それに適した神父様も居られるのではないか。

質問:要旨にある「もう少しうまく活用」とは。答:集会などに出てくる人が固定化されている。他の人も出てこられるようにすることも期待。

 

高幡教会

アンケート調査によって皆の声を書いてもらった(添付、補足資料)。

基本構想に期待すること–小教区の枠を超えて交流でき活性化が図れる。福音宣教について情報が集まるので視野が広がり積極的になる。施設を共同利用できる。

心配なこともある–神父がいないときがあるとミサなどで地理的に困る。財政の調整がむずかしくなる。何より大事な司祭との心の交流がなくなるのではないか。

そのため、司祭の代理になれる人が必要。助祭制度の確立、司祭を増やすと同時に任期を10年くらいにする必要。

福音宣教に対して、自信はあまりないが、活動のグループはかなりある。学生とのつながりのグループ、聖体奉仕者グループなど。宣教のための教育機関をつくるという考えもある。

再編成については、2分割なら多摩、豊田、立川、(八王子または町田)、3分割なら豊田、多摩、(立川)。こういう教会と結びつきたいというのではなく、その方が自然ではないかとの意味。今後の進め方、手続きなどについては、協力体の中で話し合い、教区の具体案に合意してから次のステップに進む。ゆっくり対応するのがよい。

 

立川教会

10月に信徒総会を行い(80名参加)ここで意識調査をした結果を報告。小教区制にかなり限界を感じている、1人の司祭に限度がある、司祭同士の協力が必要、財政と建築に関して教区全体の方針が必要、教区としての課題が増大、など。

主任司祭は今までになくはっきりと、このままでは社会の要求に応えていないと言っている。しかし信徒は、こうしたらどうかとの意見は今の所出てきていない。一粒会を活発にする、本部の献金を20%にしてはどうか、司祭の問題なのか、または信徒が教会をどのように考えるか、小教区の自立が問題である、など。多摩地域内での利便性を活かしていきたい。

 

質問:本部への献金を20%にする意見には動機があるか。答:多分動機は聖堂の建築(7年前)と関係して出てきた考えである。また司祭の養成等も考え、余分に出しても良いという機運もある。

 

多摩教会

小教区再編成について、居住地域ごとに集会を開きその発言をまとめた。

個人としての発言、あまり緊急性が感じられない、大きな変化には不安がある。

しかし共同体の一員としては、信徒同士の交わり、協力の必要性、司祭が多忙すぎて信徒はその役割を負担しなければならない、との意識はある。祭壇奉仕者が必要、小教区が一緒に活動するためには信徒の意識改革が必要で、これは私の教会などという閉鎖的な考えは改めなければならない。

東京教区の一員として–多くの信徒は、司祭の減少について理解しているが、これは再編成で解決される問題ではない。「協力」ということの意義や具体性が伝わってこない。 東京は(地方に比し)恵まれている方である。常駐の司祭がいなければ少人数の司祭が複数の小教区を受け持つのは当然で、改革とはいえない。また、協力教区は交通の便で考えるべきである。教会内部のことばかりやっていても信者は増えない。もっと外に向けて宣教活動をすることが求められている、等の意見。

これまで漠然とした危機感が次第に現実のものとして示されてきて不安が感じられる。具体的なビジョンを早く示して欲しいという声が多かった。小教区再編成に反対ではない。

 

豊田教会

キャッチボールをすぐに投げ返すのではなく、準備体操をしてから投げ返すこととし、「新しい一歩」に関しての意識調査を行った。自分達に何ができるのだろうかという問題意識と同時にみんなに考えてもらう意味である。皆の心が動いた項目は1)小教区の限界について、共同体は閉鎖的ではいけない、内輪優先してはいけない。2)司祭交代時の混乱について、活動に影響があってはいけない 3)一人の司祭の限界について、小教区の枠を超えることが必要、共同司牧の時機 4)司祭人事について、人数人材面での困難性は理解できる 5)司祭同志は話し合うべき 6)司祭の高齢化、召命の減少 7)小教区の財政格差 8)小教区の枠を超える必要性 等。

これをまとめたものが資料の3枚目である。豊田教会は 1. 家庭的 2. 活動の内容、外への発信の例。ブラジル献金PRの問題、修道会との関係。3. イメージは明るい未来の豊田教会。もっと分かりやすい、具体的な形を。

 

八王子教会

私たちは再編成の問題について、たまたま信徒総会があり、そこで、提案することを了承された個人的な試案があるのでこれを説明。この試案は次のとおりである。

多摩地区をいくつかにするのではなくて、1つの小教区にしてしまう。(9カ所の教会および修道会、宣教会の位置を示してある地域の地図を示して説明)名称は(仮称)多摩教会とする。

本部は立川に置く(交通の便)。各支部の委員が毎月定期的に集まり全体の活動を決めていく。維持費、献金も本部に集約する。司祭は教区より派遣された人数をもとの各支部に配置する。本部には必ず1名。順番は町田、八王子、多摩、青梅、高畑、あきる野、豊田、泉町の順とする。(4名だったら多摩まで、5名だったら青梅まで、となる)。

現在の各教会の活動はそのまま存続する。各支部間で交流を拡げる。

この地域の宣教会、修道会もこの教会の協議会委員として参画する。

 

質問(小塚):立川を中心にする考えについて、大きな教会は自分達のところにふりかかってくる、といった意識は全くない。豊田、泉町などは危機感をもつであろう。意識のちがいがあるが、このような意識が受け入れられるか。答:大きな所は来て当たり前という話しも出るであろう。

 

町田教会

小教区の当面する課題 1)地域交流は近いところが自然であるから、小田急沿線や横浜教区との交流がある。多摩地域の教会とはほとんど交流がないのが現状である。2)新聖堂はできたが、維持管理財政などの問題は大きい。他の地域への信徒の関心は薄い。宣教活動、運営には意見の食い違いが多く、組織化は進んでいない。しかし新聖堂完成を契機に克服されつつあると思う。

集会への提言 1)多摩地域について情報が少ないが、同じ目的を持ったグループとの交流をしたい 2)近隣教会、司祭団との交流、他教区のと交流 3)司祭で話し合い 4)青少年の研修プログラム 青少年の現実問題としてリーダーは2、3回の研修でできるものではない。子供は神父様と接し学んでいくので、神父も話し合いをもつことが大切。

共同司牧の問題点、外国人の問題、教区を超えた協力体制をもっていく必要性がある。

 

質問:町田の場合はいわゆる「神奈川都民」が多いと思うが、多摩地域よりもそういう人達と交流を望んでいる人達はどのくらいの割合か。答:大部分の人が多摩地域以外の交流の方が楽であると考えているが、多摩地域とも交流はしたいと考える人も可成りいる。

 

 

補足意見・提案など(総合討論):

(司会)次の順序で意見を求めたい(1)各教会の現状、当面している課題(2)小教区同志の交流の問題(3)これから将来の共同体・教区のあり方、この順序で。

鈴木成一(町田)私たちは他の教会のことはあまり知らない。町田は横浜のニュースが入ってくる。ある教会では合同の教会案内のパンフレットをつくっている。共同体で情報を共有するためのミサの時間その他、情報交換があってもよい。岡田司教が三つのCという表現で情報共有のことをカトリック新聞に書かれている。私たちは先の一歩を目指したい。

(司会)交流と云うことについて、どういう交流が可能かについての意見はないか。

青柳(あきる野)司会者の主旨と少し違うが、プロジェクトチームがどこまで立ち上がっているか知りたい。それによって私たちの考えも違ってくると思う。全く概略も示されていないのではないか。

