東京大司教区

カトリック松原教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

名称

カトリック松原教会

教会堂名

聖母の汚れなきみ心

創立年月日

1965年2月28日

主任司祭

ウィフリデュス・ガッラ C.I.C.M(淳心会)

助任司祭

ガル・アルジャンタ・ ブブン C.I.C.M(淳心会)

信徒数

1,214人 (2019年12月31日現在)

主日のミサ

土曜日 19:00
日曜日 8:30 / 11:00

週日のミサ

火、水、木、土曜日 7:00
金曜日 10:00
※月曜日、祝祭日は7:00のミサはありません。

宣教協力体

世田谷北

教会学校

【幼児・小学生・中学生・高校生】
毎週日曜日 10:30-12:00  (ミサを含む)

信仰養成

キリスト教入門講座

土曜日 10:00-12:00 (自分、キリスト、教会に出会う講座)

「聖書と典礼」

水、木曜日 10:30-12:00
金曜日 19:00-21:00

「旧約聖書を学ぶ」

火曜日 10:00-12:00

福祉活動

「松原ボランティアビューロー」

火曜日 10:00-15:00
衣衣料奉仕(乳児院)、視覚障害者への朗読奉仕、ミサ介助、施設の子どもたちや山谷に中古衣料の送付や、賛助会費を各施設に寄付をしています。

高齢者の集い「さら・ぴ~の」

第2,4水曜日 13:30-16:00
地域の方々と一緒に、軽い体操、懐かしい唱歌や聖歌の合唱、パズル、折り紙、カード作りなどを楽しんでいます。

諸活動

下記ホームページを参照ください。

住所

〒156-0043 東京都世田谷区松原2-28-5 [Google地図]

電話

03-3321-0941

Fax

03-3321-0009

ホームページ

http://matsubara-cath.chu.jp/

E-mail

matsubara-church@gray.plala.or.jp

身障者設備

スロープ(または、バリア・フリー)、トイレ

交通案内

京王線・京王井の頭線「明大前駅」より、徒歩4分。 ※駐車場(16台)
 

歴史

松原教会の所在する世田谷区の一角に、キリストの教えの種が蒔かれたのは、1953(昭和28)年10月。当時の淳心会管区長が、会員の上京の折の宿泊兼宣教所として開設。当時の建物は、数寄屋造りの瀟洒(しょうしゃ)な日本家屋でした。
1954(昭和29)年ごろ、門に「カトリック淳心会」の表札が掲げられ、不定期にミサがささげられるという巡回教会(世田谷教会の分教会)の形がとられていました。
1955(昭和30)年8月、常駐の司祭の任命が決まり、9月に着任、教会付近に住む信徒の司牧と宣教が始まりました。松原カトリック教会はローマのプロパガンダ・フィデによって「修道会の小教区」として設立されて東京大司教区によってその通り承認されました。
1965(昭和40)年2月、小教区の設備や司祭の事務所と住居を含む新築が完成し、同時に聖堂は淳心会を意味する「マリアの汚れなきみ心」に献堂されました。初ミサのわずか7人のから現在1200信徒を越える教会共同体となりました。
 

現状

カトリック松原教会は、京王線と井の頭線の交わる明大前駅から徒歩4分の、 交通の便のよいところにあります。 ちなみに、世田谷、初台、赤堤教会と一緒に作る宣教協力体は、戦後4つの教会が世田谷教会から分かれたことを思い起こして、「世田谷ファミリー宣教協力体」の愛称があります。
「聖書と典礼」の発行所としておなじみの「オリエンス宗教研究所」 (所長はマタタ神父) は同じ敷地内にあります。
主任司祭と助任司祭は教会内に住み、協力しています。小教区内のいろいろな集まりの多くは、日曜の2回のミサの間に行われています。
聖堂は扇形で、その要の部分が祭壇となっており、司祭から全ての信徒の顔が見えるようになっています。 「自分に出会う」・「キリストに出会う」・「教会に出会う」の3時期からなる入門講座は毎年盛況で、復活祭には受洗者がいます。
音楽の伝統がある教会で、年1回行われるチャリティーコンサートは、音楽的質の高さが好評です。収益はフィリピン・ミンダナオ島での聖マリア修道女会活動の援助金となっています。
クリスマスと復活祭には聖歌隊が活躍します。 また年に数回、土曜日の夜などに、 壮年会有志のグレゴリオ聖歌によるミサがあります。
教会の子どもたちのための日曜学校は、 若いリーダーたちの熱意と聖マリア修道女会のシスター方の熱心な協力により運営されています。 毎年クリスマスには、練習を重ねたすばらしいオラトリオを上演しています。秋に行われるバザーの収益の大半は、国内外の援助に使われています。他にも、援助を必要としている人の支援グループがいくつかあります。その中のボランティアビューローは、信徒だけでなく、地域の方々と協力し、1974年以来、熱心な活動を続けています。

淳心会(スクート会)とは

松原教会の母体である「淳心会」は、1862年に中国の人々への宣教をめざす熱心なベルギ-人司祭テオフィル・ヴェルビスト神父によって、首都ブリュッセル郊外のスクート地域(中世期の聖母の巡礼チャペルがあり)で創立されました。その地名にちなんで「スクート会」とも言われています。
ヴェルビスト神父は、当時悲惨な状況にあった中国大陸の子どもたち、特に女の子の孤児に、福音」によって「神の救いの手」がさしのべられることを願って会を設立したが、内モンゴルの旅行途中で1868年に腸チフスのためになくなりました。
淳心会の会員は、「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16.15)というキリストの呼びかけにいつも耳を傾け、福音を告げ知らせるために、必要とされている所にはどこへでも、全世界に使わされています。
「淳心会」とは、ラテン語の Congregatio Immaculati Cordis Mariae = C.I.C.M..(マリアの汚れなきみ心会)の略であり、「心も思いもひとつにして」(Cor unum et anima una)は、創立以来のモットーとなっています。
日本においては1948年から活動を始め、ベルギー人とオランダ人のべテラン宣教師がいれば、コンゴ共和国、フィリピンとインドネシア出身の「若い」同僚が大阪と東京の大司教区と広島と仙台教区におります。