東京教区アレルヤ会大司教霊名お祝い会(説教・挨拶の要点)

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    2011年6月29日 ケルンホールにて

     

    1.きょうはわたくしの使徒ペトロと使徒パウロの祭日です。

    わたしたちの教会はイエス・キリストによって選ばれた使徒たちに由来する使徒継承の教会であります。使徒たちのなかで使徒ペトロと使徒パウロは際立って重要な役割を果たしました。ペトロは十二使徒の頭であり、ローマで殉教した、最初のローマの司教であります。

    使徒パウロは激しくキリスト教徒を迫害した人でしたが、復活したキリストに出会って回心し、異邦人の使徒となり、ローマ郊外で殉教し、キリストの使徒としての生涯を全うしました。

     

    2.今日の第二朗読でパウロは「わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜いた」といっています。パウロの生涯は激しい戦いの生涯でした。

     

    3.今日はまた教皇ベネディクト16世の司祭叙階60周年の記念日でもあります。教皇様の模範に倣い、わたしたち司祭が自分の受けた聖なる務めを忠実に果たすことができますよう、皆さん、聖霊の助けと導きを願ってお祈りください。またこの機会に、多くの人が司祭への召命に応えてくださるように、祈りましょう。

     

    4.一昨日カテドラルで行われた『聖職者の集い』でわたしたちは司祭叙階25周年、50周年、60周年を迎えられた神父様方のお祝いを致しました。きょうここにお越しくださり一緒にごミサをささげてくださっている青山謙徳(かねのり)神父様は、教皇様と同じように、ことし司祭叙階60周年を迎えられました。60年にわたって司祭の務めをおささげになられた神父様にこころから敬意を表明し、お祝いいたしましょう。後ほど神父様からお話を伺いたいと思います。

     

    5.まもなく7月1日、イエスの聖心の祭日を迎えます。ご聖体の主イエスのもとに赴き、苦しむ悩む人々とともに信仰の戦いを戦い抜き、自分の人生を、香りたかいささげものとしてささげることができますよう、祈りましょう。

     

    6.1891年6月15日に日本で始めての首都大司教区が誕生し、最初の東京大司教としてピエール・オズーフ大司教様が任命されました。ことしは東京大司教区誕生120周年の年です。これからの東京教区で福音宣教の務めを果たす司教、司祭のために祈ってください。

     

    7. 東京教区アレルヤ会の皆さん、本日はわたくしのためにペトロの霊名のお祝いの集いを開いていただき、まことにありがとうございました。わたくしが主イエスから与えられた司教の務めという軛を喜んで負い、イエスの荷を喜んで担うことができるようお祈りください。