(司会)司祭団に説明をして欲しいという意見か。

青柳 今日出た意見は、全体のことを考えている意見、また真剣に自分の所のことを考えている意見もあったと思う。そのように考え方にギャップがある中で、今日の会議をどういう方向にもっていこうとしているのか、位置づけが全然見えない。その辺を明確にして進めたらどうか。ただ話ししただけになってしまわないように。今のステップが見えた形で、みんなに共通の尺度をもってきていただきたい。

(司会)今後のスケジュールなどについてであれば、後で司祭団にお聞きすることでよいか。

あるいはまた、私たちが集会としてもっと積極的なビジョンをもつべきであるとお考えならば、どうかそこまで具体的にご提案ください。そうならば皆さんの反応もあると思う。

(意見)それぞれの教区で考えてもらって発表しているのだから、その中で私的な意見が可成りのウェイトを占めていると思う。そのようにばらばらの状態でこの会議はどういう位置づけになるのかが、明確でない。尺度が明確になっていない。この先どうするかについても、持って帰って報告もしなければならない。

今日はもう意見が出たので、プロジェクトチーム(PT)としてのまとまったものを出していただかないと先へ進まないのではないか。どこまで話が進んでいるといったことをいってもらった方がよい。

 (辻神父)プロジェクトチーム(PT)の一員として少し発言。大司教様が今年の夏に「新しい一歩」を出して、教区集会をした。それを受けて、各教区でそれについての集まりをやって、12月15日までに意見を出してもらいたい段階である。PTとしては具体案をまだつくっていないが、小教区のあり方、あるいは信仰のあり方の「見直し運動」は第二バチカン公会議以後の流れである。この「見直し」の精神は私達の信仰が、よりよく私たちの中だけでなく、社会の要求にどう応えていくのかという視点を強調されて、メッセージの中で8つの課題が出ていた。この課題を乗り越えるために、小教区のあり方、信仰のあり方をどう変えていくのか、具体的に話し合っていただきたい。PTが意見を出してしまうと、12月15日に意見を出してもらう意味がなくなってしまう。その後一年あるいは二年になるかもしれないが、また、メンバーも新しく加わるかもしれないが、皆様と分析し、話し合い、大司教を中心に東京教区のあり方、地域の宣教のあり方、社会にどう応えていけるのか、外に向かう視点を拡げていくための「構造改革」に手を付けていきたい。これが今の現状である。

(意見)非常に抽象的である。ブロックの線引きをつめるには、教会の収容力とか、交通の便とか司祭団のスペースとかを考慮して決めるべきではないか。外国の方にはCTICというものがあるが日本には高齢者にはそれがないとか、具体的なことが線上にあがっていないのは少しおかしいのではないか。

(司会)私たちが聞いているのは、それだから今いろいろ提言をしていて、この次にそれが出てくるだろうと期待しているが、それでよいのではないか。それでは不十分だという意見があるか。

(意見)タイムスケジュール的に先が見えることが必要である。われわれも司祭団も、一生懸命に考えているし、努力したものが見えることは大事ではないか。提案しっぱなしにならないように何とか生かしたい。2003年の何月とかいう予定はあるようだがどうなのか。

(司会)もっと積極的な提言はこのほかにないか。

辻晴子(立川)今日聞いていて司教の書いたものを読んで、具体的な提案を求められていると思った。これに最も応えているのは八王子教会の提言ではないか。他はアンケートとか、現状とかが多い。皆でもっと固まったものを持ち寄って討論しなければならない。今まで交流がなかった、そのような現状は今分かった。答えになっているのは八王子教会だけのように思う。

(司会)多摩地域としてのまとまった提言をまとめていくべきであるとの意見か。

辻(立川)そうです。

津々見(青梅)私の感想は、大司教は、これからどうしなければいけないか(ということであると)私は考えている、ナイスからこれに向けて続いているものとして受け取っている。大司教が今役職上、キリストの弟子として、どう思いますかと問いかけていると考えています。それでよいのではないか。

ナイスの時に全く知らなかったが、他の教会の人が今こうなっていると教えてくれた。いまこのような議論が行われていることをもっと知らせて欲しい。

田中(豊田)ここでみんなが問われているのは、また大司教の心配はよく分かる。司祭がどのくらい足りないのかいつ頃までにどうかといったことを示して、それを各教会で考えたらよいのではないか。

横井(青梅)青梅教会も独立してやっていけるような教会ではない。教区のお荷物のようになっているし、私もぬるま湯につかっている感じがする。大司教のいわれるのはただ小教区の再編という問題に留まらず、もっと大きな、教会そのもののような問題だ思う。何回か会合が必要と思うが、全体のスケジュールを決めて、多岐にわたった問題を、地域協力体の分科会をつくってどのようにいつ頃までにやっていくかを決めていきたい。

(司会)司教様から説明をいただきたい。

(岡田大司教)今すべての意見に応えるときではないとも思うが、多少の説明をしたい。今後のスケジュールについては、大まかなものしか決まっていない、やってみなければ分からないが、これから決める。どういう理解が頂けたのか、どのような反応があるかを集約し、それを見て、何時どのように言えばよいかを決めていきたい。私の個人の希望としては2003年の復活祭を目途にして、新しい体制で少しずつ進めたい。教会というのは一人でやるものではないので、司祭団、信徒も皆さん、修道会、それぞれの考えもあると思うので、それに合わせてできるだけ慎重に、PTの進行状況を見て決めたい。PTは数人でやっているので、できるだけ丁寧にPTの動きを説明している。どんな議論があるかは、冊子にして今までに神父様方からいただいた意見についてはすでに司祭団にはお渡ししてあり、どこまで公開するかも、判断はおまかせしてある。これはどこまでやれと言うことはない。PTは私が就任して初めてお願いして三、四人また後から三、四人加わっていただいて今日に至っている。 (私の)始めの仕事はこれからどうやっていくのかといったことで、私は直接皆さんに呼びかけなければ駄目だと司祭評議会で言っていたので、今までに長い歩みがあるが始めは私が起草したものを司祭評議会で検討して発表した。次にはその後どうするか、教区集会という企画をしたが、良かったという評価と同時に批判もある。今後の進め方については地域協力体という単位でお願いしている。間もなく12月になったらPTの方で来年に向けて進めていく。進め方についてもおたずねしているが、これについてはあまりそんなこと聞かれても困ると言う感じもあるのかもしれない。

私が一番言いたいのは先に皆さんの中で言ってくださっているように、またこれは私の任務だと言うことを就任したときに言ったが、イエス様のお仕事を引き継いで一緒にやっていきたい、特に貧しい人や心を打ち砕かれた人、途方にくれている人、あるいはこの厳しい社会の中で矛盾の中で心をすり減らしている人達にとって何が救いなのか、何が希望、憩いなのかを教会として示してして行きたい、これが使命ではないか、福音宣教ではないかと申し上げた。(これを)皆さんと共にやっていきたい。

日本の教会の流れの中にもナイスというのがあった、これは必ずしもうまくいかなかったけれども、その中で私はやはり良いことを言ったと思う。これは継続し、修正してやっていきたい。しかし今はそのままでは難しい。80箇所の教会にそれぞれ一人の司祭を配置して、その上に多数の外国の信者があり、また多数の人が首都圏で心の問題で助けを求めてきても、どうすることもできない。どこかの小教区で、カウンセリングのようなこともやっていければ信徒の方の力も結集していくことができるのではないか。

