東京大司教区

カトリック立川教会

※新型コロナウイルス感染症防止のため、ミサや各種行事の時間が変更になっている場合があります。教会にお越しの際は、必ず事前にお問い合わせくださるようお願いいたします。

名称

カトリック立川教会

教会堂名

聖ピオ十世

献堂年月日

1954年6月6日

主任司祭

アブラハム 荒川 博行(あらかわ ひろゆき)

信徒数

1,484人(2019年12月31日現在)

主日のミサ

土曜日 17:00
日曜日 8:00 / 10:30
第1日曜日 15:00(英語)
第2日曜日 13:00(スペイン語)

週日のミサ

金曜日 10:30

宣教協力体

多摩北

教会学校

日曜日 9:00-9:50 (対象:幼児、小学生)

講座

入門講座

木曜日 19:00 (対象:未信者・求道者・信者)

聖書講座(主日の朗読個所)

第2,4金曜日 10:40(対象:信者)

住所

〒190-0022 東京都立川市錦町2-8-10 [Google地図]

電話

042-522-4265

Fax

042-522-1475

ホームページ

http://www.catholic-tachikawa.jp

障害者設備

スロープ、トイレ、補聴器貸出サービス、聖堂内右手最前列に車椅子用スペースあり

交通案内

最寄り駅

JR立川駅南口、多摩都市モノレール立川南駅より徒歩約10分。
※駐車場あり(約30台)

沿革

立川市は東京都の西に広がる多摩地区の中間に位置しています。JR中央線快速電車で新宿駅から40分、JR青梅線、五日市線、南武線の始発駅でもある立川駅の南口から、または多摩地区を南北に結ぶ多摩都市モノレールの立川南駅から立川南大通りを国立方面へ徒歩で10分程の住宅街の一角に立川教会はあります。敷地右側には2階建ての司祭館・信徒会館、左側には駐車場、いちばん奥手に扇形の聖堂が建っています。

歴史

1947年(昭和22年)1月、国立市に住む信徒の自宅の一室を借り、「八王子カトリック教会国立分教会」の看板を掲げ、毎月第1日曜日にミサが捧げられました。このミサに集まった信徒はわずか13世帯、20数名でした。1952年、当時の八王子教会の西田 佐市主任司祭と先達たちの並々ならぬ努力と熱意が実を結び、現在の地に米軍横田基地から譲り受けたカマボコ兵舎を聖堂とし、八王子教会から独立、小教区「立川教会」としての歴史が始まりました。そして2年後の1954年6月、建堂1週間前に列聖された『聖体の教皇』と呼ばれる聖ピオ10世を守護の聖人とし、待望の聖堂が建てられました。聖堂建設にあたってはドイツ・ケルン教区から寄付を頂戴し、米軍横田基地の信徒からは聖堂内の長椅子が送られました。1955年にはセントメリー保育園の運営を開始、保育事業を通して地域社会に奉仕する「開かれた教会」として歩み出しました。
西多摩の玄関口としての立川、その立地条件を活かし、多摩ブロック時代にはその事務局教会として、また青少年の活動拠点のひとつとして多くの青少年の育成に関わってきました。
1992年4月に現聖堂に建て替えられました。建て替えに伴い併設の保育園は閉園となりました。

以後、保育園の建物は司祭館・信徒会館として利用されてきましたが、老朽化は否めず、 2008年に建設実行委員会を立ち上げ、建設献金を募り始めました。
2013年11月10日に、主任司祭チェレスティーノ・カヴァニャ神父をはじめ歴代の 主任司祭と信徒の祈りと尽力により、念願の司祭館・信徒会館が落成しました。 建設実行委員会は「新聖堂建設推進委員会(仮)」に引き継がれ、引き続き建設献金を募り、 新聖堂建設に向けて、信徒の協力を仰いでいます。

立川教会の基礎を固められた初代主任司祭の塚本金明神父はじめ歴代の主任司祭・助任司祭のご尽力、そして神様のお恵みによって数多くの聖職者が輩出されています。

現状

立川教会の運営にあたっては総務部、財務部、典礼部、広報部、行事部、養成部、渉外部といった部制が設けられています。またその他にいくつかの奉仕グループがあり、それぞれが協力し合って活動しています。
主日の10時ミサは手話奉仕グループによる手話通訳が行われています。侍者や献金係など教会学校の子供達が積極的に携わり、また月1回は「子供ミサ」と称して教会学校の子供達による聖書朗読・共同祈願が行われています。ミサ後は信徒会館で奉仕グループによる軽食サービスがあり、信徒の交流・憩いの場となっています。

また聖歌の練習も盛んで、毎月第1日曜日のミサ後に聖堂で15分程練習しています。2004年の建堂50周年記念ミサをきっかけに聖歌隊が再結成されました。春には復活祭、秋には教会バザー、そしてクリスマスには福祉施設への慰問などチャリティー活動を行っています。

2009年には高齢者や障がいを持つ信徒をサポートするグループ「輪の会」が発足し、敬老会や主任司祭との昼食会やその食事を届けるサービスなど、様々な要望に応えるべく活動しています。

2011年には東日本大震災「被災者と共に歩む会」が発足し、被災地でのボランティア活動、援助物資の調達、障がい者NPO団体のサポートなどを行っています。毎月第2週の主日ミサでは「被災者のための祈り」を捧げています。