東京大司教区

カトリック下井草教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

 

教会堂名

キリスト信者の扶助者聖マリア

住所・連絡先

〒167-0021 東京都杉並区井草2-31-25 [Google地図]
電話:03-3396-0305 Fax:03-3396-9039
ホームページ:http://www.catholic-shimoigusa.org/

西武新宿線下井草駅もしくは井荻駅より徒歩13分。
以下の各駅からバス、いずれも「八成橋(はちなりばし)停留所」下車 徒歩5分

荻窪駅 北口より
【JR中央線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅】
西武バス、関東バス 荻11系統 “井荻駅 経由 石神井公園駅南口行き”
西武バス 荻12系統 “井荻駅行き” “南田中車庫行き”
西武バス 荻17系統 “井荻駅 経由 練馬高野台(ねりまたかのだい)駅行き”

阿佐ヶ谷駅より
【JR中央線「阿佐ヶ谷駅」より】
関東バス 阿50系統 “石神井公園 駅行き”

井荻駅より 
【西武新宿線「井荻駅」北口より】
西武バス、関東バス 荻11系統 “石神井公園駅南口行き”
西武バス 荻12系統 “南田中車庫行き”
西武バス 荻17系統 “練馬高野台(ねりまたかのだい)駅行き”

石神井公園駅 南口より 
【西武池袋線「石神井公園駅」南口より】
西武バス、関東バス 荻11系統 “井荻駅 経由 荻窪駅行き”
西武バス 石21系統 “南田中車庫行き”
関東バス 阿50系統 “阿佐ヶ谷駅行き”

練馬高野台駅より 
【西武池袋線「練馬高野台駅」より】
西武バス 荻17系統 “荻窪駅行き”

練馬駅より 
【西武池袋線「練馬駅」より】
西武バス 練41、46系統 “南田中車庫行き”

成増駅 南口より 
【東武東上線「成増駅」南口より】
西武バス 練高02系統 “南田中車庫行き”

主日のミサ

土曜日 18:00    
日曜日 7:00 9:30 18:00

平日のミサ

月曜~土曜日  6:30  
初金ミサ:第1金曜日 6:30 10:00

創立年月日

1949年

主任司祭

ヨハネ・ボスコ 並木 豊勝 S.D.B. ( なみき とよかつ:サレジオ修道会)

助任司祭

タデウス・ソボン S.D.B. (サレジオ修道会)

協力司祭

アロイジオ 坂梨 四郎 S.D.B. (さかなし しろう:サレジオ修道会)

信徒数

2,298人(2019年12月31日現在)

宣教協力体

豊多摩南

教会学校

日曜学校

その他の活動

ボーイスカウト

講座

あり(直接お問い合わせ下さい):要理/聖書

福祉活動

病者訪問、聖体奉仕

身障者設備

スロープ(または、バリア・フリー)、トイレ

歴史

1948年、時の東京教区長・土井大司教は下井草の地に教会建設を依頼され、サレジオ会に対し3000ドルを寄贈された。サレジオ会はマンテガッツア神父を主任司祭に任命し、新聖堂の建設に着手することとなる。戦後、育英学院付属の小さな聖堂を使用していた経緯もあって、1949年4月17日の復活祭には、東京教区第18番目の教会として認可された。下井草教会は、この日をもって教会創立の日としている。

マンテガッツア師が夢に抱いていた願いどおり、新聖堂は「扶助者聖母マリア」に捧げられ、師は募金のため一路母国イタリアへと向かった。その建設資金の大部分は師の働きとサレジオ会によるもので、7年余の歳月をかけて1956年10月21日、再び土井大司教をお迎えしての新聖堂祝別式となって花開いた。

主日ごとに高い鐘楼から鳴り響く3個の鐘と、パイプオルガン、聖堂前の無原罪の聖母像、大理石の正面祭壇等はマンテガッツア師の出身地カルダノ教会からの寄贈によるもので、1969年にはカルダノ教会との間に姉妹教会としての締結がなされている。 マンテガッツア師の宣教者としての功績は偉大で、主任司祭としての任期も通算34年に及び、創立当初72名だった信者は今や2300人余を数えるに至った。最近の主日のミサの参加者は平均600人である。慈父として慕われてきたマンテガッツア師は、第一線を退かれ1997年5月に帰天されたが、歴代の主任司祭ロカーティ師、シモンチェリー師、尻枝毅師、コンプリ師、マッサ師, そして西本師へと引き継がれ、ドンボスコの教えは今も大切にされている。

1971年には共助組合が設立され、日本共助組合連合会に加盟。非営利の生活支援型小口金融機関として需要に応え、カトリック司教協議会の公認活動団体として認められている。2006年には設立35周年を記念する「共助の集い」が開かれた。 1997年12月には、府中墓地に長年待望の納骨堂が完成し、1978年にはシモンチェリー師のもとで、ボーイスカウト東京杉並第11団が誕生した。 1988年、聖ヨハネ・ボスコ帰天100周年に当たって、故教皇ヨハネ・パウロ2世はドンボスコゆかりの地トリノ大聖堂に巡礼されたが、下井草教会はこの「恵みの年」に全免償をいただく指定巡礼教会として、世界8教会の中の1つに選ばれた。 1999年5月30日には下井草教会創立50周年の記念ミサ・祝賀会が、白柳枢機卿臨席のもと執り行われた。  

現状

2000年の大聖年を期に教会は、「信徒使徒職に関する教令」に従って、12の活動部門を設け、大勢の信者が参加できるよう、その門戸を開いた。 広報部はHPを立ち上げ、宣教を視野に入れた活動を展開しつつあるが、旅する教会下井草は、2006年献堂50周年の年を迎え、新聖堂建立からの50年を振り返り、次の50年への「次世代につなぐ架け橋」の年として、新しい一歩を踏み出した。 若いお母さんたちも多く、赤ちゃんや幼子の声が聞こえる教会である。(奥山和宏)