私はいろいろなことを考えているが、一人一人がキリストを自分の言葉で伝えていくための研修、分かち合い、典礼も(関根神父の前で恐縮ですが)もっと互いにしっかりやっていきたいが力も余裕がない。典礼委員会も開店休業で、もっといろんなことをやらなければいけない。自分の教会にいつも暖かく迎えてくれる神父がいないことは皆さんにも少し考えを変えていただきたい。(司祭は)日本は可成り多い方で、外国には一~二万人の信徒を司牧している教会も稀ではない。神父も高齢、病気で、フルに働けないことも多い。これもお察しください。しかし全体的に信徒の皆さんによく応えるようにしたいとは、いつも願っています。

大きな変化は外国からの多くの困難をもった人々のことです。その方々のため、専任の神父を決め、寄留者・滞在者を受け入れ、財政的にも裏付けをつくってあげたいと考え、やっております。そのようなことのために小教区のあり方を見直し、力を合わせてやっていきたい。そのためにご理解いただきたい。具体的な青写真を提示したいのですが、いきなりそのようにするのは乱暴なので、皆様に教区の事情をご理解いただき、ある程度ご理解頂けたら次の段階に進みたいと思っております。

自分の時間、体力が許す限り、皆さんにお応えしたいと思っております。神父様方も、私と全く同じでないかもしれませんが、大方同じ気持ちでいてくださると思いますので、どうぞ神父様方にもおたずねいただきたいと思います。

 

閉会の挨拶(関根神父)

大司教様より後で挨拶をするなど、めったにないことです。大司教様の魂の叫びのような声を聞いて思ったのですが、大司教が一人で決定して個人として発言するときというのは、教会の歴史を振り返ると異端になる可能性が非常に多いのです。司教様の気持ちは個人としての岡田武夫よりも、もっと司祭も含めて、信徒の皆さんの意見をよく聞いて、そして、ゆっくりと整理して、時間をかけて決めていくという気持ではないかと思います。私の気持としても、こんな重大な問題を、タイムスケジュールはどうですかといわれて、そんな議論に簡単にあわててのらなかったので、ほっとしています。

今日は王たるキリストの祝日ですけれども、私たちの教会は地上の教会だけではない、皆さんの発言を聞いていると、土地に縛られて、その中から出ている意見が非常に多いので、この際、やはり教会の基本的なこと、信仰を伝えるということに立って、単に物質的、制度的なこと、お金とかでなく、これも大切なことですけれども、もう少し拡げて見ていった方がよいのではないかと思います。

それで私は町田教会の皆さんにも、それほど積極的にこれは重大な新しい問題だと言ってお知らせしていませんでした。「新しい一歩」も教会の中で配って、なくなってまた送ってもらいましたが、お取りくださいと1回か2回呼びかけただけでまだ残っている。

しかしこれは教会として当然なことです。全部の人に情報を伝えることもできません。どんなことでも、毎週言えば同じことを何度もと言って叱られるし、こんな主任司祭の苦しみより、大司教にはもっと大きな苦しみがあるのではないかと思う。私たちに対する、世紀の始めの本当の信仰のあり方を問いかけている。そして岡田武夫という個人ではなくて、東京大司教としての責任の中で、ゆっくりと整理してくれるんだろうなと思っています。それで2003年などといわれたので実はびっくりしました。しかしその時を目途に、徐々に、といってくれましたので、ああ、そんなに急激な改革はないのだと安心しました。

けれども、教会はもっともっと変わらなくてはいけないし、私たちの信仰が生きて伝えられるために、個人としては生きられない、それではどういう風に生きたらいいのか、という問題です。

今日、町田教会に来ていただいて、有難うございます。発表にもありましたように、町田は9割5分までは横浜または城西地区との交流を望むということだと思います。しかしかつては多摩ブロックの青年達と交流もあったし、これは単に地理の問題だけではない、意識の問題もあるかと思います。どのような新しい形でどのような交流の姿が生まれるのか、将来に期待できるところです。そのような意味で、今日この様な集まりがもててよかったと思います。

 

終わりの祈りと聖歌「ガリラヤの風かおる丘」・・

 

各小教区発表要旨と資料

カトリックあきる野教会 提案要旨

あきる野教会の概要、ビジョン

・5年前に福生教会と五目市教会が閉鎖され、新しく設立された東京教区で一番所しい教会 である。

・設立時に信徒全員で、新しい教会の方向性、役割を考え、4つのビジョンとしてまとめた。

「墓前教会」「自然に囲まれた教会」「東京教区の教会」「手作りの教会」

・信徒数は少ないが、4つのビジョンに基づいて、聖堂を建築し、教会の係制度を通じて多 くの役割を担ってきた。

死者の日のミサ奉仕、追悼ミサ、葬儀や夏秋のキャンプなどでの宿泊施設の提供、近隣教 会との交流、山谷の支援活動、病者の訪問活動、各種献金の協力、インドヘの古着寄付etc.

・その甲斐があって、大変名くの方に聖堂を始めとしてあきる野教会をご利用頂いた。

・これからも聖堂建築に寄せられた多くの人の援助を忘れることなく、近隣教会との立場や 歴史の違いをお互いに認識し、それぞれが持っているテーマを共有しながら協力し合い、 お互いに豊かになるようにしていきたい。

「新しい一歩」についての話し合い結果

「新しい一歩」について、10月28目の臨時信徒総会にて話し合った内容。あきる野教会としてまとめた意見ではないが、あきる野教会信徒の率直な意見である。

全体的な内容としては、

・今回の内容は具体的でないため、検討や意見も出しにくい。早く具体的な内容(本当の問 題とそれを解決する手段、考え方)を出して欲しい。考えるための情報が不足している。 今後の進め方も含めて、早め早めに情報を出して欲しい。

・今回出された問題以外に、信徒側の問題や、信徒と神父の関係など多くの検討すべき内容 があると思われる。優先度をつけて検討を進めないと混乱してしまう。

・今回の件をきっかけに、あきる野教会とはどういう所なのか、教会にはどのような問題が あるのか、自分で考えていこうとする意見も多かった。

 

「新しい一歩」についての話し合いで出された提案、質問、意見

1.提 案

(1)バチカン公会議以降も自らを反省することなく、信徒は教会に頼ってきた。「新しい一歩」にはその内容がない。信徒側の問題も考えていかなければ成功しない。

(2)小教区よりも広いエリアで協力、解決することが重要と思う。再編成でなく協力し合える状態が良いと考える。

(3)今の段階で、あきる野教会の評価をしておかないと、地域協力体の中でも話しができない。また、あきる野教会としての特色も出せない。何をしているのか、次に何を残していくのかまとめ、教区に伝えることが必要である。そうしておけば、たとえば宣教にしても何が不足しているのか確認できるはず。

 

2.質 問

(1)問題点、課題が具体性に欠け、本当に何が問題なのか分からない。本当の問題、問題と課題のつながりはどうなっているのか教えてほしい。

(2)資料からは司教や司祭のあり方が主問題と思われるが、これらの問題が組織の再編成でどう変わるのか教えてほしい。

(3)再編成の内容や、代表者の役割や権限などはどうなるのか教えてほしい。

(4)今回の内容は、司教の意見や考えであって、司祭の意見や考えが入ってないように見えるが、どうなのか教えてほしい。

(5)司祭団の意見がまとまってないように見えるが、どうなのか教えて欲しい。

(6)あきる野教会には、お金(借金)の問題がある。聖堂を建築する前に教区ときちんと話しはしているが、これが再編成でどうなるのか教えて欲しい。

(7)今回の内容は小教区で話し合いを持つ前に、地域協力体で行なうものである。小教区で先に行なうのは、進め方が逆ではないのか。

(8)11/25から12/15まで、何を検討し、何をまとめ、どういう観点で何を報告するのかわからないので教えて欲しい。

 

3.意 見

(1)教区はこう考えているが、みなさんはどう捉えているのか、と投げかけられたと捉えた。教区とつながるような意見を信徒から出した方が良い。

(2)開かれた教会にするには、と言う投げかけも必要である。

(3)開かれた教会ということでは、あきる野教会でも話す内容、問題はある。小さな問題、小さな単位で話し合うことはいっぱいあるはず。

(4)自分たちの思いを多摩地区協力体の話し合いや教区に伝えることが重要である。死者の日のミサや追悼ミサ、葬儀、夏のキャンプの場の提供、信徒の送迎など多くの役割とやっていることがある。

(5)教区からは具体的にはまだ出てないが、方向性は出されているので、今あきる野教会の意見を出しておかないといけない。

 

4.要 望

(1)神父や信徒のそれぞれの役割がはっきりしていないため、混乱している部分がある。

  この機会に、神父の総数が減っていくという中で、それぞれの役割分担を明確にしてほしい。

(2)再編成についてのイメージは無限に考えられるが、具体的な内容が固まってないため、早く具体的な内容を出してほしい。

(3)具体的には、立川、青梅、あきる野が一緒になったらどうするか、といったように具体的に考えた方が、宣教などについても考えられそうである。早く具体的な内容を出し  て欲しい。

(4)今回の再編成に関わる話し合いは、1998年の多摩地域協力体でも話している。このような過去の経過が今回生かされてない。もっとシステム的に進めて欲しい。

(5)これから地域協力体などで出た情報を信徒にフィードバックする仕組みを作って欲しい。

(6)神父と信徒との関係や、権限、司牧とは、開かれた教会とは、など再編成以外にこれらの内容についても教区も検討して欲しい。

以 上

 

 

カトリック青梅教会 提案要旨

・小教区の配置が非常にアンバランス。固まっているところは固まっているし、無いところは全然無い。

・色々な問題が多様化してきて、一つの小教区では対応しきれないことが増えてきている。

・交通の便から考えると「立川」「あきる野」「青梅」を一つのグループにしてはどうか。

・小教区内の修道会との密接な関わり合いが必要ではないか。

・小教区独自の問題(建設等)は、小教区内部で解決すべき問題と考える。

・神父の高齢化等で人材が不足されている現状から、神父がいなくても教会はある程度運営できる形をとっていくことが必要ではないか。

・青少年の教会離れ、家族の問題、いわゆる国際化の問題については、一つの教会としては対応が非常に難しいものであり、教区全体として考えねばならない。

・実際に教会を運営しているメンバーは老人とご婦人方が主力。もう少しうまく活用されるべき。

・日本が16の教区に分かれてそれぞれがやっていくというのは非常に無駄がある。

もっと大きく分割して、例えば関東甲信越地区「東京、浦和、横浜」あたりまで含めた大きな教区の再編成を、将来的に考えるべきと思う。

・「福音宣教ということを、信者はどういう認識を持っているか」

「日曜日の御ミサの中の福音が、私たちの生活の中で福音となっているか」

「福音宣教を私たちがどのように理解しているか、認識しているか」

ということをもって第一歩の中にいかないとならない。

・静岡では、チームで担う共同司牧になっている。既に実行している地域の問題点を聞いてみると、もっと具体的なことが出てくるのではないか。

・地域協力体からの世話人司祭の選任が問題になるのではないか。

清水では1ヵ月おきに司祭が変るが、司祭によって異なることを言うので信徒が混乱し不満も多い。

共同司牧は互いに通じ合わないことが多い。

・地域の実状に即して活動するということは、青梅の実状が把握できてないと活動できない。

実状を把握するには、ボランティアをしている人たちの意見を聞いて教会としてできることを探っていく、という方法もあると思う。

・できることからやっていけばいいと思う。

・神父の高齢化、人材不足、人数不足は、小教区のつながりだけではどうにもならない。

各修道会の神父、修道者をまきこんでチームを作らないと、教会だけのグループで広い地域をカバーするのは難しい。

・集会司式者、聖体奉仕者を活用していく必要がある。

・子供が増えれば、教会の問題も自然に解決すると思う。

・日本のカトリック信者の6割は女性。その隠された秘めたものをどんどん出すためにも、集会等に行き、意見交換したほうがよい。

・教会内で挨拶が無い。思いやりがない。教会に来ても疲れて帰る。外見だけではだめ。お互いに声を掛け合うことが大切。

・司祭への召命が少ない。祈りが必要。

・再編成するというのは、現実的に皆感じている。

・現在、小教区同士の交流はほとんどない。

・女性もお互いにカを出し合うことが必要。

・どんな小さなことでも、何かできることを教会を通して一緒にするのがひとつの祈り。

・7月~1O月まで、土曜日の夕方ミサは集会司式を6回行ったが、参加者は10人前後。

そのために、神父様をお願いすることが難しくなってきている。

・年をとって、司祭という道に近い形で奉仕できる制度があってもよいのではないか。

・小教区再編成については賛成だが、東京教区の問題だけとも考えられないし、周りのところとも協力した形がとられるべき。

・半永久的な分割ではなく、問題があったら新しい見直し、再編成がとられるべきと考える。

・草加では、幼稚園にやってきた未信者を呼び込んで、信徒が公教要理を教えた。

神父が忙しくて不在でも、信徒が未信者を導くことができるのではないか。

・教会は苦しみの多い人が来るとは限らない。むしろ普通の人にも通ってもらえるように。 特別の人だけが来るところでない。

・近くの教会と合同で、青少年活動を活発にして欲しい。いくつかの教会が集まったほうが、 人材や対応がやりやすい。

・福祉の面で、立川・あきる野と一緒に行動出来たらよい。

・青梅地区は老人ホームが多いので、高齢者向けの神父を派遣して欲しい。

・神父が専属にならないのなら、情報がきちんと伝わるようにして欲しい。

 

 

カトリック高幡教会 提案要旨

「新しい一歩」への取り組みのため、アンケートを実施して全体意見をまとめようとしましたが、多岐にわたったため、代表的な意見などを発表し、全体的な傾向は補足資料を添付することとしました。

1(イ)基本構想に期待することは

・小教区の枠を越えて交流できることで、信者間の交流が教会の活性化になり、教会活動を 充実させることが出来る

・福音宣教がどういうことかで視野が広がり、宣教に積極的になれる

・中心となる教会に図書室、信徒会館等の施設を充実させ共同で利用できる

1(ロ)基本構想に心配なことは

・司祭が教会に常駐しなくなると困る。また、教会に来られる人に司祭様は今日はあちらで すとかは言えない

・ミサ等の基本的な活動が信徒に対して地理的に不便になるし、教会へ行くのが困難な方(年 配の方、障害を持つ方)が取り残される心配がある

・財政・経理含め教会間の調整が大変だし、事務の煩雑化を招き、経費の使い方に関し非常に難しい

・神父様との心の交流が教会生活の生命線である

1(ハ)基本構想に心配なことを解決するには

・教会に司祭が常駐できないのであれば、司祭の代理になれるような人の常駐が必要

助祭制度の確立なども原点に立って検討が必要

・休日担当医のような司祭が協カ体に居る必要がある

・司祭が常駐しなくなる場合は、コミュニケーションのため任期期間を延ばし(10年くら い)て欲しい

・司祭を増やす努カをすること

2 福音宣教に対しどう考えているか、どのようにしているか、何が足りないか、どうした らよいか

・隣人にキリストの愛を行動で伝えること

・身近な所でミッションをする

・福音宣教は信者として当然実行すべきですが自分は今一つ生ぬるいと感じている

・心のケア等神父様一人の肩に頼っているが、ある程度のことは信徒でも出来ることがある

・失業者のために積極的に教会を開放している姿に接し「本当の教会」とはこういうものと 感じた

3 宣教司牧の強化のためにどうすれぱよいか

・宣教のための教育機関を作り、例えば聖体奉仕者の強化のため、生涯養成講座のようなも のを小教区で実施する

・聖堂や公民館等の公共設備で行事(映画・講演・コーラス・聖書教育)をし、一般の人を 受け入れる

・カトリック系の学校から司察やシスターが出てこないことにもっと危機感を持って信仰教 育をする

・内にこもらず出かけていくこと

・修道会の司祭の方々に広く東京教区の司祭として働いて頂く

4(イ)小教区再編成2分割の場合

  多摩、豊田、立川、(八王子又は町田)

4(ロ)小教区再編成3分割の場合

  豊田、多摩、(立川)

5 小教区再編に向けてどう進めれぱよいか

・地域協カ体の中で話し合い、具申された意見からなる教区の具体案に司祭・信徒会で合意 してから次のステップに進む

・出来ることから一つ一つ進め、問題が出れぱゆっくりと対応して行えぱよい

・モデル地区で2~3年の経験を踏まえて全小教区に徹底する

 

高幡教会の活動グルーブ

受 付

教会の顔とも言える受付は、初めて教会に来られた方への案内、転入・転出の手続き、司祭不在時の電話への応対、「お知らせ」の作成など事務的なことをすべて行っております。

あゆみ編集グループ

高幡教会の機関紙「あゆみ」は、毎年5~6回発行されています。教会内の情報や読み物が掲載されています。

ミカエル・ショップ

玄関入口に小さな売店があります。十字架、御像、ロザリオ、書籍などを日曜日のミサ後に販売しています。ショーケース内にない物でも注文を承ります。平日ご利用の場合は、受付にお願いします。

平日奉仕グループ

平日(現在は週1日程度〉に、教会内の掃除・改善をはじめ、光塩幼稚園の保護者や外来者

へのおもてなし等を通じて奉仕活動を行っています。

典礼奉仕グループ

日曜日のミサを中心とする典礼には、その準備だけではなくオルガン、聖歌、先唱(ミサの進行役)、侍者などの役割にさまざまな人が奉仕しています。

冠婚葬祭グループ

結婚式や葬儀を教会で行う方々のために、式の準備から後片付けまでを担当しています。当事者と同じ地区の方々にも参画頂いております。

図書管理グループ

小聖堂に図書のコーナーがあり、どなたでもご利用になれます。教会の典礼聖歌集の修理なども行っています。

教会映画館

映画を通じて信徒や周りの人々との交流を図るために聖堂でビデオ鑑賞会を行っています。心に残る良い映画を選んで三週間に一度位のぺ一スで企画しています。映画の前後に晴佐久神父の解説があります。お寄せ頂いた感想を毎回文集にして配布しています。

姉妹教会交流会

カトリック教会とプロテスタントの教会が一致できるよう、近隣教会に呼びかけてともに祈る「交流会」を行っています。具体的には、カトリック高帽教会と由木キリスト教会で礼拝をともにする「交流会」などを行っています。

学生空間

中央大学がすぐ隣りにある当教会の特性を生かし、近隣の学生の出会いと交わりの場として教会が用いられるよう様々な活動を行っています。

聖書入門世話係

・洗礼を希望している方、または受けてもいいかなと少しだけ思っている方

・洗礼を受けるつもりはないが、キリスト教の本質を気軽に学んでみたい方

・すでに洗礼を受けているが、あらためて基本を確かめて直したい方

以上の方々を対象に、木曜日(朝10:00~12:00)、金曜日(朝10:00~12:00)、

土曜日(夜7:30~9:30)に講座を開いています。講師は晴佐久神父です。

営繕グループ

教会施設の維持・管理を行うグループです。気のつく範囲で自主的に行っております。

緑の会

意まれた環境にある高幡教会の緑を守るための会で、年間を通じ教会の庭の木や花の世話・草取りなどを行っています。

一粒会奉仕会

一粒会は、司祭・修道者の召命のために祈り、神学生養成のための献金を呼びかけ集金して本部に送金するなどの奉仕をする会です。東京教区信徒全員が会員ですが、高幡教会では「一粒会奉仕会」を作り、これを中心に活動しています。家庭で献金したものを3ヵ月毎に集めています。

定住支援グループ

毎週日曜日に教会の前でコーヒーショップを出しているグルーブです。これは、日本に暮らす滞日外国人の定住のための資金援助を目的として、カトリック東京国際センターに売上金を送金しています。

たんぽぽの会

毎週木曜日、教会の3階で活動しています。インドのマザーテレサの会に送るキルトケット(毛布)を作るのが活動の中心です。その他、山谷の「山友会」や、群馬の「あかつきの村」に中古衣料・食料品などを送っています。

アカシア会

NPO釜ヶ崎支援機構の一つである援助修道会の仕事を物品の販売や募金で協力する会です。

和解を願う会

本会では、マルク(インドネシア)での宗教抗争を私たち自身の問題として捉え、キリスト各教派・教会へも呼びかけながら、両教徒に真の信仰に基づいた「和解」を願い、その実現を支援していきたいと思います。

以 上

高幡教会補足資料

1.基本構想とは、・新地域協力体を基盤とする ・世話人司祭のもとで協力体内の調整を行う ・会計・事務を協力体として運営する、などです。(「新しい一歩」IV. 小教区の再編成と教区としての宣教司牧の強化を参考にして下さい。)

基本構想を進めるにあたり、

 

1(イ)期待することは何ですか。

小教区の枠を越えて交流できることで、信者間の交流が教会の活性化になり、教会活動を充実させることが出来る

若年層の信徒の活動・交流がより活性化する

数教会共同の企画などで、大勢の司祭や信徒で考えて活力を出すことも出来る

会計事務等の効率化が図れ、地域・教会の格差が少なくなる

中心となる教会に図書室、信徒会館等の施設を充実させ共同で利用できる

司祭と信徒が個人的な関わりに偏っているので、司祭の交替に際して混乱がない

聖書研究会、家庭集会などに色々な神父様に来て頂ける

神父様達によるリーダシップが強化される

福音宣教がどういうことかで視野が広がり、宣教に積極的になれる

信者が自主的に教会を支えて行くようになる

インターネットの活動で重複なく質の高い活動が出来る

神父の高齢化と減員・不足から再編成はやむを得ない

 

1(ロ)心配なことがありますか。

洗礼を受ける教会の決定を含め、地域社会を中心にした今までの小教区での結びつきが弱くなり、良い意味での帰属意識が薄れる

神父様との心の交流が教会生活の生命線である

ミサ等の基本的な活動が信徒に対して地理的に不便になるし、教会へ行くのが困難な方(年配の方、障害を持つ方)が取り残される心配がある

ミサが今まで通り行われるか

信徒も教会に疎遠勝ちになり、ミサに与る教会員の人数の減少が予測される

司祭が教会に常駐しなくなると困る。また、教会に来られる人に司祭様は今日はあちらですとかは言えない

常駐司祭がいない場合、病人の間題・緊急の場合の病者の塗油・通夜や葬儀の間題がある

小教区が宣教の現場であるのに司祭の宣教が不充分になる

司祭が移動するのに今の交通状態では時問が計れない(ミサの時間などが不正確になる)

小教区が無くならないようにして欲しい

今迄以上に司祭の仕事が増え司祭の体がもたない

財政・経理含め教会間の調整が大変だし、事務の煩雑化を招き、経費の使い方に関し非常に難しい

財政的に苦しい教会への負担が増え、月例献金の集まりや修繕積立金が集まり難くなる

人々が保守的なので仲々馴染めない

複数の教会の纏まりのため精神が費やされ活動が中途半端になる

信徒に自立を課している感じで不安感が残る

 

1(ハ)その場合どのようにして解決できるでしょうか。

司祭の減少に伴う小教区再編成は、他の教区の先進事例を参考に、皆で話し合いをして進めて行く

今の地域単位の活動を維持し、そこでの交流を大切に、きめこまやかに進めて行く

新地域協力体の基盤整備をしてから行う

最初から上手く行くとは限らないので、新しい機構のスタートを引き延ばさないように、とにかく一歩踏み出すこと

小教区の再編は交通の便を考慮して透明性の高い再編をお願いする

教会に行くことが信徒にとって重要であって司祭は誰が来ても構わない

世話人司祭が代表、他の司祭が小教区兼務の運営で司祭と信徒のつながりを密にする

休日担当医のような司祭が協力体に居る必要がある

ミサ頻度・時刻の見直し。開始時刻をずらすことで司祭のミサの負担を減らし外向きの宣教を増やす

教会に司祭が常駐できないのであれば、司祭の代理になれるような人の常駐が必要

司祭が常駐しなくなる場合は、コミュニケーションのため任期期間を延ばし(10年くらい)て欲しい

現在の9時11時のミサが1回となっても、この教会で行って欲しい

信者が連帯・協力してバックアップするより方法は無い

10代~30代の若い信徒の活性化を重視する

司祭を増やす努力をすること

カトリック全体をアピールする活動をもっとすべき

助祭制度の確立なども原点に立って検討が必要

 

2. 福音宣教に対してあなたはどう考えていますか、また、宣教のため現在あなたなどのよ  うな宣教活動または奉仕活動をしておられますか。そのために何が足りないか、将来ど  うしたいかを教えて下さい。

隣人にキリストの愛を行動で伝えること

キリストの聖心に自分の心のチャンネルを合わせること(祈り)

今まで無視していたものに関心をもったり何かの拘りを捨てたり、自分の心の回心が大切である

教会は信徒が皆で支えるものであり、それぞれが住んでいる地域の小教区への意識がさらに深まる。

心のケア等神父様一人の肩に頼っているが、ある程度のことは信徒でも出来ることがある

失業者のために積極的に教会を開放している姿に接し「本当の教会」とはこういうものと感じた

神と個人との繋がりがあれぱと信仰を細々と続けてきた

地域のボランティアや福祉に身を置きながら教会のミサで力と元気を頂いている

体の不自由な方と交流しミサにあずかっています

将来役立つことを考えカウンセリングの勉強をしている

身近な所でミッションをする

聖書の勉強会、家庭集会、教会活動、グループ活動などに積極的に参加している

今は教会生活の中に自分を置くことを中心に考えている

友人と会った時などなるべく神父様の話されたことを話題にして少しでも分かち合いたい

福音宣教は信者として当然実行すべきですが自分は今一つ生ぬるいと感じている

友人等に受洗を勧めているが今のままでは無理

家庭集会などリーダー的な役を推し進める人材がいない

ボランティアとして出来ることがあればして行きたい

教会が地域の奉仕活動のやり方から学ぶことが多い

宣教というと肩に力が入るので自然体で出来ればもっと広がりが出来る

外国と比較して教会に市民権が薄い感じがある

PR不足である

教会の社会への働きかけが足りない

神父の数は減少しても牧師は今も結構いて教会も小さくても沢山ある

プロテスタントとの交流を密にして助け合う

定年退職者等を終身助祭にもっと活用すべきである

 

3.宣教司牧の強化のためにどうすればよいか教えてください。

一人一人が如何に地の塩・世の光になりうるかにある

カトリックのイメージが弱者の味方と言う風に変えなければならない

内にこもらず出かけていくこと

宣教のための教育機関を作り、例えば聖体奉仕者の強化のため、生涯養成講座のようなものを小教区で実施する

現在都心の研修会が多いが、司祭の専門性を活かし各協力体に浸透するように研修をしてほしい

聖堂や公民館等の公共設備で行事(映画・講演・コーラス・聖書教育)をし、一般の人を受け入れる

若者の集まるイベント企画

司祭が福音宣教に集中できるよう司祭でなければ出来ないこと以外は多くの信徒で行う

修道会の司祭の方々に広く東京教区の司祭として働いて頂く

終身助祭の制度を見直し、もっと助祭になっていただきやすくする

カトリック系の学校から司祭やシスターが出てこないことにもっと危機感を持って欲しい

カトリック系の学校に各学年1組くらいは信徒子弟を入学しやすくする

教会に所属しない神父様達でグノレープを作り、カトリック系学校以外の学校で活動を盛んに行う

特定の教会を特定の国の人たちのミサにする

司祭の独身制に拘る必要はない

インターネットの利用などで強化する

4.小教区として新地域協力体の中で協力して行きたいと思う教会を次の中から選んで下さ  い。(次:多摩地区教会)

4(イ)2分割の場合(多摩地区が2つに分けられます)

多摩、豊田、立川、(八王子/町田)

4(ロ)3分割の場合(多摩地区が3つに分けられます)

豊田、多摩、(立川)

 

5. 小教区再編に向けて、どう進めればよいですか。お考えを教えて下さい。

出来ることから一つ一つ進め、問題が出ればゆっくりと対応して行えばよい

月1回くらい日曜日のミサを持ち回りで行うとか、日曜学校・中高生キャンプなどを合同で行う

ある程度の方向性を出し信徒の意識が深まったら、時間をかけず着実且つスピーディに行う

地域協カ体の中で話し合い、具申された意見からなる教区の具体案に司祭・信徒会で合意してから次のステップに進む

試案で試行中に経過を検討し、最終案をまとめ、正式に実施する

モデル地区で2~3年の経験を踏まえて全小教区に徹底する

現在の地域協カ体の枠内の再編成が中心でも、他の地域との再編も認めるべき

タイムリミットはきちんと設けて、信徒側の、意見を聞きながら、急がずにじっくり時間をかけて進めて欲しい

他の教区での対応を調査し、それを参考にして進める

教区の具体案に従う

2003年からの実施は時期尚早である

司祭の数の減少に合わせて実施する

進捗状況がいつも見えるようにする

 

 

カトリック立川教会 提案要旨

■立川教会信徒の問題意識調査

○カトリック立川教会臨時信徒集会

○2001年10月28目(日曜)午前11時~午後12時15分

○辻主任司祭以下、約80名の参加(所属信徒総数約1300名)

そう思う そうは思わない

・小教区制に限界を感じている  60%  40%

補足)閉鎖的社会である 多数(約半数)

補足)司祭同士の協力が現行制度で困難 多数

・司祭が交代すると大きな混乱が起きる   7%  86%

補足)小教区は主任司祭次第   多数

・一人の司祭には限度がある 100%  0%

・司祭人事に多大な困難がある 100%  0%

・司教と司祭、司祭同士の協力が大切    94%  3%

・司祭は高齢化し、人数も減少している 100%  0%

・財政と建築に関し、教区全体の方針が必要  94%  3%

・教区として対処すべき課題が増大している  96%  4%

■辻神父の冒頭説明

○35年前の第2バチカン公会議は、「時の印」といわれている。

○それは、当のヨーロッパではカトリックは、もはや社会と遊離した存在で、とくに、男性 から相手にされない存在であった。

○しかし、当時の日本で広「カトリックは、個人の問題」との認識で、ヨーロッパとは大き なギヤツプがあった。

○その後、日本でも「開かれた教会」「家庭」のテーマで、NlCEが社会的問題に取り組 んだが、結局、信徒の意識が変わることが無かった。

○現状でのカトリック教会は、宣教する上でも、教会の構造上も、社会の要求に応えていない。

○このままではジリ貧の道をたどることになると、神父達はあせっている。

■信徒の意見

・一粒会を活発化して、司祭を増やすようにしたい。

・本部への献金を、今の15%から20%へ増やしてはどうか。

・今回の課題は、ほとんどが「司教と司祭の問題」ではないのか。

補足)主任司祭より、信徒が教会をどう考えるかによる。いずれにせよ、教会は変わらなくてはならない。

・信徒の問題と捕らえるべき。

・地域の区分の仕方を検討して欲しい。

・葬儀など、小教区での地域、地域での自立が必要。

・立川教会の多摩地区での利便性(60台もの駐車場、中央線、モノレール)を生かしたい。

■現状でのまとめ

信徒総数、約1300名のうち、(問題意識の高い)約80名の状況です。自分自身が積極的に関わろうとする、緊迫感があるとは言えません。ましてや、それ以外の信徒の問題意識は、これ以下てしょう。

立川教会は、8年前(1994年)の新聖堂建築に際しては、信徒の聞に当事者意識はあったものの、それ以降は、「司祭が常に2人いる、大きな教会」、「誰かが委員として、教会運営してくれている」と、言った状況でした。「新しい一歩」を、立川教会の信徒が、「教会をどう考えるのか」、「自分に何が出来るのか」との重要な呼びかけと、捉えています。(文責教会委員長 光安秀雄)

 

 

 

多摩教会における小教区再編成の話し合い骨子

多摩教会は岡田大司教様の小教区再編成メッセージについて、これまでに信徒の居住地区ごとの集会を開き、それぞれの自由な発言をメモにまとめました。以下はそれに基づいた発言内容です。

「新しい一歩」を読み直して、個人が教会をどう意識しているかという観点を3つにまとめてみました。

1.ミサに預かり、祈る個人としての私の教会がある。

2.共同体の中の信徒として、私の教会活動がある。

3.地域協力体、東京教区、ひいては世界のカトリック信者としての私がある。

上記3つの観点を踏まえながら出された意見のいくつかを列記します。

[個人である私として]

1.自分の中に再編成の緊急性、司祭不足の緊急性が感じられない。

2.当然来るべきことが来たと思うが、大きな変化には不安がある。

3.複数の司祭から学べることは、信徒にとって大きなメリットである。

[共同体の一員として]

1.信徒同士の関わり、協力をもっと密にしてゆかなければと思う。

2.ミサの時間や教会共同体の運営に関して、司祭がどの程度関わるのか等を早くはっきり提示してほしい。

3.信徒として、教会での役割が聞違いなく増えることを意識しなくてはならない。

4.司祭がいろいろなことをせねばならず、多忙すぎる。司祭が典礼に専念するために、信徒はその他の役割を負担しなければならない。

5.信徒の祭壇奉仕者を増やしてゆく必要がある。

6.複数の司祭になると、小教区運営の一貫性が保てなくなる恐れがある。

7.複数の小教区が一緒に活動するためには、信徒の意識改革が必要だ。たとえば「これは私の教会だ」などという考え方は改めねばならない。

[多摩地域協力体・東京教区に属する私として]

1.多くの信徒は、再編成の最大の要因を「司祭の減少」と理解しているが、再編成しても司祭の減少を解決することは出来ない。再編成のキーワード「協力」ということの意義や具体性がはっきりと信徒には伝わっていないように思える。

2.小教区に常駐の司祭がいないところも多い。そういう小教区にとっては小人数の司祭が複数の司牧を行うのは当然であり、改革などといったものではない。

3.主任司祭交代のとき、混乱を生ずることがあるが、協力教会との組み合わせになれば、混乱がもっと頻発する可能性があることを覚悟しなければならない。そのような場合、教会へ来る人が減るのではないかと危惧する。

4.再編成を実施した場合、小教区にはどのような痛みが考えられのか。これが見えないと意見を出すのが困難であり、信徒個人の、あるいは小教区のエゴが出る。

5.協力教会は交通の便から考えるべきである。協力教会間ではたとえば堅信式を合同で行う。

6.今のカトりックは自身の教会内部のことばかりやっている。もっと外に向けて宣教しなければ。信者が増えれば司祭も増える。司祭は宣教活動のあり方について信徒に伝えてほしい。関連だが、若者の教会離れの理由を考え直さなければならない。どうしたら若者が教会に来るようになるのか、再編成しても教会に来る信徒だって老齢化するのだから、根本を変えなければカトリック教会の前途は厳しい。

 

上記のように、信徒としてこれまで漠然として抱えていた危機感が現実のものとして示されたことに対する不安を訴える声が多い。それゆえ、具体的なビジョンを早く見せていただきたいという意見が多かったとの印象です。

しかし、小教区再編成に反対するのではなく、これには神のご意志、聖霊が働いているのだとの認識で一致しています。

   以 上

(文責:多摩教会教会委員会委員長 鈴木真一)

 

 

カトリック豊田教会 提案要旨

(グラフはPDFファイルを参照して下さい)

 

■1「新しい一歩」に関しての意識調査(1)

I 小教区制の限界について 

(ア)共同体は閉鎖的ではいけない

(イ)内輪優先してはいけない

(ウ)司祭の横の連携を制度化すべき

(エ)多摩ブロック時代は他の教会との関係が良かった小教区の特徴がなくなるのでは

 

II  司祭交代時の混乱について

 (ア)教区活動等に影響が有ってはいけない

(イ)一貫した宣教司牧にしたい

(ウ)自己表現の差違が起因

 

III 一人の司祭の限界について

(ア)一人の能力的にも難しいと思う

(イ)小教区の枠を越える事が必要

(ウ)信徒を含めた共同司牧の時期

(エ)センター的なものからの通勤は修道者、シスターとの交流が出来れば他の教会と横の繋がりが有れば

 

IV 司祭人事に対する司教の困難性について

(ア)小教区越えた人事も理解出来る

(イ)入数人材面での困難性は判る

(ウ)交代制にしては司祭との意見等の交換は必要

 

 

■「新しい一歩」に関しての意識調査(2)

 

V 司教:司祭 司祭:司祭間の協力について

(ア)司教は共同体の声に聴くべき

(イ)司祭同士で理解し合うべき

(ウ)困難はチームワークで補う

(エ)司祭と信徒の協力が大切

(オ)司祭団司教団の問題では

 

 

VI 司祭の高齢化、人数の減少について

(ア)高齢化、召命・派遣者の減少

(イ)小教区越えた仕事が増加

(ウ)司祭が全小教区に居住は困難

(エ)司祭がやめられる事も一因では少子化にも一因が

 

 

VII 財政と建築について

(ア)小教区に財政格差が有る

(イ)鳥鍬的財政建築計画が出来ない

(ウ)全体計画があって小教区計画に

(エ)ガラス張りにして明確に維持費の考え方が不徹底では

 

VIII 教区が対応すべき課題について

(ア)外国人信徒が増大

(イ)国際化から受け入れ時期

(ウ)小教区の枠を越える必用性が

(エ)社会のニーズに答えるべき小教区が先ずまとまるべき自ら行動する人になるべき外国語ミサや日本語教室を

 

 

カトリック豊田教会 資料

■豊田教会には、こんな「良さ」があります。

・小さな共同体ですので、みんなが分かち合える仲間です。

・とても教会に対して思い入れが強く有りますが、家庭的で暖がい雰囲気が有ります。

・例え幼児が泣いたとしても、受け入れて共にミサに授かる事が出来ます。

・信徒一人一人が自身の問題と置き換える事が出来ます。

・でも、神父様がいなくなったら施設の管理が心配になります。

 

■外への発信は、こんな形で行っています。

・幼児教室の「ラッコの会」に1回/週ほど信徒ホールを提供したり

・AA活動に3回/週信徒ホールを提供したり

・あかつきの村に学資資金を送金したり

・又、特別養護老人ホームに2回/月ボランティア活動で訪問したり

・バザーの収益金から二十数年に渡りブラジル献金を継続しています。皆さんもともにそうがも知れませんが私達も立正佼式会さんと共同で祈っています。

・「お泊まり会」だって教会学校主催で続けていますが、以前行った事も有りますが、他の教会の方々との共催を望む声もあります。

・もっと、教会施設のPR(看板掲示)をして布教宣伝活動に努めようと思います。

・それから、宣教会、修道院との関わりを求める声も有ります。

 

■教区の明るい未来は豊田教会が担います。

・豊田教会の信徒の皆さんは、新しく神父様をお迎えしてとても張り切っています。

・今、豊田教会の在る多摩平地区は団地の中高層化が進められていて、街の活性化ともに大幅な人口の増嵩が見込まれます。

・「聖ルドビコ茨木豊田教会」設立当時の信仰に対する熱い思いが思い起こされます。

・日野市としては、バランスの良い入口構成を考えているようですが、社会現象にもなっている老人人口の増嵩は、高い老人医療費、寝たきり老人数、単身高齢者家庭を生み出しています。又、外国人人口も1459人(12年)を数え、雇用が不安定な経済状況の中では、母父子家庭問題、幼稚園児の待機時増蕎、等容赦なく弱者に襲いかかっているように見えます。

・一方、地理的な面より見ますと、八王子、立川、高幡、多摩の各教会との豊田教会は中心的位置に在りますので、連携を持つことは出来るのではとの意見も有ります。

・又、近い小教区で纏められたらとの一部声も在りました。

 

■でも、心配もあります。沢山の問題が幾重にも複層しているようにも思えてなりせん。  もっと具体的な形で示して頂けたら信徒にも判りやすいのですが…

 

 

カトリック八王子教会 提案要旨

1)多摩地域協力体を1つの小教区とし運営する。(仮称:多摩教会)

2)多摩教会に存在する9教会は各支部(仮称)として存続する。

3)本部は立川におく。(交通の利便性優先)

4)運営は各支部の委員が定期的(毎月)に本部に集まり全体の活動を決めていく。

5)献金・維持費等の金銭面も本部に集約し、各支部に発生した必要な運用を行う。

6)司祭は教区より派遣された人数をもとに各支部に配置される。本部には必ず1名。

 (他は町田、八王子、多摩、青梅、高幡、あきる野、豊田、泉町の順)

7)各支部で行われている活動は原則継続し、各支部間での交流を広げ活性化させる。(SVP、聖体奉仕等々)

8)多摩地域に存在する宣教会・修道会等も多摩教会の協議会委員として参画する。

 

 

 

カトリック町田教会 提案要旨

◎町田小教区の当面する課題

町田小教区は東京教区の中でも孤立していると云われるが、地域的な問題(小用急沿線という意識や、現実の交通の問題など)もあり、他の小教区との交流も決して多くないし、活発ではない。

多摩地域よりは従来から交通便利な教会や横浜教区の方が信徒にはなじみがある。

新しい聖堂は立派にできたが、新しい聖堂の維持管理、管理費の増額、東京教区への借入金返済計画の推進、なによりも財政基盤の確立等、大変である。信徒の組織化もあまり進んでいない。大部分の信徒は東京教区にも多摩地域にも関心が薄く、個性の強い信徒が多くて、お互いに分かち合ったり交流したりしない。信徒の間で一致を見いだすことはかなり難しい。しかしこのような現実の困難も、今後は新聖堂建設を契機として克服されつつあると思う。信仰を成熟させ、近隣の人々に対してもだれでも暖かく迎えられるような教会でありたいとの希望をもっている。

 

◎集会への提言として

上記のいくつかの困難にもかかわらず、多摩地域共同体への提言について、小教区の信徒の中で集会を行い、話し合いをしたところ、かなり積極的な発言、提言があった。これらを要約すると次のとおりである。

1)町田の私たちは近隣の教会所在地や主任司祭のお名前も知らないので、多摩地域共同体の今までの歴史とか今後の目標を知りたい、あるいは考えてみたい。

2)各教会の中で現在活動している信徒のグループで、同じ課題と取り組んでいる他の教会のグループと交流を密にしたい。できればグループごとの集まりを共同で行い、適当な担当司祭がおられればお願いしたい。各教会での取り組みを合同で行うことにより活動内容について活性化できる。この地域での活動が適当かどうかは、実行を通じて自ずから分かってくるのではないか。

3)近隣教会、司祭団との交流、教区のトップと他の教区のトップとの交流があれば、近隣教会との協力体制がつくれると思う。司祭で情報交換をして話し合いをして、教会コミュニティーの活性化を図ることが必要ではないか。私たちは近隣教会として、多摩地域以外に、相模原・藤が丘・百合が丘等を考えに入れて協力体制の構築を考えていきたい。

4)地域交流は近いところが自然だが、各教会広報の交換や各教会で多摩地域のニュースのコラムなどをつくり、知ることが第一ではないか。共同のホームページ作成なども検討されてよいと思う。

5)青少年の宗教教育に重点を置いた研修プログラムを近隣地域で設定して、布教体制のための研修プログラムも地域で考えたらどうか。

そのほかに地域と関連して、次のような問題も話し合われた。

◎若者の教会離れの問題

青少年の宗教教育については教会、小教区同志の交流の問題とも関係して多くの意見が出されている。

青少年、土曜学校等が活発にならないのは大人達の無関心にも原因があるのではないか。青少年の宗教教育レベルアップのための研修プログラムの創設が望まれる。他の教会と連携して、青年を海外に派遣、勉強会の開催等の経済的援助もできるのではないか。この事に関しては土曜学校のリーダー等から活発な意見が述べられた。

◎その他

共同司牧についての問題点や懸念、外国人向けの教会、外国人に対する対応などについて、地域共同体としても考えるべきではないか、等の意見があった。

あらゆる分野でバリアフリーが推進される時代に、教会の地域共同体は「超教区の協力体制」を構築する必要がある。

以 上